JPH04347909A - 誘電体共振器フィルタ - Google Patents
誘電体共振器フィルタInfo
- Publication number
- JPH04347909A JPH04347909A JP14976891A JP14976891A JPH04347909A JP H04347909 A JPH04347909 A JP H04347909A JP 14976891 A JP14976891 A JP 14976891A JP 14976891 A JP14976891 A JP 14976891A JP H04347909 A JPH04347909 A JP H04347909A
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- JP
- Japan
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- dielectric resonator
- dielectric
- resonator
- conductor
- strip
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 36
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 17
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘電体共振器を使用した
マイクロ波フィルタに関し、特にその入出力部の構造に
関する。
マイクロ波フィルタに関し、特にその入出力部の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5はマイクロ波ストリップ線
路を使用した従来の誘電体共振器フィルタの入出力構造
の一例であり、図4はカバーを取り外した状態の上面図
、図5はそのB−B線断面図である。これらの図におい
て、1は筐体、2は裏面に設けた接地導体3と表面に設
けたストリップ導体4とを有する誘電体基板、5は入力
部又は出力部の誘電体共振器、6はカバーである。この
誘電体共振器フィルタにおいては、誘電体共振器5をT
E01モードで励振されるため、ストリップ導体4と誘
電体共振器5は磁界結合させなければならない。このた
め、ストリップ導体4の先端を開放端とし、その開放端
からλg/4(λg:等価電気波長)離れた磁界が最大
となる地点に誘電体共振器5を配設した構成がとられて
いる。
路を使用した従来の誘電体共振器フィルタの入出力構造
の一例であり、図4はカバーを取り外した状態の上面図
、図5はそのB−B線断面図である。これらの図におい
て、1は筐体、2は裏面に設けた接地導体3と表面に設
けたストリップ導体4とを有する誘電体基板、5は入力
部又は出力部の誘電体共振器、6はカバーである。この
誘電体共振器フィルタにおいては、誘電体共振器5をT
E01モードで励振されるため、ストリップ導体4と誘
電体共振器5は磁界結合させなければならない。このた
め、ストリップ導体4の先端を開放端とし、その開放端
からλg/4(λg:等価電気波長)離れた磁界が最大
となる地点に誘電体共振器5を配設した構成がとられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の誘電
体共振器フィルタでは、マイクロ波ストリップ線路を入
出力線路として使うと、誘電体共振器フィルタとマイク
ロ波ストリップ線路で構成される他の回路との接続が容
易であるので、実用上非常に有用であるが、マイクロ波
ストリップ線路の電磁界は図6に示すように、ストリッ
プ導体4と接地導体3の間に集中しており、誘電体共振
器5への漏洩磁界が少ない。又、フィルタの設計上、入
出力線路と入出力共振器間の結合は強くしなければなら
ない。以上の理由から、ストリップ導体4に極めて近い
位置に誘電体共振器5を配置する必要があり、このため
誘電体基板2を支持するための筐体1の段部1aの金属
壁が誘電体共振器5に近接して共振器としてのQが低下
され、挿入損失が増大するという問題がある。又、フィ
ルタの整合をとる上で誘電体共振器5の位置合わせが微
妙にならざるを得ないという問題がある。本発明の目的
は、共振器としてのQを向上させ、かつ誘電体共振器の
位置合わせを容易にした誘電体共振器フィルタを提供す
ることにある。
体共振器フィルタでは、マイクロ波ストリップ線路を入
出力線路として使うと、誘電体共振器フィルタとマイク
ロ波ストリップ線路で構成される他の回路との接続が容
易であるので、実用上非常に有用であるが、マイクロ波
ストリップ線路の電磁界は図6に示すように、ストリッ
プ導体4と接地導体3の間に集中しており、誘電体共振
器5への漏洩磁界が少ない。又、フィルタの設計上、入
出力線路と入出力共振器間の結合は強くしなければなら
ない。以上の理由から、ストリップ導体4に極めて近い
位置に誘電体共振器5を配置する必要があり、このため
誘電体基板2を支持するための筐体1の段部1aの金属
壁が誘電体共振器5に近接して共振器としてのQが低下
され、挿入損失が増大するという問題がある。又、フィ
ルタの整合をとる上で誘電体共振器5の位置合わせが微
妙にならざるを得ないという問題がある。本発明の目的
は、共振器としてのQを向上させ、かつ誘電体共振器の
位置合わせを容易にした誘電体共振器フィルタを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の誘電体共振器フ
