JPH04352540A - Fsk受信装置 - Google Patents

Fsk受信装置

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Publication number
JPH04352540A
JPH04352540A JP3126389A JP12638991A JPH04352540A JP H04352540 A JPH04352540 A JP H04352540A JP 3126389 A JP3126389 A JP 3126389A JP 12638991 A JP12638991 A JP 12638991A JP H04352540 A JPH04352540 A JP H04352540A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
high frequency
fsk
amplitude
Prior art date
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Pending
Application number
JP3126389A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Okazaki
岡崎 啓三
Takao Yoshihara
吉原 孝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3126389A priority Critical patent/JPH04352540A/ja
Publication of JPH04352540A publication Critical patent/JPH04352540A/ja
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商用周波電圧に高周
波信号を重畳し配電線を用いて通信を行う配電線搬送通
信技術分野におけるFSK(Frequency Sh
ift Keying)受信装置、特に信号の伝達が確
実に行われるFSK受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配電線搬送通信は通信線の敷設工事が不
要であるため広く使用されているが、配電系統から入り
込む雑音や信号の伝達特性などに問題があり、一般には
雑音に対して有利なFSK方式が広く利用されている。
【0003】図3は従来のFSK受信装置を示す構成図
である。図において、1、2はFSK信号(d)と商用
周波電圧(b)とから成る重畳信号(a)が印加される
電源端子であり、商用周波数50/60HzのAC10
0Vが印加されている。電源端子1、2は結合コンデン
サ3を介して結合トランス4の1次側に接続されるとと
もに、電源回路5に接続されている。電源回路5は、シ
ステム各部で用いられる電源出力と零位相検出回路6に
送出される商用周波電圧(b)とを生成している。結合
トランス4の2次側はバンドパスフィルタ(以下BPF
と略称する)回路7を介してFSK復調回路8の入力端
子に接続されている。
【0004】零位相検出回路6から出力されるクロック
信号(c)はCPU9の一方の入力端子IN1に印加さ
れている。結合トランス4の2次側から生成されるFS
K信号(d)は、BPF回路7を介してBPF出力波形
(g)となり、さらにFSK復調回路8を介して復調デ
ータ(h)となってCPU9の他方の入力端子IN2に
印加されている。結合コンデンサ3及び結合トランス4
は信号分離回路13を構成しており、送信元から送信さ
れてくる2種類の高周波信号及び商用周波電圧が重畳さ
れた重畳信号(a)から高周波信号f1及びf2を分離
する。CPU9はROM10及びRAM11とともに、
マイクロコンピュータすなわちデータ再生手段14を構
成している。
【0005】次に、図4の波形図を参照しながら、図3
に示した従来のFSK受信装置の動作について説明する
。いま、送信元の送信データが、(i)のように表され
るとすると、送信元は、送信データ(i)のうち、論理
コード“1”の部分を高周波信号f1とし、論理コード
“0”の部分をf1と異なる高周波信号f2として、配
電線を介して電源端子1、2に送信する。このとき、高
周波信号f1及びf2は同じ振幅で送信されるが、配電
線のインピーダンスが高周波信号f1の周波数に対して
は低く、高周波信号f2の周波数に対しては高いため、
電源端子1、2に到達したときには、FSK信号(d)
に示したように高周波信号f1の振幅が高周波信号f2
の振幅より大きくなる。
【0006】電源端子1、2には、FSK信号(d)(
高周波信号f1及びf2を含む)と商用周波電圧(b)
(AC100V、50/60Hz)とが重畳された重畳
信号(a)が入力される。電源回路5は、重畳信号(a
)から商用周波電圧(b)を取り出し、これを零位相検
出回路6に入力する。零位相検出回路6は、商用周波電
圧(b)をクロック信号(c)に変換する。クロック信
号(c)は、商用周波電圧(b)に同期しており、CP
U9の一方の入力端子IN1に入力され、CPU9のデ
ータ取り込みタイミングを取るために使用される。
