JPH04349042A - 自動車用フロアカーペットおよび製造方法 - Google Patents

自動車用フロアカーペットおよび製造方法

Info

Publication number
JPH04349042A
JPH04349042A JP15253991A JP15253991A JPH04349042A JP H04349042 A JPH04349042 A JP H04349042A JP 15253991 A JP15253991 A JP 15253991A JP 15253991 A JP15253991 A JP 15253991A JP H04349042 A JPH04349042 A JP H04349042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
floor carpet
cushioning material
floor
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15253991A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kondo
順一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Hayashi Gijutsu Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashi Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Hayashi Gijutsu Kenkyusho KK
Priority to JP15253991A priority Critical patent/JPH04349042A/ja
Publication of JPH04349042A publication Critical patent/JPH04349042A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のフロアパネ
ル上に敷設するフロアカーペットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のフロアパネル上には、フ
ロアカーペットを敷設している。
【0003】この種のフロアカーペットを敷設する目的
は、装飾、触感の向上、防音、防錆、人体保護等にあり
、一般的な構成は、タフティング、ニードリングなどに
より立毛を組織した基布と、該基布の裏面に積層され立
毛を係止しフロアカーペットに成形性を付与するポリエ
チレン等の熱可塑性樹脂を主体とした裏打材と、該裏打
材の裏面に部分的または全面にわたって固着されるフェ
ルト等の柔軟な緩衝材よりなるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフロアカー
ペットは、その構成によって、先述の諸目的にそった機
能をはたすものである。
【0005】ところで、一般に自動車の温度調節はエア
ーコンディショナーないしはヒーターによっておこなわ
れており、フロアカーペットには温調機能は付与されて
いない。
【0006】これは技術的な困難性に起因しているが、
特に足元の加温を考えた場合は、フロアカーペットから
足元を加熱することは、効率的であり、快適であって、
最も好ましい方法である。
【0007】本発明では、加温機能を付与したカーペッ
トと、その製造方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための本
発明の手段は、フロアカーペットに積層した裏打材の裏
面と、緩衝材の間に柔軟な面状発熱体を配することによ
る。
【0009】また、この柔軟な面状発熱体は少なくとも
、緩衝材よりはみ出さない大きさとしフロアカーペット
の成形時に緩衝材と裏打材の間にはさみこんで固着する
【0010】
【作用】本発明の自動車用フロアカーペットは、面状発
熱体を内蔵するものであり、従来のフロアカーペットに
加温機能を付与するものであって、乗員の足元を快適に
加温でき、しかも従来のフロアカーペットの製造工程に
そって製造可能である。
【0011】
【実施例】以下に図面を参照して、この発明の好適な実
施例を説明する。
【0012】本発明の自動車用フロアカーペットは、図
1に示されるように、車室側に立毛を組織した基布1と
、熱可塑性樹脂を主体とした裏打材2と、柔軟な面状発
熱体3と、フェルト等の緩衝材4をこの順に積層して構
成されるものであるが、このうち面状発熱体以外は、通
常の自動車用フロアカーペットで使用されるものをその
まま利用できる。
【0013】基布1はポリエステル、ポリプロピレンな
どの繊維素材をタフティング、ニードリングなどによっ
て組織することにより、表面に立毛を組織した基布であ
る。
【0014】裏打材2は、基布の裏面に積層され、基布
に組織された立毛を係止するとともに、該フロアカーペ
ットに賦形性を付与するものであり、ポリエチレン、ポ
リプロピレンといった熱可塑性樹脂や、これに充てん材
を混入したものなどである。
【0015】緩衝材4は、雑綿をフェノール樹脂で結合
したフェルトが好適であるが、これに限定されない。
【0016】面状発熱体3は、製品名“織フロロトロン
”(ダイキンケミトロニクス株式会社製)が好適である
【0017】該製品はフッ化エチレン樹脂を原料とした
織布態様の面状発熱体であり、しなやかで薄い素材であ
るので、フロアの形状にそわせてフィットさせることが
可能であり、また耐久性にもすぐれており、本用途に適
している。
【0018】該発熱体の電源はシガーソケットからとる
ことが可能である。
【0019】該発熱体の大きさは、少なくとも緩衝材よ
りは小さくし、図3のA−A’断面で示されるような運
転席、助手席の足元部等に配することとする。
【0020】本考案のフロアカーペットの製造方法は,
以下の手順による。
【0021】図2のように、上下一対の噛合する成形型
の下型にフェルト等の緩衝材を必要箇所に配し、緩衝材
の上には、この緩衝材よりも小さい大きさの面状発熱体
を載置するか、またはあらかじめ緩衝材に固着しておく
【0022】一方、裏面に熱可塑性樹脂の裏打材を積層
したカーペット基布はヒーターで加熱して、裏打材の材
料が可塑化し、賦形可能とした上で、上型と下型の間に
配する。
【0023】この状態にて上下型間をせばめ、カーペッ
ト基布を所望の形状に賦形し固化するとともに、面状ヒ
ーターおよび緩衝材を軟化した裏打材に固着して、各層
を一体に成形する。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明のフロアカーペット
は従来にない保温機能をもち、特に冬季に乗車した直後
の乗員の足元の冷たさを解消することができるものがあ
るが、従来のこの種のフロアカーペットの製造方法に準
じて、容易に実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明のフロアカーペット断面図
【図2】
  本発明のフロアカーペット製造方法を説明するため
の概念図
【図3】  フロアカーペットの斜視図
【符号の説明】
1  フロアカーペット基布 2  裏打材 3  面状発熱体 4  緩衝材 5  上型 6  下型 10  フロアカーペット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車室側に立毛を組織したカーペット基
    布1と、熱可塑性樹脂を主体とした裏打材2と、柔軟な
    面状発熱体3と、雑綿を主体とした緩衝材4をこの順に
    積層して構成される自動車用フロアカーペット。
  2. 【請求項2】  上下一対の噛合する成形型の下型に雑
    綿を主体とした緩衝材と、この上面に少なくとも該緩衝
    材よりはみ出さない大きさの面状発熱体を重ねて配置し
    、その後、型間に積層した裏打材が可塑状態になるまで
    加熱された状態にあるフロアカーペット基布を配して、
    型締めし、カーペットの賦形と同時に各層を一体に成形
    する請求項1項に記載のフロアカーペットの製造方法。
JP15253991A 1991-05-27 1991-05-27 自動車用フロアカーペットおよび製造方法 Pending JPH04349042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15253991A JPH04349042A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 自動車用フロアカーペットおよび製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15253991A JPH04349042A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 自動車用フロアカーペットおよび製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04349042A true JPH04349042A (ja) 1992-12-03

