JPH04348120A - 封止用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

封止用エポキシ樹脂組成物

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JPH04348120A
JPH04348120A JP14811291A JP14811291A JPH04348120A JP H04348120 A JPH04348120 A JP H04348120A JP 14811291 A JP14811291 A JP 14811291A JP 14811291 A JP14811291 A JP 14811291A JP H04348120 A JPH04348120 A JP H04348120A
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JP
Japan
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epoxy resin
formula
resin composition
sealing
average particle
Prior art date
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Pending
Application number
JP14811291A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ishii
繁 石井
Nobuo Takahashi
信雄 高橋
Masahiro Hirano
雅浩 平野
Susumu Ito
晋 伊藤
Takenori Yamazaki
武教 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は封止用エポキシ樹脂組成
物に関する。さらに詳しくは、COG(チップオングラ
ス)用半導体封止剤としてのエポキシ樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルの駆動LSIの実装は従来T
AB(テープオートメーティドボンディング)実装が多
く採用されていたが、近年高密度化が進むにつれてLS
Iを直接ガラス基板に実装するCOG(チップオングラ
ス)実装が検討されるようになり一部実用化されている
。このCOG実装はバンプ(突起電極)付きLSI(フ
リップチップ)とガラス基板上の透明電極とを導電性接
着剤で接続する方法でガラス基板とLSIとの間にバン
プの高さだけの隙間を生ずる。通常この隙間は20〜1
00ミクロンである。LSIの固定と湿気等から保護す
るためこの隙間をエポキシ樹脂等で封止する方法がとら
れている。しかしながら従来の半導体封止剤では一般に
粘度が高く小さな隙間に完全に流し込むことが困難でこ
のような目的の為には適さない。また低粘度のエポキシ
樹脂の場合にも気泡の巻込みが生じやすく、またその硬
化物が耐湿性やヒートショックに耐えるものが得られて
いない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】硬化物の耐湿性・ヒー
トショック性が優れCOG実装用封止剤に適した樹脂開
発が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記した課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成さ
せたものである。即ち本発明は a.式(1)
【化4】 (式中Rは水素又は炭素数10以下のアルキル基を、m
は1,2又は3を、nは0又は整数をそれぞれ示す)で
示される多官能エポキシ樹脂10〜40重量%、レゾル
シノールジグリシジルエーテル60〜90重量%からな
るエポキシ樹脂。 b.式(2)
【化5】 (式中R1 ,R2 のいずれか一方はメチル基を他方
はエチル基を示す) 又は式(3)
【化6】 (式中R3 ,R4 はそれぞれ独立に炭素数2〜4の
アルキル基を示す)で示される芳香族ジアミンc.平均
粒径0.1〜5ミクロンのシリカ粉末を含有する封止用
エポキシ樹脂組成物及びその硬化物を提供する。
【0005】本発明で使用するエポキシ樹脂は式(1)
で示される多官能エポキシ樹脂とレゾルシノールジグリ
シジルエーテルの混合物からなる。式(1)で示される
多官能エポキシ樹脂はサリチルアルデヒド類とフェノー
ル類の反応で得られるトリフェノールメタン系樹脂のエ
ポキシ化によって得られる。式(1)で示される多官能
エポキシ樹脂の使用量は前記した範囲で使用するがこれ
よりも使用量が多い場合(レゾルシノールジグリシジル
エーテルが少ない場合)粘度が高くなり過ぎ、またヒー
トサイクル性が低下し好ましくないまた少ない場合(レ
ゾルシノールジグリシジルエーテルが多い場合)耐熱性
及び耐湿性の低下が認められ好ましくない。
【0006】次に本発明で使用する芳香族ジアミンのう
ち、式(2)で示される化合物の具体例としては2,4
−ジアミノ−3,5−ジエチルトルエン、2,6−ジア
ミノ−3,5−ジエチルトルエン及びその混合物があげ
られる。また式(3)で示される化合物の具体例として
は3,3´−ジエチル−4,4´−ジアミノジフェニル
メタン、3,3´−ジイソプロピル−4,4´−ジアミ
ノジフェニルメタン、3,3´−ジプロピル−4,4´
−ジアミノジフェニルメタン、3,3´−ジターシャリ
ーブチル−4,4´−ジアミノジフェニルメタン、3,
3´−ジイソブチル−4,4´−ジアミノジフェニルメ
