JPH04352965A - 呼吸機器回路内の消毒方法 - Google Patents
呼吸機器回路内の消毒方法Info
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- JPH04352965A JPH04352965A JP3127796A JP12779691A JPH04352965A JP H04352965 A JPH04352965 A JP H04352965A JP 3127796 A JP3127796 A JP 3127796A JP 12779691 A JP12779691 A JP 12779691A JP H04352965 A JPH04352965 A JP H04352965A
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- disinfectant
- gas
- carrier gas
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Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は麻酔器、人工呼吸器等の
呼吸回路内の消毒方法に関する。
呼吸回路内の消毒方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】麻酔器、人工呼吸器等における呼吸回路
内の消毒は、相互感染を防止するために極めて重要であ
り、現在は呼吸回路内に消毒用アルコール、ホルマリン
等の消毒薬を窒素等をキャリアガスとして送入して消毒
を行っており、その手段として例えば特開昭５２−２３
８８８号が開示されている。
内の消毒は、相互感染を防止するために極めて重要であ
り、現在は呼吸回路内に消毒用アルコール、ホルマリン
等の消毒薬を窒素等をキャリアガスとして送入して消毒
を行っており、その手段として例えば特開昭５２−２３
８８８号が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来手段における消毒
方法において、手術の終了直後等の場合、患者の呼気に
含まれる水分が呼吸回路に付着しており、これが残存し
た状態で消毒工程を行うときは、該付着残存する水分の
ため消毒薬が希釈され、充分な消毒効果が得られなかっ
た。
方法において、手術の終了直後等の場合、患者の呼気に
含まれる水分が呼吸回路に付着しており、これが残存し
た状態で消毒工程を行うときは、該付着残存する水分の
ため消毒薬が希釈され、充分な消毒効果が得られなかっ
た。
【０００４】また、消毒工程における余剰消毒ガスの放
出および消毒工程終了後の呼吸回路内に残存する消毒薬
の排除工程における排除用キャリアガスは、いづれも直
接大気に排気するため、その拡散により薬臭を生ずる等
の不都合があった。
出および消毒工程終了後の呼吸回路内に残存する消毒薬
の排除工程における排除用キャリアガスは、いづれも直
接大気に排気するため、その拡散により薬臭を生ずる等
の不都合があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来手段に
おける残存水分のための消毒効果の効率低下と、消毒ガ
スおよび残存消毒薬の排除用キャリアガスの直接大気放
出による不都合を排除することを目的としてなされたも
ので、呼吸回路内に消毒薬を含むキャリアガスを送込む
消毒工程と、次いで消毒工程を終了した呼吸回路内にキ
ャリアガスを送込んで呼吸回路内の残存消毒薬を外部に
放出する消毒薬排除工程を行うものにおいて、消毒工程
の前に、呼吸回路内に乾燥ガスを送込んで、患者の呼気
により呼吸回路に付着した水分を排除する乾燥工程を行
うことを特徴とし、更に、呼吸回路内に消毒薬を含むキ
ャリアガスを送込む消毒工程と、次いで消毒工程を終了
した呼吸回路にキャリアガスを送込んで呼吸回路内の残
存消毒薬を外部に放出する消毒薬排除工程を行うものに
おいて、該消毒工程における消毒薬を含んだキャリアガ
スと、消毒薬排除工程における該キャリアガスを、水中
を経て大気に放出させることにより該キャリアガスに含
まれる消毒薬を水に吸収除去させて放出することを特徴
とする。
おける残存水分のための消毒効果の効率低下と、消毒ガ
スおよび残存消毒薬の排除用キャリアガスの直接大気放
出による不都合を排除することを目的としてなされたも
ので、呼吸回路内に消毒薬を含むキャリアガスを送込む
消毒工程と、次いで消毒工程を終了した呼吸回路内にキ
ャリアガスを送込んで呼吸回路内の残存消毒薬を外部に
放出する消毒薬排除工程を行うものにおいて、消毒工程
の前に、呼吸回路内に乾燥ガスを送込んで、患者の呼気
により呼吸回路に付着した水分を排除する乾燥工程を行
うことを特徴とし、更に、呼吸回路内に消毒薬を含むキ
ャリアガスを送込む消毒工程と、次いで消毒工程を終了
した呼吸回路にキャリアガスを送込んで呼吸回路内の残
存消毒薬を外部に放出する消毒薬排除工程を行うものに
おいて、該消毒工程における消毒薬を含んだキャリアガ
スと、消毒薬排除工程における該キャリアガスを、水中
を経て大気に放出させることにより該キャリアガスに含
まれる消毒薬を水に吸収除去させて放出することを特徴
とする。
【０００６】
【実施例】本発明を実施する装置と、その作動内容を図
１乃至図３により説明する。
１乃至図３により説明する。
【０００７】装置は図で示すように送気ポンプ等のガス
源１、ヒータ２、消毒薬槽３、水槽４と適数の切替えコ
ック５、６、７から構成され、麻酔器、人工呼吸器等の
呼吸回路Ａは消毒薬槽３と水槽４間に切替えコック６、
７を介して接続して消毒作業を行う。
源１、ヒータ２、消毒薬槽３、水槽４と適数の切替えコ
