JPH04349872A - 弁当の製造装置 - Google Patents

弁当の製造装置

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JPH04349872A
JPH04349872A JP3022164A JP2216491A JPH04349872A JP H04349872 A JPH04349872 A JP H04349872A JP 3022164 A JP3022164 A JP 3022164A JP 2216491 A JP2216491 A JP 2216491A JP H04349872 A JPH04349872 A JP H04349872A
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JP
Japan
Prior art keywords
gas
inert gas
lunch
concentration
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP3022164A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Niwa
丹 羽  満 雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AWATAKE SHOJI KK
Original Assignee
AWATAKE SHOJI KK
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Publication date
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、弁当の製造装置に関し、
詳しくは、食物の腐敗などを防止するだけでなく食物の
鮮度・風味・香りなどをも劣化させることなく長期間保
存できる弁当を大量生産できる弁当の製造装置に関する
【0002】
【発明の技術的背景】旅先、行楽地、職場などにおいて
、弁当を食する機会は多いが、弁当は、特に夏期におい
ては食中毒発生の危険性から、製造後例えば6時間以内
というように一定時間内に食事に供さなければならなか
った。したがって、弁当を製造する側の立場からすれば
、その喫食時刻から逆算して一定時間内に弁当を製造し
なければならないことを意味し、その結果、弁当製造コ
ストの高騰を招くとともに弁当の量産を妨げていた。 また、弁当を食する側の立場からすれば、製造後時間の
経過した弁当は、鮮度、風味、味などが劣化するといっ
た問題もあった。
【0003】そこで、本発明者は、弁当をある程度長期
間保存できるようにするべく鋭意研究を重ねた結果、フ
ィルムによりシールされた弁当容器内に、不活性ガスを
充填し、食物を不活性ガス雰囲気の中で保存することに
より、食物の酸化および呼吸作用を抑制でき、且つ、食
物の水分の蒸発も抑制でき、その結果、食物の腐敗など
を防止するだけでなく、食物の鮮度、風味、香を劣化さ
せることなく、弁当を1カ月程度保存できることを見い
だした。
【0004】しかしながら、この弁当を大量に製造する
場合には、多数の弁当容器に不活性ガスを短時間で連続
的に充填する必要があるが、この実現が困難であり、長
期間保存可能な弁当を大量生産することが困難であり、
本発明者が考案した上記弁当保存方法も実効を図ること
ができなかった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たものであって、多数の弁当容器に不活性ガスを短時間
で連続的に充填できるようにし、これにより、長期間保
存可能な弁当を大量生産できる弁当の製造装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【発明の概要】この目的を達成するため、本発明に係る
弁当の製造装置は、一方向に順次配列し、エアーカーテ
ンにより仕切った複数のガス室と、食物を盛り付けた多
数の弁当容器を、前記複数のガス室内を順次搬送する搬
送手段と、弁当容器を搬送する下流側に位置するガス室
ほど、不活性ガスの濃度が順次段階的に高くなるように
、各ガス室に不活性ガスを充填する充填手段と、不活性
ガスの濃度が最も高いガス室において、各弁当容器を密
閉する密閉手段と、を具備することを特徴としている。
【0007】このように、本発明では、不活性ガスの濃
度が順次段階的に高くされたガス室内を、弁当容器を搬
送することにより、弁当容器内の不活性ガスの濃度を順
次高くすることができ、不活性ガスの濃度が最も高いガ
ス室では、弁当容器内の空気を不活性ガスに完全に置換
することができ、弁当容器内に不活性ガスを充填するこ
とができ、この状態の弁当容器を密閉手段により密閉し
ている。したがって、多数の弁当容器に不活性ガスを連
続的に素早く充填することができ、また、不活性ガスの
充填が不十分であるといったことがない。これにより、
長期間保存可能な弁当を大量生産することができる。
【0008】
【発明の具体的説明】以下、本発明の一実施例に係る弁
当の製造装置を図面を参照しつつ説明する。図1は、本
実施例に係る弁当の製造装置に用いる弁当容器の斜視図
、図2は、本実施例に係る弁当の製造装置の模式図、図
3は、図2に示すシール・ガス室の拡大図、図4は、各
ガス室の切欠き斜視図である。
【0009】本実施例で用いる弁当容器1は、図1に示
すように、合成樹脂から形成してあり、主食である米飯
を盛り付ける米飯盛付部2と、おかず、サラダなどを盛
り付けるための副食盛付部3とからなっている。この主
食盛付部2は、当該容器1の底壁から立上がるようにし
て設けてある米飯盛付部壁4により画成してあり、同様
に、副食盛付部3は、底壁から立上げた副食盛付部壁5
により画成してある。米飯盛付部壁4および副食盛付部