Family

ID=15542664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15253991A Pending JPH04349042A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 自動車用フロアカーペットおよび製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04349042A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0220305B1 (en) Auto accessory floor mat
US4541885A (en) Method of manufacturing a vehicle seat cover
US11945349B2 (en) Process for molding cover materials for seating applications
JPS6163784A (ja) 成形フオ−ム裏打ちじゆたん集成体及びその製造方法
CA3193670A1 (en) Panel assembly with molded foam backing
EP0140623A2 (en) Process for developing porosity in air impervious film and articles produced by the process
US20190270397A1 (en) Molded Lightweight Layered Floor Liner Construction
JPH04349042A (ja) 自動車用フロアカーペットおよび製造方法
JPH11156976A (ja) 車輛内装用表皮材
JP3503829B2 (ja) 自動車用敷設内装材
JP4813667B2 (ja) 内装カーペット及び内装カーペットの製造方法
JPH0857882A (ja) 成形複合材及びその製造方法
JP2510017B2 (ja) 車両用マット
JPS62221945A (ja) 自動車用フロアカ−ペツト
JPH0224346Y2 (ja)
JPH0114505Y2 (ja)
JPH0140671Y2 (ja)
JPH038507Y2 (ja)
JP2557108Y2 (ja) 自動車用フロアカーペット
JPS63233827A (ja) ポリウレタンフオ−ム成形品及びその製造方法
JPH032238Y2 (ja)
JP3082894B2 (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法
JPS5862027A (ja) 表皮一体発泡体の成形方法
JPS5915978Y2 (ja) カ−ペツト
JPH09226430A (ja) 自動車フロア部の嵩上げ材