JPH04352531A - 宅内系におけるs/t点インタフェース駆動制御装置 - Google Patents

宅内系におけるs/t点インタフェース駆動制御装置

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JPH04352531A
JPH04352531A JP3127480A JP12748091A JPH04352531A JP H04352531 A JPH04352531 A JP H04352531A JP 3127480 A JP3127480 A JP 3127480A JP 12748091 A JP12748091 A JP 12748091A JP H04352531 A JPH04352531 A JP H04352531A
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JP
Japan
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point interface
point
layer
isdn terminal
terminal device
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JP3127480A
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Hiroshi Ono
洋 小野
Masahiro Todo
正廣 藤堂
Hiroyoshi Yoda
依田 博義
Minoru Sato
稔 佐藤
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部及び外部S/T点
インタフェースを有するISDN端末装置のS/T点イ
ンタフェース駆動制御を改良した宅内系におけるS/T
点インタフェース駆動制御装置に関する。ISDN(I
ntegrated Service Digital
 Network) における宅内系(加入者系)の構
成方式として、次の2つの方式がある。その第1の方式
は、ISDNのディジタル交換機に網終端装置(NT)
を介して複数のISDN端末装置を接続するものであり
、第2の方式は、網終端機能を装備したISDN端末装
置をディジタル交換機に接続し、該ISDN端末装置の
外部S/T点インタフェースに8つまでのISDN端末
装置を接続するものである。後者の宅内系構成方式にお
いては、内部S/T点インタフェースと外部S/T点イ
ンタフェースの制御乃至その拡張上から見たとき、そこ
に改良すべき点がある。
【0002】
【従来の技術】前記第2の方式の概略構成図を図10に
示す。201 乃至208 はISDN端末装置21は
S/T点インタフェース、100はU点網終端機能を有
するISDN端末装置、23はU点インタフェース、2
4はISDN交換機である。U点網終端機能を有するI
SDN端末装置100は、ISDN端末装置部(TE部
)101、及び網終端装置部(NT部)102を有する
。その網終端装置部102は、S/T点インタフェース
(以下、外部S/T点インタフェースという。)21と
、網終端装置部102との間に形成されるS/T点イン
タフェース(以下、内部S/T点インタフェースという
。)103とを駆動するように構成されている。この網
終端装置部102は、前記第1の方式と同様に、S/T
点インタフェース21とU点インタフェース23とでは
、データフォーマット、速度等を異にしているので、そ
のS/T点インタフェース21とU点インタフェース2
3との間で信号を送受するのに支障を来さないようにS
/T点インタフェース21とU点インタフェース23と
の間のインタフェースを取るための装置である。
【0003】このような宅内系構成方式における発信、
及び着信は、図11及び図8に示すような遷移状態シー
ケンスを取ることにより、S/T点インタフェースを介
してISDN端末装置201 乃至208 、又は網終
端装置部101と、ISDN交換機24との間で通信を
行ない得る通信可能状態を確立し、データの正常な送受
が行ない得る状態を宅内系に整えた後に、通常のデータ
送受に入るようにしている。図11及び図8に示すIN
FO0は信号のなしのフレームを表し、INFO1はA
MI信号形式における正の2進の「0」1つと、負の2
