JPH04352868A - セルロース系繊維含有布を処理するための方法及び装置 - Google Patents

セルロース系繊維含有布を処理するための方法及び装置

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JPH04352868A
JPH04352868A JP3205261A JP20526191A JPH04352868A JP H04352868 A JPH04352868 A JP H04352868A JP 3205261 A JP3205261 A JP 3205261A JP 20526191 A JP20526191 A JP 20526191A JP H04352868 A JPH04352868 A JP H04352868A
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    • D06M2101/06Vegetal fibres cellulosic

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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルロース系繊維含有
布及びこの布から製造された製品を触媒存在下で架橋剤
で処理し、パーマネントプレス特性及び耐縮特性を改良
することに関する。
【0002】
【従来の技術】セルロース系繊維(例えば、綿、リンネ
ル、麻、レーヨン等)及びセルロース系繊維を含有する
混合繊維を、二酸化硫黄等の架橋促進触媒の存在下で、
ホルムアルデヒド等の架橋剤を用いて処理し、布及びこ
の布から製造された製品のパーマネントプレス特性(す
なわち防皺性)及び収縮特性を改良することは、公知文
献において開示されており、繊維処理業者によく知られ
ている。本方法の物理化学も開示されており、セルロー
ス含有布及びこの布から製造された服飾製品における架
橋処理の効果は、広く研究され、公開されている。
【0003】従来法の例が特許公報に記載されており、
そこでは、従来の試みは、架橋処理を、低コストで、大
量に(すなわち、商業規模)、効果的な方法で、最終的
な服飾製品に応用するに当たっての、いくつかのより実
際的な問題を解決することを意図したシステム並びに一
般的にセルロース系材料に対する架橋処理システムをも
たらした。
【0004】従来の方法及びシステムによって解決され
ることが意図された問題は、当該分野の発明者に対して
与えられた種々の特許に記載されているが、この議論は
、最終的な服飾製品及び大量かつ連続的な長さの布を形
成するセルロース系布及びセルロース系混合布を処理し
、連続的に生産するための、服飾品及び布のパーマネン
トプレス特性及び耐縮特性を改良することに基づく従来
システムに関連する。特許公報に記載されている、セル
ロース系布及びこの布から製造される製品を処理する1
つのアプローチは、密閉チャンバーにおいて水蒸気及び
気体状触媒と共に気体状架橋剤を用いることによって衣
料品を処理することを包含し、これらは、例えば、米国
特許第3,660,013号(G.Payet,J.F
org.,5月2日、1972)及び第3,712,0
86号(1月23日、1973)に記載されている。 この方法は、固体パラホルムアルデヒドの粉末を、処理
される衣料品を含むチャンバーで熱することによって気
相架橋剤を発生させ、その後本気体をチャンバーにおい
て水蒸気及び二酸化硫黄等の気体状架橋促進触媒と混合
し、本混合物を衣料品に浸透させることを包含する。こ
の後チャンバーの温度は一定期間下げられ、その後布及
び架橋剤の架橋温度まで上げられる。本方法は、好結果
をもたらすが、ホルムアルデヒドを気化するために用い
られる、熱せられたトレーの定常的な洗浄及び保全を必
要とし、また、布の含水量は、さほど重要ではないが、
制御することが難しく、更に、布に吸収された過剰のホ
ルムアルデヒドは布を弱めるので、架橋処理の後、残り
の架橋していないホルムアルデヒドを衣料品から注意深
く洗浄し、不所望のホルムアルデヒドの臭気及び衣料品
に残った刺激物を除去しなければならないという欠点を
有する。
【0005】米国特許第3,837,799号(K.W
.Wilson,R.Swidler,J.P.Gam
arra.,9月24日、1974)において、鉱油中
のパラホルムアルデヒドを熱することによって生じた気
体状ホルムアルデヒドを用い、潜触媒があらかじめ適用
されたセルロース系繊維含有布を約90〜150℃の反
応チャンバーにおいて、気体状ホルムアルデヒドに供し
、セルロース系繊維含有布から防皺性衣料品を製造する
方法が記載されている。この方法において、本布を触媒
及びホルムアルデヒドに曝らすために2つの制御された
手順が要求され、本方法は、感温性かつ感湿性であり、
ホルムアルデヒド及び水溶性触媒を布から注意深く洗浄
することが要求される。
【0006】米国特許第3,960,482号及び第3
,960,483号(G.L.Payet.,6月1日
、1976)は、布を水溶性触媒を用いて前処理し、こ
れを、布及びホルムアルデヒドを架橋温度で硬化する(
架橋する)前に、ホルムアルデヒド蒸気及び水分に供す
る同じような手順を包含するパーマネントプレス方法を
開示している。従来のシステムの問題点がこの特許にお
いて議論されているが、特に毒ガス及び気体状触媒の存
在下で布の含水量を正確に制御することの難しさが議論
されている。本特許に記載されている方法に従うと、セ
ルロース繊維の含水量は制御されているので、架橋する
ホルムアルデヒド蒸気に曝らされたとき、セルロース繊
維は20重量%以上の水分及び選択された量の触媒を含
有する。これより、低温(すなわち、室温)で、従来の
手順に比べてかなり低い濃度(6体積%)のホルムアル
デヒドを用いて本方法を遂行することが可能になる。 この方法は、以前に用いられた方法と同様に、水分、ホ
ルムアルデヒド及び触媒を布に別々に適用することが必
要で、またそれを成功させるために、布の含水量にかな
り依存していた。水分は、噴霧、ミスト及び煙霧として
布に導入され、または単独でもしくは触媒と共に布にパ
ジングされる。これは、気体状架橋剤を発生させ、それ
をできるだけ早く均一に布に適用させるという問題を残
した。恐らく、本特許に記載された方法に従って用いら
れる架橋ホルムアルデヒド蒸気は、固体のパラホルムア
ルデヒドを気化することによって発生され、これは既に
議論した保全の問題を引き起こす。
【0007】米国特許第3,865,545(J.H.
Forg,G.L.Payet)はセルロース系繊維製
品にパーマネントプレスを施すための処理のためのもう
1つの方法を開示している。本方法は固体パラホルムア
ルデヒドを反応チャンバーにおいて気化し、布製品を、
一定期間、120。F〜約140。Fの範囲の初期温度
で、ホルムアルデヒド蒸気、水蒸気及び気体状触媒に曝
らし、ついで、本布を手順の完了する時間まで、10〜
30。Fまで冷却することを包含する。その後水蒸気及
び新鮮な空気を製品上に循環させ、残りの臭気を洗浄す
る。前記の方法におけるように、温度同様、布の含水量
、架橋剤の濃度及び触媒含量の制御がある程度重要であ
る。固体パラホルムアルデヒドの気化は正確に制御する
ことが難しく、ホルムアルデヒド蒸気を発生させるシス
テムは、保全が重要である。
【0008】改良されたパーマネントプレス特性を付与
するための連続布及び/又は衣料品の連続処理のための
方法が、米国特許第3,884,632号(G.L.P
ayet,B.D.Brummet.,5月20日、1
975)に記載されている。この特許されたシステムに
おいて、処理される材料は連続処理ステーションを通り
、そこで、連続的に、水分を与えられ、ホルムアルデヒ
ド(固体パラホルムアルデヒドを気化することで発生す
る)及び触媒に供され、熱せられ、架橋され、洗浄され
る。
【0009】米国特許第4,032,294号(R.D
.Thompson,D.Thompson,M.A.
