JPH0435882Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0435882Y2
JPH0435882Y2 JP1985133034U JP13303485U JPH0435882Y2 JP H0435882 Y2 JPH0435882 Y2 JP H0435882Y2 JP 1985133034 U JP1985133034 U JP 1985133034U JP 13303485 U JP13303485 U JP 13303485U JP H0435882 Y2 JPH0435882 Y2 JP H0435882Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
guide member
optical system
mirror
moves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985133034U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6241141U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985133034U priority Critical patent/JPH0435882Y2/ja
Publication of JPS6241141U publication Critical patent/JPS6241141U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0435882Y2 publication Critical patent/JPH0435882Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は複写機等の摺動光学系を有する装置に
於て光学系案内部材にオイルを定期的に補給する
オイル補給装置を備えた原稿走査装置に関する。
本考案は複写機に適用するのに適当なものである
が、一般に、原稿を光電変換素子によつて電気信
号に変換する装置、例えばフアクシミリの読取装
置等にも適用可能である。
〔考案の背景〕
先ず、本考案を適用できる複写機の概略につい
て、第3図および第4図を参照して説明する。第
3図は複写機の概略を示すもので、図中、1は複
写原稿Oを載置支持する透明平板より成る原稿
台、2および3は移動ミラー、4は原稿を照明す
る光源、5はレンズ、6および7はミラー、8は
スリツト、9は周面が感光体となつている感光ド
ラムである。
原稿Oは第1および第2移動ミラー2,3によ
つて走査され、即ち光源4によつて照明された原
稿Oからの光は第1および第2ミラーによつて順
次反射されレンズ5に指向せしめられる。第1ミ
ラー2はドラム9の回転に同期して原稿台1と平
行に矢印A方向に移動し、一方第2ミラー3も第
1ミラー2に同期してこれと同一方向Aに第1ミ
ラー2の速度の1/2の速度で移動し、これによつ
て原稿台1とレンズ5間の光路長を一定に保持し
つつ、ミラー2および3は破線位置2′,3′まで
移動し、原稿Oを一端から他端まで走査する。破
線位置2′,3′に到達して原稿走査が終了すると
ミラー2および3は矢印Aと逆方向A′方向に復
動して実線の往動起点位置に戻る。上記の第1お
よび第2ミラー2,3の往動によつて走査された
原稿からの光はレンズ5に入射し次に第3および
第4ミラー6,7で順次反射されスリツト8を通
つて矢印方向に定速回転する感光ドラム9に入射
する。感光ドラム9は上述した光学系による原稿
像のスリツト露光により、その感光体に静電潜像
が形成され、この静電潜像はトナーで現像され転
写紙に転写され定着されて機外に排出される。以
上説明したことは本考案と直接的な関係はなく複
写装置光学系往復動作の一般的概念を述べたもの
である。
次に、上述した摺動光学系を含む装置の具体的
構成について、第1ミラー2に限定して、第4図
を参照して、従来技術の説明をする。第1ミラー
2は上述の摺動光学系にあたるもので、ミラー基
台10にバネ等によつて(図示せず)固着されて
いる。ミラー基台10は1端に2ケの軸受け1
1,11′を有するかなりスパンの長い形に構
成され2ケの軸受け11,11′は案内部材12
に嵌合している。ミラー基台10の他端には回転
可能なコロ13が設けられ、これはレール14上
にのつている。
案内部材12および14は本体側の側板15お
よび16に強固に固定されている。又ミラーヘ基
台10の案内部材12と嵌合している軸受け1
1,11′の近傍にはモルトプレーン又はフエル
ト等で出来たオイル供給部材17,18−1,1
9−1が案内部材12にはまつている。第1ミラ
ー2はミラー基台10と共に図示されていない駆
動源によつて矢印A及び矢印A′に往復動し即ち
原稿Oの全巾L分だけ動くことになる。このよう
な構成に於て案内部材12に空気中のホコリある
いは複写機内に飛散するトナー等が付着すると当
然動きが悪くなり良質画像が出来なくなる。即ち
画像の一部が伸びたり縮んだり一部画像の欠損も
出る。又決められたコピースピードが出なくな
り、機械の信頼性を落す。上述のように、オイル
供給部材17,18−1,19−1によつて案内
