JPH056299Y2 - - Google Patents

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JPH056299Y2
JPH056299Y2 JP9849089U JP9849089U JPH056299Y2 JP H056299 Y2 JPH056299 Y2 JP H056299Y2 JP 9849089 U JP9849089 U JP 9849089U JP 9849089 U JP9849089 U JP 9849089U JP H056299 Y2 JPH056299 Y2 JP H056299Y2
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film
sensor
film sheet
air
sheet
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、金属等のフイルムを所定の形状に打
ち抜くためのフイルム打抜装置に関し、より詳細
には、該フイルム打抜装置に供給されたフイルム
シートが所定の位置に整合しているか否かを検知
するフイルムの位置合わせセンサに関する。
[従来の技術] この様なフイルム打抜装置が第4図に示されて
いる。全体を符号1で示すフイルム打抜装置は、
アルミニウムのフイルム(アルミ箔)を所定形状
のマークに打ち抜くためのもので、該フイルム打
抜装置1はフイルムを巻き付けて保存しておくた
めのフイルムロール2を有している。
フイルムロール2から供給されるフイルムシー
ト3は、円筒ロール4、ダンサーロール5によつ
てその進行方向を180度変換されつつフイルム供
給口6に至り、円筒ロール7によりその進行方向
を90度変換されてフイルムの位置合わせセンサ8
に達する。この位置合わせセンサ8により、フイ
ルムシート3は打ち抜き型との相対位置が適性で
あるか否かをチエツクされ、その後、打ち抜き型
により所定形状のマークに打ち抜かれる。そし
て、マークが打ち抜かれたフイルムシート3a
は、リール9に巻き取られる。
前記位置合わせセンサ8によるフイルムシート
3と打ち抜き型との相対位置が適性であるか否か
のチエツクは、第5図で詳細に示されているよう
に、フイルムシート3に感知用マークM……を付
し、その感知用マークMを位置合わせセンサ8で
検出することによつて行われる。この位置合わせ
センサ8は反射式1体型センサ13を有してお
り、該反射式1体型センサ13の下方にはセンサ
プレート14が設けられ、該センサプレート14
には開口15が形成されている。そして、反射式
1体型センサ13は開口15内に光線を照射し
て、その反射光により、感知用マークMが存在す
るか否かを検知するのである。
ここで、フイルムシート3の表面が波打つてし
まうと、反射光が反射式1体型センサ13まで到
達せず、該センサが誤動作や誤感知を起こしてし
まう。そのため、従来のフイルム打抜装置はセン
サプレート14により、フイルムシートが波打た
ないように押えている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、フイルムシート3は軟弱である場合が
多く、センサプレート14により強く押圧し過ぎ
るとその表面が傷付いてしまう恐れがあり、もし
も傷付いてしまうとその傷によりセンサが誤動作
をする可能性がある。また、フイルムシート3を
強く押圧すると、センサプレート14の表面との
間で摩擦が生じ、送り速度が変化して各種タイミ
ング取り或いは同期が正確に行われなくなつてし
まい、非常に不都合である。従つて、センサプレ
ート14による押圧は、フイルムシートを傷付け
ること無く且つ両者の間に摩擦が生じないような
ものでなければならない。しかしながら、その程
度に押圧するのみでは、フイルムシートの波打ち
を防止するのには不十分である。そのため、従来
の位置合わせセンサ8ではフイルムシートがある
程度波打つことを容認せざるを得ず、反射式1体
型センサ13の感度を相当低くし、フイルムシー
トの押圧による誤動作や誤感知が起こらないよう
に精度を犠牲にしなければならない、という問題
点があつた。
本考案はこの様な従来技術の問題点に鑑みて提
案されたもので、精度が十分に高く、しかも、フ
イルムシートの波打ちに基づいて生ずるセンサの
誤動作や誤感知を防止できるフイルムの位置合わ
せセンサの提供を目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、フイルム打抜装置に供給され
たフイルムシートが所定の位置に整合しているか
否かを検知するフイルムの位置合わせセンサにお
いて、該センサの検知箇所の上方にはエア噴出手
段が設けられ、エア噴出手段の下方でフイルムシ
ートが通過する検知箇所に平坦台を設け、該フイ
ルムシートに対してエア噴出手段からエアが吹き
付けられるようになつている。
本考案を実施するに際して、従来の反射式1体
型センサに代えてグラスフアイバによる反射式の
ものを使用し、且つビームスイツチを操作側に取
り付け、感度調整を容易に行い得るようにするの
が好ましい。
[作用] したがつて、エア噴出手段から噴出されるエア
は平坦部上に位置するフイルム上に吹付けられる
ので、検知箇所でフイルムは平坦になり、波打つ
ことがない。前述の如く、フイルムは公知の態様
でダンサーロールによつて張力を与えられてお
り、通過するフイルムが平坦部によつて波打たな
いので、フイルムシートからの反射光は乱反射せ
ず、センサは正確に反射光を受光することができ
る。
そして、フイルムシートを平坦にせしめるエア
は、従来のセンサプレートの様にフイルムシート
の表面を傷付けることがなく、その傷によりセン
サが誤動作することもない。そして、フイルムシ
ートとの間に摩擦を生じることもないので、フイ
ルムシートの送り速度が狂つてしまうことが無
く、各種のタイミング取り、或いは同期に悪影響
を与えることもない。
この結果、本考案によれば、センサの感度(精
度)を高くしても、誤動作や誤感知が生ずること
が防止される。
[実施例] 以下、主として第1図および第2図を参照しつ
つ、本考案の実施例を説明する。なお、第4図及
び第5図と同一の部材には同一の符号を付して説
明する。
第1図において、全体を符号48で示すフイル
ムの位置合わせセンサは、第4図の符号8で示す
センサに代えて設けられたものである。この位置
合わせセンサ48は、グラスフアイバによる反射
式センサ58と、エア噴出手段すなわちノズル6
0とを備えており、反射式センサ58はライン6
