JPH0434808A - 導体ペースト用組成物 - Google Patents

導体ペースト用組成物

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JPH0434808A
JPH0434808A JP14102590A JP14102590A JPH0434808A JP H0434808 A JPH0434808 A JP H0434808A JP 14102590 A JP14102590 A JP 14102590A JP 14102590 A JP14102590 A JP 14102590A JP H0434808 A JPH0434808 A JP H0434808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
photosensitive resin
wiring
composition
copper
Prior art date
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Pending
Application number
JP14102590A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Asano
浅野 正孝
Kengo Kuma
熊 兼吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は基板上に回路パターンを形成するための導体ペ
ースト用組成物に関する。
(従来技術) 基板上に回路パターンを形成する導体ペーストとしては
、  Cu、Ni、AI等の卑金属粉末、Au、Ag、
Pd、pt等の貴金属粉末を機能材料としているのが一
般であり、これに無機バインダ、有機バインダ、有機溶
剤を加えて印刷可能な適宜粘度のペーストに形成されて
いる。
(発明が解決しようとする課、[1) ところで、近年基板上の回路パターンには配線密度の高
密度化が要諦されており、かかる高密度化に対処するに
は配線幅、配線間隔を可能なかぎり小さくすることが必
要であるが、上記した各導体ペーストによっては配線幅
、配線間隔共に100μmを下回ることは極めて難しい
。また、上記した各導体ペーストのうちCu粉末を機能
材料とする導体ペーストは価格が低いこと、比教的配線
間隔を小さくし得ること等から注目されているが、なお
配線幅、配線間隔共に100μm以下にすることは難し
いとともに、配線の接着強度も十分に高いとはいえない
従って、本発明の目的は、Cu粉末を機能材料とする導
体ペーストであって回路パターンの配線幅、配線間隔を
100μm以下の小さなものにし得る導体ペーストを提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は導体ペースト用組成物であり 当鮪卸酸物はC
u系粉末90〜30wt%およびTi系粉末10〜70
%+1%の組成を有する無機系混合粉末と感光性樹脂を
主要成分とし、同感光性樹脂が前記無機系混合粉末に対
して20〜40wt%含有していることを特徴とするも
のである。
本発明において、Cu系粉末とは金属銅、酸化銅、亜酸
化鋼、その他の銅の無機化合物の粉末、またはこれら粉
末の混合物を意味し、またTi系粉末とは金属チタン、
水素化チタン、その他のチタンの無機化合物の粉末、ま
たはこれら粉末の混合物を意味する。また、  Cu系
粉末90〜30wt%およびTi系粉末10〜70vt
%はCu換算およびTi換算の値である。
本発明において、感光性樹脂としては印刷板の作製、複
写、グラフィックアート、プリント配線、その地元の照
射により物性を変化させて画像を形成し得る各種の樹脂
を使用し得るものであり、光化学反応的に分類すれば光
二量化型、光分解型。
光重合型、光還元型等を挙げることができる。これらの
感光性樹脂はネガ型、ポジ型のいずれであってもよい、
また、感光性樹脂の無機系混合粉末に対する重量%は、
無機系混合粉末をCuおよびTiに換算した値を100
とした場合の値である。
(発明の作用・効果) 本発明に係る導体ペースト用組成物はアクリル系バイン
ダー等の有機バインダー テレビオネール等の有機溶剤
と共に混練されて、所望の粘度に調製されて導体ペース
トに形成される。
当該導体ペーストはセラミックのグリーンシート等基板
上にスクリーン印刷、ロールコータ印刷、スプレーによ
り塗布され、乾燥された後マスキングされ、露光および
現像(パターニング)に付されて所定の回路パターンに
形成され、その後基板と一体に焼成される。かかる回路
パターンは誘電体層と交互に多層に積層される。
しかして、当該導体ペーストは一般にセラミック製の基
板上に塗布されパターニングされて焼成されるが、導体
ペースト中のTi系物質はセラミックの原料でもあって
基板とは親和性が極めて高いため、基板を構成する物質
と基板境界部にて恰も固溶層を形成し、回路パターンを
構成する各配線の基板に対する接着強度を著しく増大さ
せる。また、導体ペースト中の感光性樹脂は数μm−数
10μ■という高解像力を有するため、パターニングに
て形成される各配線幅および配線間隔は100μ動以下
となり、回路パターンにおける配線密度の高密度化を達
成することができる。
本発明の導体ペースト用組成物において、無機系混合粉
末中のCu系粉末とTi系粉末との割合はCuおよびT
i換算で90〜30wt%:10〜70wt%であり、
Ti系粉末がこれより多くなるとセラミック質の基板に
対する応力が大きくなってクラックが発生して望ましく
なく、またTi系粉末がこれより少くなると配線の基板
に対する接着強度が充分でないため望ましくない。Ti
系粉末の特に好ましい割合は20〜50wt%である。
また、本発明の導体ペースト用組成物において、感光性
樹脂の無機系混合粉末(CuおよびTi換算)に対する
割合は20〜40%it%であり、感光性樹脂がこれよ
り多くなると焼成時の脱バインダーが困難となって望ま
しくなく、また感光性樹脂がこれより少くなるとパター
ニング時に充分な解像力が得られないため望ましくない
(発明の詳細な説明) 本発明の導体ペースト用組成物においては、無機系混合
粉末中のCu系粉末およびTi系粉末の平均粒径を考慮
することが望ましい。Cu系粉末の平均粒径は1〜3μ
墓であり、平均粒径がこれより小さくなるとCu系粉末
