JPH0435288Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0435288Y2
JPH0435288Y2 JP3069687U JP3069687U JPH0435288Y2 JP H0435288 Y2 JPH0435288 Y2 JP H0435288Y2 JP 3069687 U JP3069687 U JP 3069687U JP 3069687 U JP3069687 U JP 3069687U JP H0435288 Y2 JPH0435288 Y2 JP H0435288Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
chute
width
posture regulating
tubes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3069687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63139210U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3069687U priority Critical patent/JPH0435288Y2/ja
Publication of JPS63139210U publication Critical patent/JPS63139210U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0435288Y2 publication Critical patent/JPH0435288Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chutes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ICデバイス製造における後工程、
主に組立終了後の検査工程において、ICデバイ
スを再充填する前の空チユーブを、断面方向を乱
さずに搬送する工程等に用いるチユーブシユート
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ICデバイスの高温通電検査等を行う部
品作業装置において、検査前のICデバイスを上
部よりチユーブで供給し、空のチユーブを下部に
セツトして検査済みのICデバイスをチユーブ内
に再収容するICハンドラを備えたものがある。
このようなICハンドラにおいて、チユーブの供
給および取出しは人手で行つていた。
そこで、上記作業の自動化を図つた装置とし
て、検査前ICデバイスの収容されたチユーブを
ICハンドラの上部へセツトするとともに、ここ
でICデバイスを排出して空になつたチユーブを
ICハンドラの下部へチユーブシユート装置で搬
送するものを考えた。
第5図はそのチユーブシユート装置50′およ
び整列装置30′を示す。整列装置30′は、固定
杆30とこの固定杆30に対して浮沈する矩形環
状軌道31bの周期運動を行う送り杆31とから
なる。チユーブ1は送り杆31の周期運動により
矢印Q方向に搬送されて送り杆31上に断面方向
を整列して並べられる。並べられたチユーブ1
は、部品搬入装置(図示せず)により複数本同時
に把持してICハンドラに供給され、ICデバイス
の排出後に送り杆31の元の位置に戻される。戻
された空気のチユーブ1は、送り杆31の周期運
動によつてチユーブシユート装置50の上端に落
とし込まれ、下部で複数本重なつて貯められる。
チユーブシユート装置50は、シリンダ54′で
挿脱駆動される姿勢規制ストツパ52′,53′を
上端近傍と中間部との2箇所に設けてあり、チユ
ーブ1は断面方向を真下に向く方向として落下さ
せられる。また、チユーブ1は長手方向の重心の
ずれや、ガイド壁51aとの偏つた摩耗により片
落ちの場合が生じるが、中間高さの姿勢規制スト
ツパ53′で一時的に受け止められることにより、
落下時の長手方向の姿勢が水平に修正される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
チユーブ1は、成型時や繰り返し使用による経
年変化、および使用中の外圧による変形などがあ
り、寸法に若干のばらつきがある。特に、チユー
ブ1の断面の横幅lがガイド壁51a間の幅Lよ
りも大きい場合は詰まりの要因となり、かつ著し
