JPH04356637A - 氷蓄冷装置における冷熱取出し方法と装置 - Google Patents

氷蓄冷装置における冷熱取出し方法と装置

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JPH04356637A
JPH04356637A JP13140491A JP13140491A JPH04356637A JP H04356637 A JPH04356637 A JP H04356637A JP 13140491 A JP13140491 A JP 13140491A JP 13140491 A JP13140491 A JP 13140491A JP H04356637 A JPH04356637 A JP H04356637A
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JP
Japan
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ice
coil
cold heat
making
refrigerant
Prior art date
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Pending
Application number
JP13140491A
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English (en)
Inventor
Koremune Kameda
亀田 是統
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH04356637A publication Critical patent/JPH04356637A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水の結氷、解氷時の
潜熱の放出および吸収を利用して冷熱を蓄冷または冷熱
の取出しを行なう氷蓄冷熱取出し方法と装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は、特開昭64−10081号公報
に示された製氷用ヒートポンプを使用した氷蓄冷装置に
おける冷熱取出し方法と装置を示す回路図である。図5
(a)において、21は製氷用ヒートポンプ、22は冷
媒/水熱交換器、24は製氷コイル、26はブラインポ
ンプ、23は冷媒/水熱交換器22からブラインポンプ
26へ通じる管路、29はブラインポンプ26から製氷
用ヒートポンプ21へ至る管路、更に管路29上にバイ
パス管路30を設け、管路23と連結する。
【0003】又、製氷コイル24からブラインポンプ2
6への管路と管路23の交点に三方弁31、管路29と
バイパス管路30との交点に三方弁32、又、製氷用ヒ
ートポンプ21と冷媒/水熱交換器22との間の管路3
3上に三方弁34が設けられ、三方弁34と製氷コイル
24とは管路35によって連結される。
【0004】又、冷却水系統で、25は氷蓄冷水槽、2
7は冷却水ポンプ、28は例えばクーラーのような冷却
機構、36,37,38,39,41は管路、40は冷
水管路上の三方弁である。
【0005】このように構成された氷蓄冷装置において
、通常の冷暖房運転時には製氷用ヒートポンプ21を駆
動し、冷媒(ブライン液)を管路33、三方弁34、冷
媒/水熱交換器22、を経て管路23からブラインポン
プ26に導入し、三方弁32、管路29を経て製氷用ヒ
ートポンプ21に送り戻す循環をさせる。
【0006】一方、例えばクーラーのような冷却機構2
8から送り出された水は管路36を通って冷媒/水熱交
換器22に入り、冷媒により冷却されて管路37を経て
三方弁40を通り冷却水ポンプ27に吸引され、管路4
1を経て冷却機構28へ再び送り込まれる。
【0007】冷熱を貯える製氷過程では、製氷用ヒート
ポンプ21から送り出された冷媒は、三方弁34から管
路35へ導かれ氷蓄冷水槽25の製氷コイル24へ導入
される。製氷コイル24を出た冷媒は三方弁31、ブラ
インポンプ26、管路29を経て製氷用ヒートポンプ2
1に戻り再び冷熱を与えられる。このようにして冷熱を
得た冷媒が製氷コイル24に連続して流れ込むから、氷
蓄冷水槽25内の水は製氷コイル24の表面から除々に
氷結し、冷媒の冷熱が氷として貯えられる。
【0008】次に、冷熱取出しの解氷過程では、三方弁
31,32,34を操作して冷媒(ブライン)の流れを
図5(b)に示された矢印Aに沿う流れとなるように回
路を形成し、ブラインポンプ26を運転する。この循環
によって氷蓄冷水槽25では、製氷コイル24全体が伝
熱体となり結氷した氷を溶かすことになる。また、製氷
コイル24で冷やされた冷媒は冷媒/水熱交換器22で
冷却水に冷熱を付与する。
【0009】解氷の初期は熱媒体の循環によって結氷を
内側から融かすと同時に氷蓄冷水槽25内の水が管路3
8,39を経由して循環することにより外側からも解氷
が行なわれる。かかる状態になると氷と循環水との接触
面積が増加し、循環水の流量が増大するから解氷効率は
増大する。このようにして、解氷効率が良くなった時点
で熱媒体側のブラインポンプ26の運転を止め、冷水の
循環のみで解氷を継続する。
【0010】以上のように、従来から氷蓄冷装置におけ
る冷熱取出し方法には解氷効率の低下を防ぐための多く
