JPH04346734A - 釣り用リール - Google Patents
釣り用リールInfo
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- JPH04346734A JPH04346734A JP11819291A JP11819291A JPH04346734A JP H04346734 A JPH04346734 A JP H04346734A JP 11819291 A JP11819291 A JP 11819291A JP 11819291 A JP11819291 A JP 11819291A JP H04346734 A JPH04346734 A JP H04346734A
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- fishing line
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 37
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転許容位置に設定す
ることにより釣り糸巻き取り用の回転体の釣り糸繰り出
し方向への自由回転を許し、回転阻止位置に設定するこ
とにより前記回転体の釣り糸繰り出し方向への回転を阻
止するよう回転制御部を構成すると共に、前記回転体か
ら繰り出された釣り糸の長さを計測する計測手段、及び
、この計測手段で前記回転体から所定量の釣り糸が繰り
出されたことを計測すると前記回転制御部を回転阻止位
置に切り換えるべくアクチュエータを駆動する制御手段
を備えて成る釣り用リールの改良に関するものである。
ることにより釣り糸巻き取り用の回転体の釣り糸繰り出
し方向への自由回転を許し、回転阻止位置に設定するこ
とにより前記回転体の釣り糸繰り出し方向への回転を阻
止するよう回転制御部を構成すると共に、前記回転体か
ら繰り出された釣り糸の長さを計測する計測手段、及び
、この計測手段で前記回転体から所定量の釣り糸が繰り
出されたことを計測すると前記回転制御部を回転阻止位
置に切り換えるべくアクチュエータを駆動する制御手段
を備えて成る釣り用リールの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の如く構成された釣り用リー
ルとしては特開平2―150228号公報に示されるも
のが存在し、この従来例ではクラッチ機構で回転制御部
が構成され、このクラッチ機構を入り、切り操作するク
ラッチ摺動板をクラッチ入り側にバネ付勢すると共に、
このクラッチ摺動板をクラッチ切り位置で係合保持する
クラッチ切換板を設け、更に、このクラッチ切換板を係
合の解除方向に操作する電磁ソレノイド型のアクチュエ
ータを備え、このアクチュエータとクラッチ切換板とを
連係することにより、スプール(回転体)からの釣り糸
の繰り出し量が所定値に達したことが計測されると、ア
クチュエータの駆動により、クラッチ摺動板の係合を解
除してクラッチ機構を入り操作するよう構成されている
(以下、この動作を自動棚停止と称する)。
ルとしては特開平2―150228号公報に示されるも
のが存在し、この従来例ではクラッチ機構で回転制御部
が構成され、このクラッチ機構を入り、切り操作するク
ラッチ摺動板をクラッチ入り側にバネ付勢すると共に、
このクラッチ摺動板をクラッチ切り位置で係合保持する
クラッチ切換板を設け、更に、このクラッチ切換板を係
合の解除方向に操作する電磁ソレノイド型のアクチュエ
ータを備え、このアクチュエータとクラッチ切換板とを
連係することにより、スプール(回転体)からの釣り糸
の繰り出し量が所定値に達したことが計測されると、ア
クチュエータの駆動により、クラッチ摺動板の係合を解
除してクラッチ機構を入り操作するよう構成されている
(以下、この動作を自動棚停止と称する)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、この従来例に
ついて考えるに、このようにスプールからの釣り糸の繰
り出し量が所定値に達したタイミングでアクチュエータ
を駆動するものでは、仕掛が棚の深度に達した際に、人
為的にクラッチを入り側に設定する等の操作が不要にな
り、釣り人を煩わすことなく棚取りを行えるという良好
な面を有する反面、従来からの釣り用リールでは仕掛が
棚の深度に達したタイミングでのみアクチュエータを作
動させていたため、例えば、アクチュエータの電源電圧