Beeley.,6月28日、1977)は一連の作業
ステーション及びチャンバーを用いて衣料品を連続処理
し、等しい大きさのバッチの衣料品を加工する、同じよ
うな方法を開示している。
【0010】米国特許第3,706,526号(R.S
widler,K.Wilson.,12月19日、1
972)はセルロース系布を処理するためのホルムアル
デヒド及び二酸化硫黄を用いたパーマネントプレス方法
を開示している。布の含水量は、自律反応(架橋)を達
成するために非常に重要であると記載されているが、水
分、気体状ホルムアルデヒド及び気体状触媒はすべて異
なるルート及び装置によって布に運ばれるので、布に達
する化学薬品及び水分の適切な割合を維持するためにシ
ステムを全時間に渡って注意深く制御することが要求さ
れる。
【0011】米国特許第4,067,688号(G.L
.Payet.,1月10日、1978)は高湿環境下
においてホルムアルデヒド蒸気及び液体状触媒(アリー
ルスルホン酸液、又はアリールスルホン酸)を用いたセ
ルロース系繊維含有布に対するパーマネントプレス方法
を開示している。水分、ホルムアルデヒド及び触媒は一
般に本方法において異なるルートを介して導入され、操
作パラメータを注意深く制御することが要求される。
【0012】前記の議論から、セルロース系繊維含有布
及びこの布から製造された衣料品をパーマネントプレス
及び収縮制御処理するための、単純化され、費用の面で
も有効な、大量生産方法は、当業者においてはまだ知ら
れていないことが明らかである。布の含水量を厳密に制
御する必要性を排除し、所定量の水分、架橋剤及び触媒
を単純化された1工程で適用させることはかなり望まし
い。布を架橋剤及び触媒へ曝らす時間、硬化温度及び硬
化時間等制御すべき他の変数がわずかになるからである
。考慮中のタイプの処理方法を周囲(すなわち部屋)温
度で遂行することもまた可能であればかなり望ましく、
これによって、エネルギー消費が減少し、本方法を遂行
するのに必要な制御を単純化できる。最後に、理想的な
方法は、必要な処理を遂行するのに最小限の架橋剤を使
用し、それによって、化学薬品のコストを減少させ、処
理された布から架橋していない化学薬品を除去するため
に用いられる洗浄手順を単純化するものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、セルロース
系繊維含有布及びそれから製造された製品を処理するた
めの従来の方法の問題を克服し、特にセルロース架橋剤
、触媒及び水分を、簡単で効果的な方法で布に搬送する
という問題を解決する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、セルロ
ース系繊維含有布及びそれから製造された製品を、触媒
及び水分存在下でセルロース架橋剤を用いて処理するこ
とにより、布に、制御された収縮特性及びパーマネント
プレス特性を提供する。これは本発明に従って、少なく
とも架橋剤及び水分を、水と架橋剤の混合により生成し
たエアロゾルミストとして、布に運搬することによって
遂行される。好ましくは、液状の触媒がエアロゾルミス
トの一部を構成するので、エアロゾルミストはそれぞれ
がセルロース架橋剤、水及び触媒を含有する細かい小滴
によって構成される。
【0015】従って、エアロゾルミストの各小滴が、布
の繊維に容易かつ迅速に吸収されるような形態で、架橋
剤、水分及び触媒の全架橋システムを含有する。吸収さ
れる架橋剤及び触媒の量は、布に運搬されるエアロゾル
ミストの量を調節すること、及び布をエアロゾルミスト
に曝らす時間を制御することによって制御することがで
きる。布を架橋剤、水及び触媒を含有するエアロゾルミ
ストに曝らした後、架橋剤、水及び触媒を吸収した布を
加熱することによって、通常の様態で、硬化(すなわち
、架橋)が進む。
【0016】本発明は、反応チャンバーにおいて個々の
バッチの布製品をエアロゾルミストに曝らすことにより
方法を遂行することを意図し、また走行する布の長さを
連続処理するための方法を意図する。更に本発明は、個
々に或いはバッチごとに布製品を、適切な処理チャンバ
ー及び加熱チャンバー内を順次走行させることにより、
1つの連続方法において処理することを意図する。
【0017】本方法の利点は多数ある。布をセルロース
架橋剤及び触媒に曝らす全工程は、室温(すなわち、周
囲温度)で容易に遂行することができ、処理を効果的に
達成するために必要な架橋剤の量はかなり減少する。こ
れより、本発明に従って、本方法を達成するためのエネ
ルギー消費は減少し、布からの残りの架橋剤の洗浄は簡
略化され、理想的な状態においてはこれは排除され、ま
た架橋剤の消費も減らすことができる。
【0018】任意的に、エアロゾルミストを構成する液
滴はセルロース架橋剤及び水分のみを含有してもよく、
一方触媒は、架橋剤及び水を含有するエアロゾルミスト
に曝らす前或いは後のいずれかに、気体の状態で布に導
入することができる。エアロゾルミストが架橋剤及び触
媒のビヒクルとして用いられるとき本発明の利益は最大
化されるが、場合によってはエアロゾルミストと組み合
わせて気体状触媒を用いることが望ましいこともある。
【0019】本発明の他の面に従って、架橋剤と独立し
て、液状触媒のみをエアロゾルミストとして布に加える
こともでき、架橋剤は、エアロゾルミストとは別に布に
運搬することができるので、方法においてさらなる制御
が達成される。
【0020】また、硬化工程の後、水滴のみを含有する
エアロゾルミストを用いて、布から、残りの化学薬品、
特に架橋剤を効果的に洗浄することができることが分か
った。更に、エアロゾルミストは、他の処理剤、例えば
湿潤剤或いは風合付与剤を液状で布へ運搬するために用
いることもできるし、他の処理化学薬品を、各小滴が処
理試薬を含有するエアロゾルミストの状態で、布に導入
することもできる。
【0021】このように、セルロース架橋剤、触媒及び
水分を同時に、或いは別々に用いて、適切な試薬又は水
分を含有するエアロゾルミストを用いた別の化学的処理
及び洗浄を伴って、或いはこれらを伴わずに、布を化学
的に処理するために、本質的には煙霧であるエアロゾル
ミストを用いるという広い概念は、正確な濃度でエネル
ギー的に有効な方法で試薬を布に運搬することに関する
従来の問題点を、かなり簡略化した効果的な方法で克服
する点で明らかに利点を有することがわかる。本質的に
必要最小限のものは、ある量の液体試薬及び、処理され
る布の存在のもとで液体試薬の細かい小滴を空中に浮遊
させることができる、試薬に対する噴霧ノズルである。 布は、その後、凝縮効果を必要とせず、反応チャンバー
に用いる種々の試薬を注意深く計量する必要もなく、す
べての試薬が所定の時間内に所望の濃度で布に到達する
期待をもって、小滴を吸収する。エアロゾルミストの各
々すべての小滴は、本発明に従って、布の所望の処理を
行うために必要な化学薬品を含有するので、処理工程は
本質的に、ミストが発生した後、布をエアロゾルミスト
に曝らす時間にのみ依存するようになる。曝らす時間は
、チャンバーを換気してエアロゾルミストを単に布から
吹き払うことによって、或いはエアロゾルミストから布
を取り去ることによって、簡単に制御できる。そのうえ
本方法は処理工程の初期には布の含水量に非依存的にな
り、実質上、布の温度或いは周囲の雰囲気にも影響を受
けない。固体状架橋剤の気化及びそれに伴う保全の問題
が排除される。架橋剤に対するビヒクルとして水蒸気を
用いる従来の方法と異なり、本発明に従ってエアロゾル
