JPH06261155A - ディジタル電話機用回路 - Google Patents
ディジタル電話機用回路Info
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- JPH06261155A JPH06261155A JP5047595A JP4759593A JPH06261155A JP H06261155 A JPH06261155 A JP H06261155A JP 5047595 A JP5047595 A JP 5047595A JP 4759593 A JP4759593 A JP 4759593A JP H06261155 A JPH06261155 A JP H06261155A
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- JP
- Japan
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- unit
- circuit
- interface
- power supply
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 局給電により給電される、ISDNの基本イ
ンタフェースに接続されるディジタル電話機用回路にお
いて、Iインタフェースの規定(起動時で380mW以
下、パワーダウン時で25mW以下)を満足させること
の出来る一元的なパワーダウン制御を実現する。 【構成】 接続検出部20からの接続の有無により、パ
ワーダウン制御部16で局給電電流を制限する。着信検
出部14の検出情報とモード設定部11の待機などの設
定により、パワーダウン制御部13で局給電電流を制限
する。
ンタフェースに接続されるディジタル電話機用回路にお
いて、Iインタフェースの規定(起動時で380mW以
下、パワーダウン時で25mW以下)を満足させること
の出来る一元的なパワーダウン制御を実現する。 【構成】 接続検出部20からの接続の有無により、パ
ワーダウン制御部16で局給電電流を制限する。着信検
出部14の検出情報とモード設定部11の待機などの設
定により、パワーダウン制御部13で局給電電流を制限
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN(総合ディジ
タルサービス網)の基本インタフェースに接続される端
末用回路としてのディジタル電話機用回路に関するもの
である。
タルサービス網)の基本インタフェースに接続される端
末用回路としてのディジタル電話機用回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ISDNの基本インタフェースに接続さ
れる端末において、Iインタフェースの規定では、「指
定されたTE(端末)の利用可能電力」を起動時で38
0mW以下、パワーダウン時で25mW以下としてい
る。但し、これは所要電力を網側から局給電電流として
供給される場合である。
れる端末において、Iインタフェースの規定では、「指
定されたTE(端末)の利用可能電力」を起動時で38
0mW以下、パワーダウン時で25mW以下としてい
る。但し、これは所要電力を網側から局給電電流として
供給される場合である。
【0003】かかる端末の電源として、局給電でなく、
商用電源を使用できる場合には、そのような規定に煩わ
されることはないが、商用電源を使用できない端末の場
合、局給電に頼るわけであるから、この規定電力以下に
端末の所要電力を抑える必要がある。
商用電源を使用できる場合には、そのような規定に煩わ
されることはないが、商用電源を使用できない端末の場
合、局給電に頼るわけであるから、この規定電力以下に
端末の所要電力を抑える必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、このような端
末においてパワーダウン制御を一元的に行なう方法がな
く、特に待機時の規定(パワーダウン時で25mW以
下)を満足することは困難であった。
末においてパワーダウン制御を一元的に行なう方法がな
く、特に待機時の規定(パワーダウン時で25mW以
