JPH04356172A - 魚肉すり身の製造方法 - Google Patents

魚肉すり身の製造方法

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Publication number
JPH04356172A
JPH04356172A JP3228152A JP22815291A JPH04356172A JP H04356172 A JPH04356172 A JP H04356172A JP 3228152 A JP3228152 A JP 3228152A JP 22815291 A JP22815291 A JP 22815291A JP H04356172 A JPH04356172 A JP H04356172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meat
fish meat
bleached
bleaching
fish
Prior art date
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Pending
Application number
JP3228152A
Other languages
English (en)
Inventor
Shige Fujiwara
樹 藤原
Akiyoshi Sato
佐藤 章義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bibun Corp
Original Assignee
Bibun Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bibun Corp filed Critical Bibun Corp
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Publication of JPH04356172A publication Critical patent/JPH04356172A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は種々の生鮮魚並びに冷凍
魚から魚肉すり身を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来方法で実施される装置を示す
ものであって,魚肉採取機1’(メッシュは5〜8mm
目)を用いて採取した荒落肉をコンベヤー2’を経て晒
槽3’に入れ,晒し用水(清水)管4’から5〜8倍の
清水を加え攪拌し浮上した脂肪を抜き取った後,残部を
ポンプ5’を介し回転篩(0.5〜1.0mm目)6’
にかけて晒肉中の色素,臭気成分等を除去するようにな
すのであり,これを通常2〜5回(図示例では2回)繰
り返して行った晒肉を,晒槽7’に入れ清水8’と食塩
水9’とを加えたのち全量をポンプ10’を介し回転篩
11’(0.5〜1.0mm目)にかけて予備脱水させ
ると共に,該予備脱水された晒肉をスクリュープレス1
2’等で本脱水させ,あと裏漉機13’(1.5〜2.
0mm目,回転数300〜400r.p.m.)にかけ
て筋や鱗などの不純物を除去するようになし,しかる後
該不純物を取除いた晒肉は適宜計量器14’で計量しな
がらサイレントカッター15’へ投入し,必要な添加物
を加えながら攪拌混合して魚肉すり身となすのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り魚肉すり身
を製造するには魚肉採取工程と水晒工程及び裏漉工程が
不可欠となっており,魚肉採取工程では筋,鱗,小骨等
の不純物が混入しここでの歩留りは良いものの最終的に
は裏漉機を必要とするので,温度上昇による蛋白質の変
性が生じる欠点がある。
【0004】また水晒工程では多量の清水を使用しても
脂肪分は十分に除去されないにも拘わらず,多量の晒排
水と共に小粒子の晒肉が流出して歩留りが落ちる欠点が
ある。尚,裏漉工程では最終段階で筋,鱗,小骨等の不
純物を取除くので不経済であり,しかも高速回転で処理
するために温度上昇による蛋白質の変性が生じ,品質が
低下するなどの欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記問題点を
解決せんとするものであって,その特徴とするところは
魚肉採取機にかけた荒落肉を,更に網目の異なる魚肉採
取機にかけて筋,鱗,小骨などを除去した精落肉となし
,これを自動計量し混合攪拌装置に入れ清水と薬液を定
量加え混合しながら減圧装置に送り込み,減圧晒を行い
つつ晒肉を回収すると共に浮上した脂肪を除去し,回収
された晒肉は回転篩により色素,臭気成分などを排液と
共に除去したのち,常圧晒装置に投入し,定量の清水を
加えながら攪拌して残留脂肪を取除き,再度回転篩に流
し入れて予備脱水を行い,次にスクリュープレスにより
脱水して得られた晒肉をサイレントカッターにより添加
物を加えながら攪拌混合して製造することにある。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1に基ずいて説明する。 1は第1魚肉採取機(網目3〜6mm,好ましくは5m
m),2は第2魚肉採取機(網目1〜3mm,好ましく
は2mmで回転数は毎分15〜20回転程度とする)で
あって原料魚の頭部及び内臓を除去して水洗いしたもの
を当初第1魚肉採取機にかけて採肉し,これにより採肉
した荒落肉をコンベア3を介して第2魚肉採取機2に投
入し,筋,鱗,小骨等を除去した精落肉とする。
【0007】4は計量装置であって上記精落肉をコンベ
ア5を介し計量装置4に送り込み,定量に計量したもの
を混合攪拌装置6に投入すると共に薬液タンク7から3
〜5倍の晒し用水(肉質改良剤としてピロリン塩酸とP
H調整剤として重曹を夫々れ少量添加すると共に,晒水
温度は10゜C以下とすることが好ましい)と混合攪拌
させ,この晒肉を減圧晒装置8にポンプ9を介して送り
込み真空ポンプ10の作動で100torr以下,好ま
しくは5〜10torrの減圧下で10〜30分程度脱
