JPH04349262A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH04349262A
JPH04349262A JP3172262A JP17226291A JPH04349262A JP H04349262 A JPH04349262 A JP H04349262A JP 3172262 A JP3172262 A JP 3172262A JP 17226291 A JP17226291 A JP 17226291A JP H04349262 A JPH04349262 A JP H04349262A
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JP
Japan
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tape
reel
winding diameter
recording
detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP3172262A
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English (en)
Inventor
Norio Koseki
小関 典夫
Toshinobu Murakami
村上 俊信
Hideo Someya
秀男 染谷
Shinji Yamadadera
真司 山田寺
Masato Yokoyama
正人 横山
Kanji Maehara
前原 寛治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体としてテー
プを用いたVTR等の記録再生装置に係り、特にテープ
のローディング/アンローディングおよびリール・トゥ
・リールの走行を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリカルスキャン型VTR(ビデオテー
プレコーダ)や、R−DAT(回転ヘッド式ディジタル
オーディオレコーダ)のような回転走査型記録再生装置
においては、記録再生時はテープカセットからテープを
引き出して回転ドラムを含むテープ走行路に装着し(ロ
ーディング)、記録再生後はテープをテープカセット内
に戻す(アンローディング)。
【0003】このテープのローディング/アンローディ
ングには、例えばローディングリングと呼ばれるテープ
誘導部材が用いられる。テープ誘導部材は、ローディン
グモータによって駆動される。テープ誘導部材の制御は
、従来では始端検出センサ、中間位置検出センサおよび
終端検出センサによって得られたテープ誘導部材の位置
情報に従ってローディングモータの駆動電圧を切り換え
ることによって行われていた。しかしながら、このよう
な構成では以下の問題がある。
【0004】(a)ローディング/アンローディング時
には、テープ誘導部材の位置変化によりテープ走行状態
が変化し、それに伴ってローディングモータの負荷が変
化するため、ローディングモータの回転速度が刻々と変
化する。従来の技術では、テープ誘導部材の大まかな位
置しか検出できないため、その位置情報によりローディ
ングモータの駆動電圧を段階的に切り換えても、円滑な
ローディング/アンローディングが難しい。
【0005】(b)VTRにおいては、記録/再生、早
送り、巻き戻しおよび高速サーチなど種々のテープ走行
モードがあり、各モードに応じてテープ誘導部材の最適
位置が異なる。従来の技術ではテープ誘導部材の位置を
3点でしか検出できないため、テープ誘導部材をテープ
走行モードに適合した位置に精度よく停止させることが
できない。
【0006】(c)不意の事故(例えば電源コンセント
の抜け等による電源遮断)によりテープ誘導部材が誘導
途中で停止した場合、テープの走行を再スタートさせた
時にテープの切断等の最悪状態に陥るのを防ぐために、
テープ誘導部材の現在位置に見合った回避動作を行うこ
とが望まれるが、テープ誘導部材の位置情報が十分でな
いため、回避動作に際してテープ誘導部材をどのように
制御するかを決定することが難しい。従って、このよう
な時はテープを一旦アンローディングした後で再ローデ
ィングする方法を採らざるを得ず、再ローディングまで
に時間がかかることになる。
【0007】(d)ヘリカルスキャン型VTRにおける
テープパターン(テープ上のトラックパターン)はテー
プの走行速度、回転ドラムの径(記録再生ヘッドの取り
付け数)およびその回転数で決められるため、回転ドラ
ムの径が変えられた場合、回転ドラムに対するテープの
巻付け角を変更する必要がある。また、回転ドラムの取
り付け位置のずれにより、回転ドラムに対するテープの
巻付け角が不適であった場合、巻付け角を変更する必要
がある。しかしながら、従来の技術ではローディングの
ための位置情報が固定であるため、テープの巻付け角を
変えることができない。
【0008】一方、VTRのように一対のリール間でキ
ャプスタンやリールモータによりテープを駆動して走行
させる記録再生装置においては、テープ走行速度を検出
してキャプスタンやリールモータによるテープの駆動を
制御する必要がある。この場合、従来ではテープのロー
ディングと同時にテープをタイマーローラに接触させ、
このタイマーローラの回転数からテープ走行速度を検出
していた。この方法はタイマーローラの回転数から直ち
にテープ走行速度が求まる利点があるが、タイマーロー
ラにテープを巻き付ける必要があるため機構が複雑とな
り、またタイマーローラとテープとの間に生じる滑りの
ためにテープ走行速度の検出精度に限界がある。
【0009】また、VTRのような記録再生装置ではリ
ール上のテープ量、特に供給リール上のテープ量(テー
プ残量という)を検出することが望まれる。検出された
テープ残量は、例えば時間に換算された数値などで表示
される。従来においては、供給リール上のテープ巻径(
半径)を検出し、このテープ巻径からテープ残量を検出
している。例えば供給リール上のテープ巻径Rs 、テ
ープ全厚をd、供給リールのリールハブ半径をrとする
と、テープ残量Lsoはテープ面積の関係を用いて次式
により算出できる。 Lso=π(Rs 2 −r2 )/dしかし、この方
法はテープとテープの間に空気を巻き込んだ状態でのテ
ープ巻径からテープ残量を求めることになるため、テー
プ残量が正確に求まらない。
【0010】次に、VTRなどの記録再生装置ではテー
プ走行中、特に早送りや巻戻しに際して電源コンセント
の抜けや停電など何らかの原因で電源が断となった時、
リールにブレーキを掛ける必要がある。この際、従来で
は供給側のリールには強く、巻取り側のリールには弱く
ブレーキを掛けることによって、テープ走行路において
テープに弛みが生じたり、テープ応力以上の張力が掛か
らないないように工夫している。
【0011】しかしながら、従来では各リールに働くブ
レーキ力はテープの巻き始めから巻き終りまで一定であ
るため、テープ巻径、テープ走行速度および走行方向に
よっては、両リールの間で実際にテープ走行が停止する
までの時間に違いが生じる。この結果、テープが弛んだ
り、異常な張力が掛かってテープにダメージを与えたり
、テープ駆動系の機構部品を破損したりする危険性があ
った。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
ヘリカルスキャンVTRなどの記録再生装置におけるロ
ーディング/アンローディング機構においては、ローデ
ィング/アンローディング時のテープ走行状態の変化に
よるローディングモータの速度変化に対応できないため
、円滑なローディング/アンローディングが難しいとと
もに、テープ誘導部材をテープ走行モードに適合した位
置に精度よく停止させることができず、また電源のオフ
によりテープ誘導部材が誘導途中で停止した場合に要求
されるテープ誘導部材の現在位置に見合った回避動作を
正しく行うことが難しく、さらにローディングのための
位置情報が固定であるため、テープの巻付け角を変える
ことができないという問題があった。
【0013】一方、従来の技術ではテープ走行速度の検
