JPH04357262A - 建築用板材の取付方法とこれに使用する取付具 - Google Patents

建築用板材の取付方法とこれに使用する取付具

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JPH04357262A
JPH04357262A JP6574091A JP6574091A JPH04357262A JP H04357262 A JPH04357262 A JP H04357262A JP 6574091 A JP6574091 A JP 6574091A JP 6574091 A JP6574091 A JP 6574091A JP H04357262 A JPH04357262 A JP H04357262A
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Japan
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attaching
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JP6574091A
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Haruo Takebayashi
竹林 春雄
Shunji Yamadera
山寺 俊次
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Osaka Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築用板材の取付方法と
これに使用する取付具、さらに詳しくは、例えば各種建
造物の外壁材等として使用される建築用板材を下地材等
に取付ける方法とその際に使用する取付具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種建築用板材の下地材等への
取付手段としては、例えば図6に示すようなものが存在
する。
【0003】即ち、この従来のものは、正面略矩形状の
建築用板材15の前面からビス22により直接留付けて
、該建築用板材15を下地材21に取付けるものである
。しかるに、当該手段に於いては、外部にビス22の頭
部が露出するために、外観体裁が極めて悪くなると共に
、ビス孔(図示せず)から漏水等が侵入してビス22に
錆等を生ぜしめるばかりでなく、下地材21の所謂不陸
個所に於いてビス22を留付けると、建築用板材15に
反りが生じたり亀裂が発生するという致命的な問題点を
有していたのである。
【0004】而して、かかる問題点を解消すべくなされ
たのが、図7に示す所定形状の取付具23を使用して建
築用板材15を取付けるものである。かかる取付具23
は、起立片24の両端に対面する係止片25,25有す
る断面略H字状の取付具本体26の背面に板状の取付片
27を突設したものである。一方、建築用板材15は両
端部背面側に長手方向に沿って係止突片28が夫々設け
られると共に、一方の係止突片28を延設して段部29
を有し、且つ他方の係止突片28に凹溝30を介して突
出片31を延設したものである。
【0005】そして、取付具23の取付片27を下地材
21に向けた状態で、その係止片25,25間に一端を
固定した建築用板材15の他端部の係止突片28を係入
して取付片27から直接ビス22を下地材21に留付け
た後、連結する他の建築用板材15の係止突片28を前
記取付具23の係止片25,25間に係入し、複数の建
築用板材15…を順次連結していくものである。これに
よると、建築用板材15の突出片31等により、ビス2
2や取付具23が外部に露出せず、また内部への漏水等
の侵入を良好に阻止できるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、取付具
23の板状の取付片27を介して直接ビス22を硬質の
下地材21に留付けるものであるため、この留付時に於
いて取付具23が移動し易く、所定の位置に取付具23
を固定することは困難であり、この位置ずれによって各
建築用板材15…の取付状態が不均一となる不都合があ
った。
【0007】また、上記の如く取付片27は板状である
ために、この取付位置に不陸がある場合に於いて無理に
ビス22を留付けると、取付具23が変形をきたして、
建築用板材15を取付具23の係止片25,25間に係
入する作業が困難になると共に、このようにして係止保
持された複数枚の建築用板材15…は、外部に表出する
所謂有効幅が個々に異なり、該建築用板材15…を均一
に取付けることができないという大なる問題点を有して
いたのである。
【0008】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、取付具の使用を前提
として、下地材等の所望位置にその状態に応じて容易且
つ強固に建築用板材を取付可能にすることを課題とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために、本発明は両端部背面側に係止突片16を有す
る建築用板材15を下地材等に取付ける方法であって、
端部用取付具1の起立片1aの一端部に、弾性を具備さ
せるべく間隙3を有して折返し形成された取付片4を下
地材等に固定した後、該起立片1aの他端部に前記取付
片4とは逆向きに折返し形成された係止片2に前記建築
用板材15の一端側の係止突片16を係入保持し、次に
起立片7の一端部を折り返して形成された係止片9aと
