JPH04356097A - エンベロープ発生器 - Google Patents
エンベロープ発生器Info
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- JPH04356097A JPH04356097A JP3136902A JP13690291A JPH04356097A JP H04356097 A JPH04356097 A JP H04356097A JP 3136902 A JP3136902 A JP 3136902A JP 13690291 A JP13690291 A JP 13690291A JP H04356097 A JPH04356097 A JP H04356097A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H7/00—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
- G10H7/08—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs by calculating functions or polynomial approximations to evaluate amplitudes at successive sample points of a tone waveform
- G10H7/12—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs by calculating functions or polynomial approximations to evaluate amplitudes at successive sample points of a tone waveform by means of a recursive algorithm using one or more sets of parameters stored in a memory and the calculated amplitudes of one or more preceding sample points
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/02—Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
- G10H1/04—Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation
- G10H1/053—Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only
- G10H1/057—Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only by envelope-forming circuits
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多音合成楽器における
波形エンベロープの生成に関するものである。
波形エンベロープの生成に関するものである。
【0002】
【従来技術】本発明は本発明者による1975年8月1
1日出願に係る米国特許第4085644号「複音シン
セサイザー」(特開昭52−27621)及び1975
年10月6日出願に係る米国特許第4022098号「
鍵盤スイッチ検出と割当装置」(特願昭52−4462
6)に関連するものである。
1日出願に係る米国特許第4085644号「複音シン
セサイザー」(特開昭52−27621)及び1975
年10月6日出願に係る米国特許第4022098号「
鍵盤スイッチ検出と割当装置」(特願昭52−4462
6)に関連するものである。
【0003】楽音の音色にとって不可欠な成分を与える
ためにコントロールされなけらばならないのは、楽音波
形の高調波的構成のほかに波形のエンベロープ(env
elope)であるということは十分に立証されている
。各種のエンベロープの形が使用されており、そしてそ
の選択はその楽器で演奏される楽音の型式によるもので
ある。速い、或いは軽快なポピュラー音楽は、音のアタ
ック(attack)は突然ストップするように演奏さ
れることが多い。電子オルガンの場合はパイプオルガン
に似せるために、音のエンベロープを前縁においては徐
々に増加し、後縁においては徐々に減少するように、楽
音のアタックとリレーズをシミュレートすることが望ま
しい。自然楽器に似せるように設計された楽音シンセサ
イザの場合は、徐々に増加するアタックの後に、ピーク
値の約1/2まで徐々に減少するデイケイ(decay
)があるのが普通である。1/2の振幅は対応する鍵が
圧下されている間は持続する。鍵が復旧されると、音の
エンベロープは次第に減少してゼロ値にレリーズする。 アナログタイプの楽音発生器の場合、エンベロープ波形
を発生するために抵抗とコンデンサ回路が普通使用され
ている。
ためにコントロールされなけらばならないのは、楽音波
形の高調波的構成のほかに波形のエンベロープ(env
elope)であるということは十分に立証されている
。各種のエンベロープの形が使用されており、そしてそ
の選択はその楽器で演奏される楽音の型式によるもので
ある。速い、或いは軽快なポピュラー音楽は、音のアタ
ック(attack)は突然ストップするように演奏さ
れることが多い。電子オルガンの場合はパイプオルガン
に似せるために、音のエンベロープを前縁においては徐
々に増加し、後縁においては徐々に減少するように、楽
音のアタックとリレーズをシミュレートすることが望ま
しい。自然楽器に似せるように設計された楽音シンセサ
イザの場合は、徐々に増加するアタックの後に、ピーク
値の約1/2まで徐々に減少するデイケイ(decay
)があるのが普通である。1/2の振幅は対応する鍵が
圧下されている間は持続する。鍵が復旧されると、音の
エンベロープは次第に減少してゼロ値にレリーズする。 アナログタイプの楽音発生器の場合、エンベロープ波形
を発生するために抵抗とコンデンサ回路が普通使用され
ている。
【0004】ワトソンその他の人々は、米国特許第36
10805号において、デジタル電子オルガンのための
アタックとデイケイの1方式を開示した。そこではアタ
ック或いは特定の楽音周波数の周期ないしその1/2周
期のいずれかを選択してカウントできるカウンタによっ
てコントロールされるようになっている。本質的には、
カウントはアタックまたはデイケイに対する振幅対時間
のグラフにおける横座標を決定する役目をする。縦座標
すなわちグラフの振幅のスケールは、カウンタによって
アクセスされる固定メモリに蓄積されている多数の振幅
スケールファクタによって与えられる。スケールファク
タは要求に応じて固定メモリから読み出されて乗算器に
供給される。乗算器はデジタル電子オルガンに楽音発生
器メモリからデジタルのサンプルを第2の入力として受
け取り、乗算器はこれら2入力の積をつくって楽音波形
の前縁部と後縁部の大きさを定める。出願された実施態
様においては、アタックモードに入ったときカウントが
開始される。アタックシステムが停止されていない限り
、正のアタック(強制的にアタックを実行する)が与え
られ、この場合カウンタは鍵が圧下を持続するか否かに
かかわらずアタックを完了するよう強制されている。
10805号において、デジタル電子オルガンのための
アタックとデイケイの1方式を開示した。そこではアタ
ック或いは特定の楽音周波数の周期ないしその1/2周
期のいずれかを選択してカウントできるカウンタによっ
てコントロールされるようになっている。本質的には、
カウントはアタックまたはデイケイに対する振幅対時間
のグラフにおける横座標を決定する役目をする。縦座標
すなわちグラフの振幅のスケールは、カウンタによって
アクセスされる固定メモリに蓄積されている多数の振幅
スケールファクタによって与えられる。スケールファク
タは要求に応じて固定メモリから読み出されて乗算器に
供給される。乗算器はデジタル電子オルガンに楽音発生
器メモリからデジタルのサンプルを第2の入力として受
け取り、乗算器はこれら2入力の積をつくって楽音波形
の前縁部と後縁部の大きさを定める。出願された実施態
様においては、アタックモードに入ったときカウントが
開始される。アタックシステムが停止されていない限り
、正のアタック(強制的にアタックを実行する)が与え
られ、この場合カウンタは鍵が圧下を持続するか否かに
かかわらずアタックを完了するよう強制されている。
【0005】電子楽器において“サスティン”(sus
tain)特性を持つのが望ましいことが多い。これに
よって打鍵された音が比較的長いレリーズ時間を選択的
に与えられることになる。“サスティン”機能の目的は
鍵が開放された後に、楽音を徐々に消滅させることであ
る。通常は上鍵盤のような、楽器のある特定の鍵盤だけ
がいかなる与えられた時間にも“サスティン”モードで
作動する。何故ならばデジタルタイプの多数の楽音発生
器のうちで限られた数の楽音発生器だけが利用可能なの
で、“サスティン”を使用中にもしも演奏者がグリサン
ド(glissando)効果を生ぜしめるために、1
本の指または何本かの指を鍵盤上に走らせて、いくつか
の音を非常に速く連続的に打鍵すると問題が生じる。か
かる事態においては利用可能な楽音発生器は非常に速く
全部割り当てられて、それ以上いくら打鍵しても無駄に
なるだろう。すなわち鍵が圧下されても音が出ないので
ある。
tain)特性を持つのが望ましいことが多い。これに
よって打鍵された音が比較的長いレリーズ時間を選択的
に与えられることになる。“サスティン”機能の目的は
鍵が開放された後に、楽音を徐々に消滅させることであ
る。通常は上鍵盤のような、楽器のある特定の鍵盤だけ
がいかなる与えられた時間にも“サスティン”モードで
作動する。何故ならばデジタルタイプの多数の楽音発生
器のうちで限られた数の楽音発生器だけが利用可能なの
で、“サスティン”を使用中にもしも演奏者がグリサン
ド(glissando)効果を生ぜしめるために、1
本の指または何本かの指を鍵盤上に走らせて、いくつか
の音を非常に速く連続的に打鍵すると問題が生じる。か
かる事態においては利用可能な楽音発生器は非常に速く
全部割り当てられて、それ以上いくら打鍵しても無駄に
なるだろう。すなわち鍵が圧下されても音が出ないので
ある。
【0006】ドイツチエは米国特許第3610806号
において、すべての楽音発生器が現に割り当てられてい
る事態において“サスティン”モードを使用した場合に
、デイケイ継続時間の自動的変化を与える、デジタル楽
音発生器のための適応性サスティン特性を開示している
。全部の楽音発生器が割り当てられると直ちに、システ
ムは自動的に適応性サスティンモードに入る。この場合
“サスティン”効果を有するデビジョン(鍵盤)にある
鍵に関連して割り当てられ、かつ最も長いレリーズ継続
時間を有する波形を供給している楽音発生器は直ちに、
長いレリーズ(すなわち正規の“サスティン”)から比
較的短いレリーズ(これは“サスティン”の使用がなけ
れば正規のレリーズであろう)に切り換えられる。 この動作は次の音の要求に対する楽音発生器の割当にお
いて、楽音発生器の利用度を向上させる。
において、すべての楽音発生器が現に割り当てられてい
る事態において“サスティン”モードを使用した場合に
、デイケイ継続時間の自動的変化を与える、デジタル楽
音発生器のための適応性サスティン特性を開示している
。全部の楽音発生器が割り当てられると直ちに、システ
ムは自動的に適応性サスティンモードに入る。この場合
“サスティン”効果を有するデビジョン(鍵盤)にある
鍵に関連して割り当てられ、かつ最も長いレリーズ継続
時間を有する波形を供給している楽音発生器は直ちに、
長いレリーズ(すなわち正規の“サスティン”)から比
較的短いレリーズ(これは“サスティン”の使用がなけ
れば正規のレリーズであろう)に切り換えられる。 この動作は次の音の要求に対する楽音発生器の割当にお
いて、楽音発生器の利用度を向上させる。
【0007】エンベロープ制御の目的でスケールファク
タを供給するために固定メモリを使用することには限界
がある。なぜならば楽音シンセサイザによって要求され
る厳密なエンベロープ制御を満足させるためには大きな
メモリを必要とするからである。
タを供給するために固定メモリを使用することには限界
がある。なぜならば楽音シンセサイザによって要求され
る厳密なエンベロープ制御を満足させるためには大きな
メモリを必要とするからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は楽音波形のエ
ンベロープ形状を制御するために楽音発生器によって用
いられるべき振幅関数を発生するものである。発生器は
回帰(recurrence)法則で動作し、振幅関数
のフェーズ(phase)の各ステップに対し新しいポ
イントは先行するポイントから発生される。振幅関数は
状態のフェーズに分割され、それは図2に示されるごと
く振幅関数のアタック、デイケイおよびレリーズ領域の
部分をあらわしている。繰り返し演算は異なる状態のフ
ェーズに対し変更される。1個の単一振幅関数発生器が
多数の楽音発生器のためにエンベロープ関数を発生する
ために配分されるといった方法で、読み出し書き込みメ
モリが振幅とフェーズの状態情報を蓄積するために使用
される。
ンベロープ形状を制御するために楽音発生器によって用
いられるべき振幅関数を発生するものである。発生器は
回帰(recurrence)法則で動作し、振幅関数
のフェーズ(phase)の各ステップに対し新しいポ
イントは先行するポイントから発生される。振幅関数は
状態のフェーズに分割され、それは図2に示されるごと
く振幅関数のアタック、デイケイおよびレリーズ領域の
部分をあらわしている。繰り返し演算は異なる状態のフ
ェーズに対し変更される。1個の単一振幅関数発生器が
多数の楽音発生器のためにエンベロープ関数を発生する
ために配分されるといった方法で、読み出し書き込みメ
モリが振幅とフェーズの状態情報を蓄積するために使用
される。
【0009】周波数調整可能なタイミングクロックの集
合が使用されていて、各状態フェーズに対し独立のタイ
ミングが利用できる。使用されている繰り返し演算はエ
ンベロープのサスティン領域の高さを測定する単一のパ
ラメータHを含んでいる。(サスティン領域はデイケイ
領域に続くものであり、それは時におそいデイケイタイ
ミングクロックが使用される効果を示す“サスティン”
の語と混同されるので注意を要する。)Hの値は調整可
能なタイミングクロックと協同して、図22に示されて
いるようにエンベロープの広範囲な変化を生じることが
できる。エンベロープ関数の変化は通常はS字状(si
gmoidal)の形である。もしも非常に速いタイミ
ングクロックが使用されかつH=1であると、図22a
のような非常に突発的な形が生じる。図22bはH=1
と、よりおそいタイミングクロックに対する、通常のオ
ルガンのアタックである。図22cはH=1/2に対応
するものであり、楽音シンセサイザにおいて使用される
典型的なエンベロープのオーバーシュート曲線を示して
いる。図17dはH=0を用いて得られるものであり、
周知のピアノの曲線である。非常に速いアタックが使用
され、そしてデイケイは2つの速度を有している。デイ
ケイは第2のフェーズは第1のフェーズのそれよりもお
そい速度で計時されている。
合が使用されていて、各状態フェーズに対し独立のタイ
ミングが利用できる。使用されている繰り返し演算はエ
ンベロープのサスティン領域の高さを測定する単一のパ
ラメータHを含んでいる。(サスティン領域はデイケイ
領域に続くものであり、それは時におそいデイケイタイ
ミングクロックが使用される効果を示す“サスティン”
の語と混同されるので注意を要する。)Hの値は調整可
能なタイミングクロックと協同して、図22に示されて
いるようにエンベロープの広範囲な変化を生じることが
できる。エンベロープ関数の変化は通常はS字状(si
gmoidal)の形である。もしも非常に速いタイミ
ングクロックが使用されかつH=1であると、図22a
のような非常に突発的な形が生じる。図22bはH=1
と、よりおそいタイミングクロックに対する、通常のオ
ルガンのアタックである。図22cはH=1/2に対応
するものであり、楽音シンセサイザにおいて使用される
典型的なエンベロープのオーバーシュート曲線を示して
いる。図17dはH=0を用いて得られるものであり、
周知のピアノの曲線である。非常に速いアタックが使用
され、そしてデイケイは2つの速度を有している。デイ
ケイは第2のフェーズは第1のフェーズのそれよりもお
そい速度で計時されている。
【0010】また本発明には、別の実施手段が記述され
ている。そこではHの値の予め選択された群に対して、
回帰演算は制御ロジックと関連して2進シフトによって
迅速に実行される。振幅をフェーズ状態領域に分割する
ことは、正のアタックを実現するための単純化された手
段を可能にする。
ている。そこではHの値の予め選択された群に対して、
回帰演算は制御ロジックと関連して2進シフトによって
迅速に実行される。振幅をフェーズ状態領域に分割する
ことは、正のアタックを実現するための単純化された手
段を可能にする。
【0011】楽音システムによる利用を目的とする振幅
関数発生器を提供することは本発明の1目的である。そ
こでは関数のステップが先行するステップの回帰演算に
よって得られ、かつ単一の制御可能なパラメータ値が形
状の多様性のために振幅関数を変化できる。自動的なレ
リーズモードを提供することは第2の目的である。それ
によって、全ての利用可能な楽音発生器が割り当てられ
てしまった場合に鍵盤スイッチをさらに作動すると、楽
音発生器の1つの迅速なレリーズを自動的に生ぜしめる
。レリーズされる楽音発生器の選択は、予め選ばれたフ
ェーズ状態の優先性によって決定される。
関数発生器を提供することは本発明の1目的である。そ
こでは関数のステップが先行するステップの回帰演算に
よって得られ、かつ単一の制御可能なパラメータ値が形
状の多様性のために振幅関数を変化できる。自動的なレ
リーズモードを提供することは第2の目的である。それ
によって、全ての利用可能な楽音発生器が割り当てられ
てしまった場合に鍵盤スイッチをさらに作動すると、楽
音発生器の1つの迅速なレリーズを自動的に生ぜしめる
。レリーズされる楽音発生器の選択は、予め選ばれたフ
ェーズ状態の優先性によって決定される。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンベロープ波形の演算の進行に応じて
各フェーズを進め、フェーズの変更指示に応じて、上記
フェーズの進行を変更するようにしたものである。
に、本発明は、エンベロープ波形の演算の進行に応じて
各フェーズを進め、フェーズの変更指示に応じて、上記
フェーズの進行を変更するようにしたものである。
【0013】
【作用】これにより、エンベロープ波形のフェーズを変
更して、生成エンベロープ波形の形状を変更することが
でき、多くの種類のエンベロープ波形を生成でき、種々
の楽音を実現できる。
更して、生成エンベロープ波形の形状を変更することが
でき、多くの種類のエンベロープ波形を生成でき、種々
の楽音を実現できる。
【0014】
【実施例】以下の詳細な説明は本発明を実施する上で現
在考えられる最良の態様に関するものである。本説明は
限定的な意味に解されるべきでなく、それは単に本発明
の一般的原理を説明する目的でなされたにすぎない。な
ぜならば本発明の範囲は附記された特許請求の範囲によ
って最もよく定められるからである。最初に述べられた
本発明の形式に帰する構造的および動作的特性は、かか
る特性が明らかに適用不可能でない限り、或いは特別な
例外が設けられない限り後に述べられた形式にもまた帰
せられるであろう。
在考えられる最良の態様に関するものである。本説明は
限定的な意味に解されるべきでなく、それは単に本発明
の一般的原理を説明する目的でなされたにすぎない。な
ぜならば本発明の範囲は附記された特許請求の範囲によ
って最もよく定められるからである。最初に述べられた
本発明の形式に帰する構造的および動作的特性は、かか
る特性が明らかに適用不可能でない限り、或いは特別な
例外が設けられない限り後に述べられた形式にもまた帰
せられるであろう。
【0015】図1のADSRエンベロープ発生器10は
、振幅利用手段11を経て多音電子楽器での利用のため
に、振幅対時間関数を発生するように動作する。図2は
ライン12を経て振幅利用手段に供給される典型的な振
幅対峙間関数を図示している。図2に示された振幅関数
は、7つの振幅フェーズ状態から構成される4つの領域
に通常分割される。振幅フェーズ状態1と2は振幅関数
のアタック領域を構成する。振幅フェーズ状態3と4は
振幅関数のデイケイ領域を構成する。振幅フェーズ状態
5と6は振幅関数のレリーズ領域を構成する。振幅フェ
ーズ状態4の終わりから振幅フェーズ状態5の始めまで
のびている振幅関数の領域は、振幅関数のサスティン領
域を構成する。フェーズ状態ゼロは割り当てられていな
い楽音発生器に対応する。振幅関数は特に楽器のこれら
のサブシステムにおいては、通常、エンベロープ関数と
される。そこでは振幅関数は楽音波形の振幅を変調する
ために使用されている。
、振幅利用手段11を経て多音電子楽器での利用のため
に、振幅対時間関数を発生するように動作する。図2は
ライン12を経て振幅利用手段に供給される典型的な振
幅対峙間関数を図示している。図2に示された振幅関数
は、7つの振幅フェーズ状態から構成される4つの領域
に通常分割される。振幅フェーズ状態1と2は振幅関数
のアタック領域を構成する。振幅フェーズ状態3と4は
振幅関数のデイケイ領域を構成する。振幅フェーズ状態
5と6は振幅関数のレリーズ領域を構成する。振幅フェ
ーズ状態4の終わりから振幅フェーズ状態5の始めまで
のびている振幅関数の領域は、振幅関数のサスティン領
域を構成する。フェーズ状態ゼロは割り当てられていな
い楽音発生器に対応する。振幅関数は特に楽器のこれら
のサブシステムにおいては、通常、エンベロープ関数と
される。そこでは振幅関数は楽音波形の振幅を変調する
ために使用されている。
【0016】後述のごとくアタック、デイケイ、および
レリーズ領域は、各領域の成分フェーズに相当する計算
の演算方式を実行することによって発生される。図1に
示されたシステム10の回路は次の関数によって数値計
算することによって動作する。
レリーズ領域は、各領域の成分フェーズに相当する計算
の演算方式を実行することによって発生される。図1に
示されたシステム10の回路は次の関数によって数値計
算することによって動作する。
【0017】
フェーズ1:A′=2A
(式1)
フェーズ2:A′=A/2+1/2
(式2) フェーズ3:A′=
2A−1 (
式3) フェーズ4:A′=A/2+H/2
(式4) フ
ェーズ5:A′=2A−H
(式5) フェーズ6:A′
=A/2