進の「0」1つと、2進の「1」6つとの繰り返しから
成るフレームを表し、INFO2はBチャネル、Dチャ
ネル、及びDエコーチャネルのすべてのビットを2進の
「0」に設定したフレームを表し、INFO3はBチャ
ネル、及びDチャネルに一般データを含む同期フレーム
を表し、INFO4はBチャネル、Dチャネル、及びD
エコーチャネルに一般データを含むフレームを表す。A
R(Actitivation Reqest)は、I
SDN交換機24から網終端装置部102へ送信されて
来る着信フレームであり、起動は、宅内系の起動開始を
示す起動フレームである。AI(Actitivati
onIndication)は、着信フレームAR、又
は起動に応答して網終端装置部102からISDN交換
機24に対して送出される応答フレームである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の図11及び図8
に示すような遷移状態シーケンスは、前述のようにU点
網終端機能を有するISDN端末装置100において、
内部S/T点インタフェース103を駆動すれば足りる
ときでも、又外部S/T点インタフェース21を駆動す
る場合にも、その区別なしに取られるものである。これ
は、従来方式においてはS/T点インタフェース21と
内部S/T点インタフェース103とを区別した駆動方
式でなかったことにその原因がある。
【0005】従って、例えば、着信が網終端装置部10
1への着信であったときでも、S/T点インタフェース
21に対する前述の遷移状態シーケンスが取られるので
、網終端装置部102への着信毎に、送信電力の大きい
INFO2を無駄に送出している。又、ISDN端末装
置201 乃至208 においてもINFO3の返送を
行なわなければならない。
【0006】又、このような遷移状態シーケンスは、U
点網終端機能を有するISDN端末装置100が既に立
ち上がっている状態において、そのS/T点インタフェ
ース21に他のISDN端末装置を接続する場合にも、
同様に取られる。図11、及び図8に示す遷移状態シー
ケンスのINFO2、INFO3は、網終端装置部10
2と各ISDN端末装置との間の、立ち上げ時の信号伝
送で生ずる時間差を吸収し得る手段をも提供している。
【0007】本発明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作
されたもので、外部S/T点インタフェースに対する駆
動と、内部S/T点インタフェースに対する駆動とを異
なる制御態様で行なう宅内系におけるS/T点インタフ
ェース駆動制御装置を提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は、それぞ
れ請求項1及び請求項2に係わる発明の原理ブロック図
を示す。請求項1に係わる発明は、図1に示すように、
U点インタフェースに接続されるU点側制御部1と、外
部ISDN端末装置が接続される外部S/T点インタフ
ェースの駆動を行なうS/T点プロトコル制御部2と、
前記U点側制御部1と前記S/T点プロトコル制御部2
との間に設けられ、内部ISDN端末装置の駆動とアド
レスを含む内部データフレームの出力とを制御するレイ
ヤ2制御部3と、該レイヤ2制御部3から出力された前
記内部データフレームのアドレスに応答して前記外部S
/T点インタフェース及び前記内部ISDN端末装置側
のいずれか一方を択一的な駆動制御を生ぜしめるアドレ
ス検出部4とを設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2に係わる発明は、図1に示すよう
に、請求項1に記載の宅内系におけるS/T点インタフ
ェース駆動制御装置に、レイヤ2制御部3に接続された
内部バッファ5と、該内部バッファ6及び前記レイヤ2
制御部3に接続されたセレクタ回路6と、前記レイヤ2
制御部3及び外部ISDN端末装置のいずれか一方から
の外部S/T点インタフェース上の通信路可能状態通知
情報に応答して前記セレクタ回路6を前記レイヤ2制御
部3から前記内部バッファ6へ切り替える切り替え制御
部7とを設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】ISDN交換機からの着信時、又は内部ISD
N端末装置からの発信時に、宅内系におけるS/T点イ
ンタフェース駆動制御装置のレイヤ2制御部3から内部