タン、3,3´−ジイソブチル−4,4´−ジアミノジ
フェニルメタン等があげられる。
【0007】式(2)及び式(3)で示されるこれらの
化合物は、ウレタン及びエポキシの硬化剤として市販さ
れている。本発明で使用する式(2)又は(3)で示さ
れる芳香族ジアミンの使用量は通常エポキシ樹脂に対し
0.9〜1.1化学当量である。
【0008】本発明のエポキシ樹脂組成物は必要であれ
ば硬化促進剤を用いてもよい。この場合使用できる硬化
促進剤は通常エポキシ樹脂の硬化に用いる硬化促進剤、
例えばイミダゾール類、トリスジメチルアミノメチルフ
ェノール、トリフェニルホスフィン、1,8−ジアザビ
シクロ(5,4,0)ウレデセン−7(DBU)及びそ
の塩類が挙げられ、使用量は任意であるが通常エポキシ
樹脂100gに対し0.1〜5好ましくは0.5〜3重
量部用いる。
【0009】次に本発明で使用するシリカ粉末は平均粒
径5〜0.1ミクロン好ましくは、0.5〜2ミクロン
の平均粒径を有するシリカ粉末で前記した基板と半導体
チップの隙間への流れ込み性から球状シリカが好ましい
。シリカ粉末の使用量はエポキシ樹脂全重量に25〜6
0重量%好ましくは、30〜55重量%含まれるように
添加される。使用するシリカ粉末の使用量が前記した量
より多い場合樹脂組成物の粘度が高くなり隙間への流れ
込み性が不充分となり使用が困難になる。また使用する
量が少ない場合、耐湿性の低下が認められ好ましくない
【0010】本発明のエポキシ樹脂組成物は前記した2
種エポキシ樹脂の所定量と芳香族ジアミン、シリカ粉末
の所定量を真空ニーダで均一に攪拌することにより容易
に製造できる。本発明のエポキシ樹脂組成物の硬化物は
本発明のエポキシ樹脂組成物を80〜170℃好ましく
は100〜150℃で1〜6時間で硬化することによっ
て得られる。
【0011】
【実施例】以下に実施例をあげ本発明をさらに詳しく説
明する。 実施例1.式(1)で示される多官能エポキシ樹脂(R
=H,n:0〜2の混合物、EPPN501、日本化薬
社製、エポキシ当量165)30g、レゾルシノールジ
グリシジルエーテル(RGE−H,日本化薬社製、エポ
キシ当量121)70g、,4−ジアミノ−3,5−ジ
エチルトルエン34g、平均粒径0.5ミクロンの球状
シリカ(エスクウーツ20005、新日鉄化学社製)1
66g及びDBU2gを真空ニーダを用い均一になるま
で攪拌して本発明のエポキシ樹脂組成物200gを得た
(25℃の粘度870ポイズ)
【0012】性能試験 ガラス基板上の搭載したLSIフリップチップ(5mm
×10mm、バンプの高さ50ミクロン)を60℃に加
熱して、上記で得られたエポキシ樹脂組成物を用いて封
止した。ガラス基板とLSIフリップチップとの隙間へ
の流れ込み良好で気泡の巻込みは認められなかった。ま
た120℃5時間硬化して得られた硬化物の耐湿性試験
(120℃、2気圧、200時間)及びヒートサイクル
テスト(125℃〜−55℃、1000回くり返し)の
結果でも異状は認められなかった。
【0013】実施例2.実施例1で使用した2,4−ジ
アミノ−3,5−ジエチルトルエン34gの代りに3,
3´−ジエチル−4,4´−ジアミノジフエニルメタン
48gを用い他は実施例1と同様にしてエポキシ樹脂組
成物214gを得た。(25℃の粘度、950ポイズ)
性能試験 得られたエポキシ樹脂組成物を用い実施例1と同様にし
て性能試験を行なった。その結果、隙間への流れ込み性
は良好であった。また耐湿試験及びヒートサイクルテス
トの結果でも異状は認められなかった。
【0014】実施例3.実施例1で使用した平均粒径0
.5ミクロンの球状シリカ166gの代りに、平均粒径
1ミクロンの球状シリカ(エスクウーツ2001、新日
鉄化学社製)166gを用いた他は実施例1と同様にし
てエポキシ樹脂組成物200gを得た(25℃の粘度 
 800ポイズ) 性能試験 得られたエポキシ樹脂組成物を用い実施例1と同様にし
て性能試験を行なった。その結果隙間への流れ込み性は
良好であった。また耐湿試験及びヒートサイクルテスト
の結果でも異状は認められなかった。
【0015】
【発明の効果】本発明のエポキシ樹脂組成物は粘度がC
.O.G.実装用封止剤として好適であり、封止時の流
れ込みがよく又起泡も生じない。又その硬化物の耐湿性
、耐ヒートショック性がすぐれている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.式(1) 【化1】 (式中Rは水素又は炭素数10以下のアルキル基を、m
    は1,2又は3を、nは0又は整数をそれぞれ示す)で
    示される多官能エポキシ樹脂10〜40重量%、レゾル
    シノールジグリシジルエーテル60〜90重量%からな
    るエポキシ樹脂。b.式(2) 【化2】 (式中R1 ,R2 のいずれか一方はメチル基を他方
    はエチル基を示す)又は式(3) 【化3】 (式中R3 ,R4 はそれぞれが独立に炭素数2〜4
    のアルキル基を示す)で示される芳香族ジアミンc.平
    均粒径0.1〜5ミクロンのシリカ粉末を含有する封止
    用エポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の封止用エポキシ樹脂組成
    物を硬化して得られる硬化物。
JP14811291A 1991-05-24 1991-05-24 封止用エポキシ樹脂組成物 Pending JPH04348120A (ja)

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