ック５、６、７から構成され、麻酔器、人工呼吸器等の
呼吸回路Ａは消毒薬槽３と水槽４間に切替えコック６、
７を介して接続して消毒作業を行う。
【０００８】次に、この装置により本発明による呼吸回
路Ａの消毒方法について説明する。消毒工程に先立ち、
手術中患者の呼気によって呼吸回路Ａに付着した水を除
去するため乾燥工程を行う。
路Ａの消毒方法について説明する。消毒工程に先立ち、
手術中患者の呼気によって呼吸回路Ａに付着した水を除
去するため乾燥工程を行う。
【０００９】乾燥工程は、ポンプ等のガス源１を駆動し
て各コック５、６、７の切替えによりエアまたは適当な
キヤリアガスをヒータ２で適温に加熱することにより乾
燥ガスとして呼吸回路Ａに送込み、回路Ａに付着した水
分を乾燥除去し、処理ガスはコック７を経て矢示のよう
に大気に放出させる。
て各コック５、６、７の切替えによりエアまたは適当な
キヤリアガスをヒータ２で適温に加熱することにより乾
燥ガスとして呼吸回路Ａに送込み、回路Ａに付着した水
分を乾燥除去し、処理ガスはコック７を経て矢示のよう
に大気に放出させる。
【００１０】この場合ヒータ２の位置はガス源１と呼吸
回路Ａ間の任意位置に設けられる。またヒータ２として
は電熱式或いは温水等その熱源は任意であり、更にヒー
タ２は図示のようにキャリアガスの流路に設けることな
くボンベから乾燥ガスを送込むことも可能である。
回路Ａ間の任意位置に設けられる。またヒータ２として
は電熱式或いは温水等その熱源は任意であり、更にヒー
タ２は図示のようにキャリアガスの流路に設けることな
くボンベから乾燥ガスを送込むことも可能である。
【００１１】上記乾燥工程を終了した後、タイマー作動
等によって、コック５、６、７を切替えて消毒工程を行
う。
等によって、コック５、６、７を切替えて消毒工程を行
う。
【００１２】消毒工程は図２で示すようにガス源１から
のキヤリアガスを消毒薬槽３を通して消毒薬を連行し、
コック６を経て呼吸回路Ａに送込んで、前工程の乾燥工
程によって付着残留する水分を完全に除去した供給回路
Ａ内を消毒し、消毒作用を終った消毒ガスはコック７を
経て水槽４内の水中に泡沫状に潜通させて、消毒薬を含
んだキャリアガス中の消毒薬を水に吸収除去することに
より消毒ガス濃度を希釈させた後、大気に放出する。上
記一定時間の消毒工程を終了した後、消毒工程により呼
吸回路Ａ内に残存する消毒薬の除去工程を行う。
のキヤリアガスを消毒薬槽３を通して消毒薬を連行し、
コック６を経て呼吸回路Ａに送込んで、前工程の乾燥工
程によって付着残留する水分を完全に除去した供給回路
Ａ内を消毒し、消毒作用を終った消毒ガスはコック７を
経て水槽４内の水中に泡沫状に潜通させて、消毒薬を含
んだキャリアガス中の消毒薬を水に吸収除去することに
より消毒ガス濃度を希釈させた後、大気に放出する。上
記一定時間の消毒工程を終了した後、消毒工程により呼
吸回路Ａ内に残存する消毒薬の除去工程を行う。
【００１３】消毒薬排除工程は図３で示すように、ガス
源１から適当なキャリアガスを、その流路にヒータ２を
設けた場合は該ヒータ２でキャリアガスを適温に加熱し
、或いはヒータ２による加熱を行うことなくキャリアガ
スを呼吸回路Ａ内に通して、前工程の消毒工程により呼
吸回路Ａに残存する消毒薬を連行して呼吸回路Ａ内を清
浄化し、キャリアガスはコック７を経て水槽４内に吹込
み、泡沫状として水中を通すことによりキャリアガスに
連行される残存消毒薬を水に吸収除去した後、キャリア
ガスを大気に放出する。
源１から適当なキャリアガスを、その流路にヒータ２を
設けた場合は該ヒータ２でキャリアガスを適温に加熱し
、或いはヒータ２による加熱を行うことなくキャリアガ
スを呼吸回路Ａ内に通して、前工程の消毒工程により呼
吸回路Ａに残存する消毒薬を連行して呼吸回路Ａ内を清
浄化し、キャリアガスはコック７を経て水槽４内に吹込
み、泡沫状として水中を通すことによりキャリアガスに
連行される残存消毒薬を水に吸収除去した後、キャリア
ガスを大気に放出する。
【００１４】以上の消毒工程及び消毒薬排除工程におけ
るキャリアガスもポンプにより搬送させることなく、ボ
ンベに詰込んだキャリアガスを使用してもよい。
るキャリアガスもポンプにより搬送させることなく、ボ
ンベに詰込んだキャリアガスを使用してもよい。
【００１５】
【発明の効果】本発明によるときは、麻酔器或いは人工
呼吸器等の呼吸回路内の消毒工程に先立って、呼吸回路
内に乾燥ガスを通すことによって、手術時において患者
の呼気によって呼吸回路に付着残存する水分を除去する
ため、該付着水分によって消毒工程での消毒薬が希釈さ
れて充分な消毒効果を得られない弊害を排除して的確に
消毒効果を得られ、また、消毒工程および次いで行われ
る消毒薬排除工程における消毒ガスと消毒薬排除用キャ
リアガスは、夫々の作用後水中を通してガス中の消毒薬
を水に吸収除去して大気に放出するから放出ガスは消毒
薬の薬臭なく、従ってこれら放出ガスにより周辺環境に
不都合を与えることがない等の効果を有する。
呼吸器等の呼吸回路内の消毒工程に先立って、呼吸回路
内に乾燥ガスを通すことによって、手術時において患者
の呼気によって呼吸回路に付着残存する水分を除去する
ため、該付着水分によって消毒工程での消毒薬が希釈さ
れて充分な消毒効果を得られない弊害を排除して的確に
消毒効果を得られ、また、消毒工程および次いで行われ
る消毒薬排除工程における消毒ガスと消毒薬排除用キャ
リアガスは、夫々の作用後水中を通してガス中の消毒薬
を水に吸収除去して大気に放出するから放出ガスは消毒
薬の薬臭なく、従ってこれら放出ガスにより周辺環境に
不都合を与えることがない等の効果を有する。
【図１】 乾燥工程の作用を示す本発明の系統線
図
図