が降下している場合、あるいは、可動部の摩擦抵抗が増
大している場合等には一度だけの駆動によってはクラッ
チ機構を入り操作できないこともあり改善の余地がある
。尚、このように自動棚停止を行えないことに釣り人が
気付かない場合には、仕掛が棚の深度より更に下降し続
けることから、人為的にクラッチ機構を操作する必要を
生ずるばかりでなく、巻上げ操作によって新たに棚取り
を行わねばならないものとなる。本発明の目的は、自動
棚停止を確実に行う釣り用リールを合理的に構成する点
にある。
ついて考えるに、このようにスプールからの釣り糸の繰
り出し量が所定値に達したタイミングでアクチュエータ
を駆動するものでは、仕掛が棚の深度に達した際に、人
為的にクラッチを入り側に設定する等の操作が不要にな
り、釣り人を煩わすことなく棚取りを行えるという良好
な面を有する反面、従来からの釣り用リールでは仕掛が
棚の深度に達したタイミングでのみアクチュエータを作
動させていたため、例えば、アクチュエータの電源電圧
が降下している場合、あるいは、可動部の摩擦抵抗が増
大している場合等には一度だけの駆動によってはクラッ
チ機構を入り操作できないこともあり改善の余地がある
。尚、このように自動棚停止を行えないことに釣り人が
気付かない場合には、仕掛が棚の深度より更に下降し続
けることから、人為的にクラッチ機構を操作する必要を
生ずるばかりでなく、巻上げ操作によって新たに棚取り
を行わねばならないものとなる。本発明の目的は、自動
棚停止を確実に行う釣り用リールを合理的に構成する点
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は冒頭に記
したように、回転制御部、計測手段、及び、回転制御部
を回転阻止位置に切り換えるべくアクチュエータを駆動
させる制御手段を備えて成る釣り用リールにおいて、前
記回転制御部が回転許容位置にあることを検出するセン
サを備え、前記計測手段で前記回転体から所定量の釣り
糸の繰り出しを計測した後、このセンサで前記回転制御
部が回転許容位置にあることを検出すると前記アクチュ
エータを再度駆動する再駆動手段を備えて成る点にあり
、その作用、及び、効果は次の通りである。
したように、回転制御部、計測手段、及び、回転制御部
を回転阻止位置に切り換えるべくアクチュエータを駆動
させる制御手段を備えて成る釣り用リールにおいて、前
記回転制御部が回転許容位置にあることを検出するセン
サを備え、前記計測手段で前記回転体から所定量の釣り
糸の繰り出しを計測した後、このセンサで前記回転制御
部が回転許容位置にあることを検出すると前記アクチュ
エータを再度駆動する再駆動手段を備えて成る点にあり
、その作用、及び、効果は次の通りである。
【0005】
【作用】上記特徴を例えば、図1乃至図8に示すように
構成すると、回転体2から繰り出される釣り糸の量が所
定値に達し、制御手段38がアクチュエータ37を駆動
させた後、センサ44で回転制御部9が回転許容位置に
設定されていることを検出すると、再駆動手段Tがアク
チュエータ37を再度駆動することとなり、例えば、ア
クチュエータ37の一度の駆動によって回転制御部9を
回転阻止位置に設定できない場合でも、アクチュエータ
37の再駆動によって回転制御部9を回転阻止位置に設
定し得るものとなり、このように設定が行われるとセン
サ44の検出結果により再駆動は行われない。つまり、
本発明ではアクチュエータ37の電源の電圧が低下して
いる場合、可動部の摩擦抵抗が増大していて回転制御部
9の回転阻止位置への切換を行い難い場合でも、アクチ
ュエータ37を複数回駆動することになるため、回転制
御部9の回転阻止位置への切換の確実性が向上するもの
となる。
構成すると、回転体2から繰り出される釣り糸の量が所
定値に達し、制御手段38がアクチュエータ37を駆動
させた後、センサ44で回転制御部9が回転許容位置に
設定されていることを検出すると、再駆動手段Tがアク
チュエータ37を再度駆動することとなり、例えば、ア
クチュエータ37の一度の駆動によって回転制御部9を
回転阻止位置に設定できない場合でも、アクチュエータ
37の再駆動によって回転制御部9を回転阻止位置に設
定し得るものとなり、このように設定が行われるとセン
サ44の検出結果により再駆動は行われない。つまり、
本発明ではアクチュエータ37の電源の電圧が低下して
いる場合、可動部の摩擦抵抗が増大していて回転制御部
9の回転阻止位置への切換を行い難い場合でも、アクチ
