JPH04348784A - 大型回転台車の駆動機構 - Google Patents

大型回転台車の駆動機構

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JPH04348784A
JPH04348784A JP15258291A JP15258291A JPH04348784A JP H04348784 A JPH04348784 A JP H04348784A JP 15258291 A JP15258291 A JP 15258291A JP 15258291 A JP15258291 A JP 15258291A JP H04348784 A JPH04348784 A JP H04348784A
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JP
Japan
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chain
guide rail
sprocket
attached
rotating
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JP15258291A
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Shigeru Suzuki
茂 鈴木
Kunio Teranishi
寺西 国雄
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、映像や音など
に合わせて観客席を様々に動かすことで、リアルな体感
を観客に与えるようにした疑似体験遊戯装置の大型回転
台車を駆動する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】映像や音と組み合わせてリアルな疑似体
験が得られるようにした疑似体験遊戯装置として、座席
を動揺させるものや、座席が遊園地にあるコーヒーカッ
プのように移動しながら回転するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、動揺のみでは
大きな動きを体感させることは困難であり、観客席の全
周にスクリーンを配置して使用するような大がかりな装
置には不向きであった。一方、移動や回転のみでは映像
に合わせた動きを十分に体感させることができなかった
【0004】これに対して、観客席を設置した動揺台を
、上下させたり、前後、左右に揺動すると共に、さらに
動揺台を大型回転台車に搭載して、台車と共に移動させ
ることで、より一層リアルな体験をもたらすことができ
る。
【0005】ところでこのような大型回転台車を製作す
る場合、大型回転台車の直径が大きくなるほど、円滑に
回転させるための駆動機構に高精度が要求され、また、
高い強度も必要となるなど、製作コストも大幅に上昇す
る。
【0006】本発明は、大型回転台車を高精度を要求さ
れることなく円滑に駆動することのできる駆動機構を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の直径を
もつ円形のガイドレールと、このガイドレールと概略同
心円上に配置固定したチェーンと、前記ガイドレールに
車輪を介して載置される回転台車と、この回転台車にブ
ラケットを介して首振り自在に取付けた駆動モータと、
この駆動モータの回転軸に取付けた前記チェーンと噛み
合うスプロケットと、スプロケットの反対側からチェー
ンを挟持するように前記ブラケットに取付けたバックロ
ーラとを備えた。
【0008】
【作用】駆動モータの回転に伴いチェーンと噛合するス
プロケットにより、回転台車に送りがかけられ、円形ガ
イドレールに沿って回転台車が移動する。
【0009】円形のガイドレールとチェーンとの半径方
向の相対位置に部分的に誤差があっても、チェーンに噛
み合うスプロケットが、駆動モータの首振り運動により
確実に追従していき、常に正しい噛合状態を維持し、回
転台車を安定して円滑に駆動することができる。
【0010】また、チェーン駆動時のチェーンの圧力角
から生じる半径方向の反力は、対向するスプロケットと
バックローラとの間で打ち消し合うため、チェーンには
純粋に接線方向の駆動反力のみが働くことになり、チェ
ーンの支持フレームに加わる荷重が軽減され、その要求
強度を低下させることができる。同時に回転台車には、
半径方向の反力が発生しないことにより、台車回転時の
ふらつき現象がなくなる。
【0011】
【実施例】)図1〜図5に本発明の実施例を示す。
