JPH0435933A - 調湿用資材およびその使用方法 - Google Patents
調湿用資材およびその使用方法Info
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- JPH0435933A JPH0435933A JP14254590A JP14254590A JPH0435933A JP H0435933 A JPH0435933 A JP H0435933A JP 14254590 A JP14254590 A JP 14254590A JP 14254590 A JP14254590 A JP 14254590A JP H0435933 A JPH0435933 A JP H0435933A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1032—Desiccant wheel
- F24F2203/1036—Details
-
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- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1048—Geometric details
Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、調湿用資材に関し、より詳しくは高吸水性ポ
リマーを利用して除湿および/もしくは加湿を行う調湿
用資材に関する。
リマーを利用して除湿および/もしくは加湿を行う調湿
用資材に関する。
(従来の技術)
高吸水性ポリマーの吸水性、吸湿性を利用して該ポリマ
ーに大気中の水分を吸収させる除湿方法が知られている
。該ポリマーは通常粉末状、もしくは粒状であり、前記
除湿の効果をあげるためには大気との接触面積を多く確
保することが必要である。そのために前記ポリマーを粉
砕パルプ等の嵩高の繊維素材と混合したり、繊維ウェブ
や不織布に散布したりする公知の技術が利用できる。か
かる粉砕パルプ、繊維ウェブ、不織布等は前記ポリマー
を担持する担体であって、かかる担体から前記ポリマー
が脱落するのを防止するために、ポリマーと担体とを加
圧一体化させることも行われる。かかるポリマーは、こ
れを吸水下に用いれば乾燥大気に対する加湿材とするこ
ともできるが、それには、前記担体を大気に対して都合
よく保持することが必要である。
ーに大気中の水分を吸収させる除湿方法が知られている
。該ポリマーは通常粉末状、もしくは粒状であり、前記
除湿の効果をあげるためには大気との接触面積を多く確
保することが必要である。そのために前記ポリマーを粉
砕パルプ等の嵩高の繊維素材と混合したり、繊維ウェブ
や不織布に散布したりする公知の技術が利用できる。か
かる粉砕パルプ、繊維ウェブ、不織布等は前記ポリマー
を担持する担体であって、かかる担体から前記ポリマー
が脱落するのを防止するために、ポリマーと担体とを加
圧一体化させることも行われる。かかるポリマーは、こ
れを吸水下に用いれば乾燥大気に対する加湿材とするこ
ともできるが、それには、前記担体を大気に対して都合
よく保持することが必要である。
(発明が解決すべき課題)
前述の如く大気に対する除湿および/もしくは加湿を行
うために高吸水性ポリマーを担体に担持させる方法にお
いては、かかる担体そのものも、また大気と十分に接触
させることが高吸水性ポリマーを効率よく利用するうえ
において必要である。
うために高吸水性ポリマーを担体に担持させる方法にお
いては、かかる担体そのものも、また大気と十分に接触
させることが高吸水性ポリマーを効率よく利用するうえ
において必要である。
例えば担体がシート状である場合には、極力その全表面
積を大気に触れさせるための効果的な担体の支持方法が
必要である。そこで本発明は、かかる必要性に応え得る
除湿および/もしくは加湿のための調湿用資材の提供を
目的とする。
積を大気に触れさせるための効果的な担体の支持方法が
必要である。そこで本発明は、かかる必要性に応え得る
除湿および/もしくは加湿のための調湿用資材の提供を
目的とする。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するために本発明が要旨とするところは
、繊維状基材と、該繊維状基材がコルゲート形状で接合
されるシート基材とからなり、前記繊維状基材には高吸
水性ポリマーが固定されていることを特徴とする調湿用
資材を提供することにある。その他に要旨とするところ
は、以下の記述において明らかにする。
、繊維状基材と、該繊維状基材がコルゲート形状で接合
