JPH0435073Y2 - - Google Patents

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JPH0435073Y2
JPH0435073Y2 JP13712086U JP13712086U JPH0435073Y2 JP H0435073 Y2 JPH0435073 Y2 JP H0435073Y2 JP 13712086 U JP13712086 U JP 13712086U JP 13712086 U JP13712086 U JP 13712086U JP H0435073 Y2 JPH0435073 Y2 JP H0435073Y2
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socket
nut
shaft
nut runner
traveling
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばトラツクの後軸用のリーフス
プリングを固縛するUボルトに螺合される複数の
ナツトを同時に締付ける場合等に使用されて好適
なソケツト交換装置付多軸ナツトランナに関する
ものである。
(従来の技術) 上述したトラツク用リーフスプリングを固縛す
るUボルトは、車種によつて本数が異り、またボ
ルトの直径、従つてこれに螺合されるナツトのサ
イズも異るので、複数のナツトを同時に締付ける
多軸ナツトランナも多種類のものを必要とし、設
備投資の増大は謂うまでもなく、各種ナツトラン
ナを保管、整備するのに多大の手間を要する。そ
こで、ある車種の上記Uボルトが二本即ち締付け
ナツトが四個であり、他の車種のUボルトが三本
即ち締付ナツトが六個であるが、二本のUボルト
については関係的配置(即ち締付けられるべき四
個のナツトの中心線の関係位置)が共通であるよ
うな二つの車種について、共通の多軸ナツトラン
ナを使用することができれば、その設備台数を半
減し得る点で極めて有利であり、また上記の場合
に、各車種のUボルトのナツトランナに差異があ
つたとき、夫々のナツトに適合する複数のソケツ
トを短時間に一挙に交換することができれば、一
層便利であるが、従来のこのようなソケツト交換
装置付多軸ナツトランナは提供されていない。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上述したような少なくとも二種類の
ナツト配線パターンに共通することができ、また
ナツトサイズが異なる場合、夫々のナツトに適合
する複数のソケツトを一挙に交換することができ
るようにしたソケツト交換装置付多軸ナツトラン
ナを提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために創案され
たもので、複数のソケツト嵌合軸を具えた多軸ナ
ツトランナ、上記ソケツト嵌合軸に嵌合されて駆
動される第1のソケツトと上記第1のソケツトに
相対回転不能に、かつ軸線方向には相対変位可能
に連結され、対象螺棒に螺合されるナツト受容孔
を具えた第2のソケツトとからなるソケツトアセ
ンブリ、個数、関係位置及びナツトの種類の少く
とも何れかが異なる夫々複数のソケツトアセンブ
リを搭載した複数の走行台車、上記走行台車上に
設けられ搭載されたソケツトアセンブリを所定位
置に保持し叉は釈放することができるソケツトホ
ルダ、及び上記多種ソケツトランナ上に配設さ
れ、そのソケツト嵌合軸が任意の走行台車に搭載
されたソケツトアセンブリのすべての第1のソケ
ツトと正常に嵌合したのち、第1のソケツトとソ
ケツト嵌合軸との嵌合関係を保持するロツク装置
を具え、上記ソケツトアセンブリが上記ロツク装
置の作動後ソケツトホルダから釈放されるように
構成されたことを特徴とするソケツト交換装置付
多軸ナツトランナを要旨とするものである。
(作用) 本考案によれば、部分的に共通のナツト配置パ
ターンを有する少くとも二種類のナツト群に適合
する複数のソケツトを、夫々走行台車上に予め配
置し、各台車を随時所定位置に移動させ、その上
に装架されたソケツトを複数のソケツト嵌合軸を
