JPH04353138A - 埋設連結部材 - Google Patents

埋設連結部材

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Publication number
JPH04353138A
JPH04353138A JP15580491A JP15580491A JPH04353138A JP H04353138 A JPH04353138 A JP H04353138A JP 15580491 A JP15580491 A JP 15580491A JP 15580491 A JP15580491 A JP 15580491A JP H04353138 A JPH04353138 A JP H04353138A
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JP
Japan
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connecting member
molded bodies
molded
joint
molded body
Prior art date
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Pending
Application number
JP15580491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Anzai
成雄 安斎
Satoru Ono
悟 小野
Miki Aoyama
青山 幹
Tatsuya Wakizaka
脇坂 達也
Yoshimasa Hayashi
林 好正
Haruka Ogawa
晴果 小川
Noriyuki Furuya
古屋 則之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Obayashi Corp
Kuraray Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp, Kuraray Co Ltd filed Critical Obayashi Corp
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Publication of JPH04353138A publication Critical patent/JPH04353138A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人工大理石、
タイル、PC版のようなコンクリート板など、注型や窯
業などで得られる成形体同士を屈曲可能に連結する連結
部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人工大理石、内外装板、タイル、
合板ボード、パネル材、コンクリート板などを現場施工
などにより組立連結する場合、通常、現場で丁番のよう
な金具帯を用い、ねじ、釘、接着剤などによって組み立
て、施工している(特開平2−167960号公報参照
)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、現場での組立作業が面倒なために、組立
コストが高くなる。しかも、成形体のコーナーを傷めた
り、接着不良などによって結合強度が不十分になるおそ
れがある。また、経時的に金具帯が外れて連結不良を引
き起こしたり、歪んで外観を損なうこともある。さらに
、2つの成形体間に切れ目が存在するために、シール性
も問題となることがある。また、金具帯の代わりに布地
で連結した場合、連結部における曲げ部の強度が不十分
なために、2つの成形体間の相関保持性が悪くて、ぐら
つきやすく、実用に耐え得ないものであった。
【0004】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、連結が強固で、経時的劣化が少なく、シール性、相
関保持性および外観の良好な状態で2つの成形体を強固
に連結することができ、さらには、成形体を補強でき、
かつ低コスト化も図り得る連結部材を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る埋設連結部材は、硬化性もしくは固
化性を有する複数の成形体を連結する連結部材であって
、上記成形体に埋設される結合部と、両結合部を連結し
、折り曲げ方向に変形可能な連結部とを備えている。 上記結合部には、この結合部が上記成形体に埋設された
状態で成形体が硬化もしくは固化することによって埋め
られる多数の貫通孔が設けられている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、連結部材の結合部の貫通孔
が、成形体の硬化もしくは固化時に、成形体の一部によ
って埋められるので、この貫通孔を介して連結部材と成
形体とが強固に結合されるうえに、経時的な結合力の低
下も少なく、経時的に連結部材が外れたり歪んだりして
外観を劣化させるおそれもない。しかも、成形体に埋設
される結合部により成形体が補強される。また、複数の
成形体にそれぞれ強固に結合される両結合部間に、両結
合部を連結し折り曲げ方向に変形可能な連結部が設けら
れているので、連結部を現場で折り曲げるだけの単純な
作業により、任意の折れ曲がり形状を持つ成形体が得ら
れる。しかも、連結部材の連結部によって複数の成形体
の相対位置が保持されるので、成形体の相関保持性が良
好になる。さらに、両成形体間の隙間の全体にわたって
連結部材を設けることにより、両成形体間の切れ目をな
くして、シール性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、2つの成形体同士を左右対称形の連結
部材により連結した状態を示す要部の断面図である。同