ミストを用いた低温方法は、水蒸気からの水分の凝縮を
必要とせずに、布が水滴を即座に吸収することが保証さ
れる。この低温方法は、布が高温であるために、高温の
水蒸気が、水分が布に容易に吸収されるのを妨害すると
いう従来の方法における問題点を排除する。
【0022】本発明のこれらの目的及び利点は発明を詳
細に説明することによって明らかにされるであろう。
【0023】
【実施例】図面を参照して、本発明の装置をまず説明す
る。
【0024】図1において、処理又は反応チャンバー1
0は、例えば、ステンレス鋼、又は水分及び本発明にし
たがったセルロース系布又は布製品の処理の実施に使用
される薬品に対して抵抗力のある、その他の任意の適し
た材料で構成された閉鎖容器を含む。反応チャンバー1
0は、チャンバー内へのアクセスのため及び、製品をチ
ャンバー10の内部に入れたりチャンバーから引き出す
ためのドア12を含む。ヒーター14及び(任意に)送
風機15が、チャンバーの内部を、少なくとも、以下で
より詳細に述べる架橋温度まで、急速に加熱するために
設けられている。アクチュエーターと連結した通風扉1
6及び18、並びに通風送風機20が、チャンバー10
の内部を急速に換気し、チャンバー内部に新鮮な空気を
導くために設けられている。
【0025】スチーム供給パイプ22が、チャンバー1
0内部にスチームを導入するために設けられ、パイプ2
2は、スチーム供給源24からチャンバーの内部に伸び
ている。チャンバー10内のパイプ22の末端には、パ
イプ22によって運ばれたスチームのための適した流出
口26が設けられている。
【0026】ドア12を通って伸びているトラック又は
レールシステム28は、処理されるべき布製品を運ぶカ
ート29、小輪トロッコ又はその他の輸送システムを、
都合のよい方法でチャンバー10に出し入れすることを
可能にするために設けられている。
【0027】噴霧ノズル30は、例えばチャンバーの向
い合う側壁部に沿ってチャンバー10内に設けられてい
るが、ノズルはチャンバー10内にエアロゾルミストを
発生させるための都合のよい場所に設けることのできる
適したノズルは、例えば、Spraying  Sys
tems  Company  of  Cincin
nati,OhioによってカタログNo.SU  1
3A−SSの下で販売されている噴霧ノズルであり、こ
れは加圧された供給液体流を送り出すために圧縮空気を
利用し、液体の微小な小滴の細かいエアロゾルミストと
して、大気中に注入する。加圧液体は、ポンプ36及び
制御バルブ38と連結しているヘッダー34から伸びて
いる導管32を通って、ノズル30に供給される。ポン
プ36及び制御バルブ38のいずれも、電気的に制御さ
れ、本発明の好ましい方式で操作される。
【0028】ポンプ36は、収容タンク40から液体を
引き込み、ヘッダー34を通る流れを規制する制御バル
ブ38の下で最終的にノズル30に供給するために液体
をヘッダー34に放出する。
【0029】圧縮空気は、コンプレッサーが動作した場
合にコンプレッサー46から圧縮空気を受けとる空気マ
ニホールド44と連結している空気導管42を通してノ
ズル30に供給される。適したバルブ49は、ノズル3
0に供給される圧縮空気の流れを制御するため又は上述
の圧縮空気の圧力を規制するために、コンプレッサー4
6とノズル30との間に設けられてもよい。
【0030】任意に、仮想線で示される噴霧ノズル48
の第二のセットは、マニホールド50と連結したノズル
とともに、チャンバー10内に与えられてもよく、ノズ
ル30に供給される液体とは異なってもよい液体薬品を
ノズル48に供給するための適した制御バルブ52を含
む。ノズル48は、ノズル30と同じ空気源46を共用
してもよく、又は場合によっては別のコンプレッサー(
図示せず)および空気ダクトシステムを噴霧ノズル48
に圧縮空気を供給するために設けてもよい。
【0031】任意に、1又はそれ以上の収容タンク54
は、ポンプ36が異なった液体を引き込み(別々に又は
同時に)、ノズル30にその液体を供給することを可能
にするための適したバルブ56、58とともに主ホール
ディングタンク40に加えて設けられてもよい。さらに
ポンプ36は、ポンプ36が、バルブ56、58及びそ
の他のバルブに対する適した制御とともに、1種の液体
をタンク40からノズル30に、もう1種の液体をタン
ク54からノズル48に供給することができるようにノ
ズル30及び48双方と接続することができる(図示せ
ず)。
【0032】チャンバー10内の温度を検出する温度セ
ンサー60、又は温度検出のためのその他の適した手段
が設けられている。
【0033】ヒーター14、送風機15、通風扉18、
送風機20及びセンサー60は、模式的に説明されてい
るだけであり、布製品の処理に使用される実際のチャン
バー10内のそのような要素の位置に、必ずしも一致し
ていない。実際の反応チャンバーにおいて、これらの装
置は、処理されるべき製品、チャンバーの規模及びチャ
ンバー内で実施される工程の操作パラメーター(ここに
与えられた構造及び機能の記述の観点から、当業者にそ
の全てが既知である)に依存してそれらの機能を最適に
するために、適当に設置される。例えば、送風機15に
よるチャンバー10内の加熱空気の循環は、チャンバー
10の内部がヒーター14によって可能な限り急速に、
所望の温度までの均一な加熱を確実にするように設置さ
れたダクト及び邪魔板を使用することを含むいかなる適
した型にも配置することができる。単純な邪魔板の配置
は、例示のみとして図示した。
【0034】中央制御パネル62は、作業者が、反応チ
ャンバー10及びそれに係わる周辺部品の操作のすべて
の様子を監視し、制御することを可能にする。反応チャ
ンバーの操作は、制御パネル62を通して集中的に監視
し、制御することができるが、システムの個々の部品を
同様に手動で操作し、制御できることは明らかである。 好ましい態様において全ての部品は、作業者が中央位置
から反応チャンバーの操作の全ての様子を観測できるよ
うに、中央制御パネル62に情報を与える温度プローブ
60等の計装及びセンサーを伴う、中央制御パネル62
から電気的に制御が可能である。
【0035】本発明の装置の記述を続けると、図2は布
についての少なくとも制御された収縮特性及び所望の程
度まで、布のしわ抵抗特性も同様に与えるためのセルロ
ース系繊維含有布の処理方法を説明する。図2に示され
る態様にしたがって、処理チャンバー70は、図1に関
して前述したようにエアロゾルミストが発生されるチャ
ンバー内に包囲(区域化)された処理域を規定する。エ
アロゾルミストをチャンバー70の処理域内に発生させ
るために、噴霧ノズル72を反応チャンバー70内に設
ける。チャンバー70は、供給ロール76から伸びたセ
ルロース系繊維含有布74の連続したウェブを受け取っ
て、処理するような形態を取る。所望ならば、ウェブが
チャンバー70に達する前にウェブ74を前処理するた
めの前処理チャンバーをチャンバー70の上流に設ける
ことができる。例えば、布ウェブ74を湿らせたりあら
かじめ状態調整するために補助チャンバー(図示せず)
を、チャンバー70の上流に設けることができる。
【0036】この例示の態様にしたがって、エアロゾル
ノズル72は、タンク78中に設けられ、架橋剤と触媒
の混合物がタンク78に収容され、ポンプ80によって
導管82を通してノズル72に搬送され、好ましくは、
流量制御バルブ84が導管を通る液体の流量を規制する
。圧縮空気はコンプレッサー86によって噴霧ノズル7