く小さい場合は落下時に回転が生じ、チユーブシ
ユート装置50′の下部に溜められたチユーブ1
の断面方向が乱れる。そのため、ガイド壁51a
間の幅Lはチユーブ1の横幅lに合わせてできる
だけ小さくしてある。しかし、そのためチユーブ
1の詰まりが十分に防止することができないとい
う問題点がある。
この考案の目的は、チユーブの円滑な落下が行
え、かつ内部でのチユーブの回転を防止して下部
に溜められるチユーブの断面方向を揃えることの
できるチユーブシユート装置を提供することであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のチユーブシユート装置は、電子部品
を収容する断面形状略台形のチユーブの下底面の
幅だけ略離れて対面する一対のガイド壁を有し前
記チユーブを前記下底面が上向きとなる水平姿勢
で落下させるシユート本体と、前記ガイド壁から
内部に挿脱可能に設けられて上面が挿入方向前方
に降下した傾斜面となり前記チユーブを受けて若
干傾かせる姿勢規制ストツパと、この姿勢規制ス
トツパの挿脱駆動装置とを備えたものである。
〔作用〕
この考案の構成によると、上面が傾斜した姿勢
規制ストツパを設けたので、チユーブはこの姿勢
規制ストツパで一時的に受けられることにより断
面方向が傾いて落下する。姿勢規制ストツパは挿
入方向前方が下降する傾斜であるため、これを引
いた時にチユーブに回転力が加わらず、チユーブ
は姿勢規制ストツパの上面と同じ傾き角度のまま
落下する。このように断面方向を傾けるため、落
下姿勢におけるチユーブの横幅が小さくなり、寸
法ばらつきも小さくなる。すなわち、チユーブの
水平姿勢の横幅をl、落下時の傾き角度をθとす
ると、傾き時の横幅はlcos θとなり、寸法ばら
つきもΔlからΔlcos θとなる。そのため、ガイ
ド壁間の幅をできるだけ小さくしてチユーブの回
転を防止するようにしても、チユーブの寸法ばら
つき等の影響が小さく詰まりのない円滑な落下が
得られる。また、チユーブの回転を防止できるの
で、下部に溜められるチユーブの断面方向を揃え
ることができる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に基
づいて説明する。このチユーブシユート装置50
は、電子部品3を収容する断面形状略台形のチユ
ーブ1の下底面1aの幅lだけ略離れて対面する
一対のガイド壁51aを有しチユーブ1を下底面
1aが上向きとなる水平姿勢で落下させるシユー
ト本体51と、ガイド壁51aから内部に挿脱可
能に設けられて上面52a,53aが挿入方向前
方に下降した傾斜面となりチユーブ1を受けて若
干傾かせる姿勢規制ストツパ52,53と、この
姿勢規制ストツパ52,53の挿脱駆動装置54
とを備えたものである。シユート本体51の上端
と隣り合つて、このチユーブシユート装置50に
対するチユーブ供給装置となる整列装置30′が
設けてある。
チユーブ1は、断面形状の外周が略台形の溝形
に形成されたものであり、両面にリード3aが一
側へ空出した形状の電子部品3が多数個整列して
充填される。電子部品3はICデバイスまたは抵
抗等からなる。チユーブ1の一端はゴム製等の栓
体(図示せず)で閉じてある。
姿勢規制ストツパ52,53は側面形状錐形と
してあり、挿脱駆動装置54はシリンダ装置また
は電磁ソレノイド等からなる。姿勢規制ストツパ
52,53は、シユート本体51の上端近傍と中
間高さとに設けてあり、挿脱駆動装置54はブラ
ケツト54aでシユート本体51に設置してあ
る。シユート本体51は、第2図に示すように両
ガイド壁51aを各々間隔を開けて左右に分離
し、かつ端壁51bを設けてある。シユート本体
51の下端にはチユーブ1を一本ずつ切出す切出
装置56を設け、かつその切出されたチユーブ1
を電子部品の再充填のために横移送する再充填装
置42が付設してある。57は切出装置56のチ
ユーブ受けシリンダ、58は同じくそのチユーブ
押しシリンダである。
整列装置30′は各々一対づつ水平に設けた固
定杆30および送り杆31からなり、チユーブ1
を受ける受け凹部30aおよび嵌合凹部31aを
各々設けてある。送り杆31は固定杆30に対し
て浮沈する矩形環状軌道31b(第1図)の周期
運動を行う。第2図の45は、部品作業装置40
(第3図)の部品シヤツタを示す。
第3図および第4図は、各々このチユーブシユ
ート装置をICデバイスの高温通電検査等を行う
部品作業装置に組込んだ設備の概略側面図および