【0012】図1に示すように、回転台車としてのベー
ス1は鉄骨等で構成された環状のフレームであり、下面
に図2に示すような数多くの車輪4を備え、これらの車
輪4を転動自由に案内するガイドレール3が床面2に円
形に敷設される。
【0013】ベース1の内周部には、図1及び図3に示
すようにスプロケット6を取り付けた6基の駆動モータ
としての油圧モータ7が固定される。床面2にはこのス
プロケット6に噛み合うチェーン8がガイドレール3の
内側に同心円をなすように配設され、ベース1はスプロ
ケット6がチェーン8と噛み合いながら回転することに
より、ガイドレール3に沿って移動する。
【0014】チェーン8はガイドレール3と同心円状に
形成した環状の支持フレーム25に固定され、このチェ
ーン8に噛に合うスプロケット6の反対側には、支持フ
レーム25と共にチェーン8を挟み付けるバックローラ
26が配置される。バックローラ26は油圧モータ7を
支持するブラケット27にスプロケット6と対峙するよ
うに取付けられる。
【0015】また、油圧モータ7をベース1に取付ける
ブラケット27は、上部に設けた連結ピン28により首
振り自在に構成され、これにより油圧モータ7の回転軸
29に取付けたスプロケット6のチェーン8に対する追
従性を高めている。
【0016】前記ベース1には移動を選択的に固定する
ため、伸縮式のロックシリンダ18が備えられる。この
ロックシリンダ18は伸張により先端部を床面2の係合
孔に侵入させてベース1の移動をロックする一方、収縮
により先端部を係合孔から引き上げてロックを解除する
【0017】ベース1の上には、図示されない観客席を
備えた円形の動揺台5が等間隔で3箇所に配設される。 動揺台5は図2に示すようにターンテーブル9の上に回
転自由に支持され、このターンテーブル9の中心部にユ
ニバーサルジョイント10を介してセンターポスト11
が結合する。センターポスト11は基端をベース1に固
定し、昇降手段としての昇降シリンダ12の伸縮に応じ
て一体に伸縮し、ターンテーブル9を動揺台5とともに
昇降させる。
【0018】ターンテーブル9の下面には一端をベース
1に支持された、動揺台5を揺動させるための手段とし
ての、2本の揺動シリンダ13A、13Bと1本の振れ
止めリンク14とが各々異なる方向から結合する。
【0019】2本の揺動シリンダ13Aと13Bは一体
に、あるいは個別に伸縮することで、ターンテーブル9
をその上に支持された動揺台5とともに前後及び左右に
揺動する。振れ止めリンク14はターンテーブル9の水
平方向の回転を阻止しつつ、その揺動変位を案内する。
【0020】ターンテーブル9の外周部には図4に示す
ように動揺台5の旋回手段として4基の油圧モータ15
が配設される。各油圧モータ15の回転軸には図5に示
すように歯車16が取り付けられ、この歯車16と噛み
合う内歯歯車17がターンテーブル9の外周に臨んで動
揺台5に形成される。
【0021】また、ターンテーブル9は伸縮式のロック
シリンダ19を備える。ロックシリンダ19は伸張によ
り先端を動揺台5に形成された係合孔に侵入させて動揺
台5とターンテーブル9との相対回転をロックする一方
、収縮によりこのロックを解除する。
【0022】ベース1には図2に示すように伸縮式の格
納ポスト20が動揺台5の下方に4基ずつ備えられる。 この格納ポスト20は通常は動揺台5の動揺と干渉しな
い位置に収縮させておき、揺動シリンダ13Aと13B
のメンテナンス時など、必要に応じて先端を伸張させて
動揺台5を水平に支持する。
【0023】なお、油圧モータ7と15、昇降シリンダ
12、揺動シリンダ13Aと13B及びロックシリンダ
18と19への油圧の供給はすべて図示されないコント
ローラにより制御され、これらは別途設けられる映像装
置の映像と同期して駆動される。
【0024】次に作用を説明する。
【0025】動揺台5はコントローラによる制御に応じ
て次のような各種の動作を行う。
【0026】すなわち、昇降シリンダ12を停止させた
状態で、揺動シリンダ13Aと13Bを一体に伸縮駆動
すると、ターンテーブル9が動揺台5とともにユニバー
サルジョイント10を支点として、振れ止めリンク14
を屈伸させつつ、図2の想像線で示すように動揺し、こ
の運動は図1において、ガイドレール3に沿っての移動
方向(接線方向)に対する前後揺動、つまりピッチング
運動となる。
【0027】また、揺動シリンダ13Aと13Bを交互
に伸縮駆動すると、ターンテーブル9は同じくユニバー
サルジョイント10を支点に、図1の進行方向に対して
、左右への揺動運動、つまりローリング運動を起こす。