2を介して図示しない制御ユニツトに接続され、
一方、ノズル60はライン64を介して図示しな
い圧縮空気源に接続されている。そして図示の如
くこのノズル60からの噴射エアAが噴射させる
下方位置は平坦部16aが形成されている。
第2図は、送り台16の下方に設置されている
アンプ66を示している。このアンプ66はグラ
スフアイバによる反射式センサ58に接続されて
いるもので、該反射式センサ58からの検出信号
を増幅するために設置されている。
フイルム打抜装置の作動に際して、フイルムシ
ート3は、スタンプ52の打抜作動に対応して断
続的に送り台16(第2図、第5図)上を移動す
る。第1図において、このフイルムシート3に対
して、ノズル60からエアの噴流AFが吹き付け
られる。そして、グラスフアイバによる反射式セ
ンサ58により、フイルムシート3に付された感
知用マークM……が感知され、その下流側にある
図示しない打ち抜き手段(スタンプ手段)とフイ
ルムシートとの相対位置が適正なものであるか否
かが判定される。
ここで、ノズル60からのエア噴流AFにより、
フイルムシート3は波打つ事なく、平坦な状態に
保たれている。そのため、感知用マークM……か
らの反射光が乱反射することはなく、グラスフア
イバによる反射式センサ58の精度を高くして
も、該反射光は該センサによつて受光されるので
ある。
また、フイルムシート3を送り台に押圧するの
は、固体で出来たプレートのような部材ではな
く、気体であるエア噴流AFなので、フイルムシ
ート3の表面に傷が付くことはない。そして、該
噴流AFとフイルムシート3表面との摩擦により、
該シート3の送り速度が変化することもない。そ
の結果、センサの誤動作が生ずることもない。
本考案に掛かるフイルムの位置合わせセンサを
備えたフイルム打抜装置を第3図に示す。
第3図において、フイルム打抜装置1は蛇行改
善装置20を備え、該蛇行改善装置は第1の円筒
ローラ22、第2の円筒ローラ24、第3の円筒
ローラ26を有しており、第2の円筒ローラ24
は一対(2個)の合わせローラから成り、該合わ
せローラの一方は伝達部材33を介して駆動モー
タMに連結されている。そして、該駆動モータM
は、図示しない手段によつて、第3の円筒ローラ
26或いはスウイングアーム34の位置に応答し
て、作動或いは停止するようになつている。
第3の円筒ローラ26は、その一端がスウイン
グアーム34によつて回転自在に支持され、スウ
イングアーム34の他端は支持脚28へ軸支さ
れ、矢印Sで示すように揺動可能となつている。
また、スウイングアーム34には錘が取り付けら
れており、該錘はフイルム3に均一の張力を与え
ている。
この蛇行改善装置20によれば、スウイングア
ーム34が揺動して、フイルム3に均一の張力が
作用することにより、フイルムの蛇行が防止され
る。また、第3の円筒ローラ26が上下方向へ移
動し、常に水平になつた状態に保たれるので、フ
イルムの蛇行防止の効果が改善されている。
また、明確には図示されていないが、図示の実
施例では、フイルム即ちアルミ箔を保持するため
のアルミ箔押えの固定ピンにウレタンゴムクツシ
ヨンを取り付け、或いはアルミ箔押えの裏面にウ
レタンゴムを張付け加工して、騒音を防止する様
になつている。同様に騒音防止のため、キヤツプ
押しだし棒のクツシヨン材は、従来のテフロンか
にウレタンゴムに変更されている。
さらに、マーク修正用エアシリンダ54のスラ
イダとエアシリンダとをジヨイントによつて接続
し、該マーク修正用エアシリンダの作動頻度が多
くても接続部が破損しないようにしてある。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、エア噴
流によりフイルムシートが波打つのを防止してい
るので、フイルムシートからの反射光が乱反射す
ることはなく、センサが反射光を正確に受光し
て、適当な位置にあるか否かを高い精度にて判断
することができる。また、従来のセンサプレート
に代えてエア噴流によりフイルムシートを押圧し
ているので、フイルムシート表面が傷付いたり、
その送り速度が変動することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフイルムの位置合わせセンサ
の1実施例を示す斜視図、第2図は該フイルムの
位置合わせセンサに用いられるビームスイツチを
示す斜視図、第3図は本考案を適用したフイルム
打抜装置の側面図、第4図は従来のフイルム打抜
装置の側面図、第5図は従来のフイルム打抜装置
に用いられたセンサを示す斜視図である。 1……フイルム打抜装置、2……フイルムロー
ル、3,3a……フイルムシート、8,48……
フイルムの位置合わせセンサ、16……送り台、
58……グラスフアイバによる反射式センサ、6
0……ノズル(エア噴出手段)、66……ビーム
スイツチ、AF……エア噴流。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルム打抜装置に供給されたフイルムシート
    が所定の位置に整合しているか否かを検知するフ
    イルムの位置合わせセンサにおいて、該センサの
    検知箇所の上方にはエア噴出手段が設けられ、エ
    ア噴出手段の下方でフイルムシートが通過する検
    知箇所に平坦台を設け、該フイルムシートに対し
    てエア噴出手段からエアが吹き付けられることを
    特徴とするフイルムの位置合わせセンサ。
JP9849089U 1989-08-25 1989-08-25 Expired - Lifetime JPH056299Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9849089U JPH056299Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25

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JP9849089U JPH056299Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25

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JPH0338847U JPH0338847U (ja) 1991-04-15
JPH056299Y2 true JPH056299Y2 (ja) 1993-02-18

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