JPH04358574A - 穀物中の石屑除去方法 - Google Patents

穀物中の石屑除去方法

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JPH04358574A
JPH04358574A JP16101891A JP16101891A JPH04358574A JP H04358574 A JPH04358574 A JP H04358574A JP 16101891 A JP16101891 A JP 16101891A JP 16101891 A JP16101891 A JP 16101891A JP H04358574 A JPH04358574 A JP H04358574A
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JP
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stone
chips
grain
bottom face
sorting frame
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Pending
Application number
JP16101891A
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English (en)
Inventor
Toyojiro Masumoto
増本 豊次郎
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穀物中の石屑除去方法
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、第1図のように、無数の噴風孔Aお
よび突起Bと後端部の穀物取出口ならびに前端部の石屑
取出口とを形成した底面Cを持つ選別枠の下面側より送
風して、前記底面Cの上面側に供給した穀物bを前記噴
風孔Aより吹上がる風により一定高さDに浮上させて前
記底面Cと浮上穀物層の下面Eとの間に空間部Fを形成
し、前記底面Cを前後方向に傾斜振動させて前記底面上
迄落下した比重の重い石屑aは前記突起Bにより突飛ば
して前記空間F内を移動させ前記石屑取出口より取出す
石屑除去方法は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、底
面Cを前後方向に傾斜振動させて底面C上に落下した比
重の重い石屑aを突飛ばすとき、傾斜振動の振幅を大き
くして(約10mm)、強く石屑aを突飛ばすと、突飛
ばされる距離も長くなるから、早く石屑取出口から取出
され、能率が向上するという考えであった。しかし、素
通しのガラスを使って側面から石屑aの移動状態を観察
すると、強く突飛ばされた石屑aは、矢印(イ)のよう
に、浮上穀物層の下面Eに衝突して乱反射するから、か
えって石屑aの飛距離が落ちて石屑取出口に到達する時
間は遅くなり、非能率となる。そこで、いままでは、問
題にされたことのなかった底面の振幅について改良し、
石屑aが矢印(ロ)のように、浮上穀物層の下面Eに衝
突しない小さな振幅としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、無数
の噴風孔16および突起17と後端部の穀物取出口37
ならびに前端部の石屑取出口24とを形成した底面15
を持つ選別枠10の下面側より送風して、前記底面15
の上面側に供給した穀物bを前記噴風孔16より吹上が
る風により一定高さ19に浮上させて前記底面15と浮
上穀物層の下面46との間に空間45部を形成し、前記
底面15を前後方向に傾斜振動させて前記底面15上迄
落下した比重の重い石屑aを前記突起17により突飛ば
して前記空間45内を移動させ前記石屑取出口24より
取出す石屑除去方法において、前記底面15の前記傾斜
振動は、前記突起17により突飛ばされた前記石屑aが
前記浮上穀物層の下面46と衝突して乱れない程度の微
振動(好適には略2〜3mm程度の振幅)とした穀物中
の石屑除去方法としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は全体のケースで、略密閉状態に形成される。ケース
1の形状は、縦断形状は前後側に長い長四角であり、横
断形状も前後側に長い長四角である。ケース1は下部ケ
ース2と上部ケース3に2分割されている。下部ケース
2の前側下方には糠粉等のゴミ箱4が、着脱自在に取付
けられる。ゴミ箱4の上面は開放されていて、石抜作業
時、吹送された糠粉等のゴミが案内板5を誘導されてゴ
ミ箱4内に流入する。
【0006】前記ゴミ箱4の後方にはモータ6が設けら
れる。前記モータ6の後方には風車ケース7設けられ、
風車ケース7内に風車8が取付けられる。風車ケース7
は上方に至るに従い前後方向に拡大しているが、風車ケ
ース7の上面の開口部9は、中央部から前端にかけてテ
ーパー状に幅が小さくなる。前記開口部9は左右方向は
水平であるが、前後方向は後側が低く前側は高い傾斜で
ある。
