JPH04358416A - ルビジウム原子発振器 - Google Patents
ルビジウム原子発振器Info
- Publication number
- JPH04358416A JPH04358416A JP13423491A JP13423491A JPH04358416A JP H04358416 A JPH04358416 A JP H04358416A JP 13423491 A JP13423491 A JP 13423491A JP 13423491 A JP13423491 A JP 13423491A JP H04358416 A JPH04358416 A JP H04358416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- rubidium
- atomic oscillator
- gas cell
- protruding rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910052701 rubidium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 40
- IGLNJRXAVVLDKE-UHFFFAOYSA-N rubidium atom Chemical group [Rb] IGLNJRXAVVLDKE-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 38
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 3
- 150000003297 rubidium Chemical class 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はルビジウム原子発振器に
係わり、特に光ポンピング法を用いたルビジウム原子発
振器に関する。
係わり、特に光ポンピング法を用いたルビジウム原子発
振器に関する。
【0002】
【従来の技術】ルビジウム(Rb)原子発振器では、原
子共鳴を利用するためのキャビティが必要である。この
キャビティの中に挿入されるルビジウムガスセルの形状
誤差等により共鳴周波数が異なってくる。そこで、従来
からこの共鳴周波数を調整する必要があった。
子共鳴を利用するためのキャビティが必要である。この
キャビティの中に挿入されるルビジウムガスセルの形状
誤差等により共鳴周波数が異なってくる。そこで、従来
からこの共鳴周波数を調整する必要があった。
【0003】図2は従来提案されているルビジウム原子
発振器のキャビティ部を表わしたものである。円筒形を
したキャビティ11内には、ルビジウムガスセル12が
配設されており、その一端とキャビティの底部13の間
には光受光素子14が配設されている。このルビジウム
原子発振器では、ルビジウムガスセル12等の配置され
ていない側のキャビティ壁面に、キャビティ11の中心
軸に対して直角方向に出没自在に突出棒16を配置させ
ている。この突出棒16の突出の度合いを調整すること
で、共鳴周波数を所望の値に設定するようになっている
。
発振器のキャビティ部を表わしたものである。円筒形を
したキャビティ11内には、ルビジウムガスセル12が
配設されており、その一端とキャビティの底部13の間
には光受光素子14が配設されている。このルビジウム
原子発振器では、ルビジウムガスセル12等の配置され
ていない側のキャビティ壁面に、キャビティ11の中心
軸に対して直角方向に出没自在に突出棒16を配置させ
ている。この突出棒16の突出の度合いを調整すること
で、共鳴周波数を所望の値に設定するようになっている
。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】この従来のルビジウム
原子発振器では、突出棒16がルビジウムガスセル12
を避けるようにてキャビティ11の片側に配置されてい
た。このため、C−FIELD磁界が歪み、マイクロ波
導入部17から入力されたマイクロ波のレベル変動に対
する周波数変動が大きくなるといった問題があった。ま
た、このルビジウム原子発振器では、ルビジウムガスセ
ル12の肉厚が厚いため、キャビティ11自体の大きさ
もあまり小さくすることができず、ルビジウム原子発振
器自体の大きさを小型にできないという問題があった。
原子発振器では、突出棒16がルビジウムガスセル12
を避けるようにてキャビティ11の片側に配置されてい
た。このため、C−FIELD磁界が歪み、マイクロ波
導入部17から入力されたマイクロ波のレベル変動に対
する周波数変動が大きくなるといった問題があった。ま
た、このルビジウム原子発振器では、ルビジウムガスセ
ル12の肉厚が厚いため、キャビティ11自体の大きさ
もあまり小さくすることができず、ルビジウム原子発振
器自体の大きさを小型にできないという問題があった。
【0005】そこで本発明の目的は、より高性能で小型
化の可能なルビジウム原子発振器を提供することにある
。
化の可能なルビジウム原子発振器を提供することにある
。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のルビジウ
ム原子発振器では、ルビジウムガスセルを内部に配置し
たキャビティ部のほぼ中央に位置する壁面に、マイクロ
波の共鳴周波数を調整するための突出棒を配置している
。これにより、C−FIELD磁界が均一になり、高性
能のルビジウム原子発振器とすることができる。
ム原子発振器では、ルビジウムガスセルを内部に配置し
たキャビティ部のほぼ中央に位置する壁面に、マイクロ
波の共鳴周波数を調整するための突出棒を配置している
。これにより、C−FIELD磁界が均一になり、高性
能のルビジウム原子発振器とすることができる。
【0007】請求項2記載のルビジウム原子発振器では
、キャビティ部内に、前記した突出棒を避けるようにし
て誘電体を配置し、これによる誘電率との関係でルビジ
ウムガスセルの肉厚を薄くすることにして、キャビティ
およびルビジウム原子発振器全体の小型化を実現する。
、キャビティ部内に、前記した突出棒を避けるようにし
て誘電体を配置し、これによる誘電率との関係でルビジ
