JP2006327628A - ラベル貼付装置 - Google Patents

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武 小笠原
Masanari Kondo
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【課題】簡単な構造によって、ラベル等をしわができないように円筒状物の円周面に貼り付けることができ、円筒状物の表面に傷を付けることがないラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】円筒状物Cの円周面にラベルRを貼り付ける装置であって、円筒状物Cを転動させる転動面RSを備えたベース2と、ベース2の転動面RS上を移動する円筒状物Cが通過する移動経路に設けられたラベル貼付位置IIに、ラベルRを配置するラベル配置手段とからなり、ラベル配置手段が、ラベルRがラベル載置部材と、ラベル載置部材を移動させて、ラベルRをラベル供給位置Iからラベル貼付位置IIに移動させるラベル移動機構とを備えている。円筒状物Cが転がりながらベース2の転動面RS上のラベル貼付位置IIを通過すれば、ラベルRを円筒状物Cの円周面に貼り付けることができ、円筒状物Cに貼り付けられたラベルRにしわができることを防ぐことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラベル貼付装置に関する。紙やフィルム等のウエブを巻いて形成されたロール等のような円筒状の部材に対して、その円周面にラベル等のシート状部材を貼り付ける場合、その円周方向の端部の貼り付けが十分でなかったり、うまく貼り付けられずにしわができたりする場合がある。
本発明は、円筒状の部材の円周面にシート状部材をきれいに貼り付けるために使用されるラベル貼付装置に関する。
従来のラベル貼付装置として、特許文献1,2に記載された技術がある。
特許文献1には、台紙に貼り付けられているラベルをローラで押さえ付けながら円筒容器の円周面に貼り換えていく装置において、ラベル全体を円筒容器にきれいに貼り付ける技術が開示されている。この特許文献1には、ラベル全体を円筒容器にきれいに貼り付ける技術として、エアーチャックで支持された円筒容器を回転させながら円筒容器の円周面にラベルを貼り付ける技術(従来例1)と、ローラで押さえ付けられたラベルにさらにスポンジを押し付ける技術(従来例2)が記載されている。
また、特許文献2には、両面に粘着性を有するラベルが貼り付けられたラベル貼付ヘッドを円筒容器の円周面に押し付けてラベルを円筒容器に貼り付ける装置において、ラベル全体を円筒容器にきれいに貼り付ける技術が開示されている。この特許文献2では、ラベル全体を円筒容器にきれいに貼り付ける技術として、ラベル貼付ヘッドの側方に、ラベル貼付ヘッドを円筒容器の円周面に押し付けると円筒容器の円周面に沿って移動する貼付部材を設け、この貼付部材によってラベルを円筒容器の円周面に沿って押し付ける技術(従来例3)が開示されている。
しかるに、従来例2の技術では、以下のごとき問題がある。スポンジをラベルに押し付ければスポンジが円筒状物の形状に変形するので、スポンジがラベルをその側端までしっかりと押さえつけ、ラベルをしっかりと円筒状物に貼り付けることができる。しかし、ラベルの側端部はスポンジを押し付けるまでは円筒状物に貼り付いておらず、また、ローラによる押さえ付けが終了してからスポンジをラベルに押し付けるまでの間、ラベルの側端部は全く支持されていない状態となるから、スポンジを押し付ける前にラベルの側端部が撓んだり折れ曲がったりする可能性がある。かかる撓みなどが発生したままスポンジによってラベルを円筒状物に押し付けると、円筒状物に貼り付けられたラベルの側端部にしわができてしまう可能性があった。
とくに、ラベルが大型化すると側端部の撓みが生じやすくなるため、A4サイズ以上のラベルを貼り付ける場合に、ラベル側端部にしわが形成されないように貼り付けることは困難である。
また、大型のラベルでなくても、径が小さいロールにラベルを貼り付ける場合には、ラベル中央部に接する部分とラベル側端部に接する部分との間でスポンジの変形量に大きな差ができてしまい、側端部を十分に押し付けることができなくなる可能性がある。
同様に、従来例3の技術も、ラベル側端部はラベル貼付ヘッドに固定されていないので、貼付部材がラベルを円筒容器の円周面に押し付ける前にラベルの側端部が撓んだりする可能性があり、ラベルの側端部が撓んだりしたまま貼付部材がラベルを円筒容器の円周面に押し付けると、円筒容器に貼り付けられたラベルの側端部にしわができてしまう可能性がある。
