JPH0434773Y2 - - Google Patents

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JPH0434773Y2
JPH0434773Y2 JP1986195304U JP19530486U JPH0434773Y2 JP H0434773 Y2 JPH0434773 Y2 JP H0434773Y2 JP 1986195304 U JP1986195304 U JP 1986195304U JP 19530486 U JP19530486 U JP 19530486U JP H0434773 Y2 JPH0434773 Y2 JP H0434773Y2
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shower head
pipe
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shower
guide pipes
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案はシヤワー装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、シヤワー装置の一形態として、実開昭51
−77238号公報に記載されたものがある。
同装置は、実質的にシヤワーヘツドを係脱する
シヤワーフツクと同シヤワーヘツドに給水する給
水器とを昇降自在になるよう支柱の所望高さに取
り付けるようにし、当該支柱は浴室等の天井と床
面との間に挾装固定したことを特徴とする。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、かかるシヤワー装置は、いま
だ、以下の解決すべき課題を有していた。
支柱を天井と床面を利用して固定するので、
固定ヘツドの支柱への取付が困難である。ま
た、浴室毎に天井高さが相違するので、浴室毎
に長さの異なつた支柱を用意しなくてはなら
ず、材料費が高くなり、かつ施工も面倒であ
る。
固定ヘツドを別途取付けるためには、そのた
めの配管を必要とする。
ハンドシヤワーヘツドが首振できないので使
用勝手が悪い。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案では、上下方向に縦長手状の左右ガイ
ドパイプを、湯水混合栓の上方に配設した切換弁
に、左右対称形状で立上り状に立設し、両ガイド
パイプの頂部間に固定シヤワーヘツドを取付ける
と共に、両ガイドパイプの中途部間に、別途切換
弁に連通連結したハンドシヤワーヘツドを、シヤ
ワーヘツド支持体を介して両ガイドパイプに上下
昇降自在、かつ、取外し自在に装着し、左右ガイ
ドパイプのうちの一方は固定シヤワーヘツドに湯
水を導くための流水パイプとして、さらに、ハン
ドシヤワーヘツドを両ガイドパイプに角度調整装
置を介して上下首振自在に取付けてなるシヤワー
装置に関する。
(ホ) 作用 この考案では、頭の洗滌等に際しては、固定シ
ヤワーヘツドを利用し、また、ハンドタイプとし
てのシヤワー使用時には、切換弁による切換によ
つてハンドシヤワーヘツドを左右ガイドパイプか
ら取外して使用するものであり、他方シヤワーヘ
ツドの位置を上下変更したいときには、ハンドシ
ヤワーヘツドを左右ガイドパイプに沿つて上下ス
ライドさせて位置変更をするものであり、シヤワ
ーの使用態様が、多種あつて、用途目的に合つた
使用ができるようになつている。
この際、切換弁から固定シヤワーヘツドへの湯
水の供給は、左右ガイドパイプのうちの一方を通
して行なうものであり、同ガイドパイプのうちの
一方を、固定シヤワーヘツドとハンドシヤワーヘ
ツドの支持、及び、ガイド機能以外に、流水パイ
プとしても利用しているために、別途流水パイプ
を配管する必要がなく、シヤワー装置自体をコン
パクトなものにすることができる。
さらに、ハンドシヤワーヘツドを首振角度調整
具を介して左右ガイドパイプに取付けたので、使
用者は正確に所望の人体部位にシヤワー水を当て
ることができる。
(ヘ) 効果 この考案によれば、切換弁の作動によつて、頭
上からのシヤワーも、ハンドタイプのシヤワーも
また、適当高さ位置での固定シヤワーも自在に使
い分けできるので、シヤワーの使用範囲が拡大
し、使い勝手のよいシヤワー装置を提供でき、ま
た全体の構成も、一方を流水パイプとした左右ガ
イドパイプを中心にして、下部に湯水混合栓を、
上部に固定シヤワーヘツドを配し、ハンドシヤワ
ーヘツドが左右ガイドパイプをガイド杆として上
下位置調整する構成なので、全体を一体としたコ
ンパクトなシヤワー装置に構成でき、湯水混合栓
を湯水パイプに連通して適宜他部位を浴室等の壁
面に取付け固定すれば、簡単にシヤワー装置の取
付けができるという効果も有する。
すなわち、左右ガイドパイプ、ハンドシヤワー
ヘツド、固定シヤワーヘツド、切換弁及び湯水混
合栓をユニツト化したシヤワー装置を構成するこ
とができるので、天井高さの異なる浴室でも、容
易かつ迅速に設置することができる。
さらに、固定シヤワーヘツドのために別途配管
を設ける必要がない。
また、ハンドシヤワーヘツドを上下首振自在に
左右ガイドパイプに取付けたので、使用者は正確
に自己の欲する個所にシヤワー水を当てることが
できるので、使用勝手を向上できる。
(ト) 実施例 この考案の実施例を図面にもとづき詳説すれ
ば、第1図は、本案シヤワー装置Aの全体正面図
を示すものであり、第2図は、同側面図を示す。
シヤワー装置Aは、最下部に湯水混合栓1を設