下)を満足することは困難であった。
【0005】本発明の目的は、局給電により給電され
る、ISDNの基本インタフェースに接続される端末用
回路としてのディジタル電話機用回路において、上記I
インタフェースの規定を満足させることの出来る一元的
なパワーダウン制御を実現することにある。
る、ISDNの基本インタフェースに接続される端末用
回路としてのディジタル電話機用回路において、上記I
インタフェースの規定を満足させることの出来る一元的
なパワーダウン制御を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、総合ディジタルサービス網(ISDN)の基
本インタフェースに接続される端末用回路として、
発明では、総合ディジタルサービス網(ISDN)の基
本インタフェースに接続される端末用回路として、
【0007】前記インタフェースを介して網側に信号を
送信するドライバ回路と、前記インタフェースを介して
網側から信号を受信するレシーバ回路と、前記ドライバ
回路及びレシーバ回路との間で入出力されるレイヤ1フ
レーム信号についてISDNユーザ・網インタフェース
のレイヤ1処理及びDチャネルに関するレイヤ2の処理
を行なうプロトコル処理部と、前記プロトコル処理部か
ら読み出し/書込みが可能で該処理部から書込まれたデ
ータを保持する端末情報記憶部と、通信モードと待機モ
ードの設定を選択的に行なうためのモード設定部と、を
少なくとも備えたディジタル電話機用回路において、
送信するドライバ回路と、前記インタフェースを介して
網側から信号を受信するレシーバ回路と、前記ドライバ
回路及びレシーバ回路との間で入出力されるレイヤ1フ
レーム信号についてISDNユーザ・網インタフェース
のレイヤ1処理及びDチャネルに関するレイヤ2の処理
を行なうプロトコル処理部と、前記プロトコル処理部か
ら読み出し/書込みが可能で該処理部から書込まれたデ
ータを保持する端末情報記憶部と、通信モードと待機モ
ードの設定を選択的に行なうためのモード設定部と、を
少なくとも備えたディジタル電話機用回路において、
【0008】接続検出部と、着信検出部と、第1の電流
制限手段と、第2の電流制限手段と、を具備した。
制限手段と、第2の電流制限手段と、を具備した。
【0009】
【作用】接続検出部は、前記インタフェースを介して網
側から供給される給電の有無を検出することによりディ
ジタル電話機用回路の前記ISDN基本インタフェース
への接続の有無を検出する。着信検出部は、レシーバ回
路から出力される受信レイヤ1フレーム信号から網側か
らの着信の有無を検出する。
側から供給される給電の有無を検出することによりディ
ジタル電話機用回路の前記ISDN基本インタフェース
への接続の有無を検出する。着信検出部は、レシーバ回
路から出力される受信レイヤ1フレーム信号から網側か
らの着信の有無を検出する。
【0010】そして第1の電流制限手段は、前記着信検
出部において着信を検出せず、かつ前記モード設定部に
おいて待機モードの設定がなされているとき、ドライバ
回路及びプロトコル処理部に、網側から供給される局給
電電流を制限して、そのパワーダウンを図る。また第2
の電流制限手段は、前記接続検出部において接続が検出
されていないとき、レシーバ回路、着信検出部、モード
設定部、及び端末情報記憶部に、網側から供給される局
給電電流を制限して、そのパワーダウンを図る。
出部において着信を検出せず、かつ前記モード設定部に
おいて待機モードの設定がなされているとき、ドライバ
回路及びプロトコル処理部に、網側から供給される局給
電電流を制限して、そのパワーダウンを図る。また第2
の電流制限手段は、前記接続検出部において接続が検出
されていないとき、レシーバ回路、着信検出部、モード
設定部、及び端末情報記憶部に、網側から供給される局
給電電流を制限して、そのパワーダウンを図る。
【0011】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の基本的実施例を示すブロック図で
ある。同図に示すディジタル電話機用回路は、トランス
Tr1,Tr2を介してISDN回線に接続されてい