具えた多軸ナツトランナに嵌合させて駆動するこ
とにより、少くとも二種類の配置パターンを有
し、かつ異るサイズの複数のナツトを同時に対象
物に対して締付けることができるものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付図面について具体的
に説明する。先づ第1図に示した装置全体の正面
図において、符号10は装置フレーム、12は上
記フレーム10内に収蔵され、後述するパターン
で配設された複数個(この実施例では、六個)の
ソケツト嵌合軸14を有する多軸ナツトランナで
あつて、上記ソケツト嵌合軸14はエアモータ等
に駆動源によつて駆動されるが、それ自体周知で
あるので、構造の詳細な説明は省略されている。
また上記多軸ナツトランナ12は、油圧或いは圧
縮空気を作動媒体とする圧力応動装置16(以下
リフタという)によつて上昇し又は下降せしめら
れる。上記フレーム10上には、その一部のみを
示した取付治具18及び20によつて上下、左右
方向に位置決めされる対象物22が装架される。
(なお上記取付治具20は図示しない圧力応動装
置により力Pで圧下される。)この実施例では、
対象物として二本のUボルト24によつて固縛さ
れる多数の板ばねからなるトラツク用のリーフス
プリング26が図示されている。Uボルト24に
は、夫々ナツト28が締付けられ、四個のナツト
28が、前記ナツトランナ12によつて同時に締
付けられるのである。また、別の車種に属するト
ラツクでは、上記二本のUボルト24と同一の中
心線を有するがナツトサイズが異り、かつナツト
ランナ12の図中右端のソケツト嵌合軸14の軸
線と同軸の第三のUボルトを具えたリーフスプリ
ングが使用され、この実施例示した装置は、上記
二つの車種(Uボルト二本及びUボルト三本でナ
ツトサイズが異なる車種)のリーフスプリング装
置に適用されるものである。
上記フレーム10には、一対のレール30が横
架され、そのフレーム外に突出した左方部分に第
1の走行台車32が、また右方部分に第2の走行
台車34が装架され、第1走行台車32は、図示
のUボルト二本のリーフスプリング装置に対応
し、第2の走行台車34は上述した三本のUボル
トを有するリーフスプリング装置に対応する。第
2図及び第3図に良く示されているように、各台
車32及び34は、前後各一対の車輪36,38
によつてレール30上に走行自在に支持されてい
る。
(但し、第3図は第1走行台車32を示してい
るが、支持装置については、第2走行台車34も
全く同様である。)また、各台車32及び34は、
夫々案内スプロケツト車40,42及びテンシヨ
ンスプロケツト車44を介して駆動スプロケツト
車46に懸装されたリンクチエーン48に連結さ
れ、駆動モータ50a及び50b(エアモータで
も電動モータでもよい)によつて夫々駆動され
る。更に、各台車32及び34は、夫々中間に溝
52を存して並設された三個のフオーク状のプラ
ツトフオーム54,56及び58を夫々具えてい
る。第1走行台車32に両外側のプラツトフオー
ム54及び58上には、溝52に沿つて延びた各
二個のアーム60及び62の一端が枢着され、各
アーム60はスプリングによつて、夫々の自由端
が溝52から遠ざかる方向に弾性的に付勢されて
いる。また中央のプラツトフオーム56上には、
上記アーム60及び62と夫々協働する各二個、
合計四個の対称的形状をなすアーム64及び66
が鋏状に配設され、各々のアームの組は夫々の一
端を共通軸によつてプラツトフオーム上に枢着さ
れ、かつスプリングによつて互に重なり合う方
向、即ち溝52から遠ざかる方向に付勢されてい
る。更に、各アーム60,62,64及び66の
上方には、夫々プラツトフオーム54,56及び
58に平行に、ローラ支持部材68,70及び7
2が配設され、各ローラ支持部材には、各アーム
60乃至66の溝52から遠い側の側面に当接す
るローラ74が夫々支持されている。上記ローラ
支持部材68,70及び72は、台車に一端に装
架された空気圧応動装置、電磁アクチユエータ
等、任意のアクチユエータ76により、第3図に
おいて左右方向に駆動される。各アーム60乃至