一方、従来例1の技術では、円筒状物を回転させながらラベルを貼り付けていくので、ラベルは、円筒状物・台紙のいずれかに固定されておりラベルの側端部が撓んだりせず、従来例2,3のようにしわができることはない。しかし、円筒状物をエアーチャックではさんで自転させなければならないので、構造が複雑になるし、台紙に貼り付けられたラベルにしか採用することができない。しかも、円筒状物をエアーチャックで挟んで支持するため、円筒状物が大型化すると装置が大型化してしまうという問題も生じる。そして、円筒状物をエアーチャック等で挟んで固定するから、円筒状物においてエアーチャック等で挟まれた部分の表面には傷が形成されるおそれがあり、とくに、紙等を巻いたロール等のように表面性状が品質に重要である円筒状物には採用できない。
特開平10−258816号 特開2000−326942号
本発明は上記事情に鑑み、簡単な構造によって、ラベル等をしわができないように円筒状物の円周面に貼り付けることができ、円筒状物の表面に傷を付けることがないラベル貼付装置を提供することを目的とする。
第1発明のラベル貼付装置は、円筒状物の円周面にラベルを貼り付ける装置であって、円筒状物を転動させる転動面を備えたベースと、該ベースの転動面上を移動する円筒状物が通過する移動経路に設けられたラベル貼付位置に、ラベルを配置するラベル配置手段とからなり、該ラベル配置手段が、ラベルが、粘着性物質を有する面を上方に向けた状態で載せられるラベル載置部材と、該ラベル載置部材を移動させて、ラベルを、該ラベル載置部材にラベルを載せるラベル供給位置から前記ラベル貼付位置に移動させるラベル移動機構とを備えていることを特徴とする。
第2発明のラベル貼付装置は、第1発明において、前記ラベル配置手段が、ベルトコンベア装置であり、前記ラベル載置部材が、コンベアベルトであり、該コンベアベルトが、円筒状物が通過する移動経路と交差し、かつ、その上面を円筒状物が転動しながら通過するように配設されていることを特徴とする。
第3発明のラベル貼付装置は、第1発明において、前記コンベアベルトがメッシュベルトであり、前記ラベル供給位置と前記ラベル貼付位置との間であって、前記コンベアベルトにおけるラベルが載せられた状態で走行する部分の下方に、ラベルを前記コンベアベルトに向かって吸引するバキューム部が設けられていることを特徴とする。
第4発明のラベル貼付装置は、第1発明において、前記ラベル貼付位置の上流側に、円筒状物の通過を検出する通過検出センサが設けられており、前記バキューム部が、該通過検出センサが円筒状物の通路を検出すると、空気の吸引を停止させるように制御されていることを特徴とする。
第1発明によれば、円筒状物が転がりながらラベル貼付位置を通過すれば、ラベルの粘着性物質を有する面が円筒状物に接触するから、ラベルを円筒状物の円周面に貼り付けることができる。しかも、円筒状物は、ラベルに対してその側端部から接触していくのであるが、ラベルにおいて円筒状物が接触していない部分はラベル載置部材上に載せられた状態で保持されており、円筒状物が接触する前にラベルが撓んだりしわになったりすることがないから、円筒状物に貼り付けられたラベルにしわができることを防ぐことができる。また、ラベルを貼り付けるために円筒状物の移動を停止させる必要がないから、製造ラインの速度を速くすることができ、生産効率を高くすることができる。
第2発明によれば、コンベアベルトが移動経路と交差し、その上面を円筒状物が転動しながら通過するように配設すればよいだけであるから、装置の構造が簡単になるし、既存の設備にも容易に設置することができる。
第3発明によれば、バキューム部によってラベルがコンベアベルトに吸引されているから、ラベル供給位置からラベル貼付位置にラベルが移動する間、ラベルをコンベアベルトに密着させておくことができる。よって、ラベル供給位置からラベル貼付位置にラベルが移動する間にラベルが撓んだりしわになったりすることをより確実に防ぐことができる。
第4発明によれば、円筒状物がラベルと接触するときには、バキューム部によるラベルの吸引が停止されるので、バキューム部による吸引力が円筒状物に対するラベル接着の邪魔となることを防ぐことができる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明のラベル貼付装置は、紙やフィルム等のウエブを巻いて形成されたロール等の円筒状物Cの円周面(図3(A)参照)にラベル等のシート状部材(以下、ラベルRという)を貼り付けるための装置であり、ラベルRの大きさや円筒状部材Cの直径にかかわらず、しわ等が形成されないようにラベルRを貼り付けることができるようにしたものである。