データフレームが出力される。この内部データフレーム
のアドレスに応答するアドレス検出部4は、外部S/T
点インタフェース及び前記内部ISDN端末装置側のい
ずれか一方を択一的な駆動制御を生ぜしめる。
【0011】従って、ISDN交換機からの着信が前記
内部S/T点インタフェースに接続のISDN端末装置
であれば、当該内部S/T点インタフェースのみの駆動
が生ぜしめられ、又ISDN交換機からの着信が前記外
部S/T点インタフェースに接続のISDN端末装置で
あれば、当該外部S/T点インタフェースの駆動が生ぜ
しめられる。これにより、ISDN交換機からの着信が
前記内部ISDN端末装置であるときには、従来のよう
な前記外部S/T点インタフェースの駆動は生ぜしめら
れないから、その分だけ、消費電力の節減となる。又、
内部ISDN端末装置からの発信時にも、前記外部S/
T点インタフェースの駆動が生ぜしめられないから、同
様の作用効果が得られる。
【0012】この外部S/T点インタフェースの駆動が
生ぜしめられる場合において、前記外部S/T点インタ
フェースに関しての通信可能状態通知情報に応答して切
り替え制御部7は、前記セレクタ回路6を前記レイヤ2
制御部3から前記内部バッファ6へ切り替える制御を行
なうので、前記通信可能状態通知情報の通知までにレイ
ヤ2制御部3から転送されて来たフレーム情報は、内部
バッファ6に格納される。この内部バッファ6に格納さ
れたフレーム情報は、通信可能状態の確立後切り替え制
御部7によって切り替えられたセレクタ回路6を経て前
記外部S/T点インタフェースへ送出される。このバッ
ファリングにより、前記外部S/T点インタフェースに
接続される外部ISDN端末装置との間に生ずる時間差
を吸収する。
【0013】
【実施例】図3は、請求項1及び請求項2に係わる発明
の一実施例を示し、この実施例は、ISDNにおける宅
内系で実施する例である。この宅内系において、U点網
終端機能を有するISDN端末装置(U点網終端機能付
ISDN端末装置)22のみが、図10に示す宅内系と
異なる。従って、その他の構成要素には、図10に対応
する構成要素と同一の参照番号を付してその説明を省略
する。ISDN端末装置22は、U点インタフェース2
3に接続されるU点側制御部26と、S/T点インタフ
ェース21に接続されるS/T点プロトコル制御部25
と、U点側制御部26と線30,31を経て接続され、
S/T点プロトコル制御部25と線32,33を経て接
続されるレイヤ2制御部27と、S/T点プロトコル制
御部25と線36を経て接続され、レイヤ2制御部27
と線34を経て接続されるアドレス検出部28とを有し
て構成される。S/T点プロトコル制御部25と、U点
側制御部26とが、従来のNT部102に相当し、レイ
ヤ2制御部27と、アドレス検出部28とが従来のTE
部101に相当する。線32,33を経て、前述したI
NFO0乃至INFO4とは異なるフレーム形式で送受
される。線34上には、レイヤ2制御部27から内部I
SDN端末装置への着信を示すアドレス、又は全ISD
N端末装置へのブロードキャストを示すアドレスをセッ
トしている内部データフレームが送出されて来る。  
図4は、アドレス検出部28の詳細図である。このアド
レス検出部28が、請求項1に係わる発明についての実
施例を示している。アドレス検出部28は、線34に接
続され、内部アドレスを出力する内部アドレス制御部(
以下、内部TEI制御部という。)40と、線35に接
続され、外部アドレス及びブロードキャストを示す信号
を出力するアドレス検出部(以下、TEI他アドレス検
出部という。)41と、内部TEI制御部40とTEI
他アドレス検出部41とに接続されたアドレス比較部4
2と、TEI他アドレス検出部41に接続され、ブロー
ドキャストが指定されていることを示す信号を線45上
に出力するブロードキャスト検出部43と、アドレス比
較部42とブロードキャスト検出部43とに接続された
オア回路44とを有して構成される。アドレス比較部4
2は、内部アドレスと外部アドレスと一致のとき2進の
“1”を出力し、不一致のとき2進の“0”(外部S/
T点インタフェース駆動指示信号)を出力する。オア回
路44の出力は、線36を経てS/T点プロトコル制御
部25へ接続されている。又、ブロードキャスト検出部
43の出力線45上の信号は、図には明示しないが、S