出結果に基づきテープの駆動を制御する場合、タイマー
ローラによりテープ走行速度を検出していたため、タイ
マーローラにテープを巻き付ける必要から機構が複雑と
なり、タイマーローラとテープとの間に生じる滑りのた
めにテープ走行速度の検出精度が十分でないという問題
がある。
【0014】また、供給リール上のテープ巻径を検出し
、このテープ巻径からテープ残量を検出する従来の技術
では、テープとテープの間に空気を巻き込んだ状態での
テープ巻径を検出するため、テープ残量が正確に求まら
ないという問題があった。
【0015】さらに、従来のVTRなどの記録再生装置
では電源断時にリールにブレーキを掛ける際、各リール
に働くブレーキ力はテープの巻き始めから巻き終りまで
一定であるため、テープ巻径、テープ走行速度および走
行方向によっては、両リールの間で実際にテープ走行が
停止するまでの時間に違いが生じることにより、テープ
が弛んだり、異常な張力が掛かってテープにダメージを
与えたり、テープ駆動系の機構部品を破損するなどの問
題があった。
【0016】本発明の第1の目的は、円滑なローディン
グ/アンローディングができ、テープ走行モードに応じ
てテープ誘導部材を最適位置に停止させる制御が可能で
、しかも電源断等に際して適切な回避動作を行うことが
でき、さらにテープ巻付け角の変更にも対応できる記録
再生装置を提供することにある。
【0017】本発明の第2の目的は、機構が複雑化する
ことがないと共に、テープ走行速度を正確に検出して適
切なテープ駆動制御を行うことができる記録再生装置を
提供することにある。
【0018】本発明の第3の目的は、テープ残量などの
リール上のテープ量をテープ間の空気の影響を受けずに
正確に求めることができる記録再生装置を提供すること
にある。
【0019】本発明の第4の目的は、電源断時にテープ
を弛ませたりテープに異常な張力を掛けることなく、リ
ールに適切なブレーキを掛けることができる記録再生装
置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の目的を達
成するため、テープのローディング/アンローディング
のためのテープ誘導部材によるテープ誘導位置を連続的
に検出する連続位置検出手段を設け、この連続位置検出
手段からの出力信号に従ってテープ誘導部材を駆動する
ローディングモータを制御することを特徴とする。
【0021】ここで、連続位置検出手段としては例えば
テープ誘導部材の位置に応じてコード値が変化する所定
ビット数のディジタルコード信号を出力するアブソリュ
ート型エンコーダが使用される。そして、ローディング
の制御としては、例えば該ディジタルコード信号のコー
ド値によりテープ誘導部材の位置を検出してローディン
グモータによるテープ誘導部材の停止位置を制御し、ま
た該ディジタルコード信号の所定のビットによりローデ
ィングモータの回転速度を検出してローディングモータ
の回転速度制御を行う。
【0022】本発明は第2の目的を達成するため、キャ
プスタンおよび一対のリールによりテープを走行させな
がら記録再生を行う記録再生装置において、キャプスタ
ンの回転数を検出する第1の回転数検出手段と、各リー
ルの回転数を検出する第2の回転数検出手段と、前記第
1および第2の回転数検出手段の検出結果を受け、巻取
り側のリールを一回転させた時のキャプスタンと供給側
のリールの回転数からキャプスタンと各リールによる第
1のテープ走行モードでの各リール上のテープ巻径を求
めると共に、リールのみによる第2のテープ走行モード
への移行直前のテープ巻径定数を求める第1の演算手段
と、この第1の演算手段により得られたテープ巻径定数
を記憶する記憶手段と、前記第2の回転数検出手段の検
出結果から供給および巻取りリールの回転数比を検出す
る回転数比検出手段と、この回転数検出手段により検出
された回転数比と前記記憶手段により記憶されたテープ
巻径定数から第2のテープ走行モードでの各リール上の
テープ巻径を求める第2の演算手段とを具備することを
特徴とする。
【0023】本発明は第2の目的を達成するため、一対
のリールによりテープを走行させながら記録再生を行う
記録再生装置において、各リールの回転数比を検出する
回転数比検出手段と、テープ固有のテープ巻径定数を記
憶する記憶手段と、前記回転数比検出手段により検出さ
れた回転数比および前記記憶手段により記憶されたテー
プ巻径定数から、各リール上のテープ巻径を求める第1
の演算手段と、この第1の演算手段により求められたテ
ープ巻径からテープ巻径定数を求めると共に前記記憶手
段に記憶されたテープ巻径定数を更新する第2の演算手
段とを具備することを特徴とする。
【0024】また、本発明は第3の目的を達成するため
、一対のリールによりテープを走行させながら記録再生
を行う記録再生装置において、各リール上のテープ巻径
を検出するテープ巻径検出手段と、この手段により検出
されたテープ巻径とテープ全厚およびリールハブ半径よ
り各リール上のテープ量を検出するリール上テープ量検
出手段と、この手段により検出されたテープ量とテープ
ローディング時のテープ引出し長およびテープ全長より
リール上のテープ量の誤差を検出する誤差検出手段と、
【0025】この手段により検出されたテープ量誤差を
各リール上のテープ巻径の比によって分割することによ
り補正値を検出する補正値検出手段と、この手段により
検出された補正値を用いて前記リール上テープ量検出手
段により検出されたテープ量を補正する補正手段とを具
備することを特徴とする。
【0026】本発明は第4の目的を達成するため、リー
ルモータによりそれぞれ駆動される一対のリールにより
テープを走行させながら記録再生を行う記録再生装置に
おいて、各リール上のテープ巻径と各リールの回転数お
よび回転方向を検出する検出手段と、電源断時に各リー
ルに対して個別にブレーキを掛けるブレーキ機構と、こ
の手段により検出された各リール上のテープ巻径と各リ
ールの回転数および回転方向の情報に従って前記ブレー
キ機構のブレーキ力を制御する制御手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0027】
【作用】本発明においては、テープ誘導部材の位置が連
続的に精度よく検出される。例えば上述したアブソリュ
ート型エンコーダの場合、最小ビットパターンの1/2
の精度でテープ誘導部材の位置が検出される。従って、
この連続位置検出手段の出力信号によりローディングモ
ータをテープ走行状態の変化に対して一定速度あるいは
一定トルクに制御することができ、円滑なローディング
/アンローディングが行われる。また、テープ走行モー
ドに合った最も適切な位置にテープ誘導部材を精度よく
停止させることが可能となる。また、電源断時にテープ
誘導部材の現在位置が正確に求まるため、機器が記憶し
ているテープ走行状態に適した方法でテープ誘導部材の
回避動作が行われる。さらに、テープ誘導部材の位置が
連続的に検出されるため、テープ巻付け角が変更になっ
ても容易に対応できる。
【0028】一方、本発明においては、タイマーローラ
を用いずにテープ巻径からテープ走行速度が求まる。従
って、機構的に簡単であるとともに、タイマーローラを
用いた場合のようなテープの滑りによる影響を受けるこ
となくテープ走行速度が正確に求まり、適切なテープ駆
動制御が可能となる。
【0029】また、本発明においては、テープ巻径とテ
ープ全厚およびリールハブ半径より求められたリール上
テープ量のテープ間の空気の影響による誤差が補正され
、リール上テープ量(テープ残量やテープ巻取り量)が
正確に求まる。
【0030】さらに、本発明においては、電源断時にリ
ールに掛けるブレーキ力が各リール上のテープ巻径と各
リールの回転数および回転方向の情報によって最適に決
定されることにより、テープに弛みが生じたりテープに
異常な張力が加わることなく、電源断時にリールに適切
なブレーキが掛けられる。
【0031】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をヘリカルスキ
ャン型VTRに適用した実施例について説明する。
【0032】図1および図2は本発明の請求項1および