なお、ラベルRは、円筒状部材Cと接する面に粘着物質adを有するものであればよく、例えば、タック紙や、一般的な上、中質紙、新聞用紙、コート紙等にホットメルト、酢ビ系糊、デンプン系糊等の粘着物質adを塗布したシート紙等であるが、特に限定されない。
図1は本実施形態のラベル貼付装置1の概略平面図である。図2は本実施形態のラベル貼付装置1の概略側面図である。図1および図2において、符号2は、ラベル貼付装置1において、ラベルRが貼り付けられる円筒状物Cが転動されるベースを示しており、その上面が円筒状物Cを転動させる転動面RSとなっている。
図1および図2に示すように、ベース2の転動面RSには、一部分離した部分が設けられており、この部分にはラベル貼付装置1のコンベア機構10が配設されている。このコンベア機構10は、メッシュベルトであるコンベアベルト11と、このコンベアベルト11が巻きかけられた一対のローラと、このローラを回転させてコンベアベルト11を走行させるステッピングモータ等のモータを備えており、コンベアベルト11の走行方向(図1中矢印aの方向)が、円筒上物Cの転動方向(図1中矢印bの方向)と直交し、かつ、コンベアベルト11の上面がベース2の転動面RSと同一平面上に位置するように配設されている。つまり、コンベア機構10は、ベース2の転動面RS上を円筒状物Cを転動させたときに、コンベアベルト11上を円筒状物Cが転動しながら通過するように配設されているのである。
なお、ベース2の転動面RSおよびコンベア機構10のコンベアベルト11上において、円筒状物Cが転動して通過する部分を、以下では単に移動経路という。
図1に示すように、コンベア機構10は、そのコンベアベルト11の走行方向の長さがベース2の幅(図1では上下方向)よりも長くなっており、一方の端部がベース2の側方に突出した状態となっている。このコンベア機構10における突出した端部の近傍には、ラベル供給装置15が設けられている。このラベル供給装置15は、一方の端部に位置するコンベアベルト11の一方の端部上に円筒状物Cに貼り付けられるラベルRを載せるものであり、ラベルRをその粘着物質adを有する面が上方に向くように供給するように構成されている。
このため、ラベルRが載せられた状態において、コンベアベルト11を走行させれば、ラベルRを円筒状物Cの移動経路まで移動させて、移動経路に配置することができる。しかも、ラベルRをコンベアベルト11に供給する位置がベース2の側方に突出している、つまり、円筒状物Cの移動経路から離間した位置にあるので、ラベル供給装置が円筒状物Cの移動の邪魔にならないから、コンベアベルト11にラベルRを供給する機構を簡単にすることができる。
上記のコンベアベルト11の一方の端部において、ラベル供給装置15によってラベルRが載せられる位置、つまり、図1であれば符号Iで示される位置が、特許請求の範囲に言うラベル供給位置であり、以下、単にラベル供給位置Iという。
なお、コンベア機構10のモータはステッピングモータに限られないが、ステッピングモータを採用すれば、ラベルRを移動経路上の所定の位置に正確に配置することができるので、好適である。また、一般的なモータを採用した場合でも、エンコーダなどによってローラの回転角度を検出しながらモータを作動停止を制御すれば、ステッピングモータを採用しなくても、ラベルRを移動経路上の所定の位置に正確に配置することができる。
さらになお、ラベル供給装置15は、ラベルRをコンベアベルト11のラベル供給位置Iに載せることができるものであればよく、特に限定されない。例えば、ラベルRの表面に文字等を印刷してラベル供給位置Iに排出する装置や、他の場所からラベル供給位置IにラベルRを移載する装置でもよい。また、ラベル供給装置15を設けずに、ラベルRを作業者がラベル供給位置Iに載せるようにしてもよいが、ラベル供給装置15を設ければ、ラベルRを貼り付ける作業を完全に自動化できるし、作業者が円筒状物Cの移動経路のそばにいなくてもよく安全であるので、好適である。さらに、ラベル供給装置15は、最初から粘着物質adを有するラベルRをラベル供給位置Iに供給するものであってもよいし、粘着物質adを有しないラベルRをラベル供給位置Iに載せた後、ラベル供給位置Iにおいて粘着物質adをラベルRに塗布するものでもよく、特に限定されない。
図1および図2に示すように、コンベアベルト11において、ラベルRを載せて走行する部分の下方、つまり、ラベル供給位置Iと円筒状物Cの移動経路との間にはサクションボックス20が配設されている。このサクションボックス20は、上面に複数の貫通孔(サクション孔20h)が形成された中空な箱である。また、サクションボックス20は上面が平坦面に形成されており、その上面がコンベアベルト11の下面に接触するように配置されている。言い換えれば、コンベアベルト11の下面がサクションボックス20の上面を摺動しながら移動するように配設されている。