/T点プロトコル制御部25へ供給されるように構成さ
れている。図5は、レイヤ2制御部27から線34上へ
送出されるフレームのフォーマットを示す。このフレー
ムフォーマットは、ISDN端末装置22内の内部デー
タフレームのフォーマットである。このフォーマットは
フラグフィールド、SAPIフィールド、TEIフィー
ルド、制御,情報フィールド、FCSフィールド、及び
フラグフィールドから成る。フラグフィールドは、フレ
ーム間を区別するためのフラグをセットし、SAPIフ
ィールドは、サービスアクセスポイント識別子をセット
し、TEIフィールドは、ユーザ端末終端点識別子をセ
ットし、制御,情報フィールドは、必要な番号情報をセ
ットし、FCSフィールドは、誤りチェックのためのフ
レームチェックシーケンスをセットするフィールドであ
る。
【0014】図6は、図4に示すS/T点プロトコル制
御部25の詳細図であり、このS/T点プロトコル制御
部25が、請求項2に係わる発明の一実施例を示してい
る。レイヤ2制御部27の出力線32内の線321 は
、レイヤ2フォーマット(L2フォーマット)検出部5
0、及びセレクタ回路53に接続されている。レイヤ2
フォーマット検出部50には、アドレス検出部28から
の線36が接続されている。レイヤ2フォーマット検出
部50は、線321 を経て転送されて来るレイヤ2デ
ータフレーム(ISDN端末装置22の線32を介して
送受される内部フォーマットで構成されるフレーム)の
制御,情報フィールドに含まれる通信可能状態情報に応
答してS/T点インタフェース21の通信可能状態の未
確立及び確立を判定し、S/T点インタフェース21の
通信可能状態の確立まで線321 を経て転送されて来
るレイヤ2データフレームにDチャネル等の制御上必要
なレイヤ2データフレームの判別をして該Dチャネル等
の制御上必要なレイヤ2データフレーム(アドレス、音
声データ等のフレーム)のみをFIFO52へ格納する
格納制御と、ISDN端末装置201 乃至208 か
らのS/T点インタフェース通信可能状態確立を示す通
知に応答してFIFO52からレイヤ2データフレーム
を読み出す読み出し制御とを行なう。前記ディジタル交
換機側から転送されて来るレイヤ2データフレーム内の
通信可能状態情報を見て得られた通信可能状態の未確立
及び確立を表す通知は、起動制御回路51へ為される。 起動制御回路51は、ISDN端末装置201 乃至2
08 からのS/T点インタフェース通信可能状態確立
を示すINFO3を受け取るとき、その旨の通知をレイ
ヤ2フォーマット検出部50へ行なうと共に、セレクタ
回路53に対しフォーマット変換回路54を経てオア回
路55へ送出するフレームをFIFO52から読み出さ
れたフレームとするようにその切り替えを行なう制御信
号をセレクタ回路53へ送出する。なお、S/T点イン
タフェース21へ送出されるフレームは、S/T点イン
タフェースを経て送受される正規のフレームであり、前
記レイヤ2データフレームは、S/T点プロトコル制御
部25において、その正規のフレームへフォーマット変
換回路54で変換されるが、この変換自体も前述の他の
フレーム変換と同様に本発明の要旨に関係ないので、そ
の詳細は、本明細書ではしないこととする。
【0015】図3、図4、及び図6において、U点側制
御部26は、図1及び図2のU点側制御部1に対応し、
S/T点プロトコル制御部25は、図1及び図2のS/
T点プロトコル制御部2に対応する。レイヤ2制御部2
7は、図1及び図2のレイヤ2制御部3に対応し、アド
レス検出部28は、図1及び図2のアドレス検出部4に
対応する。FIFO52は、図2の内部バッファ5に対
応し、セレクタ回路53は、図2のセレクタ回路6に対
応する。レイヤ2フォーマット検出部51、起動制御回
路52は、図2の切り替え制御部7に対応する。
【0016】前述した構成に成る請求項1及び請求項2
に係わる発明の動作を以下に説明する。先ず、ISDN
交換機24からの着信について図4乃至図7を用いて説
明する。ISDN端末装置201 乃至208 、及び
又はISDN端末装置22の電源を入れた後に、ISD
N交換機24からU点インタフェース23を経てISD
N端末装置22に対して着信通知フレームARが送信さ
れて来ると(図7の200参照)、U点側制御部26か
ら従来と同様にして着信通知に対する応答フレームAI