概略正面図である。40はICハンドラを有する
部品作業装置であり、ローダ41およびアンロー
ダ49を上下に有する。ローダ41は、整列装置
30′の送り杆31上の8本のチユーブ1を同時
に把持し、部品作業装置40の部品投入口に一致
した各度(第3図の鎖線状態)に部品シヤツタ4
5と共に傾かせるものである。これにより、各チ
ユーブ1内の電子部品3は自重で排出される。電
子部品3の排出された空のチユーブ1は、送り杆
31の元の位置に戻され、送り杆31の動作によ
つてチユーブシユート装置50に落とし込まれ
る。44はローダ41の傾動駆動用シリンダであ
る。チユーブシユート装置50に落し込まれた空
チユーブ1は部品作業装置40の良品出口46か
ら排出された良品の電子部品3が再充填装置42
によつて再充填され、バケツト47に落とされ
る。第4図において2はチユーブマガジンであ
り、電子部品3の収容されたチユーブ1が複数列
で積載してある。チユーブマガジン2のチユーブ
1はチユーブ切出装置10で切出され、横送り手
段17および縦送り手段25を介して整列装置3
0′へ送られる。42′は検査済みの電子部品3を
排出する不良品排出部であり、複数本のチユーブ
1が手作業で差込んである。
上記構成の動作を第1図と共に説明する。整列
装置30′上に並んだ空の各チユーブ1は、送り
杆31の矩形周期運動によりシユート本体51内
に落し込まれる。この際、上端の姿勢規制ストツ
パ52はシユート本体51内に突出しており、チ
ユーブ1が姿勢規制ストツパ52に受けられて送
り杆31のみがシユート本体51外に出る。送り
杆31の上昇動作(矢印R)時に姿勢規制ストツ
パ52がシユート本体51外に引込み、チユーブ
1が落下する。シユート本体51内を落下すると
き、チユーブ1の長手方向の重心のずれ、または
ガイド壁51aとの偏つた摩擦により片落ちの場
合が生じるが、途中で中間高さの姿勢規制ストツ
パ53で受けられることにより、長手方向の落下
時の姿勢が水平に修正される。
チユーブ1の落下の円滑は次のようして得られ
る。すなわち、姿勢規制ストツパ52,53の上
面52a,53aを傾斜面としたので、チユーブ
1はこの姿勢規制ストツパ52,53で一時的に
受けられることにより断面方向が傾いて落下す
る。姿勢規制ストツパ52,53は、挿入方向前
方が下降する傾斜であるため、これを引いたとき
に回転力が加わらず、チユーブ1は姿勢規制スト
ツパ52,53の上面52a,53aと同じ傾き
角度のまま落下する。このように断面方向を傾け
るため、落下姿勢におけるチユーブ1の横幅が小
さくなり、寸法ばらつきも小さくなる。すなわ
ち、チユーブ1の水平姿勢の横幅をl、落下時の
傾き角度をθとすると、傾き時の横幅はlcos θ
となり、寸法ばらつきもΔlからΔlcos θとなる。
そのため、ガイド壁51a間の幅Lをできるだけ
小さくしてチユーブ1の回転を防止するようにし
ても、チユーブ1の寸法ばらつき等の影響が小さ
く、詰まりのない円滑な落下が得られる。また、
チユーブ1の回転を防止できるので、下部に溜め
られるチユーブ1の断面方向を揃えることができ
る。そのため、後工程でシユート本体51からチ
ユーブ1を取出して電子部品3の際充填を行う作
業が円滑に行える。
また、このチユーブシユート装置50は、シユ
ート形式であるため、他の形式の搬送手段と異な
り、駆動部が姿勢規制ストツパ52,53のみで
あつて構造が簡単であり、保守、保全が容易で安
価である。しかもシユート形式であるため、下部
をチユーブ1のストツカとして兼用できる。
〔考案の効果〕
この考案のチユーブシユート装置は、上面が傾
斜した姿勢規制ストツパを設けたので、チユーブ
はこの姿勢規制ストツパで一時的に受けられるこ
とにより断面方向が傾いて落下する。姿勢規制ス
トツパは挿入方向前方が降下する傾斜であるた
め、これを引いた時にチユーブに回転力が加わら
ず、チユーブは姿勢規制ストツパの上面と同じ傾
き角度のまま落下する。このように断面方向を傾
けるため、落下姿勢におけるチユーブの横幅が小
さくなり、寸法ばらつきも小さくなる。すなわ
ち、チユーブの水平姿勢の横幅をl、落下時の傾
き角度をθとすると、傾き時の横幅はlcos θと
なり、寸法ばらつきΔlからΔlcos θとなる。そ
のため、ガイド壁間の幅をできるだけ小さくして
チユーブの回転を防止するようにしても、チユー
ブの寸法ばらつき等の影響が小さく詰まりのない
円滑な落下が得られる。また、チユーブの回転を
防止できるので、下部に溜められるチユーブの断