起立片7の他端部を該係止片9aとは逆向きに折曲して
形成された係止片9bとを有する連結用取付具6の他方
の係止片9bの先端部に、弾性を具備させるべく間隙1
0を有して折曲形成された取付片11を下地材等側に向
けた状態で、両係止片9a,9b間に建築用板材15の
他端部側の係止突片16を係入した後、一方の係止片9
a側から建築用板材15の係止突片16,他方の係止片
9b及び取付片11を介して留付具22により下地材等
に固定し、その後一方の係止片9aと取付片11間に、
連結する他の建築用板材15の一端部の係止突片16を
係入して連結することにより複数の建築用板材15…を
下地材等に取付ける建築用板材の取付方法である。
【0010】
【作用】従って、上記構成を特徴とする建築用板材の取
付方法に於いては、各取付具1と6に夫々設けられた弾
性を有する取付片4,11を介して該取付具1,6を下
地材等に取付けるものであるため、かかる取付片4,1
1の取付位置が下地材等の不陸個所にあたる場合であっ
ても、この不陸の凹凸部分が各取付片4,11の有する
弾性により好適に吸収されて、所謂不陸調整が図れるこ
ととなる。これにより、各取付具1,6の強固且つ確実
な取付状態を維持できて、この両者間に建築用板材15
を無理なく取付けることが可能となるのである。また、
留付具22を連結用取付具6の一方の係止片9a側から
建築用板材15の係止突片16を介して下地材等に留付
け固定するものであるため、建築用板材15の所望位置
に連結用取付具6を取付けることができて、この両者間
の取付位置が位置ずれするようなこともなくなる結果、
均一な建築用板材15の取付けが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について先ず各取付
具を図面に従って説明する。図1(イ)に於いて、1は
起立片1aの一端部を折返して係止片2が形成された板
材からなる端部用取付具を示し、起立片1aの他端部に
は弾性を具備させるべく間隙3を有して前記係止片2と
は逆向きに折返し形成された取付片4が設けられてなる
。5,5は取付片4の両片に対向して穿設された留付具
挿通用の孔である。
【0009】図1(ロ)中、6は両側に二枚の建築用板
材を連結するための連結用取付具で、起立片7の一端部
を折返して基部に係止部8を有する係止片9aが設けら
れ、且つ他端部を前記係止片9aとは逆向きに折曲して
該係止片9aと対面する係止片9bが形成されており、
また係止片9bの先端部には、弾性を具備するように間
隙10を有して取付片11が折曲形成され、且つ取付片
11の先端部は前記係止部8に対面するように下向きに
折曲されてなる。12,13,14は夫々対向して両係
止片9a,9b及び取付片11に穿設された孔を示す。
【0010】本実施例は以上のような構成からなり、次
にこれを使用して建築用板材を下地材等に取付ける場合
について説明する。尚、この建築用板材15は正面略矩
形状に形成され、且つ図2の如く長手側両端部の背面側
に係止突片16が突設されると共に、一方の端部には溝
17を介して前面側に突出片18が突設されてなり、他
方の端部には溝19を介して凸状部20が突設されてい
る。
【0011】先ず、図3に示すように端部用取付具1の
係止片2を上向きにしてその取付片4を下地材21に当
接した状態で、ビス22を前面側から取付片4の孔5,
5に挿通してねじ込んで端部用取付具1を下地材21に
固定する。
【0012】次に、建築用板材15の一端部の溝17に
端部用取付具1の係止片2を係入して建築用板材15を
保持する。そして、図4に示す如く連結用取付具6の取
付片11を下地材21側に向けて、その係止片9a,9
b間に前記建築用板材15の他端部の係止突片16を係
入する。この状態で、ビス22を前面側の係止片9aの
孔12からねじ込んでいくと、建築用板材15の係止突
片16,他方の係止片9b及び取付片11の各孔13,
14を介して建築用板材15が下地材21に固定される
こととなる。
【0013】この場合に於いて、ビス22は連結用取付
具6の係止片9aの孔12を介して建築用板材15の係
止突片16にねじ込まれるため、連結用取付具6を建築
用板材15の所望位置に取付けることができ、よって両
者間の位置ずれを生ぜしめることなく、順次建築用板材
15を均一に且つ強固に下地材21へ取付けることがで
きるのである。
【0014】また、各取付具1,6の取付片4,11は
弾性を具備してなるため、下地材21の不陸個所に取付
具1,6を取付けざるを得ない場合に於いても、取付片
4,11の弾性により所謂不陸調整が図れるばかりでは
なく、ビス22のねじ込み力が吸収されることとなって
、建築用板材15の係止突片16に亀裂等を生ぜしめる
こともないのである。
【0015】次に、連結する他の建築用板材15の係止
突片16を連結用取付具6の係止部8と取付片11間に
係入すれば、該建築用板材15の突出片18により連結
用取付具6の外部への露出が阻止されて外部からの漏水
の侵入や錆等の発生も良好に回避でき、外観体裁良く建
築用板材15の一端部を保持できるのである。
【0016】このように、建築用板材15の取付作業が
下地材21の不陸に影響されることなく行えるために、
その作業が煩雑になることなく迅速且つ容易に行えて、
作業能率を向上せしめることができるという利点がある
【0017】尚、各取付具1,6を下地材21に固定す
る留付具22も該実施例のビスに限定されるものではな
く打込み式の留付具等を使用しても構わず、留付具22
の構成によっては、該留付具挿通用の孔5,12等を各
取付具1,6に設ける必要はない。
