JPH043587Y2 - - Google Patents

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JPH043587Y2
JPH043587Y2 JP2686986U JP2686986U JPH043587Y2 JP H043587 Y2 JPH043587 Y2 JP H043587Y2 JP 2686986 U JP2686986 U JP 2686986U JP 2686986 U JP2686986 U JP 2686986U JP H043587 Y2 JPH043587 Y2 JP H043587Y2
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plate
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coil
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、特に1次側進行磁界発生装置の改善
を図つたリニアインダクシヨンモータ(以下、
LIMと略称する)に関する。
「従来の技術」 周知のように、LIMは1次巻線に多相交流電
圧を印加することにより、ギヤツプ内に発生する
進行磁界が2次側導体に誘導電流を発生させ、こ
れと磁束との作用で直線的駆動力を発生するもの
で、1次/2次側のいずれかを固定すれば他方は
移動磁界に沿つて直線的に駆動される。
第3図イ,ロは各々LIMの1次側進行磁界発
生装置であるステータ(固定子)1の従来構成を
示す正面図および側面図である。これらの図にお
いて、符号2,2…は所定の形状に打抜かれた櫛
状の、例えばケイ素鋼等から成る薄鋼板である。
これらの多数の薄鋼板2,2…が積層され、歯部
3a,3b…3mを有するコア3を形成してお
り、該コア3はその長手方向に沿つて長尺状の押
え板4および5により両側から挟持され、3本の
通しボルト6,6,6およびナツト6a,6a,
6a,6a,6a,6aによつて締付固定されて
いる。また、コア3の各スロツト3n,3n…に
は歯部3b,3cおよび3dを巻回するコイル
8,歯部3c,3dおよび3eを巻回するコイル
9…歯部3j,3kおよび3lを巻回するコイル
16が嵌入されている。また、歯部3aと3b,
3bと3c,3cと3d,3jと3k,3kと3
l,3lと3m,の間の6箇所の各スロツト3
n,3n…には、各コイル8,14,15,16
を固定する6個のスペーサ17,18,19,2
0,21,22が嵌入されている。また23,2
3…はウエツジである。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、上述した従来のステータ1にあつて
は、押え板4,5および通しボルト6…によつて
コア8を締付固定すると、歯部3a,3b,3
c,3d,3k,3l,3mの各先端部が符号A
(第3図ロ)で示すようにコア3の幅方向へ開い
てしまい、この結果、コア3のLIM2次側導体
と対向する面に凹凸が生じ正確なギヤツプが出し
にくい、スロツト3n,3n…にズレが生じコ
イル8,9…を嵌入させにくい、コイル8,9
…の電圧印加時に、コア3の先端部から振動が発
生する、等の問題が生じる。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、コ
アの2次側導体と対向する面の凹凸の発生、スロ
ツトのズレの発生、電圧印加時におけるコア先端
部の振動の発生等を各々防止することができるリ
ニアインダクシヨンモータを提供することを目的
とする。
「問題点を解決するための手段」 前記目的を達成するため、本考案は、複数の歯
部及び基部を有する櫛状の薄鋼板が多数枚積層さ
れたコアと、該コアの各歯部により形成される各
スロツトへ嵌入され各歯部を巻回するコイルと、
前記コアの基部をその長手方向両側から挟持する
第1の板体及び第2の板体と、該第1の板体及び
第2の板体を前記コアの基部に対し締付け固定す
る第1の固定部とを具備してなるリニアインダク
シヨンモータにおいて、前記第1の板体及び第2
の板体を、その長手方向両端部において前記コア
の各スロツトのうち長手方向両端部のコイルを1
層のみ巻回したスロツト下方の空隙部を覆う状態
で幅広に形成し、該第1の板体及び第2の板体の
幅広部に形成した孔と前記コアの長手方向両端部
のスロツトの空隙部とを介して、該第1の板体及
び第2の板体を前記コアに対し締付け固定する第
2の固定部材を設けてなることを特徴とする。
「作用」 本考案によれば、第1及び第2の板体の長手方
向両端部を、コアの長手方向両端部のスロツトに
設けられた空隙部を覆うように幅広に形成すると
共に、第1及び第2の板体の幅広部に形成した
孔、長手方向両端部のスロツトの空隙部へ第2の
固定部材を挿入することにより、コアと第1及び
第2の板体とを締付け固定するため、積層状態に
ある多数の薄鋼板が互いに密着状態となるように
完全に締付け固定することができ、これにより、
薄鋼板の歯部の先端部がコアの幅方向へ開く不具
合を確実に防止することができる。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案の一実施例につい
て説明する。
本考案の実用新案登録請求の範囲における第1
の板体は、下記に説明する本実施例の押え板31
に対応し、第2の板体は押え板32に対応し、第
1の固定部材は本実施例のボルト6・ナツト6a
に対応し、第2の固定部材は本実施例のボルト3
3・ナツト33aに対応している。
第1図イ,ロおよび第2図は各々本実施例によ