の工夫がなされていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】氷蓄冷装置における冷
熱取出し方法には、前記のように解氷効率の低下を防ぐ
ため多くの工夫がなされているが、設備が大型であり、
冷媒/水熱交換器、多数の三方弁等の機器を必要とする
ため、設備のコストが大となるものであった。この問題
点を解決するために、本発明はなされたもので、冷熱取
出し時の解氷効率が低下することなく、小型化され、設
備費の低い氷蓄冷装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記問題点は、氷蓄冷水
槽内の遊水部に解氷伝熱コイルを設け、この解氷伝熱コ
イルと製氷コイルとを直列に連結・分離の切替え可能な
装置とし、解氷時に製氷コイル内の冷媒が、解氷伝熱コ
イルを通り循環するようにすることによって解決する。
【0013】
【作用】製氷の時には、製氷コイルに循環する冷媒が解
氷伝熱コイル内に流れ込まないように弁により遮断する
。これにより、製氷コイルの表面のみに氷が生成、生長
する一方、解氷伝熱コイルは結氷完了まで氷蓄冷水槽内
の遊水部にさらされた状態を維持する。
【0014】解氷の時には、解氷伝熱コイルと製氷コイ
ルとを冷媒がシリーズに循環するように切り換える。こ
の冷媒循環動力としては、ポンプにより強制的に循環さ
せる液ポンプ方式と、冷媒ガスと冷媒液との比重の差を
利用して、自然循環させる重力循環方式とがあるが、何
れの場合でも、冷媒は解氷伝熱コイルの表面に接触する
遊水から熱をうばってその熱で製氷コイルの表面の氷を
溶かすことになる。
【0015】これによって蓄冷水槽の冷水出口温度は安
定に低下し、解氷効率も低下することはない。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて説明する
。図1はブライン方式の氷蓄冷装置である。図において
1は製氷用ヒートポンプ、2,7はブラインの管路。 3は解氷伝熱コイル、3Aは解氷伝熱コイル3の入口管
路の弁、4Aは製氷コイルの入口管路上に設けられた弁
、4はパネル状の解氷促進材4Bを取付けた製氷コイル
、5は氷蓄冷水槽、6はブラインポンプ、8は空調機。 9は冷温水ポンプ、10,11は冷水管路である。
【0017】上記のように構成された本実施例では、製
氷時には弁3Aを閉止、弁4Aを開放した後、ブライン
ポンプ6を駆動すると、製氷用ヒートポンプ1を出たブ
ラインは管路2を通り、弁4Aを抜けて製氷コイル4に
入り、ブラインポンプ6に導かれ、管路7を経て製氷用
ヒートポンプ1へ戻る。この間、製氷コイル4は氷蓄冷
水槽5内の水を冷却しつつやがて、製氷コイル4に取り
つけられたパネル状の解氷促進材4B(以下パネルとい
う)の全面にわたり結氷する。
【0018】一方、冷却された水は冷温水ポンプ9を駆
動することにより、氷蓄冷水槽5より管路10を通り、
空調機8へ送られ温まった水は管路11を通り氷蓄冷水
槽5へ戻る。解氷時には弁4Aを閉止し、弁3Aを開放
することにより、冷媒ブラインは解氷伝熱コイル3を通
り直結した製氷コイル4へ送り込まれる。これにより、
冷媒ブラインは解氷伝熱コイル3において遊水によって
温められ、製氷コイル4をコイル内からも温め、パネル
4Bの表面に氷結した氷を解氷する。かくして、パネル
表面に冷水の通る水道が出来るようになり、その後は冷
水循環のみで冷熱利用運転が行なわれ、解氷効率は低下
することなく解氷が進められる。なお図によって明らか
なように、本実施例の装置には冷媒/水熱交換器、三方
弁等の機器を必要としない。
【0019】冷媒にフレオンを使用した場合の本発明の
実施例を図2、図3に基づいて説明する。図において、
12はフレオンガスの凝縮器、13はコンプレッサー、
14は膨張弁、15は管路上の弁を示す。その他、図1
と同一符号はこれと同一又は相当部分を示す。
【0020】上記のように構成された本例では、製氷時
の運転については図1の場合と殆ど同様に、弁4Aを開
放し、弁3Aを閉止し、弁15を開放した後、各機器を
駆動すると、凝縮器12より膨張弁14を経由したフレ
オン冷媒は製氷コイル4を通り、管路7を経由、弁15
を抜けてコンプレッサー13に入る。この間、フレオン
冷媒は製氷コイル4において気化し、気化熱を奪うこと
により製氷コイル4及びパネル4Bの全面にわたり、接
触する水を冷却し、やがてパネル4B全面にわたり結氷
し冷熱が貯えられる。なお、解氷時には氷蓄冷水槽5内
の水は、図1の場合と全く同様の循環運動をする。
【0021】解氷時には、各機器の駆動を停止し弁4A
、弁15を閉止し、弁3Aを開放する。即ち、図3の太
線に示されるように製氷コイル4と解氷伝熱コイル3と
を直列に結びループが形成される。これにより製氷コイ
ル4内のフレオンは自重で下部に設けられた解氷伝熱コ
イル3内に落ち、ここで気化してフレオンガスとなって
上昇し、弁3Aを通り製氷コイル4の上部からコイル内
へ吸込まれ、フレオンガスが冷却されることにより凝縮
液化する。この液化の際の発熱が熱交換されることによ
り製氷コイル4の解氷を促進する。このサイクルは、冷
媒液の自重によって継続的に成立し、結果として製氷コ
イル4と解氷伝熱コイルとの間で熱交換を続けることが
出来る。
【0022】なお、解氷時の効率を上げるため、製氷コ
イル4に取付けるパネル状の解氷促進材4Bは、解氷の
