JPH04351034A - 車両用多重伝送装置 - Google Patents

車両用多重伝送装置

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Publication number
JPH04351034A
JPH04351034A JP3124177A JP12417791A JPH04351034A JP H04351034 A JPH04351034 A JP H04351034A JP 3124177 A JP3124177 A JP 3124177A JP 12417791 A JP12417791 A JP 12417791A JP H04351034 A JPH04351034 A JP H04351034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
transmission
signal
output
receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP3124177A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaaki Kamei
貞昭 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3124177A priority Critical patent/JPH04351034A/ja
Publication of JPH04351034A publication Critical patent/JPH04351034A/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に搭載された複
数のユニットを2本の信号線からなる伝送路で接続し、
多重伝送を行う車両用多重伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2本の信号線からなる伝送路を用いた車
両用多重伝送装置は、一般的に図5のような構成となっ
ている。図5において、信号線1a,1bからなる伝送
路、2a,2bは反射防止用の終端抵抗、3は伝送路1
にバイアス電圧をかけるためのバイアス回路、4a〜4
cはたとえばエンジン制御装置などのユニット、5a〜
5cはユニット4a〜4c内にある多重伝送装置、6a
〜6cはたとえば、エンジン制御などを行うマイクロコ
ンピュータ(以下、マイコンと略称する)である。
【0003】従来の多重用伝送装置5a〜5cは図6の
ように伝送路1に信号を送信するドライバ7aとドライ
バ7b、伝送路1から信号を受信するレシーバ8、送・
受信に関する伝送制御およびマイコン6a〜6cとのデ
ータのやりとりを行う伝送制御装置9から構成される。
【0004】次に動作について説明する。伝送路1に信
号がない状態では、バイアス回路3によって信号線1a
はVH 信号線1bはVL に設定されている。伝送制
御装置9のTX 端子から出力された信号はドライバ7
a、ドライバ7bによって信号線1aおよび信号線1b
へと送信される。ここで、ドライバ7aはTX 端子の
出力を反転して送信する。
【0005】このようにして、送信された信号は伝送路
1を伝搬し、他の多重伝送装置5へと伝わる伝送路1上
の信号はコンパレータによって構成されたレシーバ8へ
と入力される。
【0006】このレシーバ8は電圧レベルの比較を行い
、その比較の結果が伝送制御装置9のRX 端子に入力
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用多重伝送
装置は以上のように構成されているので、2本の信号線
間が短絡した場合、伝送不能になるという課題があった
【0008】すなわち、図6のA点が短絡した場合、信
号線1aと信号線1bは(VH +VL )/2に固定
されてしまう。この状態で、ドライバ7a、ドライバ7
bが送信しようとしても、互いに打ち消し合って出力さ
れない。
【0009】また、レシーバ8への入力も同レベルとな
るため、RX 端子への出力が不安となってしまう。
【0010】車両においては、水の侵入などによって、
このような短絡状態が起こる可能性が高く、何らかの手
段を講ずる必要がある。
【0011】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、2本の信号線間の短絡が生じた場
合でも、ユニット間の伝送が可能となる車両用多重伝送
装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用多
重伝送装置は、一方のドライバの出力端とレシーバの一
方の入力端とを伝送路から切り離すスイッチ手段と、伝
送路の電圧レベルを監視し所定のレベル内に存在したと
きに検出信号を出力する伝送路監視回路と、検出信号の
出力される時間を計測し所定時間以上出力された場合上