ィルタは、誘電体共振器と結合させるマイクロ波ストリ
ップ線路を、誘電体基板の裏面に形成した接地導体と表
面に形成したストリップ導体で構成し、誘電体基板を筐
体の段部から突出させてストリップ導体を誘電体共振器
に近接配置するとともに、この突出部の裏面には接地導
体を設けていない構成とする。
ィルタは、誘電体共振器と結合させるマイクロ波ストリ
ップ線路を、誘電体基板の裏面に形成した接地導体と表
面に形成したストリップ導体で構成し、誘電体基板を筐
体の段部から突出させてストリップ導体を誘電体共振器
に近接配置するとともに、この突出部の裏面には接地導
体を設けていない構成とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、ストリップ導体の下側には接
地導体が存在しないため、磁界の集中が防止され、スト
リップ導体を誘電体共振器に極端に近接しなくとも所要
の結合を得ることができ、かつ筐体段部が誘電体共振器
に接近されてQが低下されることが防止される。
地導体が存在しないため、磁界の集中が防止され、スト
リップ導体を誘電体共振器に極端に近接しなくとも所要
の結合を得ることができ、かつ筐体段部が誘電体共振器
に接近されてQが低下されることが防止される。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図面を参照して説明する。図
1及び図2は本発明の一実施例の誘電体共振器フィルタ
の入出力構造を示し、図1はそのカバーを取り外した状
態の上面図、図2は図1のA−A線断面図である。これ
らの図において、1は筐体、2は誘電体基板であり、誘
電体基板2の裏面には接地導体3が設けられ、表面には
ストリップ導体4が設けられている。そして、この誘電
体基板2は筐体1の段部1a上に載置されているが、こ
の筐体段部1a及びこれに対応する接地導体3は誘電体
基板2の側端から後退された位置迄とされている。又、
5は入力部又は出力部の誘電体共振器であり、前記段部
1aから突出されたストリップ導体4に近接配置されて
いる。6はカバーである。
1及び図2は本発明の一実施例の誘電体共振器フィルタ
の入出力構造を示し、図1はそのカバーを取り外した状
態の上面図、図2は図1のA−A線断面図である。これ
らの図において、1は筐体、2は誘電体基板であり、誘
電体基板2の裏面には接地導体3が設けられ、表面には
ストリップ導体4が設けられている。そして、この誘電
体基板2は筐体1の段部1a上に載置されているが、こ
の筐体段部1a及びこれに対応する接地導体3は誘電体
基板2の側端から後退された位置迄とされている。又、
5は入力部又は出力部の誘電体共振器であり、前記段部
1aから突出されたストリップ導体4に近接配置されて
いる。6はカバーである。
【0007】このため、この構成においては、誘電体基
板2は筐体段部1aより突出しており、この突出された
誘電体基板2上にストリップ導体4が設けられており、
かつその下側には接地導体3が存在しない構造となって
いる。又、誘電体共振器1をTE01モードで励振する
ために、図1に示したように、ストリップ導体4の先端
を開放端として開放端からλg/4離れた磁界が最大と
なる地点に誘電体共振器5を近接配置して両者を結合さ
せている。
板2は筐体段部1aより突出しており、この突出された
誘電体基板2上にストリップ導体4が設けられており、
かつその下側には接地導体3が存在しない構造となって
いる。又、誘電体共振器1をTE01モードで励振する
ために、図1に示したように、ストリップ導体4の先端
を開放端として開放端からλg/4離れた磁界が最大と
なる地点に誘電体共振器5を近接配置して両者を結合さ
せている。
【0008】したがって、この構成によれば、図3に示
すように、誘電体基板2の突出部においてはストリップ
導体4の下側に接地導体が存在していないため、磁界が
集中することがなくなり、誘電共振器5に充分な磁界が
供給されるようになり、誘電体共振器5をストリップ導
体4に極端に近接させなくても所要の結合を得ることが
できる。又、筐体段部1aと誘電体共振器5は充分離れ
ているので、共振器としてのQの低下を少なくでき、誘
電体共振器の高Q特性を活かしてフィルタ低損失を図る
ことができる。更に、フィルタの整合をとる上での誘電
体共振器の位置合わせも容易となる。尚、図1において
、ストリップ導体4を直線で示したが、曲線、或いは誘
電体共振器1と同心円状としても良いことは言うまでも
ない。
すように、誘電体基板2の突出部においてはストリップ
導体4の下側に接地導体が存在していないため、磁界が
集中することがなくなり、誘電共振器5に充分な磁界が
供給されるようになり、誘電体共振器5をストリップ導
体4に極端に近接させなくても所要の結合を得ることが
できる。又、筐体段部1aと誘電体共振器5は充分離れ
ているので、共振器としてのQの低下を少なくでき、誘
電体共振器の高Q特性を活かしてフィルタ低損失を図る
ことができる。更に、フィルタの整合をとる上での誘電
体共振器の位置合わせも容易となる。尚、図1において
、ストリップ導体4を直線で示したが、曲線、或いは誘
電体共振器1と同心円状としても良いことは言うまでも
ない。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ストリッ