【0007】一方、信号分離回路13は、重畳信号(a
)からFSK信号(d)(高周波信号f1及びf2を含
む。)を分離して取り出す。こうして取り出されたFS
K信号(d)は雑音を含んでいるため、BPF回路7に
通して、高周波信号f1及びf2のみを含むBPF出力
波形(g)にする。このとき、BPF回路7の特性のた
めに、BPF出力波形(g)においては、高周波信号f
1及びf2の振幅変化の立ち上がり及び立ち下がりがな
まり、振幅の大きな高周波信号f1の継続時間が長くな
り、振幅の小さな高周波信号f2の継続時間が短くなる
【0008】BPF出力波形(g)はFSK復調回路8
に入力され、FSK復調回路8は、復調データ(h)を
出力する。復調データ(h)は、上述の振幅の違いのた
めに送信元の送信データ(i)とは異なっている。一方
、CPU9は、クロック信号(c)の立ち上がり及び立
ち下がり時に復調データ(h)を読み取るが、復調デー
タ(h)と送信データ(i)との違いにより、図中のA
点、B点において読み取りエラーが発生する。すなわち
、送信元の送信データ(i)で論理コード“0”であっ
たものが、復調データでは論理コード“1”として読み
取られてしまう。なお、CPU9による復調データ(h
)の読み取り動作は、ROM10に格納されているプロ
グラムによって行われ、読み取られたデータはRAM1
1に収納される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のFSK受信装置
は以上のように、FSK信号(d)を受信する際に、周
波数の違いに起因して2つの高周波信号f1及びf2の
振幅が異なると、BPF回路7を通った後では、振幅の
大きな高周波信号f1の継続時間が長くなり、振幅の小
さな高周波信号f2の継続時間が短くなるので、FSK
復調回路8で復調された復調データ(h)は送信元のデ
ータ(i)と異なり、受信エラーとなるという問題点が
あった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、受信の際のエラーが発生しない
FSK受信装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るFSK受
信装置は、信号分離回路及びFSK復調回路の間に、2
種類の高周波信号のうち振幅の小さい方を振幅の大きい
方に比べて長時間通過させるゲート回路を設けたもので
ある。
【0012】
【作用】この発明においては、2種類の高周波信号のう
ち振幅の小さい方を振幅の大きい方に比べて長時間通過
させるため、振幅の小さい高周波信号の信号継続時間が
一定時間以上確保され、商用周波電圧に同期して読取る
ことにより、受信の際のエラーが発生しなくなる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図であり、
1〜8、11、13は前述と同様のものである。9Aは
CPUであり、零位相検出回路6からのクロック信号(
c)、FSK復調回路8からの復調データ(h′)及び
A/D変換器17の出力信号を、それぞれ入力端子IN
1、IN2及びIN3から取り込み、ゲート回路(後述
する)に対するゲート開閉信号(e)を出力端子OUT
から出力する。CPU9Aは、これに接続されるROM
10A及びRAM11とともにマイクロコンピュータす
なわちデータ再生手段14Aを構成している。ROM1
0Aには従来とは異なるプログラムが格納されており、
このプログラムによってCPU9Aは従来とは異なる動
作を行う。
【0014】12は信号分離回路13及びFSK復調回
路8の間に挿入されたゲート回路であり、CPU9Aか
らのゲート開閉信号(e)に従って開閉することにより
、信号分離回路13からのFSK信号(d)のオンオフ
を行い、2種類の高周波信号のうち振幅の小さい方を振
幅の大きい方に比べて長時間通過させる。16はBPF
回路7からのBPF出力波形(g′)を整流する整流回
路、17は整流回路16の出力信号をA/D変換するA
/D変換器である。
【0015】次に、図2の波形図を参照しながら、図1
に示したこの発明の一実施例の動作について説明する。 図2において、(a)〜(d)、(g′)、(h′)、
(i)は前述と同様の信号である。(e)はCPU9A
の出力端子OUTから出力されゲート回路12の開閉を
制御するゲート開閉信号であり、ハイレベルにおいてゲ
ート回路12を開放してFSK信号(d)を通過させ、
ローレベルにおいてゲート回路12を閉成してFSK信
号(d)を遮断させる。(f)はゲート回路12によっ
て裁断された被裁断FSK信号である。
【0016】送信元の送信データ(i)は、前述の理由
から、配電線を通って電源端子1、2に到達したときに
は、FSK信号(d)のように高周波信号f1の振幅が
高周波信号f2の振幅より大きくなっている。
【0017】前述と同様に、電源端子1、2にはFSK
信号(d)と商用周波電圧(b)とが重畳された重畳信
号(a)が入力され、電源回路5は重畳信号(a)から
商用周波電圧(b)を取り出し、零位相検出回路6は商
用周波電圧(b)の位相に基づいてクロック信号(c)
を生成し、CPU9Aの入力端子IN1に入力する。
【0018】信号分離回路13からのFSK信号(d)