気させ,肉中に含まれる臭気と脂肪を分離させ,水面(
液面)に浮上させる。
【0008】しかして浮上した脂肪の除去は,自動バル
ブ11の開閉により減圧脂肪受けタンク12に移送し,
次いで下方自動バルブ13の開閉により脂肪回収タンク
14に集められる。
【0009】一方減圧晒の終わった晒肉は,自動バルブ
15の開閉により減圧晒肉受けタンク16に移送され,
次いで下部自動バルブ17の開閉により晒肉回収タンク
18に集められる。この操作を繰返すことにより連続し
て減圧晒しを行うことができる。
【0010】晒肉回収タンク18に集められた晒肉はポ
ンプ19を介し回転篩20(0.5mm目)に送り込み
,該回転篩20により色素,臭気成分,水溶性蛋白質等
を排液と共に排出させるほか,常圧晒し装置21に送り
込み該装置21内で更に晒肉に3〜5倍の晒し用水を加
え5〜20分間程度攪拌して残留脂肪を取り除き,次い
で回転篩22(0.5mm目)により予備脱水及びスク
リュープレス23(1〜2mm目)による本脱水を行わ
しめ(水分が凡そ75〜85%),該晒肉は適宜計量器
24で計量しながらサイレントカッター25に投入させ
,必要な添加物を加えながら攪拌混合して目的とする魚
肉すり身となさしめる。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記の如く実施するものであっ
て,以下の如き優れた作用効果を奏せしめるものである
。 (1)  最初の魚肉採取工程を二段階で,即ち第1魚
肉採取機より得た荒落肉を網目の異なる第2魚肉採取機
にかけて筋,鱗,小骨等を除去した精落肉となすことか
ら不純物が十分に除去され,且つ温度上昇による蛋白質
の変性がない。 (2)  上記魚肉採取工程で筋,鱗,小骨等の不純物
を取除くので晒し工程に無駄がなく,十分な晒が出来る
ようになった。 (3)  減圧晒肉装置を使用することにより,肉中の
臭気や脂肪等が速く完全に分離出来るようになった。 (4)  減圧脂肪受けタンク及び減圧晒肉受けタンク
を設けることにより減圧晒操作を連続して行うことが出
来るようになった。 (5)  上記により最初の魚肉採取工程から最終のサ
イレントカッターまでの全工程処理時間が著しく早くな
った。 (6)  清水使用量が従来法の約20〜50%で足り
るようになり,従って採肉の流出が少なくなり歩留りが
良くなった。 (7)  裏漉機による高速回転処理がなくなり晒肉の
温度上昇による蛋白質の変性がなくなった。 (8)  脱水装置に於ける歩留りの減少を最小限に押
さえながら晒し効果の高い晒肉を得ることが出来た。 (9)  晒し用水に肉質改良剤としてピロリン塩酸を
添加することでゲル形成性能の高い高品質の魚肉すり身
を得ることが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施する装置の模式作用図である
【図2】従来方法を示す装置の模式線図である。
【符号の説明】
1    第1魚肉採取機 2    第2魚肉採取機 7    混合攪拌装置 12  減圧脂肪受けタンク 14  脂肪回収タンク 16  減圧晒肉受けタンク 18  晒肉回収タンク 20  回転篩 21  常圧晒装置 25  サイレントカッター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  魚肉採取機にかけた荒落肉を,更に網
    目の異なる魚肉採取機にかけて筋,鱗,小骨などを除去
    した精落肉となし,これを自動計量し混合攪拌装置に入
    れ清水と薬液を定量加え混合しながら減圧装置に送り込
    み,減圧晒を行いつつ晒肉を回収すると共に浮上した脂
    肪を除去し,回収された晒肉は回転篩により色素,臭気
    成分などを排液と共に除去したのち,常圧晒装置に投入
    し,定量の清水を加えながら攪拌して残留脂肪を取除き
    ,再度回転篩に流し入れて予備脱水を行い,次にスクリ
    ュープレスにより脱水して得られた晒肉をサイレントカ
    ッターにより添加物を加えながら攪拌混合して製造する
    ことを特徴とする魚肉すり身の製造方法。
JP3228152A 1991-05-29 1991-05-29 魚肉すり身の製造方法 Pending JPH04356172A (ja)

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JP3228152A JPH04356172A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 魚肉すり身の製造方法

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ID=16872044

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JP3228152A Pending JPH04356172A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 魚肉すり身の製造方法

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JP (1) JPH04356172A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005520535A (ja) * 2002-03-26 2005-07-14 ラ パトリモニアル シィール 魚肉に基づく中間食品製品(i.f.p.)の工業的製造及びこのように製造された包装されたi.f.p.s

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005520535A (ja) * 2002-03-26 2005-07-14 ラ パトリモニアル シィール 魚肉に基づく中間食品製品(i.f.p.)の工業的製造及びこのように製造された包装されたi.f.p.s

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