ウムガスセルの肉厚を薄くすることにして、キャビティ
およびルビジウム原子発振器全体の小型化を実現する。
【0008】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例におけるルビジウ
ム原子発振器のキャビティ部を表わしたものである。図
2と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説
明を適宜省略する。本実施例のルビジウム原子発振器で
は、円筒形をしたキャビティ11内の中央に位置するキ
ャビティ壁面には、突出棒16が移動自在に配置されて
いる。この突出棒16に対して図で右側に位置するキャ
ビティ内にはルビジウムガスセル21が配設されており
、その一端とキャビティの底部13の間には光受光素子
14が配設されている。また、突出棒16に対して図で
左側に位置するキャビティ内には誘電体22が配置され
ている。
ム原子発振器のキャビティ部を表わしたものである。図
2と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説
明を適宜省略する。本実施例のルビジウム原子発振器で
は、円筒形をしたキャビティ11内の中央に位置するキ
ャビティ壁面には、突出棒16が移動自在に配置されて
いる。この突出棒16に対して図で右側に位置するキャ
ビティ内にはルビジウムガスセル21が配設されており
、その一端とキャビティの底部13の間には光受光素子
14が配設されている。また、突出棒16に対して図で
左側に位置するキャビティ内には誘電体22が配置され
ている。
【0010】このような構成のルビジウム原子発振器で
は、突出棒16の突出の度合いを調整することにより、
マイクロ波導入部17から入力されたマイクロ波に対す
る共振を容易に調整することができる。また、キャビテ
ィ11に誘電体22を挿入しているので、これによる誘
電率との関係で、肉厚の薄いルビジウムガスセル21を
使用し、キャビティ11自体の小型化を図っている。
は、突出棒16の突出の度合いを調整することにより、
マイクロ波導入部17から入力されたマイクロ波に対す
る共振を容易に調整することができる。また、キャビテ
ィ11に誘電体22を挿入しているので、これによる誘
電率との関係で、肉厚の薄いルビジウムガスセル21を
使用し、キャビティ11自体の小型化を図っている。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、ルビジウム原子発振器のキャビティ部内のほぼ中
央位置の壁面に突出棒を調整自在に配置したので、キャ
ビティの同調を容易に行うことができるばかりでなく、
C−FIELD磁界を均一にすることができ、発振器の
特性を高性能にすることができる。
では、ルビジウム原子発振器のキャビティ部内のほぼ中
央位置の壁面に突出棒を調整自在に配置したので、キャ
ビティの同調を容易に行うことができるばかりでなく、
C−FIELD磁界を均一にすることができ、発振器の
特性を高性能にすることができる。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、キャ
ビティ内に突出棒を避けるようにして、誘電体を配置し
たので、キャビティを小型化することができ、小型で低
価格のルビジウム原子発振器を提供することができると
いう効果がある。
ビティ内に突出棒を避けるようにして、誘電体を配置し
たので、キャビティを小型化することができ、小型で低
価格のルビジウム原子発振器を提供することができると
いう効果がある。
【図1】本発明の一実施例におけるルビジウム原子発振
器のキャビティ部を示す断面図である。
器のキャビティ部を示す断面図である。
【図2】従来使用されたルビジウム原子発振器のキャビ
ティ部を示す断面図である。
ティ部を示す断面図である。
11 キャビティ
16 突出棒
17 マイクロ波導入部
21 ルビジウムガスセル
22 誘電体
Claims (2)
- 【請求項1】 マイクロ波を供給するマイクロ波導入
部を有し、ルビジウムガスセルを内部に配置したキャビ
ティ部のほぼ中央に位置する壁面に、マイクロ波の共鳴
周波数を調整するための突出棒を配置したことを特徴と
するルビジウム原子発振器。 - 【請求項2】 前記キャビティ部内に、前記突出棒を
避けるようにしてルビジウムガスセルと誘電体とを配置
したことを特徴とする請求項1記載のルビジウム原子発
振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13423491A JPH04358416A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | ルビジウム原子発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13423491A JPH04358416A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | ルビジウム原子発振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04358416A true JPH04358416A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15123564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13423491A Pending JPH04358416A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | ルビジウム原子発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04358416A (ja) |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP13423491A patent/JPH04358416A/ja active Pending
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