図において、1A,1Bは、被連結部材である成形体の
一例としてのPC版、発泡コンクリート板のようなコン
クリート板で、これら成形体1A,1Bは、通常、厚み
Tが5〜50mmの板状のものが使用され、連結部材2
が埋設された状態で硬化している。上記連結部材2は、
上記成形体1A,1Bにそれぞれ接合される左右の接合
部3,3と、これら両結合部3,3を連結し、折り曲げ
方向に変形、つまり屈曲可能な連結部4とからなる。上
記連結部材2の埋設は、例えば成形体1A,1Bを成形
する際に、その型内に連結部材2をセットして、成形体
1A,1Bを硬化もしくは固化させることにより、容易
になされる。
【0008】この連結部材2は可撓性樹脂またはアルミ
や銅ステンレス等の金属板などから構成されるが、含浸
布入り板など複合板や無機質材でも良い。樹脂製の場合
、好ましくは屈曲伸度が高く、形状保持性の良いもので
、上記変形は弾性的変形で、大きな素材破壊が無い材料
を使用する。また、金属の場合、成形体1A,1Bの材
質や厚さにに応じた、薄くて曲げやすいものが好ましい
。上記成形体1A,1Bの連結端部11は、仕上がりを
考慮し、あるいは曲げによる干渉を避けるために、適宜
形状が選択される。
【0009】上記左右の結合部3は、実質的にはシート
状または平板状のものであるが、成形体1A,1Bの形
状に合わせて変形させて埋設しても良い。この結合部3
は、成形体1A,1Bの端部11から内方に向って延び
ており、かつ少なくとも結合部3に多くの貫通孔5を有
している。成形体1A,1Bは、前述のとおり結合部3
が埋設された状態で硬化しており、したがって、成形体
1A,1Bの一部がこの貫通孔5を埋めて、成形体1A
,1Bと連結部材2との一体的な結合をなしている。
【0010】図2は、連結部材2の開孔状態の一例を示
しており、結合部3に多数の貫通孔5が設けられており
、連結部4には貫通孔が設けられていない。貫通孔5の
平面形状は、円でなくてもよく、任意の形状をとること
ができる。
【0011】上記構成によれば、連結部材2の結合部3
の貫通孔5が、成形体1A,1Bの硬化もしくは固化時
に、成形体1A,1Bの一部によって埋められるので、
この貫通孔5を介して連結部材2と成形体1A,1Bと
が強固に結合される。しかも、成形体1A,1Bに埋設
される結合部3により、成形体1A,1Bが補強される
。さらに、埋設構造であることから、従来の金具帯を取
りつける場合のような経時的な結合力の低下も少なく、
長期間にわたって良好な連結状態が維持されるとともに
、経時的に連結部材が外れたり歪んだりして外観を劣化
させるおそれもない。
【0012】また、連結部4を現場で折り曲げるだけの
単純な作業により、任意の折れ曲がり形状をもつ成形体
1A,1Bが得られるので、作業性が向上し、コストダ
ウンが実現される。しかも、連結部材2の連結部4によ
って成形体1A,1Bの相対位置が保持されるので、成
形体1A,1Bの相関保持性が良好になる。
【0013】さらに、図1の両成形体1A,1B間の隙
間12に短寸の連結部材2を間欠的に配置するのではな
く、上記隙間12の全長にわたって長寸の連結部材2を
設けることにより、両成形体1A,1B間の切れ目をな
くして、シール性を向上させることができる。
【0014】図3は、連結部4にも貫通孔5を設けた例
であり、連結部材2の可撓性が不十分な場合、これら貫
通孔5によって可撓性を向上させることができる。また
、連結部4の貫通孔5を、施工後に他の部材を取り付け
るのにも利用できる。
【0015】図4は、貫通孔5に加えて切り込み溝6を
設けた例である。これにより、連結部材2と成形体1A
,1Bの結合力が増大する。
【0016】図5は、半切りの貫通孔5を設けた例で、
図5(A)に示すように、貫通孔5はほぼ半円形であり
、その直線の周縁51を残して他の曲線の周縁52に切
れ目を入れて、直線の周縁51から折り曲げることによ
り、図5(B)に示す舌片7を形成している。この舌片
7によって、やはり、連結部材2と成形体1A,1Bの
結合力が増大する。また、貫通孔の代わりに、凹凸形状
を連結部材2の表面に付与しても、連結部材と成形体の
結合力を増大させることができる。
【0017】連結部材2の結合部3の貫通孔5は、連結
部材2の形状保持性及び強度面で問題がない限り、開孔
面積比(開口率)を大きくして結合力を増大させるのが
望ましい。連結部材2と成形体1A,1Bの接着性が特
に重要な場合、開口率は40%以上が好ましい。
【0018】また、図6に示すように、連結部材2と成
形体1A,1Bとの結合力を損なわない範囲で成形体1
A,1Bを補強するなどのために、ネットのような補助
シート7を上記連結部材2に併設してもよい。
【0019】つぎに、上記のように連結部材2で成形体
1A,1Bを連結してなる成形体を、外装板などとして
建築構造物に取りつける工法について説明する。図7は
、この発明の成形体10を建築構造物21の角部に適用
した場合の断面図であり、成形体10は、3枚の成形体
1A〜1Cを、2つの連結部材2AB,2BCにより連
結して構成されており、成形体1Aと1B間に連結部材
2ABの連結部4ABが、成形体1Bと1C間に連結部
材2BCの連結部4BCが、それぞれ位置している。
【0020】この成形体10を、その連結部材2ABの
連結部4ABにおいて直角に折り曲げて、建築構造物2
1の角部に位置させ、成形体1A〜1Cを建築構造物2
1の外表面に当て付けて建築構造物21に接合すること
で、所定の外装を形成する。このとき、曲げられていな
い連結部材2BCは、建築構造物21への固定材として
使用され、例えば建築構造物21の梁22に、図示しな
いねじや釘のような固定具を用いて固定される。
【0021】図8は、第2実施例に係る連結部材2を示
すもので、連結部材2における連結部4を成形体1A,
1Bに対して斜めに挿入し、連結部4の両端で水平に折