る。
る。図1は、本発明の基本的実施例を示すブロック図で
ある。同図に示すディジタル電話機用回路は、トランス
Tr1,Tr2を介してISDN回線に接続されてい
る。
【0012】図1において、ドライバ回路1は、送信レ
イヤ1フレーム信号の正負のパルスの有無を示す2つの
2値ディジタル信号を送信AMI符号(Alternate Mark
Inversion:疑似3値符号)に変換する。レシーバ回路
2は、受信AMI符号を受信レイヤ1フレーム信号の正
負のパルスの有無を示す2つの2値ディジタル信号へ変
換する。
イヤ1フレーム信号の正負のパルスの有無を示す2つの
2値ディジタル信号を送信AMI符号(Alternate Mark
Inversion:疑似3値符号)に変換する。レシーバ回路
2は、受信AMI符号を受信レイヤ1フレーム信号の正
負のパルスの有無を示す2つの2値ディジタル信号へ変
換する。
【0013】プロトコル処理部3では、上記2つの2値
ディジタル信号を用いてISDNユーザ・網インタフェ
ースのレイヤ1(I.430勧告)処理および、Dチャ
ネルに関するレイヤ2(I.441勧告)の処理を行な
う。本プロトコル処理部3では、端末情報記憶部4にT
EI値(端末番号)が保持されている場合、そのTEI
値を用いて、網へのアクセスを行なう。
ディジタル信号を用いてISDNユーザ・網インタフェ
ースのレイヤ1(I.430勧告)処理および、Dチャ
ネルに関するレイヤ2(I.441勧告)の処理を行な
う。本プロトコル処理部3では、端末情報記憶部4にT
EI値(端末番号)が保持されている場合、そのTEI
値を用いて、網へのアクセスを行なう。
【0014】プロトコル処理部3においては、初めて網
にアクセスする際に、上記端末情報記憶部4にTEI値
が保持されていない場合、勧告に従ってID割り当て手
順を実行する。本プロトコル処理部3では、獲得したT
EI値などの端末番号情報を、端末情報記憶部4に書込
む。端末情報記憶部4では、電源電流の供給を受けてい
る間これを保持する。
にアクセスする際に、上記端末情報記憶部4にTEI値
が保持されていない場合、勧告に従ってID割り当て手
順を実行する。本プロトコル処理部3では、獲得したT
EI値などの端末番号情報を、端末情報記憶部4に書込
む。端末情報記憶部4では、電源電流の供給を受けてい
る間これを保持する。
【0015】着信検出部14では、上記レシーバ回路2
から出力される受信レイヤ1フレーム信号の正負のパル
スの有無を示す2つの2値ディジタル信号から、バス配
線(ISDN回線)上の信号(INFO0以外)の有無
を検出する。
から出力される受信レイヤ1フレーム信号の正負のパル
スの有無を示す2つの2値ディジタル信号から、バス配
線(ISDN回線)上の信号(INFO0以外)の有無
を検出する。
【0016】モード設定部11では、通信モードと待機
モードの設定を行なう。パワーダウン制御部A(13)
では、着信検出部14からバス配線上の信号無し(IN
FO0状態)通知を受けており、かつモード設定部11
により待機モードの設定が行なわれた場合において、該
パワーダウン制御部A(13)からドライバ回路1、プ
ロトコル処理部3に供給する電流を制限する。
モードの設定を行なう。パワーダウン制御部A(13)
では、着信検出部14からバス配線上の信号無し(IN
FO0状態)通知を受けており、かつモード設定部11
により待機モードの設定が行なわれた場合において、該
パワーダウン制御部A(13)からドライバ回路1、プ
ロトコル処理部3に供給する電流を制限する。
【0017】逆に、パワーダウン制御部A(13)は、
自身が電流の供給を受けている状態でかつ、着信検出部
14からバス配線上の信号ありの通知を受けるか、ある
いはモード設定部11より通信モードの設定が行なわれ
た場合、ドライバ回路1、プロトコル処理部3に電流を
供給する。なお、パワーダウン制御部A(13)は、パ
ワーダウン制御部B(16)を介するルートにより局給
電電流を供給されている。
自身が電流の供給を受けている状態でかつ、着信検出部
14からバス配線上の信号ありの通知を受けるか、ある
いはモード設定部11より通信モードの設定が行なわれ