け、湯水混合栓1の立上りパイプ2上端には湯水
送りパイプ13を連通立設し、同パイプ13の上
端には、切換弁3を連設し、切換弁3には、流水
パイプ4と、ガイド杆としてのガイドパイプ5と
を左右対称形状で立上り状に連設し、この流水パ
イプ4とガイドパイプ5とは、後述するハンドシ
ヤワーヘツド7のガイド杆とし、しかも、流水パ
イプ4とガイドパイプ5との頂部位置には、固定
シヤワーヘツド6を設け、流水パイプ4とガイド
パイプ5には、ハンドシヤワーヘツド7を着脱自
在に係止するためのハンドシヤワーヘツド支持体
8を上下昇降自在に装着して構成している。
湯水混合栓1は、第1図に示すように、給水路
9と給湯路10とを左右に有し、中央に混合調整
部11を設け、同調整部11にて調整つまみ12
の操作により湯水混合が行えるように構成されて
おり、混合調整部11の上端に湯水送りパイプ1
3を立設している。
すなわち、混合調整部11は、第3図に詳細に
示すように、横筒状の混合調整部ケース14の右
側端に調整つまみ12を設け、同つまみ12には
弁棒15が連設され、弁棒15は混合調整部ケー
ス14中において、左右摺動自在に構成され、調
整つまみ12の操作により弁棒15が左右摺動し
て、給水路9及び給湯路10からのそれぞれの流
路9′,10′の開放、閉塞及び開放量の調整を行
い湯水混合調整が行えるようにしている。16は
湯水混合流出口であり、湯水送りパイプ13に連
通している。
また、切換弁3は、第4図に示すように湯水送
りパイプ13の上端に連通連設されており、切換
弁ケース17の基端は、浴室等の壁面Wに、ネジ
19を介して固着した固定座18に、螺着固定さ
れており、同ケース17中には切換つまみ20に
連設された切換弁体21が摺動自在に収納されて
いる。
しかも切換弁ケース17には、固定シヤワーヘ
ツド6へ送水するための流水パイプ4の連通口2
2が左側面に開口し、同ケース17の下側面に
は、ハンドシヤワーヘツド7に連通したフレキシ
ブルホース23を連結するためのホース連通口2
4が設けられており、また、同ケース17の下側
面には、湯水送りパイプ13に連通されたパイプ
連通口25が開口されており、切換弁体21の摺
動により、パイプ連通口25から連通口22及び
ホース連通口24への流路切換が行われるべく構
成されている。
また、切換弁3の切換弁ケース17の右側面に
は、ガイドパイプ5が連設されており、同ケース
17の左側面に連設した流水パイプ4と左右対称
に形成されており、同ガイドパイプ5は切換弁3
の弁作用とは無関係の単なるガイド用としてのみ
機能するものであり、流水パイプ4とガイドパイ
プ5とは、それぞれ、下部が弯曲して立上り状態
となつた基部パイプ4−1,5−1と、直線状の
垂直パイプ4−2,5−2と、上部が弯曲した上
部パイプ4−3,5−3とよりなり、各パイプの
境には、ジヨイント26が介設されており、ジヨ
イント26は、第5図に示すように、連結ボルト
27と、同連結ボルト27の外側に螺着して各パ
イプの連結を行う外筒ボルト28とよりなる。
上部パイプ4−3,5−3には、固定シヤワー
ヘツド6が連設されており、同シヤワーヘツド6
は、固定座29を介して、壁面Wに固設されてお
り、固定シヤワーヘツド6内のシヤワー流水路中
には、流水パイプ4の上端が連通されており、湯
水混合栓1から切換弁3を介して、流水パイプ4
に至つた混合湯水は、同パイプ4から固定シヤワ
ーヘツド6に流入し、同ヘツド6から吐水するよ
うに構成されている。
また、左右対称で、切換弁3から立上つた流水
パイプ4と、ガイドパイプ5は、ハンドシヤワー
ヘツド7を係止するためのハンドシヤワーヘツド
支持体8の昇降が可能なようにガイド杆として機
能する。
すにわち、流水パイプ4と、ガイドパイプ5と
の間には、ハンドシヤワーヘツド支持体8がスラ
イド自在に介設されており、シヤワーヘツド支持
体8は、第6図及び第7図に示すように、流水パ
イプ4とガイドパイプ5が挿通するための挿通孔
30,30′が左右に設けられ、中央には、手前
方向にハンドシヤワーヘツド係止用フツク31が
突設されており、右側の挿通孔30′には、上下
摺動を固定するためのストツパー体32が設けら
れており、またハンドシヤワーヘツド係止用フツ
ク31は、手前を切欠した円孔よりなり、同円孔
中に、ハンドシヤワーヘツド7の握り部7′が上
方から挿入され、定置されるようになつており、
しかもこのハンドシヤワーヘツド係止用フツク3
1は、基部が上下首振り自在となるように枢支3
3されており、しかも上下首振り角度の調整が行
えるように角度調整装置34が設けられている。
35はストツパー体32の操作を行う回動つま
み、36は、角度調整装置34の操作を行う操作
ボタンを示す。
この考案の実施例は、上記のように構成されて
おり、従つて、第8図に示すように例えば、頭部
の洗滌のために固定シヤワーヘツド6を使用する
場合には、まず切換弁3の切換つまみを操作して
流水パイプ4への流水が可能な状態とし、同時に
湯水混合栓1の調整つまみ12を操作して、一定
の湯温にすれば、一定温度の湯水は、湯水混合栓
1から切換弁3を通り、流水パイプ4から固定シ
ヤワーヘツド6に至り、頭上でのシヤワー作用が
得られることになるものであり、他方、ハンドシ
ヤワーヘツド7を使用する場合には、ストツパ体
32の解除により、予めハンドシヤワーヘツド支
持体8を流水パイプ4とガイドパイプ5に沿つて
上下スライド可能とし、所望の高さ位置にまで変
位させて、ストツパー体32により固定すると共
に、切換弁3の操作にて、フレキシブルホース2
3と連通したホース連通口24へ湯水の流水切換