【0007】前記開口部9の上面には前後方向で斜め上
下方向に激しく振動する選別枠10が設けられる。選別
枠10は、下端が前記風車ケース7の上部側に軸着され
ている一対の傾斜支杆11、11の上端に軸着されてお
り、且つ、風車ケース7側に取付けられている偏心カム
12のロッド13の上端に取付けられる。偏心カム12
は、モータ6の回転によって回転し、ロッド13を介し
て選別枠10を振動させるのであるが、本発明は選別枠
10の振動を2mmとか3mmといった程度の小さな微
振動にすることが特徴である。従来のものは、10mm
とか15mmという大きな揺動であったから、石抜作業
は、石屑aが強く突飛ばされすぎて、浮上穀物層の下面
に衝突して乱反射し、飛距離の低下と共に石屑取出口に
到達する時間も遅くなり、非能率であった。本発明は、
前記振幅について、2mmとか3mmといった程度の小
さな微振動にしてあるので、石屑aは浮上穀物層の下面
46に衝突しないので、飛距離は大きくなる。
【0008】前記選別枠10は、左右両側の側壁14と
底面15を有する形状で、底面15には無数の噴風孔1
6を形成する。噴風孔16はめくり上げられていて前側
に高い突起17を有している。
【0009】前記風車8は、噴風孔16から風が吹き上
るように回転し、その風は各噴風孔16から吹上るので
、上方の供給ホッパ18から穀物を落下させると、穀物
は噴風孔16を吹上る風で持上げられて、一定高さ19
で釣合い、突起17には接触しない。
【0010】前記底面15の前後の傾斜角度は、開口部
9と同じであって調節は不能である。底面15の前側に
は、軸着部25を介して傾斜角度調節可能の調節板20
が設けられる。調節板20の左右両側には側壁21が設
けられていて、側壁21の上部には覆蓋22がされる。 覆蓋22の前側は次第に下降させて屈曲壁23を形成す
る。調節板20の前端と屈曲壁23の下端との間には石
屑取出口24を形成する。石屑取出口24は石落下部3
5に連絡している。36は選別枠10の上方に配設した
戻管であり、その一端開口部は石屑取出口24の前方位
置に臨み、他端開口部は選別枠10の穀物取出口37に
臨ませる。
【0011】前記底面15は、中間位置迄は略同一幅に
形成されているが、中間位置から前側にかけては次第に
左右の幅が狭くなるように形成され、したがって、軸着
部25で軸着される調節板20の左右幅は小幅である。
【0012】前記覆蓋22の上面には螺筒26が設けら
れ、前記選別枠10側に設けた調節ネジ27を螺筒26
に螺合させる。28は調節板20の下方位置に設けた副
風車ケースで、副風車ケース28内には副風車29を設
ける。30は副風車ケース28の上部開口部であり、調
節板20の下面に臨んでいる。
【0013】31は副風車29の送風路の外壁の一部を
回転自在に構成した切替弁であり、切替弁31の上端を
軸32により軸支する。軸32にはアーム33を固定し
、アーム33を上下動させると、副風車29の風の方向
が切替わる。即ち、モータ41に固定したピニオン42
を回転させてラック43を最大に上動させると、ラック
43に遊嵌状に連結されたアーム33は軸32を中心に
上方回動して、切替弁31は図3の位置から軸32を中
心に左回転し、副風車29の風の全部を上部開口部30
側に送風して調節板20に吹付ける。すると、選別枠1
0の底面15から押されて調節板20に移動した穀物・
石屑は、風により選別枠10の底面15上に戻される。 アーム33を図3のように上下中間の水平にすると、切
替弁31の下端は副風車ケース28の吹出口34の略中
央部に位置し、副風車29の風の半分は上部開口部30
から調節板20に送風され、残りは切替弁31の前側の
石落下部35を吹上げる。この状態では、石落下部35
に比重の軽い穀物等があるときは、これを吹戻せる。ア
ーム33が最も下側に移動したときは、切替弁31は図
3の位置から右回転して吹出口34を石落下部35に接
続する。したがって、副風車29の風は上部開口部30
には吹上がらず、石落下部35のみに吹くので、石落下
部35には多量の風が送風され、石屑取出口24から落
下した穀物bは戻管36を通って穀物取出口37に戻さ
れる。なお、図中、38は上部スイッチ、39は中央ス
イッチ、40は下部スイッチ、44は石屑貯留箱である
【0014】
【作用】次に作用を述べる。供給ホッパ18より石屑a
を含む穀物bを落下させ、モータ6に通電して風車8お
よび偏心カム12と副風車29とを回転させると、風車
8の風は風車ケース7を通って開口部9より吹上げ、選
別枠10の底面15の噴風孔16より吹上げる。また、
アーム33を上動させておくと、副風車29の風は吹出
口34より上部開口部30を吹上げ、調節板20より吹
上げる。
【0015】しかして、供給ホッパ18より落下した穀
物bは、各噴風孔16より吹上げられている風により浮
上して一定高さ19で釣合い、直接底面15に接触しな
い(第3図)。そして、先行穀物bは釣合ったまま、前
側にも動かず、後側にも動かない。
【0016】続いて供給ホッパ18より後続穀物bを供
給すると、その後続穀物bは先行穀物bを前側と後側に
押しやり、後側に押された先行穀物bは穀物取出口37