部材12にオイルを供給するようになつているが
コピースピードが速くなると短期間でオイルが切
れる。
又オイル補給部材17は固定位置にあつて、光
学系が移動しても移動しない為オイル補給の役目
をなさず同様に18−1,19−1のオイル補給
部材も光学系の移動によつて18−2,19−2
の位置まで移動するがその位置でとまつてしまい
オイル補給の役目をしない。昨今コピーの大量化
高速化が進むとこの光学系案内部材へのオイル補
給は重要なメンテナンスの1つとなつておりこれ
を解決することが開発部門の必須の条件となつて
いる。
我々の実験によるとコピー枚数が毎分40〜50枚
になると約5万枚毎の光学レールの給油、清掃が
必要になる。言い換えると平均コピーポリウム5
万枚のユーザーには1回/月の給油のメンテナン
スが必要である。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、案内部材に沿つて摺動するよ
うに配置された摺動光学系を滑らかに摺動させる
ように、案内部材に対してオイルを補給して、上
述のような従来の装置における欠点を除去し、サ
ービスメンテナンス間隔を伸ばしサービスマンの
負担を低減すると共にユーザーにも一枚当りのサ
ービスコストを低減し信頼性のある機械にするた
めの光学系摺動案内部材のオイル補給装置を提供
することである。
〔考案の概要〕
本考案装置は、原稿を移動走査する光学系と、
この光学系の移動を案内する案内部材と、上記光
学系の移動に応じて上記光学系にオイルを補給す
るオイル補給部材と、を有する原稿走査装置にお
いて、上記光学系は上記補給部材からのオイルを
保持すると共に上記案内部材にオイルを供給する
オイル保持供給部材を有し、このオイル保持供給
部材はメインスイツチOFF時にのみ上記オイル
補給部材と接してオイルが補給されることを特徴
とする。
〔考案の実施例〕
以下、上述の第3図に示す型式の複写機につい
て本考案を適用した例に関して説明する。
図中、20は第4図に示す第1ミラー2に対応
する第1ミラーで上述の摺動光学系をあらわす。
21は第4図に示すミラー基台10に対応するミ
ラー基台を示す。第4図に示すものと同様に、第
1ミラー20はミラー基台21にバネ(図示せ
ず)等によつて固着されていて、ミラー基台21
は一端に2個の軸受22,22′が設けられたか
なり長いスパンの形に構成され、これらの2個
の軸受22,22′は案内部材23に嵌合してい
る。ミラー基台21の他端には回転可能なコロ2
4が設けられ、これは案内部材25上にのつてい
る。案内部材23および25は両端において本体
側板26,27に強固に固定されている。
案内部材23にオイルを供給するために、案内
部材23と嵌合している軸受22,22′の端部
にモルトプレンまたはフエルト等の材質で出来た
オイル供給部材28,28′が保持金具29,2
9′によつてとりつけられている。これらのオイ
ル供給部材は案内部材23に嵌合してミラー基台
21と共に案内部材に沿つて摺動する。
さらに案内部材23上におけるミラー基台21
の摺動運動中に上記のオイル供給部材28,2
8′に接してこれにオイルを補給するオイル供給
部材が設けられる。第1図および第2図に示す実
施例においては、このオイル補給部材は、オイル
供給部材28,28′の左側には案内部材23に
はまり込んだ形で案内部材に固定されたモルトプ
レン又はフエルト等の材質で出来たオイル保持部
材30,30′より成り、これはホルダー31,
31′でマウントされ本体側板26,32に固定
されている。
第2図に於てホルダー31,31′の上方には
オイルタンク33,33′が固着され、これにオ
イル34,34′が入つている。オイルタンク3
4,34′の根元はオイル保持部材30,30′と
つながれており常時オイル保持部材30,30′
に一定量のオイルを補給している。オイル34,
34′の粘度は特に限定するものでなく光学系の
動きの速さ使用温度等によつて適当に選択する。
次に作動を説明すると第1図および第2図に於
て第1ミラー20はミラー台21と共に図示され
ていない駆動源によつて矢印A方向に移動する。
ミラー台21が動くとオイル供給部材28,2
8′も案内部材に沿つて動き案内部材にオイルを
補給する。複写機のメインスイツチを0FFすると
通常のコピー動作中即ちメインスイツチON時よ
りミラー基台21は第1図Bの距離だけ左側に動
きオイル保持部材30,30′と密接する。オイ
ル供給部材は、通常のコピー動作中に案内部材2
3にオイルを供給していて、そのオイル含有量は
減つていて、これがオイル保持部材30,30′
と密接することにより、これからオイルの補給を
受けて、案内部材へ充分なオイル供給をすること
ができる。
なお上記の説明においては、特に複写機におけ
る第1ミラーの摺動装置に関して説明したが、本
考案はこれに限定されるわけではなく、一般に案
内部材に沿つて摺動する摺動光学系を備えた装置
に一般的に適用できるものである。また、図示の
実施例はオイルタンク33,33′を2個使用す
る形としているがオイルタンクを1個としてオイ
ル保持部材間30,30′をパイプで結んでも良
い。
〔考案の効果〕
上述のように、本考案は、案内部材に沿つて摺
動する摺動光学系を備えた装置において、案内部