2に供給されてもよい。こうして、本発明の態様を示す
図1中のノズル30によって同じ様に発生されるように
、ノズル72への圧縮空気及び液体の供給により、チャ
ンバー70内にエアロゾルミストが発生するであろう。
【0037】適した拡大張力が布の幅を横切って布に加
えられる一方、架橋剤の架橋温度まで布を加熱するため
に配置された通常のテンターを含んでもよい第二の処理
ステーション90が、単処理ステーションと考えられて
もよい処理チャンバー70の下流に設けられる。所望な
らば、移動している布ウェブに対し所望の効果を達成す
るために、処理チャンバー70と加熱ステーション90
との間に中間処理ステーションを設けることができる。 例えば、処理チャンバー70で架橋剤に布74をさらす
だけにし、チャンバー70と加熱ステーション90との
間にある別の処理チャンバー(図示せず)において、触
媒を布に適用することがある場合には望ましいであろう
。あるいは、チャンバー70と供給ロール76の間の、
処理チャンバー70の上流のステーションにおいて、触
媒を布に適用することが有利である場合がある。 最少量の架橋剤を使用して、所望の程度まで布74中の
セルロース系繊維を適切に架橋させるために十分な量及
び濃度の架橋剤を有するエアロゾルミストを、チャンバ
ー70に与えることは、ここで考慮すべき重大な点であ
る。したがって、布がチャンバー70を通る時に、布7
4が架橋剤(及びエアロゾルミスト中に同時に供給され
るならば触媒)の適した量を吸収する機会を有するよう
に、チャンバー70の長さ及びチャンバー70を通る布
74の移動速度を決定する必要がある。
【0038】図示されてはいないが、チャンバー70は
、計装及び恐らく先に論じた反応チャンバー10と同様
の温度制御手段(図示せず)が与えられるであろう。 図2に与えられる模式図は、当業者が、本発明が実施さ
れる手法を容易に理解できるように、チャンバー70内
にエアロゾルミストを発生するために使用される実質的
な装置を表現するために意図された。
【0039】加熱ステーション90の下流には、過剰の
未反応架橋剤及びその他の遊離薬品を布74からすすぎ
落とすための温水(又は浄化媒体)リンス浴92が設け
られている。布は湯浴92を通り抜けた後、適した水分
含有率まで布を乾燥し、湯浴92を通り抜けた後の布上
に残るかもしれない残留架橋剤又はその他の薬品を蒸発
によって取り去るために、布を最高で約400°Fまで
次第に加熱する一連の加熱ドラム94を通過する。
【0040】リンス浴92は、湯であるとして特徴づけ
られるが、リンス浴は未反応又は有利の化学薬品を布7
4から除去するために適しているであろう、水を含むい
かなる適した薬品でも可能であることを理解するべきで
ある。ステーション92におけるすすぎ溶液の浴はまた
、布から分離されるべき遊離薬品に依存して調節される
こともできる。湯浴は模式的に図示され述べられている
が、移動している布74から化学試薬を効果的に除去す
ることを望むなら、スチームチャンバーもまた、湯浴の
代わりに設けることができる。
【0041】図3に示す本発明の態様にしたがって、装
置がセルロース系繊維含有布からできた製品の、個々の
連続した処理バッチについての装置が図示されている。 この態様において、処理チャンバー100が設けられ、
このチャンバーは一般に図1に示した反応チャンバー1
0に類似している。しかしながら、この態様のチャンバ
ー100は、小滴が水および架橋剤の、恐らく触媒をと
もなう混合物を含むエアロゾルミストに、布製品103
をさらすためだけに使用される。図1の態様のように、
チャンバー100内に水と架橋剤のエアロゾルミストを
発生させるために、圧縮空気とともに導管(図示せず)
を通って、ポンプ(図示せず)によって架橋剤及び水を
供給することができる。任意に、触媒はまた、エアロゾ
ルミストの小滴が、架橋剤、水分及び触媒のそれぞれを
含むように、ノズル98へ液体状で供給されてもよい。 送風機102及び通風扉104等の適切な通気手段は、
チャンバー100内の急速な換気を可能にするために設
けられてもよく、チャンバー100内のノズル98によ
って発生されるエアロゾルミストに布製品103をさら
す時間を制限する。その他の適切なセンサー、導管及び
付属品は、処理チャンバー100に関して図示されてい
ないが、図1中の反応チャンバー10に関する前述と同
様の適した計装及び制御システムが処理チャンバー10
0に関して与えられるであろうことを理解するべきであ
る。架橋剤とは独立に、触媒の溶液をチャンバー100
内にエアロゾルミストの形状で別に供給するために、補
助ノズル(図示せず)を設けることができ、又反応チャ
ンバー100の内部に連結したパイプ(図示せず)を通
して、触媒を供給することができる。
【0042】硬化ステーション105を、チャンバー1
00の下流に設置する。本発明にしたがって、適した運
送手段106に設置された製品103がユニットとして
チャンバー100からチャンバー105に移動すること
を可能にするために適したクロージャーが設けられたこ
とに注意すべきである。所望ならばコンベヤー手段を含
む適したレール、トラック又は表面は、布製品の完全な
処理のために意図された一連のステーション内の1つの
作業ステーションから次へ、製品103を運ぶために設
けられるであろう。
【0043】硬化ステーション105において、適した
加熱システム107は、最少の遅れで、適した監視装置
を通した緻密な制御のもとで架橋温度まで、チャンバー
の内部及びその中の布製品を急速に加熱するために設け
られる。チャンバーのための任意の適した加熱システム
をも利用することができ、図示された例示の態様は、硬
化ステーション105の内部を加熱するための適した送
風機によって、空気が移動する開放燃焼チャンバーを含
む。
【0044】本発明の前述の態様のように、任意の数の
前処理又は後処理ステーションを、処理ステーション1
00と硬化ステーション105のどちらかの側に与える
ことができる。好ましい態様は、単純化のために、処理
ステーション及び硬化ステーションを図示するのみであ
る。
【0045】硬化ステーション105の下流に、布製品
103から遊離薬品を洗い落とすための洗浄ステーショ
ン108が設けられている。この態様において、スチー
ム110の源は、洗浄媒体として利用されるが、その他
のいかなる適した洗浄システムも、このステーションに
与えることができる。
【0046】本発明の根底となる方法論をここで論じる
。操作において、まず図1中に示された装置の態様を参
照すると、衣類に収縮抵抗及びパーマネントプレス特性
を与えるために処理されるべきシャツ等の最終及びプレ
スされた衣料製品は、衣類の回りの大気の自由な循環を
可能にするように個々にハンガー等から吊されたトロリ
ー29等の適した輸送システム上に載置される。トロリ
ー29は、その後、チャンバー10内に移動し、チャン
バーは通風扉16及び18を閉じることによって実質的
に密閉される。導管22を通って、チャンバー10の内
部へスチームを供給し、衣類をスチーム雰囲気にさらし
て繊維をゆるめ、残留しているしわを衣類から取り除く
ことを含む予備状態調整スチーム処理は、その後適切な
時間周期で実施される。チャンバーの内部は、その後、
通気扉16、18を開放すること及び送風機20を作動
させることによって通気され、高湿度の雰囲気を新鮮な
空気と交換し、チャンバー内の温度を下げる。所望なら
ば、以下で述べるようなセルロース架橋剤を受けとるた
めに状態調整するために布のアルカリ性を調節すべく、