2に係る実施例におけるVTRのローディング機構およ
びテープ走行系の構成を示す平面図である。同図に示す
ように、テープカセット1には供給リール2と巻取りリ
ール3が設けられ、さらに両リール2,3にテープ4が
巻回されている。回転ドラム5には図示しないビデオヘ
ッド(回転ヘッド)が搭載されている。回転ドラム5の
内側には全幅消去ヘッド6、音声消去ヘッド7、音声/
コントロールヘッド8、キャプスタン9および複数のテ
ープガイドが配置されている。回転ドラム5の外側には
、テープ誘導部材であるローディングリング10が設け
られている。ローディングリング10上には、ピンチロ
ーラ11と複数のガイドポスト12が設けられている。
【0033】ローディングリング10の外周にはギアが
形成されており、このギアにローディングモータ13の
回転軸に固定されたギアが噛み合っている。そして、ロ
ーディングモータ13の回転軸に、連続位置検出手段で
あるアブソリュート型エンコーダ(以下、エンコーダと
いう)14が噛み合っている。エンコーダ14の出力信
号は制御部18に供給される。
【0034】図1はローディング前の状態であり、図の
ようにテープ4はテープカセット1内に収まっている。 記録/再生時には、ローディングモータ13によってロ
ーディングリング10が反時計方向に回転することによ
って、テープ4がテープカセット1から引き出され、回
転ドラム5の外周に巻き付けられてビデオヘッドに接触
するとともに、各固定ヘッド6,7,8に接触し、さら
にピンチローラ11がテープ4を介してキャプスタン9
に押し付けられることにより、図2に示すローディング
状態となる。
【0035】このローディング状態で回転ドラム5を図
示しないドラムモータにより回転させるとともに、キャ
プスタン9を図示しないキャプスタンモータによって駆
動することにより、テープ4は回転ドラム5に搭載した
ビデオヘッドにより斜めに走査されつつ、長手方向に走
行される。これによって、テープ4への映像信号の記録
またはテープ4に記録された映像信号の再生が行われ、
また音声/コントロールヘッド8によって音声信号やコ
ントロール信号の記録/再生が行われる。さらに、ロー
ディングリング10を時計方向に回転させれば、再び図
1のアンローディング状態に戻る。上述したローディン
グおよびアンローディング時、ローディングモータ13
は制御部18によりエンコーダ14からの出力信号に従
って制御される。
【0036】図3に、エンコーダ14および制御部18
の構成を示す。エンコーダ14はローディングモータ1
3に連動したギア15によって駆動される光学パターン
が印刷されたギア16と、このギア16上の光学パター
ンを読み取る光学センサ17からなる。ギア16は、図
4に示されるように例えば円周方向の白黒の光学パター
ンが半径方向にm組印刷されている。
【0037】これによりエンコーダ14は、図5に示す
ようなローディングモータ13の回転角、換言すればロ
ーディングリング10の回転位置変化によって変化する
バイナリのmビットのディジタルコード信号を発生する
。このディジタルコードによって、2m −1種類のコ
ード値、すなわち2m −1個の位置情報が得られる。 この場合、上記光学パターンのうち最小ビットパターン
の1/2の精度でローディングリング10の位置が求ま
る。図5のtは最小ビット周期を表わし、最大ビット周
期のTはローディングリング10の移動範囲を表わす。
【0038】なお、エンコーダ14としては上述した光
電式エンコーダの他、磁気式エンコーダ、歯車をコンデ
ンサに対応させ、コンデンサの容量変化をビットに対応
させる静電式エンコーダ、および特定のパターン上に接
点を設け、その接点によりスイッチを切り替える方式等
、種々変更できる。一般に磁気式および静電式エンコー
ダ外部磁気に弱く、光電式エンコーダは磁気には強いが
パターンの汚れに弱いというようにそれぞれ一長一短が
あるので、装置の使用環境等に応じて選択すればよい。
【0039】図3に示す制御部18は、エンコーダ14
の出力信号を利用してローディングモータ13や、図1
のリール2,3を駆動するリールモータおよびテープ4
にテンションを与えるテンションアーム(図示せず)を
制御するサーボ回路を構成している。エンコーダ14か
らの出力信号(以下、位置コード信号という)20はコ
ントローラ21、コードコンパレータ24の一方の入力
端、トランジェント発生器26および速度エラー発生器
30の一方の入力端に入力される。コントローラ21は
、例えば走行モードに応じて予め指定されたディジタル
コード信号(以下、指定コード信号という)23を発生
し、コードコンパレータ24の他方の入力端に供給する
。指定コード信号23は、セットコード値“SC”とリ
セットコード値“RC”からなる。トランジェント発生
器26は位置コード信号20の例えばLSB(最下位ビ
ット)のトランジェント、つまり“1”→“0”、“0
”→“1”の変化点を検出し、その検出時にパルス(以
下、トランジェントパルスという)を発生する。
【0040】コードコンパレータ24は位置コード信号
20と指定コード信号23とを比較し、位置コード信号
20の値と指定コード信号23のセットコード値“SC
”が一致したときトリガ入力付きセットリセットフリッ
プフロップ(R−S−Tフリップフロップ)25のセッ
ト入力Sにセット信号(セットマッチ)を供給し、位置
コード信号20の値と指定コード信号23のリセットコ
ード値“RC”が一致したときフリップフロップ25の
リセット入力Rにリセット信号(リセットマッチ)を供
給する。フリップフロップ25のトリガ入力Tには、ト
ランジェント発生器26からのトランジェントパルスを
ディレイ回路27により一定時間遅延させたラッチパル
ス28が入力されている。フリップフロップ25はラッ
チパルス28が入力されたタイミングでリセット入力R
にリセット信号が与えられていればリセット状態となり
、セット信号が与えられていればセット状態となる。
【0041】フリップフロップ25の出力信号(以下、
指定位置信号という)29は、例えばリールモータやテ
ンションアームを駆動する回路に供給され、例えばテー
プ4のハーフローディング時(図1と図2の中間の状態
)でのリールモータやテンションアームのスタートタイ
ミングとストップタイミングを与える。この場合、指定
コード信号23として幾つかの値を用意して切り換える
ことにより、指定位置信号29を種々変更することがで
きる。なお、指定コード信号23をセットコード値“S
C”のみとし、コードコンパレータ24から位置コード
信号20の値と指定コード信号23のセットコード値“
SC”が一致したときだけフリップフロップ25のセッ
ト入力Sにセット信号(セットマッチ)を供給し、それ
以外のときはフリップフロップ25のリセット入力Rに
リセット信号(リセットマッチ)を供給するようにして
もよい。
【0042】次に、ローディングモータ13の制御系に
ついて説明する。速度エラー発生器31には、エンコー
ダ14からの位置コード信号20とコントローラ21か
らの方向・スタート/ストップコマンド信号30が入力
される。コマンド信号30は図1および図2のローディ
ングリング10の回転方向とスタート/ストップ位置を
位置コード信号20と同様のコード信号の形で指示する
信号であり、位置コード信号20と同一ビット数のディ
ジタルコード信号が用いられる。速度エラー発生器31
は、位置コード信号20からローディングリング10の
位置に適合したローディングモータ13の回転速度と、
その各位置での実際の回転速度との差のディジタル値を
速度エラー信号として出力し、方向・スタート/ストッ
プコマンド信号30からローディングモータ13の回転
開始(ローディングリング10の移動開始)とローディ
ングモータ13の回転停止(ローディングリング10の
移動停止)のタイミングを知り、ローディングモータ1
3の回転開始/停止制御を行うべく速度エラー信号を発
生する。
【0043】ローディングリング10の位置に適合した
ローディングモータ13の回転速度は、位置コード信号
20のLSBからMSBまでの間の全ビットまたは一部
の範囲のビットの値から知ることができる。ローディン