材に沿う光学系の摺動を常に円滑に保ち、オイル
切れによつて生ずる難点を除去する。特に複写機
に適用した場合には、案内部材へのオイル補給が
充分行なえ、案内部材の潤滑油切れによる画像の
伸び縮み等不良画像を防止が出来、空気中のホコ
リ複写機内のトナー飛散による光学装置の負荷変
動をなくすことが出来る。また、決められたコピ
ースピードが保証出来、且つサービスメンテナン
ス間隔を長く出来、サービスマンに対する負荷を
低減し、機械の信頼性を向上させ、また、高速機
には絶対必要条件を確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るオイル補給装置を備えた
原稿走査装置の一実施例を示す平面図、第2図は
その案内部材の断面図、第3図は本考案を適用で
きる複写機の概略図、第4図は従来装置における
オイル補給装置を示す平面図である。 2,20は第1ミラー、10,21ミラー基
台、12,23は光学要素の案内部材、17,1
8−1,18−2,19−1,19−2,28,
28′はオイル供給部材、30,30′はオイル保
持部材、33,33′はオイルタンク、34,3
4′はオイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 原稿を移動走査する光学系と、この光学系の移
    動を案内する案内部材と、上記光学系の移動に応
    じて上記光学系にオイルを補給するオイル補給部
    材と、を有する原稿走査装置において、 上記光学系は上記補給部材からのオイルを保持
    すると共に上記案内部材にオイルを供給するオイ
    ル保持供給部材を有し、このオイル保持供給部材
    はメインスイツチOFF時にのみ上記オイル補給
    部材と接してオイルが補給されることを特徴とす
    る原稿走査装置。
JP1985133034U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0435882Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985133034U JPH0435882Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985133034U JPH0435882Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6241141U JPS6241141U (ja) 1987-03-12
JPH0435882Y2 true JPH0435882Y2 (ja) 1992-08-25

Family

ID=31032975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985133034U Expired JPH0435882Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0435882Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179955U (ja) * 1981-05-11 1982-11-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6241141U (ja) 1987-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2147938A1 (en) Image Forming Apparatus
CA1091753A (en) Variable platen cover
JPH04294380A (ja) クリーニング装置
US5021830A (en) Electrostatic recording apparatus
JPH0435882Y2 (ja)
JPH0337004Y2 (ja)
JPS6299778A (ja) 板書記録装置
US4461565A (en) Optical scanning device
JPS6151161A (ja) 複写装置
JPH0774929B2 (ja) 電子写真複写装置
US4374619A (en) Variable magnification copying apparatus
JPS62166328A (ja) 可撓性原稿プラテンを有する像形成装置
JP2570531Y2 (ja) 複写カメラ
JPH0450689Y2 (ja)
JPH01217488A (ja) 板書記録装置
JPS60175043A (ja) 露光装置における可動原稿載置台のガイド装置
US4912517A (en) High-volume projector and rotary xerographic processor
JPS5825374Y2 (ja) 原稿走査装置
JPS61123864A (ja) オ−バ−ヘツドプロジエクタ−を備えた複写機
JPH0371160A (ja) 画像形成装置
JP2511314Y2 (ja) 露光光路形成装置
JPH0351182Y2 (ja)
JPH0476574A (ja) 複写機の露光光学装置
JPS6333762A (ja) プリンタ装置
JPS62182770A (ja) 板書記録装置