際パネルに沿って氷の間に冷水が通る水道を形成するよ
うに図4に示す如く、コイルにまたがって上下方向にパ
ネルを取付けることが望ましい。図4において、(a)
は短冊形パネルの取付け状態を示す正面図、(b)はそ
の側面図、(c)は棒形パネルの取付け状態を示す正面
図、(d)はその側面図である。
【0023】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれば
氷蓄冷水槽内に解氷促進材付製氷コイルと解氷伝熱コイ
ルとを設けたことによって、解氷効率を従来より低下さ
せることなく次の効果を得た。
【0024】(1)結氷率が高くても解氷が円滑に行わ
れるので蓄冷熱密度が高くなり、氷蓄冷水槽を小型にす
ることが出来た。 (2)熱交換器、三方弁等の機器を必要としなくなって
、設備費を低減した。 (3)通常の水蓄熱と比較して、改造部分がすべて蓄冷
水槽内部にあるため設計も容易で工事も簡単であり、設
備のコストを低くすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブライン方式の氷蓄冷
装置の回路図である。
【図2】本発明の他の実施例を示すフレオン方式の氷蓄
冷装置の回路図である。
【図3】図2の解氷時のフレオン循環を示す状態図であ
る。
【図4】製氷コイルに解氷促進材取付け図である。 (a)は短冊形パネルの取付けを示す正面図、(b)は
その側面図、(c)は棒形のパネルの取付けを示す正面
図、(d)はその側面図である。
【図5】従来のブライン方式の氷蓄冷装置の回路図であ
る。(a)は通常の冷暖房運転時の状態を示す回路図、
(b)は解氷時のブライン循環状態を示す回路図である
【符号の説明】
1  製氷用ヒートポンプ 3  解氷伝熱コイル 4  製氷コイル 5  氷蓄冷水槽 6  ブラインポンプ 8  空調機 9  冷温水ポンプ 12  凝縮器 13  コンプレッサー 14  膨張弁 22  冷媒/水熱交換器 26  ブラインポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  製氷時、解氷伝熱コイルへの冷媒循環
    を止め、製氷コイル内へ冷媒を循環させて、製氷コイル
    表面に結氷させ、解氷時には、氷蓄冷水槽内に冷水を循
    環させると同時に、製氷コイルと解氷伝熱コイルとを直
    列に連結して、冷媒ポンプによる強制循環、又は冷媒の
    自重による自然循環によって製氷コイル内の冷媒を解氷
    伝熱コイルに循環させ、解氷を行うことを特徴とする氷
    蓄冷装置における冷熱取出し方法。
  2. 【請求項2】  氷蓄冷装置において、氷蓄冷水槽内の
    製氷コイルにまたがって上下方向に取りつけられた解氷
    促進材を設け、解氷伝熱コイルと製氷コイルとを直列に
    連結・分離可能に回路を設けたことを特徴とする氷蓄冷
    装置における冷熱取出し装置。
JP13140491A 1991-06-03 1991-06-03 氷蓄冷装置における冷熱取出し方法と装置 Pending JPH04356637A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13140491A JPH04356637A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 氷蓄冷装置における冷熱取出し方法と装置

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JP13140491A JPH04356637A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 氷蓄冷装置における冷熱取出し方法と装置

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ID=15057186

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JP13140491A Pending JPH04356637A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 氷蓄冷装置における冷熱取出し方法と装置

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JP (1) JPH04356637A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0987502A3 (en) * 1998-09-17 2002-06-12 Hitachi, Ltd. Ice thermal storage type air conditioner and ice thermal storage tank

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0987502A3 (en) * 1998-09-17 2002-06-12 Hitachi, Ltd. Ice thermal storage type air conditioner and ice thermal storage tank

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