グモータ13の実際の回転速度は、位置コード信号20
の下位側のビットの単位時間当りのパルス数をベースク
ロック22の数で割ることにより知ることができる。
【0044】速度エラー発生器31から出力される速度
エラー信号は、データ変換器32に入力される。データ
変換器32は、速度エラー信号を電圧値に換算し、さら
にその電圧値をD/A変換器33の入力に適した形態の
D/A変換用データに変換して、D/A変換器33に供
給する。このようなデータ変換器31は例えばROM(
読出し専用メモリ)によって実現でき、そのROMのア
ドレス入力に速度エラー信号を与え、ROMのデータ出
力からD/A変換用データを出力すればよい。D/A変
換器33は、このD/A変換用データを前記ラッチパル
ス28のタイミングでアナログ信号に変換して出力する
。このD/A変換器33の出力信号は電流指定信号とし
て、位相補償回路34および加算器35を介してモータ
ドライブアンプ36に入力される。モータドライブアン
プ36は電流アンプであり、加算器35から入力される
アナログ電圧に応じた電流を電流検出用抵抗37を通し
てローディングモータ13に供給する。電流検出用抵抗
37の両端にはローディングモータ13に流れる電流に
比例した電圧が生じ、この電圧は電圧増幅器38を介し
て加算器35にフィードバックされる。これによりロー
ディングモータ13の電流は、指定値となるように制御
される。
【0045】ローディングモータ13の実際の回転速度
は、前述したように位置コード信号20の所定のビット
の単位時間当りのパルス数をベースクロック22の数で
割ることにより知ることができるが、回転速度の検出に
用いるビットを下位側にするほど、単位時間当たりのパ
ルス数は多くなる(LSBのときパルス数は最大となる
)ので、ローディングモータ13の回転速度はそれだけ
速く検出される。従って、コントローラ21において速
度コマンドに応じて位置コード信号20のビットを選択
することにより、ローディングモータ12の回転速度を
変えることができる。
【0046】電圧増幅器38の出力は、D/A変換器3
9によりディジタル値に変換されてローディングモータ
13の電流値信号40となり、コントローラ21に供給
される。コントローラ21では、この電流値信号40か
ら例えば何らかの原因によりローディングモータ13の
電流が過剰になったと判定した場合、必要に応じてロー
ディングモータ13を停止させる制御を行う。
【0047】ところで、ローディングモータ13を定電
圧駆動すると、ローディング中のローディング機構の負
荷変動により、図6(a)に示すような速度変化を生じ
る。本実施例では、上記のような制御を行うことで、ロ
ーディングモータ13を図6(b)に示すように定速回
転させることができるため、円滑なローディング/アン
ローディングが可能となる。また、逆にローディング機
構の負荷変動に対してローディングモータ13の速度を
変化させてモータ13のトルクを一定に保つことにより
、ローディング/アンローディングを円滑化することも
可能である。
【0048】また、エンコーダ14の出力によりローデ
ィングリング10の現在位置(回転位置)がわかるので
、不意の事故、例えばローディングが完了してテープ4
がヘッドに接した時に電源がオフとなり、その後再びオ
ンになった場合でも、一度ヘッドからテープ4を離し、
装置各部の事故検査を行った後にテープをヘッドに接す
るようにすることもできる。
【0049】上述し実施例では、図5に示したようにエ
ンコーダ14におけるギア16のパターンを、ローディ
ングリング10の全ての動作範囲に一定間隔でパターン
が存在する等間隔パターンとしたが、ローディングモー
タ13の制御に用いる部分だけパターンがある、いわゆ
るランダム間隔パターンであってもよい。図7にこのよ
うなランダム間隔パターンの一例を示す。図5と異なる
点は、ギア16に印刷するパターンが、最大ビット周期
Tに相当するローディングリング10の移動範囲のうち
のローディングモータ13の制御に用いる範囲にしか存
在しない点である。これにより、ローディングリング1
0の停止位置のみにパターンを設ければよいので、他の
位置でエンコーダ14の出力を監視する必要がなくなる
と共に、ビット数mを増やし、精度を上げたり、同じ情
報であればパターン数を削減することも可能となる。
【0050】図8は、図7を変形した例であり、ローデ
ィングリング10の制御の細かさに応じてパターンの細
かさ、つまりビット周期が異なっている点が図7と異な
る。すなわち、ビット周期t1 はビット周期t2 よ
り短くなっており、t1 の区間ではt2 の区間より
細かい位置情報が得られるので、より細かくローディン
グリング10を制御することができる。また、図8のパ
ルスPを基準クロックとして、第1ビット目と第3ビッ
ト目との基準クロック部の位相比較によりローディング
リング10が基準位置よりどの方向にずれているかを知
ることもできる。このずれの方向が分かれば、ローディ
ングモータ13にこのずれを減少させる方向、つまり逆
方向の回転方向指示コマンドと、ずれの絶対量をローデ
ィングモータ13のモータ電流として与えることにより
、このずれを修正できる。
【0051】また、例えば図5の第1ビットと第4ビッ
トとの比較のみでローディングリング10が移動範囲の
中間点付近にある等の位置情報を得ることができるので
、ローディングリング10の大まかな位置情報しか必要
としない場合であれば、このような特定のビットのみを
出力するようなエンコーダでもよい。すなわち、ローデ
ィングリング10の位置決め精度を記録再生装置の要求
仕様に応じて設定できる。これによりテープとヘッドの
接触圧力を任意に設定できるので、余分な負荷が加わる
ことによるテープおよびヘッドの磨耗を減少することが
できる。
【0052】さらに、本実施例によればエンコーダ14
によってローディングリング10の回転位置を連続的に
検出できるので、図9に示すように回転ドラム5の取り
付けスペースをローディングリング10内に任意に設定
できる。これにより、図10または図11のように径の
異なる回転ドラム5を適宜選択して設け、回転ドラム5
に対するテープ4の巻付け角を異ならせても、ローディ
ングモータ13を制御することが可能となる。なお、図
9はテープ4のアンローディング状態、図10および図
11はローディング状態であり、41はビデオ信号の記
録再生用の回転ヘッド、42は回転消去ヘッドである。 また、回転ドラムの位置ずれに対して巻付け角を移動す
ることが可能なので、適切なローディングも可能となる
【0053】図12は、本発明の請求項3に係る実施例
の記録再生装置の構成を示す図である。図12において
51は供給リール、52は巻取りリール、53はキャプ
スタン、54はピンチローラ、55はテープ、56およ
び57は供給リール51および巻取りリール52の回転
数検出回路、58はキャプスタン53の回転数検出回路
、59は回転数検出回路56,57で検出された回転数
の比を検出する回転数比検出回路、60はリール51,
52上のテープ巻径定数を記憶する記憶回路、61,6
2は演算回路、63はテープ駆動制御回路である。
【0054】次に、この実施例の動作を説明する。まず
、定速走行モード(第1のテープ走行モード)、つまり
キャプスタン53とリール51,52によるテープ走行
モードにおいては、次のようにしてリール51,52上
のテープ巻径(半径)を求める。リール51,52及び
キャプスタン53の半径をそれぞれRso,Rto,R
cとする。更に、巻取りリール53及び供給リール51
とキャプスタン53の回転数(回転周波数)をそれぞれ
nt ,ns ,nc とする。
【0055】この場合、巻取りリール52の周速(テー
プ速度)とテープ量(テープ巻取り量)と、供給リール
51およびキャプスタン53の周速(テープ速度)が等
しいことより、
【0056】     Rto・nt =Rc ・nc =Rso・n
s                        
 …(1) となる。式(1) より、巻取りリール5
2上のテープ巻径Rtoは、     Rto=Rc ・nc /nt       
                         