記スイッチ手段の切換えを行う伝送路切換制御回路と、
上記レシーバに比較基準電圧を与える基準電圧回路とを
設けたものである。
【0013】
【作用】この発明においては、2本の信号線間に短絡が
発生した場合には、伝送路の電圧レベル変化を伝送路監
視回路が検出し、検出信号を出力する。この検出信号出
力時間を伝送路切換制御時間によって計測し、検出信号
が所定時間以上出力されれば、伝送切換制御回路により
、スイッチ手段の切換えを行い、一方のドライバの出力
端の切り離しと、レシーバの一方の入力端を基準電圧回
路側へ切り換え、短絡時にも信号の伝送が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の車両用多重伝送装置の実施
例を図面に基づいて説明する。図1はその一実施例の構
成を示すブロック図である。この図1において、図5,
図6の従来例と同一部分には同一符号を付して説明する
【0015】図1において、1は信号線1aと信号線1
bからなる伝送路、3は伝送路1にバイアス電圧をかけ
るためのバイアス回路、7aは伝送路1に信号を送信す
るためのドライバ、7bも同様のドライバ、8は伝送路
1から信号を受信するコンパレータを用いたレシーバ、
9は送・受信に関する伝送制御を行う伝送制御装置であ
る。
【0016】この伝送制御装置9のTX 端子からドラ
イバ7a,7bに信号を出力し、RX 端子にレシーバ
8の信号を入力するようになっている。
【0017】また、10は信号線1aおよび信号線1b
の電圧レベルを監視し、所定のレベル内に存在するかど
うか判定し、所定のレベル内に存在すれば、検出信号を
出力する伝送路監視回路、11は上記伝送路監視回路1
0からの検出信号の出力時間を計測し、所定時間以上出
力されれば、スイッチ手段12の切換えを行う伝送路切
換制御回路、13は伝送路切換時にレシーバ8に比較基
準電圧を与える基準電圧回路である。
【0018】上記スイッチ手段12はドライバ7aの出
力端と信号線1aとを切り離すスイッチS2と、レシー
バ8の入力端を信号線1aから切り離し、基準電圧回路
13の出力端に接続するスイッチS1とから構成されて
いるものである。かくして、ドライバ7a,7b、レシ
ーバ8、伝送制御装置9、伝送路監視回路10、伝送路
切換制御回路11、スイッチ手段12により、多重伝送
装置5を構成している。
【0019】次に動作について説明する。図1において
、信号線1aと信号線1b間の短絡がない場合では、ス
イッチS2は閉状態にあり、ドライバ7aの出力端と信
号線1aとは接続されている。また、スイッチS1はレ
シーバ8の入力端と信号線1aとを接続する側にある。
【0020】この状態においては、伝送路1はバイアス
回路3によって、バイアスされているため、信号線1a
は図2(a)に示すように、VH の電圧レベル、信号
線1bは図2(b)に示すように、VL の電圧レベル
となっている。
【0021】伝送制御装置9のTX 端子から出力され
た信号はトランシーバ7aおよびトランシーバ7bによ
って、伝送路1へと送信され、図5で示される他のユニ
ット4a〜4cのいずれかへと伝搬する。
【0022】このとき、図2(a)に示すように、信号
線1aでは電圧レベルはVH とVmin でスイング
することになり、信号線1bでは、図2(b)に示すよ
うにVmax とVL でスイングする。
【0023】伝送路1上の信号の状態はレシーバ8へ入
力され電圧レベルの比較がなされ、その結果が伝送制御
装置9のRX 端子へ入力される。
【0024】信号線1aと信号線1bの電圧レベルは常
に伝送路監視回路10が監視しており、信号線1aと信
号線1bの電圧レベルがともに、図3(a)に示すよう
に、(VH +VL )/2±αの範囲に存在するとき
、図3(b)に示すように、伝送路切換制御回路11へ
検出信号を出力する。ここで、αの値はVmax −(
VH +VL )/2または(VH +VL )/2−
Vmin の値より十分小さいものとする。
【0025】伝送路切換制御回路11は伝送路監視回路
10から出力された検出信号の出力時間を計測し、図3
(b)に示すように、あらかじめ設定された時間t1 
以上出力が継続した場合は、短絡と判断し、スイッチ手
段12を切り換える。
【0026】ここで、時間t1 をたとえば1フレーム
時間以上など十分長い時間に設定しておくと、短絡が発
生していない状態でも、信号の立ち上がり、立ち下がり
時に伝送路監視回路10は検出信号を出力するが、t1
 時間以下なため、スイッチ手段12の切換えは行われ
ない。
【0027】したがって、信号線1aと信号線1bがA
点において短絡した場合、電圧レベルは(VH +VL
 )/2に固定されるため、伝送路監視回路10は図3
(b)に示すように、検出信号を出力する。
【0028】この検出信号の出力が時間t1 以上継続
したとき、伝送路切換制御回路11は図3(c)に示す
