JPH0434681Y2 - - Google Patents

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JPH0434681Y2
JPH0434681Y2 JP1987200261U JP20026187U JPH0434681Y2 JP H0434681 Y2 JPH0434681 Y2 JP H0434681Y2 JP 1987200261 U JP1987200261 U JP 1987200261U JP 20026187 U JP20026187 U JP 20026187U JP H0434681 Y2 JPH0434681 Y2 JP H0434681Y2
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JP
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lawn
planting material
lawns
planting
spines
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JP1987200261U
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Description

【考案の詳細な説明】 【考案の利用分野】
本考案は、芝生地を張設した直後から使用可能
ならしめるための芝生定植材に関する。
【従来の技術とその問題点】
(従来の技術) 今日、ゴルフ人口の増加につれ各地で多数のゴ
ルフ場が急増している。これらのゴルフ場では、
資金効率のためにも一日でも早くオープンする必
要に迫られており、芝生地が完全に活着する以前
にでも使用したい場合が多い。また、既設のゴル
フ場でも、旧芝生の更新や春はげその他の病害を
受けた芝生の補修等の目的で張り替えた後、出来
るだけ早く使用可能にすることが望まれているこ
とは全く同様である。 (従来技術の問題点) しかし従来では、芝生の保護は主として踏害防止
の観点で考えられており、このため種々の形式の
保護材が考案されているが、これは飽くまで定着
した芝生の上面に置いて芝の擦り切れ等を防ぐの
が目的であるから、植え付け直後の芝生地の保護
には役立たない。 そこで既に孔付基板の表面から多数の円錐状突
起を突出させてなる芝保護具が提案されているが
(実公昭53−34268号参照)、ある程度突起の基部
を太くしないと耐荷重性が乏しく、さりとて太く
すると屈撓性が失われ、敷設芝生上を歩行するヒ
トの足に違和感を感じさせるという問題がある。
【考案の目的】
以上の事情に鑑み、本考案は、公知芝生保護材
の欠点である敷設芝生を歩行するヒトに対する違
和感を改善した、改良された芝生保護手段を提供
するのを目的とする。
【目的達成のための手段】
(概要) 以上の目的を達成するため、本考案に係る芝生
定植材は、プラスチツク製の孔付基板の片面に基
部から先端に向かつて段階的に細くなつている刺
状体が植設されていることを特徴とする。 (材料) 本考案の下敷材は、適当な熱可塑性樹脂により
一体的に成形されるのが好適であるが、ここに樹
脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニル、アクリロニトリル・スチレン・ブ
タジエン・コポリマー又はエチレン・ビニルアセ
テート・コポリマーのような汎用樹脂から選択す
るのが好ましい。但し考案目的上、使用材料は、
本定植材の刺状部に対し、上に載せられた芝生地
への貫入を可能とする程度の強さを与えうる程度
の硬さを有すべきである。なお、樹脂中に可能な
限り木粉若しくは澱粉の如き微生物分解性物質若
しくは増感剤を混入し又は易分解性分子種を導入
しておくことにより、本定着材の自然崩壊を促進
しておくことは、更新時の手数を減じる上で有利
である。 (構造) 第1図を参照して、本考案に係る芝生定植材1
は、多数の貫通孔3,3……を備える基板2の上
面から上向きに伸びるに多数の刺状体4,4……
が、基部から先端部に向かつて段階的に太さを減
じる多段ロケツト状を呈することが特色である。
このような段階的に太さを減じる刺状体は、小さ
芝生地内へ貫入しうる適度の堅さを具備すると共
に、小さな踏圧に対しては適度の反撥弾性を保ち
ながら、大きな踏圧に対しては強い抵抗性を示す
という特性を有するため、考案目的上好ましい。 因に、以上の刺状体4は,独立していることも
或は一定数づつ集合していることもでき、若し環
状に集合すると王冠状になり、また線状に集合す
ると櫛状となる。なお、必要に応じ、基板2の裏
面には定着用の刺5,5……を、またその周囲に
は連結用リング及び突起(図示省略)を備えるこ