(式6)ここでAは前の振幅値であり、A′は新しい
振幅値である。ADSRエンベロープ発生器のために遂
行しうる計算の演算方式には幅広い多様性がある。前述
の関係式は便利である。なぜならば演算を遂行すべきシ
ステムが、振幅関数上でどの特定のステップを計算すべ
きかを示すメモリを全く必要としないからである。現在
が曲線のどのフェーズであるかの認識と、振幅の直前の
値とが必要とされるすべてである。
(式1)
フェーズ2:A′=A/2+1/2
(式2) フェーズ3:A′=
2A−1 (
式3) フェーズ4:A′=A/2+H/2
(式4) フ
ェーズ5:A′=2A−H
(式5) フェーズ6:A′
=A/2
(式6)ここでAは前の振幅値であり、A′は新しい
振幅値である。ADSRエンベロープ発生器のために遂
行しうる計算の演算方式には幅広い多様性がある。前述
の関係式は便利である。なぜならば演算を遂行すべきシ
ステムが、振幅関数上でどの特定のステップを計算すべ
きかを示すメモリを全く必要としないからである。現在
が曲線のどのフェーズであるかの認識と、振幅の直前の
値とが必要とされるすべてである。
【0018】各フェーズにおけるステップ数はシステム
の設計で定まるパラメータであるが、2つの冪数にフェ
ーズを分割するのが便利である。システム10において
は、各フェーズはK=4に対し2K−1 ステップから
なる。フェーズ1は初期値A01=2−B/2で開始さ
れる。ここでB=2K−1 −1である。K=4に対し
て初期値A01=1/256である。
の設計で定まるパラメータであるが、2つの冪数にフェ
ーズを分割するのが便利である。システム10において
は、各フェーズはK=4に対し2K−1 ステップから
なる。フェーズ1は初期値A01=2−B/2で開始さ
れる。ここでB=2K−1 −1である。K=4に対し
て初期値A01=1/256である。
【0019】表1はフェーズ1,3および5の開始時、
システム10によって選択される初期振幅値を記載した
ものである。図2に示すごとく、Hは振幅関数のサステ
ィン領域の振幅値である。Hは振幅関数の形を効果的に
変えるために、演奏者によって選ばれた入力パラメータ
である。
システム10によって選択される初期振幅値を記載した
ものである。図2に示すごとく、Hは振幅関数のサステ
ィン領域の振幅値である。Hは振幅関数の形を効果的に
変えるために、演奏者によって選ばれた入力パラメータ
である。
【0020】
【表1】
【0021】図1に示されたデビジョン(divisi
on)シフトレジスタ13は2ビットの長さのワードを
含む循環シフトレジスタである。このワードは楽器上で
現在演奏されている特定の音のオルガン(organ)
デビジョンを示す。一般に電子オルガンはアッパ(up
per)、ロワー(lower)およびペダル(ped
al)デビジョンからなっている。これらのデビジョン
は、そのオルガンがコンサート用または教会用として設
計されているときは、スエル(swell)、グレート
(great)およびペダルと呼ばれる。エンベロープ
フェーズシフトレジスタ14は3ビットの長さのワード
を含むシフトレジスタである。このワードは現在演奏さ
れている音の各々の振幅関数フェーズ状態を示す。振幅
シフトレジスタ15は13ビットの長さのワードを含む
シフトレジスタである。このワードは演奏されている音
の各々に対する現在の振幅値である。
on)シフトレジスタ13は2ビットの長さのワードを
含む循環シフトレジスタである。このワードは楽器上で
現在演奏されている特定の音のオルガン(organ)
デビジョンを示す。一般に電子オルガンはアッパ(up
per)、ロワー(lower)およびペダル(ped
al)デビジョンからなっている。これらのデビジョン
は、そのオルガンがコンサート用または教会用として設
計されているときは、スエル(swell)、グレート
(great)およびペダルと呼ばれる。エンベロープ
フェーズシフトレジスタ14は3ビットの長さのワード
を含むシフトレジスタである。このワードは現在演奏さ
れている音の各々の振幅関数フェーズ状態を示す。振幅
シフトレジスタ15は13ビットの長さのワードを含む
シフトレジスタである。このワードは演奏されている音
の各々に対する現在の振幅値である。
【0022】前述のシフトレジスタの各々は同じ数のワ
ードを含み、この数は楽器の多音合成の能力に等しい。 数12が良好な選択であり、演奏者の指プラス2本の足
の数に対応している。3個のシフトレジスタが18ビッ
トの長さのワードを有する単一のシフトレジスタに結合
されうる。別法としてシフトレジスタは読み出し書き込
みメモリによって置き換えることができる。デビジョン
シフトレジスタ13、エンベロープフェーズシフトレジ
スタ14および振幅シフトレジスタ15はすべて同期状
態でアドレスされる。従って各々の音に対応するデータ
は同時に読み出される。
ードを含み、この数は楽器の多音合成の能力に等しい。 数12が良好な選択であり、演奏者の指プラス2本の足
の数に対応している。3個のシフトレジスタが18ビッ
トの長さのワードを有する単一のシフトレジスタに結合
されうる。別法としてシフトレジスタは読み出し書き込
みメモリによって置き換えることができる。デビジョン
シフトレジスタ13、エンベロープフェーズシフトレジ
スタ14および振幅シフトレジスタ15はすべて同期状
態でアドレスされる。従って各々の音に対応するデータ
は同時に読み出される。
【0023】デビジョンシフトレジスタ13から読み出
されたDIV信号はスケール選択部35によって使用さ
れて、その振幅関数が数値計算されるべき現在の音に割
り当てられたデビジョンに対応するHの値を選択する。 図1のシステム10においては、各々のデビジョンはH
のそれ自身のスケール値を割り当てられている。図3は
システムブロックスケール選択部35を構成する論理回
路を示すものであり、後述される。
されたDIV信号はスケール選択部35によって使用さ
れて、その振幅関数が数値計算されるべき現在の音に割
り当てられたデビジョンに対応するHの値を選択する。 図1のシステム10においては、各々のデビジョンはH
のそれ自身のスケール値を割り当てられている。図3は
システムブロックスケール選択部35を構成する論理回
路を示すものであり、後述される。
【0024】システム10は式1から6までによって与
えられる関数を次の一般化された形で数値計算する。
えられる関数を次の一般化された形で数値計算する。
【0025】
A′=KA+N (式
7)ここでAは先行の振幅値であり、A′は新しい振幅
値である。そしてKとNは表2に示される。
7)ここでAは先行の振幅値であり、A′は新しい振幅
値である。そしてKとNは表2に示される。
【0026】
【表2】
【0027】N−演算部16はライン15Aを経てHの
選択された値を、ライン17を経てフェーズ状態S=S
1,S2,S3を受け取る。これらの値からN−演算部
16は表2に示されたNの対応する値を決定する。図5
はシステムブロックN−演算部16を構成する論理回路
を示すものであり、後述される。
選択された値を、ライン17を経てフェーズ状態S=S
1,S2,S3を受け取る。これらの値からN−演算部
16は表2に示されたNの対応する値を決定する。図5
はシステムブロックN−演算部16を構成する論理回路
を示すものであり、後述される。
【0028】2進シフト回路19はライン18を経て振
幅シフトレジスタ15から読み出された振幅値Aを受け
取って、式7に対応するKAを数値計算する。表2はK
Aが振幅Aをあらわす2進データの右又は左シフトのい
ずれかであることを示している。さらに右シフトがSの
最小位ビットのS1=0に対応している。従って2進シ
フト回路19は図7に示される普通の2進データシフト
回路であり、後述される。
幅シフトレジスタ15から読み出された振幅値Aを受け
取って、式7に対応するKAを数値計算する。表2はK
Aが振幅Aをあらわす2進データの右又は左シフトのい
ずれかであることを示している。さらに右シフトがSの
最小位ビットのS1=0に対応している。従って2進シ
フト回路19は図7に示される普通の2進データシフト
回路であり、後述される。
【0029】加算器22はライン20を経てNの値を、
ライン21を経てKAの値を受け取って和A′=KA+
Nをライン23上に選択ゲート24に対し出力する。も
しも振幅関数のフェーズ状態の間に推移が生じなければ
、選択ゲート24はライン23上に入力したA′の値を
ライン25を経て振幅選択ゲート26へ移送する。もし
もフェーズ状態の間に推移が生じたならば、選択ゲート
24はエンベロープフェーズイニシァライザ(init
ializer)27から受け取った初期フェーズ状態
振幅A0Sをライン25へ移送する。
ライン21を経てKAの値を受け取って和A′=KA+
Nをライン23上に選択ゲート24に対し出力する。も
しも振幅関数のフェーズ状態の間に推移が生じなければ
、選択ゲート24はライン23上に入力したA′の値を
ライン25を経て振幅選択ゲート26へ移送する。もし
もフェーズ状態の間に推移が生じたならば、選択ゲート
24はエンベロープフェーズイニシァライザ(init
ializer)27から受け取った初期フェーズ状態
振幅A0Sをライン25へ移送する。
【0030】フェーズ終期振幅プレデイクタ(pred
ictor)28は現在のフェーズ状態値Sと振幅形状
定数Hとを受け取って、与えられたフェーズ状態の終期
に対する振幅に対応するAEの値を予言(predic
t)する。予言された値AEはコンパレータ(comp
arator)29に送られる。図8、図9はフェーズ
終期振幅プレデイクタ28を構成する論理回路を示すも
のであり、後述される。
ictor)28は現在のフェーズ状態値Sと振幅形状
定数Hとを受け取って、与えられたフェーズ状態の終期
に対する振幅に対応するAEの値を予言(predic
t)する。予言された値AEはコンパレータ(comp
arator)29に送られる。図8、図9はフェーズ
終期振幅プレデイクタ28を構成する論理回路を示すも
のであり、後述される。
【0031】コンパレータ29は振幅シフトレジスタ1
5から読み出された現在の振幅値Aを受け取って、Aを
フェーズ終期振幅プレデイクタ28によってつくられた
値AEと比較する。もしもAとAEの値が等しいと“Y
ES”信号が発生する。図10はコンパレータ29を構
成する論理回路を示すものであり、後述される。
5から読み出された現在の振幅値Aを受け取って、Aを
フェーズ終期振幅プレデイクタ28によってつくられた
値AEと比較する。もしもAとAEの値が等しいと“Y
ES”信号が発生する。図10はコンパレータ29を構
成する論理回路を示すものであり、後述される。
【0032】エンベロープフェーズイニシァライザ27
は現在のフェーズ状態数Sを受け取って、もしも“YE
S”信号がコンパレータ29から受け取られると、特定
の振幅曲線に対しまさに開始されようとしているフェー
ズのために、初期値A0Sを伝送する。A0Sの値は表
1に示されているように選ばれる。図11はエンベロー
プフェーズイニシァライザ27を構成する論理回路を示
し、後述される。
は現在のフェーズ状態数Sを受け取って、もしも“YE
S”信号がコンパレータ29から受け取られると、特定
の振幅曲線に対しまさに開始されようとしているフェー
ズのために、初期値A0Sを伝送する。A0Sの値は表
1に示されているように選ばれる。図11はエンベロー
プフェーズイニシァライザ27を構成する論理回路を示
し、後述される。
【0033】振幅選択ゲート26は新しい振幅値A′が
選択されるべきか、あるいは現在の振幅値Aが保持され
るべきかを決定する。選択された値は振幅シフトレジス
タ15に蓄積され、振幅利用手段11によって利用でき
るようにされる。AまたはA′の選択はライン30上で
チェンジ(change)検出器31から受け取られた
“CHANGE”信号によって制御される。
選択されるべきか、あるいは現在の振幅値Aが保持され
るべきかを決定する。選択された値は振幅シフトレジス
タ15に蓄積され、振幅利用手段11によって利用でき
るようにされる。AまたはA′の選択はライン30上で
チェンジ(change)検出器31から受け取られた
“CHANGE”信号によって制御される。
【0034】チェンジ検出器31はADSRクロックか
らタイミングクロック信号を受け取る。この信号は楽器
の選ばれたデビジョンのために振幅関数の各フェーズの
発生を計時する。エッジ(adge)検出器(後述する
)がタイミングクロックの移送(transition
)が生じたか否かを決定するために用いられている。 かかる移送が検出されると“CHANGE”信号が発生
して、振幅選択ゲート26に伝送される。図9はチェン
ジ検出器31を構成する論理回路を示すものであり、後
述される。
らタイミングクロック信号を受け取る。この信号は楽器
の選ばれたデビジョンのために振幅関数の各フェーズの
発生を計時する。エッジ(adge)検出器(後述する
)がタイミングクロックの移送(transition
)が生じたか否かを決定するために用いられている。 かかる移送が検出されると“CHANGE”信号が発生
して、振幅選択ゲート26に伝送される。図9はチェン
ジ検出器31を構成する論理回路を示すものであり、後
述される。
【0035】フェーズ増加部(incrementer
)32はエンベロープフェーズシフトレジスタ14から
読み出されたフェーズ状態Sの現在の値と、CHANG
E信号とを受け取る。もしも“YES”信号がコンパレ
ータ29からライン33を経て受け取られ、またCHA
NGE信号がチェンジ検出器31から受け取られると、
Sが増加される。もしも“YES”信号が存在しなけれ
ば、フェーズ状態Sは増加されない。もとの値Sまたは
S+1に移送されて得んフェーズシフトレジスタ14に
蓄積される。図14はフェーズ増加部32を構成する論
理回路を示すものであり、後述される。
)32はエンベロープフェーズシフトレジスタ14から
読み出されたフェーズ状態Sの現在の値と、CHANG
E信号とを受け取る。もしも“YES”信号がコンパレ
ータ29からライン33を経て受け取られ、またCHA
NGE信号がチェンジ検出器31から受け取られると、
Sが増加される。もしも“YES”信号が存在しなけれ
ば、フェーズ状態Sは増加されない。もとの値Sまたは
S+1に移送されて得んフェーズシフトレジスタ14に
蓄積される。図14はフェーズ増加部32を構成する論
理回路を示すものであり、後述される。
【0036】システム総括(executive)制御
部34は他のサブシステム(subsystem)論理
ブロックによって利用されるタイミング信号とコントロ
ール信号を発生する。タイムスロット(timeslo
t)が多音楽音発生器における音のそれぞれに対してつ
くられ、それに対して振幅関数が発生される。
部34は他のサブシステム(subsystem)論理
ブロックによって利用されるタイミング信号とコントロ
ール信号を発生する。タイムスロット(timeslo
t)が多音楽音発生器における音のそれぞれに対してつ
くられ、それに対して振幅関数が発生される。
【0037】表3は振幅関数の各フェーズ状態の各ステ
ップにおいて発生した振幅Aを記載している。振幅の記
載値は式1から式6までに前記した関係に、表1で与え
られた初期値を結合して数値計算される。HはH=1/
2およびA01=1/256として選ばれている。振幅
はまた13ビットからなる振幅ワード賭して2進形式で
示されている。実際は、フェーズ4は、楽器の鍵盤上の
音がレリーズされたことが検知されてフェーズ5が呼び
出されるまで続く。フェーズ4の継続期間においては振
幅は一定値を保つ。なぜならば振幅ワードの有限のビッ
ト正確度(accuracy)の故に、表3に示される
ごとくステップ32の後は、それ以上の小さな変化を単
純に無視するからである。
ップにおいて発生した振幅Aを記載している。振幅の記
載値は式1から式6までに前記した関係に、表1で与え
られた初期値を結合して数値計算される。HはH=1/
2およびA01=1/256として選ばれている。振幅
はまた13ビットからなる振幅ワード賭して2進形式で
示されている。実際は、フェーズ4は、楽器の鍵盤上の
音がレリーズされたことが検知されてフェーズ5が呼び
出されるまで続く。フェーズ4の継続期間においては振
幅は一定値を保つ。なぜならば振幅ワードの有限のビッ
ト正確度(accuracy)の故に、表3に示される
ごとくステップ32の後は、それ以上の小さな変化を単
純に無視するからである。
【0038】
【表3】
【0039】図3はスケール(scale)選択部35
を構成する論理回路を示している。デビジョンシフトレ
ジスタ13から読み出されたDIV信号は2進ビットD
V1とDV2からなっている。これらのビットはインバ
ータ54と55ならびにANDゲート51,52および
53によって複号化されて楽器のデビジョン信号U,L
およびPを供給する。複号化は図4の真理値表に示され
ている。アッパデビジョンの振幅関数値HまたはHUは
、HU5,HU4,HU3,HU2,HU1に入れられ
る。同様にロワデビジョンに対するHの値はラインHL
5,HL4,HL3,HL2,HL1に入れられ、ペダ
ルデビジョンに対するHの値はラインHP5,HP4,
HP3,HP2,HP1に入れられる。記述が2進ワー
ドの個々のビットに係るすべての場合において、“1”
であらわされたビットはLSB(最下位ビット)である
。
を構成する論理回路を示している。デビジョンシフトレ
ジスタ13から読み出されたDIV信号は2進ビットD
V1とDV2からなっている。これらのビットはインバ
ータ54と55ならびにANDゲート51,52および
53によって複号化されて楽器のデビジョン信号U,L
およびPを供給する。複号化は図4の真理値表に示され
ている。アッパデビジョンの振幅関数値HまたはHUは
、HU5,HU4,HU3,HU2,HU1に入れられ
る。同様にロワデビジョンに対するHの値はラインHL
5,HL4,HL3,HL2,HL1に入れられ、ペダ
ルデビジョンに対するHの値はラインHP5,HP4,
HP3,HP2,HP1に入れられる。記述が2進ワー
ドの個々のビットに係るすべての場合において、“1”
であらわされたビットはLSB(最下位ビット)である
。
【0040】ゲート40はDIV信号から信号化された
ゲート信号U,L,Pに応じてHU,HLあるいはHP
を選択するように働く。ANDゲート41−1,42−
1,43−1,44−1,45−1はU=1のときHU
を出力に伝送する。ANDゲート41−3,42−3,
43−3,44−3,45−3はP=1のときHPを出
力に伝送する。
ゲート信号U,L,Pに応じてHU,HLあるいはHP
を選択するように働く。ANDゲート41−1,42−
1,43−1,44−1,45−1はU=1のときHU
を出力に伝送する。ANDゲート41−3,42−3,
43−3,44−3,45−3はP=1のときHPを出
力に伝送する。
【0041】曲線形状値HU,HLおよびHPは演奏者
によって選択可能である。希望する値を入れるために1
組のセレクタスイッチを使用するのが便利である。別法
としてHの値の表メモリが使用され、この表メモリから
の選択が楽器のデビジョンの各々に対してなされる。H
の値を5個の2進ビットであらわすことは、楽器シンセ
サイザの種類の楽器と関連して用いられたとき振幅関数
における適切な解決を与えられることが見出された。
によって選択可能である。希望する値を入れるために1
組のセレクタスイッチを使用するのが便利である。別法
としてHの値の表メモリが使用され、この表メモリから
の選択が楽器のデビジョンの各々に対してなされる。H
の値を5個の2進ビットであらわすことは、楽器シンセ
サイザの種類の楽器と関連して用いられたとき振幅関数
における適切な解決を与えられることが見出された。
【0042】図5はN−演算部16を構成する論理回路
を示す。この回路の目的は、表2の表題Nの下に掲げら
れた記載事項を計算することである。ANDゲート64
はインバータ61,62,63と関連して、図6の真理
値表に示されるごとく、フェーズ状態3を複号化する。 かくして“1”の信号がANDゲート64によって、フ
ェーズ状態3がエンベロープフェーズシフトレジスタ1
4から読み出されたときつくられる。同様にANDゲー
ト65はフェーズ状態5を複号化して、フェーズ状態5
が読み出されたとき1つの信号をつくる。
を示す。この回路の目的は、表2の表題Nの下に掲げら
れた記載事項を計算することである。ANDゲート64
はインバータ61,62,63と関連して、図6の真理
値表に示されるごとく、フェーズ状態3を複号化する。 かくして“1”の信号がANDゲート64によって、フ
ェーズ状態3がエンベロープフェーズシフトレジスタ1
4から読み出されたときつくられる。同様にANDゲー
ト65はフェーズ状態5を複号化して、フェーズ状態5
が読み出されたとき1つの信号をつくる。
【0043】ANDゲート64とANDゲート65から
の信号は、ORゲート66で結合される。ORゲート6
6の出力はフェーズ状態3または5のいずれかが読み出
されている時は“1”になる。この信号は2の補数回路
(complement)68へ送られ、補数回路68
はORゲート66からの“1”の信号に応じて入力信号
を補数化する。
の信号は、ORゲート66で結合される。ORゲート6
6の出力はフェーズ状態3または5のいずれかが読み出
されている時は“1”になる。この信号は2の補数回路
(complement)68へ送られ、補数回路68
はORゲート66からの“1”の信号に応じて入力信号
を補数化する。
【0044】もしもSがフェーズ状態1を示せば、2の
補数回路68へのどの入力信号ライン上にも、信号はあ
らわれない。出力値はN=0、すなわちN7=N6=N
5=N4=N3=N2=N1=0である。N7は数値1
をあらわす。即ち小数点は常にN7とN6の間にある。
補数回路68へのどの入力信号ライン上にも、信号はあ
らわれない。出力値はN=0、すなわちN7=N6=N
5=N4=N3=N2=N1=0である。N7は数値1
をあらわす。即ち小数点は常にN7とN6の間にある。
【0045】Sがフェーズ状態2を示すと、ANDゲー
ト71−1はこの状態を複号化して信号N′6=1がつ
くられ、2の補数回路68へ送られる。この信号は補数
化されないので出力はN=1/2である。なぜならばN
6は値1/2に対応するからである。
ト71−1はこの状態を複号化して信号N′6=1がつ
くられ、2の補数回路68へ送られる。この信号は補数
化されないので出力はN=1/2である。なぜならばN
6は値1/2に対応するからである。
【0046】Sがフェーズ状態3を示すときには、AN
Dゲート64はライン69上に“1”の信号を生じる。 同じ信号が2の補数回路68に入力値を補数化させるの
で、結果として2の補数表示であるN=−1が出力信号
ラインにあらわれる。
Dゲート64はライン69上に“1”の信号を生じる。 同じ信号が2の補数回路68に入力値を補数化させるの
で、結果として2の補数表示であるN=−1が出力信号
ラインにあらわれる。
