JP2570164Y2 - 紙葉類繰り出し装置 - Google Patents

紙葉類繰り出し装置

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JP2570164Y2
JP2570164Y2 JP1991022743U JP2274391U JP2570164Y2 JP 2570164 Y2 JP2570164 Y2 JP 2570164Y2 JP 1991022743 U JP1991022743 U JP 1991022743U JP 2274391 U JP2274391 U JP 2274391U JP 2570164 Y2 JP2570164 Y2 JP 2570164Y2
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JP
Japan
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card
weight
paper
feeding device
light
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991022743U
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English (en)
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JPH04120162U (ja
Inventor
雅彦 高原
陽一 鳥住
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カード、紙幣、券ま
たは紙片などの紙葉類を一枚ごとに繰り出す紙葉類繰り
出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば未印刷のカードに所定の文字や
パターンを印刷する装置では、未印刷のカードが積層さ
れた収納部から、必要に応じて未印刷のカードを一枚ご
とに繰り出すカード繰り出し装置が設けられている。
【0003】このようなカードを一枚ごとに順に繰り出
すカード繰り出し装置の一般的な構成を図7に示す。図
7においてSは積層されたカード、1はこの積層された
カードを上部から一定の圧力で押圧するウエイト(ただ
し同図においては図を明瞭化するため、ウエイト1をカ
ードSの上面から一定距離に浮かせて描いている。)、
2は繰り出しローラ、3は繰り出しローラの一部に設け
られたゲートヅメ、4は搬送ローラである。
【0004】図7に示した構造を有するカード繰り出し
装置は、繰り出しローラ2が図に示す方向に回転した
際、最下部のカードが1枚だけ、ゲートヅメ3により制
限された隙間を通って図に示す矢印A方向に一定距離繰
り出される。搬送ローラ4は図に示す方向に回転してい
るため、この搬送ローラ4間に当接したカードはそのま
ま矢印A方向に繰り出されていく。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のカー
ド繰り出し装置では、積層されていたカードがすべて繰
り出されて、カード収納部にカードが無くなったことを
検知するには、繰り出しローラ2が回転を開始してから
一定時間後に、搬送ローラ4の出口部分をカードが通過
しなかったことを検出することよって行っている。その
ためカードの繰り出しを試みてからでなければカード切
れ状態を検知することが出来ず、カード切れ状態に速や
かに対応することが出来なかった。
【0006】そこでカード収納部自体にカード切れ状態
を検出する何らかのセンサを設けることが考えられる。
たとえば図1に示すように、ウエイト1の底面に切欠部
1aを設けるとともに、図4に示すようにカード収納部
の下部にマイクロスイッチ5を設け、カードSが無くな
った時点でマイクロスイッチ5のアクチュエータがウエ
イト底面の切欠部1aに移動するものや、図5に示すよ
うに、ウエイト底面の切欠部に受光部6を設け、カード
収納部の下部に投光部7を配置して、この受光部6と投
光部7とによって透過型光センサを構成するもの、また
図6に示すようにカード収納部の下部に受光部6および
投光部7からなる反射型光センサを設けるものなどが考
えられる。
【0007】しかしながら、図4に示したマイクロスイ
ッチを用いるものでは、薄い紙カードなどでは、最後の
一枚がマイクロスイッチ5のアクチューエータに押され
て変形し、カードが残留しているにも係わらずカード切
れ状態を検知するおそれがあり、またマイクロスイッチ
の取り付け調整およびマイクロスイッチ自体の耐久性が
問題となる。図5に示した透過型光センサを用いるもの
では、受光部6に対するリード線をウエイト1から引き
出さなければならず、ウエイト1の動きはそのリード線
によって影響を受け、またリード線およびその接続部の
耐久性が問題となる。更に図6の反射型光センサを用い
たものでは、カードの色が限定されている場合は問題な
いが、磁気定期券など暗色のカードの場合にはカードを
検出できないという問題がある。
【0008】この考案の目的は、上述の各種問題を解消
して紙葉類の有無を確実に検出できるようにした紙葉類
繰り出し装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案は、積層された
紙葉類上にウエイトが配置され、この紙葉類を順に繰り
出す紙葉類繰り出し機構を備えた紙葉類繰り出し装置に
おいて、前記ウエイトの底面に切欠部を設け、紙葉類の
ない状態で前記ウエイトの切欠部を通り、且つ前記ウエ
イトの底面を斜めに交差する光軸に1組の透過型光セン
サを配したことを特徴とする。
【0010】
【作用】この考案の紙葉類繰り出し装置では、積層され
た紙葉類の上部に載置されるウエイトの底面に切欠部を
設け、紙葉類のない状態でウエイトの切欠部を通り、且