そして、サクションボックス20は、その内部が配管21を介して図示しない真空ポンプ等の吸引手段に連通されているから、吸引手段を作動させれば、サクションボックス20内を負圧にすることができる。サクションボックス20内が負圧になると、サクション孔20hと、メッシュベルトであるコンベアベルト11を通して、コンベアベルト11の上方の空気を吸引できるから、ラベルRをコンベアベルト11に密着させておくことができる。すると、コンベアベルト11によってラベルRを移動させても、ラベルRがバタついてラベルRが撓んだりしわになったりすることをより確実に防ぐことができる。
上記のサクションボックス20が、特許請求の範囲にいうバキューム部である。
つぎに、本発明のラベル貼付装置10によるラベル貼付作業を説明する。
まず、ラベル供給装置15からラベルRがコンベア機構10のコンベアベルト11上に載せられると、コンベア機構10のモータ12が駆動されてコンベアベルト11が走行し、ラベルRが所定の位置(ラベル貼付位置II)まで移動するとコンベアベルト11の走行が停止する。この間、吸引手段が作動しており、ラベルRはコンベアベルト11に密着している。
ラベルRがラベル貼付位置IIに停止した状態において、ベース2の転動面RS上を円筒状物Cが転動してくると、円筒状物Cは転がりながらコンベアベルト11上、つまり、ラベル貼付位置II上を通過する。すると、ラベル貼付位置IIに配置されているラベルRは、その粘着性物質adを有する面が上方を向くように配置されているから、ラベルRの粘着性物質adを有する面が円筒状物Cの円周面に接触し、ラベルRを円筒状物Cの円周面に貼り付けることできる。
そして、円筒状物Cがラベル貼付位置IIに配置されているラベルR上を転動していくだけであり、ラベルRを貼り付けるために円筒状物Cの移動を停止させる必要がないから、製造ラインの速度を速くすることができ、生産効率を高くすることができる。
また、図3(B)に示すように、円筒状物Cは、ラベル貼付位置II上を通過するときに、ベース2の転動面RSを転がりながらラベルRに対して接触するから、ラベルRは、移動経路の上流側の側端部(図1では左方の側端部)から円筒状物Cの円周面に接触し、移動経路の下流側の側端部(図1では右方の側端部)に向かって、順次、円筒状物Cの円周面に接触していく。すると、ラベルRにおいて円筒状物Cがまだ接触していない部分は、円筒状物Cの円周面に接触するまでコンベアベルト11上に載せられた状態で保持されるから、円筒状物Cの円周面が接触する前にラベルRが撓んだりしわになったりすることを防ぐことができる。よって、円筒状物Cの円周面に貼り付けられたラベルRにしわができることを防ぐことができる。
しかも、ラベルRは円筒状物Cの円周面とコンベアベルト11に挟まれ、円筒状物Cの重量によってしっかりと円筒状物Cの円周面に押し付けられるから、ラベルRをしっかりと円筒状物Cの円周面に貼り付けることができる。
そして、円筒状物Cがラベル貼付位置IIに配置されているラベルR上を転動していくだけであるから、ラベルRのサイズや円筒状物Cの直径に関わらず、ラベルRにおける移動経路の上流側の側端部から移動経路の下流側の側端部まで、しわ等ができないようにラベルRを確実に円筒状物Cの円周面に貼り付けることができる。よって、従来のラベル貼り付け装置では困難であった、A3サイズ以上のラベルRや、直径が600mm程度の円筒状物CにもラベルRを貼り付けることができるし、円筒状物Cの円周の半周以上の長さを有するラベルRであっても、しわ等ができないようにラベルRを円筒状物Cの円周面に貼り付けることができる
なお、ラベルRがタック紙等のように接着力が強い粘着物質adを有するものであれば、サクションボックス20によってラベルRをコンベアベルト11に密着させたままでも、円筒状物CにラベルRをしっかりと貼り付けることができ、サクションボックス20の吸引力によってラベルRが円筒状物Cから剥がれたり、円筒状物Cに対するラベルRの密着が低下したりすることがないのであるが、一般的な上、中質紙、新聞用紙、コート紙等にホットメルト、酢ビ系糊、デンプン系糊等の粘着物質adを塗布したシール紙等を円筒状物Cに貼り付ける場合には、サクションボックス20の吸引力によってラベルRが円筒状物Cから剥がれたりする恐れがある。