るステータ30の構成を示す正面図、側面図およ
び押え板31,32の構成を示す正面図である。
これらの図に示す各部が第3図イ,ロに示す各部
と同一の部分には同一符号を付してある。これら
の図において、コア3が長手方向両側から押え板
31,32によつて挟持され、4本の通しボルト
6,6,33,33およびナツト6a,6a,6
a,6a,33a,33a,33a,33aによ
つて締付固定されている。この場合、これらの押
え板31,32は第2図に示すように、従来の押
え板4,5の左右両側上部に幅広部Bを設けた形
状に形成されており、また、長手方向両端部にボ
ルト孔34,34が、幅広部Bにボルト孔35,
35が各々形成されている。また、第1図におい
て、8,9…16はコイル、23,23…はウエ
ツジ、36,37はスペーサである。
しかして、上記実施例によれば、コア3の長手
方向両端部においてボルト6,6によるボルト締
めに加えて、スロツト空隙部C,Cの2箇所を利
用してコア3と押え板31,32とをボルト3
3,33によつてボルト締めを行う構成としたの
で、薄鋼板2,2…が上下方向に渡つて締付固定
される結果、コア3の歯部先端部Dが開くことを
防止することができる。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、複数の歯
部及び基部を有する櫛状の薄鋼板が多数枚積層さ
れたコアと、該コアの各歯部により形成される各
スロツトへ嵌入され各歯部を巻回するコイルと、
前記コアの基部をその長手方向両側から挟持する
第1の板体及び第2の板体と、該第1の板体及び
第2の板体を前記コアの基部に対し締付け固定す
る第1の固定部材とを具備してなるリニアインダ
クシヨンモータにおいて、前記第1の板体及び第
2の板体を、その長手方向両端部において前記コ
アの各スロツトのうち長手方向両端部のコイルを
1層のみ巻回したスロツト下方の空隙部を覆う状
態で幅広に形成し、該第1の板体及び第2の板体
の幅広部に形成した孔と前記コアの長手方向両端
部のスロツトの空隙部とを介して、該第1の板体
及び第2の板体を前記コアに対し締付け固定する
第2の固定部材を設けてなる構成としたので、下
記の効果を奏することができる。
積層状態にある多数の薄鋼板が互いに密着状
態となるように完全に締付け固定することがで
きるため、各薄鋼板の歯部の先端部がコアの幅
方向へ開く不具合を確実に防止することができ
る。
上記により、従来の如く、リニアインダクシ
ヨンモータの2次側導体と対向するコア面に凹
凸が発生し正確なギヤツプが出しにくいという
不具合や、スロツトのズレが発生しコイルを嵌
入させにくいといつた不具合や、コイルへの電
圧印加時にコア先端部に振動が発生する不具合
等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは各々本考案の一実施例の構成を
示す正面図および側面図、第2図は本実施例によ
る押え板31,32の構成を示す正面図、第3図
イ,ロは各々従来構成を示す正面図および側面図
である。 2……薄鋼板、3……コア、6,33……通し
ボルト、6a,33a……ナツト、8〜16……
コイル、30……ステータ、31,32……押え
板、34,35……ボルト孔、B……幅広部、C
……スロツト空隙部、D……歯部先端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の歯部及び基部を有する櫛状の薄鋼板が多
    数枚積層されたコアと、該コアの各歯部により形
    成される各スロツトへ嵌入され各歯部を巻回する
    コイルと、前記コアの基部をその長手方向両側か
    ら挟持する第1の板体及び第2の板体と、該第1
    の板体及び第2の板体を前記コアの基部に対し締
    付け固定する第1の固定部材とを具備してなるリ
    ニアインダクシヨンモータにおいて、 前記第1の板体及び第2の板体を、その長手方
    向両端部において前記コアの各スロツトのうち長
    手方向両端部のコイルを1層のみ巻回したスロツ
    ト下方の空隙部を覆う状態で幅広に形成し、該第
    1の板体及び第2の板体の幅広部に形成した孔と
    前記コアの長手方向両端部のスロツトの空隙部と
    を介して、該第1の板体及び第2の板体を前記コ
    アに対し締付け固定する第2の固定部材を設けて
    なることを特徴とするリニアインダクシヨンモー
    タ。
JP2686986U 1986-02-26 1986-02-26 Expired JPH043587Y2 (ja)

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JP2686986U JPH043587Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

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JP2686986U JPH043587Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

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JPS62140885U JPS62140885U (ja) 1987-09-05
JPH043587Y2 true JPH043587Y2 (ja) 1992-02-04

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