JPH0435867A - 研削砥石のドレッシング方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、研削砥石、特に導電性を有する超砥粒砥石を
ドレッシングするための方法および装置に関する。

〔従来の技術〕

ファインセラミックスのようなＪ１！削材料を研−」す
るときにはメタルボンドの超砥粒砥石（以下、メタルボ
ンド砥石という）を使用することが多い。

砥粒の保持力が強く、ツルーインクやドレッシングが困
峻なメタルボンド砥石をドレッシングスる方法として、
例えば特開昭６２−３９１７５号公報に開示されている
ように、一定の距離を隔てた一対の電極を、メタルボン
ド砥石に対して所定の間隔を保って対向させ、電極とメ
タルボンド砥石に放電させてドレッシングする方法があ
る。

る。

また、昭和６３年度精密工学会春季大会学術講演会論文
集第６５３〜６５４頁に記載されているように、一定の
距離を隔てた一対の電極をメタルボンド砥石で研削加工
しながら、電極とメタルボンド砥石との間に放電させる
ことによシトレッシングする方法もある。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記し九従来技術の前者にシいては、放電によシメクル
ボンド砥石だけでなく電極も消耗するから、電極とメタ
ルボンド砥石との間隙が次第に広くなり、遂には放電し
なくなシ、ドレッシングできなくなってＬまり。そこで
、放電を安定して持絖嘔せるため、電極とメタルボンド
砥石との間隙を常に適正な値に保持するようにサーボコ
ントロールしなければならない。なお、同公報ではワイ
ヤ電極を連続して送シ出すことによりサーボコントロー
ルをしないで上記間隙金保つ方法も開示されているが、
この場合にはワイヤ電極が使い捨てでおる九め、ランニ
ングコストが高くなる。

一方、上記した従来技術の後者においては、メタルボン
ド砥石で電極を研剛加ニレながらドレッシングするから
、電ｉとメタルボンド砥石とは常に接触した状態にあり
、間隙が変化することはない。しかしながら、電極を研
削加工しながらドレッシングするので電極の消耗が激し
い。

本発明の目的は、上記した課題を解決し、電極とメタル
ボンド砥石との間隙をサーボコントロールせずに安定し
た放電を持続させ能事よぐドレッシングすることが可能
で、かつ、電極消耗の少なり研削砥石のドレッシング方
法およびその装置を提供するにある。

〔１１１１Ｋを解決するための手段〕 上記した課題は、一定の距離を隔てた一対の電極を研削
砥石に所定の圧力で押圧する工程と、上記電極を押圧し
た位置に保持する工程と、上記電極と研削砥石に所定の
時間放電させたのち電極の保持を解除する工程を練返す
ようにして研削砥石をドレッシングすることにより解決
される。

さらに、上記したドレッシング方法のうちｉＩＥ極てｇ
ｉ＋Ａｔｌ砥石ｔドレ砥石ノドレッシングより解決され
る。

〔作　　用」 ４極をメタルボンド砥石に対して所定の圧力で押圧する
ようにしたので、放電によシミ極が消耗しても、電極は
メタルボンド砥石と常に接触した状ａｔ保つ。この結果
、′ｌ１ｌｃ極とメタルボンド砥石との間隙をサーボコ
ントロールしなくても安定した放電を持続させ能率よく
ドレッシングすることができる。

また、電極をメタルボンド砥石に所定の圧力（一般的に
はごく小さい圧力でよい）で押圧させ、その位置で電極
を保持させて研削砥石に所定の時間放電させるから、メ
タルボンド砥石に優男Ｉりのねじれやうねりが６りて一
１１ｔ４が研ｐＡ砥石に追従して径方向に動くことはな
い。この結果、メタルボンドへ５の１１極に近い部分か
ら選択的に放電ドレッシングされることによシ、研削砥
石の径方向のねじれやりねシが修正され、真円度が向上
する。しか奄、定量切込みは行わないから、電極がメタ
ルボンド砥石にょシ研削加工される量は僅かで、電極の
消耗を少なくできる。

また、１極と研削砥石に放電させる工程において、電極
と研削砥石とを放電場せながら研削砥石のＳ方向に相河
的に移動させる。このとき、放電は電極とメタルボンド
砥石の最も接近した部分から発生するから、メタルボン
ド砥石の幅方向の形状誤差を修正することができる。す
なわち、電極を単に研削砥石に押圧する場合のように電
極にメタルボンド砥石の形状誤差が転写されることもな
く、メタルボンド砥石の幅方向にも形状精度のよいドレ
ッシングができる。