を返送する(図7の201参照)。これにより、ISD
N交換機24と、ISDN端末装置201 乃至208
 、及び又はISDN端末装置22との間に2つのBチ
ャネルと、1つのDチャネルとから成るISDNチャネ
ルが形成される。その際におけるISDN端末装置側に
対する処理は、従来とは異なって次のような制御となる
【0017】なお、このとき、ISDN端末装置201
 乃至208 のいずれかが動作状態となっているなら
ば、前記Dチャネルを経て外部S/T点インタフェース
21についての通信可能状態にあるか否かを示す制御情
報がISDN交換機24へ伝送されている。この制御情
報は、CCITT勧告に従う形式の従来装置と同様の制
御情報である。
【0018】前記応答フレームAIを受信したISDN
交換機24からは、ISDN端末装置22との間に形成
されているISDNチャネル内のDチャネルを介して着
信先アドレスを載せたフレーム(以下、U点インタフェ
ースフレームという。)が送信されて来る(図7の20
2参照)。このU点インタフェースフレームは、U点側
制御部26において、線30上の第1形式のレイヤ2デ
ータに変換しつつ、該フレームをレイヤ2制御部27へ
転送する。レイヤ2制御部27では、又第2形式のレイ
ヤ2データに変換してこれを線32、内部データフレー
ムに変換してこれを線34上へ送出する。この内部デー
タフレームは、図5に示すようなフォーマットを有する
。前記第1形式のレイヤ2データ、第2形式のレイヤ2
データ、及び内部データフレームも、本願明細書に開示
する発明における説明の都合上で名付けた名称であり、
ISDN端末装置22内において、その各部におけるデ
ータ形式を異にしているということを示すに過ぎず、そ
こに含まれる情報内容が全く変わって仕舞うのではなく
、情報内容自体は全く同じである。
【0019】前記着信先がISDN端末装置22である
ときには、線34上に内部アドレス(着信先がISDN
端末装置22であることを示すアドレス)をセットした
内部データフレームが送出され、着信先がISDN端末
装置201 乃至208 の内のいずかのISDN端末
装置であるときには、線35上に外部アドレス(着信先
がISDN端末装置201 乃至208 の内のいずか
のISDN端末装置であることを示すアドレス)をセッ
トした内部データフレームが送出されて来る。
【0020】従って、前記着信先がISDN端末装置2
2であるときにアドレス比較部42から出力される信号
は、2進の“1”となるが、着信先がISDN端末装置
201 乃至208 の内のいずかのISDN端末装置
であるとき、アドレス比較部42から出力される信号は
、2進の“0”となる。この2進信号は、S/T点プロ
トコル制御部25のレイヤ2フォーマット検出部50へ
供給されるものであるから、前記2進信号が“1”であ
るときには、レイヤ2フォーマット検出部50は動作さ
れないが、前記2進信号が“0”であるときには、レイ
ヤ2フォーマット検出部50は動作される。
【0021】この時刻に、又レイヤ2フォーマット検出
部50へはレイヤ2制御部27からバス32を介して第
2形式のレイヤ2データが転送されて来る。その第2形
式のレイヤ2データは、レイヤ2フォーマット検出部5
0において、第2形式のレイヤ2データ内の制御、情報
フィールド内の制御情報を見てS/T点インタフェース
21が通信可能状態にあるか否かを判定する。S/T点
インタフェース21が通信可能状態にないならば、バス
32を経て転送されて来る第2形式のレイヤ2データの
内のISDN交換機24と、着信先のISDN端末装置
201 乃至208 のいずれか1つとの間で通信上正
しく送信されねばならない第2形式のレイヤ2データを
FIFO52に順次に格納して行く。又、起動制御回路
51に対し通信可能状態未確立にある旨の通知を行なう
。この通知を受けている間は、起動制御回路51は、セ
レクタ回路53に対する切り替え信号として、バス32
上の第2形式のレイヤ2データを通過させる切り替え状
態に置く信号をセレクタ回路53に対し送出する。セレ
クタ回路53から第2形式のレイヤ2データを受け取っ
たフォーマット変換回路54は、当該第2形式のレイヤ
2データ対応のS/T点インタフェースフレーム(着信
先ISDN端末装置のアドレスを含むINFO4)へ変
換してS/T点インタフェース上に形成されている2B
+DのISDNチャネルの内のDチャネルを経てISD