面方向を揃えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
はその斜視図、第3図および第4図は各々同じく
そのチユーブシユート装置を部品作業装置に組付
けた設備の概略正面図、および概略側面図、第5
図はチユーブシユート装置の提案例の断面図であ
る。 1……チユーブ、3……電子部品、30′……
整列装置、40……部品作業装置、50……チユ
ーブシユート装置、51……シユート本体、51
a……ガイド壁、52,53……姿勢規制ストツ
パ、54……挿脱駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子部品を収容する断面形状略台形のチユーブ
    の下底面の幅だけ略離れて対面する一対のガイド
    壁を有し前記チユーブを前記下底面が上向きとな
    る水平姿勢で落下させるシユート本体と、前記ガ
    イド壁から内部に挿脱可能に設けられて上面が挿
    入方向前方に下降した傾斜面となり前記チユーブ
    を受けて若干傾かせる姿勢規制ストツパと、この
    姿勢規制ストツパの挿脱駆動装置とを備えたチユ
    ーブシユート装置。
JP3069687U 1987-03-03 1987-03-03 Expired JPH0435288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3069687U JPH0435288Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3069687U JPH0435288Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63139210U JPS63139210U (ja) 1988-09-13
JPH0435288Y2 true JPH0435288Y2 (ja) 1992-08-21

Family

ID=30835745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3069687U Expired JPH0435288Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0435288Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6886802B2 (ja) * 2016-11-15 2021-06-16 株式会社Fuji スティックフィーダおよび電子部品実装機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63139210U (ja) 1988-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5181818A (en) Method for shifting goods and apparatus therefor
JPH0640544A (ja) 部品分離・搬送装置およびその方法
JPH0435288Y2 (ja)
CN114348596A (zh) 一种自动焊接组装包装机
JP3077564B2 (ja) 物品処理装置
JP2017065748A (ja) 容器クリーニング装置
JP6875754B2 (ja) 容器供給装置
JPH09175508A (ja) 長物農産物の箱詰装置
JPH0829833B2 (ja) トレ−給排装置
JPH0511216Y2 (ja)
JP2002114202A (ja) 魚体計量充填装置
JPS6257104B2 (ja)
JP6704635B2 (ja) 容器供給装置
KR100285527B1 (ko) 수직식 핸들러의 슬리브 입구 벌림장치
CN112109938B (zh) 一种组合螺栓自动组装机的出料装置
JPH0511217Y2 (ja)
JPH0141693Y2 (ja)
JP6762502B2 (ja) 容器供給装置
JP6624673B2 (ja) 容器供給装置
CN218620276U (zh) 一种消毒液瓶的上料机构
KR20100006988A (ko) 비전검사장비의 로더장치
JPH0439224Y2 (ja)
JP2020001929A (ja) 容器供給装置
JP6678418B2 (ja) 仕分装置
JPH08337213A (ja) 包装食品のトレイ充填搬送装置