つウエイトの底面と交差する光軸に1組の透過型光セン
サを配置したことにより、ウエイトおよび紙葉類に干渉
されず、またウエイトおよび紙葉類に影響を与えずに紙
葉類の有無を検知できる。したがって透過型光センサの
利点、すなわち紙葉類の剛性および表面色に無関係に紙
葉類の有無を検知できるという効果を奏する。なお、紙
葉類が存在するとき、紙葉類はウエイトの切欠部を通る
光軸を遮光することになり、紙葉類がウエイトよりはみ
出さない大きさであっても、紙葉類の有無を検知でき
る。 また、透過型光センサの受光部または投光部をウエ
イトに固定していないため、積層された紙葉類がウエイ
トによって常に一定圧力で押圧されるので紙葉類を安定
して繰り出すことができるとともに、リード線およびそ
の接続部の耐久性が問題となることもない。
【0011】
【実施例】この考案の実施例に係るカード繰り出し装置
の主要部の構造を図1に示し、ウエイトと透過型光セン
サの位置関係を図2に示す。
【0012】図1における各部の構成は、ウエイト1の
底面に切欠部1aを設けたこと以外、図7に示した従来
のカード繰り出し装置と同一である。
【0013】図2において(A)はウエイト付近の正面
図、(B)はウエイトの右側面図である。このようにウ
エイト1の切欠部1aを通り、且つウエイト1の底面と
交差するように光軸を斜めにとり、受光部6と投光部7
とを対向配置している。
【0014】受光部6と透光部7による透過型光センサ
を用いたカード有無検知回路を図3に示す。図3におい
て7は赤外LEDからなる投光部、6はフオトダイオー
ドからなる受光部である。13は赤外LED7を駆動す
るトランジスタ、発振回路12は一定周波数一定デュー
ティ比の矩形波信号を発生する回路であり、トランジス
タ13はそのタイミングでLED7を点滅させる。増幅
回路8はフオトダイオード6の出力信号を増幅し、コン
パレータ9は入力信号を一定のしきい値で比較して信号
を2値化する。同期検出回路10は発振回路12の出力
信号に同期して入力信号の有無を検出する。復調回路1
1は同期検出回路10の検出結果からカード有無の判定
結果を出力する。
【0015】このようにパルス変調した赤外光を投光
し、変調光を検出することによって、受光部−投光部間
距離が比較的長くなっても、また外乱光に対しても安定
して検知できるようになる。
【0016】
【考案の効果】この考案によれば、ウエイトにリード線
を接続することなく、しかも紙葉類を透過型で検出でき
るようになるため、紙葉類の安定した繰り出しおよび紙
葉類有無の検知を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るカード繰り出し装置の概略斜視図
である。
【図2】実施例に係るカード繰り出し装置のウエイトと
透過型光センサとの関係を示す図であり、(A)はウエ
イト付近の正面図、(B)はウエイトの右側面図であ
る。
【図3】実施例に係るカード繰り出し装置におけるカー
ド有無検知回路の回路図である。
【図4】マイクロスイッチによるカード有無の検知方法
を示す図である。
【図5】透過型光センサによるカード有無の検知方法を
示す図である。
【図6】反射型光センサによるカード有無の検知方法を
示す図である。
【図7】従来のカード繰り出し装置の概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1−ウエイト 1a−切欠部 2−繰り出しローラ 3−ゲートヅメ 4−搬送ローラ 6−受光部(フオトダイオード) 7−投光部(赤外LED) S−カード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された紙葉類上にウエイトが配置さ
    れ、この紙葉類を順に繰り出す紙葉類繰り出し機構を備
    えた紙葉類繰り出し装置において、前記ウエイトの底面に切欠部を設け、紙葉類のない状態
    で前記ウエイトの切欠部を通り、 且つ前記ウエイトの底
    面を斜めに交差する光軸に1組の透過型光センサを配し
    たことを特徴とする紙葉類繰り出し装置。
JP1991022743U 1991-04-08 1991-04-08 紙葉類繰り出し装置 Expired - Lifetime JP2570164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991022743U JP2570164Y2 (ja) 1991-04-08 1991-04-08 紙葉類繰り出し装置

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JP1991022743U JP2570164Y2 (ja) 1991-04-08 1991-04-08 紙葉類繰り出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04120162U JPH04120162U (ja) 1992-10-27
JP2570164Y2 true JP2570164Y2 (ja) 1998-05-06

Family

ID=31908182

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2595069B2 (ja) * 1988-10-21 1997-03-26 株式会社日立製作所 紙幣取り扱い装置の異物検知機構
JP2641275B2 (ja) * 1988-11-28 1997-08-13 株式会社日立製作所 紙葉類堆積・繰り出し装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04120162U (ja) 1992-10-27

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