ュエータ37を複数回駆動することになるため、回転制
御部9の回転阻止位置への切換の確実性が向上するもの
となる。
【0006】
【発明の効果】従って、自動棚停止を比較的確実に行う
釣り用リールが合理的に構成されたのである。
釣り用リールが合理的に構成されたのである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3乃至図8に示すように、左右のサイドケース
1,1の間にレベルワインド機構A、回転体としてのス
プール2夫々を前後位置に配置すると共に、右側のサイ
ドケース1の外部にドラグ操作具3、ハンドル4夫々を
備え、又、左右のサイドケース1,1の上部同士の間に
亘って制御ケース5を備えて釣り用リールを構成する。 このリールではスプール2の内部に電動モータ6、遊星
減速機構B夫々が内装され、この遊星減速機構Bの筒状
軸7には右側のサイドケース1の内部に立設した軸体8
を挿通してあり、この軸体8には、筒状軸7の端部と係
脱自在に回動制御部としてのクラッチ部材9が外嵌され
ている。
する。図3乃至図8に示すように、左右のサイドケース
1,1の間にレベルワインド機構A、回転体としてのス
プール2夫々を前後位置に配置すると共に、右側のサイ
ドケース1の外部にドラグ操作具3、ハンドル4夫々を
備え、又、左右のサイドケース1,1の上部同士の間に
亘って制御ケース5を備えて釣り用リールを構成する。 このリールではスプール2の内部に電動モータ6、遊星
減速機構B夫々が内装され、この遊星減速機構Bの筒状
軸7には右側のサイドケース1の内部に立設した軸体8
を挿通してあり、この軸体8には、筒状軸7の端部と係
脱自在に回動制御部としてのクラッチ部材9が外嵌され
ている。
【0008】又、右側のサイドケース1に立設した支軸
10と同軸状に遊転支承したハンドル軸11に対して、
前記ドラグ操作具3を螺合させると共に、前記ハンドル
4を固設してあり、このハンドル軸11の内端側にはド
ラグ機構12、及び、ラチェット機構Rが備えられてい
る。そして、ハンドル4を巻取り方向に回動操作した場
合には、ハンドル4の回動力がドラグ機構12の出力ギ
ヤ12Aを介してクラッチ部材9の入力ギヤ9Aに伝え
られ、更に、筒状軸7、遊星減速機構B夫々を介してス
プール2に伝えられる結果、スプール2を回転させるよ
うになっている。
10と同軸状に遊転支承したハンドル軸11に対して、
前記ドラグ操作具3を螺合させると共に、前記ハンドル
4を固設してあり、このハンドル軸11の内端側にはド
ラグ機構12、及び、ラチェット機構Rが備えられてい
る。そして、ハンドル4を巻取り方向に回動操作した場
合には、ハンドル4の回動力がドラグ機構12の出力ギ
ヤ12Aを介してクラッチ部材9の入力ギヤ9Aに伝え
られ、更に、筒状軸7、遊星減速機構B夫々を介してス
プール2に伝えられる結果、スプール2を回転させるよ
うになっている。
【0009】尚、ドラグ機構12は、ドラグ操作具3の
回転操作によって、その内部の摩擦板同士の圧接力を調
節し得るよう構成され、ラチェット機構Rは、ラチェッ
トホイール13と、ラチェット爪14と、このラチェッ
ト爪14の姿勢を切換操作する切換レバー15とで成り
、ラチェットホイール13との係合が許されるようラチ
ェット爪14の姿勢を設定しておくと、ハンドル4の巻
取り方向のみの回動操作が許されると共に、後述する電
動モータ6による巻取り方向へのスプール2の駆動が可
能となり、ラチェット爪14をラチェットホイール13
から離間する姿勢に設定すると、スプール2の自由転動
が可能になると同時に、電動モータ6による巻取方向へ
のスプール2の駆動が不能となる。
回転操作によって、その内部の摩擦板同士の圧接力を調
節し得るよう構成され、ラチェット機構Rは、ラチェッ
トホイール13と、ラチェット爪14と、このラチェッ
ト爪14の姿勢を切換操作する切換レバー15とで成り
、ラチェットホイール13との係合が許されるようラチ
ェット爪14の姿勢を設定しておくと、ハンドル4の巻
取り方向のみの回動操作が許されると共に、後述する電
動モータ6による巻取り方向へのスプール2の駆動が可
能となり、ラチェット爪14をラチェットホイール13
から離間する姿勢に設定すると、スプール2の自由転動
が可能になると同時に、電動モータ6による巻取方向へ
のスプール2の駆動が不能となる。
【0010】又、遊星減速機構Bは電動モータ6の出力
軸6Aに直結した第1太陽ギヤ16と、これに咬合する
第1遊星ギヤ17と、第1遊星ギヤ17のキャリヤ18
