JPH0434819Y2 - - Google Patents

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JPH0434819Y2
JPH0434819Y2 JP1988060216U JP6021688U JPH0434819Y2 JP H0434819 Y2 JPH0434819 Y2 JP H0434819Y2 JP 1988060216 U JP1988060216 U JP 1988060216U JP 6021688 U JP6021688 U JP 6021688U JP H0434819 Y2 JPH0434819 Y2 JP H0434819Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、ライトホツトチツプ、より詳細に
は、光導体の先端部に遮光部材を有し、該光導体
を通して伝送されてきた光を該遮光部材によつて
吸収して熱に変換し、該熱によつて生体組織を治
療するようにしたライトホツトチツプに関する。
従来技術 第2図は、従来のレーザチツプの一例を説明す
るための図で、図中、1はレーザチツプ、2はレ
ーザ光が伝送されてくる光フアイバーで、周知の
ように、光フアイバー2にて導かれてきたレーザ
光は、セラミツクスレーザチツプ1の一端1aに
入射され、そのチツプ形状に応じて他端(チツプ
先端)1b側から放射される。而して、上記従来
技術においては、チツプ先端にレーザ光を集光さ
せるために、チツプ先端側1bを円錐形状にし、
図示のように、該円錐形状の外側部(傾斜部)に
てレーザ光を反射させて集光、放射するようにし
ている。而して、上記レーザチツプは、チツプ先
端部1bを生体に接触させて、或いは、生体から
離して必要な治療を行うものであるが、接触させ
て治療を行う場合、レーザ光を被治療箇所の表面
に熱吸収させて使用するものであるが、被治療箇
所によつてはレーザ光の吸収特性が異つており、
場合によつては深部で熱吸収がおこり、表面での
治療ができない欠点があつた。
上述のごとき実情に鑑みて、本出願人は先に、
レーザ光をレーザチツプの先端部において熱に変
換し、その熱によつて生体表面の治療を行うよう
にしたレーザ熱チツプについて提案した。
第3図は、前記本出願人が、先に提案したレー
ザ熱チツプの一例を説明するための図で、該レー
ザ熱チツプは、例えば、図示のように、セラミツ
クス光導体1の先端部が例えば先細のテーパ状1
cに形成されており、このテーパ状先端部1c部
を吸光性の遮光部材3で覆つている。なお、この
遮光部材3は例えば吸光性のセラミツクス材料に
て構成されており、テーパ状部にマウント或いは
コーテイングされている。従つて、使用に当つ
て、遮光部材3の先端部3aを生体に接触させて
生体の凝固等を行うが、光導体1内に導入された
レーザ光は遮光部材3によつて熱に変換され、図
示例の場合、先端部3aに熱集中が起こり、この
先端部を被治療箇所に直接接触させて使用するの
で、直接接触された表面部分が治療される。
しかし、第3図に示したレーザチツプによる
と、導光により、熱発生した吸収膜と、生体組織
との融着が強くなり、 (イ) 導光を終えたチツプを生体組織から離す時に
生体組織を固着してもつてきてしまう。
(ロ) 上記とは逆に、コーテイング層が生体組織に
とられてしまう。
等の欠点があつた。
目 的 本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、上述のごとき熱吸収膜と生体組織
との融着を防止することを目的としてなされたも
のである。
構 成 本考案は、上記目的を達成するために、光導体
と、該光導体の先端部に設けられた吸光層と、該
吸光層を覆つて前記光導体の先端部に設けられた
前記吸光層に比して熱変成された生体組織との結
合性の小さいコーテイング層とから成ることを特
徴としたものである。以下、本考案の実施例に基
いて説明するが、本考案によるチツプは、レーザ
光に限定されて使用されるものではなく、レーザ
光以外の各種の光源(普通光源)からの光を吸収
して熱に変換して使用するものであり、そのた
め、以下の説明においては、レーザ光に限定され
ないという意味でレーザチツプと言わずに、ライ
トホツトチツプと称する。
第1図a,b,cは、それぞれ本考案によるラ
イトホツトチツプの要部(チツプ先端部)拡大断
面図で、図中、10はサフアイヤ又は石英等の光
導体、11は光導体10の先端部に設けられたセ
ラミツクコーテイングの吸光層、12は少なくと
も該吸光層11を覆うように光導体10の先端部
に設けられた酸化アルミナ(セラミツクス)のオ
ーバーコートで、該酸化アルミナとしては生体組
織が焼けて熱変換されたカーボンと結合しにくい
材料が使用される。なお、a図は、チツプ先端部
の形状がニードル型の例、b図はフラツト型の
例、c図はラウンド型の例を示す図であるが、チ
ツプ先端部の形状は、図示以外にも種々の形状が
考えられる。而して、a図のニードル型では、切
断能力の向上を図ることができ、(b,c図の例
に比して低い光のパワーで切断できる)、b図の
フラツト型、c図のラウンド型では凝固能力の向
上を図ることができる。なお、セラミツクコーテ
イングは、TiC,TiN,SiC,SiN,BN等の光吸
収体であり、耐熱性のあるコーテイング層を云
う。
効 果 以上の説明から明らかなように、本考案による
と、導光治療後チツプ取付け生体組織との融着が
なくなり、生体組織を痛めたり、チツプ先端部を
損つたりすることなく、良好な治療を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは、それぞれ本考案によるライト
ホツトチツプの例を説明するための要部拡大断面
図、第2図は、従来のレーザチツプの一例を説明
するための図、第3図は、本出願人が先に提案し
たレーザ熱チツプの一例を説明するための図であ
る。 1……レーザチツプ、2……光フアイバ、3…
…遮光部材、1例……光導体、11……吸光層、
12……コーテイング層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光導体と、該光導体の先端部に設けられた吸光
    層と、該吸光層を覆つて前記光導体の先端部に設
    けられた前記吸光層に比して熱変成された生体組
    織との結合性の小さいコーテイング層とから成る
    ことを特徴とするライトホツトチツプ。
JP1988060216U 1988-05-06 1988-05-06 Expired JPH0434819Y2 (ja)

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JP1988060216U JPH0434819Y2 (ja) 1988-05-06 1988-05-06

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JPH01161750U JPH01161750U (ja) 1989-11-10
JPH0434819Y2 true JPH0434819Y2 (ja) 1992-08-19

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130060A (ja) * 1986-11-21 1988-06-02 星野 雅彦 レ−ザメスの製造方法
JPS63318934A (ja) * 1987-06-22 1988-12-27 サージカル・レーザー・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 医療用レ−ザ−プロ−ブ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130060A (ja) * 1986-11-21 1988-06-02 星野 雅彦 レ−ザメスの製造方法
JPS63318934A (ja) * 1987-06-22 1988-12-27 サージカル・レーザー・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 医療用レ−ザ−プロ−ブ

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JPH01161750U (ja) 1989-11-10

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