えを行うと、所望位置でのシヤワー作用が得られ
ることになるものであり、角度調整装置34の操
作にて、上下角度の調整も行うことができる。
また、ハンドシヤワーヘツド7をハンドシヤワ
ーヘツド支持体8から取外しフレキシブルホース
23を利用してハンドタイプとしての使用も可能
となるものである。
更には、固定座18,29を介して、切換弁3
及び固定シヤワーヘツド6をそれぞれ浴室等の壁
面Wに取付けることにより、シヤワー装置Aの取
付けが簡便に行えることになるものである。
また、第9図、第10図に示すものは、本案シ
ヤワー装置Aの他の実施例であり、前記した実施
例における湯水混合栓1の湯水混合流出口16に
フツトシヤワーパイプ37を別途設けており、同
パイプ37は、湯水混合栓1の混合調整部ケース
14の中央下部に垂下状態にあり、その下端に
は、足を洗滌するためのフツトシヤワー38が連
設されており、浴室等の床Fに近接した位置に配
設されて、フツトシヤワーヘツド39は、上方を
向いて開口されている。
40は、フツトシヤワーパイプ37を壁面Wに
固定支持するための止め具であり、41は、フツ
トシヤワーヘツド39の基端を壁面Wに取付ける
ための固定座、42はネジを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案シヤワー装置の正面図。第2図
は、同側面図。第3図は、湯水混合栓の断面説明
図。第4図は、切換弁の断面説明図。第5図は、
流水パイプ及びガイドパイプのジヨイント部分を
示す断面説明図。第6図は、シヤワーヘツド支持
体の正面図。第7図は、第6図−線の断面
図。第8図は、本案シヤワー装置の使用状態を示
す側面図。第9図は、本案シヤワー装置の他の実
施例を示す正面図。第10図は、同側面図。第1
1図は、同要部の説明図。 A……シヤワー装置、1……湯水混合栓、3…
…切換弁、5……ガイド杆、6……固定シヤワー
ヘツド、7……ハンドシヤワーヘツド、8……ハ
ンドシヤワーヘツド支持体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に縦長手状の左右ガイドパイプを、湯
    水混合栓1の上方に配設した切換弁3に、左右対
    称形状で立上り状に立設し、両ガイドパイプの頂
    部間に固定シヤワーヘツド6を取付けると共に、
    両ガイドパイプの中途部間に、別途切換弁3に連
    通連結したハンドシヤワーヘツド7を、シヤワー
    ヘツド支持体8を介して両ガイドパイプに上下昇
    降自在、かつ、取外し自在に装着し、左右ガイド
    パイプのうちの一方は固定シヤワーヘツド6に湯
    水を導くための流水パイプ4として、さらに、ハ
    ンドシヤワーヘツド7を両ガイドパイプに角度調
    整装置34を介して上下首振自在に取付けてなる
    シヤワー装置。
JP1986195304U 1986-12-18 1986-12-18 Expired JPH0434773Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986195304U JPH0434773Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

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JP1986195304U JPH0434773Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

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Publication Number Publication Date
JPS63100572U JPS63100572U (ja) 1988-06-30
JPH0434773Y2 true JPH0434773Y2 (ja) 1992-08-18

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ID=31153071

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JP1986195304U Expired JPH0434773Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2565052Y2 (ja) * 1989-11-10 1998-03-11 株式会社竹中工務店 浴室用握りバー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569293B2 (ja) * 1978-05-29 1981-02-28

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438288Y2 (ja) * 1974-12-13 1979-11-14
JPS569293U (ja) * 1979-06-30 1981-01-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569293B2 (ja) * 1978-05-29 1981-02-28

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JPS63100572U (ja) 1988-06-30

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