【0047】ANDゲート67はフェーズ状態4を複号
化してANDゲート72−1,73−1,74−1,7
5−1および76−1に、入力ライン上に現れたHのデ
ータH5,H4,H3,H2,H1の2進右シフトを生
じさせる。フェーズ状態4に対して、ORゲート77な
いし、81と、76−1から集められたデータは補数化
されないので、N=H/2が出力される。
化してANDゲート72−1,73−1,74−1,7
5−1および76−1に、入力ライン上に現れたHのデ
ータH5,H4,H3,H2,H1の2進右シフトを生
じさせる。フェーズ状態4に対して、ORゲート77な
いし、81と、76−1から集められたデータは補数化
されないので、N=H/2が出力される。
【0048】Sがフェーズ状態5を示すときは、AND
ゲート71−2,72−2,73−2,74−2,75
−2とORゲート77ないし81は、データH5,H4
,H3,H2,H1を2の補数回路68へ通過させ、補
数回路68はデータの2の補数化を行って、値N=−H
を出力する。Sが状態6ときは、N=0に対応して出力
データは生じない。
ゲート71−2,72−2,73−2,74−2,75
−2とORゲート77ないし81は、データH5,H4
,H3,H2,H1を2の補数回路68へ通過させ、補
数回路68はデータの2の補数化を行って、値N=−H
を出力する。Sが状態6ときは、N=0に対応して出力
データは生じない。
【0049】図7は2進シフト回路19を構成する論理
回路を示している。もしもS1が“1”の信号であれば
、ANDゲート91−1ないし102−1(図示省略)
は、入力振幅データA13ないしA1を1ビット位置左
へシフトさせるので、振幅データは2倍になる。もしも
S1が“0”信号であると、ANDゲートを1ビット位
置右へシフトさせて、振幅データを1/2似させる。O
Rゲート104−1ないし104−11(図示省略)は
、各々の対応するANDゲートの対からデータを結合す
る役目をする。小数点はKA15とKA14との間にあ
る。KAと前述のNは加算器22でそれぞれ小数点を合
わせて演算される。
回路を示している。もしもS1が“1”の信号であれば
、ANDゲート91−1ないし102−1(図示省略)
は、入力振幅データA13ないしA1を1ビット位置左
へシフトさせるので、振幅データは2倍になる。もしも
S1が“0”信号であると、ANDゲートを1ビット位
置右へシフトさせて、振幅データを1/2似させる。O
Rゲート104−1ないし104−11(図示省略)は
、各々の対応するANDゲートの対からデータを結合す
る役目をする。小数点はKA15とKA14との間にあ
る。KAと前述のNは加算器22でそれぞれ小数点を合
わせて演算される。
【0050】図8はフェーズ終期振幅プレデイクタ28
を構成する論理回路を示している。インバータ110,
111,112はANDゲート118と関連して、2進
のフェーズ状態信号S=S3,S2,S1を個別の10
進フェーズ状態1,2,3,4,5に複号化する。図9
はフェーズ状態と振幅値AEの表を示している。AEは
その状態における最後の振幅に対応するものである。A
Eの値を発生することは振幅プレデイクタ28中の回路
の目的であり、AEは現在の振幅値が振幅フェーズの終
期に達したか否かをテストするために用いられる。
を構成する論理回路を示している。インバータ110,
111,112はANDゲート118と関連して、2進
のフェーズ状態信号S=S3,S2,S1を個別の10
進フェーズ状態1,2,3,4,5に複号化する。図9
はフェーズ状態と振幅値AEの表を示している。AEは
その状態における最後の振幅に対応するものである。A
Eの値を発生することは振幅プレデイクタ28中の回路
の目的であり、AEは現在の振幅値が振幅フェーズの終
期に達したか否かをテストするために用いられる。
【0051】ANDゲート113はフェーズ状態1を複
号化して“1”信号をライン120上に出現させる。従
ってライン120上の“1”は図9に記載されているよ
うにAE=1/2に対応する。ANDゲート114はフ
ェーズ状態2を複号化して“1”信号をライン119上
に出現させるのでAE13〜AE5は“1”である。こ
れはAE=1に対応するものであるが、振幅Aは1未満
であるのでAEは1に近い値で1未満の値を設定してあ
る。表3に対応して図8ではAE13〜AE5が“1”
であり、AE4〜AE1は“0”である。
号化して“1”信号をライン120上に出現させる。従
ってライン120上の“1”は図9に記載されているよ
うにAE=1/2に対応する。ANDゲート114はフ
ェーズ状態2を複号化して“1”信号をライン119上
に出現させるのでAE13〜AE5は“1”である。こ
れはAE=1に対応するものであるが、振幅Aは1未満
であるのでAEは1に近い値で1未満の値を設定してあ
る。表3に対応して図8ではAE13〜AE5が“1”
であり、AE4〜AE1は“0”である。
【0052】ANDゲート115はフェーズ状態3を複
号化して1/2の値に対応してライン120上に“1”
信号を出現させると同時に“1”信号がライン126上
に現われて、ANDゲート128−1ないし132−1
にH=H5,H4,H3,H2,H1の右シフトをおこ
させてライン121ないし125上に出現させる。結局
、希望する値AE=(1−H)/2になる。
号化して1/2の値に対応してライン120上に“1”
信号を出現させると同時に“1”信号がライン126上
に現われて、ANDゲート128−1ないし132−1
にH=H5,H4,H3,H2,H1の右シフトをおこ
させてライン121ないし125上に出現させる。結局
、希望する値AE=(1−H)/2になる。
【0053】ANDゲート116はフェーズ状態4を複
号化してフェーズ状態4がエンベロープフェーズシフト
レジスタ14から読み出された時に、“1”をライン1
33上に出現させる。ライン133上の“1”信号は、
ANDゲート127−2ないし131−2にH5,H4
,H3,H2,H1を不変のままライン121ないし1
25に移送させる。新たな結果として振幅AE=Hとな
る。
号化してフェーズ状態4がエンベロープフェーズシフト
レジスタ14から読み出された時に、“1”をライン1
33上に出現させる。ライン133上の“1”信号は、
ANDゲート127−2ないし131−2にH5,H4
,H3,H2,H1を不変のままライン121ないし1
25に移送させる。新たな結果として振幅AE=Hとな
る。
【0054】ANDゲート117はフェーズ状態5を複
号化して、フェーズ状態5がエンベロープフェーズシフ
トレジスタ14から読み出されたときに、ライン“1”
を出現させる。ライン133上の“1”信号は前述のご
とく、H5,H4,H3,H2,H1の1ビットの2進
右シフトを生じさせる。結局、振幅AE=H/2となる
。
号化して、フェーズ状態5がエンベロープフェーズシフ
トレジスタ14から読み出されたときに、ライン“1”
を出現させる。ライン133上の“1”信号は前述のご
とく、H5,H4,H3,H2,H1の1ビットの2進
右シフトを生じさせる。結局、振幅AE=H/2となる
。
【0055】図10はコンパレータ29を構成する論理
回路を示している。コンパレータ29は現在の振幅Aが
AEに等しいとき、“YES”の信号を発生する。コン
パレータはEX−NORゲート140−1から140−
13までにより構成され、おのおののEX−NORゲー
トはAとAEの対応するビットが一致したとき“1”信
号をつくる。ANDゲートの樹枝状結合(tree)1
49,150,151および152は、AとAEを構成
するビットが一致したとき、ORゲート153に“1”
を生ぜしめる。“YES”の信号が、AがAEに一致し
たとき、あるいはNEW NOTE信号が存在すると
き、あるいはノートレリーズ(noterelease
)信号がノートレリーズ検出システムによって供給され
て存在するとき生じる。このノートレリーズ検出システ
ムは本発明者の1975年10月6日付出願の米国特許
第4022098号「鍵盤スイッチ検出と割当装置」(
特開昭52−44626)に記載されているようなもの
である。NEW NOTE信号はまたノートレリーズ
検出信号によって供給される。
回路を示している。コンパレータ29は現在の振幅Aが
AEに等しいとき、“YES”の信号を発生する。コン
パレータはEX−NORゲート140−1から140−
13までにより構成され、おのおののEX−NORゲー
トはAとAEの対応するビットが一致したとき“1”信
号をつくる。ANDゲートの樹枝状結合(tree)1
49,150,151および152は、AとAEを構成
するビットが一致したとき、ORゲート153に“1”
を生ぜしめる。“YES”の信号が、AがAEに一致し
たとき、あるいはNEW NOTE信号が存在すると
き、あるいはノートレリーズ(noterelease
)信号がノートレリーズ検出システムによって供給され
て存在するとき生じる。このノートレリーズ検出システ
ムは本発明者の1975年10月6日付出願の米国特許
第4022098号「鍵盤スイッチ検出と割当装置」(
特開昭52−44626)に記載されているようなもの
である。NEW NOTE信号はまたノートレリーズ
検出信号によって供給される。
【0056】図11はエンベロープフェーズイニシァラ
イザ27を構成する論理回路を示している。この回路の
本質的機能は、表1に記載されているようにあるフェー
ズに対する初期値A0を発生することと、初期値A0が
選択ゲート24によって現在の演算値A′に対して代用
されているときに“INIT”信号を発生することであ
る。
イザ27を構成する論理回路を示している。この回路の
本質的機能は、表1に記載されているようにあるフェー
ズに対する初期値A0を発生することと、初期値A0が
選択ゲート24によって現在の演算値A′に対して代用
されているときに“INIT”信号を発生することであ
る。
【0057】図11では2進数A01のために13本の
ラインを与えている。これらはA01=1/256に選
ばれている例示の場合には、余分なものを削除できるが
、回路としてはA01の他の選ばれた値に対応する、よ
り一般的な場合に対して示されている。
ラインを与えている。これらはA01=1/256に選
ばれている例示の場合には、余分なものを削除できるが
、回路としてはA01の他の選ばれた値に対応する、よ
り一般的な場合に対して示されている。
【0058】インバータ160,161および162は
ANDゲート163,164および165と関連して入
力フェーズ状態信号Sの2進数状態を複号化して単一の
10進数状態にする。ANDゲート163はエンベロー
プフェーズシフトレジスタ14からゼロのフェーズ状態
が読み出されたとき、フェーズ状態0を複号化して“1
”の信号をライン179上に出現させる。ライン179
上の“1”の信号は、ビットA013,A012,……
A01をANDゲート167−1から169−1までを
経て、出力ライン170−1ないし170−13に移送
させる。論理回路171を構成する13組のANDゲー
トのうち、3組だけが図11に明示されている。
ANDゲート163,164および165と関連して入
力フェーズ状態信号Sの2進数状態を複号化して単一の
10進数状態にする。ANDゲート163はエンベロー
プフェーズシフトレジスタ14からゼロのフェーズ状態
が読み出されたとき、フェーズ状態0を複号化して“1
”の信号をライン179上に出現させる。ライン179
上の“1”の信号は、ビットA013,A012,……
A01をANDゲート167−1から169−1までを
経て、出力ライン170−1ないし170−13に移送
させる。論理回路171を構成する13組のANDゲー
トのうち、3組だけが図11に明示されている。
【0059】振幅形状係数H=H5,H4,H3,H2
,H1は2の補数回路172によって値1−Hに変換さ
れる。A01は1/256に選ばれているので、値A0
1(1−H)は8ビット位置の2進右シフトを生じる2
進右シフト回路173によって得られる。2の補数回路
174はその出力端子に値1−A01(1−H)を生じ
る。
,H1は2の補数回路172によって値1−Hに変換さ
れる。A01は1/256に選ばれているので、値A0
1(1−H)は8ビット位置の2進右シフトを生じる2
進右シフト回路173によって得られる。2の補数回路
174はその出力端子に値1−A01(1−H)を生じ
る。
【0060】ANDゲート164はフェーズ状態2が存
在するとき、それを複号化してライン175上に“1”
の信号を生じる。ライン175上の“1”の信号はAN
Dゲート167−3ないし169−3に、出力信号を2
の補数回路174から出力信号ライン170−1から1
70−13まで移送させるので、値1−A01(1−H
)がサブシステムの出力となる。
在するとき、それを複号化してライン175上に“1”
の信号を生じる。ライン175上の“1”の信号はAN
Dゲート167−3ないし169−3に、出力信号を2
の補数回路174から出力信号ライン170−1から1
70−13まで移送させるので、値1−A01(1−H
)がサブシステムの出力となる。
【0061】2進右シフト回路176は、H5,H4,
H3,H2,H1を8ビット位置右へシフトして、値H
A01を減算器177への入力に出現させる。減算器1
77への第2の入力はHである。従って出力信号は値H
(1−A01)である。
H3,H2,H1を8ビット位置右へシフトして、値H
A01を減算器177への入力に出現させる。減算器1
77への第2の入力はHである。従って出力信号は値H
(1−A01)である。
【0062】ANDゲート165はフェーズ状態4が存
在するとき、それを複号化してライン178上に“1”
信号を生じる。ライン178上の“1”信号はANDゲ
ート167−2ナイシ169−2に、信号H(1−A0
1)を減算器177から出力信号ライン170−1ない
し170−13へ移送させる。
在するとき、それを複号化してライン178上に“1”
信号を生じる。ライン178上の“1”信号はANDゲ
ート167−2ナイシ169−2に、信号H(1−A0
1)を減算器177から出力信号ライン170−1ない
し170−13へ移送させる。
【0063】ORゲート166はANDゲート376と
関連して、入力フェーズ状態が状態0,4又は2のいず
れかにあり、かつ“YES”信号がコンパレータ29に
よって発生していれば、“INIT”信号を生ぜしめる
。
関連して、入力フェーズ状態が状態0,4又は2のいず
れかにあり、かつ“YES”信号がコンパレータ29に
よって発生していれば、“INIT”信号を生ぜしめる
。
【0064】図12はチェンジ検出器31を構成する論
理回路を示す。振幅関数のアタック、デイケイおよびレ
リーズ部分は、3個の別々のクロック信号の手段によっ
て互に独立に計時される。アッパアタッククロック回路
181は、状態フェーズ1と2の間、アッパデビジョン
のアタックの速度を制御する。アッパデイケイクロック
回路182は、状態フェーズ3と4の間、アッパデビジ
ョンのデイケイの速度を制御する。アッパレリーズクロ
ック回路183は、状態フェーズ5と6の間、アッパデ
ビジョンのレリーズの速度を制御する。同様なクロック
信号の組が、ロワーとペダルのデビジョンに対して使用
されている。
理回路を示す。振幅関数のアタック、デイケイおよびレ
リーズ部分は、3個の別々のクロック信号の手段によっ
て互に独立に計時される。アッパアタッククロック回路
181は、状態フェーズ1と2の間、アッパデビジョン
のアタックの速度を制御する。アッパデイケイクロック
回路182は、状態フェーズ3と4の間、アッパデビジ
ョンのデイケイの速度を制御する。アッパレリーズクロ
ック回路183は、状態フェーズ5と6の間、アッパデ
ビジョンのレリーズの速度を制御する。同様なクロック
信号の組が、ロワーとペダルのデビジョンに対して使用
されている。
【0065】フリップフロップ184は、インバータ1
85およびANDゲート186とともに、エッジ(ed
ge)検出器を構成する。フリップフロップ184は、
図1に示された振幅シフトレジスタ15のそれぞれの新
しい読み出しサイクルの開始時、クロックされる。12
分周器180はシフトレジスタのクロックタイミング信
号を12分周する。シフトレジスタ内には12ワードが
存在する。ANDゲート186からの出力信号は、アッ
パアタッククロック信号がエッジ検出器によって受け取
られ、かつ振幅シフトレジスタ15の先行する読み出し
操作で無信号であったならば、“1”となる。同様なエ
ッジ検出器が、全部の他のエンベロープクロックタイミ
ング信号と関連して用いられている。
85およびANDゲート186とともに、エッジ(ed
ge)検出器を構成する。フリップフロップ184は、
図1に示された振幅シフトレジスタ15のそれぞれの新
しい読み出しサイクルの開始時、クロックされる。12
分周器180はシフトレジスタのクロックタイミング信
号を12分周する。シフトレジスタ内には12ワードが
存在する。ANDゲート186からの出力信号は、アッ
パアタッククロック信号がエッジ検出器によって受け取
られ、かつ振幅シフトレジスタ15の先行する読み出し
操作で無信号であったならば、“1”となる。同様なエ
ッジ検出器が、全部の他のエンベロープクロックタイミ
ング信号と関連して用いられている。
【0066】図12はインバータ187,188,18
9およびANDゲート190ないし195からなる、フ
ェーズ状態の2進から10進への複号化論理回路を示し
ている。状態1ないし6がエンベロープフェーズシフト
レジスタ14から読み出されているとき、各ANDゲー
トの出力は“1”になる。
9およびANDゲート190ないし195からなる、フ
ェーズ状態の2進から10進への複号化論理回路を示し
ている。状態1ないし6がエンベロープフェーズシフト
レジスタ14から読み出されているとき、各ANDゲー
トの出力は“1”になる。
【0067】ANDゲート196は、アッパアタックク
ロック信号が前のシフトレジスタ走査以後生じており、
かつフェーズ状態1あるいは2がエンベロープフェーズ
シフトレジスタ14から読み出されていれば、“1”信
号をORゲート199を通じてANDゲート200へ移
送させる。
ロック信号が前のシフトレジスタ走査以後生じており、
かつフェーズ状態1あるいは2がエンベロープフェーズ
シフトレジスタ14から読み出されていれば、“1”信
号をORゲート199を通じてANDゲート200へ移
送させる。
【0068】ANDゲート197は、アッパデイケイク
ロック信号が前のシフトレジスタ走査以後生じており、
かつフェーズ3または4のいずれかが読み出されていれ
ば、“1”信号をANDゲート200へ移送させる。
ロック信号が前のシフトレジスタ走査以後生じており、
かつフェーズ3または4のいずれかが読み出されていれ
ば、“1”信号をANDゲート200へ移送させる。
【0069】ANDゲート198は、アッパレリーズク
ロック信号が前のシフトレジスタ走査以後生じており、
かつフェーズ状態5または6のいずれかが読み出されて
いれば、“1”信号をANDゲート200へ移送させる
。
ロック信号が前のシフトレジスタ走査以後生じており、
かつフェーズ状態5または6のいずれかが読み出されて
いれば、“1”信号をANDゲート200へ移送させる
。
【0070】ORゲート201は、DIV信号がU、ア
ッパデビジョンに対応して複号化されており、かつ状態
1ないし6のどれかが読み出されたとき、アッパデビジ
ョンタイミングクロック信号のどれかが状態移送を生じ
ていれば、“1”の信号をライン203上に出現させる
。このライン203上に出現する信号がCHANGE信
号である。“1”がライン203上に現われるとAND
ゲート205−2ないし213−2はデータビットA′
1ないしA′13を、出力ビットA″1ないしA″13
として出現させる。“0”がORゲート201によって
移送されると、インバータ202は“1”をライン20
4上に出現させる。ライン204上の“1”は、AND
ゲート205−1ないし213−1にデータビットA1
ないしA13を移送させて、出力ビットA″1ないしA
″13に出現させる。ANDゲート205−1ないし2
13−1と205−2ないし213−2とは、振幅選択
ゲート26の論理回路を構成する。
ッパデビジョンに対応して複号化されており、かつ状態
1ないし6のどれかが読み出されたとき、アッパデビジ
ョンタイミングクロック信号のどれかが状態移送を生じ
ていれば、“1”の信号をライン203上に出現させる
。このライン203上に出現する信号がCHANGE信
号である。“1”がライン203上に現われるとAND
ゲート205−2ないし213−2はデータビットA′
1ないしA′13を、出力ビットA″1ないしA″13
として出現させる。“0”がORゲート201によって
移送されると、インバータ202は“1”をライン20
4上に出現させる。ライン204上の“1”は、AND
ゲート205−1ないし213−1にデータビットA1
ないしA13を移送させて、出力ビットA″1ないしA
″13に出現させる。ANDゲート205−1ないし2
13−1と205−2ないし213−2とは、振幅選択
ゲート26の論理回路を構成する。
【0071】図14はフェーズ増加部32を構成する論
理回路を示している。若しCHANGE信号がチェンジ
検出器31によって発生していれば、エンベロープフェ
ーズシフトレジスタ14から読み出された現在のフェー
ズ状態をあらわす2進数S3,S2,S1に加算器22
0は“YES”信号を加算する。NANDゲート221
は、加算器220がS′3=S′2=S′1=1からな
る状態7を生じれば、“0”信号をつくる。NANDゲ
ート221によって“0”が生ずれば、ANDゲート2
22,223,および224は“0”信号を発生するの
で、不要な状態7は状態0に変換される。状態0は図1
に示された一連のシフトレジスタにおける割り当てられ
ていない音に対応する。
理回路を示している。若しCHANGE信号がチェンジ
検出器31によって発生していれば、エンベロープフェ
ーズシフトレジスタ14から読み出された現在のフェー
ズ状態をあらわす2進数S3,S2,S1に加算器22
0は“YES”信号を加算する。NANDゲート221
は、加算器220がS′3=S′2=S′1=1からな
る状態7を生じれば、“0”信号をつくる。NANDゲ
ート221によって“0”が生ずれば、ANDゲート2
22,223,および224は“0”信号を発生するの
で、不要な状態7は状態0に変換される。状態0は図1
に示された一連のシフトレジスタにおける割り当てられ
ていない音に対応する。
【0072】楽音発生器の数が鍵盤スイッチの数より少
ない鍵盤楽器は、全部の楽音発生器が割り当てられてい
るのに拘らず新たな鍵が作動されると、ほとんど好まし
くない状態におちいる。係る“無音”状態は、楽器の1
つ又はそれ以上のデビジョンが、“サスティン”と通常
呼ばれる楽音的効果を生じるために、おそいレリーズを
使用しているときに、さらに悪い状況になる。(この“
サスティン”の語は、本発明中で、エンベロープ振幅関
数の名目的な平坦部分を表示するために用いられている