に固設した第2太陽ギヤ19と、これに咬合する第2遊
星ギヤ20とで成り、第1、第2遊星ギヤ17,20は
スプール2の内歯ギヤ部2Aに咬合し、第2遊星ギヤ2
0のキャリヤ部と一体的に前記筒状軸7が形成され、こ
の遊星減速機構Bでは、前記ラチェット機構Rが機能し
、筒状軸7の繰出し方向への回転が阻止されている状態
(ハンドル4の巻取り方向への回転操作が行われてい
る状態も含む) で電動モータ6の駆動力によりスプー
ル2を巻取り方向に回転できるように構成されている。
軸6Aに直結した第1太陽ギヤ16と、これに咬合する
第1遊星ギヤ17と、第1遊星ギヤ17のキャリヤ18
に固設した第2太陽ギヤ19と、これに咬合する第2遊
星ギヤ20とで成り、第1、第2遊星ギヤ17,20は
スプール2の内歯ギヤ部2Aに咬合し、第2遊星ギヤ2
0のキャリヤ部と一体的に前記筒状軸7が形成され、こ
の遊星減速機構Bでは、前記ラチェット機構Rが機能し
、筒状軸7の繰出し方向への回転が阻止されている状態
(ハンドル4の巻取り方向への回転操作が行われてい
る状態も含む) で電動モータ6の駆動力によりスプー
ル2を巻取り方向に回転できるように構成されている。
【0011】尚、レベルワインド機構Aは、螺軸21の
回転によりガイド杆22に案内される状態で往復移動す
る糸案内具23を備えて成り、このレベルワインド機構
Aがスプール2の回転に連係して駆動されるよう、螺軸
21の入力ギヤ21Aとスプール2に一体形成された出
力ギヤ24との間には複数の中間ギヤ25・・が介装さ
れている。又、このリールでは筒状軸7の係合部とクラ
ッチ部材9とを合わせてクラッチ機構Cと称し、このク
ラッチ機構Cでは、クラッチ部材9に係合するシフタ2
6を有すると共に、このシフタ26を介してクラッチ部
材9を係合解除方向に操作するようカム面27A,27
Aが形成されたスライド型のカムプレート27を有して
いる。
回転によりガイド杆22に案内される状態で往復移動す
る糸案内具23を備えて成り、このレベルワインド機構
Aがスプール2の回転に連係して駆動されるよう、螺軸
21の入力ギヤ21Aとスプール2に一体形成された出
力ギヤ24との間には複数の中間ギヤ25・・が介装さ
れている。又、このリールでは筒状軸7の係合部とクラ
ッチ部材9とを合わせてクラッチ機構Cと称し、このク
ラッチ機構Cでは、クラッチ部材9に係合するシフタ2
6を有すると共に、このシフタ26を介してクラッチ部
材9を係合解除方向に操作するようカム面27A,27
Aが形成されたスライド型のカムプレート27を有して
いる。
【0012】尚、前記シフタ26は、その両端部が軸2
8,28にスライド移動自在に支持されると共に、この
軸28,28に外嵌する圧縮バネ29,29の付勢力に
より、クラッチ部材9を入り位置に向けて移動させ得る
よう構成され、右側のサイドケース1には、ピン30を
介してカムプレート27をスライド操作するクラッチレ
バー31備え、このクラッチレバー31には、カムプレ
ート27をクラッチ機構Cの入り側に作動させるコイル
バネ32の付勢力を作用させてある。
8,28にスライド移動自在に支持されると共に、この
軸28,28に外嵌する圧縮バネ29,29の付勢力に
より、クラッチ部材9を入り位置に向けて移動させ得る
よう構成され、右側のサイドケース1には、ピン30を
介してカムプレート27をスライド操作するクラッチレ
バー31備え、このクラッチレバー31には、カムプレ
ート27をクラッチ機構Cの入り側に作動させるコイル
バネ32の付勢力を作用させてある。
【0013】又、クラッチ部材9が切り位置に達するま
でカムプレート27を作動させた際に、カムプレート2
7に係合して、前記バネ32の付勢力によるカムプレー
ト27の作動を阻止する中間部材33が軸34周りで揺
動自在に設けられ、この中間部材33には、カムプレー
ト27の段状部27Bに係合する係合部33Aと、前記
ラチェットホイール13に立設した接当ピン35に押圧
される接当部33Bとが形成され、更に、この中間部材
33を係合方向に向けて揺動操作するバネ36も備えら
れている。
でカムプレート27を作動させた際に、カムプレート2
7に係合して、前記バネ32の付勢力によるカムプレー
ト27の作動を阻止する中間部材33が軸34周りで揺
動自在に設けられ、この中間部材33には、カムプレー
ト27の段状部27Bに係合する係合部33Aと、前記
ラチェットホイール13に立設した接当ピン35に押圧
される接当部33Bとが形成され、更に、この中間部材