されるシート基材とからなり、前記繊維状基材には高吸
水性ポリマーが固定されていることを特徴とする調湿用
資材を提供することにある。その他に要旨とするところ
は、以下の記述において明らかにする。
(作用と効果)
本発明においては、高吸水性ポリマーを固定した繊維状
基材をシート基材にコルゲート形状で間欠的に接合する
。
基材をシート基材にコルゲート形状で間欠的に接合する
。
前記繊維状基材をコルゲート形状で接合すれば。
前記シート基材面積に制約さ九ない自白な面積での前記
繊維状基材の使用が可能になり、それに伴い前記シート
基材面積に制約されない前記高吸水性ポリ3−量の使用
が可能になる。
繊維状基材の使用が可能になり、それに伴い前記シート
基材面積に制約されない前記高吸水性ポリ3−量の使用
が可能になる。
また、コルゲート形状での接合は、前記繊維状基材の両
表面が確実に大気に触れることを可能にするから、効率
よく大気に対する除湿および/もしくは加湿を行うこと
ができる。
表面が確実に大気に触れることを可能にするから、効率
よく大気に対する除湿および/もしくは加湿を行うこと
ができる。
本発明によれば、高吸水性ポリマーが殆ど吸水していな
い状態で前記調湿用資材を使う時、これを除湿目的に使
用することになり、吸水している状態で前記調湿用資材
を使う時、これを加湿目的に使用することになる。もっ
とも除湿、加湿には大気の温湿度条件も関連するが、そ
れは本発明が直接関与するところではない。
い状態で前記調湿用資材を使う時、これを除湿目的に使
用することになり、吸水している状態で前記調湿用資材
を使う時、これを加湿目的に使用することになる。もっ
とも除湿、加湿には大気の温湿度条件も関連するが、そ
れは本発明が直接関与するところではない。
本発明は上述のように利用するものであるが、さらに他
の機能を持たせて使用することにも適している。例えば
、大気が悪臭を帯びている時には、繊維状基材に高吸水
性ポリマーと共に活性度やその他の脱臭剤、芳香剤を担
持させておいて使うことができ、さらには、ゼオライト
等の多孔質の鉱物粒子を担持させてガス吸着能を付与す
ることもできる。
の機能を持たせて使用することにも適している。例えば
、大気が悪臭を帯びている時には、繊維状基材に高吸水
性ポリマーと共に活性度やその他の脱臭剤、芳香剤を担
持させておいて使うことができ、さらには、ゼオライト
等の多孔質の鉱物粒子を担持させてガス吸着能を付与す
ることもできる。
(実 施 例)
次に本発明を実施例によって説明すると以下のとおりで
ある。
ある。
[実施例1]
第1図は、本発明の実施例である調湿用資材1を示す斜
視図である。資材1は、シート基材2に接合手段4であ
るホットメルト接着剤によって繊維状基材3がコルゲー
ト形状で接合してできている。
視図である。資材1は、シート基材2に接合手段4であ
るホットメルト接着剤によって繊維状基材3がコルゲー
ト形状で接合してできている。
第2図および第3図は、前記接合を行う前の繊維状基材
3を、その端面によって例示しである。
3を、その端面によって例示しである。
基材3は、繊維7もしくはその代替物に高吸水性ポリマ
ー5が固定されている。基材3としては、繊維7等から
なる二次元もしくは三次元のネットワーク構造を有する
基材、および同様にネットワーク構造を有する発泡ウレ
タンシートの如き発泡プラスチックシート基材等を使用
することができる。さらには、繊維7からなるカードウ
ェブ、不織布、織布等を好ましいものの具体例として挙
げることができる。繊維7の種類は特定しないが、熱可
塑性合成繊維を含ませることによって繊維7にヒートボ
ンド処理を施し、それによって繊維状基材3の組織の安
定化を図ることが好ましい。また、繊維状基材3として
は吸水によって剛性を失い、コルゲート形状の潰れ、崩
れを招くことがないようにするためにも、繊維7は疎水
性の熱可塑性合成繊維を含むことが好ましい。また繊維
7が前記合成繊維を含めば、該繊維の熱融着による疎水
性の接合手段4を実現することも可能となり極めて好都
合である。尚、上記の如く繊維状基材3のコルゲート形
状が潰れたり、崩れたりすることは、コルゲート形状部
分における大気の流れの著しい妨げとなるから、是非と
も回避すべきことであり、また、本発明であればその回
避を可能にする手段を提供できる。
ー5が固定されている。基材3としては、繊維7等から
なる二次元もしくは三次元のネットワーク構造を有する
基材、および同様にネットワーク構造を有する発泡ウレ
タンシートの如き発泡プラスチックシート基材等を使用
することができる。さらには、繊維7からなるカードウ
ェブ、不織布、織布等を好ましいものの具体例として挙