【0028】さらに、昇降シリンダ12と揺動シリンダ
13Aと13Bを同期的に伸縮させると、ターンテーブ
ル9は動揺台5とともに上下に移動、つまりヒービィン
グ運動をする。
【0029】動揺台5をその場で旋回させたい時は、ロ
ックシリンダ19を解除して、ターンテーブル9に備え
た油圧モータ15を運転する。これにより、油圧モータ
15の回転軸に取り付けた歯車16が動揺台5に形成し
た内接歯車17と噛み合いながら回転し、動揺台5を旋
回させる。
【0030】また、動揺台5を移動させたい時はロック
シリンダ18を解除して、油圧モータ7を運転する。こ
れにより、油圧モータ7の回転軸29に固定したスプロ
ケット6が床面2に配設されたチェーン8と噛み合いな
がら回転し、車輪4がガイドレール3の上を転動し、ベ
ース1が回転するのに伴い動揺台5も一体的に移動する
【0031】この場合、ガイドレール3とチェーン8と
の相対位置が部分的に誤差があっても、チェーン8に噛
み合うスプロケット6が、油圧モータ7の首振り運動に
より確実に追従していき、常に正しい噛合状態を維持す
ることができ、このためベース1を安定して円滑に駆動
することができる。
【0032】またこのため、油圧モータ7の取付位置の
要求精度が下がり、同じくチェーン8の円周方向への要
求取付精度も下がり、これらにより据え付け作業が容易
になり、コストダウンも図れる。
【0033】また、チェーン駆動時のチェーン8の圧力
角から生じる半径方向の反力は、スプロケット6と対向
するようにブラケット27に取付けたバックローラ26
との間で打ち消し合うため、チェーン8には純粋に接線
(円周)方向の駆動反力のみが働くことになり、チェー
ン8の支持フレーム25に加わる荷重が軽減され、支持
フレーム25の要求強度を低下させることができる。
【0034】同時に油圧モータ7を取付けたベース1に
は、スプロケット6を介しての半径方向の反力が発生し
ないことにより、移動時のふらつき現象がなくなる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、所定の直径をも
つ円形のガイドレールと、このガイドレールと概略同心
円上に配置固定したチェーンと、前記ガイドレールに車
輪を介して載置される回転台車と、この回転台車にブラ
ケットを介して首振り自在に取付けた駆動モータと、こ
の駆動モータの回転軸に取付けた前記チェーンと噛み合
うスプロケットと、スプロケットの反対側からチェーン
を挟持するように前記ブラケットに取付けたバックロー
ラとを備えたため、円形のガイドレールとチェーンとの
半径方向の相対位置に部分的に誤差があっても、チェー
ンに噛み合うスプロケットが、駆動モータの首振り運動
により確実に追従していき、常に正しい噛合状態を維持
し、回転台車を安定して円滑に駆動することができ、ま
た、チェーン駆動時のチェーンの圧力角から生じる半径
方向の反力は、対向するスプロケットとバックローラと
の間で打ち消し合うため、チェーンには純粋に接線方向
の駆動反力のみが働くことになり、この結果、チェーン
の支持フレームに加わる荷重が軽減され、その要求強度
を低下させることができると共に、回転台車には半径方
向の反力が発生しないことにより、台車回転時のふらつ
き現象をなくすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す水平断面図である。
【図2】同じく図1のA−A矢示図である。
【図3】同じくベースの内周部を拡大した要部断面図で
ある。
【図4】同じくターンテーブルを拡大した平面図である
【図5】同じく図4のB−B矢示図である。
【符号の説明】
1  ベース 3  ガイドレール 4  車輪 5  動揺台 6  スプロケット 7  油圧モータ 8  チェーン 26  バックローラ 27  ブラケット 29  回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の直径をもつ円形のガイドレール
    と、このガイドレールと概略同心円上に配置固定したチ
    ェーンと、前記ガイドレールに車輪を介して載置される
    回転台車と、この回転台車にブラケットを介して首振り
    自在に取付けた駆動モータと、この駆動モータの回転軸
    に取付けた前記チェーンと噛み合うスプロケットと、ス
    プロケットの反対側からチェーンを挟持するように前記
    ブラケットに取付けたバックローラとを備えることを特
    徴とする大型回転台車の駆動機構。
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