プ導体を形成した誘電体基板を筐体の段部から突出させ
て誘電体共振器に近接配置し、かつこの突出部の裏面に
は接地導体を設けていないので、ストリップ導体におけ
る磁界の集中が防止され、誘電体共振器との所要の結合
を容易に得ることができ、共振器のQの低下を防止する
とともに、誘電体共振器の位置合わせを容易に行うこと
ができる効果がある。
プ導体を形成した誘電体基板を筐体の段部から突出させ
て誘電体共振器に近接配置し、かつこの突出部の裏面に
は接地導体を設けていないので、ストリップ導体におけ
る磁界の集中が防止され、誘電体共振器との所要の結合
を容易に得ることができ、共振器のQの低下を防止する
とともに、誘電体共振器の位置合わせを容易に行うこと
ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例のカバーを外した状態の上面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の作用を説明するための要部の拡大断面
図である。
図である。
【図4】従来の誘電体共振器フィルタの入出力部構造の
一例を示すカバーを外した状態の上面図である。
一例を示すカバーを外した状態の上面図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】従来構造の作用を説明するための一部の拡大断
面図である。
面図である。
1 筐体
1a 段部
2 誘電体基板
3 接地導体
4 ストリップ導体
5 誘電体共振器
6 カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 誘電体共振器と、マイクロ波ストリッ
プ線路とを結合させた入出力構造を備える誘電体共振器
フィルタにおいて、前記マイクロ波ストリップ線路は誘
電体基板の裏面に形成した接地導体と表面に形成したス
トリップ導体で構成され、前記誘電体基板を筐体の段部
から突出させてストリップ導体を前記誘電体共振器に近
接配置するとともに、この突出部の裏面には前記接地導
体を設けていないことを特徴とする誘電体共振器フィル
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14976891A JPH04347909A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 誘電体共振器フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14976891A JPH04347909A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 誘電体共振器フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347909A true JPH04347909A (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=15482314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14976891A Pending JPH04347909A (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 誘電体共振器フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04347909A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5428326A (en) * | 1993-12-29 | 1995-06-27 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Fast turn-on, temperature stable dielectric resonator oscillator |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61230501A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-14 | ノーザン・テレコム・リミテツド | マイクロ波帯域フイルチ |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP14976891A patent/JPH04347909A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61230501A (ja) * | 1985-04-03 | 1986-10-14 | ノーザン・テレコム・リミテツド | マイクロ波帯域フイルチ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5428326A (en) * | 1993-12-29 | 1995-06-27 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Fast turn-on, temperature stable dielectric resonator oscillator |
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