〔実　施　伺〕 以下、本発明の第１の実施例を示す第１図及び第２図に
よプ説明する。第１図は本発明によるドレッシング装置
を平面研削盤の砥石頭に取シ付けた状態を示す正面断面
図であり、第２図は第１図の側面図である。

１は平面研削盤の砥石頭。２は砥石軸で砥石頭ｌに回転
自在に保持され、一端にメタルボンド砥石３が取シ付け
られている。４はドレッシング装置で、以下の部分によ
シ構成されている。５はドレッサボディで砥石頭ｌの上
に固定されている。

６ａ、６ｂｉｔ電極ホルダで、ドレッサボディ５にメタ
ルボンド砥石３の研削面に略垂直な方向に摺動自在に保
持されている６　７ａｌ’ｙｂは電極で、絶縁体８ｍ、
８ｂｔ−介して電極ホルダ６ａｙ６ｂに取り付けられ、
かつ図示しない放電電源に接続されている。９ａ、９ｂ
はクランパで、電極ホルダ６ａ・６ｂに略垂直な方向に
摺動自在にドレッサボディ５に保持されている。１０　
ａ　＊　１０　ｂはスプリングホルダで、ドレッサボデ
ィ５に固定されている。ｌｌａ、ｌｌｂはスプリングで
、スプリングホルダｔｏａ＋ｔｏｂに保持され、クラン
パ９ａ、９ｂを押圧している。１２ａ、１２ｂはアジャ
スタで、スプリングホルダ１０ｍ、１０ｂと螺合されて
、スプリングｌｌａ、ｌｌｂの押圧力を調整するように
なっている０ １３ｍ、１３ｂはソレノイドで、励磁したときにクラン
パｇａ、９ｂｔ−電極ホルダ６ａ＊６ｋ＞から遠ざける
ように作用するように図示しない駆動回路に接続されて
いる。

以上の構成において、まずメタルボンド砥石も全回転さ
せる。好ましく毒毎分数百回転以下の低ゝ速で回転させ
る。この状態でソレノイド１３１゜１３ｂを励磁すると
、クランノζ９ｍ＋９ｂはスプリング１１ａ、ｌｌｂの
押圧力に抗して電極ホルダ６　ａ　ｒ　６　ｂから離れ
る。

この結果、電極ホルダ６ｍ＋６ｂは自重によって落下し
て、電極７ａ、７ｂメタルボンド砥石３に接触する。こ
こで、ソレノイド１３ａ、１３ｂの励磁を解除すると、
クランパ９ｍ＋９ｂはスプリングｌｌａ、ｌｌｂの押圧
力により電極ホルダ６ｍ、６ｂに押圧され、電極ホルダ
６ｍ、６ｂはその押圧力によシ、その位置を保持するＯ
この状態を、少なくともメタルボンド砥石３が１回転以
上回転する間保持するようにソレノイド１３ａ。

１３ｂの駆動回路を予め設定しておく。電極７＆、７ｂ
Ｋｒｉ図示しない放電ｔｍから放電エネルギーが供給さ
れ、電極７ａｗ７ｂとメタルボンド砥ｔ ３との関に放電が発生して、メタルボンド砥石３がドレ
ッシングされる。ソレノイド１３１．１３ｂが鼻び励磁
されるまでの間、電極７　ｍ　＋　７　ｂは一定の位置
を保持するから、メタルボンド砥石３の電極７　ｍ　＋
　７　ｂに近ｉ部分から選択的に放電ドレッシングされ
て、ねじれ中うねシも減少してｉ〈。予番設定した所定
の時間が経過するとソレノイド１３ａ、１３ｂが励磁さ
れて、電極７ａ、７ｂがメタルボンド砥石３に所定の圧
力で押圧される。以下、この動作を繰夛返すことによシ
トレッシングが行われる。

ドレッシングを行わないときは、ソレノイド１３ｍ、１
３ｂの励磁を解除しておけば、電極７ａ、７ｂはその位
置で保持されているので、メタルボンド砥石３によって
研削されることはな−。