66には、溝52側の側面即ち背面に円弧状保持
部78が形成され、溝52の両側に対向して配置
されたアーム60と64,62と66によつて、
溝52内に装入されたソケツトアセンブリ80を
夫々保持することができるようになつている。第
4図に拡大して示されているように、ローラ74
が各アーム60乃至66の背面に接しているとき
に、各アームの円弧状保持部78がソケツトアセ
ンブリ80を係止して保持し、アクチユエータ7
6によつてローラ支持部材68,70及び72が
右動し、ローラ74が図中二点鎖線で示す位置に
変位すると、各アームは、夫々の端部に形成され
た傾斜面82がばね力によりローラ74に当接す
るように廻動し、その円弧状保持部78がソケツ
トアセンブリ80から離れるので、同アセンブリ
80が台車32から釈放される。第2走行台車3
4の平面図は図示されていないが、基本的には第
3図の第1走行台車32と全く同等であつて、台
車のプラツトフオーム及びローラ支持部材が図の
右方に所要の寸度だけ延長されて、更に一組のア
ーム60,62,64及び66、これらアームと
協働するローラ74が配設され、追加の二個のソ
ケツトアセンブリ80が装架されるように構成さ
れている。なお、第3図において符号81は各ロ
ーラ支持部材68,70及び72の摺動変位を案
内する門型のガイドである。
上記ソケツトアセンブリ80は、第5図に拡大
して示されているように、前記多軸ナツトランナ
12の出力軸であるソケツト嵌合軸14と嵌合す
る角孔84をその下端部に具備した第1のソケツ
ト86と、上端部に前記Uボルト24の螺合さる
べき鍔付ナツト28を受容する六角孔88を具え
た第2のソケツト90とからなり、第1及び第2
ソケツト86及び90は、角軸92によつて軸線
方向には相対変位が許容されるが、軸線の周りに
は相対回転不能なように連結され、両者間にはス
プリング94が縮設されている。図示の実施例で
は、角軸92が第1ソケツト86と一体に作られ
ているが、別体に作り螺合、圧入その他任意の手
段によつて第1のソケツト86に結合してもよ
い。第2ソケツト90の外周面に溝96が形成さ
れ、この溝96内に前記第1及び第2走行台車3
2及び34上のアーム62乃至66の円弧状保持
部78が係合することによつて、ソケツトアセン
ブリ80が所定の配置パターンで各台車上に保持
されることとなる。従つて、上記アーム62乃至
66、ローラ74、ローラ支持部材68,70及
び72、並びにアクチユエータ76によつて、複
数のソケツトアセンブリ80を走行台車上の所定
位置換言すれば所定の配置パターンで保持し、ま
た必要に応じ釈放することができるソケツトホル
ダが形成される。
次に、第6図及び第7図の示されているよう
に、前記多軸ナツトランナ12のケーシングと実
質的に一体に、複数個のガイド部材98が樹立さ
れ、同ガイド部材98によつて平らな帯板状のロ
ツクプレート100が摺動自在に支持されてい
る。ロツクプレート100は、その両側縁に複数
の切欠102を具え、かつその一端部をスライダ
104を介して空気圧応動装置又は電磁式アクチ
ユエータ等任意のアクチユエータ106に連結さ
れている。上記切欠102は、締付けられるべき
ナツト28の配置パターンに対応し、また、ロツ
クプレート100の厚さは、前記第1ソケツト8
6の外周に設けられた溝108内に嵌合し得る寸
度に形成されている。また、上記多軸ナツトラン
ナ12のソケツト嵌合軸14の外周には、第1ソ
ケツト86を遊嵌することができる粗芯出し用の
カツプ110が同心的に配設されている。
上記構成の作動態様について説明する。先づ、
第1図に二点鎖線で示すように対象物22例えば
二本のUボルト24を有するリーフスプリング装
置がフレーム10上に装架される。第1走行台車
32上に、上記Uボルト24のナツト締付部と同
一の配置パターンで四個のソケツトアセンブリ8
0が装架され、夫々の第2ソケツト90内に自動
装架装置を用い或いは手動で所定サイズの締付ナ
ツト28が装入される。次に、駆動モータ50a
が起動され、リンクチエーン48を介して第1走
行台車32がレール20上を走行して、多軸ナツ
トランナ12の直上部における設定位置で、図示