同じ言葉と混同されるべきではない。)図15に示され
たシステム論理ブロック230は、さもなければ困った
無音の条件を除去する1方法である。この無音の条件は
本発明による出願の、米国特許第4085644号「複
音シンセサイザー」(特開昭52−27621)に記載
された形式の楽音発生器において生じるものである。
ない鍵盤楽器は、全部の楽音発生器が割り当てられてい
るのに拘らず新たな鍵が作動されると、ほとんど好まし
くない状態におちいる。係る“無音”状態は、楽器の1
つ又はそれ以上のデビジョンが、“サスティン”と通常
呼ばれる楽音的効果を生じるために、おそいレリーズを
使用しているときに、さらに悪い状況になる。(この“
サスティン”の語は、本発明中で、エンベロープ振幅関
数の名目的な平坦部分を表示するために用いられている
同じ言葉と混同されるべきではない。)図15に示され
たシステム論理ブロック230は、さもなければ困った
無音の条件を除去する1方法である。この無音の条件は
本発明による出願の、米国特許第4085644号「複
音シンセサイザー」(特開昭52−27621)に記載
された形式の楽音発生器において生じるものである。
【0073】エンベロープフェーズシフトレジスタ14
から各フェーズ状態が読み出されるにつれて、それは複
号化され、フェーズ状態6,5および4は関連するデビ
ジョン状態数とともに、フェーズ状態メモリ230に蓄
積される。全部の利用できる楽音発生器が割り当てられ
ていて、新たな楽音スイッチが動作すると、“DEMA
ND”信号が生じてフェーズ状態メモリ230への入力
データとして現われる。対応するデビジョン上のどの音
がフェーズ状態6にあるかを決定するために検索が行わ
れる。もしもフェーズ状態6に何もないと、次に5が、
そして次に4が調べられる。制御の優先性はフェーズ状
態6,5,4にある。かかる音が見出されると、NAU
(Note Available Upper、ア
ッパデビジョンに対応したDEMEND信号)がつくら
れる。NAUはADSRクロック回路233をアッパデ
ビジョンに関連して周波数を増加させ、従って速かに関
連する音にそのレリーズを終了させ、新しい音が速かに
楽音発生システムに割り当てられることを許す。もしも
音がフェーズ状態4にあると、NOTE RELEA
SE信号が自動的に生じ、フェーズ状態は5に増加され
る。
から各フェーズ状態が読み出されるにつれて、それは複
号化され、フェーズ状態6,5および4は関連するデビ
ジョン状態数とともに、フェーズ状態メモリ230に蓄
積される。全部の利用できる楽音発生器が割り当てられ
ていて、新たな楽音スイッチが動作すると、“DEMA
ND”信号が生じてフェーズ状態メモリ230への入力
データとして現われる。対応するデビジョン上のどの音
がフェーズ状態6にあるかを決定するために検索が行わ
れる。もしもフェーズ状態6に何もないと、次に5が、
そして次に4が調べられる。制御の優先性はフェーズ状
態6,5,4にある。かかる音が見出されると、NAU
(Note Available Upper、ア
ッパデビジョンに対応したDEMEND信号)がつくら
れる。NAUはADSRクロック回路233をアッパデ
ビジョンに関連して周波数を増加させ、従って速かに関
連する音にそのレリーズを終了させ、新しい音が速かに
楽音発生システムに割り当てられることを許す。もしも
音がフェーズ状態4にあると、NOTE RELEA
SE信号が自動的に生じ、フェーズ状態は5に増加され
る。
【0074】図16は、フェーズ状態複号器232とフ
ェーズ状態メモリ230を構成する論理回路を示してい
る。インバータ234と235は、ANDゲート236
,237および238と関連してフェーズ状態4,5,
6を複号化し、かつフェーズ状態複合器232を構成す
る。
ェーズ状態メモリ230を構成する論理回路を示してい
る。インバータ234と235は、ANDゲート236
,237および238と関連してフェーズ状態4,5,
6を複号化し、かつフェーズ状態複合器232を構成す
る。
【0075】エンベロープフェーズシフトレジスタ14
からの出力SがANDゲート236によって複号化され
てフェーズ4であり、かつデビジョン信号DIVがU(
アッパデビジョン)であれば、ANDゲート239はフ
リップフロップ240をセットさせる。
からの出力SがANDゲート236によって複号化され
てフェーズ4であり、かつデビジョン信号DIVがU(
アッパデビジョン)であれば、ANDゲート239はフ
リップフロップ240をセットさせる。
【0076】同様に、状態5がANDゲート237によ
って複号化され、かつDIV=Uであれば、ANDゲー
ト241はフリップフロップ242をセットさせる。状
態6がANDゲート238によって複号化され、かつD
IV=Uであれば、ANDゲート243はフリップフロ
ップ244をセットさせる。
って複号化され、かつDIV=Uであれば、ANDゲー
ト241はフリップフロップ242をセットさせる。状
態6がANDゲート238によって複号化され、かつD
IV=Uであれば、ANDゲート243はフリップフロ
ップ244をセットさせる。
【0077】シフトレジスタのどれか一回の完全な走査
でフェーズ状態6が検出されると、フリップフロップ2
44がセットされ、“1”信号がライン249にあらわ
れる。それはSFU2=1である。フェーズ5が検出さ
れてフェーズ6が検出されないと、ANDゲート246
はSFU1=1にさせる。
でフェーズ状態6が検出されると、フリップフロップ2
44がセットされ、“1”信号がライン249にあらわ
れる。それはSFU2=1である。フェーズ5が検出さ
れてフェーズ6が検出されないと、ANDゲート246
はSFU1=1にさせる。
【0078】シフトレジスタのどれかの操作で、状態4
,5あるいは6のいずれかがアッパデビジョンに割り当
てられていることが検出され、かつ“DEMAND”信
号が存在すると、ANDゲート248とORゲート24
7は“SEARCH UPPER”信号をライン25
0上に生じさせる。デビジョンシフトレジスタ13から
読み出される各デビジョン番号に対してANDゲート2
51−1,251−2,251−3およびORゲート2
54はT3=1を発生する。
,5あるいは6のいずれかがアッパデビジョンに割り当
てられていることが検出され、かつ“DEMAND”信
号が存在すると、ANDゲート248とORゲート24
7は“SEARCH UPPER”信号をライン25
0上に生じさせる。デビジョンシフトレジスタ13から
読み出される各デビジョン番号に対してANDゲート2
51−1,251−2,251−3およびORゲート2
54はT3=1を発生する。
【0079】DIVがUに一致すると、ANDゲート2
52−3とORゲート255はSFU2をT2に移送す
る。同様にDIVがUに一致すると、ANDゲート25
3−3とORゲート256はSFU1をT1に移送する
。
52−3とORゲート255はSFU2をT2に移送す
る。同様にDIVがUに一致すると、ANDゲート25
3−3とORゲート256はSFU1をT1に移送する
。
【0080】類似のゲートと論理回路が、ロワーとペダ
ルデビジョンに対して示されている。これらの機能はア
ッパデビジョンの対応部分に対して述べたところと同じ
である。
ルデビジョンに対して示されている。これらの機能はア
ッパデビジョンの対応部分に対して述べたところと同じ
である。
【0081】T3,T2,T1は、アッパマニュアルに
対するフェーズ状態のうち、状態5より優先性を有する
状態6と、状態4より優先性を有する状態5を伴った、
シフトレジスタ操作の期間中に読み出された状態をあら
わす。優先性を有する状態だけがT3,T2,T1に移
送される。同様な優先性を有する状態の移送が、デビジ
ョン状態L(ロワー)とデビジョン状態P(ペダル)が
デビジョンシフトレジスタ13から読み出されるときに
生じる。
対するフェーズ状態のうち、状態5より優先性を有する
状態6と、状態4より優先性を有する状態5を伴った、
シフトレジスタ操作の期間中に読み出された状態をあら
わす。優先性を有する状態だけがT3,T2,T1に移
送される。同様な優先性を有する状態の移送が、デビジ
ョン状態L(ロワー)とデビジョン状態P(ペダル)が
デビジョンシフトレジスタ13から読み出されるときに
生じる。
【0082】優先性を有する状態T3,T2,T1は、
コンパレータ257で、現在読み出されているフェーズ
状態S3,S2,S1と比較される。比較が同一状態で
あることを示すと、“EQUAL”信号がつくられる。
コンパレータ257で、現在読み出されているフェーズ
状態S3,S2,S1と比較される。比較が同一状態で
あることを示すと、“EQUAL”信号がつくられる。
【0083】“EQUAL”信号が生じて、かつ“SE
ARCH UPPER”信号がライン250上に存在
すると、ANDゲート258はNAU信号をライン25
9上につくる。NAUがライン259上にあらわれると
、アッパデビジョンと関連するADSRクロック回路が
その周波数を増加せしめられるので、対応する音は速か
にフェーズ状態6の終期に移行させられ、それ故にその
関連する楽音発生回路は、“DEMAND”信号の発生
をひき起こした音にとって利用できるものとされる。信
号NAUと、ロワーおよびペダルデビジョンに対するそ
の対応部分の信号NALとNAPは、図17に示される
ごとく、NOTE RELEASE信号を自動的につ
くるために用いられ、そしてこの信号は、もしも音が状
態4にあれば、状態4を終了させ、その状態を状態5に
増加させる。NAUはまた、アッパデビジョンに関連す
るフェーズ状態フリップフロップ240,242および
244をリセットするために用いられる。
ARCH UPPER”信号がライン250上に存在
すると、ANDゲート258はNAU信号をライン25
9上につくる。NAUがライン259上にあらわれると
、アッパデビジョンと関連するADSRクロック回路が
その周波数を増加せしめられるので、対応する音は速か
にフェーズ状態6の終期に移行させられ、それ故にその
関連する楽音発生回路は、“DEMAND”信号の発生
をひき起こした音にとって利用できるものとされる。信
号NAUと、ロワーおよびペダルデビジョンに対するそ
の対応部分の信号NALとNAPは、図17に示される
ごとく、NOTE RELEASE信号を自動的につ
くるために用いられ、そしてこの信号は、もしも音が状
態4にあれば、状態4を終了させ、その状態を状態5に
増加させる。NAUはまた、アッパデビジョンに関連す
るフェーズ状態フリップフロップ240,242および
244をリセットするために用いられる。
【0084】新しい振幅関数値はそれが発生されると、
図1のシステム10に対して示されたように、ライン1
2を経て振幅利用手段に供給される。振幅利用手段は、
ドイツチエによって米国特許第3809786号に述べ
られているように、ADSR振幅関数を高調波係数の積
を形成するための2進乗算器で構成できる。本発明は、
米国特許第4085644号「複音シンセサイザー」に
振幅利用手段を記載した。後者のシステムにおいては、
2進のADSR振幅関数信号に変換される。得られたア
ナログ信号はD−A(digital to an
aalog)変換器の方法によってアナログ信号は、次
に第2のD−A変換器のリフアレンス電圧として用いら
れる。第2のD−A変換器の機能は、楽音波形をあらわ
す2進デジタルデータワードを、音響システムを駆動す
るのに適したアナログの楽音波形に変換することである
。 これらの振幅利用手段のいずれにおいても、タイムシェ
アリングの対策がなされているので、ADSRエンベロ
ープ発生器は多音(polyphonictone)発
生システムと関連して使用されることができる。
図1のシステム10に対して示されたように、ライン1
2を経て振幅利用手段に供給される。振幅利用手段は、
ドイツチエによって米国特許第3809786号に述べ
られているように、ADSR振幅関数を高調波係数の積
を形成するための2進乗算器で構成できる。本発明は、
米国特許第4085644号「複音シンセサイザー」に
振幅利用手段を記載した。後者のシステムにおいては、
2進のADSR振幅関数信号に変換される。得られたア
ナログ信号はD−A(digital to an
aalog)変換器の方法によってアナログ信号は、次
に第2のD−A変換器のリフアレンス電圧として用いら
れる。第2のD−A変換器の機能は、楽音波形をあらわ
す2進デジタルデータワードを、音響システムを駆動す
るのに適したアナログの楽音波形に変換することである
。 これらの振幅利用手段のいずれにおいても、タイムシェ
アリングの対策がなされているので、ADSRエンベロ
ープ発生器は多音(polyphonictone)発
生システムと関連して使用されることができる。
【0085】振幅値Aをあらわすために使用されている
13ビット全部を変換することは普通必要でない。この
ビット数は、振幅値の小さな増加における丸め誤差を生
じさせないように使用したものである。振幅値Aの最上
位ビット8ビットだけを上述のD−A変換器の手段でア
ナログ信号に変換するのが有利である。
13ビット全部を変換することは普通必要でない。この
ビット数は、振幅値の小さな増加における丸め誤差を生
じさせないように使用したものである。振幅値Aの最上
位ビット8ビットだけを上述のD−A変換器の手段でア
ナログ信号に変換するのが有利である。
【0086】図1に示されたシステム10は、システム
論理ブロック手段である正アタック回路270によって
もたらされる“正アタック”特性を含む。この論理ブロ
ックは、曲線形状パラメータHの選ばれた値と、振幅シ
フトレジスタ15から読み出された振幅Aの現在の値と
を比較する。現在の振幅関数がエンベロープフェーズ状
態S=4に対応し、かつA=Hであれば、鍵盤検出と割
当器システムから受け取られたレリーズ信号NRに対応
して、“NOTE RELEASE”信号がつくられ
る。“NOTE RELEASE”信号は前述のよう
にコンパレータ29によって使用される。もし、状態S
が1,2、あるいはS=4のいずれかであり、かつAが
Hに等しくないならば、NR信号は特定の音が、前述の
ように対応するデビジョンのアタックタイミングクロッ
クによって、正規の形式で、フェーズ状態4に進みかつ
A=Hである振幅関数を有する時まで一時記憶メモリに
保持され、その時NOTE RELEASE信号がつ
くられる。
論理ブロック手段である正アタック回路270によって
もたらされる“正アタック”特性を含む。この論理ブロ
ックは、曲線形状パラメータHの選ばれた値と、振幅シ
フトレジスタ15から読み出された振幅Aの現在の値と
を比較する。現在の振幅関数がエンベロープフェーズ状
態S=4に対応し、かつA=Hであれば、鍵盤検出と割
当器システムから受け取られたレリーズ信号NRに対応
して、“NOTE RELEASE”信号がつくられ
る。“NOTE RELEASE”信号は前述のよう
にコンパレータ29によって使用される。もし、状態S
が1,2、あるいはS=4のいずれかであり、かつAが
Hに等しくないならば、NR信号は特定の音が、前述の
ように対応するデビジョンのアタックタイミングクロッ
クによって、正規の形式で、フェーズ状態4に進みかつ
A=Hである振幅関数を有する時まで一時記憶メモリに
保持され、その時NOTE RELEASE信号がつ
くられる。
【0087】図17は正アタック回路270のサブシス
テム論理ブロックを構成する論理回路を示している。E
X−ORゲート271−1ないし271−5は、AND
ゲート272−1ないし272−3と関連して、2進デ
ータ信号コンパレータを構成する。このコンパレータは
、スケール選択部35(図1)から読み出されたHの選
ばれた値と、振幅シフトレジスタ14から読み出された
現在の状態フェーズSが値S=4を持ち、かつコンパレ
ータが等しいことを示せば、“1”信号を発生する。 正アタックシフトレジスタ274は12個の1ビットワ
ードを有するシフトレジスタである。これらの各ワード
は、図1に示された前述の他のシフトレジスタに含まれ
たワードに対応する。
テム論理ブロックを構成する論理回路を示している。E
X−ORゲート271−1ないし271−5は、AND
ゲート272−1ないし272−3と関連して、2進デ
ータ信号コンパレータを構成する。このコンパレータは
、スケール選択部35(図1)から読み出されたHの選
ばれた値と、振幅シフトレジスタ14から読み出された
現在の状態フェーズSが値S=4を持ち、かつコンパレ
ータが等しいことを示せば、“1”信号を発生する。 正アタックシフトレジスタ274は12個の1ビットワ
ードを有するシフトレジスタである。これらの各ワード
は、図1に示された前述の他のシフトレジスタに含まれ
たワードに対応する。
【0088】ANDゲート276は、ANDゲート27
3からの出力が“1”であり、かつORゲート278を
経て伝送された正アタックシフトレジスタ274から読
み出された現在のワードが“1”であれば、“NOTE
RELEASE”信号を発生する。“NOTE
LEREASE”信号がつくられなければ、インバータ
277は“1”信号をANDゲート275へ送る。ビッ
トH5,H4,H3,H2,H1のいずれかが、Hがゼ
ロでないことをあらわして“1”であれば、ORゲート
279は“1”信号をANDゲート275へ送る。従っ
て正アタックシフトレジスタから読み出された現在の蓄
積データが“1”であるか、あるいはNRが楽音検出と
割当器から受け取られ、Hがゼロでなく、NOTE
RELEASEが生じていなければ、ANDゲート27
5は“1”信号を生じ、これは正アタックシフトレジス
タ274に蓄積される。上述の条件が生じなければ、“
0”信号がこのシフトレジスタに蓄積される。
3からの出力が“1”であり、かつORゲート278を
経て伝送された正アタックシフトレジスタ274から読
み出された現在のワードが“1”であれば、“NOTE
RELEASE”信号を発生する。“NOTE
LEREASE”信号がつくられなければ、インバータ
277は“1”信号をANDゲート275へ送る。ビッ
トH5,H4,H3,H2,H1のいずれかが、Hがゼ
ロでないことをあらわして“1”であれば、ORゲート
279は“1”信号をANDゲート275へ送る。従っ
て正アタックシフトレジスタから読み出された現在の蓄
積データが“1”であるか、あるいはNRが楽音検出と
割当器から受け取られ、Hがゼロでなく、NOTE
RELEASEが生じていなければ、ANDゲート27
5は“1”信号を生じ、これは正アタックシフトレジス
タ274に蓄積される。上述の条件が生じなければ、“
0”信号がこのシフトレジスタに蓄積される。
【0089】図19に示すシステム290は、図1のシ
ステム10を実現するための他の手段である。システム
290は、振幅曲線パラメータをHの数個の選ばれた値
に限定することによって、システム10で使われた演算
方式の計算のいくつかを回避したものである。これらの
値はH=1/2,H=1およびH=0を使用するのが便
利である。表3を観察することによって、説明されてい
るH=1/2の場合に対し、2進デジットで表わされた
振幅のビットがより簡潔な数列として生じることが示さ
れている。システム290は簡潔なビット数列を利用す
るための手段である。Hの他の値も実施できるが、音楽
的に最も有効な場合であるH=1/2,H=1およびH
=0が特に簡潔であって、しかも本質的に同じ論理回路
を必要とするのである。
ステム10を実現するための他の手段である。システム
290は、振幅曲線パラメータをHの数個の選ばれた値
に限定することによって、システム10で使われた演算
方式の計算のいくつかを回避したものである。これらの
値はH=1/2,H=1およびH=0を使用するのが便
利である。表3を観察することによって、説明されてい
るH=1/2の場合に対し、2進デジットで表わされた
振幅のビットがより簡潔な数列として生じることが示さ
れている。システム290は簡潔なビット数列を利用す
るための手段である。Hの他の値も実施できるが、音楽
的に最も有効な場合であるH=1/2,H=1およびH
=0が特に簡潔であって、しかも本質的に同じ論理回路
を必要とするのである。
【0090】図19のシステム290において、フェー
ズ状態複号器291はエンベロープフェーズシフトレジ
スタ14から読み出されたフェーズ状態に対する2進数
Sを複号化する。状態決定論理回路292は、振幅シフ
トレジスタ15から読み出された現在の振幅データ、フ
ェーズ状態複号器291によって複号化された現在のフ
ェーズ状態データ、デビジョンシフトレジスタ13から
のDIV信号、現在のデビジョンのデータに対するHの
選ばれた値、および正のアタック回路270からのNO
TE RELEASE信号を受け取る。これらのデー
タを用いて、状態決定論理回路292は表4に記載され
た演算方式を利用して更新された振幅値A′を形成し、
かかる変化が要求されたとき、フェーズ状態を変化させ
るため、データを供給する。
ズ状態複号器291はエンベロープフェーズシフトレジ
スタ14から読み出されたフェーズ状態に対する2進数
Sを複号化する。状態決定論理回路292は、振幅シフ
トレジスタ15から読み出された現在の振幅データ、フ
ェーズ状態複号器291によって複号化された現在のフ
ェーズ状態データ、デビジョンシフトレジスタ13から
のDIV信号、現在のデビジョンのデータに対するHの
選ばれた値、および正のアタック回路270からのNO
TE RELEASE信号を受け取る。これらのデー
タを用いて、状態決定論理回路292は表4に記載され
た演算方式を利用して更新された振幅値A′を形成し、
かかる変化が要求されたとき、フェーズ状態を変化させ
るため、データを供給する。
【0091】図20と図21は、フェーズ状態複号器2
91、状態決定論理回路292およびフェーズ状態増加
部293を実施するために使用される論理回路を示して
いる。この論理回路は表4を実施する手段である。イン
バータ295,296,297はANDゲート298−
1ないし298−6とともに、2進フェーズデータ信号
S=S1,S2,S3からフェーズ状態P1,P2,P
3,P4,P5,P6を複号化するための、2進10進
変換器を構成する。
91、状態決定論理回路292およびフェーズ状態増加
部293を実施するために使用される論理回路を示して
いる。この論理回路は表4を実施する手段である。イン
バータ295,296,297はANDゲート298−
1ないし298−6とともに、2進フェーズデータ信号
S=S1,S2,S3からフェーズ状態P1,P2,P
3,P4,P5,P6を複号化するための、2進10進
変換器を構成する。
【0092】ゲート論理回路281は、ライン307,
308,309を経てHの値を状態決定論理回路の残り
の部分へ移送するための手段を与える。その結果、Hの
値はアッパ、ロワー、およびペダルデビジョン上で演奏
される音に対する、演奏者によって選ばれた値になる。 DIVがU(アッパ)デビジョンに対応するときは、A
NDゲート301−1,302−1および303−1は