ように、短絡であると判断し、スイッチ手段12のスイ
ッチS2を開状態にし、ドライバ7aの出力端と信号線
1aを切り離し、スイッチS1を基準電圧回路13側へ
切り換え、レシーバ8の入力端と信号線1aを切り離す
【0029】この基準電圧回路13からレシーバ8へし
きい値となる比較基準電圧が与えられる。比較基準電圧
は(VH +VL )/2とVmax の間の値とし、
たとえば〔(VH +VL )/2+Vmax 〕/2
などに設定する。
【0030】これらのスイッチ手段12の切換えによっ
て、信号線1aと信号線1bを1本の信号線とみなした
図4(a)に示すように、ドライバ7bの出力および図
4(c)に示すように、レシーバ8が出力することによ
る伝送システムが確立される。
【0031】スイッチ手段12の切換後は図4(b)に
示すように、信号線1a,1b上の信号は(VH +V
L )/2とVmax でスイングし、図4(c)に示
すように、レシーバ8は基準電圧回路13より与えられ
る比較基準電圧、たとえば〔(VH +VL )/2+
Vmax 〕/2をしきい値として信号の検出を行う。
【0032】なお、上記実施例では、信号線1aとドラ
イバ7a、レシーバ8の間にスイッチ手段12を設けた
が、信号線1bとドライバ7b、レシーバ8間に設けて
も良い。ただしその場合は基準電圧回路13の出力はV
min と(VH +VL )/2間に設定する必要が
ある。
【0033】また、スイッチ手段12において、スイッ
チS1,S2を用いるとしたが、このスイッチ手段には
FETなどの半導体スイッチを用いても良い。
【0034】さらに、上記実施例における伝送路監視回
路10と伝送路切換制御回路11を伝送制御装置9に内
蔵させても、同様の効果を奏する。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、2本
の信号線の短絡を伝送路監視回路で検出して、その検出
出力によりドライバ、レシーバの入出力側を伝送切換制
御回路で切り換えて伝送ができるように構成したので、
信号線間の短絡時にも伝送が不能となることがなくなり
、車両用多重伝送装置の信頼性を一段と高めることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による車両用多重伝送装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例において短絡がない状態での伝送
路上の波形を示す波形図である。
【図3】図1の実施例において短絡が発生したときの処
理のタイムを示すタイムチャートである。
【図4】図1の実施例におけるスイッチ手段切換後の入
出力波形図である。
【図5】従来の車両用多重伝送装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来の車両用多重伝送装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1  伝送路 1a  信号線 1b  信号線 3  バイアス回路 5  多重伝送装置 7a  ドライバ 7b  ドライバ 8  レシーバ 9  伝送制御装置 10  伝送路監視回路 11  伝送路切換制御回路 12  スイッチ手段 13  基準電圧回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2本の信号線からなる1つの伝送路と
    、一方のドライバの出力端とレシーバの一方の入力端と
    を上記伝送路から切り離すスイッチ手段と、上記伝送路
    の電圧レベルを監視し、所定のレベル内に存在したとき
    に検出信号を出力する伝送路監視回路と、上記検出信号
    の出力される時間を計測し、所定時間以上出力された場
    合、上記スイッチ手段の切換えを行う伝送路切換制御回
    路と、上記レシーバに比較基準電圧を与える基準電圧回
    路とを備えた車両用多重伝送装置。
JP3124177A 1991-05-29 1991-05-29 車両用多重伝送装置 Pending JPH04351034A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4344238A1 (de) * 1992-12-25 1994-06-30 Mitsubishi Electric Corp Zwei-Leitungs-Eingabe-/Ausgabevorrichtung
EP0725513A1 (de) * 1995-02-03 1996-08-07 Daimler-Benz Aktiengesellschaft Fehlertolerante Endstufe für ein digitales Zweileiterbus-Datenkommunikationssystem

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