     …(2) となり、また供給リール51上の
テープ巻径Rsoは、    Rso=Rc ・nc 
/ns                      
               …(3) となる。定
速走行中は、演算回路61において式(2) ,(3)
 によりテープ巻径が検出される。更に、このようにし
て検出されたテープ巻径Rso,Rtoを用いて、  
  V=Rso・ns =Rto・nto      
                         
 …(4) により演算回路61でテープ走行速度Vが
算出される。 このテープ速度Vに基づいて、テープ駆動制御回路63
によってリール51,52を駆動するリールモータが制
御されることにより、テープ55が駆動制御される。
【0057】次に、リール51,52のみによりテープ
55を走行させる、いわゆるシャトル走行モード(第2
のテープ走行モード)の指令が与えられると、キャプス
タン53からピンチローラ54が引き離されると共に、
シャトル走行中にテープ巻径を検出するためのテープ巻
径定数Kが、そのシャトル走行指令が与えられる直前の
リール51,52上のテープ巻径である式(2) ,(
3)から演算回路61で求められる。この巻径定数Kは
式(2) ,(3)のテープ巻径Rto,Rsoの2乗
和の平方根、すなわち       K=(Rto2 +Rso2 )1/2 
                         
       …(5) で表される。
【0058】この巻径定数Kを記憶回路60に記憶させ
てから、シャトル走行モードに移行する。記憶回路60
に記憶された巻径係数Kは、定速走行(キャプスタン駆
動)からシャトル走行にモードが切り替えられる度に書
き替えられる。ローディング終了後、直ちにシャトル走
行を開始する場合には、予め記憶回路60に記憶されて
いる巻径定数が使用される。
【0059】シャトル走行に入ると、回転数検出回路5
6,57で検出されたリール51,52の回転数の比が
回転数比検出回路59で求められる。この回転数比検出
回路59で検出された回転数比と、記憶回路60に記憶
された巻径定数Kから、巻取りリール52上のテープ巻
径Rt が     Rt =K/[1+(nt /ns )2 ]
1/2                     …
(6) により検出される。
【0060】巻取りリール52の周速(テープ速度)と
、供給リール51の周速(テープ速度)が等しいことに
より、リール51,52の回転数をそれぞれns ,n
t とすると、     Rt ・nt =Rs ・ns       
                         