アッパデビジョンに対し、予め選択されたHの値をライ
ン307,308,309のうちの1つに移送する。A
NDゲート301−2,302−2および303−2は
、ロワーデビジョンに対し予め選択されたHの値を、ラ
イン307,308,309のうちの1つに移送する。 DIVがP(ペダル)デビジョンに対応するときは、イ
ンバータ299−1および299−2は、ANDゲート
300とともに、Pデビジョン信号を複号化し、AND
ゲート301−3,302−3および303−3は、ペ
ダルデビジョンに対して予め選ばれたHの値を、出力ラ
イン307,308,309のうちの1つへ移送する。
308,309を経てHの値を状態決定論理回路の残り
の部分へ移送するための手段を与える。その結果、Hの
値はアッパ、ロワー、およびペダルデビジョン上で演奏
される音に対する、演奏者によって選ばれた値になる。 DIVがU(アッパ)デビジョンに対応するときは、A
NDゲート301−1,302−1および303−1は
アッパデビジョンに対し、予め選択されたHの値をライ
ン307,308,309のうちの1つに移送する。A
NDゲート301−2,302−2および303−2は
、ロワーデビジョンに対し予め選択されたHの値を、ラ
イン307,308,309のうちの1つに移送する。 DIVがP(ペダル)デビジョンに対応するときは、イ
ンバータ299−1および299−2は、ANDゲート
300とともに、Pデビジョン信号を複号化し、AND
ゲート301−3,302−3および303−3は、ペ
ダルデビジョンに対して予め選ばれたHの値を、出力ラ
イン307,308,309のうちの1つへ移送する。
【0093】図21に示された論理回路は、曲線形状パ
ラメータHがすべてのデビジョンに対してH=1になる
ように選ばれた状態に対し、最初に述べる。演算方式は
、アッパデビジョン上で演奏される単一の音に対して述
べる。12音への拡張は自明である。
ラメータHがすべてのデビジョンに対してH=1になる
ように選ばれた状態に対し、最初に述べる。演算方式は
、アッパデビジョン上で演奏される単一の音に対して述
べる。12音への拡張は自明である。
【0094】楽器の鍵盤上で1つの音が検出されると、
“NEW NOTE”信号が発生する。表4は、すべ
ての新しい音に対して蓄積されている振幅は初めの状態
A2=1にされ、すべての他のビットは“0”に等しく
、フェーズ状態はP1(フェーズ1)にさせられること
を示している。この初めの状態にすることは、NEWN
OTE信号“1”をORゲート312−2を経て受け取
っているANDゲート320−1に、ORゲート325
を経て移送されるP6=1によってなし遂げられる。結
果的に、A′2に対して“1”信号がライン324−2
上にあらわれ、すべての他のA′jビットは“0”であ
る。このA′の値は振幅シフトレジスタ15に蓄積され
る。図20では、NEW NOTE信号はORゲート
327と331を経て移送されて、状態ビットS′1=
1とする。他の出力ORゲート333と335は入力信
号を有しないので、結果的に、新しいフェーズ状態はS
=0,0,1即ちフェーズ状態1にされている。
“NEW NOTE”信号が発生する。表4は、すべ
ての新しい音に対して蓄積されている振幅は初めの状態
A2=1にされ、すべての他のビットは“0”に等しく
、フェーズ状態はP1(フェーズ1)にさせられること
を示している。この初めの状態にすることは、NEWN
OTE信号“1”をORゲート312−2を経て受け取
っているANDゲート320−1に、ORゲート325
を経て移送されるP6=1によってなし遂げられる。結
果的に、A′2に対して“1”信号がライン324−2
上にあらわれ、すべての他のA′jビットは“0”であ
る。このA′の値は振幅シフトレジスタ15に蓄積され
る。図20では、NEW NOTE信号はORゲート
327と331を経て移送されて、状態ビットS′1=
1とする。他の出力ORゲート333と335は入力信
号を有しないので、結果的に、新しいフェーズ状態はS
=0,0,1即ちフェーズ状態1にされている。
【0095】次の時刻に、A′の蓄積されている値が振
幅フェーズシフトレジスタから読み出され、それは現在
の振幅値Aを示す。楽音は今、フェーズ状態P1にあり
、その結果ORゲート326は“1”信号を通過させ、
“1”信号はANDゲート314−3ないし320−3
に送られる。この“1”信号の存在はデータビットA9
……A1の2進左シフトをひき起す。たとえば、信号A
2=1はORゲート310−2を経てANDゲート31
9−3に移送され、その結果ライン324−3上に信号
A′3=1としてあらわれる。これは1データビット位
置の左シフトである。
幅フェーズシフトレジスタから読み出され、それは現在
の振幅値Aを示す。楽音は今、フェーズ状態P1にあり
、その結果ORゲート326は“1”信号を通過させ、
“1”信号はANDゲート314−3ないし320−3
に送られる。この“1”信号の存在はデータビットA9
……A1の2進左シフトをひき起す。たとえば、信号A
2=1はORゲート310−2を経てANDゲート31
9−3に移送され、その結果ライン324−3上に信号
A′3=1としてあらわれる。これは1データビット位
置の左シフトである。
【0096】フェーズ状態1のステップ中で連続する動
作は、A3=1となる時間まで継続的な左シフトをひき
起こすことによって同じやり方で続き、そして出力ライ
ン324−9に移送されて、A′9=1とする。この瞬
間に、ANDゲート338はGO TO P2信号
をつくる。なぜならば、その第1の入力信号はA′9=
1であり、A′8=0なのでインバータ337は第2の
入力信号を“1”にし、第3の入力信号はP1=1だか
らである。図20において、GO TOP2は1であ
り、それはS′2を“1”にし、そしてS′1=S′3
=0なので状態S=2の信号が発生しエンベロープフェ
ーズシフトレジスタ14に蓄積される。
作は、A3=1となる時間まで継続的な左シフトをひき
起こすことによって同じやり方で続き、そして出力ライ
ン324−9に移送されて、A′9=1とする。この瞬
間に、ANDゲート338はGO TO P2信号
をつくる。なぜならば、その第1の入力信号はA′9=
1であり、A′8=0なのでインバータ337は第2の
入力信号を“1”にし、第3の入力信号はP1=1だか
らである。図20において、GO TOP2は1であ
り、それはS′2を“1”にし、そしてS′1=S′3
=0なので状態S=2の信号が発生しエンベロープフェ
ーズシフトレジスタ14に蓄積される。
【0097】Uデビジョンの音は調べられて、今度はフ
ェーズ状態P2におかれる。図21で、ORゲート32
5はP2=1の信号を、それがANDゲート314−1
ないし321−1に到着したとき、移送する。
ェーズ状態P2におかれる。図21で、ORゲート32
5はP2=1の信号を、それがANDゲート314−1
ないし321−1に到着したとき、移送する。
【0098】
【表4】
【0099】同様にP2=1の信号がANDゲート31
1−1ないし311−8に加えられる。Aに対するすべ
てのビット位置は、A9=“1”をのぞいては“0”で
ある。ORゲート341はP2=1の信号をANDゲー
ト342の1入力へ通過させる。ANDゲート342の
第2の信号はA9=1であり、その結果、“1”信号が
ANDゲート342によってつくられて、ORゲート3
12−8およびANDゲート314−1を経てライン3
24−8へ移送されてA′8=1をつくる。P2=1信
号は、ORゲート343と344を経て出力ライン32
4−9へ移送され、それによってA′9=1を生じる。 A′ビット位置のすべての残りは“0”になる。この状
態は表3に掲げられたステップ9に対応する。故に結果
としてA′9=A′8=1となり、フェーズ状態P2に
ある音に対する次のステップの期間中、前節の動作が繰
り返される。さらにA8が“1”なので、この信号はO
Rゲート312−7とANDゲート315−1を経てラ
イン324−7に移送されてA′7=1をつくる。
1−1ないし311−8に加えられる。Aに対するすべ
てのビット位置は、A9=“1”をのぞいては“0”で
ある。ORゲート341はP2=1の信号をANDゲー
ト342の1入力へ通過させる。ANDゲート342の
第2の信号はA9=1であり、その結果、“1”信号が
ANDゲート342によってつくられて、ORゲート3
12−8およびANDゲート314−1を経てライン3
24−8へ移送されてA′8=1をつくる。P2=1信
号は、ORゲート343と344を経て出力ライン32
4−9へ移送され、それによってA′9=1を生じる。 A′ビット位置のすべての残りは“0”になる。この状
態は表3に掲げられたステップ9に対応する。故に結果
としてA′9=A′8=1となり、フェーズ状態P2に
ある音に対する次のステップの期間中、前節の動作が繰
り返される。さらにA8が“1”なので、この信号はO
Rゲート312−7とANDゲート315−1を経てラ
イン324−7に移送されてA′7=1をつくる。
【0100】前述の動作は連続するステップに対して繰
り返されて、ステップ9ないし17に対して表3に示さ
れたビット位置のシーケンスを生じる。ステップ17に
おいて、A′のすべてのビット値は“1”になる。この
状態はANDゲート345,346および347の樹枝
状結合によって検出されてGO TO P3信号を
発生させる。図20において、GO TO P3が
つくられているので、それはORゲート333を経てS
′2=“1”にし、ORゲート331を経てS′1=“
1”にする。従ってS=0,1,1即ちフェーズ状態3
が蓄積状態となる。
り返されて、ステップ9ないし17に対して表3に示さ
れたビット位置のシーケンスを生じる。ステップ17に
おいて、A′のすべてのビット値は“1”になる。この
状態はANDゲート345,346および347の樹枝
状結合によって検出されてGO TO P3信号を
発生させる。図20において、GO TO P3が
つくられているので、それはORゲート333を経てS
′2=“1”にし、ORゲート331を経てS′1=“
1”にする。従ってS=0,1,1即ちフェーズ状態3
が蓄積状態となる。
【0101】フェーズ状態P3およびH=1の期間中、
ANDゲート348は、“1”信号をANDゲート31
2−2ないし321−2の1入力とする。従って入力信
号A1ないしA8は、ORゲート310−1ないし31
0−8およびANDゲート314−2ないし321−2
を経て出力ラインに移送され、故に各入力ビット位置は
変化しないで出力ビット位置ラインに移送される。A9
=1はまたANDゲート340と313−2を経てA′
9へ変化しないで移送される。結果的に、フェーズP3
の各ステップに対して、振幅関数はその最大値にとどま
る。楽音は演奏者がその音をレリーズするまで状態3に
とどまる。このレリーズは楽音検出と割当器によって検
出され、NOTE RELEASE信号を発生する。
ANDゲート348は、“1”信号をANDゲート31
2−2ないし321−2の1入力とする。従って入力信
号A1ないしA8は、ORゲート310−1ないし31
0−8およびANDゲート314−2ないし321−2
を経て出力ラインに移送され、故に各入力ビット位置は
変化しないで出力ビット位置ラインに移送される。A9
=1はまたANDゲート340と313−2を経てA′
9へ変化しないで移送される。結果的に、フェーズP3
の各ステップに対して、振幅関数はその最大値にとどま
る。楽音は演奏者がその音をレリーズするまで状態3に
とどまる。このレリーズは楽音検出と割当器によって検
出され、NOTE RELEASE信号を発生する。
【0102】図20において、NOTE RELEA
SEが存在すると、ORゲート329と335はS′3
=1にする。ORゲート327と331は同様にS1=
1にする。S′2=0であるから従ってシステムはフェ
ーズ5;P5=1におかれる。
SEが存在すると、ORゲート329と335はS′3
=1にする。ORゲート327と331は同様にS1=
1にする。S′2=0であるから従ってシステムはフェ
ーズ5;P5=1におかれる。
【0103】図21に示すフェーズ状態P5=1のため
の論理回路は、表3のステップ1ないし16に対する論
理を、逆の順序でくり返す。P5=1に対して、ORゲ
ート326は、ANDゲート314−3ないし320−
3への1入力として“1”信号を出す。H=1、および
P5=1なので、ANDゲート349は“1”信号をつ
くり、それはORゲート350を経てANDゲート31
3−3に対する信号入力の1つとしてあらわれる。第2
の信号は、A8=1であり、これはORゲート310−
8を経て移送される。故にANDゲート313−3によ
って“1”の信号が生じ、出力ライン324−9に移送
されてA′9=1を作る。A1ないしA7のすべてのビ
ットは、対応する出力データビットA′2ないしA′8
に対する左2進シフトとして移送される。信号A′1は
“0”になる。新しい結果は表3にステップ15に対し
て示された2進ビットパターンである。
の論理回路は、表3のステップ1ないし16に対する論
理を、逆の順序でくり返す。P5=1に対して、ORゲ
ート326は、ANDゲート314−3ないし320−
3への1入力として“1”信号を出す。H=1、および
P5=1なので、ANDゲート349は“1”信号をつ
くり、それはORゲート350を経てANDゲート31
3−3に対する信号入力の1つとしてあらわれる。第2
の信号は、A8=1であり、これはORゲート310−
8を経て移送される。故にANDゲート313−3によ
って“1”の信号が生じ、出力ライン324−9に移送
されてA′9=1を作る。A1ないしA7のすべてのビ
ットは、対応する出力データビットA′2ないしA′8
に対する左2進シフトとして移送される。信号A′1は
“0”になる。新しい結果は表3にステップ15に対し
て示された2進ビットパターンである。
【0104】フェーズ状態5およびA=1にする、おの
おのの連続するステップに対して、Aの左シフトが生じ
る。フェーズ状態5は、入力データビットがA9=1を
有し、かつすべての他の入力ビット位置が“0”を有す
るとき、終了する。この状態はANDゲート351によ
って検出される。ANDゲート351はその3入力信号
に対して“1”を有し、故に“1”信号が生じてAND
ゲート353にORゲート352を経て送られる。P5
=1なので、ANDゲート353は“1”信号をORゲ
ート354へ送り、それによってGO TO P6
信号をつくる。
おのの連続するステップに対して、Aの左シフトが生じ
る。フェーズ状態5は、入力データビットがA9=1を
有し、かつすべての他の入力ビット位置が“0”を有す
るとき、終了する。この状態はANDゲート351によ
って検出される。ANDゲート351はその3入力信号
に対して“1”を有し、故に“1”信号が生じてAND
ゲート353にORゲート352を経て送られる。P5
=1なので、ANDゲート353は“1”信号をORゲ
ート354へ送り、それによってGO TO P6
信号をつくる。
【0105】図20において、GO TO P6信
号が“1”のときは、S′8=S′2=1かつS′1=
0となって、フェーズ状態値S=6をエンベロープフェ
ーズシフトメモリ中におく。前述のごとく、P6=1か
つH=1のとき、図21に示される論理回路は、A′を
入力データAの2進右シフトにする。これらの2進右シ
フトは、フェーズ状態6の各ステップに対し出力振幅A
′=0になるまで行われる。このステップにおいて、シ
ステム290は対応する楽音またはA検出論理のゼロ値
のために、フェーズ状態6において無限に動作し続ける
ことができる。ここでA検出論理は、その音に割り当て
られた論理は、新しく動作した音に対して再び割り当て
られていることができるということを表わすために、楽
音検出と割当器による使用のために、“レリーズの終期
”信号を供給するために使用されたものである。
号が“1”のときは、S′8=S′2=1かつS′1=
0となって、フェーズ状態値S=6をエンベロープフェ
ーズシフトメモリ中におく。前述のごとく、P6=1か
つH=1のとき、図21に示される論理回路は、A′を
入力データAの2進右シフトにする。これらの2進右シ
フトは、フェーズ状態6の各ステップに対し出力振幅A
′=0になるまで行われる。このステップにおいて、シ
ステム290は対応する楽音またはA検出論理のゼロ値
のために、フェーズ状態6において無限に動作し続ける
ことができる。ここでA検出論理は、その音に割り当て
られた論理は、新しく動作した音に対して再び割り当て
られていることができるということを表わすために、楽
音検出と割当器による使用のために、“レリーズの終期
”信号を供給するために使用されたものである。
【0106】次に図20と図21に示される論理回路は
値H=1/2が選ばれたデビジョンで楽音が演奏される
場合について述べられている。フェーズ1と2に対して
は、同じフェーズとH=1に対して前述したステップが
繰り返される。
値H=1/2が選ばれたデビジョンで楽音が演奏される
場合について述べられている。フェーズ1と2に対して
は、同じフェーズとH=1に対して前述したステップが
繰り返される。
【0107】ステップ16に到着すると、システムは再
びフェーズ状態3におかれる。H=1/2であるので、
フェーズ状態3におけるステップは、H=1のときの状
態に対して前述したところとは異なる。P3=1なので
、ORゲート326は“1”信号をANDゲート314
−3ないし320−3への入力の1つとしてひきおこす
。ビットA1=1はライン324−1に移送されないの
で、故にA′1=0である。ビット位置A1ないしA7
は1位置の左2進シフトを受けて、対応する出力ビット
A′2ないしA′3としてあらわれる。“1”の信号が
ORゲート350を経てANDゲート313−3に移送
される。従って入力ビットA8=1はORゲート344
を経てA′9へ左シフトされる。
びフェーズ状態3におかれる。H=1/2であるので、
フェーズ状態3におけるステップは、H=1のときの状
態に対して前述したところとは異なる。P3=1なので
、ORゲート326は“1”信号をANDゲート314
−3ないし320−3への入力の1つとしてひきおこす
。ビットA1=1はライン324−1に移送されないの
で、故にA′1=0である。ビット位置A1ないしA7
は1位置の左2進シフトを受けて、対応する出力ビット
A′2ないしA′3としてあらわれる。“1”の信号が
ORゲート350を経てANDゲート313−3に移送
される。従って入力ビットA8=1はORゲート344
を経てA′9へ左シフトされる。
【0108】上記の左シフト動作は、フェーズ状態3の
各ステップに対しH=1/2の間繰り返される。フェー
ズ状態3の終わりは、A9=A8=1かつA7=0のと
き検出される。この状態はANDゲート355によって
検出され、ANDゲート355はGO TO P4
信号を発生しORゲート357を経て移送される。
各ステップに対しH=1/2の間繰り返される。フェー
ズ状態3の終わりは、A9=A8=1かつA7=0のと
き検出される。この状態はANDゲート355によって
検出され、ANDゲート355はGO TO P4
信号を発生しORゲート357を経て移送される。
【0109】図20の状態論理回路は、GO TO
P4信号がS′3=1かつS′2=S′1=0とし、
そしてこれはその音に対してフェーズ状態を状態4にお
くことを示している。
P4信号がS′3=1かつS′2=S′1=0とし、
そしてこれはその音に対してフェーズ状態を状態4にお
くことを示している。
【0110】P4=1のとき、図21のORゲート32
5は、“1”信号をANDゲート314−1ないし32
1−1におく。ORゲート312−7ないし312−1
と関連して、結果は入力データビットA8ないしA2右
2進シフトであり、これは対応する出力データビットA
′7ないしA′1としてあらわれる。ライン324−8
にはデータが移送されないのでA′8=0である。AN
Dゲート354Aは両入力に対して“1”信号を有する
。従って“1”信号がORゲート344を経て出力デー
タライン324−9へ移送されて、A′9=1とする。 結果は表3にステップ25に対して示された2進ビット
パターンとなる。
5は、“1”信号をANDゲート314−1ないし32
1−1におく。ORゲート312−7ないし312−1
と関連して、結果は入力データビットA8ないしA2右
2進シフトであり、これは対応する出力データビットA
′7ないしA′1としてあらわれる。ライン324−8
にはデータが移送されないのでA′8=0である。AN
Dゲート354Aは両入力に対して“1”信号を有する
。従って“1”信号がORゲート344を経て出力デー
タライン324−9へ移送されて、A′9=1とする。 結果は表3にステップ25に対して示された2進ビット
パターンとなる。
【0111】フェーズ状態4のステップの残りに対して
、同じ動作が上述のごとく繰り返される。右2進シフト
がなし遂げられ、A′9は“1”の値に保たれる。その
音が楽器上で作動せしめられる限りフェーズ4は続く。 ステップ32で一定の状態に達し、そのときA′9=1
であり、すべての他のビット位置は“0”である。
、同じ動作が上述のごとく繰り返される。右2進シフト
がなし遂げられ、A′9は“1”の値に保たれる。その
音が楽器上で作動せしめられる限りフェーズ4は続く。 ステップ32で一定の状態に達し、そのときA′9=1
であり、すべての他のビット位置は“0”である。
【0112】音がレリーズされると、P5=1の信号が
H=1である状態に対し前述したように生じる。P5=
1のとき、ORゲート326は“1”信号をANDゲー
ト314−3ないし320−3の1入力に移送する。A
NDゲート358を経て移送されたNOTE REL
EASE信号は、入力データA8ないしA1のすべての
値を、ORゲート310−1ないし310−8を通ずる
信号移送によって、効果的に“1”とする。かくしてA
1ないしA7の“1”ビットは左シフトされて、出力デ
ータビットA′2ないしA′8としてあらわれる。A′
1は、信号が出力データライン324−1に移送されな
いので“0”である。同様にA′9は、P5=1および
H=1に対し出力データライン324−9に信号が移送
されないので“0”である。
H=1である状態に対し前述したように生じる。P5=
1のとき、ORゲート326は“1”信号をANDゲー
ト314−3ないし320−3の1入力に移送する。A
NDゲート358を経て移送されたNOTE REL
EASE信号は、入力データA8ないしA1のすべての
値を、ORゲート310−1ないし310−8を通ずる
信号移送によって、効果的に“1”とする。かくしてA
1ないしA7の“1”ビットは左シフトされて、出力デ
ータビットA′2ないしA′8としてあらわれる。A′
1は、信号が出力データライン324−1に移送されな
いので“0”である。同様にA′9は、P5=1および
H=1に対し出力データライン324−9に信号が移送
されないので“0”である。
【0113】フェーズ状態5の残りステップに対して、