り曲げて、結合部3を形成している。これにより、段違
い状に配置された2つの成形体1A,1Bが円滑に連結
される。
【0022】図9は、第3実施例を示すもので、埋設連
結部材2の内側または図示のような外側に、補助シート
7を併設している。この補助シート7は、成形体1A,
1Bの補強や連結部材2の化粧のために設けられたもの
で、ネット状物、フィルム状物、シート状物などが用い
られる。
【0023】図10は第4実施例に係る連結部材2を示
し、左右の結合部3,3が別体になっており、これら結
合部3,3の相対向する露出端部31,31を、可撓性
を持つ別部材の連結部材41で連結して、連結部4を形
成している。これによれば、結合部3を剛性の高い強度
に優れた材料で形成して、成形体1A,1Bの補強効果
を上げる一方で、連結部材41を可撓性に優れた材料で
形成して、屈曲性を向上させ、建築構造物21の曲がり
に円滑に追随させることができる。
【0024】図11は第5実施例に係る連結部材2を示
し、連結部4に薄肉部42を形成して、屈曲性を向上さ
せたものである。また、必要に応じて、連結部4の外側
、つまり曲げの外側には、施工後に他の部材を取り付け
るための取付素子44が設けられる。上記薄肉部42の
代わりに、図12の第6実施例に示すような屈曲43や
凹凸を付与してもよい。上記屈曲43を設けた場合には
、その伸縮性により、成形体1A,1B間の隙間12の
調整代が生じる。また、屈曲性が良好なので、厚板の連
結部材2を使用して、大きな曲げ強度を確保できる利点
もある。
【0025】図13は第7実施例を示すもので、成形体
1A,1Bの連結端部の内側および外側のそれぞれに、
折り曲げた成形体1A,1B同士の干渉を防止するため
の第1の傾斜面11a、および折り曲げ後の成形体1A
,1Bの端部をフラットにして外観(仕上がり)を整え
るための第2の傾斜面11bが設けられている。
【0026】ところで、連結部材2と成形体1A,1B
との結合強度に関しては、貫通孔5の形状や配列が重要
であるが、さらに、成形体1A,1Bとの結合力を改善
するために、連結部材2の表面に接着剤や粘着材を塗布
したり、表面にプライマー処理を行うのが有効である。 また、連結部材2および成形体1A,1Bにおける外観
となる部分には、着色やメッキをほどこしても良い。さ
らに、連結部材2は、折り曲げられる連結部4に対して
対称な形状に限られるものではなく、目的や用途に応じ
て、左右の形状、構造、貫通孔5の形状及び配列などが
異なるものでもよい。
【0027】また、この発明の連結部材によって連結で
きる成形体は、連結部材を埋設できるもの、つまり硬化
性または固化性を有するものであればよく、上記実施例
のようなコンクリート板のほかに、タイル、FRP板、
発泡板、コンポジット板または人工大理石のような樹脂
板や、合板、レンガ、石膏板などがある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、連結部材の結合部の貫通孔が成形体の硬化もしくは固
化時に埋められるので、この貫通孔を介して連結部材と
成形体とが強固に結合されるうえに、経時的な結合力の
低下も少なく、経時的に連結部材が外れたり歪んだりし
て外観を劣化させるおそれもない。しかも、成形体に埋
設される結合部により成形体が補強される。
【0029】また、2つの成形体にそれぞれ強固に結合
される両結合部間に、両結合部を連結し折り曲げ方向に
変形可能な連結部が設けられているので、連結部を現場
で折り曲げるだけの単純な作業により、任意の折れ曲が
り形状を持つ成形体が得られる。したがって、作業性が
よくなり、コストダウンが実現される。
【0030】しかも、連結部材の連結部によって複数の
成形体の相対位置が保持されるので、成形体の相関保持
性が良好になる。さらに、両成形体間の隙間の全体にわ
たって連結部材を設けることにより、両成形体間の切れ
目をなくして、シール性を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示し、2つの成形体を
連結部材で連結した状態の断面図である。
【図2】図1の連結部材を示す平面図である。
【図3】図1の連結部材における貫通孔の変形例を示す
平面図である。
【図4】図1の連結部材における結合部の変形例を示す
平面図である。
【図5】(A)は図1の連結部材における貫通孔の他の
変形例を示す平面図、(B)は同断面図である。
【図6】図1の変形例を示す断面図である。
【図7】この発明の連結部材を建築構造物の外装板とし
て使用する場合をしめす断面図である。
【図8】この発明の第2実施例を示す断面図である。
【図9】この発明の第3実施例を示す断面図である。
【図10】この発明の第4実施例を示す断面図である。
【図11】この発明の第5実施例を示す断面図である。
【図12】この発明の第6実施例を示す断面図である。
【図13】この発明の第7実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C…成形体、2…連結部材、3…結合部
、4…連結部、5…貫通孔、21…建築構造物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  硬化性もしくは固化性を有する複数の
    成形体を連結する連結部材であって、上記成形体に埋設
    される結合部と、両結合部を連結し、折り曲げ方向に変
    形可能な連結部とを備え、上記結合部は、この結合部が
    上記成形体に埋設された状態で成形体が硬化もしくは固
    化することによって埋められる多数の貫通孔を有してな
    る埋設連結部材。
JP15580491A 1991-05-29 1991-05-29 埋設連結部材 Pending JPH04353138A (ja)

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