     …(7) が成り立つ。式(7) より供給
リール51上のテープ巻径Rs は、     Rs =Rt ・nt /ns       
                         
     …(8) となる。
【0061】シャトル走行時には、演算回路62におい
て式(6) ,(8) によりテープの巻径Rt ,R
s が一定時間毎に求められ、さらに     V=Rs ・ns =Rt ・nt     
                         
   …(9) によりテープ走行速度Vが検出される
。このテープ走行速度Vに基づいて、テープ駆動制御回
路63によりリール51,52を駆動するリールモータ
が制御されることにより、テープ55が駆動制御される
【0062】この実施例によれば、テープ走行速度の検
出に従来のようにタイマーローラを用いないため、機構
の簡素化が図れると共に、リール上のテープ巻径を求め
る際にリールハブ径、テープ全長およびテープ厚さとい
った情報を用いないため、リールハブやテープの精度の
影響を受けることもない。また、シャトル走行時にはシ
ャトル走行指令が与えられる直前のテープ巻径を用いて
テープ巻径定数を求めるため、テープの伸びや乱巻きの
影響を受けにくく、安定したテープ駆動制御が可能であ
る。
【0063】図13は、本発明の請求項4に係る実施例
の記録再生装置の構成を示す図であり、図12と同一部
分に同一符号を付して説明する。図13において、71
は初期テープ巻径定数記憶回路、72は巻取りリール5
2上のテープ巻径を求める演算回路、73は供給リール
51上のテープ巻径を求める演算回路、74はテープ巻
径定数の演算回路、75は演算されたテープ巻径定数を
記憶するテープ巻径定数記憶回路、76はテープ駆動制
御回路である。
【0064】この実施例の動作は、次の通りである。図
13において、リール51,52上のテープ巻径をRs
 ,Rt 、テープ全厚をd、テープ全長をL、リール
ハブ径をRo とすると、表面積の関係より    π
Rs 2 +πRt 2 =2πRo 2 +dL=一
定                …(10)が成り
立つ。
【0065】また、リール51,52の回転数をns 
,nt とし、テープ走行速度をVとすると、リール5
1,52の周速が等しいことにより、     V=Rs ・ns =Rt ・nt     
                         