同じ動作が上述のごとく繰り返される。即ち左2進シフ
トが各ステップごとに行なわれ、一方、A′9は“0”
を保つ。
同じ動作が上述のごとく繰り返される。即ち左2進シフ
トが各ステップごとに行なわれ、一方、A′9は“0”
を保つ。
【0114】H=1/2に対してフェーズ6に入る。こ
のとき表3にステップ408に対して示したごとく、A
′8=1およびA′7=0である。この状態はANDゲ
ート359によって検出され、ANDゲート359は検
出信号をORゲート352を経てANDゲート353へ
移送する。現在の状態値がP5なので、ANDゲート3
53は“1”信号をORゲート354へ送り、従ってG
O TO P6信号を生じ、これは図20に示すご
とくS′3=S′2=1およびS′=0にする。
のとき表3にステップ408に対して示したごとく、A
′8=1およびA′7=0である。この状態はANDゲ
ート359によって検出され、ANDゲート359は検
出信号をORゲート352を経てANDゲート353へ
移送する。現在の状態値がP5なので、ANDゲート3
53は“1”信号をORゲート354へ送り、従ってG
O TO P6信号を生じ、これは図20に示すご
とくS′3=S′2=1およびS′=0にする。
【0115】フェーズ状態6の間、ORゲート325は
ANDゲート314−1ないし321−1の1入力に“
1”信号を送らせる。結果的に、H=1の場合に対して
前述したごとく、フェーズ状態6の各ステップに対して
、出力A′は入力2進データAの1ビット位置の右2進
シフトである。
ANDゲート314−1ないし321−1の1入力に“
1”信号を送らせる。結果的に、H=1の場合に対して
前述したごとく、フェーズ状態6の各ステップに対して
、出力A′は入力2進データAの1ビット位置の右2進
シフトである。
【0116】図20および図21に示す論理回路は、次
にそれに対して値H=0が選ばれた音に対して吟味され
る。図20に示される論理回路の吟味は、H=0の場合
の間、フェーズ状態1と2に対するステップは、前述し
たごとくH=1/2のとき同じフェーズ状態のステップ
のためのそれと同じであることを立証する。その上フェ
ーズ状態3の終期の検出とフェーズ状態3の形成および
信号P3=1の発生はまた、H=1/2のときの状態と
同じである。フェーズ状態3のステップとH=0の間、
入力データの組Aの左2進シフトはH=1/2の場合に
対すると同じやり方で生じる。
にそれに対して値H=0が選ばれた音に対して吟味され
る。図20に示される論理回路の吟味は、H=0の場合
の間、フェーズ状態1と2に対するステップは、前述し
たごとくH=1/2のとき同じフェーズ状態のステップ
のためのそれと同じであることを立証する。その上フェ
ーズ状態3の終期の検出とフェーズ状態3の形成および
信号P3=1の発生はまた、H=1/2のときの状態と
同じである。フェーズ状態3のステップとH=0の間、
入力データの組Aの左2進シフトはH=1/2の場合に
対すると同じやり方で生じる。
【0117】H=0に対して、フェーズ状態3の終期は
A′0=1およびA′8=0のときおこる。この終期の
状態はANDゲート356によって検出され、ANDゲ
ート356は“1”信号を生じ、ORゲート357によ
って移送されたとき、GOTO P4信号となる。
A′0=1およびA′8=0のときおこる。この終期の
状態はANDゲート356によって検出され、ANDゲ
ート356は“1”信号を生じ、ORゲート357によ
って移送されたとき、GOTO P4信号となる。
【0118】H=0に対してフェーズ状態4の間、OR
ゲート325はANDゲート314−1ないし321−
1の1入力端子に“1”信号を移送する。かくして前述
のごとくフェーズ状態4の各ステップに対して、入力デ
ータAの右シフトは出力データA′に移送される。
ゲート325はANDゲート314−1ないし321−
1の1入力端子に“1”信号を移送する。かくして前述
のごとくフェーズ状態4の各ステップに対して、入力デ
ータAの右シフトは出力データA′に移送される。
【0119】H=0に対しフェーズ状態4の終期は出力
振幅A′のすべてのビットが“0”であるとき生じる。 この終期の状態はNORゲート360によって検出され
る。H=0に対し、フェーズ状態5には入らず、システ
ムは直ちにフェーズ状態6におかれて、新しい音の検出
と割り当てを待つ。
振幅A′のすべてのビットが“0”であるとき生じる。 この終期の状態はNORゲート360によって検出され
る。H=0に対し、フェーズ状態5には入らず、システ
ムは直ちにフェーズ状態6におかれて、新しい音の検出
と割り当てを待つ。
【0120】ANDゲート316と362は正アタック
回路270によって使用されるSUSTAIN信号をつ
くる。ANDゲート361はH=1およびP3=1の場
合に対してこの信号を生じて、振幅関数がそのアタック
フェーズを終了したことを表わす。同様にANDゲート
362はH=1/2およびP4=1のときSUSTAI
N信号を生じる。正アタックはH=0の場合には使用さ
れない。図17に示された論理回路のあるものは図20
と図16に重複しているので、正アタックがシステム2
90と関連して使用されると、ANDゲート273から
導かれるライン365は除去され、ORゲート363か
らの“SUSTAIN”信号はANDゲート276に接
続される。さらに、ORゲート279から導かれるライ
ン366は除去され、信号H=0は逆にされ、そしてA
NDゲート275への置換(replacement)
信号入力として使用される。この変更は図18に示され
る。
回路270によって使用されるSUSTAIN信号をつ
くる。ANDゲート361はH=1およびP3=1の場
合に対してこの信号を生じて、振幅関数がそのアタック
フェーズを終了したことを表わす。同様にANDゲート
362はH=1/2およびP4=1のときSUSTAI
N信号を生じる。正アタックはH=0の場合には使用さ
れない。図17に示された論理回路のあるものは図20
と図16に重複しているので、正アタックがシステム2
90と関連して使用されると、ANDゲート273から
導かれるライン365は除去され、ORゲート363か
らの“SUSTAIN”信号はANDゲート276に接
続される。さらに、ORゲート279から導かれるライ
ン366は除去され、信号H=0は逆にされ、そしてA
NDゲート275への置換(replacement)
信号入力として使用される。この変更は図18に示され
る。
【0121】システム290のための図21に示された
論理回路は、他の振幅関数曲線を含みかつHの付加的な
値を与えるために容易に変更できる。飛び越し(ski
p)論理がシステム10と290の両者に用いられて、
選ばれたフェーズ状態を消去させることができる。たと
えば、音楽的効果のためには、フェーズ状態2から状態
5へ直接行くことが望ましい。このような状態飛び越し
は、状態数Sが3と4の値を持つのを妨げることによっ
て達成される。
論理回路は、他の振幅関数曲線を含みかつHの付加的な
値を与えるために容易に変更できる。飛び越し(ski
p)論理がシステム10と290の両者に用いられて、
選ばれたフェーズ状態を消去させることができる。たと
えば、音楽的効果のためには、フェーズ状態2から状態
5へ直接行くことが望ましい。このような状態飛び越し
は、状態数Sが3と4の値を持つのを妨げることによっ
て達成される。
【0122】本発明は鍵盤スイッチ検出と割当器との関
連で記述されたが、そのためにかかるシステムに限定さ
れるものではない。以下本発明の実施の態様を列記する
。
連で記述されたが、そのためにかかるシステムに限定さ
れるものではない。以下本発明の実施の態様を列記する
。
【0123】(1)発生される楽音を選択するために、
作動状態と開放状態との間で動作できる打鍵手段を有し
、発生できる楽音の数より多くない多数の楽音発生器を
有する電子楽器において、後に読み出されるべき振幅変
化データを蓄積する第2のメモリ手段と、後に読み出さ
れるべきフェーズ状態データを蓄積する第3のメモリ手
段と、論理タイミング信号を発生する主クロック手段と
、前記論理タイミング信号に応動し、それにより前記多
数の楽音発生器の同じ構成部分に対応する振幅変化デー
タ及びフェーズ状態データが前記第2のメモリ手段及び
前記第3のメモリ手段から読み出されるようにするメモ
リ読み出し手段と、振幅変化曲線形状パラメータが選択
されるスケール選択手段と、前記第2のメモリ手段から
読み出された振幅変化データと前記第3のメモリ手段か
ら読み出されたフェーズ状態データと前記選ばれた振幅
変化曲線形状パラメータとに応動して新しい振幅が発生
される第1の演算手段と、前記の選ばれた振幅変化曲線
形状パラメータに応動して初期設定された振幅が発生さ
れ、かつ前記第2及び第3のメモリ手段から読み出され
たデータに応じて、前記の新しい振幅と前記初期設定さ
れた振幅との間で選択がなされる第1の決定手段と、前
記の論理タイミング信号に応動して前記新しい振幅変化
又は前記第1の決定手段により選択された初期設定振幅
と、前記第2のメモリ手段から読み出されたデータとの
間で選択がなされ、該選ばれたデータを第2のメモリ手
段に蓄積させる第2の決定手段と、前記第1の決定手段
に応動して前記第3のメモリ手段から読み出されたフェ
ーズ状態データが修正され、かつ第3のメモリ手段に蓄
積されるフェーズ状態修正手段と、前記第2の決定手段
によって選択された前記選ばれたデータが、前記多数の
楽音発生器の前記構成部分によって利用されて、対応す
る楽音波形のアタック、デイケイ、サスティン、レリー
ズ振幅変化に応じたエンベロープを作る振幅利用手段と
、からなることを特徴とし、前記楽器により発生される
楽音のアタック、デイケイ、サスティン、及びレリーズ
エンベロープ振幅変化の領域をシミュレートするシステ
ム。
作動状態と開放状態との間で動作できる打鍵手段を有し
、発生できる楽音の数より多くない多数の楽音発生器を
有する電子楽器において、後に読み出されるべき振幅変
化データを蓄積する第2のメモリ手段と、後に読み出さ
れるべきフェーズ状態データを蓄積する第3のメモリ手
段と、論理タイミング信号を発生する主クロック手段と
、前記論理タイミング信号に応動し、それにより前記多
数の楽音発生器の同じ構成部分に対応する振幅変化デー
タ及びフェーズ状態データが前記第2のメモリ手段及び
前記第3のメモリ手段から読み出されるようにするメモ
リ読み出し手段と、振幅変化曲線形状パラメータが選択
されるスケール選択手段と、前記第2のメモリ手段から
読み出された振幅変化データと前記第3のメモリ手段か
ら読み出されたフェーズ状態データと前記選ばれた振幅
変化曲線形状パラメータとに応動して新しい振幅が発生
される第1の演算手段と、前記の選ばれた振幅変化曲線
形状パラメータに応動して初期設定された振幅が発生さ
れ、かつ前記第2及び第3のメモリ手段から読み出され
たデータに応じて、前記の新しい振幅と前記初期設定さ
れた振幅との間で選択がなされる第1の決定手段と、前
記の論理タイミング信号に応動して前記新しい振幅変化
又は前記第1の決定手段により選択された初期設定振幅
と、前記第2のメモリ手段から読み出されたデータとの
間で選択がなされ、該選ばれたデータを第2のメモリ手
段に蓄積させる第2の決定手段と、前記第1の決定手段
に応動して前記第3のメモリ手段から読み出されたフェ
ーズ状態データが修正され、かつ第3のメモリ手段に蓄
積されるフェーズ状態修正手段と、前記第2の決定手段
によって選択された前記選ばれたデータが、前記多数の
楽音発生器の前記構成部分によって利用されて、対応す
る楽音波形のアタック、デイケイ、サスティン、レリー
ズ振幅変化に応じたエンベロープを作る振幅利用手段と
、からなることを特徴とし、前記楽器により発生される
楽音のアタック、デイケイ、サスティン、及びレリーズ
エンベロープ振幅変化の領域をシミュレートするシステ
ム。
【0124】(2)前記フェーズ状態データは、楽音波
形振幅変化の前記アタック領域の対応する部分を示す多
数のフェーズ状態数と、前記楽音波形振幅変化のデイケ
イ領域の対応する部分を示す多数のフェーズ状態数と、
前記楽音波形振幅変化のレリーズ領域の対応する部分を
示す多数のフェーズ状態数から選ばれた数と、からなる
ことを特徴とする前記第1項記載の電子楽器。
形振幅変化の前記アタック領域の対応する部分を示す多
数のフェーズ状態数と、前記楽音波形振幅変化のデイケ
イ領域の対応する部分を示す多数のフェーズ状態数と、
前記楽音波形振幅変化のレリーズ領域の対応する部分を
示す多数のフェーズ状態数から選ばれた数と、からなる
ことを特徴とする前記第1項記載の電子楽器。
【0125】(3)前記打鍵手段は、さらに、前記多数
の楽音発生器の構成部分が作動した鍵に割り当てられ、
該割り当てに応じてニューノート(新しい楽音)信号が
作られ、前記作動した鍵が開放されたときノート(楽音
)レリーズ信号が発生する割り当て手段と、前記ニュー
ノート信号に応じて前記アタック領域に対応する前記フ
ェーズ状態数の最小数が前記第3のメモリ手段に蓄積さ
れ、かつ前記ノートレリーズ信号に応じて前記レリーズ
領域に対応するフェーズ状態数の最小数が前記第3のメ
モリ手段に蓄積される初期回路手段と、からなる前記第
2項記載の電子楽器。
の楽音発生器の構成部分が作動した鍵に割り当てられ、
該割り当てに応じてニューノート(新しい楽音)信号が
作られ、前記作動した鍵が開放されたときノート(楽音
)レリーズ信号が発生する割り当て手段と、前記ニュー
ノート信号に応じて前記アタック領域に対応する前記フ
ェーズ状態数の最小数が前記第3のメモリ手段に蓄積さ
れ、かつ前記ノートレリーズ信号に応じて前記レリーズ
領域に対応するフェーズ状態数の最小数が前記第3のメ
モリ手段に蓄積される初期回路手段と、からなる前記第
2項記載の電子楽器。
【0126】(4)前記スケール選択手段は、さらに、
前記振幅曲線形状パラメータの多数の値を蓄積するため
のスケールメモリ手段と、前記振幅曲線形状パラメータ
の選ばれた値が前記スケールメモリ手段から読み出され
る選択制御手段と、からなることを特徴とする前記第1
項記載の電子楽器。
前記振幅曲線形状パラメータの多数の値を蓄積するため
のスケールメモリ手段と、前記振幅曲線形状パラメータ
の選ばれた値が前記スケールメモリ手段から読み出され
る選択制御手段と、からなることを特徴とする前記第1
項記載の電子楽器。
【0127】(5)前記フェーズ状態データは、さらに
前記アタック領域に対応するフェーズ状態数1及び2か
ら選ばれた数と、前記デイケイ領域の対応する部分を示
すフェーズ状態数3及び4から選ばれた数と、前記レリ
ーズ領域の対応する部分を示すフェーズ状態数5及び6
から選ばれた数と、を備える前記第3項記載の楽器。
前記アタック領域に対応するフェーズ状態数1及び2か
ら選ばれた数と、前記デイケイ領域の対応する部分を示
すフェーズ状態数3及び4から選ばれた数と、前記レリ
ーズ領域の対応する部分を示すフェーズ状態数5及び6
から選ばれた数と、を備える前記第3項記載の楽器。
【0128】(6)前記第1の演算手段は、さらに、前
記新しい振幅変化A′を次の繰り返し関係式A′=KA
+N (ただし、Aは前記第2のメモリ手段から読み出された
前記振幅変化、N及びKは一組の一定値から選択された
値)に従って演算する振幅評価(数値計算)回路を具え
る前記第3項記載の楽器。
記新しい振幅変化A′を次の繰り返し関係式A′=KA
+N (ただし、Aは前記第2のメモリ手段から読み出された
前記振幅変化、N及びKは一組の一定値から選択された
値)に従って演算する振幅評価(数値計算)回路を具え
る前記第3項記載の楽器。
【0129】(7)前記第1の演算手段は、前記新しい
振幅変化A′を次の繰り返し関係式 A′=KA+N (ただし、Aは前記第2のメモリ手段から読み出された
前記振幅変化、N及びKは一組の一定値から選択された
値であり、前記フェーズ状態数1に対してはK=2及び
N=0;フェーズ状態数2に対してはK=1/2,N=
1/2;フェーズ状態数3に対してはK=2,N=−1
;フェーズ状態数4に対してはK=1/2,N=H/2
;フェーズ状態数5に対してはK=2,N=−H;フェ
ーズ状態数6に対してはK=1/2,N=0;かつここ
で、Hは前記スケール選択手段によって選ばれた前記振
幅変化曲線形状パラメータである)に従って演算する振
幅評価(数値計算)回路を備える前記第5項記載の楽器
。
振幅変化A′を次の繰り返し関係式 A′=KA+N (ただし、Aは前記第2のメモリ手段から読み出された
前記振幅変化、N及びKは一組の一定値から選択された
値であり、前記フェーズ状態数1に対してはK=2及び
N=0;フェーズ状態数2に対してはK=1/2,N=
1/2;フェーズ状態数3に対してはK=2,N=−1
;フェーズ状態数4に対してはK=1/2,N=H/2
;フェーズ状態数5に対してはK=2,N=−H;フェ
ーズ状態数6に対してはK=1/2,N=0;かつここ
で、Hは前記スケール選択手段によって選ばれた前記振
幅変化曲線形状パラメータである)に従って演算する振
幅評価(数値計算)回路を備える前記第5項記載の楽器
。
【0130】(8)前記振幅評価(数値計算)回路は、
さらに、前記繰り返しの関係式のKA項が、前記第2の
メモリ手段から読み出された前記振幅データAから、前
記第3のメモリ手段から読み出された前記フェーズ状態
データの、最下位ビットにおける“1”に応じてAをあ
らわす2進ビットの1ビット位置の左2進シフトを生ぜ
しめ、前記最下位ビットにおける“0”に応じて1ビッ
ト位置の右2進シフトを生ぜしめることによって数値計
算される2進データシフト回路からなることを特徴とす
る前記第7項記載の楽器。
さらに、前記繰り返しの関係式のKA項が、前記第2の
メモリ手段から読み出された前記振幅データAから、前
記第3のメモリ手段から読み出された前記フェーズ状態
データの、最下位ビットにおける“1”に応じてAをあ
らわす2進ビットの1ビット位置の左2進シフトを生ぜ
しめ、前記最下位ビットにおける“0”に応じて1ビッ
ト位置の右2進シフトを生ぜしめることによって数値計
算される2進データシフト回路からなることを特徴とす
る前記第7項記載の楽器。
【0131】(9)前記第1の決定手段は、さらに、前
記スケール選択手段によって選ばれた前記振幅変化曲線
形状パラメータHに応動し、また前記第3のメモリ手段
から読み出された前記フェーズ状態データに応動し、こ
こで前記フェーズ状態数1が等しい間は初期状態振幅値
A01が次ぎの関係式 A01=1/22−B に従って評価(数値計算)され、ここでB=2K−1
−1とKは前記アタック領域を含む演算ステップの数で
あり、前記フェーズ状態数が3に等しい間は初期状態振
幅値A03が次の関係式 A03=1−A01(1−H) NI従って評価(数値計算)され、前記フェーズ状態数
が5に等しい間は初期状態振幅値A05が次ぎの関係式
A05=H(1−A01) に従って評価(数値計算)される初期振幅評価(数値計
算)回路と、前記振幅変化曲線形状パラメータHと前記
フェーズ状態データに応動し、ここで終期振幅AEjが
フェーズ状態jの間、次の関係式 AE1=1/2 AE2=1 AE3=(1+H)/2 AE4=H AE5=H/2 に従って発生される終期振幅評価(数値計算)回路と、
からなることを特徴とする前記第7項記載の楽器。
記スケール選択手段によって選ばれた前記振幅変化曲線
形状パラメータHに応動し、また前記第3のメモリ手段
から読み出された前記フェーズ状態データに応動し、こ
こで前記フェーズ状態数1が等しい間は初期状態振幅値
A01が次ぎの関係式 A01=1/22−B に従って評価(数値計算)され、ここでB=2K−1
−1とKは前記アタック領域を含む演算ステップの数で
あり、前記フェーズ状態数が3に等しい間は初期状態振
幅値A03が次の関係式 A03=1−A01(1−H) NI従って評価(数値計算)され、前記フェーズ状態数
が5に等しい間は初期状態振幅値A05が次ぎの関係式
A05=H(1−A01) に従って評価(数値計算)される初期振幅評価(数値計
算)回路と、前記振幅変化曲線形状パラメータHと前記
フェーズ状態データに応動し、ここで終期振幅AEjが
フェーズ状態jの間、次の関係式 AE1=1/2 AE2=1 AE3=(1+H)/2 AE4=H AE5=H/2 に従って発生される終期振幅評価(数値計算)回路と、
からなることを特徴とする前記第7項記載の楽器。
【0132】(10)前記第1の決定手段は、さらに、
前記第2のメモリから読み出された前記振幅データAが
、指数jが前記フェーズ状態jであるところの前記終期
振幅値A0jに等しい時、又は前記新しい楽音(ニュー
ノート)信号が作られた時、又は前記NOTE RE
LEASE信号が作られた時、YES信号がつくられる
コンパレータ手段と、前記YES信号に応動し、YES
信号が作られ、かつ前記フェーズ状態数が0,2または
4であれば前記初期状態値A0(j+H)が選択され、
またYES信号が発生されずあるいは前記フェーズ状態
数が1,3または5であれば前記の新しい振幅A′が選
択されるエンベロープイニシャライズ手段と、からなる
ことを特徴とする前記第9項記載の楽器。
前記第2のメモリから読み出された前記振幅データAが
、指数jが前記フェーズ状態jであるところの前記終期
振幅値A0jに等しい時、又は前記新しい楽音(ニュー
ノート)信号が作られた時、又は前記NOTE RE
LEASE信号が作られた時、YES信号がつくられる
コンパレータ手段と、前記YES信号に応動し、YES
信号が作られ、かつ前記フェーズ状態数が0,2または
4であれば前記初期状態値A0(j+H)が選択され、
またYES信号が発生されずあるいは前記フェーズ状態
数が1,3または5であれば前記の新しい振幅A′が選
択されるエンベロープイニシャライズ手段と、からなる
ことを特徴とする前記第9項記載の楽器。
【0133】(11)前記主クロック手段は、さらに、
当該多数の各構成部分が前記第3のメモリ手段から読み
出された前記フェーズ状態の各々と関連されうる多数の
周波数調整可能なタイミングクロックからなることを特
徴とする前記第10項記載の楽器。
当該多数の各構成部分が前記第3のメモリ手段から読み
出された前記フェーズ状態の各々と関連されうる多数の
周波数調整可能なタイミングクロックからなることを特
徴とする前記第10項記載の楽器。
【0134】(12)前記メモリ複号化手段は、さらに
、前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段に蓄積
されたデータが、前記主クロック手段に応じて繰り返し
読み出され、従って前記多数の楽音発生器の各構成部分
に対応してデータをすべて順序づけるメモリアドレス回
路からなることを特徴とする前記第11項記載の楽器。
、前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段に蓄積
されたデータが、前記主クロック手段に応じて繰り返し
読み出され、従って前記多数の楽音発生器の各構成部分
に対応してデータをすべて順序づけるメモリアドレス回
路からなることを特徴とする前記第11項記載の楽器。