【図２】 消毒工程の作用を示す本発明の系統
線図
線図
【図３】 消毒薬排除工程の作用を示す本発
明の系統線図
明の系統線図
Claims (2)
- 【請求項１】 呼吸機器回路内に消毒薬を含むキャリ
アガスを送込む消毒工程と、次いで消毒工程を終了した
呼吸回路内にキャリアガスを送込んで呼吸回路内の残存
消毒薬を外部に放出する消毒薬排除工程を行うものにお
いて、消毒工程の前に、呼吸回路内に乾燥ガスを送込ん
で、患者の呼気により呼吸回路に付着した水分を除去す
る乾燥工程を行うことを特徴とする呼吸機器回路内の消
毒方法。 - 【請求項２】 呼吸機器回路内に消毒薬を含むキャリ
アガスを送込む消毒工程と、次いで消毒工程を終了した
呼吸回路内にキャリアガスを送込んで呼吸回路内の残存
消毒薬を外部に放出する消毒薬排除工程を行うものにお
いて、該消毒工程における送込み消毒ガスと、消毒薬排
除工程における送込みキャリアガスを、水中を経て大気
に放出させることにより該キャリアガスに含まれる消毒
薬を水に吸収排除させて放出することを特徴とする呼吸
機器回路内の消毒方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3127796A JPH0634830B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 呼吸機器回路内の消毒方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3127796A JPH0634830B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 呼吸機器回路内の消毒方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04352965A true JPH04352965A (ja) | 1992-12-08 |
| JPH0634830B2 JPH0634830B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=14968891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3127796A Expired - Lifetime JPH0634830B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 呼吸機器回路内の消毒方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634830B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007069922A1 (en) * | 2005-12-15 | 2007-06-21 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Breathing assistance apparatus |
| CN106964041A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-07-21 | 无锡圣诺亚科技有限公司 | 单回路消毒型呼吸支持设备用呼吸系统 |
| CN112089934A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-18 | 渠银平 | 一种新生儿无创呼吸机管道护理设备 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3127796A patent/JPH0634830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007069922A1 (en) * | 2005-12-15 | 2007-06-21 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Breathing assistance apparatus |
| US8741220B2 (en) | 2005-12-15 | 2014-06-03 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Breathing assistance apparatus |
| US9526807B2 (en) | 2005-12-15 | 2016-12-27 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Breathing assistance apparatus |
| US10512702B2 (en) | 2005-12-15 | 2019-12-24 | Fisher & Paykel Healthcare Limited | Breathing assistance apparatus |
| CN106964041A (zh) * | 2017-04-10 | 2017-07-21 | 无锡圣诺亚科技有限公司 | 单回路消毒型呼吸支持设备用呼吸系统 |
| CN112089934A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-18 | 渠银平 | 一种新生儿无创呼吸机管道护理设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0634830B2 (ja) | 1994-05-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19941025 |