JPH04348414A - 情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、各種データを登録可能
な情報処理装置に関し、特に各種入力操作時における表
示部の制御方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、例えば相手電話番号等を登録
することができるファクシミリ装置が提供されている。 そして、この相手電話番号等の登録操作は、一般に、比
較的複雑な操作手順を有するものであり、また各メーカ
ー毎に操作方法が異なるため、ユーザにとっては、詳細
なマニアルを参照しながら行わねばならないものであっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このため、従来装置に
おける各種データの登録作業は、極めて煩雑なものとな
っており、特にうろ覚えの操作手順である場合に、些細
な入力ミスの度に、その原因をいちいちマニアルで調べ
なければならず、ことさら煩わしいものとなっていた。

【０００４】また、ファクシミリ装置のそばに、いつも
マニアルを置いておかねばならず、スペース上の問題も
ある。

【０００５】一方、操作手順を表示装置にガイダンス表
示することも可能であるが、詳細な表示を行うには、大
型の表示画面を必要とし、設計上の困難性とともに、コ
ストアップを招く欠点もある。

【０００６】なお、このような問題は、ファクシミリ装
置に限らず、他の情報処理装置においても同様である。

【０００７】本発明は、大型の表示画面を設けることな
く、正しい操作を表示により案内することができる情報
処理装置を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、各種データの
キー入力を行う操作部と、この入力についての表示を行
う表示部とを有する情報処理装置において、上記操作部
におけるキー入力時に、その入力が正しいかどうかを判
断する判断手段と、この判断手段により、誤入力と判断
された場合、上記表示部上の入力画面をメモリに一時保
存するとともに、正しい操作方法を表示し、その後、上
記一時保存した入力画面を再度表示する表示制御手段と
を有することを特徴とする。このようにオペレータの入
力画面と操作方法の案内画面とを切り換えることにより
、表示部を大型化することなく、効率的に操作ミスの指
摘等を行うことができる。特に、実際の入力内容と操作
方法とが交互に表示されるので、オペレータにとっては
大変分かりやすいガイダンスとなる。

【０００９】

【実施例】図１は、本発明の一実施例としてのファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。

【００１０】このファクシミリ装置は、本装置を全体的
に制御するメイン制御部１０１と、オペレータが各種入
力を行うキー入力部１０３と、ＬＣＤよりなり、装置の
状態やその他のメッセージ表示等を行う表示部１０４と
、この表示部１０４およびキー入力部１０３を制御する
Ｉ／Ｏ制御部１０２と、ガイダンス等のためのメッセー
ジが格納された記憶部１０５と、上記表示部１０４の画
面データを一時的に格納しておく画面バッファ１０６と
、メッセージ表示時間を監視するタイマ１０７とを有す
る。なお、このファクシミリ装置には、図示するもの以
外に、ファクシミリとしての機能を実行する画像の読取
部や記録部、あるいは通信制御部等が設けられているが
、本発明の機能とは直接関係しないため、省略している
。

【００１１】図２は、以上のような構成のファクシミリ
装置におけるデータ登録時の動作を示すフローチャート
である。

【００１２】なお、本実施例で登録の対象となるのは、
例えばオートダイヤル機能を実行するための電話番号等
である。

【００１３】まず、キー入力部１０３で電話番号登録キ
ー（図示せず）が押下されると、この実施例では、表示
部１０４の画面に、短縮ダイヤル、ワンタッチダイヤル
、グループダイヤル等、登録するダイヤルの種類を選択
するための選択画面が表示される（Ｓ１）。図３（ａ）
は、この表示状態を示す模式図である。

【００１４】この入力待ちの状態で、キー入力部１０３
よりキー入力を得る（Ｓ２）。ここで、ストップキー（
図示せず）が押下された場合には強制終了となるが、そ
の他のキーが押下された場合には（Ｓ３）、正しいキー
操作かどうかをＩ／Ｏ制御部１０２で判断し（Ｓ４）、
正しいキー入力であれば、そのまま登録し（Ｓ１０）、
入力操作が終了かどうかＩ／Ｏ制御部１０２で判断し（
Ｓ１１）、入力操作が終了していない場合には、Ｓ２に
戻って入力を繰り返し、また入力操作が終了していれば
、新しい入力画面に切り換え（Ｓ１２）、その入力画面
を表示する（Ｓ１）。

【００１５】また、上記Ｓ４で誤ったキー入力操作が行
われた場合、この入力画面を画面バッファ１０６に格納
する（Ｓ５）。誤入力の例としては、例えば入力操作と
関係のないキーを押してしまったり、本来はセットキー
（図示せず）を押さなければならないのに、スタートキ
ー（図示せず）を押してしまった場合である。

【００１６】そして、Ｉ／Ｏ制御部１０２は、誤操作の
内容を判断し、正しい操作方法を示すメッセージを記憶
部１０５から取り出して（Ｓ６）、表示部１０４に表示
する（Ｓ７）。図３（ｂ）は、この表示状態を示す模式
図である。

【００１７】この表示は、タイマ１０７の計時に基づく
メイン制御部１０１の制御により、数秒間続けられた後
、消去され（Ｓ８）、元の入力画面を画面バッファ１０
６より取り出して（Ｓ９）、表示部１０４に表示する（
Ｓ１）。図３（ｃ）は、この表示状態を示す模式図であ
る。

【００１８】このようにして、次の電話番号の入力画面
や略称の入力画面でも同様の処理を行う。

【００１９】以上のようにして、誤操作の内容に対応し
たメッセージが数秒間表示され、元の入力画面に戻るこ
とから、小型の表示部で有効にガイダンスを行うことが
でき、マニアルを参照する手間を減少することができる
。

【００２０】なお、上記実施例では、ファクシミリ装置
の登録操作について説明したが、小型の表示パネルを有
する、小型コンピュータやコピー装置、卓上電子計算機
等にも同様に適用することが可能である。

【００２１】

【発明の効果】本発明によれば、オペレータの誤操作が
あった場合、入力画面と案内画面とを切り換えることに
より、表示部を大型化することなく、低コストで効率的
に操作ミスの指摘等を行うことができ、マニアルを参照
する手間を減少することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】上記実施例におけるデータ登録時の動作を示す
フローチャートである。

【図３】上記実施例における誤入力時の表示切り換え動
作を示す模式図である。

【符号の説明】

１０１…メイン制御部、 １０２…Ｉ／Ｏ制御部、 １０３…キー入力部、 １０４…表示部、 １０５…記憶部、 １０６…画面バッファ、 １０７…タイマ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　各種データのキー入力を行う操作部と
   、この入力についての表示を行う表示部とを有する情報
   処理装置において、上記操作部におけるキー入力時に、
   その入力が正しいかどうかを判断する判断手段と；この
   判断手段により、誤入力と判断された場合、上記表示部
   上の入力画面をメモリに一時保存するとともに、正しい
   操作方法を表示し、その後、上記一時保存した入力画面
   を再度表示する表示制御手段と；を有することを特徴と
   する情報処理装置。