JPH04355772A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04355772A
JPH04355772A JP3131024A JP13102491A JPH04355772A JP H04355772 A JPH04355772 A JP H04355772A JP 3131024 A JP3131024 A JP 3131024A JP 13102491 A JP13102491 A JP 13102491A JP H04355772 A JPH04355772 A JP H04355772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensors
image forming
neural network
abnormality
operating state
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3131024A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sekiya
関谷 利幸
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3131024A priority Critical patent/JPH04355772A/ja
Publication of JPH04355772A publication Critical patent/JPH04355772A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、例
えば複写機、プリンタ等の画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機、プリンタ
等においては、例えば、 光センサによる紙づまり検出 各ユニットの装着、未装着の検出 各ユニットの電気回路動作の異常 などに関し、その自己診断をおこなうものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
れらは主に診断したい対象に対し、実質上個別になんら
かの検出手段を設け、その情報より直接その対象の動作
状況を認知しようというものであり、そのため検出でき
る対象を大きく広げることはむずかしく、また判別自体
が個別的なものであり、システム的な異常確認をするこ
とも困難であつた。
【0004】
【課題を解決するため手段】本発明は上述の課題を解決
することを目的として成されたもので、上述の課題を解
決する一手段として以下の構成を備える。即ち、装置の
各所に配設された1個または複数個の音波または超音波
を検出する検出センサと、該検出センサの出力信号より
装置の動作状態を自己診断する診断手段と、該診断手段
の診断結果を出力する出力手段とを備え、診断手段は検
出センサよりの音圧分布、周波数分布を入力層への入力
データとし、所定層数の中間層をもつニューラルネット
ワークアルゴリズムにより装置の動作状態を診断する。
【0005】そして、たとえば更に、診断手段が装置動
作異常又は装置動作異常の可能性のあると診断した場合
に、予め定められた手順により可能な自己修復動作を試
行する動作修復手段を備える。
【0006】
【作用】以上の構成において、特に対象すべてに対して
個別にセンサを取り付けるなくても、異常な音圧分布、
周波数分布をもとにして異常の予測、発生原因等を特定
できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る一実施例の構成
を示す図であり、本発明を電子写真方式による複写機に
応用した場合を例に説明する。図1において、1は複写
機本体、2は原稿を押える圧板、3はコピー用紙を供給
するための給紙カセット、4はコピー済用紙を排出する
ための排紙トレー、5は感光体ドラム、6は一次帯電器
、7は現像シリンダ、8は転写帯電器、9は定着器を示
す。これらは複写機におけるごく一般的な機能要素であ
り、詳細説明は省略する。
【0008】次に、10,11,12で示したものか本
実施例独特の構成要件の1つである音響振動センサであ
り、ここでは、100Hz〜10kHz程度の可聴域の
振動を検出するものとする。また、13,14,15は
音響振動センサ10〜12に対応する位置に近接して配
設された10Hz〜数10Hz程度の低周波振動をとら
える音響振動センサである。又、以上の機構部の他に、
本実施例全体の制御を司る制御部20が備えられている
。制御部20は、制御手順を記憶するROM、該ROM
に記憶の制御手順に従いセンサ10〜15よりの検出結
果に従う処理を含む本実施例全体の制御を司るCPU、
及び制御処理に必要なデータを一時記憶可能なRAM、
ニューラルネットワーク等を含む。
【0009】以上の構成を備える本実施例の動作を以下
に説明する。制御部20中の、可聴域の音響振動センサ
10,11,12に対する信号処理回路を図2に示す。 図2において、21が各センサ10〜12入力に対して
の100Hz、400Hz、1kHz、10kHzの周
波数分布を出力する周波数解析ブロツクであり、22が
これら周波数解析ブロツク出力及びセンサ10〜12出
力をそれぞれあらかじめ決められた上限値を1とするよ
うな規格化信号に変換する規格化回路である。規格化回
路22は、規格化の結果をニューラルネットワークの入
力層へ伝達する。
【0010】一方、低周波数域の音響振動センサ13,
14,15に対する信号処理回路を図3に示す。図3に
示す様に当該音響振動センサ13〜15に対しては、セ
ンサ出力をそのままあらかじめ決められた上限値を1と
するような規格化信号に変換する規格化回路23に入力
して規格化信号に変換し、その結果をニューラルネット
の入力層へ伝達する。
【0011】以上のような手段により、ニューラルネッ
トワークの入力層へは一つの位置の低周波検出センサお
よび可聴域のセンサからの可聴域での平均パワー、10
Hz〜10kHzを5分割した周波数分布パワーの計6
データが入力され、本実施例では給紙部近辺C、現像プ
ロセス部近辺B、排紙部近辺Aの3カ所にて検出してい
るので合計18データが入力されることになる。
【0012】ニューラルネットの出力層は本実施例では
異常発生、または今後その可能性があるものとしての内
容を割りあてる。 例えば、1.給紙部ゴムローラ異常発生2.給紙部ゴム