N端末装置201 乃至208 の内の着信先ISDN
端末装置へ送出する(図7の203参照)。この場合に
、アドレスとしてブロードキャストを行なうアドレスが
第2形式のレイヤ2データに設定されているならば、ブ
ロードキャスト検出部43からブロードキャスト表示信
号が線45上に送出されて各ISDN端末装置に対して
ブロードキャストが行なわれる。
【0022】前述のようなレイヤ2における信号送受を
ISDN交換機24と、ISDN端末装置201 乃至
208 の内の着信先ISDN端末装置との間での交信
が進められると、遂にはS/T点インタフェースの通信
可能状態が確立するに至る。その事実は、ISDN交換
機24、又はISDN端末装置201 乃至208 の
内の着信先から起動制御回路51へ通知される。この通
信可能状態の確立通知は、ISDN交換機24側から為
される場合と、ISDN端末装置201 乃至208 
の内の着信先ISDN端末装置側から為される場合とが
あるが、ISDN交換機24側からの通知は、前述した
ようにしてISDN交換機24、U点インタフェース2
3、U点側制御部26、レイヤ2制御部27、そしてバ
ス32を経てS/T点プロトコル制御部25内のレイヤ
2フォーマット検出部50へ転送されて来る第2形式の
レイヤ2データの制御,情報フィールドを見ることによ
り判定することが出来る。その判定結果、つまり通信可
能状態の確立通知は、起動制御回路51へ為される。又
、ISDN端末装置201 乃至208 の内の着信先
ISDN端末装置側からの通知は、当該ISDN端末装
置からINFO3として起動制御回路51へ送られて来
る(図7の204参照)。
【0023】これにより、従来方式では、INFO2と
、INFO3との送受でISDN端末装置22のU点網
終端装置と、ISDN端末装置201 乃至208 の
内の着信先ISDN端末装置との間でS/T点インタフ
ェース通信状態確立に必要な時間差を確保していたのを
、レイヤ2フォーマット検出部50、起動制御回路51
、FIFO52、及びセレクタ回路53により前記時間
差を確保することが出来る。
【0024】このようにして、S/T点インタフェース
の通信状態確立が行なわれると、前述のところから明ら
かなように、セレクタ回路53はFIFO52側へ切り
替えられてレイヤ2送信が行なわれる(図7の205参
照)。又、ISDN交換機24からの着信先がISDN
端末装置22自身であるとききには、前述のところから
明らかなように、前述のINFO2の送出も、又INF
O4の送出もISDN端末装置22からS/T点インタ
フェース側へ行なわれない。従って、INFO2の送出
を必要としないから、消費電力の節減となる。
【0025】そして、前述のところから明らかなように
、着信時の外部S/T点インタフェース側ISDN端末
装置について言えることであるが、ISDN端末装置2
2が立ち上がっている状態になると、従来においては、
例えISDN端末装置22が立ち上がっている状態にな
っていたとしても、新たにS/T点インタフェースへI
SDN端末装置201 乃至208 としてのISDN
端末装置を接続するときには、生ぜしめられていた遷移
状態シーケンス,即ち図11に示す502,503,5
04,505は不要になる。
【0026】図8は、ISDN端末装置22から起動を
行なう場合の遷移状態シーケンスを示す。電源の投入に
応答して起動フレームをISDN交換機24へ送出した
後に(図8の300参照)、ISDN端末装置22が動
作状態通知フレームAIをISDN交換機24へ送出す
ることにより、ISDN端末装置22の起動が完了する
(図8の301参照)。図8に示す202乃至205は
、前述のようにして起動されたISDN端末装置22に
ついての認識を得たISDN交換機24からS/T点イ
ンタフェース21に接続されるISDN端末装置201
乃至208 の内のいずれかのISDN端末装置に対し
着信があった場合の、当該ISDN端末装置への接続処
理のための遷移状態シーケンスを示し、それ故遷移状態
シーケンスの参照に参照番号202乃至205を用いて
いる。この遷移状態シーケンスから明らかなように、従
来必要であったINFO2の送出が前述の図5及び図7
の説明と同様な理由から不要になるので、消費電力の節
減となる。この場合にも、ブロードキャストも含むが、
その説明は繰り返さない。
【0027】図9は、ISDN端末装置201 乃至2