壁5は、略同じ高さに形成してあり、当該容器の側壁の
高さより低くしてある。
【0010】このような弁当容器1は、米飯自動盛付装
置(図示せず)によりまたは作業者の手作業により、当
該容器1の主食盛付部2に米飯を盛り付ける一方、容器
1の副食盛付部3にコロッケ、焼き魚などの副食を盛り
付ける。この副食の盛付けには、副食自動盛付装置によ
って行ってもよく、また作業者の手作業によって行って
もよい。
【0011】この弁当容器1の側壁の外周には、フラン
ジ6が形成してある。後述するように、弁当容器1内に
不活性ガスを充填した後、このフランジ6に、フィルム
7をシールする。このフィルム7としては、酸素透過性
が小さくしかも安全性に優れたフィルムが好ましく、具
体的にはポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエステルフィルム、プルランフィルムなどを用
いる。これらのうち、プルランフィルムが最も好ましく
、このプルランフィルムは水溶性でゲル形成しない粘性
の多糖体から構成してあり、可食性でしかも酸素透過率
が小さいという特性を有している。しかもこのプルラン
フィルムは弁当容器1と密に接着することができるため
、シール性に優れているという利点をも有している。 またこのプルランフィルムで弁当容器1をシールすれば
、弁当を加熱して暖める際に該フィルムを取り除く際の
手間が省けるという利点もある。
【0012】次に、図2に示すように、本実施例に係る
弁当の製造装置には、弁当容器に不活性ガスを充填する
ための4つのガス室11,12,13,14が設けてあ
る。さらに、食物を盛り付けた弁当容器1を、これらの
各ガス室11〜14内を順次搬送するためのベルトコン
ベヤ21(搬送手段)が設けてある。
【0013】これらのガス室11〜14は、不活性ガス
によるエアーカーテンにより区画してある。すなわち、
各ガス室11〜14には、不活性ガスを流通させる第1
ガス流通壁11a,12a,13a,14a,15aが
設けてあり、これら第1ガス流通壁11a〜15aに対
向するように、第2ガス流通壁11b,12b,13b
,14b,15bがベルトコンベヤ21側に設けてある
。第1ガス流通壁11a〜15aに不活性ガスを供給し
、この第1ガス流通壁11a〜15aの圧力を高くして
、この第1ガス流通壁11a〜15aから不活性ガスを
排出する。同時に、第2ガス流通壁11b〜15bの圧
力を低下してあるため、排出された不活性ガスは、第2
ガス流通壁11b〜15bに吸引される。これにより、
各ガス室11〜14は、不活性ガスの流れにより区画す
ることができる。
【0014】さらに、図4を参照して、各ガス室11〜
14をエアーカーテンにより区画する構成についてさら
に詳細に説明する。図4に示すように、不活性ガスを吹
き出す側の第1ガス流通壁11a〜15aは、ベルトコ
ンベヤ21の上方でこのコンベヤ21の両脇にはみ出す
ように配置してある。一方、不活性ガスを吸引する側の
第2ガス流通壁11b〜15bは、コンベヤ21の両脇
に配置してある。したがって、第1ガス流通壁11a〜
15aから吹き出された不活性ガスは、図4に矢印で示
すようにその中央部から出たガスは、コンベヤ21を横
切るように側方に流されると共に、第1ガス流通壁11
a〜15aの端部から出たガスは、そのまま下方に流さ
れる。これにより、各ガス室を区画するエアーカーテン
が構成されている。
【0015】また、図4に示すように、各ガス室を仕切
る側壁25と、ベルトコンベヤ21との間には、空間が
形成され、この空間を通して不活性ガスが漏洩する虞れ
がある。そのため、一端が側壁25に固定され他端がベ
ルトコンベヤ21上に載置された仕切板26が設けてあ
る。この仕切板26は、ベルトコンベヤ21の振動によ
り不活性ガスが漏れないようにゴムなどの弾性体で形成
してある。これにより、側壁25とコンベヤ21との間
の空間を通して、不活性ガスが漏洩することを防止でき
る。
【0016】さらに、ガス室11〜14をエアーカーテ
ンにより区画する構成は、下記のような構成であっても
良い。すなわち、図5に示すように、不活性ガスを吹き
出す側の第1ガス流通壁11a〜15aは、コンベヤ2
1の側方に配置してあり、これに対向するように、不活
性ガスを吸引する側の第2流通壁11b〜15bも、コ
ンベヤ21の側方に配置してある。したがって、第1ガ
ス流通壁11a〜15aから吹き出された不活性ガスは
、図5に矢印で示すように、コンベヤ21を横切るよう
に流されて、第2ガス流通壁11b〜15bに吸引され
、これにより、各ガス室11〜15はエアーカーテンに
より区画されている。なお、この場合には、エアーカー
テンの上方は、固定壁51により区画してある。
【0017】次に、弁当容器1を搬送する下流側に位置
するガス室11〜14ほど、不活性ガスの濃度が順次段
階的に高くなるように、各ガス室11〜14に不活性ガ
スを充填する充填手段が設けてある。例えば、ガス室1
1の不活性ガスの濃度は、85%に設定してあり、ガス
室12の濃度は、95%、ガス室13(ガス・シール室
)の濃度は、最も高く、99%に設定してある。なお、
ガス室14の濃度は、逆に、ガス室13より低く設定し
てあり、例えば90%に設定してある。このガス室14
は、ガス室13の濃度を所定に維持するためのものであ
る。
【0018】この充填手段は、具体的には、各ガス室1
1〜14に、各ガス室内の空気を吸引するための吸引管
31,32,33,34が設けてあるとともに、各ガス
室11〜14に、不活性ガスを導入するための導入管4
1,42,43,44が設けてある。これら導入管41
〜44は、不活性ガス分配器45に連結してある。この
不活性ガス分配器45は、各導入管41〜44に不活性
ガスの濃度を調整して分配する働きをする。不活性ガス
は、食物の酸化および呼吸作用を抑制できるガスであれ