   …(11)となる。
【0066】式(10),(11)より、巻き取りリー
ル52上のテープ巻径Rt は、     Rt =[2Ro 2 +dL/π]1/2 
/[1+(nt/ns )2 ]1/2       
                         
                         
      …(12)    となる。また、テープ
走行速度Vおよび供給リール1上のテープ巻径Rs は
、式(11)より求められる。
【0067】式(12)における分子は定数であり、こ
れがテープ巻径定数Kとなる。このテープ巻径定数Kは
、式(10)を変形することにより、 K=[2Ro 2 +dL/π]1/2 =[Rs 2
 +Rt 2 ]1/2 =一定          
                         
                         
  …(13)と表せる。この式(13)より、テープ
巻径定数Kはリール51,52上のテープ巻径の二乗和
の平方根により求めることができる。
【0068】ところで、乱巻きやテープの伸び等が生じ
た場合、式(13)はリール51,52上のテープ巻径
によって変化する。従って、何らかの方法でテープ巻径
の情報がが得られれば、式(13)のテープ巻径定数K
を更新でき、乱巻きやテープの伸びおよびテンションの
変動によるテープ走行速度Vの変化に対応したテープ巻
径を求めることができる。
【0069】以下、このテープ巻径定数Kを更新してい
くようなテープ巻径を求める方法について述べる。初期
テープ巻径定数記憶回路71には、テープ全厚d、テー
プ全長Lおよびリールハブ径Ro から次式(14)に
より求められた理想状態における初期テープ巻径定数K
o が予め記憶されている。     Ko =[2Ro 2 +dL/π]1/2 
                         
 …(14)テープ走行開始直後には、この初期テープ
巻径定数Kとリール51,52の回転数ns ,nt 
から、巻取りリール52上のテープ巻径Rtoが
【0070】     Rto=Ko /[1+(nt /ns )2
 ]1/2                   …
(15)により求められる。また、供給リール51上の
テープ巻径Rsoは式(11)より、     Rso=Rt ・nt /ns       
                         
      …(16)により求められる。これらRt
o,Rsoを第0回目のテープ巻径とする。
【0071】ここで、第1回目にテープ巻径を求める際
に更新したテープ巻径定数K1 は、第0回目のテープ
巻径定数Rto,Rsoを用いて、     K1 =[Rso2 +Rto2 ]1/2 
                         
     …(17)で表される。従って、第1回目に
おける巻取りリール52上のテープ巻径Rt1は式(1
7)の値を用いて、    Rt1=K1 /[1+(
nt /ns )2 ]1/2           
        …(18)により求められる。供給リ
ール51上のテープ巻径Rs1は、     Rs1=Rt1・nt /ns       
                         
     …(19)により求められる。以下同様に、
前回のテープ巻径を利用してテープ巻径定数Kを更新し
ながら、テープ巻径を求める。
【0072】これを一般的に表わすと、次のようになる
。第(n−1)回目にテープ巻径演算回路72,73に
おいて求められたリール52,51上のテープ巻径をそ
れぞれRt(n−1),Rs(n−1)とし、第n回目
にテープ巻径定数演算回路74で求められたテープ巻径
定数をKn とすると、Kn は     Kn =[Rs(n−1)2 +Rt(n−1
)2 ]1/2                  
     …(20)で表される。このテープ巻径定数
Kn は、テープ巻径定数記憶回路75に記憶される。 第n回目のリール51,52上のテープ巻径Rtn,R
snは、記憶回路75に記憶された式(20)のテープ
巻径定数Kn を用いて    Rtn=Kn /[1
+(nt /ns )2 ]1/2         
          …(21)    Rsn=Rt
n・nt /ns                 
                    …(22)
    により、各々テープ巻径演算回路72,73で
求められる。以後、テープ巻径定数Kを前回のテープ巻
径により計算し、記憶回路75の内容を更新して行く。
【0073】こうして求められたテープ巻径Rtn,R
snを用いて、テープ駆動制御回路76においてテープ
走行速度Vtnが     Vtn=Rsn・ns =Rtn・nt   
                         
   …(23)により検出され、各リールモータへの
速度フィードバックに用いられる。
【0074】なお、上記説明では1回前のテープ巻径か
らテープ巻径定数を求めたが、数回前のテープ巻径から
テープ巻径定数を求めてもよい。上述した図13の実施
例によっても、図12の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0075】図14は、本発明の請求項5に係る実施例
の記録再生装置の構成を示す図である。図14において
81は供給リール、82は巻取りリール、83はテープ
、84はリール81,82上のテープ巻径(半径)を検
出するテープ巻径検出回路、85は記憶回路、86はリ
ール81,82上のテープ量を検出するテープ量検出回
路、87はテープ量検出回路86で検出されたテープ量
の誤差を求める誤差検出回路、88はテープ量の補正値
を検出する補正値検出回路、89はテープ量検出回路8
6で検出されたテープ量を補正値によって補正するテー
プ量補正回路である。
【0076】この実施例の動作は、次の通りである。テ
ープ巻径検出回路84によって検出されたリール81,
82上のテープ巻径をそれぞりRs ,Rt とすると
、補正前のリール81,82上のテープ量Lso,Lt
oは、次式(24),(25)によりテープ量検出回路
86によって算出される。     Lso=π(Rs 2 −r2 )/d   
                         
  …(24)    Lto=π(Rt 2 −r2
 )/d                     
         …(25)    ここで、πは円
周率、rはリールハブ径、dはテープ全厚であり、これ
らは記憶回路85から呼び出される。
【0077】これらのテープ量Lso,Ltoと記憶回
路85に記憶されている、テープローディング時にリー
ル81,82の外部に引出されているテープの長さ(引
出し長)LLTおよびテープ全長Lより、テープ量誤差
δが誤差検出回路87において次式(26)により求め
られる。     δ=Lso+Lto+LLt−L      
                         
   …(26)
【0078】なお、テープ全長Lは現実には全てのテー
プで一定でなく、例えば公称記録時間が同じものでも、
メーカーその他によって種々異なる場合がある。従って
、厳密には一旦テープを巻き始めから巻き終りまで空送
りしてテープ全長Lを求め、それを記憶回路85にセッ
トすることが望ましい。
【0079】次に、式(26)で得られたテープ量誤差
δを各リール81,82上のテープ巻径の比によって分
割することにより、各リール81,82におけるテープ
量の補正値δs ,δt が次式(27),(28)に
よって補正値算出回路88で算出される。     δs =δ・Rs /(Rs +Rt )  
                         
 …(27)    δt =δ・Rt /(Rs +
Rt )                     
       …(28)
【0080】従って、補正した供給リール81上のテー
プ量、すなわちテープ残量Ls は、     Ls =Lso−δs           
                         