適した薬品がチャンバー内に注入され得る。例えば、布
が綿又は混綿なら、ホルムアルデヒド架橋剤を処理工程
において使用すると仮定すると、布のアルカリ性を中性
又は弱酸性に合わせるために、適した手段(図示せず)
によって二酸化硫黄又はアンモニアガスをチャンバー1
0内に導入することができる。
【0047】湿潤剤又は界面活性剤もまた、試薬の運送
手段としてのスチームで、もしくは湿潤剤又は界面活性
剤のエアロゾルミストを発生するためのノズル48を使
用することによって、チャンバー10の内部に与えるこ
とができる。適した柔軟剤又は風合付与剤もまた、スチ
ーム供給導管22を通って又はマニホールド50に連結
した適した供給源からノズル48を通って、チャンバー
10の内部に与えることができる。
【0048】予備状態調整工程の全てが完了すると、チ
ャンバーへ架橋剤及び触媒を導入するための準備におい
て、チャンバー10内を新鮮な空気の雰囲気に戻すため
に、全ての薬品が送風機20によってチャンバー10か
ら換気される。
【0049】その後、ノズル30はコンプレッサー46
からノズルへ圧縮空気を供給することによって動作され
、ポンプ36は圧力下で液体状架橋剤をノズル30に供
給するために作動される。もちろん、バルブ49及び3
8は、ノズル30の所望の操作を可能にするために、パ
ネル62を通して制御されるであろう。好ましくは、液
体触媒及び架橋剤は、収容タンク40からポンプ36と
導管34を通して、同時にノズル30に供給され、それ
によって、処理される衣類製品の布による吸着のための
チャンバー内に、少なくとも水、液体セルロース架橋剤
及び液体架橋促進剤のそれぞれを含む微細な小滴を含有
するエアロゾルミストの発生をチャンバー10内にもた
らす。エアロゾルミストの発生は、チャンバー10を完
全に満たし、布中への薬品の吸収速度と一致する一定速
度での架橋剤及び触媒の製品の布への適切な供給を与え
るために適した長さの時間制御される。エアロゾルミス
トにさらされた布の温度が実質的に室温となるので、室
温は、チャンバー10内のエアロゾルミストの発生の工
程の間中好ましい。あるいは、液体状触媒はノズル30
又は48を通して架橋剤の前又は後に個々に供給される
、架橋剤だけが収容タンク40からノズル30に供給さ
れる。さらにもう一つのオプションは、適した割合で最
少の架橋剤が布製品に供給されることを確実にするため
に規定された前もって決定された時間の長さに渡り、所
望の収縮抵抗及び布にさらに所望されるパーマネントプ
レス特性を達成するために、布が架橋剤及び触媒を受け
取るように、チャンバー内に架橋剤のエアロゾルミスト
の注入の前又は後にチャンバー10内に気相触媒を注入
することである。こうして、本プロセスにしたがって、
エアロゾルミスト及び触媒のチャンバー10への注入は
、残留未架橋剤及び布から最終的に除去される必要性を
有するであろうその他の遊離薬品の最少量を有する適切
に処理された布を生じるように、架橋剤で、セルロース
系繊維の引き続いて起こる架橋を実施するために、十分
な量の薬品を布が吸収するまで、この目的に一致する前
もって決定された時間の長さについてのみ実施されるで
あろう。
【0050】エアロゾルミストに衣類をさらす時間はお
そらく、注入の時間の長さを調整すること並びにノズル
30を通ってチャンバー10へ注入されるエアロゾルミ
ストの量によって、及び適したソーク期間、布製品をエ
アロゾルミストの小滴にさらした後、送風機20及び通
風扉16、18で急速にチャンバー内を換気することに
よって制御される。チャンバーの換気は、チャンバーを
完全に満たし、処理の下での製品の布による架橋剤の吸
収を効果的に停止させる、新鮮な空気の導入を引き起こ
す。こうして製品は、引き続いて起こる硬化処理のため
に準備されたものとなる。チャンバー10内の温度は、
チャンバー内が適した架橋温度に達するまで加熱システ
ム14、15によって上昇させる。一般に、ホルムアル
デヒド架橋剤が、天然綿の架橋に使用される場合、架橋
温度は200ないし400°Fの範囲である。処理を受
けている布に依存する適した硬化時間の後で、加熱シス
テムは、停止される。衣類製品の布の中に存在する残留
架橋剤及びその他の薬品は、例えば、スチーム導管22
を通るスチーム注入、又はノズル48を通る適した洗浄
溶液の注入によって、エアロゾルミストの形状の溶液で
洗浄され得る。最後に、チャンバーを冷却し、チャンバ
ー内の空気を実質的に新鮮な空気と交換し、ここで架橋
し洗浄された布製品を、所望の最終処理方法にしたがっ
た最終処理のためにチャンバーから取り除く。
【0051】図2を参照すると、本発明の方法は、チャ
ンバー70内に任意に架橋促進触媒を伴う架橋剤の適し
たエアロゾルミストを発生させること、及びその後、布
によるエアロゾルミストの小滴の吸収が、布のセルロー
ス繊維内の架橋剤及び触媒の所望の濃度を与えるために
前もって決定された時間の期間に渡り生じるように制御
された速度で、チャンバー70を通ってセルロース系繊
維含有布74が進行することを含む。工程は、図1に示
す態様と同様に室温で実施され、所望なら布の前処理を
、既知の処理技術にしたがった所望の方法で布を状態調
整するために、チャンバー70の上流で行われ得ること
を理解するべきである。
【0052】その後、架橋剤と布74のセルロース繊維
との間の架橋を達成するための十分な時間に渡る穏やか
に及んだ条件に保たれる一方で、布はチャンバー70か
ら、布が架橋温度まで加熱される硬化ステーション90
に進む。引き続く架橋で、布74は、前述の洗浄及び乾
燥ステーション92、94に進行する。
【0053】チャンバー70内のエアロゾルミストは、
架橋剤のみを含有し得、触媒は別のエアロゾルミスト、
液浴、気体状又はスプレー法を含む適した手段でチャン
バー70の上流又は下流において布に供給されることを
理解するべきである。
【0054】図3に図示された装置に含まれる方法は、
上述の装置の説明から自明であるが、チャンバー100
内で布製品103をさらすことが、実質的に図1の態様
についての所望のエアロゾルミストにさらすことに一致
することを理解するべきである。この態様において、布
103の二倍のバッチを、連続工程中の一連の処理ステ
ーションを通って移動する間の処理のために適したトロ
リー又はカート101上に取り付けることができる。布
製品の前処理は、図1の態様について先に説明したのと
同様の方法で、チャンバー100の上流またはチャンバ
ー100自身で、実施することができる。チャンバー1
00内において、布製品が少なくとも液体架橋剤及び水
分、任意にエアロゾルミストの小滴に取り込まれている
触媒を含むエアロゾルミストをさらすことは極めて重要
である。架橋剤の布中への吸収の制御は、先に述べた本
発明の好ましい形態にしたがった換気システムによって
与えられるが、その他の適した方法又は工程は、布中へ
の架橋剤の吸収が、適した時間の後及び適した量の架橋
剤がチャンバー100内に注入された後に、停止するこ
とを確実にするために利用される。布製品をチャンバー
100内でエアロゾルミストにさらし、引き続いて前も
って決定した時間、チャンバー100内(所望なら、別
の場所で)の新鮮な空気にさらした後、布製品103は
、次の処理ステーション、この場合、それらが触媒試薬
の存在下でセルロース繊維と架橋剤との架橋を達成する
ために加熱される硬化ステーション105に移される。 架橋後、布製品は布製品から残留薬品を洗浄するための
洗浄ステーション108に移される。製品の第一のバッ