げることができる。繊維7の種類は特定しないが、熱可
塑性合成繊維を含ませることによって繊維7にヒートボ
ンド処理を施し、それによって繊維状基材3の組織の安
定化を図ることが好ましい。また、繊維状基材3として
は吸水によって剛性を失い、コルゲート形状の潰れ、崩
れを招くことがないようにするためにも、繊維7は疎水
性の熱可塑性合成繊維を含むことが好ましい。また繊維
7が前記合成繊維を含めば、該繊維の熱融着による疎水
性の接合手段4を実現することも可能となり極めて好都
合である。尚、上記の如く繊維状基材3のコルゲート形
状が潰れたり、崩れたりすることは、コルゲート形状部
分における大気の流れの著しい妨げとなるから、是非と
も回避すべきことであり、また、本発明であればその回
避を可能にする手段を提供できる。
高吸水性ポリマー5としては、公知の高吸水性ポリマー
を利用できるが、高吸水性ポリマー粒子や粉末を利用す
る場合は、それらを基材3に対して散布する。さらに好
ましくは、ポリマー5の若干量の吸水下に基材3とポリ
マー5とをエンボスローラー等で加圧一体化し、ポリマ
ー5を繊維7に対しより強固に固定し、第2図の如き基
材3とする。さらに好ましくは、かかる加圧一体化の前
に基材3の少なくとも片面、好ましくは両面に通気・透
水性の被覆8を施して第3図の如き基材3とする。第1
図の資材1にはこのような基材3を用いである。
を利用できるが、高吸水性ポリマー粒子や粉末を利用す
る場合は、それらを基材3に対して散布する。さらに好
ましくは、ポリマー5の若干量の吸水下に基材3とポリ
マー5とをエンボスローラー等で加圧一体化し、ポリマ
ー5を繊維7に対しより強固に固定し、第2図の如き基
材3とする。さらに好ましくは、かかる加圧一体化の前
に基材3の少なくとも片面、好ましくは両面に通気・透
水性の被覆8を施して第3図の如き基材3とする。第1
図の資材1にはこのような基材3を用いである。
高吸水性ポリマー5を固定する他の有力な方法は基材3
に対してポリマー5の単量体をローラーコーティング、
スプレーコーティング等によってコーティングしたのち
、加熱、電子線照射等によって重合させることである。
に対してポリマー5の単量体をローラーコーティング、
スプレーコーティング等によってコーティングしたのち
、加熱、電子線照射等によって重合させることである。
この方法であるとポリマー5は繊維7を包むようにして
重合硬化し、基材3において極めて強く固定されるので
、ポリマー5が基材3から脱落するのを効果的に防止で
きる。しかし、この場合においても基材3には被覆8を
圧着、接着等の適宜の接合手段によって設け、ポリマー
5の前記脱落をさらに確実に防止することが好ましい。
重合硬化し、基材3において極めて強く固定されるので
、ポリマー5が基材3から脱落するのを効果的に防止で
きる。しかし、この場合においても基材3には被覆8を
圧着、接着等の適宜の接合手段によって設け、ポリマー
5の前記脱落をさらに確実に防止することが好ましい。
被覆8にはパルプ100%からなる紙類を使用すること
ができるが、繊維状基材3やシート基材2に対して熱融
着しようとする場合には、熱可塑性合成繊維を含む不織
布やティシュペーパー、熱可塑性合成樹脂の開口フィル
ム等を使用することもできる。さらには、活性度や多孔
質鉱物粒子の脱臭剤、吸着剤等を混抄した紙類、もしく
はそれらを添加した合成樹脂フィルム類を使用して脱臭
、ガス吸着機能を被覆8に対して持たせることもできる
。
ができるが、繊維状基材3やシート基材2に対して熱融
着しようとする場合には、熱可塑性合成繊維を含む不織
布やティシュペーパー、熱可塑性合成樹脂の開口フィル
ム等を使用することもできる。さらには、活性度や多孔
質鉱物粒子の脱臭剤、吸着剤等を混抄した紙類、もしく
はそれらを添加した合成樹脂フィルム類を使用して脱臭
、ガス吸着機能を被覆8に対して持たせることもできる
。
接合手段4としては、シート基材2.繊維状基材3、被
覆8等の接着性、耐熱性等の性質を考慮して選ぶことが
できるが、接合した結果は耐水性であることが好ましく
、そのためにはホットメルト接着、熱融着等の疎水性を
得やすい接合手段を用いる。かかる接合を容易にし、資
材1により高い耐水性を付与するために、シート基材2
としては、熱可塑性合成樹脂フィルムもしくはシート、
またはそれらと他材料とのラミネート品を用いることが
できるが、実用上支障がなければ紙類を用いることもで
きる。またシート基材2は、これに無数の開孔を設け、
資材1の通気性を向上させることもできる。
覆8等の接着性、耐熱性等の性質を考慮して選ぶことが
できるが、接合した結果は耐水性であることが好ましく
