JPH04347024A - 緩衝器のばね荷重調整装置 - Google Patents

緩衝器のばね荷重調整装置

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Publication number
JPH04347024A
JPH04347024A JP14538891A JP14538891A JPH04347024A JP H04347024 A JPH04347024 A JP H04347024A JP 14538891 A JP14538891 A JP 14538891A JP 14538891 A JP14538891 A JP 14538891A JP H04347024 A JPH04347024 A JP H04347024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer case
adjuster
spring
shock absorber
spring load
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14538891A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizumasa Tsukamoto
塚本 鎭正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Corp
Original Assignee
Showa Seisakusho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Seisakusho Co Ltd filed Critical Showa Seisakusho Co Ltd
Priority to JP14538891A priority Critical patent/JPH04347024A/ja
Publication of JPH04347024A publication Critical patent/JPH04347024A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は緩衝器のばね荷重調整装
置に関し、特にその操作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】緩衝器のばね荷重を調整するばね荷重調
整装置として、例えば特開昭57−192646号公報
に記載されているように、懸架ばねを支承するばね受け
を緩衝器外周に設けたアウタケース内に摺動自在に嵌装
し、アウタケース内に作動圧を供給可能とし、更にアウ
タケースの外周にカム部材とこのカム部材のカム面に係
合可能な突起を有するストッパを回動自在に嵌合して、
ストッパの一端をばね受けに当接させて、アウタケース
内に作動圧を供給してばね受けをストッパ部材から離し
た状態で、カム部材又はストッパを回動操作してカム面
と突起の係合位置を変えた後、作動圧を開放してばね受
けをストッパの一端に当接する位置まで戻してばね荷重
を調整するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たばね荷重調整装置にあっては、カム部材とストッパが
外部に露出しているために、作動不良を生じやすい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、アウタケース内にはばね受けの端面に着脱
自在に係合するアジャスタを回動自在に設けるとともに
、このアジャスタと一方向の回動のみ係合するリング部
材を設け、アウタケースの外側から操作部材を進退自在
に挿通して、この操作部材の先端部をリング部材に揺動
自在に軸支し、更にアウタケース内には外部から流体圧
を供給可能とした。
【0005】
【作用】外部からアウタケース内に作動圧を供給してば
ね受けをアジャスタから離した状態で、操作部材を進退
させることによりリング部材が揺動してアジャスタが回
動してばね受けとの係合位置が変り、その後作動圧を解
除することによってばね受けがアジャスタと係合する位
置まで戻ってばね荷重が調整され、この場合操作機構は
アウタケース内に収納されて外部に露出していないので
作動不良が生じ難い。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明にかかるばね荷重調整
装置を備えた緩衝器の一部破断全体図、図2は同装置部
分の拡大断面図、図3は同装置部分の拡大平断面図、図
4は同装置部分の分解斜視図である。
【0007】緩衝器本体1はチューブ2内にピストンロ
ッド3を挿通し、このピストンロッド3先端部にチュー
ブ2内周面に摺接する減衰力発生用ピストン(図示しな
い)を固着し、チューブ2外周に装着したサブチューブ
4の外周面にアウタケース5を固定し、サブチューブ4
外周面とアウタケース5内周面との間にばね受け6を摺
動自在に嵌装し、このばね受け6とピストンロッド3後
端部に装着したばね受け7との間に懸架ばね8を介設し
ている。そして、この緩衝器本体1のアウタケース5内
にチューブ9を介して作動流体を供給する流体供給源1
0を設けている。
【0008】そして、アウタケース5内にはばね受け6