08 のいずれかから起動を行なう場合の遷移状態シー
ケンスを示す。この遷移状態シーケンスは、従来と同じ
遷移状態シーケンスであるので、その説明は省略する。 図9内の300,301は、図8と同様に、それぞれ起
動フレーム及び動作状態通知フレームAI、400,4
01,402,403は、それぞれINFO1,INF
O2,INFO3,及びINFO4である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部S/T点インタフェースと、内部S/T点インタフェ
ースとを切り分ける手段が提供される。着信時の外部S
/T点インタフェースの駆動と、内部S/T点インタフ
ェースの駆動とを異なる駆動態様で行なうことができる
。又、内部S/T点インタフェースを介しての発信でも
、同様である。これらの場合に従来必要であったINF
O2の送出を行なう必要性を除くことができ、消費電力
の節減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係わる発明の原理ブロック図である
【図2】請求項2に係わる発明の原理ブロック図である
【図3】請求項1及び請求項2に係わる発明の一実施例
を示す図面である。
【図4】アドレス検出部の詳細図である。
【図5】内部データフレームの構成図である。
【図6】S/T点プロトコル制御部の詳細図である。
【図7】着信時の遷移状態シーケンスを示す図である。
【図8】U点網終端機能付ISDN端末装置から起動し
た場合の遷移状態シーケンスを示す図である。
【図9】外部ISDN端末装置から起動した場合の遷移
状態シーケンスを示す図である。
【図10】従来の宅内系構成図である。
【図11】従来宅内系の遷移状態シーケンスを示す図で
ある。
【符号の説明】
1  U点側制御部 2  S/T点プロトコル制御部 3  レイヤ2制御部 4  アドレス検出部 5  内部バッファ 6  セレクタ回路 7  切り替え制御部 21  S/T点インタフェース 23  U点インタフェース 25  S/T点プロトコル制御部 26  U点側制御部 27  レイヤ2制御部 28  アドレス検出部 40  内部TEI制御部 41  TEI他アドレス検出部 42  アドレス比較部 43  ブロードキャスト検出部 44  オア回路 50  レイヤ2フォーマット検出部 51  起動制御回路 52  FIFO 53  セレクタ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  U点インタフェースに接続されるU点
    側制御部(1)と、外部ISDN端末装置が接続される
    外部S/T点インタフェースの駆動を行なうS/T点プ
    ロトコル制御部(2)と、前記U点側制御部(1)と前
    記S/T点プロトコル制御部(2)との間に設けられ、
    内部ISDN端末装置の駆動とアドレスを含む内部デー
    タフレームの出力とを制御するレイヤ2制御部(3)と
    、該レイヤ2制御部(3)から出力された前記内部デー
    タフレームのアドレスに応答して前記外部S/T点イン
    タフェースの駆動制御及び前記内部ISDN端末装置側
    の駆動制御のいずれか一方を択一的に生ぜしめるアドレ
    ス検出部(4)とを有する宅内系におけるS/T点イン
    タフェース駆動制御装置。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の宅内系におけるS/
    T点インタフェース駆動制御装置において、レイヤ2制
    御部(3)に接続された内部バッファ(5)と、該内部
    バッファ(5)及び前記レイヤ2制御部(3)に接続さ
    れたセレクタ回路(6)と、アドレス検出部(4)から
    の外部S/T点インタフェース駆動指示信号、及び前記
    レイヤ2制御部(3)及び外部ISDN端末装置のいず
    れか一方からのS/T点インタフェース上の通信可能状
    態情報に応答して前記セレクタ回路(6)を前記レイヤ
    2制御部(3)から前記内部バッファ(5)へ切り替え
    る切り替え制御部(7)とを設けたことを特徴とする宅
    内系におけるS/T点インタフェース駆動制御装置。
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