ローラ寿命近し 3.給紙カセット取付け不良 4.転写帯電器異常発生 5.転写帯電器よごれ多し 6.転着ローラ異常発生 7.転着ローラ寿命近し ・ ・ ・ などがあげられる。
【0013】テストにより、これらの判断項目と音圧周
波数分布の代表的対応関係を適当な数のパターンとして
収集し、その関係を適当な構成のニューラルネットワー
クの重み定数として別途学習させ、最適化したニューラ
ルネットワークを構成するようにする。これらの関係収
集は周知であるため詳細説明を省略する。以上により、
複写機本体の数所に設置した音響振動センサの出力デー
タをもとにして、異常発生または今後その可能性がある
と考えられる異常内容が認識できるようになる。
【0014】このニューラルネットワークはニューラル
ネットIC等ハードウエアで構成しても、またコントロ
ーラ内でソフトウエア的に構成してもかまわない。ハー
ドウエア構成とソフトウエア構成ではニューラルネット
ワークと外部とのインターフェースが当然異ってくるが
、それぞれ公知の方法にて対応可能であるため、ここで
は特に論理的な構成説明にとどめる。
【0015】ニューラルネットワークの内部構造につい
てはさまざまなものが考えられるが本実施例においては
図4に示すように中間層を1層、入力層、中間層、出力
層のユニット数をそれぞれ18ケとし、入力層から中間
層への結合では、あらかじめ(低周波出力4、5、6)
、(可聴域平均パワー1、2、3)、(可聴域周波数分
布)X3のそれぞれの間では結合がないようなものを考
えた。
【0016】本実施例により、異常発生及びその前兆と
してなんらかの異常振動を発生するようなものに対して
はその特定が可能になるため、異常診断機能が広い領域
に拡大されることになる。診断の原理を示したものが図
5、図6である。例えば、装置が正常に働いている場合
のセンサに出力の周波数分布が図4(a)とし、センサ
10、11、12の平均パワー分布が図5(a)のよう
であるとする。ある時センサ12の出力の周波数分布図
4(b)のようになり、さらにセンサ10、11、12
の平均パワー分布が図5(b)のようになったとする。 すると場所はC付近、異常内容は100Hzぐらいの異
常振動音を発生するものということになり、例えば、供
給ゴムローラの寿命間近ですという結論が得られるとい
うわけである。
【0017】
【他の実施例】前記第1の実施例においては振動データ
のみを入力層にもつニューラルネットワークを考えたが
、その他の情報を加味することによって、さらに診断領
域が拡大すると共に診断に対する確度が上昇する。その
他の情報を加味した本発明に係わる第2実施例のブロツ
ク構成図を図7に示す。
【0018】ここでは、コントローラ61のD/Aポー
トを利用して2種類のデータをニューラルネットワーク
62に入力できるようにしている。例えば、装置の積算
使用時間と定着器まわりの温度情報の2つをこれに対応
させるようにすれば、あらかじめ積算使用時間に対応し
て発生しやすい異常や定着温度異常などの情報を加味し
たニューラルネット診断システムを構築することが可能
となる。
【0019】以上説明したように本実施例によれば、画
像形成出力装置において、装置の各所に音波または超音
波の振動検出センサを配置し、その出力信号をもとに装
置の動作状態をニューラルネットワークアルゴリズムに
よって、自己診断し、異常が発生していること、または
今後その可能性があることを外部に知らせ、可能であれ
ば自己修復動作を試行するようにすることで、個別にセ
ンサを設定することなく、音の周波数異常またその場所
等より、広範囲にわたって多数の種類の異常をみつけだ
すことが可能になる。
【0020】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、又1つの機器から成る装置に
適用してもよい。また、システムあるいは装置にプログ
ラムを供給することによつて達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
に対象すべてに対して個別にセンサを取り付けるなくて
も、異常な音圧分布、周波数分布をもとにして異常の予
測、発生原因等を特定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例装置の構成を示す図
である。
【図2】第1の実施例における音声域データ処理部のブ
ロツク構成図である。
【図3】第1の実施例における低周波データ処理部のブ
ロツク構成図である。
【図4】第1の実施例におけるニューラルネット構成図
である。
【図5】及び
【図6】第1の実施例における正常時と異常時の振動周
波数分布の概略図である。
【図7】本発明に係る第2の実施例の構成図である。
【符号の説明】
1    複写機本体、 2    圧板、 3    給紙部、 4    排紙部、 5    ドラム、 6    一次帯電器、 7    現像ドラム、 8    転写帯電器、 9    定着ローラ、 10,11,12    可聴域センサ、13,14,
15    低周波センサ、20    制御部、 21    周波数解析ブロツク、 22,23    規格化ブロツク、 61    コントローラ、 62    ニユーラルネツトワークである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  装置の各所に配設された1個または複
    数個の音波または超音波を検出する検出センサと、該検
    出センサの出力信号より装置の動作状態を自己診断する
    診断手段と、該診断手段の診断結果を出力する出力手段
    とを備え、前記診断手段は前記検出センサよりの音圧分
    布、周波数分布を入力層への入力データとし、所定層数
    の中間層をもつニューラルネットワークアルゴリズムに
    より装置の動作状態を診断することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、更
    に診断手段が装置動作異常又は装置動作異常の可能性の
    あると診断した場合に、予め定められた手順により可能
    な自己修復動作を試行する動作修復手段を備えることを
    特徴とする画像形成装置。
JP3131024A 1991-06-03 1991-06-03 画像形成装置 Withdrawn JPH04355772A (ja)

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Effective date: 19980903