チとしてチャンバー100から架橋ステーション105
に移動し、上で述べた処理の反復のためにチャンバー1
00内に製品が移動するもう一つのバッチのなかで、架
橋剤と触媒の布への吸収を生じるのに十分で、布製品へ
収縮抵抗及びパーマネントプレス特性を最終的に提供す
るのに十分な時間、エアロゾルミストで製品を処理する
ことを理解するべきである。
【0055】本発明の先に述べた態様にしたがって、種
々のその他の前処理、調製又は反応チャンバーがチャン
バー100、105、及び108のいずれの側にも与え
られ得る。簡単にするために、これら3つのチャンバー
のみを典型的な態様として説明してきた。
【0056】本発明の工程の例及び達成された結果を次
に示す。
【0057】(実施例1)幅約6フィート、長さ10フ
ィート、高さ7フィートの気密性ステンレス鋼反応チャ
ンバーは、1つの入口扉を有し、チャンバーの向かい合
う側面に、3つが1面に取り付けられた6つのエアロゾ
ルノズル(Spraying  Systems  C
o.,Cincinnati,OHから入手したカタロ
グナンバーSU13A−SS)、スチーム出口孔を有す
る長さ方向に伸びた1対のスチーム供給パイプ、制御し
得るクロージャーを有する新鮮な空気の入り口並びに出
口、チャンバーの換気のための空気吹風機、チャンバー
内部を加熱するための開放燃焼ガスヒーター及び熱空気
循環システム、液体薬品溶液のための供給タンク、エア
ロゾルノズルに液体薬品溶液を供給するためのポンプ及
び導管システム、圧縮空気をエアロゾルノズルに供給す
るための空気コンプレッサー及び導管システム、スチー
ムパイプに連結した60PSIにおけるスチーム供給器
、及びチャンバー内部に気体薬品を供給するためのガス
導入ノズルを有する。中央制御パネルは、液体薬品溶液
、空気、スチーム及び気体薬品供給導管内に設けられた
種々のソレノイドで操作される流量制御バルブと同様に
、液体ポンプ、コンプレッサー、空気入り口及び出口ク
ロージャーに接続された。マイクロプロセッサーを、制
御パネル内に組み込み、チャンバー内で実施される処理
サイクルの種々の部分の時間を制御するためにプログラ
ムした。液体薬品供給タンクには、エアロゾルノズルへ
供給される薬品溶液の量を示す測定システムを与えるた
めに目盛りをつけた。具体的には、半透明のタンクに、
イギリス単位増分(すなわち、フィート及びインチ)で
の体積目盛りを与え、検定試験を通して、タンクが垂直
高さの1インチ当たり0.36ガロンの薬品(約1.3
6リットル/インチ又は0.54リットル/cm)を収
容することが決定される。布サンプルの収縮特性は、制
御された布サンプルを1又はそれ以上の家庭用の洗濯周
期の前後で、縦糸と横糸(それぞれ長さと幅)方向に沿
って測定し、及びチャンバー内で架橋剤にさらした同様
の布サンプルについての同様の測定をおこない、両測定
を比較することによって決定される。収縮特性が決定さ
れる家庭用の洗濯周期において、通常の暖かい又は冷た
いすすぎが用いられる。布サンプルの強度損失特性は、
標準ボール破壊テスター(ball  burster
  tester)(Miller  tester)
を使用して対照布サンプルの強度を測定し、これをチャ
ンバー内で架橋剤にさらした後の同様の布サンプルの強
度の測定結果と比較することによって決定される。 布サンプルのしわ又は折り目抵抗は、American
  Association  of  Textil
e  Colorists  and  Chemis
ts  Test  Procedure  No.A
ATCCTest  Method  124−198
4:“Appearance  of  Durabl
e  Press  Fabrics  After 
 RepeatedHome  Laundering
”によって測定される。実質的に布は上で説明したよう
に洗濯され、パーマネントプレス(永久プレス)周期を
ともなう標準的な家庭用洗濯もの乾燥装置を使用して乾
燥される。その後、前もって決定された間、布を緩和さ
せ、その表面外観を、5が最高の等級である1から5の
パーマネントプレス等級(D.P.)を与えるチャート
と比較する。処理布サンプル中の残留未反応ホルムアル
デヒド架橋剤は、標準AATCC試験法112−198
4;“Formaldehyde  Odor  in
  Resin−TreatedFabric,Det
ermination  of:Sealed  Ja
r  Method”によって決定される。
【0058】約18インチ×24インチの、処理前に既
知の強度を有する布の100%綿綾織物純粋最終サンプ
ルをチャンバー内に設置し、チャンバーを周囲の雰囲気
から閉ざす。ただの水で1対1に稀釈された37%ホル
ムアルデヒド溶液(37%ホルムアルデヒド、15%メ
タノール、残りは水)のエアロゾルを、1分間、溶液の
1/4インチがエアロゾルミストを発生するために消費
されるまで、チャンバー内に室温で注入し、この量は、
微細な懸濁した小滴の形状でチャンバー内全体に一様に
分散した溶液の17gに相当する。エアロゾルの注入に
続き、架橋触媒として使用される二酸化硫黄ガスが、1
5lbs(6.8kg)のガスがチャンバー内に分配さ
れるまで、チャンバー内に放出ノズルを通して注入され
る。布をホルムアルデヒドエアロゾルミスト及び触媒ガ
スに2分間さらし、続いてチャンバーから、空気出口を
通してミストと触媒を除き、チャンバー内の空気の交換
を強制するためにファンを使用して空気入り口を通して
導入された新鮮な空気で満たす。チャンバー内の温度を
、その後、約5分で260°Fまで上昇させ、布を5分
間60PSIのスチームでスチーム洗浄する。その後サ
ンプルを、チャンバーから取り除き、標準規定洗濯周期
(暖かい洗濯、冷たいすすぎ)を有する家庭用洗濯機で
1回洗濯し、パーマネントプレス周期を用いて乾燥した
。試験により、未処理布についての縦糸方向10%、横
糸方向0%の通常収縮と比較して布サンプルの収縮が縦
糸方向で5%、横糸方向で0%であることが示された。 未処理布と比較すると、処理布の強度損失は、縦糸方向
で0%、横糸方向で33%である。布サンプル中の残留
未処理ホルムアルデヒド含量は、345.5ppmであ
る。サンプルのD.P.測定値は3.25の等級を示す
【0059】(実施例2)実施例1で使用したものと同
様の装置、薬品、処理サイクル及び試験工程を使用して
、100%純正最終綿“80square”布からなる
18インチ×24インチのサンプルは、未処理布につい
てそれぞれ5%及び6.25%であることと比較して、
縦糸方向の収縮が3%で、横糸方向が2  1/2%で
あること示す。強度損失は未処理サンプルと比較して、
縦糸方向38%、横糸方向15%である。残留未処理ホ
ルムアルデヒド含量は、150ppmである。このサン
プルについてのD.P.等級は2.75である。
【0060】(実施例3)実施例1で使用したものと同
様の装置、薬品、処理サイクル及び試験工程を使用して
、100%綿ティカロ(ticaro)ピケニット布か
らなる18インチ×24インチのサンプルは、未処理布
について、それぞれ20%及び2.5%であることと比
較して縦糸方向に12%、横糸方向に11%の収縮を示
す。強度損失は、未処理布と比較して19%である。 残留未処理ホルムアルデヒド含量は405.5ppmで
ある。このサンプルについてのD.P.等級は4である
【0061】(実施例4)実施例1と同様の処理及び試
験装置を使用して、実施例1に記載した280gms.