しないリミツトスイツチ等により台車位置が検出
され、駆動モータ50aが消勢されて停止する。
続いてリフタ16が作動し、ナツトランナ12が
設定位置まで上昇してその粗芯出用カツプ110
内に第1ソケツト86の下端部が嵌入する。ナツ
トランナ12のソケツト嵌合軸14と第1ソケツ
ト86の角孔84とが直接嵌合することは寧ろ偶
然であるから、多くの場合、各ソケツト嵌合軸1
4によつて第1ソケツト86が押上げられ、スプ
リング94が圧縮される。このとき、ロツクプレ
ート100は第7図に示す位置にあつて上記第1
ソケツト86の上昇を妨げず、また第2ソケツト
90はアーム60と64及び62と66が、夫々
溝96内に嵌合しているので、押上げられること
なく台車32上に保持されている。そこでナツト
ランナ12に短時間例えば0.5秒程度の寸動廻転
を与えると、通常すべての角孔84内にソケツト
嵌合軸14が嵌合して正規状態となる。次にアク
チユエータ106を作動させて、ロツクプレート
100を図示位置から左動させると、切欠102
に隣接する巾広の部分が第1ソケツト86の溝1
08内に嵌合し、ソケツトアセンブリ80がナツ
トランナ12に対してロツクされる。もし、何れ
かの第1ソケツト86の角孔84とソケツト嵌合
軸14とが正常に嵌合していない場合、上記アク
チユエータ106の作動にも拘わらずロツクプレ
ート100が左動しないので、作業者は目視によ
り、又は図示しない警報ランプ或いはブザーによ
りその事実を知ることができ、ナツトランナ12
を再び短時間寸動させる。再三の寸動にも拘わら
ずロツクプレート100が左動しない場合は、何
等かの本質的故障が発生している筈であるから、
装置の慎重な点検を行ない、必要に応じ対策を施
すこととなる。
上述のようにして、すべてのソケツトアセンブ
リ80が、多軸ナツトランナ12にロツクされる
と、アクチユエータ76が作動されローラ支持部
材68,70及び72を介して、ローラ74が第
3図において右方に変位せしめられる。ローラ7
4の右動によりすべてのアーム60,62,64
及び66が、ばね力によつて解錠位置に廻動さ
れ、第2ソケツト90が走行台車32から切り離
され、同時に台車32は駆動モータ50aの逆回
転によつて最初の位置又はナツトランナ12の上
昇を妨げない中間の位置まで退去する。続いて、
リフタ12によりナツトランナ12を設定位置ま
で上昇させ、ソケツト嵌合軸14を駆動すること
によつて締付けナツト28がUボルト24に一斉
に螺合される。次の対象物が同種のものであると
きは、単にリフタ16によりナツトランナ12を
下降させて、第2ソケツト90に新たなナツトを
装入したのち、再びリフタ16によりナツトラン
ナ12を上昇させてソケツト嵌合軸14を駆動し
締付作業を行なえば良い。一方、次の対象物が異
なる場合、即ちこの実施例では、Uボルト24が
三本のリーフスプリング装置の場合(但し、三本
のうち二本のUボルトの配置パターン即ち縦横の
中心距離が同一の関係にある)、先ず上記と全く
逆の順次で、待機していた第1走行台車32を設
定位置に移動させて同走行台車上にソケツトアセ
ンブリ80の第1ソケツト90を保持し、次にロ
ツクプレート100を第7図に示す解錠位置に変
位させて、ソケツトアセンブリ80をナツトラン
ナ12から切離したのち、走行台車を第1図に示
す原位置に復帰させる。その後、新たな対象物が
フレーム10に装架されたのち、駆動モータ50
bを起動して第2走行台車34をナツトランナ1
2の直上の設定位置に移動させ、以下上記と全く
同様にして六個の締付ナツトを三本のUボルトに
同時に締付けることができる。この際、第1の対
象物と第2の対象物とで、ナツトのサイズが変つ
ても、適合する第1ソケツト90を有するソケツ
トアセンブリを予め夫々の台車上に配置しておく
ことによつて、問題なく対応することができる。
更に、二本のUボルト、三本のUボルト、更に四
本のUボルトに一斉にナツトを締付けたい場合、
例えば第2走行台車34に八個のナツトのための
ソケツトアセンブリを取付け得るようにし、一方
ナツトランナ12にも配置パターンが同一のソケ
ツト嵌合軸を用意しておくことによつて、第2走