は、ゲート回路12を介して被裁断FSK信号(f)と
なり、BPF回路7に入力される。BPF回路7からの
BPF出力波形(g′)は、整流回路16によって直流
に変換され、さらにA/D変換器17によってクロック
信号(c)の立ち上がり及び立ち下がり時にディジタル
値に変換された後、CPU9Aの入力端子IN3に入力
される。これにより、CPU9AはBPF出力波形(g
′)の振幅を知り、振幅に反比例する時間Tを計算した
後、ゲート回路12を開く時間をθ+Tとして、ゲート
開閉信号(e)を生成する。ここに、θは固定された時
間である。
【0019】こうして生成されたゲート開閉信号(e)
により、FSK信号(d)は、振幅の大きな高周波信号
f1の継続時間が短くなるように、また振幅の小さな高
周波信号f2の継続時間が長くなるように裁断されて、
被裁断FSK信号(f)となる。続いて、被裁断FSK
信号(f)から雑音を取り除くために、これをBPF回
路7に入力すると、BPF出力波形(g′)となる。
【0020】前述と同様に、BPF出力波形(g′)に
おいては、高周波信号f1及びf2の途切れた時点から
振幅が次第に減衰していく。ところが、図2のように、
振幅の大きな高周波信号f1がゲート回路12を通過す
る時間θ+T1は短く、振幅の小さな高周波信号f2が
ゲート回路12を通過する時間θ+T2は長く設定され
るため、BPF出力波形(g′)は振幅の大きな高周波
信号f1から振幅の小さな高周波信号f2に速やかに切
り換わる。また、2種類の高周波信号f1及びf2の振
幅が異なるにもかかわらず、両信号の継続時間は一定と
なる。
【0021】続いて、BPF出力波形(g′)はFSK
復調回路8によって復調データ(h′)に変換されるが
、図2に示したように、復調データ(h′)は送信元の
送信データ(i)と一致している。
【0022】なお、上記実施例では、商用周波電圧(b
)の位相が0°及び180°付近であるときのFSK信
号(d)を通過させBPF回路7に入力させるようにし
たが、高周波信号f1及びf2に振幅差があっても、B
PF回路7通過後の高周波信号f1及びf2の継続時間
を一定にするのが目的であるので、商用周波電圧(b)
の0°及び180°以外の他の位相に対応したFSK信
号(d)を通過させてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、信号分
離回路及びFSK復調回路の間に、2種類の高周波信号
のうち振幅の小さい方を振幅の大きい方に比べて長時間
通過させるゲート回路を設け、振幅の小さい高周波信号
の信号継続時間が一定時間以上確保されるようにしたの
で、受信の際のエラーが発生しないFSK受信装置が得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の一実施例における各信号の波形図で
ある。
【図3】従来のFSK受信装置を示す構成図である。
【図4】従来のFSK受信装置における各信号の波形図
である。
【符号の説明】
6    零位相検出回路 8    FSK復調回路 12    ゲート回路 13    信号分離回路 14A    データ再生手段 f1、f2    高周波信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  送信元の送信データに基づく2種類の
    高周波信号が商用周波電圧に重畳された信号から前記高
    周波信号を分離する信号分離回路と、前記高周波信号を
    復調するFSK復調回路と、前記商用周波電圧の位相を
    検出する零位相検出回路と、前記FSK復調回路及び前
    記零位相検出回路の各出力信号から前記送信元の送信デ
    ータを再生するデータ再生手段とを備えたFSK受信装
    置において、前記信号分離回路及び前記FSK復調回路
    の間に、2種類の前記高周波信号のうち振幅の小さい方
    を振幅の大きい方に比べて長時間通過させるゲート回路
    を設けたことを特徴とするFSK受信装置。
JP3126389A 1991-05-30 1991-05-30 Fsk受信装置 Pending JPH04352540A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195204A (ja) * 2007-02-09 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 変復調装置およびその復調方法、ならびにそのプログラムと記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195204A (ja) * 2007-02-09 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 変復調装置およびその復調方法、ならびにそのプログラムと記録媒体
JP4545161B2 (ja) * 2007-02-09 2010-09-15 株式会社リコー 変復調装置およびその復調方法、ならびにそのプログラムと記録媒体

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