た場合、ドライバ回路1、プロトコル処理部3に電流を
供給する。なお、パワーダウン制御部A(13)は、パ
ワーダウン制御部B(16)を介するルートにより局給
電電流を供給されている。
【0018】接続検出部20では、網からの給電の有無
をトランスTr1,Tr2を介して検出することによ
り、本ディジタル電話機用回路のバスへの接続の有無を
検出する。パワーダウン制御部B(16)では、接続検
出部20からバス配線への未接続が通知されている場
合、レシーバ回路2、着信検出部14、モード設定部1
1、端末情報記憶部4およびパワーダウン制御部A(1
3)へ、該パワーダウン制御部B(16)を介して供給
する局給電電流を制限する。
をトランスTr1,Tr2を介して検出することによ
り、本ディジタル電話機用回路のバスへの接続の有無を
検出する。パワーダウン制御部B(16)では、接続検
出部20からバス配線への未接続が通知されている場
合、レシーバ回路2、着信検出部14、モード設定部1
1、端末情報記憶部4およびパワーダウン制御部A(1
3)へ、該パワーダウン制御部B(16)を介して供給
する局給電電流を制限する。
【0019】逆に、パワーダウン制御部B(16)は、
自身が局給電電流の供給を受けている状態でかつ、接続
検出部20からバス配線への接続が通知されている場
合、レシーバ回路2、着信検出部14、モード設定部1
1、端末情報記憶部4およびパワーダウン制御部A(1
3)へ、局給電電流を供給する。
自身が局給電電流の供給を受けている状態でかつ、接続
検出部20からバス配線への接続が通知されている場
合、レシーバ回路2、着信検出部14、モード設定部1
1、端末情報記憶部4およびパワーダウン制御部A(1
3)へ、局給電電流を供給する。
【0020】以上、概略を説明したが、以下、具体的に
詳しく回路動作を説明する。本ディジタル電話機用回路
が、網(ISDN回線)に未接続である場合には、すべ
ての機能ブロックに電流が供給されない。初めて網に接
続された際に、接続検出部20でバスへの接続が検出さ
れ、パワーダウン制御部B(16)の動作により、レシ
ーバ回路2、着信検出部14、モード設定部11及び、
端末情報記憶部4に局給電電流が供給され、動作可能と
なる(待機状態:TEI未保持)。
詳しく回路動作を説明する。本ディジタル電話機用回路
が、網(ISDN回線)に未接続である場合には、すべ
ての機能ブロックに電流が供給されない。初めて網に接
続された際に、接続検出部20でバスへの接続が検出さ
れ、パワーダウン制御部B(16)の動作により、レシ
ーバ回路2、着信検出部14、モード設定部11及び、
端末情報記憶部4に局給電電流が供給され、動作可能と
なる(待機状態:TEI未保持)。
【0021】この状態の時に、着信検出部14がバス配
線上に信号(網からの着信)を検出するか、あるいはモ
ード設定部11への通信モードの設定(発呼要求)があ
った場合、パワーダウン制御部A(13)の動作によ
り、ドライバ回路1、プロトコル処理部3に電流が供給
され、動作可能となる。
線上に信号(網からの着信)を検出するか、あるいはモ
ード設定部11への通信モードの設定(発呼要求)があ
った場合、パワーダウン制御部A(13)の動作によ
り、ドライバ回路1、プロトコル処理部3に電流が供給
され、動作可能となる。
【0022】プロトコル処理部3は初期化され、レイヤ
1同期確立後、TEI値を記憶する端末情報記憶部4か
らTEIのデータを読み出そうとするが、端末情報記憶
部4にはデータが存在しないため、プロトコル処理部3
は、網にTEI値を要求する。そのためのID割り当て
手順完了後、プロトコル処理部3では、網から割り当て
られたTEI値を端末情報記憶部4に書込む(通信可能
な状態:TEI保持)。
1同期確立後、TEI値を記憶する端末情報記憶部4か
らTEIのデータを読み出そうとするが、端末情報記憶
部4にはデータが存在しないため、プロトコル処理部3
は、網にTEI値を要求する。そのためのID割り当て
手順完了後、プロトコル処理部3では、網から割り当て
られたTEI値を端末情報記憶部4に書込む(通信可能
な状態:TEI保持)。
【0023】バス配線上の信号無しを着信検出部14が