ばよく、例えば、窒素ガスである。
【0019】さらに、図3に示すように、不活性ガスの
濃度が最も高いガス室13(ガス・シール室)には、上
述したフィルム7を弁当容器1のフランジ6にシールし
て弁当容器1を密閉するためのシール装置51(密閉手
段)が設けてある。この不活性ガスの濃度が最も高いガ
ス室13(ガス・シール室)の不活性ガス雰囲気によっ
て不活性ガスが充填された弁当容器1を、シール装置5
1が上下動することによってシールする。
【0020】したがって、不活性ガスの濃度が順次段階
的に高くされたガス室内を、食物を盛付けた弁当容器1
をベルトコンベヤ21により搬送することにより、弁当
容器内の不活性ガスの濃度を順次高くすることができ、
不活性ガスの濃度が最も高いガス室13(ガス・シール
室)では、弁当容器1内の空気は、不活性ガスに完全に
置換することができ、弁当容器1内に不活性ガスを充填
することができる。この状態の弁当容器1をシール装置
51によりフィルム7でシールし、その後、シールした
弁当容器1をガス室14内を通過させている。このガス
室14は、ガス室13の濃度を所定に維持するためのも
のである。
【0021】以上から、多数の弁当容器に不活性ガスを
連続的に素早く充填することができ、また、不活性ガス
の充填が不十分であるといったことがない。これにより
、長期間保存可能な弁当を大量生産することができる。
【0022】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れないのは勿論であり、特に、ガス室の濃度を所定にす
る充填手段、弁当容器の形状などは特に実施例に限定さ
れない。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、不活性
ガスの濃度が順次段階的に高くされたガス室内を、弁当
容器を搬送することにより、弁当容器内の不活性ガスの
濃度を順次高くすることができ、不活性ガスの濃度が最
も高いガス室では、弁当容器内の空気は、不活性ガスに
完全に置換することができ、弁当容器内に不活性ガスを
充填することができ、この状態の弁当容器1を密閉手段
により密閉している。したがって、多数の弁当容器に不
活性ガスを連続的に素早く充填することができ、また、
不活性ガスが弁当容器に全く充填されないといったこと
がなく、不活性ガスの充填が不十分であるといったこと
がない。これにより、長期間保存可能な弁当を大量生産
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る弁当の製造装置に用い
る弁当容器の斜視図である。
【図2】同実施例に係る弁当の製造装置の模式図である
【図3】図2に示すシ  ール・ガス室の拡大図である
【図4】各ガス室の切欠き斜視図である。
【図5】本発明の一実施例の変形例に係る各ガス室の切
欠き斜視図である。
【符号の説明】 1                        
        弁当容器11,12,13,14  
          ガス室21          
                    ベルトコン
ベヤ(搬送手段) 41,42,43,44            充填
手段51                     
         シール装置(密閉手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一方向に順次配列し、エアーカーテン
    により仕切った複数のガス室と、食物を盛り付けた多数
    の弁当容器を、前記複数のガス室内を順次搬送する搬送
    手段と、弁当容器を搬送する下流側に位置するガス室ほ
    ど、不活性ガスの濃度が順次段階的に高くなるように、
    各ガス室に不活性ガスを充填する充填手段と、不活性ガ
    スの濃度が最も高いガス室において、各弁当容器を密閉
    する密閉手段と、を具備することを特徴とする弁当の製
    造装置。
  2. 【請求項2】  不活性ガスの濃度が最も高いガス室の
    下流側に、密閉された弁当容器が搬送される1以上のガ
    ス室をさらに設け、前記充填手段により、この下流側に
    位置する1以上のガス室の不活性ガスの濃度を、不活性
    ガスの濃度が最も高いガス室から下流側に位置するほど
    、順次低くしてあることを特徴とする請求項1に記載の
    弁当の製造装置。
JP3022164A 1991-02-15 1991-02-15 弁当の製造装置 Pending JPH04349872A (ja)

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JP3022164A JPH04349872A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 弁当の製造装置

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JP3022164A JPH04349872A (ja) 1991-02-15 1991-02-15 弁当の製造装置

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JP (1) JPH04349872A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008271831A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Marudai Food Co Ltd 保存性が優れた弁当

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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