JPH04349773A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔発明の目的〕

【０００２】

【産業上の利用分野】本発明は、受信データを記憶する
記憶手段を設けたファクシミリ装置に関する。

【０００３】

【従来の技術】ファクシミリ装置においては、受信時に
、送信側から送られてくる原稿等の受信データを受信と
同時に印字手段により記録紙に印字出力するようにして
いる。

【０００４】また、受信データを記憶する記憶手段を備
えたファクシミリ装置においては、受信時に送信側から
送られてくる原稿等の受信データを記憶手段に一旦記憶
させ、受信中あるいは受信終了後に記憶手段に記憶され
た受信データを印字手段により記録紙に印字出力するよ
うにしている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のファ
クシミリ装置では、受信データを印字手段によって印字
出力する印字部数は１部のみであった。

【０００６】そのため、記録紙に印字出力された原稿に
ついて複数の部数が必要な場合には、印字出力が完了し
てから複写機等で必要とする部数分だけ複写作業を行わ
なければならず、手間がかかっていた。

【０００７】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、受信データの記録紙を必要とする部数だけ印字
出力することができるファクシミリ装置を提供すること
を目的とするものである。

【０００８】〔発明の構成〕

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明は、受信データを
記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された受信デ
ータを１頁毎に記録紙に印字出力する印字手段と、印字
部数を設定する部数設定手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた受信データについて前記部数設定手段で設定された
印字部数分だけ前記印字手段により印字出力させる制御
手段とを備えたものである。

【００１０】

【作用】本発明では、部数設定手段で印字部数を予め設
定しておくことにより、受信時において記憶手段に記憶
された受信データを印字手段で１頁毎に記録紙に印字出
力する際、各頁を設定印字部数分だけ印字出力させる。

【００１１】

【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。

【００１２】図１において、１はファクシミリ装置を制
御する制御手段としてのＣＰＵで、このＣＰＵ１のデー
タバスには、システム制御用のＲＯＭ２とＲＡＭ３およ
びＥＥＰＲＯＭ４、送受信データを記憶する記憶手段と
しての画像メモリ５、送信原稿を読み取るスキャナ部６
、画像メモリ５に記憶された受信データ等を１頁毎に記
録紙に印字出力する印字手段としてのプリンタ部７、通
信回線に接続されて送受信を行うモデム８、印字部数を
設定する部数設定手段９の機能を有するキーボード１０
、動作内容や設定内容等の必要事項を表示する表示器１
１が接続されている。

【００１３】前記キーボード１０には、図２に示すよう
に、電話番号等を入力するテンキー２１、スタートキー
２２、ストップキー２３、ファンクションキー２４、リ
ダイヤルキー２５、保留キー２６等の複数のキーが設け
られている。また、液晶表示器等からなる前記表示器１
１が設けられている。

【００１４】次に、本実施例の作用を説明する。

【００１５】まず、送信時には、送信原稿の内容をスキ
ャナ部６で読取るとともに符号化処理して画像メモリ５
に記憶し、この画像メモリ５に記憶された送信データを
モデム８を通じて送信する。

【００１６】また、受信時には、モデム８を通じて受信
される受信データを画像メモリ５に記憶し、この画像メ
モリ５に記憶された受信データを復合化処理してプリン
タ部７で記録紙に印字出力する。

【００１７】次に、印字部数の設定すなわち部数設定手
段９の機能を図３のフローチャートを参照して説明する
。

【００１８】通常は、キーボード１０の表示器１１に待
機表示が表示されている（ステップ１）。ここで、ファ
ンクションキー２４をオンすると（ステップ２）、表示
器１１に「印字部数設定」が表示される（ステップ３）
。

【００１９】そして、スタートキー２２をオンすると（
ステップ４）、ＲＡＭ３から既に設定されている印字部
数が読み出され、その印字部数が表示器１１に例えば「
印字部数１」と表示される（ステップ５）。

【００２０】続けて、リダイヤルキー２５または保留キ
ー２６を操作することにより、印字部数が増加または減
少し、その変更後の印字部数が表示器１１に例えば「印
字部数　　２」と表示される（ステップ６，７，５）。

【００２１】そして、設定終了したら、スタートキー２
２をオンすると、印字部数の設定内容がＲＡＭ３に記憶
され（ステップ８）、表示器１１の表示が待機表示に戻
される（ステップ９）。

【００２２】なお、設定途中でストップキー２３をオン
すると、設定モートがリセットされて待機状態に戻る。

【００２３】次に、受信データの印字出力動作を図４を
参照して説明する。

【００２４】前述のように受信時の受信データは画像メ
モリ５に記憶されており、受信データの印字出力動作が
開始されると、まず、画像メモリ５から１頁分の受信デ
ータを読み出すとともに復合化処理し、ＲＡＭ３や別の
頁メモリ等に記憶する（ステップ１１）。

【００２５】１頁分の受信データの復合化処理および記
憶が終了したら、メモリに記憶された１頁分の内容をプ
リンタ部７で記録紙に印字出力する（ステップ１２）。

【００２６】１頁分の印字出力が終了したら、ＲＡＭ３
に記憶されている印字部数の設定値を読み出し、１頁目
を１部印字出力したので設定値から−１する（ステップ
１３）。この設定値が０にならなければ、ステップ１２
に戻り、１頁目をもう１部印字出力する（ステップ１４
）。

【００２７】そして、印字部数の設定値が０になったら
すなわち１頁目を印字部数の設定値分だけ印字出力した
ら、メモリに記憶された印字終了頁すなわち１頁目をク
リアする（ステップ１５）。

【００２８】続けて、次頁があれば、ステップ１１に戻
り、上述のように次頁を設定印字部数分だけ印字出力し
、また、次頁がなければ終了する（ステップ１６）。

【００２９】このように、受信データの各頁を設定印字
部数分だけ印字出力することができる。

【００３０】

【発明の効果】本発明によれば、部数設定手段で印字部
数を予め設定しておくことにより、受信時において記憶
手段に記憶された受信データを印字手段で１頁毎に記録
紙に印字出力する際、各頁を設定印字部数分だけ印字出
力させることができ、複写機等で必要とする部数の複写
作業を行う必要がなく、手間を省くことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のファクシミリ装置の一実施例を示すブ
ロック図である。

【図２】キーボードの正面図である。

【図３】印字部数の設定のフローチャート図である。

【図４】印字出力時のフローチャート図である。

【符号の説明】

１　　　　制御手段 ５　　　　記憶手段 ７　　　　印字出力 ９　　　　部数設定手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　受信データを記憶する記憶手段と、こ
   の記憶手段に記憶された受信データを１頁毎に記録紙に
   印字出力する印字手段と、印字部数を設定する部数設定
   手段と、前記記憶手段に記憶された受信データについて
   前記部数設定手段で設定された印字部数分だけ前記印字
   手段により印字出力させる制御手段とを備えたことを特
   徴とするファクシミリ装置。