検出し、かつ待機モード設定がモード設定部11により
行なわれた場合、パワーダウン制御部A(13)は、ド
ライバ回路1およびプロトコル処理部3に供給する電流
を制限する(待機状態:TEI保持)。
検出し、かつ待機モード設定がモード設定部11により
行なわれた場合、パワーダウン制御部A(13)は、ド
ライバ回路1およびプロトコル処理部3に供給する電流
を制限する(待機状態:TEI保持)。
【0024】この待機状態において、上記と同様に網か
ら着信あるいは発呼要求があった場合、パワーダウン制
御部A(13)の動作により、ドライバ回路1、プロト
コル処理部3に局給電電流が供給され、動作可能とな
る。プロトコル処理部3は、初期化され、レイヤ1同期
確立後、TEI値を保持する端末情報記憶部4からTE
I値を読み出す。ここで、端末情報記憶部4にTEI値
が保持されているため、端末(ディジタル電話機用回
路)はID割り当て手順を実行せずに、自分が割り当て
られていたTEI値を使用して通信することが可能とな
る(通信可能な状態:TEI保持)。
ら着信あるいは発呼要求があった場合、パワーダウン制
御部A(13)の動作により、ドライバ回路1、プロト
コル処理部3に局給電電流が供給され、動作可能とな
る。プロトコル処理部3は、初期化され、レイヤ1同期
確立後、TEI値を保持する端末情報記憶部4からTE
I値を読み出す。ここで、端末情報記憶部4にTEI値
が保持されているため、端末(ディジタル電話機用回
路)はID割り当て手順を実行せずに、自分が割り当て
られていたTEI値を使用して通信することが可能とな
る(通信可能な状態:TEI保持)。
【0025】以上により、本実施例において、起動時、
待機時およびバス未接続時の局給電範囲を自動的に切り
替えることが可能となり、待機時において、レシーバ部
および着信検出部のみ動作可能とすることにより、給電
規定を十分満足することが出来る。
待機時およびバス未接続時の局給電範囲を自動的に切り
替えることが可能となり、待機時において、レシーバ部
および着信検出部のみ動作可能とすることにより、給電
規定を十分満足することが出来る。
【0026】図2は、図1におけるパワーダウン制御部
B(16)の具体例を示す回路図であり、図3は、図1
におけるパワーダウン制御部A(13)の具体例を示す
回路図である。図2、図3に示す回路は、それ自体明瞭
であるので、特別説明の必要はないであろう。
B(16)の具体例を示す回路図であり、図3は、図1
におけるパワーダウン制御部A(13)の具体例を示す
回路図である。図2、図3に示す回路は、それ自体明瞭
であるので、特別説明の必要はないであろう。
【0027】図4は、本発明の更に具体的な実施例を示
すブロック図である。同図を参照する。図1を参照して
行った説明と若干重複するところもあるが、以下、説明
する。ドライバ回路1は、送信レイヤ1フレーム信号の
正負のパルスの有無を示す2つの2値ディジタル信号を
送信AMI符号(Alternate Mark Inversion:疑似3値
符号)に変換する。
すブロック図である。同図を参照する。図1を参照して
行った説明と若干重複するところもあるが、以下、説明
する。ドライバ回路1は、送信レイヤ1フレーム信号の
正負のパルスの有無を示す2つの2値ディジタル信号を
送信AMI符号(Alternate Mark Inversion:疑似3値
符号)に変換する。
【0028】レシーバ回路2は、受信AMI符号を受信
レイヤ1フレーム信号の正負のパルスの有無を示す2つ
の2値ディジタル信号へ変換する。プロトコル処理部3
では、上記レシーバ回路2の2値ディジタル信号を用い
てISDNユーザ・網インタフェースのレイヤ1(I.
430勧告)処理および、Dチャネルに関するレイヤ2
(I.441勧告)の処理を行なう。プロトコル処理部
3では、端末情報記憶部4にTEI値が保持されている
場合、そのTEI値を用いて、網へのアクセスを行な
う。
レイヤ1フレーム信号の正負のパルスの有無を示す2つ
の2値ディジタル信号へ変換する。プロトコル処理部3
では、上記レシーバ回路2の2値ディジタル信号を用い
てISDNユーザ・網インタフェースのレイヤ1(I.