【0135】(13)前記第2の決定手段は、さらに、
前記多数の周波数を調整できるタイミングクロックの対
応するメンバと関連を有し、該周波数タイミングクロッ
クによって作られた信号が後に読み出されるために蓄積
されるタイミング信号メモリ手段と、前記第3のメモリ
手段から読み出された前記フェーズ状態データに応じて
、前記信号蓄積手段から読み出された内容から選択がな
されるフェーズ選択手段と、該フェーズ選択手段によっ
て選択された前記信号蓄積手段におけるゼロでない値に
応じて、前記エンベロープイニシャライズ手段から前記
の新しい振幅A′が選択され、前記のフェーズ選択手段
によって選択された前記信号蓄積手段におけるゼロ値に
応じて、前記第2のメモリ手段から読み出された前記デ
ータが選択される第2の振幅選択手段と、該第2の振幅
選択手段によって選択されたデータが前記第2のメモリ
手段に蓄積される蓄積手段と、からなるこを特徴とする
前記第12項記載の楽器。
前記多数の周波数を調整できるタイミングクロックの対
応するメンバと関連を有し、該周波数タイミングクロッ
クによって作られた信号が後に読み出されるために蓄積
されるタイミング信号メモリ手段と、前記第3のメモリ
手段から読み出された前記フェーズ状態データに応じて
、前記信号蓄積手段から読み出された内容から選択がな
されるフェーズ選択手段と、該フェーズ選択手段によっ
て選択された前記信号蓄積手段におけるゼロでない値に
応じて、前記エンベロープイニシャライズ手段から前記
の新しい振幅A′が選択され、前記のフェーズ選択手段
によって選択された前記信号蓄積手段におけるゼロ値に
応じて、前記第2のメモリ手段から読み出された前記デ
ータが選択される第2の振幅選択手段と、該第2の振幅
選択手段によって選択されたデータが前記第2のメモリ
手段に蓄積される蓄積手段と、からなるこを特徴とする
前記第12項記載の楽器。
【0136】(14)前記フェーズ状態修正手段は、さ
らに、前記第3のメモリ手段から読み出された前記フェ
ーズ状態データPが前記エンベロープイニシャライズ手
段によって作られた前記YES信号に応じて、前記の新
しい振幅A′が第2の決定手段によって選択された時、
次の関係式 P′=1+P(モジュロ6) に従って次に続くフェーズ状態数P′に増加される増加
手段からなることを特徴とする前記第10項記載の楽器
。
らに、前記第3のメモリ手段から読み出された前記フェ
ーズ状態データPが前記エンベロープイニシャライズ手
段によって作られた前記YES信号に応じて、前記の新
しい振幅A′が第2の決定手段によって選択された時、
次の関係式 P′=1+P(モジュロ6) に従って次に続くフェーズ状態数P′に増加される増加
手段からなることを特徴とする前記第10項記載の楽器
。
【0137】(15)前記多数の楽音発生器がアナログ
楽音波形を作り、かつ前記振幅利用手段は、さらに、前
記データをあらわし、前記蓄積手段によって蓄積される
ようにする2進データワードが、前記多数の楽音発生器
による利用のためにアナログ電圧に変換され、従って前
記楽音波形のエンベロープ応答の効果を生じるD−A変
換器からなることを特徴とする前記第13項記載の楽器
。
楽音波形を作り、かつ前記振幅利用手段は、さらに、前
記データをあらわし、前記蓄積手段によって蓄積される
ようにする2進データワードが、前記多数の楽音発生器
による利用のためにアナログ電圧に変換され、従って前
記楽音波形のエンベロープ応答の効果を生じるD−A変
換器からなることを特徴とする前記第13項記載の楽器
。
【0138】(16)前記多数の楽音発生器は、楽音波
形のデジタルサンプルを作り、かつ前記振幅利用手段は
、さらに、楽音波形の前記デジタルサンプルが前記蓄積
手段によって蓄積されたデータをあらわす2進データワ
ードによって重みづけされ、従って前記楽音波形のエン
ベロープ応答の効果を生じるスケール手段からなること
を特徴とする前記第13項記載の楽器。
形のデジタルサンプルを作り、かつ前記振幅利用手段は
、さらに、楽音波形の前記デジタルサンプルが前記蓄積
手段によって蓄積されたデータをあらわす2進データワ
ードによって重みづけされ、従って前記楽音波形のエン
ベロープ応答の効果を生じるスケール手段からなること
を特徴とする前記第13項記載の楽器。
【0139】(17)前記打鍵手段は、さらに、前記多
数の楽音発生器が作動した鍵に割り当てられており、か
つ追加の鍵作動されたときDEMAND信号が作られる
割り当て手段を備え、当該組み合わせは、さらに、前記
第2のメモリ手段及び前記第3のメモリ手段に蓄積され
たデータが前記主クロック手段に応じて繰り返され読み
出され、従って、前記多数の楽音発生器の各構成部分に
対応するデータを介して順序づけるメモリアドレス回路
と、1組のフェーズ状態数に対応して前記メモリアドレ
ス回路によって前記第3のメモリ手段から読み出された
前記フェーズ状態データを蓄積するための多数のフェー
ズ蓄積手段と該フェーズ蓄積手段に蓄積された前記フェ
ーズ状態データの間で優先性が確立され、該優先性は最
高位の優先性から最低位の優先性までの範囲を有する優
先性回路手段とからなるフェーズ状態メモリ手段と、前
記DEMAND信号に応じて前記最高位の優先性のフェ
ーズ状態データに対応して前記第2のメモリ手段から読
み出された前記データはゼロ値に初期設定され、対応す
る前記最高位の優先性のフェーズ状態は前記最低位の優
先性に初期設定される初期設定回路と、からなることを
特徴とする前記第2項記載の組み合わせ。
数の楽音発生器が作動した鍵に割り当てられており、か
つ追加の鍵作動されたときDEMAND信号が作られる
割り当て手段を備え、当該組み合わせは、さらに、前記
第2のメモリ手段及び前記第3のメモリ手段に蓄積され
たデータが前記主クロック手段に応じて繰り返され読み
出され、従って、前記多数の楽音発生器の各構成部分に
対応するデータを介して順序づけるメモリアドレス回路
と、1組のフェーズ状態数に対応して前記メモリアドレ
ス回路によって前記第3のメモリ手段から読み出された
前記フェーズ状態データを蓄積するための多数のフェー
ズ蓄積手段と該フェーズ蓄積手段に蓄積された前記フェ
ーズ状態データの間で優先性が確立され、該優先性は最
高位の優先性から最低位の優先性までの範囲を有する優
先性回路手段とからなるフェーズ状態メモリ手段と、前
記DEMAND信号に応じて前記最高位の優先性のフェ
ーズ状態データに対応して前記第2のメモリ手段から読
み出された前記データはゼロ値に初期設定され、対応す
る前記最高位の優先性のフェーズ状態は前記最低位の優
先性に初期設定される初期設定回路と、からなることを
特徴とする前記第2項記載の組み合わせ。
【0140】(18)前記打鍵手段は、さらに、前記多
数の楽音発生器が作動した鍵に対して割り当てられてい
てかつ追加して鍵が作動されたときDEMAND信号が
作られ、前記フェーズ状態データがさらに、前記アタッ
ク領域の対応する部分をあらわすフェーズ状態数1と2
から選ばれた数と、前記デイケイ領域の対応する部分を
あらわすフェーズ状態数3と4から選ばれた数と、前記
レリーズ領域の対応する部分をあらわすフェーズ状態数
5とから選ばれた数とからなる割り当て手段とからなり
、当該組み合わせは、さらに、前記のフェーズ状態4,
5及び6に対応する多数のフェーズ蓄積手段からなるフ
ェーズ状態メモリ手段と、前記フェーズ状態4,5及び
6に応動し、前記第3のメモリ手段から読み出されたデ
ータが前記フェーズ蓄積手段の対応する構成部分に蓄積
されるフェーズ蓄積回路と、フェーズ状態6に対応する
データが存在すればそれが選択され、フェーズ状態5に
対応するデータが存在してフェーズ状態6に対応するデ
ータが存在しなければ、フェーズ状態5に対応するデー
タが選択され、フェーズ状態4に対応するデータが存在
してフェーズ状態6とフェーズ状態5に対応するデータ
が存在しなければフェーズ状態4に対応するデータが選
択される多数の優先論理回路からなるフェーズ状態優先
回路と、データが前記フェーズ蓄積手段から読み出され
て前記フェーズ状態優先回路によって選択的に選ばれる
フェーズデータ読み出し手段と、前記フェーズ状態優先
回路によって選択的に選択された前記データが前記第3
のメモリ手段から読み出された前記フェーズ状態データ
と比較され、比較されたデータが等しければ、EQUA
L信号が発生されるフェーズ状態コンパレータ手段と、
前記EQUAL信号と前記DEMAND信号に応じて前
記フェーズ蓄積手段がゼロにリセットされるフェーズ初
期設定手段と、前記EQUAL信号に応動し、前記第2
のメモリ手段に蓄積された前記データがフェーズ状態6
の終期に対する振幅変化に対応せしめられる振幅初期設
定手段と、からなることを特徴とする前記第1項記載の
組み合わせ。
数の楽音発生器が作動した鍵に対して割り当てられてい
てかつ追加して鍵が作動されたときDEMAND信号が
作られ、前記フェーズ状態データがさらに、前記アタッ
ク領域の対応する部分をあらわすフェーズ状態数1と2
から選ばれた数と、前記デイケイ領域の対応する部分を
あらわすフェーズ状態数3と4から選ばれた数と、前記
レリーズ領域の対応する部分をあらわすフェーズ状態数
5とから選ばれた数とからなる割り当て手段とからなり
、当該組み合わせは、さらに、前記のフェーズ状態4,
5及び6に対応する多数のフェーズ蓄積手段からなるフ
ェーズ状態メモリ手段と、前記フェーズ状態4,5及び
6に応動し、前記第3のメモリ手段から読み出されたデ
ータが前記フェーズ蓄積手段の対応する構成部分に蓄積
されるフェーズ蓄積回路と、フェーズ状態6に対応する
データが存在すればそれが選択され、フェーズ状態5に
対応するデータが存在してフェーズ状態6に対応するデ
ータが存在しなければ、フェーズ状態5に対応するデー
タが選択され、フェーズ状態4に対応するデータが存在
してフェーズ状態6とフェーズ状態5に対応するデータ
が存在しなければフェーズ状態4に対応するデータが選
択される多数の優先論理回路からなるフェーズ状態優先
回路と、データが前記フェーズ蓄積手段から読み出され
て前記フェーズ状態優先回路によって選択的に選ばれる
フェーズデータ読み出し手段と、前記フェーズ状態優先
回路によって選択的に選択された前記データが前記第3
のメモリ手段から読み出された前記フェーズ状態データ
と比較され、比較されたデータが等しければ、EQUA
L信号が発生されるフェーズ状態コンパレータ手段と、
前記EQUAL信号と前記DEMAND信号に応じて前
記フェーズ蓄積手段がゼロにリセットされるフェーズ初
期設定手段と、前記EQUAL信号に応動し、前記第2
のメモリ手段に蓄積された前記データがフェーズ状態6
の終期に対する振幅変化に対応せしめられる振幅初期設
定手段と、からなることを特徴とする前記第1項記載の
組み合わせ。
【0141】(19)前記振幅初期設定手段は、さらに
前記EQUAL信号に応じて前記多数の周波数調整可能
なクロックの構成部分が周波数を増加せしめられ、従っ
て対応するフェーズ状態を迅速に前記フェーズ状態6の
成分ステップに完結させる時間速度(タイムレート)回
路手段からなることを特徴とする前記第18項記載の組
み合わせ。
前記EQUAL信号に応じて前記多数の周波数調整可能
なクロックの構成部分が周波数を増加せしめられ、従っ
て対応するフェーズ状態を迅速に前記フェーズ状態6の
成分ステップに完結させる時間速度(タイムレート)回
路手段からなることを特徴とする前記第18項記載の組
み合わせ。
【0142】(20)後で読み出される前記楽音(ノー
ト)レリーズデータを蓄積するための第4のメモリ手段
と、前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段及び
前記第4のメモリ手段に蓄積されるデータが前記主クロ
ック手段に応じて繰り返し読み出され、それによって前
記多数の楽音発生器の各構成部分に対応するデータを介
して、すべて順序づけるメモリアドレス回路と、前記第
3のメモリ手段から読み出された前記フェーズ状態数に
応動し、該フェーズ状態数が予め選ばれた数より少なけ
れば、前記ノートレリーズ信号が阻止されて前記第4の
メモリ手段に蓄積されるようにするノート(楽音)レリ
ーズ決定回路と、前記第3のメモリ手段から読み出され
た前記フェーズ状態データが前記の予め選ばれた数より
少なければ、前記第4のメモリ手段から読み出されたゼ
ロでないデータがノートレリーズ信号を作るノートレリ
ーズコンパレータと、をさらに含むことを特徴とする前
記第3項記載の組み合わせ。
ト)レリーズデータを蓄積するための第4のメモリ手段
と、前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段及び
前記第4のメモリ手段に蓄積されるデータが前記主クロ
ック手段に応じて繰り返し読み出され、それによって前
記多数の楽音発生器の各構成部分に対応するデータを介
して、すべて順序づけるメモリアドレス回路と、前記第
3のメモリ手段から読み出された前記フェーズ状態数に
応動し、該フェーズ状態数が予め選ばれた数より少なけ
れば、前記ノートレリーズ信号が阻止されて前記第4の
メモリ手段に蓄積されるようにするノート(楽音)レリ
ーズ決定回路と、前記第3のメモリ手段から読み出され
た前記フェーズ状態データが前記の予め選ばれた数より
少なければ、前記第4のメモリ手段から読み出されたゼ
ロでないデータがノートレリーズ信号を作るノートレリ
ーズコンパレータと、をさらに含むことを特徴とする前
記第3項記載の組み合わせ。
【0143】(21)後で読み出される前記前記ノート
レリーズデータを蓄積するための第4のメモリ手段と、
前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段及び前記
第4のメモリ手段に蓄積されたデータが前記主クロック
手段に応じて繰り返し読み出され、従って前記多数の楽
音発生器の各構成部分に応じてデータを順序づけるメモ
リアドレス回路と、前記振幅変化曲線形状パラメータH
と前記第2のメモリ手段から読み出された前記振幅デー
タとも間で比較がなされ、該比較データの間の差がある
特定の数より少なければ比較信号が発生される第2コン
パレータ手段と、前記第3のメモリ手段から読み出され
た前記フェーズ状態数に応動し、フェーズ状態数が4に
等しくかつ前記比較信号が発生される場合、SUSTA
IN信号が発生される状態回路と、前記SUSTAIN
信号が発生していれば前記ノートレリーズ信号が阻止さ
れず、SUSTAIN信号が発生してゼロでない値が前
記第4のメモリ手段から読み出されていれば、新しいノ
ートレリーズ信号が作られ、前記パラメータHがゼロで
ない場合、次いでノートレリーズ信号が阻止されるか又
は前記の新しいノートレリーズ信号が作られない場合、
ゼロでないデータの値が前記第4のメモリ手段に蓄積さ
れるレリーズ論理回路と、をさらに含むことを特徴とす
る前記第3項記載の組み合わせ。
レリーズデータを蓄積するための第4のメモリ手段と、
前記第2のメモリ手段と前記第3のメモリ手段及び前記
第4のメモリ手段に蓄積されたデータが前記主クロック
手段に応じて繰り返し読み出され、従って前記多数の楽
音発生器の各構成部分に応じてデータを順序づけるメモ
リアドレス回路と、前記振幅変化曲線形状パラメータH
と前記第2のメモリ手段から読み出された前記振幅デー
タとも間で比較がなされ、該比較データの間の差がある
特定の数より少なければ比較信号が発生される第2コン
パレータ手段と、前記第3のメモリ手段から読み出され
た前記フェーズ状態数に応動し、フェーズ状態数が4に
等しくかつ前記比較信号が発生される場合、SUSTA
IN信号が発生される状態回路と、前記SUSTAIN
信号が発生していれば前記ノートレリーズ信号が阻止さ
れず、SUSTAIN信号が発生してゼロでない値が前
記第4のメモリ手段から読み出されていれば、新しいノ
ートレリーズ信号が作られ、前記パラメータHがゼロで
ない場合、次いでノートレリーズ信号が阻止されるか又
は前記の新しいノートレリーズ信号が作られない場合、
ゼロでないデータの値が前記第4のメモリ手段に蓄積さ
れるレリーズ論理回路と、をさらに含むことを特徴とす
る前記第3項記載の組み合わせ。
【0144】(22)前記フェーズ状態データは、さら
に、前記アタック領域の対応する部分をあらわすフェー
ズ状態数1及び2から選ばれた数と、前記デイケイ領域
の対応する部分をあらわすフェーズ状態数3及び4から
選ばれた数と、前記レリーズ領域の対応する部分をあら
わすフェーズ状態数5及び6から選ばれた数と、からな
り、かつ前記第1の演算手段は、さらに、前記振幅変化
曲線形状パラメータの選ばれた値Hと前記フェーズ状態
からの選ばれた前記値とに応動して前記の新しい振幅A
′が発生される2進評価(数値計算)手段からなること
を特徴とする前記第3項記載の楽器。
に、前記アタック領域の対応する部分をあらわすフェー
ズ状態数1及び2から選ばれた数と、前記デイケイ領域
の対応する部分をあらわすフェーズ状態数3及び4から
選ばれた数と、前記レリーズ領域の対応する部分をあら
わすフェーズ状態数5及び6から選ばれた数と、からな
り、かつ前記第1の演算手段は、さらに、前記振幅変化
曲線形状パラメータの選ばれた値Hと前記フェーズ状態
からの選ばれた前記値とに応動して前記の新しい振幅A
′が発生される2進評価(数値計算)手段からなること
を特徴とする前記第3項記載の楽器。
【0145】(23)前記振幅変化曲線形状パラメータ
は、前記スケール選択手段によって値H=1,H=1/
2,H=0の組から選択され、その前記組み合わせは、
さらに、前記の選ばれた値Hとフェーズ状態数からの前
記の選ばれた数とに応動し、フェーズ状態数1に対して
初期状態振幅A01が、すべてのビットが“0”と次の
関係式 A01=1/22−B に対応するビット位置における1個の“1”によりつく
られ、ここでB=2K−1 −1かつKは前記アタック
領域を構成する演算ステップの数であり、フェーズ状態
数3に対して初期状態振幅A03が、H=1とH=1/
2に対してすべてのビットが“1”によりつくられ、フ
ェーズ状態数5に対して初期状態振幅A05が、H=1
/2に対して最上位ビットが“0”で他のすべてのビッ
トが“1”によりつくられ、またA05がH=1に対し
てすべてのビット“1”によりつくられ、かつ前記初期
状態の振幅値が前記第2のメモリ手段から読み出された
前記振幅値Aと置換される初期状態2進振幅論理回路を
備えることを特徴とする第22項記載の楽器。
は、前記スケール選択手段によって値H=1,H=1/
2,H=0の組から選択され、その前記組み合わせは、
さらに、前記の選ばれた値Hとフェーズ状態数からの前
記の選ばれた数とに応動し、フェーズ状態数1に対して
初期状態振幅A01が、すべてのビットが“0”と次の
関係式 A01=1/22−B に対応するビット位置における1個の“1”によりつく
られ、ここでB=2K−1 −1かつKは前記アタック
領域を構成する演算ステップの数であり、フェーズ状態
数3に対して初期状態振幅A03が、H=1とH=1/
2に対してすべてのビットが“1”によりつくられ、フ
ェーズ状態数5に対して初期状態振幅A05が、H=1
/2に対して最上位ビットが“0”で他のすべてのビッ
トが“1”によりつくられ、またA05がH=1に対し
てすべてのビット“1”によりつくられ、かつ前記初期
状態の振幅値が前記第2のメモリ手段から読み出された
前記振幅値Aと置換される初期状態2進振幅論理回路を
備えることを特徴とする第22項記載の楽器。
【0146】(24)AMが全貴台2のメモリ手段から
読み出された前記振幅Aの2進表示の最上位ビットを示
し、AM−1がAの第2上位ビットを示し、AM−2が
Aの第3上位ビットを示し、前記フェーズ状態修正手段
は、さらに、前記フェーズ状態数Pと前記の選ばれた値
Hとに応動し、Pが次の決定法則 H=1に対して、P=1,AM=1,AM−1=0,の
場合、PはP=2に増加され、P=2,Aのすべてのビ
ットが1の場合、PはP=3に増加され、P=3,NO
TE RELEASEが発生される場合、PはP=5
に増加され、P=5,AM=1,AM−1=0,の場合
、PはP=6に増加され、H=1/2に対して、P=2
,AM=1,AM−1=0,の場合、PはP=2に増加
され、P=2,Aのすべてのビットが1の場合、PはP
=3に増加され、P=3,AM=1,AM−1=1,A
M−2=0,の場合、PはP=4に増加され、P=4,
NOTE RELEASEが発生される場合、PはP
=5に増加され、P=5,AM−1,AM−2=0,の
場合、PはP=6に増加され、H=0に対して、P=1
,AM=1,AM−1=0,の場合、PはP=2に増加
され、P=2,Aのすべてのビットが1の場合、PはP
=3に増加され、P=3,AM=1,AM−1=0,の
場合、PはP=4に増加され、P=4,Aのすべてのビ
ットが0の場合、PはP=6に増加される。
読み出された前記振幅Aの2進表示の最上位ビットを示
し、AM−1がAの第2上位ビットを示し、AM−2が
Aの第3上位ビットを示し、前記フェーズ状態修正手段
は、さらに、前記フェーズ状態数Pと前記の選ばれた値
Hとに応動し、Pが次の決定法則 H=1に対して、P=1,AM=1,AM−1=0,の
場合、PはP=2に増加され、P=2,Aのすべてのビ
ットが1の場合、PはP=3に増加され、P=3,NO
TE RELEASEが発生される場合、PはP=5
に増加され、P=5,AM=1,AM−1=0,の場合
、PはP=6に増加され、H=1/2に対して、P=2
,AM=1,AM−1=0,の場合、PはP=2に増加
され、P=2,Aのすべてのビットが1の場合、PはP
=3に増加され、P=3,AM=1,AM−1=1,A
M−2=0,の場合、PはP=4に増加され、P=4,
NOTE RELEASEが発生される場合、PはP
=5に増加され、P=5,AM−1,AM−2=0,の
場合、PはP=6に増加され、H=0に対して、P=1
,AM=1,AM−1=0,の場合、PはP=2に増加
され、P=2,Aのすべてのビットが1の場合、PはP
=3に増加され、P=3,AM=1,AM−1=0,の
場合、PはP=4に増加され、P=4,Aのすべてのビ
ットが0の場合、PはP=6に増加される。
【0147】に従って増加され、前記フェーズ状態数が
前記のニューノート信号の発生に応じてP=1に増加せ
しめられる増分回路からなることを特徴とする前記第2
3項記載の楽器。
前記のニューノート信号の発生に応じてP=1に増加せ
しめられる増分回路からなることを特徴とする前記第2
3項記載の楽器。
【0148】(25)前記に振幅評価(数値計算)手段
は、さらに、前記の新しい振幅A′が前記フェーズ状態
数Pと前記の選ばれた値Hとに応じて次の論理関係式P
=1,Aを1ビット位置だけ左2進シフト、P=2,A
を1ビット位置だけ右2進シフトし、AM=1とする。
は、さらに、前記の新しい振幅A′が前記フェーズ状態
数Pと前記の選ばれた値Hとに応じて次の論理関係式P
=1,Aを1ビット位置だけ左2進シフト、P=2,A
を1ビット位置だけ右2進シフトし、AM=1とする。
【0149】P=3,Aを1ビット位置だけ左2進シフ