そこで、一般的な上、中質紙、新聞用紙、コート紙等にホットメルト、酢ビ系糊、デンプン系糊等の粘着物質adを塗布したシール紙等をラベルRに使用する場合には、円筒状物Cがラベル貼付位置IIを通過するときに、吸引手段の作動を停止させるように構成しておけば、上記のごとき問題が発生することを防ぐことができる。具体的には、コンベア機構10の上流側に、円筒状物Cの通過を検出する図示しない通過検出センサを設け、通過検出センサが円筒状物Cを検出すると、円筒状物Cの通過信号を図示しない制御部に向かって発信し、その制御部が吸引手段の作動を停止させるようすればよい。
なお、通過検出センサは特に限定されないが、図1および図2に示すように、ベース2の転動面RSから突出した円筒状物検出部材25aを備え、円筒状物検出部材25aが円筒状物Cに接触すると通過信号を発信するように構成してもよいし、光電センサ又は静電容量形近接センサ等のように非接触で円筒状物Cの通過を検出するものでもよく、特に限定されない。
さらになお、コンベア機構10によって移動されるときに、ラベルRがコンベアベルト11上でバタついたり捲れたりすることがないのであれば、サクションボックス20は設けなくてもよい。ただし、この場合には、コンベアベルト11上を円筒状物Cが通過するときに円筒状物Cの重量を支持する支持部材を設ける必要がある。
さらになお、ベース2の転動面RSに一部分離した部分を設けずに、コンベアベルト11がベース2の転動面RS上に載った状態となるように、言い換えれば、コンベアベルト11の下面がベース2の転動面RSを摺動しながら移動するようにコンベア機構10を配設してもよい。この場合には、円筒状物Cの重量をベース2が支持するので、特別な支持部材は不要である。
そして、円筒状物Cが転動する転動面RSを有する既存の設備であれば、既存の転動面RS上にコンベアベルト11がベース2の転動面RS上に載った状態となるようにコンベア機構10を配設すれば、特別な改修をすることなく本発明のラベル貼付装置を設置できるので、好適である。
本発明のラベル貼付装置は、紙やフィルム等のウエブを巻いて形成されたロールや、反物、ゴム、プラスチック等の円筒状をした部材の円周面にラベルを貼り付けるための装置適している。
本実施形態のラベル貼付装置の概略平面図である。 本実施形態のラベル貼付装置の概略側面図である。 (A)はラベルRを貼り付けた円筒状物Cの説明図であり、(B)はラベルR上を円筒状物Cが転動する状況の説明図である。
符号の説明
1 ラベル貼付装置
2 ベース
10 コンベア機構
11 コンベアベルト
15 ラベル供給装置
RS 転動面
C 円筒状物
R ラベル

Claims (4)

  1. 円筒状物の円周面にラベルを貼り付ける装置であって、
    円筒状物を転動させる転動面を備えたベースと、
    該ベースの転動面上を移動する円筒状物が通過する移動経路に設けられたラベル貼付位置に、ラベルを配置するラベル配置手段とからなり、
    該ラベル配置手段が、
    ラベルが、粘着性物質を有する面を上方に向けた状態で載せられるラベル載置部材と、
    該ラベル載置部材を移動させて、ラベルを、該ラベル載置部材にラベルを載せるラベル供給位置から前記ラベル貼付位置に移動させるラベル移動機構とを備えている
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 前記ラベル配置手段が、ベルトコンベア装置であり、
    前記ラベル載置部材が、コンベアベルトであり、
    該コンベアベルトが、
    円筒状物が通過する移動経路と交差し、かつ、その上面を円筒状物が転動しながら通過するように配設されている
    ことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  3. 前記コンベアベルトがメッシュベルトであり、
    前記ラベル供給位置と前記ラベル貼付位置との間であって、前記コンベアベルトにおけるラベルが載せられた状態で走行する部分の下方に、ラベルを前記コンベアベルトに向かって吸引するバキューム部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
  4. 前記ラベル貼付位置の上流側に、円筒状物の通過を検出する通過検出センサが設けられており、
    前記バキューム部が、
    該通過検出センサが円筒状物の通路を検出すると、空気の吸引を停止させるように制御されている
    ことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
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