430勧告)処理および、Dチャネルに関するレイヤ2
(I.441勧告)の処理を行なう。プロトコル処理部
3では、端末情報記憶部4にTEI値が保持されている
場合、そのTEI値を用いて、網へのアクセスを行な
う。
【0029】プロトコル処理部3においては、初めて網
にアクセスする際に、端末情報記憶部4にTEI値が保
持されていない場合、勧告に従ってID割り当て手順を
実行する。本プロトコル処理部3では、獲得したTEI
値などの端末情報を、端末情報記憶部4に書込む。端末
情報記憶部4では、電流の供給を受けている間これを保
持する。
にアクセスする際に、端末情報記憶部4にTEI値が保
持されていない場合、勧告に従ってID割り当て手順を
実行する。本プロトコル処理部3では、獲得したTEI
値などの端末情報を、端末情報記憶部4に書込む。端末
情報記憶部4では、電流の供給を受けている間これを保
持する。
【0030】通話回路部5では、プロトコル処理部3か
ら入出力されるBチャネルと通話信号との変換を行な
う。操作表示部6では、本回路に関する各種操作表示を
行なう。バックアップメモリ部7では、電流が供給され
ている間、端末の各種設定データの保持を行なう。電池
8は、常時バックアップメモリ7に電流を供給する。
ら入出力されるBチャネルと通話信号との変換を行な
う。操作表示部6では、本回路に関する各種操作表示を
行なう。バックアップメモリ部7では、電流が供給され
ている間、端末の各種設定データの保持を行なう。電池
8は、常時バックアップメモリ7に電流を供給する。
【0031】レイヤ3およびマンマシン処理部9では、
操作表示部6と入出力されるコマンド、メッセージ等の
やりとりを行なうとともに、プロトコル処理部3との間
でレイヤ3メッセージのやりとりを行なう。また、外部
バックアップメモリ7に各種設定(例:自端末番号や短
縮ダイヤル)データの書込み/読み出しを行なう。着信
検出部14では、レシーバ回路2から出力される受信レ
イヤ1フレーム信号の正負のパルスの有無を示す2つの
2値ディジタル信号から、バス配線上の信号(INFO
0以外)の有無を検出する。
操作表示部6と入出力されるコマンド、メッセージ等の
やりとりを行なうとともに、プロトコル処理部3との間
でレイヤ3メッセージのやりとりを行なう。また、外部
バックアップメモリ7に各種設定(例:自端末番号や短
縮ダイヤル)データの書込み/読み出しを行なう。着信
検出部14では、レシーバ回路2から出力される受信レ
イヤ1フレーム信号の正負のパルスの有無を示す2つの
2値ディジタル信号から、バス配線上の信号(INFO
0以外)の有無を検出する。
【0032】モード設定部11では、通信モードと待機
モードの設定を行なう。フックスイッチ12は、モード
設定部11にモードを指示する。オンフック時は待機モ
ード、オフフック時は通信モードの指示を行なう。
モードの設定を行なう。フックスイッチ12は、モード
設定部11にモードを指示する。オンフック時は待機モ
ード、オフフック時は通信モードの指示を行なう。
【0033】パワーダウン制御部A(13)では、着信
検出部14からバス配線上の信号無し(INFO0状
態)通知を受けており、かつモード設定部11により待
機モードの設定が行なわれた場合において、ドライバ回
路部1、プロトコル処理部3、通話回路部5、操作表示
部6、レイヤ3およびマンマシン処理部9に供給する局
給電電流を制限する。
検出部14からバス配線上の信号無し(INFO0状
態)通知を受けており、かつモード設定部11により待
機モードの設定が行なわれた場合において、ドライバ回
路部1、プロトコル処理部3、通話回路部5、操作表示
部6、レイヤ3およびマンマシン処理部9に供給する局
給電電流を制限する。
【0034】パワーダウン制御部A(13)は、逆に、
自身が局給電電流の供給を受けている状態でかつ、着信
検出部14からバス配線上の信号ありの通知を受ける
か、あるいはモード設定部11より通信モードの設定が
行なわれた場合、ドライバ回路1、プロトコル処理部
3、通話回路部5、操作表示部6、レイヤ3およびマン
マシン処理部9に局給電電流を供給する。
自身が局給電電流の供給を受けている状態でかつ、着信
検出部14からバス配線上の信号ありの通知を受ける
か、あるいはモード設定部11より通信モードの設定が
行なわれた場合、ドライバ回路1、プロトコル処理部
3、通話回路部5、操作表示部6、レイヤ3およびマン
マシン処理部9に局給電電流を供給する。
【0035】接続検出部20では、網からの給電の有無
を検出することによりバスへの接続の有無を検出する。
局給電電流供給部15では、局からの給電電力を変換
し、パワーダウン制御部B(16)に必要な電流を供給
する。パワーダウン制御部B(16)では、接続検出部
20からバス配線への未接続が通知されている場合、レ
シーバ回路2、端末情報記憶部4、着信検出部14、モ
ード設定部11およびパワーダウン制御部A(13)へ
供給する電流を制限する。
を検出することによりバスへの接続の有無を検出する。
局給電電流供給部15では、局からの給電電力を変換
し、パワーダウン制御部B(16)に必要な電流を供給
する。パワーダウン制御部B(16)では、接続検出部
20からバス配線への未接続が通知されている場合、レ
シーバ回路2、端末情報記憶部4、着信検出部14、モ
ード設定部11およびパワーダウン制御部A(13)へ
供給する電流を制限する。
【0036】パワーダウン制御部B(16)は、逆に、