の37%ホルムアルデヒド溶液、160gms.の標準
触媒CAT.No.9、水8,250gms.、及び商
品名PROTOWERで販売されている標準湿潤溶液1
8gms.からなる液状架橋剤、液状触媒溶液を調製し
て、液体溶液供給タンクに入れた。100%綿“80s
quare”及び100%綿ジャージー布の18インチ
×24インチのサンプルをチャンバー内に設置した後、
エアロゾルノズルを通して3分間注入することにより、
室温で上述した溶液のエアロゾルミストをチャンバー内
に発生させる。これは、溶液の3/4インチ(51gm
s.)をチャンバー内に放出する。その後サンプルを、
チャンバー内で室温においてエアロゾルミストに2分間
さらし、引き続いてチャンバーから薬品を迅速に除き、
新鮮な空気でチャンバーを満たす。布を架橋させるため
にチャンバー温度を320°Fまで上昇させた後、60
PSIのスチームを用いて布を2分間洗浄する。布サン
プルを冷却してチャンバーから取り除き、先に述べた実
施例1と同様の方法で洗濯・乾燥して収縮及び強度損失
について試験した。“80square”布は、未処理
布について、それぞれ5%及び6.25%の収縮値と比
較して縦糸方向に2.5%、横糸方向に2.5%の収縮
を示す。強度損失は、未処理サンプルと比較して、縦糸
方向に30%、横糸方向に34%である。未処理サンプ
ルについてのそれぞれ15%及び6%と比較して、ジャ
ージーサンプルは、長さ方向に9%、幅方向に1%収縮
した。ジャージーサンプルの強度損失は16%であった
【0062】(実施例5)同様の処理及び試験装置及び
実施例4で述べたような薬品溶液配合を使用して、10
0%綿綾織物のサンプルを、実施例4と同様にチャンバ
ー内に発生したエアロゾルミストにさらした。サンプル
を、4分間のソーク時間、エアロゾルミストにさらし、
続いてチャンバー内から除き、エアロゾルミストと新鮮
な空気を入れ替え、その後、実施例4と同様の手法でサ
ンプルを加熱、硬化、スチーム洗浄及び洗濯した。試験
で、布は、未処理布についてそれぞれ10%及び0%の
収縮値と比較して、縦糸方向に4%、横糸方向に0%の
収縮を示した。サンプルの強度損失は、縦糸方向に0%
、横糸方向に19%である。
【0063】(実施例6)同様の処理及び処理装置及び
実施例4で述べたような薬品溶液配合を使用して、チャ
ンバー内に注入されたエアロゾルミストに100%綿テ
ィカロ(ticaro)ピケを2  1/2分間さらし
、微細な小滴のエアロゾルミスト状の薬品溶液の5/8
インチ(43gms.)の分散をチャンバー内に生じさ
せる。布サンプルを、4分間のソーク時間、エアロゾル
ミストにさらした後、薬品ミストを新鮮な空気と置き替
えた。その後、サンプルを320°Fまで加熱して布を
架橋させ、ただちに、5分間、60PSIにおいてスチ
ームでスチーム洗浄を続けた。実施例1で述べたものと
同様のサイクルを使用してサンプルを洗濯し、試験で、
長さ方向20%、幅方向2.5%の未処理サンプルの収
縮と比較して、布は長さ方向14%、幅方向2.5%の
収縮を示した。この方法を使用した布の強度損失は19
%である。
【0064】
【発明の効果】先行技術で直面した多くの問題を克服す
る収縮抵抗及びパーマネントプレス特性を布に与えるた
めに、適した架橋剤でセルロース系繊維含有布を処理す
ることについての方法を述べてきたことは、明らかであ
ろう。それぞれの微細な小滴が、水分、任意に架橋促進
触媒を伴う吸収のために架橋剤を直接、布に運ぶエアロ
ゾルミストの使用は、先行技術においては、同様のもの
は全く見られない。微細なエアロゾルミストのそれぞれ
の個々の小滴が、架橋工程を実施するための実質的な成
分を含む薬品処理システムを利用することの概念は、過
剰の架橋剤を布から除去するための洗浄工程の単純化等
のその他の付随する利点とともに、セルロース系繊維を
効果的に処理するために必要とされる薬品の量を減少さ
せるという点で、先行技術より明白な利点を与える。効
果的な架橋を達成させるために必要とされる架橋剤の量
が著しく減少するので、後の除去のために少しの未架橋
剤も布上に残さない。架橋剤の運送手段として使用され
るべきスチームを発生させるために熱を必要とせず、処
理又は反応チャンバー内の通常固体の架橋剤を蒸発させ
るために熱を与えることが必要でないので、布を架橋剤
に室温でさらすことを実施することができることにより
、エネルギー消費の点でさらにもう一つの利点が与えら
れる。
【0065】本方法のもう一つの利点は、布を状態調整
すること全てが、それぞれの工程の間にチャンバーから
のエアロゾルミストの換気をともなう一連の工程におい
て、種々の液体薬品化合物の微細な小滴を含むエアロゾ
ルミストを利用して実施されることである。同様に、架
橋後の布の洗浄もまた、所望の割合及び濃度の水とその
他の洗浄薬品とからなるエアロゾルミストを使用して達
成される。こうして、非常に単純でその上効果的な装置
により、布又は布製品の水分含量を取り扱う必要性を避
け、適した割合及び濃度で布に異なる薬品を運ぶことの
問題を排除し、全工程にわたって制御を達成するための
、適した配管及び換気配置を備えた噴霧ノズルの単純な
セットを実質的に使用して方法全体を行うことを可能に
する、非常に効果的で効率よい方法で、連続した布又は
最終布製品に架橋剤及びその他の薬品を輸送することが
可能となる。
【0066】本発明の装置及び工程の特定の態様を述べ
てきたが、記述は典型例のみであることを理解するべき
であり、発明は前述した特許請求の範囲によってのみ限
定されることを意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】セルロース系繊維含有布及び本発明にしたがっ
てそれから作られた製品を処理するための工程を実施す
る装置の説明図。
【図2】本発明にしたがった連続した布の処理工程を実
施するための装置の説明図。
【図3】連続工程において、セルロース系繊維含有布製
の布製品を連続的に処理するための工程の説明図。
【符号の説明】
10…チャンバー,12…ドア,14…ヒーター,15
…送風機 16…通風扉,18…通風扉,20…送風機,22…パ
イプ 24…スチーム供給源,26…流出口,28…レールシ
ステム 29…トロリー,30…ノズル,32…導管,34…導
管,36…ポンプ 38…バルブ,40…タンク,42…空気導管,44…
空気マニホールド 46…コンプレッサー,48…ノズル,49…バルブ,
50…マニホールド 52…バルブ,54…タンク,56…バルブ,58…バ
ルブ 60…温度センサー,62…中央制御パネル,70…チ
ャンバー 72…ノズル,74…セルロース系繊維含有布,76…
供給ロール 78…タンク,80…ポンプ,82…導管,84…バル
ブ 86…コンプレッサー,90…加熱ステーション,92
…湯浴 94…加熱ドラム,98…ノズル,100…チャンバー
,101…カート 102…送風機,103…布製品,104…通風扉,1
05…硬化チャンバー

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  セルロース系材料を含有する布製品を
    処理して布製品に制御された収縮特性及びパーマネント
    プレス特性を提供するための方法であって、処理チャン
    バー内に布製品を設置し、所定量の、それぞれが少なく
    とも液状セルロース架橋剤を含む小滴を含有するエアロ
    ゾルミストを前記チャンバー内に導入し、前記チャンバ
    ー内に架橋促進触媒を導入し、前記エアロゾルミスト及
    び触媒に、所定のソーク時間、布製品を曝らし、前記所
    定のソーク時間の後、前記布製品内に吸収されなかった
    架橋剤及び触媒試薬を前記チャンバーから排出し、前記
    チャンバー内の温度を前記セルロース系材料及び架橋剤
    の架橋温度まで上昇させ、前記チャンバー内の温度を冷
    却し、布製品を取り出すことを包含する方法。
  2. 【請求項2】  前記触媒が、各エアロゾルミスト小滴
    に含まれる液体としてチャンバー内に導入される請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  前記架橋剤及び触媒の液状混合物から
    、前記エアロゾルミストを生成することを包含する請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】  前記混合物が、前記架橋剤及び触媒の
    水溶液である請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】  前記触媒が、所定量の、それぞれが少
    なくとも前記触媒を液状で含有する小滴を含むエアロゾ
    ルミストとして導入される請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】  前記触媒が、気体状態でチャンバー内
    に導入される請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】  チャンバー内でエアロゾルミスト及び
    気体状触媒を密に混合することを含む請求項6に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】  架橋剤を含有するエアロゾルミストを
    導入する間及びソーク期間のチャンバー内の温度が、室
    温ないし約120°Fの範囲内である請求項1ないし5
    のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】  前記架橋剤が水溶液を構成する請求項
    1、2、3又は5のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】  前記触媒が水溶液を構成する請求項
    9に記載の方法。
  11. 【請求項11】  エアロゾルミストの導入の間及びソ
    ーク期間のチャンバー内の温度が室温から約120°F
    までの範囲である請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】  チャンバーから布製品を取り出す前
    に、残留遊離架橋剤を布製品から洗浄し、洗浄工程の間
    に、水のエアロゾルミストをチャンバー内に導入して製
    品から残留架橋剤を洗浄することを包含する請求項1に
    記載の方法。
  13. 【請求項13】  架橋工程の後、チャンバーから製品
    を取り出す前に、チャンバー内に水蒸気を導入し、残留
    架橋剤を布製品から洗浄することを包含する請求項1に
    記載の方法。
  14. 【請求項14】  布製品を状態調整するためにチャン
    バー内に湿潤剤を含む雰囲気を発生させること、及びチ
    ャンバー内にエアロゾルミストを注入する前にチャンバ
    ーから前記雰囲気を排出することを包含する請求項1に
    記載の方法。
  15. 【請求項15】  前記雰囲気が、前記湿潤剤を液状で
    含有する小滴を含むエアロゾルミストを包含する請求項
    14に記載の方法。
  16. 【請求項16】  前記架橋剤及び触媒以外の液状布処
    理物質を、それぞれが少なくとも前記液状布処理物質を
    含有する小滴を含むエアロゾルミストとして、チャンバ
    ー内に導入することを包含する請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】  前記架橋剤がホルムアルデヒドの水
    溶液を包含し、前記触媒が二酸化硫黄及び塩化マグネシ
    ウム水溶液からなる群から選択され、エアロゾルミスト
    の導入の間及びソーク期間のチャンバー内の温度が、実
    質的に室温であり、架橋温度が約200〜400°Fの
    範囲である請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】  前記触媒が、前記エアロゾル混合物
    の一部としてチャンバー内へ同時に導入するために、前
    記ホルムアルデヒド水溶液と混合された塩化マグネシウ
    ム水溶液である請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】  処理チャンバーを有する、セルロー
    ス系材料を含有する布製品を処理するための装置であっ
    て、チャンバー内に液状エアロゾルミストを導入するた
    めのエアロゾル発生手段、液状セルロース架橋剤を、少
    なくともエアロゾルミストの一部としてチャンバー内に
    導入するために、前記エアロゾル発生手段に供給するた
    めの手段、チャンバー内に導入されるエアロゾルミスト
    の量を制御するための手段を包含する装置。
  20. 【請求項20】  液状架橋促進触媒を、架橋剤と同時
    に、エアロゾルミストの一部としてチャンバー内に導入
    するために、エアロゾル発生手段に供給するための手段
    を包含する請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】  布製品に吸収されなかった架橋剤及
    び触媒試薬を、チャンバーから急速に排気するための排
    気システム手段を包含する請求項19又は20に記載の
    装置。
  22. 【請求項22】  前記エアロゾル発生手段が第一のエ
    アロゾル発生手段を包含し、かつ第二の液状エアロゾル
    ミストをチャンバー内に導入するための第二のエアロゾ
    ル発生手段及び、液状セルロース架橋剤を、少なくとも
    第二のエアロゾルミストの一部としてチャンバー内に導
    入するために、第二のエアロゾル発生手段に供給するた
    めの手段を包含する請求項19に記載の装置。
  23. 【請求項23】  チャンバーの内部に水蒸気を供給す
    るための手段を包含する請求項19に記載の装置。
  24. 【請求項24】  チャンバー内に実質的に水のエアロ
    ゾルミストのみを供給するための手段を包含する請求項
    19に記載の装置。
  25. 【請求項25】  気体状の架橋促進触媒をチャンバー
    内に導入するための手段を包含する請求項19に記載の
    装置。
  26. 【請求項26】  前記エアロゾル発生手段が、チャン
    バー内に圧縮空気源及び少なくとも一つのエアロゾル放
    出ノズル、並びに前記圧縮空気及び架橋剤を、前記エア
    ロゾルミストの状態でチャンバー内に放出するために、
    前記ノズルに供給するための手段を包含する請求項19
    に記載の装置。
  27. 【請求項27】  前記液状架橋剤が水溶液を構成する
    請求項19に記載の装置。
  28. 【請求項28】  前記チャンバーが、セルロース系材
    料及び前記架橋剤の架橋温度に相当する温度まで、チャ
    ンバー内部を加熱するための加熱手段を包含する請求項
    19に記載の装置。
  29. 【請求項29】  セルロース系材料を含有する布を処
    理して布に制御された収縮特性及びパーマネントプレス
    特性を提供するための方法であって、実質的に囲包され
    た領域を提供し、この囲包された領域内に布を進行させ
    、前記囲包された領域中にエアロゾルミスト雰囲気を提
    供し、前記エアロゾルミストは、それぞれが少なくとも
    液状セルロース架橋剤を含んだ小滴を含有し、布に架橋
    促進触媒を導入し、前記囲包された領域の下流に加熱ス
    テーションを提供し、触媒及び架橋剤に布を曝らした後
    、布を加熱ステーション内を進行させ、前記触媒の存在
    下で、架橋剤と布のセルロース系材料とを架橋させるに
    十分な温度まで、布温度を上昇させることを包含する方
    法。
  30. 【請求項30】  前記触媒が、前記エアロゾルミスト
    の各小滴の液状成分として導入される請求項29に記載
    の方法。
  31. 【請求項31】  洗浄ステーションを提供し、架橋工
    程後、処理され、架橋した布を、布から残留架橋剤及び
    触媒物質を除去するために、洗浄ステーション内を進行
    させることを含む請求項29に記載の装置。
  32. 【請求項32】  前記エアロゾルミストを構成する各
    小滴が、前記架橋剤の水溶液を包含する請求項29に記
    載の方法。
  33. 【請求項33】  前記エアロゾルミストを構成する各
    小滴が、前記触媒の水溶液を包含する請求項32に記載
    の方法。
  34. 【請求項34】  前記布が連続したウェブであり、前
    記洗浄ステーションが水リンス浴及び加熱された乾燥ド
    ラムシステムを有し、前記布を該浴、及びドラムシステ
    ムを通って進行させ、及び該ドラムシステム上の布を約
    400°Fまで加熱する工程を包含する請求項29に記
    載の方法。
  35. 【請求項35】  前記布が連続したウェブであり、布
    を該囲包された領域及び加熱ステーション内を、連続的
    に進行させることを包含する請求項29に記載の方法。
  36. 【請求項36】  セルロース系物質を含有する布を処
    理して布に制御された収縮特性及びパーネントプレス特
    性を提供するための装置であって、一連の処理ステーシ
    ョン中に布を進行させる手段、前記処理ステーションは
    、実質的に囲包された領域を有する第一のステーション
    、及びエアロゾルミストを該囲包された領域内に供給す
    るための手段を少なくとも包含し、前記エアロゾルミス
    トは、それぞれが少なくとも液状セルロース架橋剤を含
    有する水滴を含み、布へ架橋促進触媒を導入する手段、
    及び前記処理ステーションは、布が第一のステーション
    において前記エアロゾルミスト雰囲気内を通って触媒を
    受け取った後、セルロース系材料と架橋剤の架橋温度ま
    で、布を加熱するための手段を包含する第二のステーシ
    ョンを少なくとも有する装置。
  37. 【請求項37】  触媒を布へ導入するための前記手段
    が、液状の触媒を、エアロゾルミストを第一のステーシ
    ョンの囲包された領域へ供給するための手段へ、前記各
    小滴がまた液状触媒成分を含むように、供給するための
    手段を含む請求項36に記載の装置。
  38. 【請求項38】  残留架橋剤及び触媒を布から洗浄す
    るための手段を包含する第三のステーションを少なくと
    も有し、前記第三のステーションは水浴及び加熱された
    乾燥ドラムシステムを有し、布が第二のステーションを
    通った後、水浴中及びドラムシステム上を順次布が進行
    し、前記乾燥ドラムシステムは、次第により高い温度ま
    で、最高温度を約400°Fとして加熱されたドラムを
    含む請求項37に記載の装置。
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