第１図は本発明の＠２の実施例を示す側面図である。な
お、ｇｇ１図および第２図と同じものは同一の符号を付
しである。

１４はベースで砥石１ｌｌＯ上に固定されている。

ドレッサボディ５はベース１４にメタルボンド砥石３の
幅方向に摺動自在に保持され、モータ１５によシ駆動さ
れる。１６はドッグでドレッサボディ５に固定されてい
る。１７ｍ、１７ｂはドレッサボディ５の往復運動のス
トロークｎｔ設定するための近接スイッチ、１７Ｃはド
レッサボディ５の往復運動のストローク中央位置全設定
するための近接スイッチであり、それぞれドッグ１６に
対向するようにベース１４に固定されている。また、モ
ータ１５及び近接スイッチ１７ｍ、１７ｂ＊１７Ｃは図
示しない制御装置に接続されている。

以上の構成において、ドレッサボディ５は図示しない制
御装置からの指令によシ、ドッグ１６と近接スイッチ１
７ｍ、１７ｂとで規定されるストローク範囲を往復運動
する。この間において、近接スイッチ１７ｃがドッグ１
６と対向する位置に来ると、上記第１の実施例と同様に
、電極７１゜７ｂは所定の圧力でメタルボンド砥石３に
抑圧され、その位置に保持される。そして、電極７１゜
７ｂは次にドッグ１６が近接スイッチ１７０に対向する
までその位置に保持される。以下、近接スイッチ１７ｅ
がドッグ１６を検出するととに上記した動作を繰シ返す
ことによシトレッシングを行う。

なお、上記した２つの実施例においては、電極７　ｍ　
＊　７　ｂをその自重によりメタルボンド砥石３に押圧
するように構成したが、スプリング、流体圧力、その他
の手段によシ抑圧するようにしてもよい。また、電極ホ
ルダ６＆１６ｂにカウンタウェイト匁取〕付けて、自重
を調整できるようにしてもよいっ 〔発明の効果〕 以上詳述したように、本発明によれば、電極７＆　ｅ　
７　ｂｔメタルボンド砥石３に所定の圧力で押圧したの
ちに、その位置で所定時間保持するという操作を繰シ返
すようにしたので、１Ｅ％７＆、７ｂとメタルボンド砥
石とは常にほぼ接触した状態になり、両者の間隙をサー
ボコントロールしなくても安定な放電を持続させること
ができるから、ドレッシング範型および真円度を向上さ
せることができるという効果がある。しかも電極’Ｉ＆
＊’１ｂとメタルボンド砥石に定量切込みは行わない。

すなわち、メタルボンド砥石で電極７１゜７ｂ＝１強制
的に研削澗工することがないから、電極７ｍ、７ｂの消
耗を少なくすることができ、経済的で作業能率も向上さ
せることができるという効果がある。

さらに、電極７ｍ、７ｂｋメタルボンド砥石３０幅方向
に往復運動するようにしたので、メタルボンド砥石３の
幅方向の形状誤差も修正することができ、高精度なドレ
ッシングをすることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による第１の実施例であるドレッシング
装置を平面研削盤の砥石頭に取シ付けた状態を示す正面
断面図。第２図は第１図の側面図。 第３図は本発明による第２の実施例であるドレッシング
装置を平面研削盤の砥石頭に取シ付けた状！Ｉを示す正
面断面図。 ３・・・メタルボンド砥石、　　７ｍ＋７ｂ・・・電極
、９ｍ、９ｂ−−−り２ンバ、　　１１　ｍ　、　１　
ｌ　ｂ　−スプリング、１３　ａ　＋　１３　ｂ・・・
ンレノイド、１４・・・ベース、　　１５・・・モータ
、　　１６・・・ドラｆ、　　１７ｍ、１７ｂ＋１７ｃ
・・・近接スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一定の距離を隔てた一対の電極を研削砥石に所定の
   圧力で押圧する工程と、上記電極を押圧した位置に保持
   する工程と、上記電極と研削砥石との間で所定の時間放
   電させたのち電極の保持を解除する工程を繰返すことを
   特徴とする研削砥石のドレッシング方法。 ２、電極と研削砥石との間で放電させる工程において、
   電極と研削砥石とを放電させながら研削砥石の幅方向に
   相対的に移動させることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の研削砥石のドレッシング方法。 ３、一定の距離を隔てた一対の電極と、上記電極を研削
   砥石に所定の圧力で押圧する手段と、上記電極を押圧し
   た位置に保持する手段と、上記電極に接続され放電エネ
   ルギー供給する電源とで構成したことを特徴とする研削
   砥石のドレッシング装置。 ４、電極と研削砥石とを研削砥石の幅方向に相対的に移
   動させる手段を具備することを特徴とする特許請求の範
   囲第３項記載の研削砥石のドレッシング装置。