自身が局給電電流供給部15より電流の供給を受けてい
る状態でかつ、接続検出部20からバス配線への接続が
通知されている場合、レシーバ回路2、端末情報記憶部
4、着信検出部14、モード設定部11およびパワーダ
ウン制御部(A)13へ電流を供給する。
自身が局給電電流供給部15より電流の供給を受けてい
る状態でかつ、接続検出部20からバス配線への接続が
通知されている場合、レシーバ回路2、端末情報記憶部
4、着信検出部14、モード設定部11およびパワーダ
ウン制御部(A)13へ電流を供給する。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ディジタル電話機回路において、起動時、待機時お
よびバス未接続時の給電範囲を自動的に切り替えること
が可能となる。待機時において、レシーバ部および着信
検出部のみ動作可能とすることにより、給電規定を十分
満足することが出来る。
ば、ディジタル電話機回路において、起動時、待機時お
よびバス未接続時の給電範囲を自動的に切り替えること
が可能となる。待機時において、レシーバ部および着信
検出部のみ動作可能とすることにより、給電規定を十分
満足することが出来る。
【図1】本発明の基本的実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1におけるパワーダウン制御部B(16)の
具体例を示す回路図である。
具体例を示す回路図である。
【図3】図1におけるパワーダウン制御部A(13)の
具体例を示す回路図である。
具体例を示す回路図である。
【図4】本発明の更に具体的な実施例を示すブロック図
である。
である。
1…ドライバ回路、2…レシーバ回路、3…プロトコル
処理部、4…端末情報記憶部、11…モード設定部、1
3,16…パワーダウン制御部、14…着信検出部、2
0…接続検出部
処理部、4…端末情報記憶部、11…モード設定部、1
3,16…パワーダウン制御部、14…着信検出部、2
0…接続検出部
Claims (1)
- 【請求項1】 総合ディジタルサービス網(ISDN)
の基本インタフェースに接続される端末用回路として、 前記インタフェースを介して網側に信号を送信するドラ
イバ回路と、前記インタフェースを介して網側から信号
を受信するレシーバ回路と、前記ドライバ回路及びレシ
ーバ回路との間で入出力されるレイヤ1フレーム信号に
ついてISDNユーザ・網インタフェースのレイヤ1処
理及びDチャネルに関するレイヤ2の処理を行なうプロ
トコル処理部と、前記プロトコル処理部から読み出し/
書込みが可能で該処理部から書込まれたデータを保持す
る端末情報記憶部と、通信モードと待機モードの設定を
選択的に行なうためのモード設定部と、を少なくとも備
えたディジタル電話機用回路において、 前記インタフェースを介して網側から供給される給電の
有無を検出することにより前記ディジタル電話機用回路
の前記ISDN基本インタフェースへの接続の有無を検
出する接続検出部と、 前記レシーバ回路から出力される受信レイヤ1フレーム
信号から網側からの着信の有無を検出する着信検出部
と、 前記着信検出部において着信を検出せず、かつ前記モー
ド設定部において待機モードの設定がなされていると
き、前記ドライバ回路及びプロトコル処理部に、網側か
ら供給される局給電電流を制限して、そのパワーダウン
を図る第1の電流制限手段と、 前記接続検出部において接続が検出されていないとき、
前記ドライバ回路、プロトコル処理部、レシーバ回路、
着信検出部、モード設定部、及び端末情報記憶部に、網
側から供給される局給電電流を制限して、そのパワーダ
ウンを図る第2の電流制限手段と、を具備したことを特
徴とするディジタル電話機用回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047595A JPH06261155A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ディジタル電話機用回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047595A JPH06261155A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ディジタル電話機用回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06261155A true JPH06261155A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12779605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5047595A Pending JPH06261155A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ディジタル電話機用回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06261155A (ja) |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP5047595A patent/JPH06261155A/ja active Pending
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