JPH04354880A - 熱反射筒の製造方法 - Google Patents

熱反射筒の製造方法

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Publication number
JPH04354880A
JPH04354880A JP15542191A JP15542191A JPH04354880A JP H04354880 A JPH04354880 A JP H04354880A JP 15542191 A JP15542191 A JP 15542191A JP 15542191 A JP15542191 A JP 15542191A JP H04354880 A JPH04354880 A JP H04354880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
heat reflecting
gold
glass tube
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15542191A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Saito
斎藤 道夫
Hajime Itsu
伊津 肇
Isao Ishikawa
功 石川
Takashi Masatsuji
政辻 孝
Takeshi Sato
健 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04354880A publication Critical patent/JPH04354880A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空炉、温度勾配炉、
電気炉或いはそれらの実験炉等に主として用いられる熱
反射筒の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より真空炉、温度勾配炉、電気炉或
いはそれらの実験炉等に、熱エネルギーのロスを減少さ
せる目的で熱反射筒を設けることが実施されている。
【0003】図3は熱反射筒を備えた温度勾配炉の一例
を示すもので、図中1は内部にサンプル2を挿入するこ
とができ、且つチャンバ3のチャンバフランジ4に支持
されたサンプル挿入管、5は該サンプル挿入管1を包囲
するように設けられ、且つその外周に高温部ヒータ6及
び低温部ヒータ7を有した炉心管、8は該炉心管5を包
囲するように設けられた熱反射筒(ゴールド管)、9は
ヘリウムガス等の冷却ガス10を給排するヒートシンク
を示している。
【0004】前記熱反射筒8は、内面に金の薄膜が形成
してあり、これにより高温部ヒータ6及び低温部ヒータ
7からの熱を外部に逃がすことがないようにその殆どす
べてを反射させて、熱効率を非常に高く維持できるよう
になっている。
【0005】従来の熱反射筒8は、図4に示すように、
両端を閉塞材11で塞ぐようにしたガラス管12内に、
金キレート化合物を溶解した溶液13を注入してガラス
管12内面に付着させ、その後焼成することにより図5
に示すようにガラス管12の内面に金の薄膜14を形成
するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の熱反射筒においては、次のような問題を有していた
【0007】即ち、図4に示したような従来の方式によ
ってガラス管12の内面に金の薄膜14を形成したもの
は、金の膜厚が非常に厚くなり、しかも膜厚が重力によ
って上部が薄く下部が厚い不均一なものとなって金の使
用量が多くなり、不経済なものとなっていた。またガラ
ス管12が透明管であっても金の膜厚が厚いために遮蔽
されて、熱反射筒8を外部から透過して内部を観察する
ようなことはまったくできなかった。
【0008】本発明は、上述の実情に鑑みてなしたもの
で、膜厚が薄く且つ均一な金の薄膜によって熱効率は高
く保持しながら、内部を透視して監視することのできる
熱反射筒の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明ガラス管
内面に、金キレート化合物を溶解した溶液をスプレー装
置により塗布し、焼成を行なうことにより厚さ約200
〜600Åの金の薄膜を形成したことを特徴とする熱反
射筒の製造方法、に係るものである。
【0010】
【作用】本発明の熱反射筒の製造方法によれば、透明ガ
ラス管内面に、厚さ約200〜600Åの金の薄膜を形
成するようにしているので、熱反射筒により熱効率の向
上を達成すると同時に、内部を透視して観察することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は、透明ガラス管の内面に金の薄膜を
形成するための本発明の一例を示すもので、金キレート
化合物を溶解した溶液13を液収容部15に収容し、加
圧して長いノズル16の先端からスプレー17を行なう
ようにしたスプレー装置18により、透明ガラス管19
の内面に前記溶液13を均一に塗布する。この時、スプ
レー装置18により噴射塗布する際の空気圧を通常の塗
装時の2倍以上の圧力即ち、3〜7Kg/cm2として
スプレー17の粉霧粒径を小さく保持するようにしてい
る。
【0013】上記のように金キレート化合物を溶解した
溶液13を内面に薄く塗布した透明ガラス管19を図示
しない加熱炉等により焼成を行ない、図2に示すような
金の薄膜20を透明ガラス管19内面に形成した熱反射
管21を構成する。この時、透明ガラス管19内面に形
成される金の薄膜20の膜厚が約200〜600Åにな
るように前記スプレー装置18による溶液13の塗布を
行なう。
【0014】透明ガラス管19内面に、厚さ約200〜
600Åの金の薄膜20を形成した熱反射筒21によれ
ば、熱の放射率が0.05以下の非常に高い熱効率を確
保することが出来るうえに、前記厚さ約200〜600
Åの金の薄膜20はそれを透過して内部を透視すること
が出来る。従って、各種の炉に設けた場合に被加熱物の
加熱具合や溶解状態等を目視により直接観察することが
出来、炉の制御性の向上等に著しく貢献できる。
【0015】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱反射筒
の製造方法によれば、低い熱の放射率によって高い熱効
率を確保しつつ、金の薄膜を透過して内部の状態を目視
により直接観察することが出来る熱反射筒を提供するこ
とができる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱反射筒の製造方法の透明ガラス管内
面に金キレート化合物を溶解した溶液を塗布する状態を
示す側面図である。
【図2】図1から焼成を行なって構成した熱反射筒の側
面図である。。
【図3】熱反射筒を用いる温度勾配炉の断面図である。
【図4】従来の熱反射筒を製作するために透明ガラス管
内面に金キレート化合物を溶解した溶液を塗布する状態
を示す側面図である。
【図5】図4から焼成を行なって構成した従来の熱反射
筒の側面図である。
【符号の説明】
13    金キレート化合物を溶解した溶液18  
  スプレー装置 19    透明ガラス管 20    薄膜 21    熱反射筒筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透明ガラス管内面に、金キレート化合
    物を溶解した溶液をスプレー装置により塗布し、焼成を
    行なうことにより厚さ約200〜600Åの金の薄膜を
    形成したことを特徴とする熱反射筒の製造方法。
JP15542191A 1991-05-31 1991-05-31 熱反射筒の製造方法 Pending JPH04354880A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129341A (ja) * 2000-10-24 2002-05-09 Huei-Tarng Liou 高温及び高電圧下で耐久性のある石英管又は高アルミナ含有管に金被覆する方法、及び、オゾン発生器用の金被覆された石英管又は高アルミナ含有管

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002129341A (ja) * 2000-10-24 2002-05-09 Huei-Tarng Liou 高温及び高電圧下で耐久性のある石英管又は高アルミナ含有管に金被覆する方法、及び、オゾン発生器用の金被覆された石英管又は高アルミナ含有管

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