の下側にアジャスタ11を回動自在に嵌装し、ばね受け
6の内周側下面にはカム面12を形成し、アジャスタ1
1の上端にはこのカム面12に係合する突起部13を形
成している。また、アジャスタ11の下部外周面には複
数の突起14を形成し、このアジャスタ11の外周面に
リング部材15を回動自在に嵌装し、このリング部材1
5には図4の矢示方向に回動するときにのみアジャスタ
11の突起14に係合する爪16を形成している。この
リング部材15の上面とばね受け6の下面との間には、
リング部材15を下方に付勢するスプリング18を介設
している。
【0009】更に、アウタケース5には外側から操作部
材20を進退自在に挿通し、この操作部材20の先端部
に設けたピン21をリング部材15に形成した長孔22
に係合することにより、操作部材20をリング部材15
に回動自在に軸支している。
【0010】以上のように構成したので、アウタケース
5内に作動圧を供給しない状態では、そのときのばね受
け6のカム面12とアジャスタ11の突起部13の係合
位置に応じた位置にばね受け6が機械的に保持されてい
る。
【0011】そこで、緩衝器本体1の懸架ばね8のばね
荷重を調整する場合には、流体供給源10から作動流体
をアウタケース5内に供給して、ばね受け6を上方に移
動させてそのカム面12とアジャスタ11の突起部13
との係合を解除する。その後、操作部材20を図3実線
の位置と仮想線の位置との間で進退動をさせることによ
り、リング部材15が所定の範囲内で往復回動し、リン
グ部材15が図4の矢示方向に回動するときにのみ爪1
6がアジャスタ11の突起14に係合するので、アジャ
スタ11は操作部材20の進退動によって回動して突起
部13の位置が変る。また、操作部材20は流体圧によ
り常に外方向に付勢されるため、操作部材を押すだけで
アジャスタを回動させることができる。
【0012】そして、アジャスタ11を所望の位置まで
回動させた後、アウタケース5内への作動圧を解除する
ことによって、懸架ばね8の反力によってばね受け6が
戻ってカム面12とアジャスタ11の突起部13が新た
な位置で係合し、ばね荷重が調整設定される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ウタケース内にアジャスタ及びリング部材を設け、アウ
タケースに進退自在に挿通した操作部材の進退動によっ
てリング部材を介してアジャスタを回動するようにした
ので、ばね受けの位置を変えるための機構が外部に露出
せず、作動不良を生じることが減少する。また、作動流
体を空気とすることでガソリンスタンド等で容易に調達
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるばね荷重調整装置を備えた緩衝
器の一部破断全体図
【図2】同装置部分の拡大断面図
【図3】同装置部分の拡大平断面図
【図4】同装置部分の分解斜視図
【符号の説明】
1…緩衝器本体、2…チューブ、3…ピストンロッド、
5…アウタケース、6…ばね受け、8…懸架ばね、11
…アジャスタ、15…リング部材、20…操作部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  懸架ばねを支承するばね受けを緩衝器
    外周に設けたアウタケース内に摺動自在に嵌装し、前記
    ばね受けの位置を緩衝器の軸方向に変位させてばね荷重
    を調整するばね荷重調整装置において、前記アウタケー
    ス内には前記ばね受けの端面に着脱自在に係合するアジ
    ャスタを回動自在に設けるとともに、このアジャスタと
    一方向の回動でのみ係合するリング部材を設け、前記ア
    ウタケースの外側から操作部材を進退自在に挿通して、
    この操作部材の先端部を前記リング部材に揺動自在に軸
    支し、更に前記アウタケース内には外部から流体圧を供
    給可能としたことを特徴とする緩衝器のばね荷重調整装
    置。
JP14538891A 1991-05-21 1991-05-21 緩衝器のばね荷重調整装置 Withdrawn JPH04347024A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140197586A1 (en) * 2013-01-17 2014-07-17 Ford Global Technologies, Llc Damping device with adjustable spring rate

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140197586A1 (en) * 2013-01-17 2014-07-17 Ford Global Technologies, Llc Damping device with adjustable spring rate
US9623713B2 (en) * 2013-01-17 2017-04-18 Ford Global Technologies, Llc Damping device with adjustable spring rate

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Effective date: 19980806