とができる。 本安定植材は、通常一辺20〜30cm程度の単位体
として作り、これを多数連結して土壌中に埋設し
た状態で使用する。従つて、自崩性プラスチツク
スで構成されない限り、植え付け後約10年後の張
り替え期に掘り起こす必要があが、植え付け時の
連結作業と共に、この作業もかなり面倒である。
そこで、必要に応じ単位体の大きさをより大きく
し、その代わり、長手方向に走る切れ目を付与し
ておくことにより、連結及び掘り起こし作業を大
幅に簡易化することができる。
【作用】
本考案による芝生定植材は、その刺状体4が基
部から先端に向かつて段階的に太さを減じている
ため、ヒトの体重のような小さな荷重に対しては
上部の小径部が下方の大径部との間で湾曲するか
ら、使用者に定植材の存在を感知させる程の違和
感を与えない。一方、肥料・農薬・農薬散布車、
散水車、スパイキング車等の車両による重圧が加
わつたときは、より下方の大径部が車輪などから
来る重圧を支えるので、土壌の圧密化が起こり難
い。故に、シバ類の根は常に好気的状態に置かれ
ることになり、病害に侵され難い強健な芝生を形
成する。
【実施例】
以下、実施例により考案実施の態様を説明する
が、例示は当然説明用のものであつて、考案思想
の内包・外延を画するものではない。 第3図は、考案の一実施例の平面図、第4図
は、第3図、線A−Aに沿う断面図である。 (構造) 本例芝生定植材1Aは、硬質ポリエチレン又は
EVA樹脂により一体的に制作され、縦横に並設
された各複数本の縦材2a,2a……及び横材2
b,2b……から形成された升目状基板2の各縦
横材から多数の刺状体4,4を垂直に突出させて
構成され、更に最外方の縦横材に連結用環6,6
……及び突起7,7……が付着し、また下面から
定着用の刺5,5……が突出する。なお、上の各
刺状体は、第1図のものと同様に基部から先端部
に向かつて三段階の太さを持つ三部分4a〜4c
から構成されている。(施工法) 本例芝生定植材1Aを用いて芝生の張り付けを
行うには、第5図の如く、芝生張り付け予定地の
整地された土壌E上に本下敷材を適宜数連結手段
(6及び7)を利用して組合わせて敷設した後、
目砂Sを一定厚さに散布して固定し、次いで芝生
地Lを刺状体4,4……上に載せ、軽く押圧力を
加えて該刺状体4で芝生地Lを突き通した後、最
後に、再び目砂S′を芝生地面に散布して敷き均し
施行を終える。 (作用) 本例下敷材の作用効果は、既に上記
【作用】項
中説明したのと同様である。なお、シバの根及び
地下茎の伸張は、升目部(貫通孔)及び各刺状体
間の空間を介して自由に行われる。
【考案の効果】 叙上の如く、本考案は、ゴルフ場その他、各種
の競技場、公園等における芝生地の張り付け作業
を簡易化すると共に、張り付け直後から歩行者に
違和感を与えることなしに芝生を使用を可能と
し、かつ、シバ類の定着後においても芝生を踏害
から守るための実用的な手段を提供しうるという
効果を通じて民生に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案定植材の基本的な構成を示す模型
的な断面図、第2図は、その作用・効果を説明す
る模型的な側面図、第3図は、考案の一実施例の
平面図、第4図は、第3図、線A−Aに沿う断面
図、第5図は、前三図の定植材の使用法を説明す
る模型的な断面図である。図中の符号の意味は以
下の通り:− 1,1A……本案下敷材の全体、2……1の基
板、2a……2の縦材、2b……2の横材、3…
…2の貫通孔、4……2の刺状体、4a……1B
における4の基部、4b……同4の中間部、4c
……同4の先端部、5……2の定着用の刺部、6
……1Aの連結用環、7……1Aの連結用突起、E
……土壌、L……芝生地、S,S′……目砂。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 プラスチツク製の孔付基板の片面に基部から
    先端に向かつて段階的に細くなつている刺状体
    が植設されていることを特徴とする芝生定植
    材。 2 材が定着用の突起を備える実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の材。
JP1987200261U 1987-12-31 1987-12-31 Expired JPH0434681Y2 (ja)

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JPH01105435U JPH01105435U (ja) 1989-07-17
JPH0434681Y2 true JPH0434681Y2 (ja) 1992-08-18

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