ト、P=4,Aを1ビット位置だけ右2進シフトし、も
しもH=1/2ならばAM=1とする。
ト、P=4,Aを1ビット位置だけ右2進シフトし、も
しもH=1/2ならばAM=1とする。
【0150】P=5,H=0,Aを1ビット位置だけ右
2進シフトする。
2進シフトする。
【0151】P=5,H=1,Aを1ビット位置だけ左
2進シフトする。
2進シフトする。
【0152】P=5,H=1/2,Aを1ビット位置だ
け左2進シフトし、AM=0とする。
け左2進シフトし、AM=0とする。
【0153】P=6,Aを1ビット位置だけ右2進シフ
トする。
トする。
【0154】に従って前記振幅Aから発生される2進デ
ータシフト手段からなることを特徴とする前記第24項
記載の楽器。
ータシフト手段からなることを特徴とする前記第24項
記載の楽器。
【0155】(26)作動状態と開放状態の間で動作で
きる打鍵手段を有する電子楽器において、後に読み出さ
れるべき振幅とフェーズ状態のデータを蓄積するメモリ
手段と、読み出されるべきデータを前記メモリ手段に蓄
積させるメモリアドレス手段と、前記メモリ手段から読
み出されるデータに応動して新しい振幅が発生される演
算手段と、前記の新しい振幅と演算された初期状態フェ
ーズ振幅との間で選択がなされる決定手段と、タイミン
グクロックに応じて前記決定手段による選択と前記メモ
リ手段から読み出された振幅データとの間で選択がなさ
れるタイミングクロック回路からなるタイミング手段と
、該タイミング手段によって選択された振幅データが前
記メモリ手段に蓄積され、前記の演算された初期状態振
幅が選択されると前記フェーズ状態データが増分されて
前記メモリ手段に蓄積される第2メモリアドレス手段と
、からなることを特徴とする電子楽器。
きる打鍵手段を有する電子楽器において、後に読み出さ
れるべき振幅とフェーズ状態のデータを蓄積するメモリ
手段と、読み出されるべきデータを前記メモリ手段に蓄
積させるメモリアドレス手段と、前記メモリ手段から読
み出されるデータに応動して新しい振幅が発生される演
算手段と、前記の新しい振幅と演算された初期状態フェ
ーズ振幅との間で選択がなされる決定手段と、タイミン
グクロックに応じて前記決定手段による選択と前記メモ
リ手段から読み出された振幅データとの間で選択がなさ
れるタイミングクロック回路からなるタイミング手段と
、該タイミング手段によって選択された振幅データが前
記メモリ手段に蓄積され、前記の演算された初期状態振
幅が選択されると前記フェーズ状態データが増分されて
前記メモリ手段に蓄積される第2メモリアドレス手段と
、からなることを特徴とする電子楽器。
【0156】(27)前記スケールメモリ手段は、さら
に、後に読み出されるデビジョンデータを蓄積する第1
のメモリ手段と、前記論理タイミング信号に応動し前記
第2のメモリ手段から読み出されたデータに対応して第
1のメモリ手段からデータが読み出される第2メモリ複
号化手段と、前記振幅変化曲線形状パラメータの選ばれ
た値が前記第1のメモリ手段から読み出された楽器デビ
ジョンデータに応じて前記スケールメモリ手段から読み
出されるようにする選択制御手段と、からなることを特
徴とする前記第4項記載の電子楽器。
に、後に読み出されるデビジョンデータを蓄積する第1
のメモリ手段と、前記論理タイミング信号に応動し前記
第2のメモリ手段から読み出されたデータに対応して第
1のメモリ手段からデータが読み出される第2メモリ複
号化手段と、前記振幅変化曲線形状パラメータの選ばれ
た値が前記第1のメモリ手段から読み出された楽器デビ
ジョンデータに応じて前記スケールメモリ手段から読み
出されるようにする選択制御手段と、からなることを特
徴とする前記第4項記載の電子楽器。
【0157】(28)前記主クロック手段は、さらに、
後で読み出される楽器デビジョンデータを蓄積する第1
メモリ手段と、多数の周波数調整クロックと、を備え、
前記多数の各構成部分は、前記第3のメモリ手段から読
み出された前記各フェーズ状態と前記第1のメモリ手段
から読み出された前記楽器デビジョンデータとに関連づ
けられ得る前記第10項記載の楽器。
後で読み出される楽器デビジョンデータを蓄積する第1
メモリ手段と、多数の周波数調整クロックと、を備え、
前記多数の各構成部分は、前記第3のメモリ手段から読
み出された前記各フェーズ状態と前記第1のメモリ手段
から読み出された前記楽器デビジョンデータとに関連づ
けられ得る前記第10項記載の楽器。
【0158】(29)前記第2の決定手段は、さらに、
前記多数の周波数を調整できるタイミングクロックの対
応する構成部分と関連し、前記周波数タイミングクロッ
クによってつくられた信号が後に読み出されるように蓄
積されるタイミング信号メモリ手段と、前記第3のメモ
リ手段から読み出された前記フェーズ状態データに応じ
て、前記信号蓄積手段から読み出された内容より選択が
なされるフェーズ選択手段と、前記第3のメモリ手段か
ら読み出された前記の楽器デビジョンデータに応答して
、前記フェーズ選択手段によって選択された前記信号蓄
積手段から読み出された内容より選択がなされるデビジ
ョン選択手段と、該デビジョン選択手段によって選択さ
れた前記信号蓄積手段におけるゼロでない値に応じて、
前記エンベロープイニシャライザ手段からの前記新しい
振幅A′が選択され、前記デビジョン選択手段によって
選択された前記信号蓄積手段におけるゼロ値に応じて、
前記第2メモリ手段から読み出された前記データが選択
される第2振幅選択手段と、該第2振幅選択手段によっ
て選択されたデータが前記第2のメモリ手段に蓄積され
る蓄積手段と、からなることを特徴とする前記第28項
記載の楽器。
前記多数の周波数を調整できるタイミングクロックの対
応する構成部分と関連し、前記周波数タイミングクロッ
クによってつくられた信号が後に読み出されるように蓄
積されるタイミング信号メモリ手段と、前記第3のメモ
リ手段から読み出された前記フェーズ状態データに応じ
て、前記信号蓄積手段から読み出された内容より選択が
なされるフェーズ選択手段と、前記第3のメモリ手段か
ら読み出された前記の楽器デビジョンデータに応答して
、前記フェーズ選択手段によって選択された前記信号蓄
積手段から読み出された内容より選択がなされるデビジ
ョン選択手段と、該デビジョン選択手段によって選択さ
れた前記信号蓄積手段におけるゼロでない値に応じて、
前記エンベロープイニシャライザ手段からの前記新しい
振幅A′が選択され、前記デビジョン選択手段によって
選択された前記信号蓄積手段におけるゼロ値に応じて、
前記第2メモリ手段から読み出された前記データが選択
される第2振幅選択手段と、該第2振幅選択手段によっ
て選択されたデータが前記第2のメモリ手段に蓄積され
る蓄積手段と、からなることを特徴とする前記第28項
記載の楽器。
【0159】(30)前記第2振幅選択手段は、さらに
、前記デビジョン選択手段によって選択された前記信号
蓄積手段によって選択された前記信号蓄積手段における
ゼロでない値に対応して前記新しい振幅A′が選択され
、前記デビジョン選択手段によって選択された前記蓄積
手段におけるゼロ値に応じて、前記第2のメモリ手段か
ら読み出された前記データが選択される回路からなるこ
とを特徴とする前記第29項記載の楽器。
、前記デビジョン選択手段によって選択された前記信号
蓄積手段によって選択された前記信号蓄積手段における
ゼロでない値に対応して前記新しい振幅A′が選択され
、前記デビジョン選択手段によって選択された前記蓄積
手段におけるゼロ値に応じて、前記第2のメモリ手段か
ら読み出された前記データが選択される回路からなるこ
とを特徴とする前記第29項記載の楽器。
【0160】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、エンベ
ロープ波形の演算の進行に応じて各フェーズを進め、フ
ェーズの変更指示に応じて、上記フェーズの進行を変更
するようにした。これにより、エンベロープ波形のフェ
ーズを変更して、生成エンベロープ波形の形状を変更す
ることができ、多くの種類のエンベロープ波形を生成で
き、種々の楽音を実現できる。
ロープ波形の演算の進行に応じて各フェーズを進め、フ
ェーズの変更指示に応じて、上記フェーズの進行を変更
するようにした。これにより、エンベロープ波形のフェ
ーズを変更して、生成エンベロープ波形の形状を変更す
ることができ、多くの種類のエンベロープ波形を生成で
き、種々の楽音を実現できる。
【図1】ADSRエンベロープ発生器の電気的ブロック
図である。
図である。
【図2】振幅関数のフェーズ状態領域を説明した図であ
る。
る。
【図3】スケール選択システムブロックの論理回路図で
ある。
ある。
【図4】楽器のデビジョンデータの符号化表である。
【図5】N演算ブロックの論理回路図である。
【図6】フェーズ状態数を複号化するため使用される符
号化表である。
号化表である。
【図7】2進シフトシステムブロックの論理回路図であ
る。
る。
【図8】フェーズ終期振幅プレデイクタの論理回路図で
ある。
ある。
【図9】各フェーズ状態に対する終期振幅値の表である
。
。
【図10】コンパレータブロックの論理回路図である。
【図11】エンベロープフェーズイニシャライザの論理
回路図である。
回路図である。
【図12】チェンジ検出器の論理回路図である。
【図13】2進−10進フェーズ状態変換器の論理回路
図である。
図である。
【図14】フェーズ増加部の論理回路図である。.
【図
15】強制ノートレリーズシステムの電気的ブロック図
である。
15】強制ノートレリーズシステムの電気的ブロック図
である。
【図16】フェーズ状態メモリラッチシステムの論理回
路図である。
路図である。
【図17】正アタック回路270の回路図である。
【図18】図17のANDゲート275の接続変更例を
示す図である。
示す図である。
【図19】ADSRエンベロープ発生器の別な実施例の
電気的ブロック図である。
電気的ブロック図である。
【図20】フェーズ状態修正回路の論理回路図である。
【図21】振幅発生器の論理回路図である。
【図22】典型的なADSRエンベロープを説明した図
である。
である。
11…振幅利用手段、12、15A、17、18、20
、21、23、25、30、33、119、120、〜
126、175、178、179、203、204、2
49、250、259、307、308、309、32
4−1、324−2、〜324−9、339、365、
366…ライン、13…デビジョンシフトレジスタ、1
4…エンベロープフェーズシフトレジスタ、15…振幅
シフトレジスタ、16…N−演算部、19…2進シフト
回路、22、220…加算器、24…選択ゲート、26
…振幅選択ゲート、27…エンベロープフェーズイニシ
ャライザ、28…フェーズ終期振幅プレデイクタ、29
、257…コンパレータ、31…チェンジ検出器、32
…フェーズ増加部、34…システム総括制御部、35…
スケール選択部、41−1、41−2、41−3、42
−1、42−2、42−3、43−1、43−2、43
−3、44−1、44−2、44−3、45−1、45
−2、45−3、51、52、53、64、65、67
、71−1、71−2、72−1、72−2、73−1
、73−2、74−1、74−2、75−1、75−2
、76−1、91−1、92−1、〜102−1、92
−2、93−2、〜103−2、113、114、11
5、116、117、127−2、128−2、〜13
1−2、128−1、129−1、〜132−1、14
9、150、151、152、163、164、165
、167−1、167−2、167−3、168−1、
168−2、168−3、169−1、169−2、1
69−3、186、190、191、〜195、196
、197、198、200、205−1、206−1、
〜213−1、205−2、206−2、〜213−2
、222、223、224、236、237、238、
239、241、243、246、248、251−1
、251−2、251−3、252−1、252−2、
2152−3、253−1、253−2、253−3、
258、272−1、272−2、272−3、273
、275、276、298−1、298−2、〜298
−6、300、301−1、302−1、303−1、
301−2、302−2、303−2、301−3、3
02−3、303−3、311−1、311−2、〜3
11−8、313−2、313−3、314−1、31
4−2、314−3、315−1、315−2、315
−3、316−1、316−2、316−3、317−
1、317−2、317−3、318−1、318−2
、318−3、319−1、319−2、319−3、
320−1、320−2、320−3、321−1、3
21−2、330、332、334、338、340、
342、345、346、347、348、349、3
51、353、354A、355、356、358、3
59、361、362、376…ANDゲート、46、
47、48、49、50、66、77、78、79、8
0、81、104−1、104−2、〜104−11、
153、166、170−1、170−2、〜170−
13、199、201、247、254、255、25
6、248、279、304、305、306、310
−1、310−2、〜310−8、312−1、312
−2、〜312−8、325、326、327、328
、329、331、333、335、341、343、
344、350、352、354、357、363…O
Rゲート、54、55、61、62、63、110、1
11、112、160、161、162、185、18
7、188、189、234、235、277、295
、296、297、299−1、299−2、337…
インバータ、68、172、174…2の補数回路、1
40−1、140−2、〜140−13、271−1、
271−2、〜271−5…EX−NORゲート、17
1…論理回路、173、176…2進右シフト回路、1
77…減算器、180…12分周器、181…アッパア
タッククロック回路、182…アッパデイケイクロック
回路、183…アッパレリーズクロック回路、184、
240、242、244…フリップフロップ、221…
NANDゲート、230…フェーズ状態メモリ、231
…クロックアドレス複号器、232、291…フェーズ
状態複号器、233…ADSRクロック回路、270…
正アタック回路、274…正アタックシフトレジスタ、
281…ゲート論理回路、290…システム、292…
状態決定論理回路、293…フェーズ状態増加部、33
6、360…NORゲート。
、21、23、25、30、33、119、120、〜
126、175、178、179、203、204、2
49、250、259、307、308、309、32
4−1、324−2、〜324−9、339、365、
366…ライン、13…デビジョンシフトレジスタ、1
4…エンベロープフェーズシフトレジスタ、15…振幅
シフトレジスタ、16…N−演算部、19…2進シフト
回路、22、220…加算器、24…選択ゲート、26
…振幅選択ゲート、27…エンベロープフェーズイニシ
ャライザ、28…フェーズ終期振幅プレデイクタ、29
、257…コンパレータ、31…チェンジ検出器、32
…フェーズ増加部、34…システム総括制御部、35…
スケール選択部、41−1、41−2、41−3、42
−1、42−2、42−3、43−1、43−2、43
−3、44−1、44−2、44−3、45−1、45
−2、45−3、51、52、53、64、65、67
、71−1、71−2、72−1、72−2、73−1
、73−2、74−1、74−2、75−1、75−2
、76−1、91−1、92−1、〜102−1、92
−2、93−2、〜103−2、113、114、11
5、116、117、127−2、128−2、〜13
1−2、128−1、129−1、〜132−1、14
9、150、151、152、163、164、165
、167−1、167−2、167−3、168−1、
168−2、168−3、169−1、169−2、1
69−3、186、190、191、〜195、196
、197、198、200、205−1、206−1、
〜213−1、205−2、206−2、〜213−2
、222、223、224、236、237、238、
239、241、243、246、248、251−1
、251−2、251−3、252−1、252−2、
2152−3、253−1、253−2、253−3、
258、272−1、272−2、272−3、273
、275、276、298−1、298−2、〜298
−6、300、301−1、302−1、303−1、
301−2、302−2、303−2、301−3、3
02−3、303−3、311−1、311−2、〜3
11−8、313−2、313−3、314−1、31
4−2、314−3、315−1、315−2、315
−3、316−1、316−2、316−3、317−
1、317−2、317−3、318−1、318−2
、318−3、319−1、319−2、319−3、
320−1、320−2、320−3、321−1、3
21−2、330、332、334、338、340、
342、345、346、347、348、349、3
51、353、354A、355、356、358、3
59、361、362、376…ANDゲート、46、
47、48、49、50、66、77、78、79、8
0、81、104−1、104−2、〜104−11、
153、166、170−1、170−2、〜170−
13、199、201、247、254、255、25
6、248、279、304、305、306、310
−1、310−2、〜310−8、312−1、312
−2、〜312−8、325、326、327、328
、329、331、333、335、341、343、
344、350、352、354、357、363…O
Rゲート、54、55、61、62、63、110、1
11、112、160、161、162、185、18
7、188、189、234、235、277、295
、296、297、299−1、299−2、337…
インバータ、68、172、174…2の補数回路、1
40−1、140−2、〜140−13、271−1、
271−2、〜271−5…EX−NORゲート、17
1…論理回路、173、176…2進右シフト回路、1
77…減算器、180…12分周器、181…アッパア
タッククロック回路、182…アッパデイケイクロック
回路、183…アッパレリーズクロック回路、184、
240、242、244…フリップフロップ、221…
NANDゲート、230…フェーズ状態メモリ、231
…クロックアドレス複号器、232、291…フェーズ
状態複号器、233…ADSRクロック回路、270…
正アタック回路、274…正アタックシフトレジスタ、
281…ゲート論理回路、290…システム、292…
状態決定論理回路、293…フェーズ状態増加部、33
6、360…NORゲート。
Claims (13)
- 【請求項1】エンベロープ波形の生成の開始を指示する
開始指示手段と、この開始指示手段によるエンベロープ
波形の生成の開始指示以降、一定周期のインターバル時
間ごとにエンベロープ波形のレベル値を大きくなるよう
に演算する増大演算手段と、上記開始指示手段によるエ
ンベロープ波形の生成の開始指示以降、一定周期のイン
ターバル時間ごとにエンベロープ波形のレベル値を小さ
くなるように演算する減少演算手段と、上記増大演算手
段によるエンベロープ波形のレベル値の演算処理と上記
減少演算手段によるエンベロープ波形のレベル値の演算
処理とを切り換える切り換え手段と、上記増大演算手段
または減少演算手段によって演算されるエンベロープ波
形の各部分をフェーズとして分割し、上記演算の進行に
応じてフェーズを進めるフェーズ制御手段と、このフェ
ーズ制御手段によって制御される上記フェーズの進行の
変更を指示するフェーズ変更指示手段と、このフェーズ
変更指示手段の変更指示に応じて、上記フェーズ制御手
段によって進められるフェーズを変更するフェーズ変更
手段とを備えたことを特徴とするエンベロープ発生器。 - 【請求項2】上記フェーズ変更指示手段は、エンベロー
プ波形の波形形状を選択する選択データに基づいて行わ
れることを特徴とする請求項1記載のエンベロープ発生
器。 - 【請求項3】上記フェーズ変更指示手段は、鍵の離鍵に
基づいて行われることを特徴とする請求項1記載のエン
ベロープ発生器。 - 【請求項4】上記エンベロープ発生器は、複数のエンベ
ロープ波形につき時分割に波形生成を行うものであり、
上記フェーズ変更手段も複数のエンベロープ波形の各フ
ェーズにつき時分割に変更を行うものであることを特徴
とする請求項1記載のエンベロープ発生器。 - 【請求項5】上記増大演算手段または上記減少演算手段
の演算内容は、種々選択可能であり、これによりエンベ
ロープ波形の形状を制御することを特徴とする請求項1
または請求項4記載のエンベロープ発生器。 - 【請求項6】上記増大演算手段または上記減少演算手段
の演算内容は、各鍵盤の種類に応じて、種々選択可能で
あり、これによりエンベロープ波形の形状を各鍵盤ごと
に制御することを特徴とする請求項1または請求項4記
載のエンベロープ発生器。 - 【請求項7】上記増大演算手段または上記減少演算手段
によるエンベロープ波形のレベル値の演算処理において
、演算されるエンベロープ波形のレベル値を当該演算の
進行に応じてデータシフトし、この結果エンベロープ波
形の形状を曲線形状にすることを特徴とする請求項1ま
たは請求項4記載のエンベロープ発生器。 - 【請求項8】上記データシフト量は、種々選択可能であ
り、これによりエンベロープ波形の形状を制御すること
を特徴とする請求項7記載のエンベロープ発生器。 - 【請求項9】上記エンベロープ波形は、途中で、エンベ
ロープ波形のレベル値が変化しない部分を有することを
特徴とする請求項1または請求項4記載のエンベロープ
発生器。 - 【請求項10】上記エンベロープ波形のレベル値が変化
しない部分におけるレベル値は、種々選択可能であるこ
とを特徴とする請求項9記載のエンベロープ発生器。 - 【請求項11】上記増大演算手段または上記減少演算手
段の演算における、上記インターバル時間は、種々選択
可能であり、これによりエンベロープ波形の生成速度を
制御することを特徴とする請求項1、請求項4または請
求項9記載のエンベロープ発生器。 - 【請求項12】上記増大演算手段または上記減少演算手
段の演算内容は、エンベロープ波形の各部分の最終目標
値に向かって演算するものであることを特徴とする請求
項1、請求項4または請求項9記載のエンベロープ発生
器。 - 【請求項13】上記増大演算手段または上記減少演算手
段の演算内容は、演算結果を一時記憶し、この演算結果
を読み出して演算処理を行い、そして再び演算結果を一
時記憶するものであることを特徴とする請求項1、請求
項4または請求項9記載のエンベロープ発生器。
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