、そのためにはホットメルト接着、熱融着等の疎水性を
得やすい接合手段を用いる。かかる接合を容易にし、資
材1により高い耐水性を付与するために、シート基材2
としては、熱可塑性合成樹脂フィルムもしくはシート、
またはそれらと他材料とのラミネート品を用いることが
できるが、実用上支障がなければ紙類を用いることもで
きる。またシート基材2は、これに無数の開孔を設け、
資材1の通気性を向上させることもできる。
資材1は、コルゲートの高さとピッチとによって繊維状
基材3の使用量、換言すればポリマー5の使用量を調節
し、それに伴って資材lの最大吸水量が調節できる。
基材3の使用量、換言すればポリマー5の使用量を調節
し、それに伴って資材lの最大吸水量が調節できる。
[実施例2コ
本実施例は、実施例1の資材1を積み重ね、もしくは捲
き重ねて実用に供する例を示す。
き重ねて実用に供する例を示す。
第4図は、第1図の資材1を複数段に積み重ね、それを
固定するために、外周を枠部材20によって覆って得た
調湿用資材のセットIAを示す。繊維状基材3のコルゲ
ートの頂点はいずれも接合手段4によってシート基材2
に接合しである。図示を省略したが積み重ねた資材1の
最上層と最下層におけるシート基材2は、枠部材20に
固定しである。
固定するために、外周を枠部材20によって覆って得た
調湿用資材のセットIAを示す。繊維状基材3のコルゲ
ートの頂点はいずれも接合手段4によってシート基材2
に接合しである。図示を省略したが積み重ねた資材1の
最上層と最下層におけるシート基材2は、枠部材20に
固定しである。
枠部材20は耐蝕性の合成樹脂や金属で作ることが好ま
しい。
しい。
第5図は、セットIAの使用方法の一例を示す模式図で
ある。室内21は室外22との間でダクト23のファン
24によって換気できるが、セットIAは枠部材20を
利用してダクト23に装着される。セット1Aはコルゲ
ーi・が室内21と室外22とに開口する向きに取り付
けられ、大気はシート基材2と繊維状基材3とで作られ
たトンネル25を通過する際に除湿、もしくは加湿され
る。かかるトンネル25を通過する大気が除湿されるか
、加湿されるかは大気の温湿度条件とポリマー5の吸水
状態によってきまるものである。
ある。室内21は室外22との間でダクト23のファン
24によって換気できるが、セットIAは枠部材20を
利用してダクト23に装着される。セット1Aはコルゲ
ーi・が室内21と室外22とに開口する向きに取り付
けられ、大気はシート基材2と繊維状基材3とで作られ
たトンネル25を通過する際に除湿、もしくは加湿され
る。かかるトンネル25を通過する大気が除湿されるか
、加湿されるかは大気の温湿度条件とポリマー5の吸水
状態によってきまるものである。
第6図は、実施例1の資材1を枠部材20に納める第4
図とは別な態様を模式的に示す。調湿用資材のセットI
Aにおいては、長大の資材1が角型の枠部材20の中に
該枠の外形に倣う渦巻き状で納めである。この場合、第
4図の例に比し、資材1を所要の形状に用意することが
容易であり、除湿、加湿については第4図の場合と同様
の効果を期待できる。
図とは別な態様を模式的に示す。調湿用資材のセットI
Aにおいては、長大の資材1が角型の枠部材20の中に
該枠の外形に倣う渦巻き状で納めである。この場合、第
4図の例に比し、資材1を所要の形状に用意することが
容易であり、除湿、加湿については第4図の場合と同様
の効果を期待できる。
[実施例3]
第7図は、資材lを丸く、渦巻き状にして、これを丸型
の枠部材20に納めた調湿用資材のセットIAを示す。
の枠部材20に納めた調湿用資材のセットIAを示す。
セットIAは断面円形の通気ダクトに設置するのに適し
ている。資材1は繊維状基材3の両面にシート基材2,
2′が接合されたうえで渦巻き状に捲かれている。2枚
のシート基材2.2′によってコルゲート形状を保持し
、丈夫な資材lが得られる。本実施例は実施例2に比し
、さらにセットIAを得ることが容易である。
ている。資材1は繊維状基材3の両面にシート基材2,
2′が接合されたうえで渦巻き状に捲かれている。2枚
のシート基材2.2′によってコルゲート形状を保持し
、丈夫な資材lが得られる。本実施例は実施例2に比し
、さらにセットIAを得ることが容易である。
[実施例4]
本実施例では、繊維状基材3においてポリマー5の分布
密度が変化している場合を示す。
密度が変化している場合を示す。
第8図は、実施例1の資材1において繊維状基材3が、
図の左右方向においてポリマー5の分布密度を変化させ
ている場合を示す。ポリマー5の量は接合手段4の近辺
において少なく、接合手段4にはさまれている部位15