行台車34を六個のナツト締付用と八個のナツト
締付用とに共用することができる。勿論ナツトサ
イズが両者で異なる場合、夫々に適合するソケツ
トアセンブリ(第2ソケツトが異るので)を予め
用意しておく必要がある。
上記構成によれば、単一の多軸ナツトランナを
用いて少くとも二種類の異る対象物に対して、複
数個のナツトを迅速かつ確実に締付けることがで
きるので、個々の対象物毎に多軸ナツトランナを
用意する場合と較べてナツトランナの必要個数を
少くとも半減し、保管、管理及び整備の費用を著
しく節減することができる。
(考案の効果) 叙上のように、本考案に係るソケツト交換装置
付多軸ナツトランナは、複数のソケツト嵌合軸を
具えた多軸ナツトランナ、上記ソケツト嵌合軸に
嵌合されて駆動される第1のソケツトと上記第1
ソケツトに相対回転不能に、かつ軸線方向には相
対変位可能に連結され、対象螺棒に螺合されるナ
ツト受容孔を具えた第2のソケツトとからなるソ
ケツトアセンブリ、個数、関係位置及びナツトの
種類の少くとも何れかが異る夫々複数のソケツト
アセンブリを搭載した複数の走行台車、上記走行
台車上に設けられ搭載されたソケツトアセンブリ
を所定位置に保持し又は釈放することができるソ
ケツトホルダ、及び上記多軸ソケツトランナ上に
配設され、そのソケツト嵌合軸が任意の走行台車
に搭載されたソケツトアセンブリのすべての第1
ソケツトと正常に嵌合したのち、第1ソケツトと
ソケツト嵌合軸との嵌合関係を保持するロツク装
置を具え、上記ソケツトアセンブリが上記ロツク
装置の作動後ソケツトホルダから釈放されるよう
に構成されたことを特徴とし、締付けるべきナツ
トの個数、サイズ等を異にする少くとも二種類の
対象物に対して共通の多軸ナツトランナを用い迅
速、確実にナツトの締付けを行なうことができる
から、ナツトランナに対する設備投資及び保守、
管理のコストを節減し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略正面図、
第2図は第1図において第1又は第2走行台車3
2又は34が多軸ナツトランナ12の直上におけ
る設定位置に移動した場合の側面図、第3図は第
1走行台車32の平面図、第4図は第3図におけ
るアーム64及び66の作動態様を示した拡大平
面図、第5図はソケツトアセンブリ80の側断面
図、第6図は第1図におけるロツク装置部分の拡
大正面図、第7図は第6図の平面図である。 10……フレーム、12……多軸ナツトラン
ナ、14……ソケツト嵌合軸、16……リフタ、
22……対象物、24……Uボルト、26……リ
ーフスプリング、28……ナツト、30……レー
ル、32……第1走行台車、34……第2走行台
車、80……ソケツトアセンブリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のソケツト嵌合軸を具えた多軸ナツトラン
    ナ、上記ソケツト嵌合軸に嵌合されて駆動される
    第1のソケツトと上記第1ソケツトに相対回転不
    能に、かつ軸線方向には相対変位可能に連結さ
    れ、対象螺棒に螺合されるナツト受容孔を具えた
    第2のソケツトとからなるソケツトアセンブリ、
    個数、関係位置及びナツトの種類の少くとも何れ
    かが異る夫々複数のソケツトアセンブリを搭載し
    た複数の走行台車、上記走行台車上に設けられ搭
    載されたソケツトアセンブリを所定位置に保持し
    又は釈放することができるソケツトホルダ、及び
    上記多軸ソケツトランナ上に配設され、そのソケ
    ツト嵌合軸が任意の走行台車に搭載されたソケツ
    トアセンブリのすべての第1ソケツトと正常に嵌
    合したのち、第1ソケツトとソケツト嵌合軸との
    嵌合関係を保持するロツク装置を具え、上記ソケ
    ツトアセンブリが上記ロツク装置の作動後ソケツ
    トホルダから釈放されるように構成されたことを
    特徴とするソケツト交換装置付多軸ナツトラン
    ナ。
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