より排出される。前側に押された先行穀物bは、調節板
20上に移行するが、調節板20では、副風車29の風
が少し強く吹上げているので、覆蓋22の作用で吹き戻
される。
【0017】穀物b中に含まれる石屑aは、比重が重い
ので、供給ホッパ18から落下したのち、前記一定高さ
19位置を通り抜けて、直接底面15上に落下して突起
17に接触する。前記底面15は、偏心カム12とロッ
ド13を介して2〜3mmの振幅で激しく振動している
から、突起17に当たった石屑aは、第1図矢印(ロ)
のように突き進んで、調節板20上に達し、石屑取出口
24より落下して取出される。このとき、底面15の振
幅は2〜3mmと小さく、突起17により跳ね飛ばされ
た石屑aは浮上穀物の下面46には届かないため、底面
15と浮上穀物の下面46との間の空間45ないを円滑
に移動する。
【0018】
【効果】従来公知のものは、選別底面の傾斜振動が大き
すぎたため、強く突飛ばされた石屑aは、矢印(イ)の
ように、浮上穀物層の下面Eに衝突して乱反射して飛距
離は落ち、むしろ石屑取出口に到達する時間が遅くなり
、非能率であった。しかるに、本発明は、無数の噴風孔
16および突起17と後端部の穀物取出口37ならびに
前端部の石屑取出口24とを形成した底面15を持つ選
別枠10の下面側より送風して、前記底面15の上面側
に供給した穀物bを前記噴風孔16より吹上がる風によ
り一定高さ19に浮上させて前記底面15と浮上穀物層
の下面46との間に空間45部を形成し、前記底面15
を前後方向に傾斜振動させて前記底面15上迄落下した
比重の重い石屑aを前記突起17により突飛ばして前記
空間45内を移動させ前記石屑取出口24より取出す石
屑除去方法において、前記底面15の前記傾斜振動は、
前記突起17により突飛ばされた前記石屑aが前記浮上
穀物層の下面46と衝突して乱れない程度の微振動(好
適には略2〜3mm程度の振幅)とした穀物中の石屑除
去方法としたものであるから、石屑aは、矢印(ロ)の
ように、浮上穀物層の下面46に衝突しないので遠くに
飛び、能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】  公知例の作用図。
【図2】  本発明の縦断面図。
【図3】  本発明の作用状態図。
【符号の説明】
1…ケース、2…下部ケース、3…上部ケース、4…ゴ
ミ箱、5…案内板、6…モータ、7…風車ケース、8…
風車、9…開口部、10…選別枠、11…傾斜支杆、1
2…偏心カム、13…ロッド、14…側壁、15…底面
、16…噴風孔、17…突起、18…供給ホッパ、19
…一定高さ、20…調節板、21…側壁、22…覆蓋、
23…屈曲壁、24…落下口、25…軸着部、26…螺
筒、27…調節ネジ、28…副風車ケース、29…副風
車、30…上部開口部、31…切替弁、32…軸、33
…アーム、34…吹出口、35…石落下部、36…戻管
、37…穀物取出口、38…上部スイッチ、39…中央
スイッチ、40…下部スイッチ、41…モータ、42…
ピニオン、43…ラック、44…石屑貯留箱、45…空
間、46…浮上穀物の下面、a…石屑、b…穀物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  無数の噴風孔16および突起17と後
    端部の穀物取出口37ならびに前端部の石屑取出口24
    とを形成した底面15を持つ選別枠10の下面側より送
    風して、前記底面15の上面側に供給した穀物bを前記
    噴風孔16より吹上がる風により一定高さ19に浮上さ
    せて前記底面15と浮上穀物層の下面46との間に空間
    45部を形成し、前記底面15を前後方向に傾斜振動さ
    せて前記底面15上迄落下した比重の重い石屑aを前記
    突起17により突飛ばして前記空間45内を移動させ前
    記石屑取出口24より取出す石屑除去方法において、前
    記底面15の前記傾斜振動は、前記突起17により突飛
    ばされた前記石屑aが前記浮上穀物層の下面46と衝突
    して乱れない程度の微振動(好適には略2〜3mm程度
    の振幅)とした穀物中の石屑除去方法。
JP16101891A 1991-06-05 1991-06-05 穀物中の石屑除去方法 Pending JPH04358574A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107442429A (zh) * 2017-09-15 2017-12-08 颍上县皖润米业有限公司 一种谷粒去石机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62279872A (ja) * 1986-05-28 1987-12-04 株式会社山本製作所 石抜装置における自動取出装置
JPH02233186A (ja) * 1989-03-04 1990-09-14 Toyojiro Masumoto 風力利用穀物微細選別装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970930