       …(29)としてテープ量補正回路89
で求めることができる。テープ残量を時間tとして表示
させるには、テープ走行速度をVとして次式(30)に
よりtを求めればよい。     t=Ls /V              
                         
       …(30)
【0081】また、同様の操作を巻取りリール82につ
いて行えば、巻取りリール82上のテープ量、すなわち
テープ巻取り量を補正することができ、テープ巻取り量
を時間として求めることも可能である。
【0082】さらに、この実施例ではテープ残量等のテ
ープ量の補正を式(26)〜(28)によって行ってい
るため、従来のテープ残量検出方式のようにリール半径
や補正前のテープ巻付け量の検出結果によって影響を受
けることがない。
【0083】このように本実施例によれば、テープの伸
び、乱巻きやリール上のテープ間の空気の巻き込み等に
よって発生するリール上のテープ量の検出誤差を補正す
ることが可能であり、テープ残量等のリール上のテープ
量を高精度に求めることができる。
【0084】図15は、本発明の請求項6に係る実施例
の記録再生装置の構成を示す図である。図15において
、91は供給リール、92は巻取りリール、93はテー
プ、94,95はテープガイド、96,97はリール9
1,92をそれぞれ駆動するためのリールモータ、98
,99はリール91,92の回転数をそれぞれ検出する
回転数検出回路、100は演算回路、101はリールモ
ータ98,99を制御するモータコントローラ、102
はリール91,92に備えられたブレーキ機構のアクチ
ュエータ(この実施例ではモータ)を制御するブレーキ
アクチュエータコントローラである。
【0085】演算回路100は、予め入力されたテープ
のリール内径、テープ総巻長さ、テープ厚さと、回転数
検出回路98,99からの情報に基づいてリール91,
92上のテープ巻径とリール91,92の回転数および
回転方向を算出する。これらの情報に基づいて、モータ
コントローラ101およびブレーキアクチュエータコン
トローラ102は制御を行う。
【0086】図16は、リール91,92に備えられる
ブレーキ機構の一例を示す断面図であり、リールモータ
96(または97)の下端は、支持体200に支持され
ている。この支持体200の内側に、リールと結合して
一体に回転するリール台(図示せず)と軸201を介し
て連結されたブレーキ台202が設けられている。ブレ
ーキ台202の下面に対向して、摩擦材203を有する
ブレーキシュ204が設けられている。ブレーキシュ2
04はスプリング205によりブレーキ台202側に付
勢されるとともに、摩擦材203がブレーキ台202に
接触しないように、スプリング205に抗して、支持体
200に支持された電磁石206に吸着されている。ブ
レーキシュ204は、支持体200に立てられたピン2
07により回転しないようになされている。
【0087】スプリング204の下端は、円筒状スライ
ダ208の上端に接している。このスライダ208の周
面には複数個所にピン209が水平に立てられ、これら
のピン209はスライダ208の外側に位置している円
筒状カム210に形成されたカム孔211に係合してい
る。円筒状カム210は、支持体200に固定された保
持具215に回転可能に保持されている。カム孔211
はスリット状であり、上下方向に斜めに形成されている
【0088】円筒状カム210の下部には、ウォームホ
イール212が一体に設けられている。ウォームホイー
ル212には、ブレーキアクチュエータであるモータ2
14によって回転されるウォーム213が噛み合ってい
る。モータ214によってウォーム213を回転させる
ことにより、ウォームホイール212を介して円筒状カ
ム210を回転させると、カム孔211に沿ってピン2
09が動き、それに伴いピン209を固定している円筒
状スライダ208が上下動する。この結果、スプリング
205によるブレーキシュ204に対する付勢力、すな
わちブレーキ力が変化する。
【0089】円筒状スライダ208の上下方向の位置は
、検出器216によって円筒状カム210の回転位置と
して検出される。この検出器216の出力は、図15の
ブレーキアクチュエータコントローラ102に供給され
る。ブレーキアクチュエータコントローラ102は検出
器216の検出位置に対してスプリング204の付勢力
を対応させ、複数種類のブレーキ力から選択したブレー
キ力が得られるようにブレーキアクチュエータであるモ
ータ214を制御する。
【0090】ここで、図15のブレーキアクチュエータ
コントローラ102は、演算回路100よりのリール9
1,92の回転数、回転方向およびテープ巻径の情報を
基に、例えば供給リール91側のブレーキ力はリール9
1上のテープ巻径が減少するにつれて減少するように図
16のモータ214を制御し、巻取りリール92側のブ
レーキ力はリール92上のテープ巻径が増加するにつれ
て増加するようにモータ214を制御すると共に、テー
プ走行速度の増大に伴い各リール91,92のブレーキ
力を増加させる。このようなブレーキ力の制御により、
何らかの原因で電源が切れたとき、テープおよびテープ
駆動系の走行部の機構部品を損傷させることなく、テー
プに制動を掛けることできる。
【0091】図17は、リール91,92に備えられる
ブレーキ機構の他の実施例を示す断面図であり、図16
におけるウォームホイール212、ウォーム213およ
びモータ214に代えて、超音波モータ220を用いた
ものである。他の構成は、図16と同様であるので、詳
細な説明は省略する。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればテ
ープのローディング/アンローディングのためのテープ
誘導部材によるテープ誘導位置を連続的に検出する連続
位置検出手段を設け、この連続位置検出手段からの出力
信号に従ってテープ誘導部材を駆動するローディングモ
ータを制御する構成とし、連続位置検出手段の出力信号
によりローディングモータをテープ走行状態の変化に対
して一定速度あるいは一定トルクに制御することができ
、円滑なローディング/アンローディングを行うことが
できる。また、テープ走行モードに合った最も適切な位
置にテープ誘導部材を精度よく停止させたり、電源断時
にテープ誘導部材の現在位置が正確に求まるため、機器
が記憶しているテープ走行状態に適した方法でテープ誘
導部材の回避動作を行うことができる。さらに、テープ
誘導部材の位置が連続的に検出されるため、テープ巻付
け角が変更になっても容易に対応することが可能となる
【0093】また、本発明によればタイマーローラを用
いず機構的に簡単な構成により、テープ巻径からテープ
走行速度をテープの滑りによる影響を受けることなく正
確に求めることができ、適切なテープ駆動制御が可能と
なる。
【0094】また、本発明によればテープ巻径とテープ
全厚およびリールハブ半径より求められたリール上テー
プ量のテープ間の空気の影響による誤差を補正すること
で、リール上のテープ量、すなわちテープ残量やテープ
巻取り量をが正確に求まることができる。
【0095】さらに、本発明によれば電源断時にリール
に掛けるブレーキ力を各リール上のテープ巻径と各リー
ルの回転数および回転方向の情報によって最適に決定さ
れることにより、テープに弛みが生じたりテープに異常
な張力が加わることなく、電源断時にリールに適切な制
動を掛けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の請求項1に係る実施例におけるV
TRのローディング機構およびテープ走行系の構成を示
すローディング前の平面図
【図2】  同実施例におけるVTRのローディング機
構およびテープ走行系の構成を示すローディング後の平
面図
【図3】  同実施例におけるアブソリュート型エンコ
ーダおよび制御部の構成を示すブロック図
【図4】  
同実施例におけるアブソリュート型エンコーダのパター
ン印刷されたギアを示す図
【図5】  同実施例におけるアブソリュート型エンコ
ーダの出力パターンの一例を示す図
【図6】  同実施例におけるローディングモータの回
転速度変化パターンを示す図
【図7】  同実施例におけるアブソリュート型エンコ
ーダの出力パターンの他の例を示す図
【図8】  同実施例におけるアブソリュート型エンコ
ーダの出力パターンのさらに別の例を示す図
【図9】 
 本発明の請求項1に係る他の実施例におけるVTRの
ローディング機構およびテープ走行系の構成を示すロー
ディング前の平面図
【図10】同実施例におけるVTRのローディング機構
およびテープ走行系の構成を示すローディング後の平面
【図11】同実施例におけるVTRのローディング機構
およびテープ走行系の構成を示すローディング後の平面
【図12】本発明の請求項3に係る実施例の記録再生装
置の構成を示す図
【図13】本発明の請求項4に係る実施例の記録再生装
置の構成を示す図
【図14】本発明の請求項5に係る実施例の記録再生装
置の構成を示す図
【図15】本発明の請求項6に係る実施例の記録再生装
置の構成を示す図
【図16】同実施例におけるリールに備えられるブレー
キ機構の一構成例を示す断面図
【図17】同実施例におけるリールに備えられるブレー
キ機構の他の構成例を示す断面図。
【符号の説明】
4…テープ                    
    5…回転ドラム10…ローディングリング  
        13…ローディングモータ 14…アブソリュート型エンコーダ  18…制御部5
1,52…リール                5
3…キャプスタン 55…テープ                   
   56,57…リール回転数検出回路 58…キャプスタン回転数検出回路  59…回転数比
検出回路 60…記憶回路                  
  61,62…演算回路 63…テープ駆動制御回路          71…
初期テープ巻径定数記憶回路 72,73…テープ巻径演算回路    74…テープ
巻径定数演算回路 75…テープ巻径定数記憶回路      76…テー
プ駆動制御回路 81,82…リール                
83…テープ84…テープ巻径検出回路       
   85…記憶回路86…テープ量検出回路    
        87…誤差検出回路 88…補正値検出回路              8
9…テープ量補正回路 91,92…リール                
93…テープ96,97…リールモータ       
   98,99…回転数検出回路 100…演算回路          101…ブレー
キアクチュエータコントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータにより駆動されるテープ誘導部材に
    よってテープカセット内からテープを引き出し、所定の
    テープ走行路にテープを装着して記録再生を行う記録再
    生装置において、前記テープ誘導部材によるテープ誘導
    位置を連続的に検出し位置に応じた出力信号を発生する
    連続位置検出手段と、この連続位置検出手段からの出力
    信号に従って前記モータを制御する制御手段とを具備す
    ることを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記連続位置検出手段は、前記テープ誘導
    部材の位置に応じてコード値が変化する所定ビット数の
    ディジタルコード信号を出力するものであり、前記制御
    手段は該ディジタルコード信号のコード値により前記テ
    ープ誘導部材の位置を検出して前記モータによる前記テ
    ープ誘導部材の停止位置を制御し、該ディジタルコード
    信号の所定のビットにより前記モータの回転速度を検出
    して前記モータの回転速度制御を行うことを特徴とする
    請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】キャプスタンおよび一対のリールによりテ
    ープを走行させながら記録再生を行う記録再生装置にお
    いて、キャプスタンの回転数を検出する第1の回転数検
    出手段と、各リールの回転数を検出する第2の回転数検
    出手段と、前記第1および第2の回転数検出手段の検出
    結果を受け、キャプスタンと巻取り側および供給側のリ
    ールの回転数からキャプスタンと各リールによる第1の
    テープ走行モードでの各リール上のテープ巻径を求める
    と共に、リールのみによる第2のテープ走行モードへの
    移行直前のテープ巻径定数を求める第1の演算手段と、
    この第1の演算手段により得られたテープ巻径定数を記
    憶する記憶手段と、前記第2の回転数検出手段の検出結
    果から供給および巻取りリールの回転数比を検出する回
    転数比検出手段と、この回転数検出手段により検出され
    た回転数比と前記記憶手段により記憶されたテープ巻径
    定数から第2のテープ走行モードでの各リール上のテー
    プ巻径を求める第2の演算手段とを具備することを特徴
    とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】一対のリールによりテープを走行させなが
    ら記録再生を行う記録再生装置において、各リールの回
    転数比を検出する回転数比検出手段と、テープ固有のテ
    ープ巻径定数を記憶する記憶手段と、前記回転数比検出
    手段により検出された回転数比および前記記憶手段によ
    り記憶されたテープ巻径定数から、各リール上のテープ
    巻径を求める第1の演算手段と、この第1の演算手段に
    より求められたテープ巻径からテープ巻径定数を求める
    と共に前記記憶手段に記憶されたテープ巻径定数を更新
    する第2の演算手段とを具備することを特徴とする記録
    再生装置。
  5. 【請求項5】一対のリールによりテープを走行させなが
    ら記録再生を行う記録再生装置において、各リール上の
    テープ巻径を検出するテープ巻径検出手段と、この手段
    により検出されたテープ巻径とテープ全厚およびリール
    ハブ半径より各リール上のテープ量を検出するリール上
    テープ量検出手段と、この手段により検出されたテープ
    量とテープローディング時のテープ引出し長およびテー
    プ全長よりリール上のテープ量の誤差を検出する誤差検
    出手段と、この手段により検出されたテープ量誤差を各
    リール上のテープ巻径の比によって分割することにより
    補正値を検出する補正値検出手段と、この手段により検
    出された補正値を用いて前記リール上テープ量検出手段
    により検出されたテープ量を補正する補正手段とを具備
    することを特徴とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】リールモータによりそれぞれ駆動される一
    対のリールによりテープを走行させながら記録再生を行
    う記録再生装置において、各リール上のテープ巻径と各
    リールの回転数および回転方向を検出する検出手段と、
    電源断時に各リールに対して個別にブレーキを掛けるブ
    レーキ機構と、この手段により検出された各リール上の
    テープ巻径と各リールの回転数および回転方向の情報に
    従って前記ブレーキ機構のブレーキ力を制御する制御手
    段とを具備することを特徴とする記録再生装置。
JP3172262A 1990-07-13 1991-07-12 記録再生装置 Pending JPH04349262A (ja)

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JP2-184211 1990-07-13
JP18421190 1990-07-13
JP27534790 1990-10-16
JP2-275347 1990-10-16
JP3172262A JPH04349262A (ja) 1990-07-13 1991-07-12 記録再生装置

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