JPH04351148A - 障害情報転送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、被保守局での障害情報
が保守担当局に転送されるようにした障害情報転送方式
に係わり、特に複数ある保守担当局のうちから、転送時
間帯対応の保守担当局が選択された上、この選択された
保守担当局に被保守局から障害情報が転送されるように
した障害情報転送方式に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】保守要員が不在に係る交換局（以下、被
保守局と称す）で何等かの障害が発生した場合、その障
害を早急に除去すべくその障害に係る情報は保守担当局
に速やかに転送された上、適切な復旧措置が採られる必
要があるが、これまでの障害情報転送方式においては、
障害発生時点の如何を問わず、特定の保守担当局に被保
守局各々からの障害情報が集中的に転送されるようにな
っている。なお、この種の技術に関するものとしては、
特開昭５４ー３６１１４号公報が挙げられる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
での障害情報転送方式においては、障害発生時点の如何
を問わず、特定の保守担当局に被保守局各々からの障害
情報が集中的に転送されているが、保守担当局に保守要
員が常時常駐しているとは限らず、保守要員不在時に障
害情報が転送される場合には、いきおい復旧は遅れがち
なものとなっているのが実情である。また、保守担当局
如何によっては、ある時間帯には保守要員は常駐してい
るが、それ以外の時間帯は常駐していないなどの事情が
あることを考慮すれば、被保守局からの障害情報は複数
ある保守担当局のうち、適当な保守担当局に転送される
必要があるものとなっている。本発明の目的は、被保守
局各々からの障害情報が保守要員駐在に係る保守担当局
に確実に転送され得る障害情報転送方式を供するにある
。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的は、被保守局で
障害を検出した上、その障害情報が一般発信接続により
中継局を介し保守担当局に転送されるに際しては、予め
設定されている転送時間帯対応の電話番号が選択された
上、この電話番号にもとづき中継局を介し保守担当局に
発信接続せしめた後、保守担当局に障害情報を転送せし
めることで達成される。

【０００５】

【作用】保守担当局各々での保守要員駐在時間帯は予め
知れていることから、被保守局各々から障害情報を保守
担当局に転送するに際しては、その時間帯に保守要員駐
在に係る保守担当局を選択した上、障害情報を転送すれ
ばよいというものである。

【０００６】

【実施例】以下、本発明を図１により説明する。図１は
本発明による障害情報転送方式に係る一例での障害情報
転送経路を示したものである。これによる場合、被保守
局１内の交換機２に何等かの障害が発生した場合には、
その障害情報は障害情報送信装置３より中継局１０内の
交換機１１を介し、被保守局１２，１５の何れかに転送
されるものとなっている。被保守局１２，１５各々の内
部には交換機１３，１６以外に、電話番号が予め付与さ
れた障害情報受信装置１４，１７が設けられていること
から、その電話番号にもとづき障害情報送信装置３より
、例えば障害情報受信装置１４への発信接続を要求すれ
ば、交換機２からの障害情報は交換機１１，１３を介し
障害情報受信装置１４で受信され得るものである。その
際、障害情報送信装置３から障害情報受信装置１４，１
７の何れに対し発信接続要求が行われるかは、タイマ部
９によって制御されるものとなっている。タイマ部９に
は予め保守担当局切替時間が登録されているが、その切
替時間が内蔵時計と常時比較され、この比較結果によっ
て切替回路６が制御されることによって、電話番号蓄積
部７，８各々に予め格納されている障害情報受信装置１
４，１７対応の電話番号の何れかが発信接続先の電話番
号として得られているものである。

【０００７】さて、障害発生から障害情報転送までの動
作について説明すれば、以下のようである。即ち、交換
機２に何等かの障害が発生した場合を想定すれば、交換
機２からは障害情報が障害情報送信装置３内の障害情報
転送部４に送出され、また、障害情報転送部４によって
発信制御部５は起動されるものとなっている。この起動
により発信制御部５では交換機１１を起動した後、切替
回路６からの電話番号にもとづき発信接続の要求が自動
的に行われるようになっているものである。例えば起動
時点で、切替回路６より障害情報受信装置１４対応の電
話番号が得られているものとすれば、その発信接続要求
により発信制御部５は交換機１１，１３を介し障害情報
受信装置１４に接続されるものである。この接続が行わ
れた場合、障害情報受信装置１４からは一般通話の場合
と同様にして、応答信号が発信制御部５に返送されるも
のとなっている。応答信号が受信された場合、発信制御
部５によって障害情報転送部４に通話線が接続されるこ
とから、障害情報転送部４・障害情報受信装置１４間は
通信可能状態におかれるものである。この状態で障害情
報転送部４より障害情報受信装置１４には障害情報が転
送されるわけであるが、その際での障害情報転送には、
公知のモデム信号等が使用されるものとなっている。

【０００８】

【発明の効果】以上、説明したように、請求項１による
場合は、被保守局各々からの障害情報が、保守要員駐在
に係る保守担当局に確実に転送され得るものとなってい
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明に係る一例での障害情報転送経
路を示す図

【符号の説明】

１…被保守局、２，１１，１３，１６…交換機、３…障
害情報送信装置、４…障害情報転送部、５…発信制御部
、６…切替回路、７，８…電話番号蓄積部、９…タイマ
部、１０…中継局、１２，１５…保守担当局、１４，１
７…障害情報受信装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　保守要員無駐在局としての被保守局で
   発生した障害の情報を、保守担当局に転送する障害情報
   転送方式であって、被保守局で障害を検出した上、該障
   害情報が一般発信接続により中継局を介し保守担当局に
   転送されるに際しては、予め設定されている転送時間帯
   対応の電話番号が選択された上、該電話番号にもとづき
   中継局を介し保守担当局に発信接続せしめた後、該保守
   担当局に障害情報が転送されるようにした障害情報転送
   方式。