においては多くしである。大気と接触容易な部位にポリ
マー5を多く分布させることでポリマー5の経済的な利
用を図ることができる。
図の左右方向においてポリマー5の分布密度を変化させ
ている場合を示す。ポリマー5の量は接合手段4の近辺
において少なく、接合手段4にはさまれている部位15
においては多くしである。大気と接触容易な部位にポリ
マー5を多く分布させることでポリマー5の経済的な利
用を図ることができる。
第9図は、ポリマー5が繊維状基材3の両表面近傍にお
いて多く分布する例を示す。繊維状基材3の厚みによっ
ては、このようにその厚み方向にポリマー5の分布密度
を変えることが経済的である。
いて多く分布する例を示す。繊維状基材3の厚みによっ
ては、このようにその厚み方向にポリマー5の分布密度
を変えることが経済的である。
本実施例が示すように、ポリマー5の分布には、使用目
的に応じて適宜変化を持たせることができる。
的に応じて適宜変化を持たせることができる。
第1図は調湿用資材の一例を示す斜視図、第2図と第3
図は繊維状基材の例を示す斜視図と端面図、第4図、第
6図および第7図は調湿用資材のセットを示す斜視図(
第4図)と端面図(第6図、第7図)、第5図は第4図
の調湿用資材のセットの使用例を示す模式図、第8図お
よび第9図は調湿用資材の他の実施例を示す端面図であ
る。 1・・・調湿用資材 2・・・シート基材3・
・・繊維状基材 4・・・接合手段5・・・高
吸水性ポリマー 20・・・枠部材第 1 図 Cつ く“ 第 図 第 図 第 図
図は繊維状基材の例を示す斜視図と端面図、第4図、第
6図および第7図は調湿用資材のセットを示す斜視図(
第4図)と端面図(第6図、第7図)、第5図は第4図
の調湿用資材のセットの使用例を示す模式図、第8図お
よび第9図は調湿用資材の他の実施例を示す端面図であ
る。 1・・・調湿用資材 2・・・シート基材3・
・・繊維状基材 4・・・接合手段5・・・高
吸水性ポリマー 20・・・枠部材第 1 図 Cつ く“ 第 図 第 図 第 図
Claims (6)
- (1)繊維状基材と、該繊維状基材がコルゲート形状で
接合されるシート基材とからなり、前記繊維状基材には
高吸水性ポリマーが固定されていることを特徴とする調
湿用資材。 - (2)前記繊維状基材は、繊維ウェブ、または不織布で
ある請求項1記載の調湿用資材。 - (3)前記シート基材は、熱可塑性合成樹脂である請求
項1記載の調湿用資材。 - (4)前記繊維状基材と前記シート基材との接合は疎水
性の接合である請求項1記載の調湿用資材。 - (5)請求項1記載の調湿用資材を、その外周に枠部材
を設けて使用する前記調湿用資材の使用方法。 - (6)請求項1乃至4のいずれかに記載の調湿用資材を
複数段に積み重ね、もしくは捲き重ねて使用する請求項
5記載の調湿用資材の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14254590A JPH0435933A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 調湿用資材およびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14254590A JPH0435933A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 調湿用資材およびその使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0435933A true JPH0435933A (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=15317845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14254590A Pending JPH0435933A (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 調湿用資材およびその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0435933A (ja) |
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1990
- 1990-05-31 JP JP14254590A patent/JPH0435933A/ja active Pending
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