【0018】また、各取付具1,6の係止部2,8の具
体的な形状は問わず、さらに取付片4,11も要は下地
材21の不陸等を吸収できるように構成されればよく、
その具体的な構成は上記実施例に限定されない。
【0019】また、建築用板材15の端部に設けられる
係止突片16や溝17,19等の具体的な形状も問うも
のではなく、要は各取付具1,6に取付け可能な係止突
片16が両端部背面側に形成されればよい。
【0020】さらに、本発明に係る建築用板材15の用
途も建造物の外壁材に限定されず、その他各種建築用の
板材として幅広く適用できると共に、水平や傾斜状に連
結していくことも可能である等、具体的な使用用途や使
用態様は問わない。
【0021】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は間隙を有して折曲
げ形成した弾性を具備する取付片を介して各取付具を下
地材等に取付けるものであるため、下地材等に生じた不
陸部分に該取付具を取付けざるを得ない場合であっても
、この不陸が取付片により好適に吸収されて、所謂不陸
調整が図れることとなり、よって従来の如く留付具の留
付時に建築用板材に亀裂等の損傷を与えて作業が中断さ
れることもなく、作業能率良く一連の取付作業が行える
という格別の効果を得るに至った。
【0022】また、連結用取付具の下地材等への固定は
、該連結用取付具の一方の係止片側から建築用板材を介
して行われるために、連結用取付具が建築用板材から位
置ずれするようなことがなく、両者の関係が保たれて一
定の位置に取付け可能となる結果、各建築用板材の所謂
有効幅の均一化が図れて、全体の外観体裁も良好に取付
けることができる効果も有する。
【0023】さらに、各取付具は極めて簡易な構成から
なるため、その製作も安価に且つ容易に行えるという実
用的な効果も奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取付具を示し、(イ)は端部用取
付具の斜視図、(ロ)は連結用取付具の斜視図。
【図2】建築用板材の要部を示す側面図。
【図3】端部用取付具により建築用板材を下地材に取付
けた要部拡大側面図。
【図4】連結用取付具により建築用板材を下地材に取付
けた要部拡大側面図。
【図5】取付具により建築用板材を下地材に取付けた状
態を示す側面図。
【図6】従来例を示す側面図。
【図7】従来例を示す側面図。
【符号の説明】
1…端部用取付具 1a…起立片 2…係止片 3…間隙 4…取付片 5…孔 6…連結用取付具 7…起立片 9a,9b…係止片 10…間隙 11…取付片 12,13,14…孔 15…建築用板材 16…係止突片 22…留付具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  両端部背面側に係止突片16を有する
    建築用板材15を下地材等に取付ける方法であって、端
    部用取付具1の起立片1aの一端部に、弾性を具備させ
    るべく間隙3を有して折返し形成された取付片4を下地
    材等に固定した後、該起立片1aの他端部に前記取付片
    4とは逆向きに折返し形成された係止片2に前記建築用
    板材15の一端側の係止突片16を係入保持し、次に起
    立片7の一端部を折り返して形成された係止片9aと起
    立片7の他端部を該係止片9aとは逆向きに折曲して形
    成された係止片9bとを有する連結用取付具6の他方の
    係止片9bの先端部に、弾性を具備させるべく間隙10
    を有して折曲形成された取付片11を下地材等側に向け
    た状態で、両係止片9a,9b間に建築用板材15の他
    端部側の係止突片16を係入した後、一方の係止片9a
    側から建築用板材15の係止突片16,他方の係止片9
    b及び取付片11を介して留付具22により下地材等に
    固定し、その後一方の係止片9aと取付片11間に、連
    結する他の建築用板材15の一端部の係止突片16を係
    入して連結することにより複数の建築用板材15…を下
    地材等に取付けることを特徴とする建築用板材の取付方
    法。
  2. 【請求項2】  起立片7の一端部を折返して係止片9
    aが形成され且つ該起立片7の他端部を前記係止片9a
    とは逆向きに折曲して該係止片9aと対面する係止片9
    bが形成されてなり、しかも該係止片9bの先端は下地
    材等に固定するための取付片11が間隙10を有して折
    曲形成されてなることを特徴とする建築用板材の取付具
  3. 【請求項3】  起立片1aの一端部を折返して係止片
    2が形成され且つ該起立片1aの他端部に下地材等に取
    付けるための取付片4が間隙3を有して前記係止片2と
    は逆向きに折返し形成されてなることを特徴とする建築
    用板材の取付具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349040A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Arutekku:Kk 建築用外装部材の取り付け部材
JP2009121044A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Konoshima Chemical Co Ltd 外装材取付具、外装材最終取付具および外装材取付構造

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