の酸化が促進され、また平均粒径がこれより大きくなる
と焼成後の表面が緻密構造とはなり難い。一方、Ti系
粉末の平均粒径は10〜45μ■であり、平均粒径がこ
れより小さくなると、経済的に不利であり、平均粒径が
これより大きくなると焼成後の表面が緻密構造とはなり
難い。
本発明の組成物を用いて形成された導体ペーストの塗布
に関しては、スクリーン印刷、ロールコータ印刷、スプ
レー等適宜の手段が採られるが、1回のパターニングに
おいては塗布膜の膜厚を2〜20μ−を超えると露光時
の塗布膜への光の侵入が不充分となり、解像性が低下す
る。20μ諷以上の厚みの回路パターンを得たい場合に
は、導体ペーストの塗布、露光、現像等パターニングを
数回繰返し行う。
導体ペーストの塗布膜のパターニングにおいて、露光量
は導体ペースト中の各成分の割合、感光性樹脂の種類お
よび無機系粉末の粒径により異なるが、作業性の面から
2000〜7000mJ/am2程度が望ましい。また
、その後の現像に使用される現像液には各種の有機溶剤
、アルカリ水溶液等を挙げることができる。
パターニング後の焼成に関しては500〜1050℃径
度が望ましく、焼成温度が500℃以下では気泡の発生
が多くて充分に焼結できず、焼成温度が1050℃を超
えると銅が溶融し始めて均一でかつ緻密な回路パターン
が得ら九ない、特に望ましくは900〜1050℃であ
る。焼成は真空中または不活性ガス中で行うのが望まし
いが、窒素ガス中で焼成する場合にはチタンが窒化され
て焼結が進行し難くなるため、かつ経済的にも真空中で
の焼成が特に望ましい。
(実施例) 平均粒径2μ醜のCu粉末と平均粒径25μ鳳のTi粉
末(Ti粉末の割合10〜70wt%)からなる無機質
粉末に、光重合可能なビニルモノマー、アクリロイル基
を光重合性不飽和基として主鎖中に有する不飽和ポリマ
ー および光重合開始剤からなる感光性樹脂を30wt
%添加してなる組成物を用い、当該組成物にアクリル系
バインダー、テレピネオールを主成分とする溶剤を添加
して混練し、粘度22万CPSの導体ペーストを*Sa
t、た。
かかる導体ペーストをアルミナを主体とするセラミック
質のグリーンシートである基板上に、スクリーン印刷機
(# 300スクリーン)を用いて10μmの厚さに塗
布し、基板とともに乾燥機にて85℃で20分間乾燥し
パターニングに供した。パターニングにおいてはライン
幅、ライン間隔共に80μmのパターンを有するマスク
と、縦横共に2Hの正方形のパターンを有するマスクを
それぞれ用いて、各基板上の塗布膜をマスキングして露
光条件5000鳳J/c12にて露光した。次いで、1
. 1. 1−)リクロルエタンを現像液として用い、
この現像液を25℃、噴射圧力2.5kg/c+e2に
て各基板の塗布膜上に1分間噴射して、露光された部分
以外のペーストを除去した。得られた各基板を真空中で
980℃にて60分間焼成し、下記試験用の試料とした
各試料のうち、ライン幅、ライン間隔共に80μ腸のパ
ターンを有するマスクにてマスキングされたものについ
て、各配線の配線幅および配線間隔を測定した。各配線
幅、配線間隔共に80± 2μ鳳の範囲にあることが確
認され、本発明にかかる組成物にて調製された導体ペー
ストを使用すれば、回路パターンにおける配線密度の高
密度化が達成されることは明らかである。
一方、縦横共に2Hの正方形のパターンを有するマスク
にてマスキングされたものについて、 2■角のパター
ンに直径0.81の錫メツキ銅線を5n60/Pb40
の組成の半田を用いて垂直に溶接し、2cm/■inの
条件で90″ ビール強度を測定した。得られた結果を
添付図面にグラフとして示す。グラフに示す縦線は試料
20個のバラツキであり、また縦線の中間点(丸印)は
試料20個の平均値である。
なお、中間点4角印の縦線はCu粉末のみからなる導体
ペーストを用いた試料のビール強度であり、かつ中間点
3角印の縦線はCu粉末に対して感光性樹脂を30wt
%含有する導体ペーストを用いた試料のビール強度であ
る。これらの結果から明らかな通りCu粉末とTi粉末
の混合割合が10〜70wt%、特に20〜50@t%
の場合にパターンの接着強度が高い。
【図面の簡単な説明】
図面は各試料におけるパターンのビール強度を示すグラ
フである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. Cu系粉末をCu換算で90〜30wt%およびTi系
    粉末をTi換算で10〜70wt%の組成を有する無機
    系混合粉末と感光性樹脂を主要成分とし、同感光性樹脂
    が前記無機系混合粉末(CuおよびTi換算)に対して
    20〜40wt%含有していることを特徴とする導体ペ
    ースト用組成物。
JP14102590A 1990-05-30 1990-05-30 導体ペースト用組成物 Pending JPH0434808A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0845445A4 (en) * 1996-06-17 1999-10-27 Toray Industries LIGHT RESISTANT CERAMIC GREEN FILM, CERAMIC PACKING AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
JP2003069217A (ja) * 2001-08-22 2003-03-07 Kyocera Corp 回路基板の製造方法
JPWO2016104391A1 (ja) * 2014-12-25 2017-10-05 住友電気工業株式会社 プリント配線板用基板、プリント配線板及びプリント配線板用基板の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003069217A (ja) * 2001-08-22 2003-03-07 Kyocera Corp 回路基板の製造方法
JPWO2016104391A1 (ja) * 2014-12-25 2017-10-05 住友電気工業株式会社 プリント配線板用基板、プリント配線板及びプリント配線板用基板の製造方法

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