33を係合方向に向けて揺動操作するバネ36も備えら
れている。
【0014】尚、接当ピン35、接当部33B夫々で成
る操作系は、スプール2の自由転動によって釣り糸が繰
出されている際に、釣り人がハンドル4を巻取り方向に
回動操作することにより、任意のタイミングで、クラッ
チ機構Cを入り操作するためのものである。又、この右
側のサイドケース1の内部には中間部材33を係合解除
方向に揺動操作するアクチュエータとして電磁ソレノイ
ド37が備えられ、この電磁ソレノイド37はスプール
2の自由転動により、該スプール2から繰出された釣り
糸の長さが所定の長さに達した際に、前記制御ケース5
に内装された制御装置38(制御手段の一例)からの信
号により作動して、クラッチ機構Cの入り状態への復帰
を許すため、正確な棚取りを行えるよう構成されている
。
る操作系は、スプール2の自由転動によって釣り糸が繰
出されている際に、釣り人がハンドル4を巻取り方向に
回動操作することにより、任意のタイミングで、クラッ
チ機構Cを入り操作するためのものである。又、この右
側のサイドケース1の内部には中間部材33を係合解除
方向に揺動操作するアクチュエータとして電磁ソレノイ
ド37が備えられ、この電磁ソレノイド37はスプール
2の自由転動により、該スプール2から繰出された釣り
糸の長さが所定の長さに達した際に、前記制御ケース5
に内装された制御装置38(制御手段の一例)からの信
号により作動して、クラッチ機構Cの入り状態への復帰
を許すため、正確な棚取りを行えるよう構成されている
。
【0015】尚、前記制御ケース5には液晶ディスプレ
イ39と多数のスイッチ40・・とを備えると共に、前
記制御装置38、及び、スプール2のギヤ状部2Gに咬
合して回転するホイール41のマグネットMの磁気の作
用を受ける一対のリードスイッチ42,42(計測手段
の一例)、アラーム43夫々が内装され、液晶ディスプ
レイ39には、スプール2の回転数に基いて計測される
釣り糸の繰出し量、及び、棚の深さを示す値夫々がデジ
タル数字で表示されるよう構成され、前記電磁ソレノイ
ド37は、棚の深さを示す値と、釣り糸の繰出し量を示
す値とが一致したタイミングで駆動される。このリール
では、このように電磁ソレノイド37を駆動させた後に
おいて、何らかの不都合によりクラッチ機構Cが入り操
作されなかった場合には電磁ソレノイド37を再度駆動
するよう構成されている。
イ39と多数のスイッチ40・・とを備えると共に、前
記制御装置38、及び、スプール2のギヤ状部2Gに咬
合して回転するホイール41のマグネットMの磁気の作
用を受ける一対のリードスイッチ42,42(計測手段
の一例)、アラーム43夫々が内装され、液晶ディスプ
レイ39には、スプール2の回転数に基いて計測される
釣り糸の繰出し量、及び、棚の深さを示す値夫々がデジ
タル数字で表示されるよう構成され、前記電磁ソレノイ
ド37は、棚の深さを示す値と、釣り糸の繰出し量を示
す値とが一致したタイミングで駆動される。このリール
では、このように電磁ソレノイド37を駆動させた後に
おいて、何らかの不都合によりクラッチ機構Cが入り操
作されなかった場合には電磁ソレノイド37を再度駆動
するよう構成されている。
【0016】即ち、前記シフタ26にはマグネットMを
設けると共に、このマグネットMの位置からクラッチ機
構Cの状態を判別するようリードスイッチ、あるいは、
ホール素子等の感磁センサ44をリール本体の側に設け
てあり、その動作は図2のフローチャートに示すように
前記リードスイッチ42,42からの信号によって釣り
糸の繰り出し量が予め設定された値(棚の深度)に達す
ると、電磁ソレノイド37の駆動によりクラッチ機構C
の入り操作を行い(#101ステップ〜#103ステッ
プ)、次に、前記感磁センサ43からの信号に基づいて
クラッチ機構Cの状態を判別し、クラッチ機構Cが入り
状態に切り換わった場合にはこの自動棚停止制御を終了
し(#104,#105ステップ)、又、クラッチ機構
Cが依然切り状態にある場合にはカウンタで予め設定さ
れた回数まで所定のインターバルで電磁ソレノイド37
の駆動を繰返して行い、この駆動によってもクラッチ機
構Cの入り操作が行われない場合には前記アラーム44
を作動させ、「作動不良」の文字を前記液晶ディスプレ
イ38に表示する(#106ステップ〜#109ステッ
プ)。又、このフローチャートに示すように#105ス
テップからの制御の流れを#103ステップに戻す動作
を再駆動手段Tと称し、この制御系の概要は図1のよう
に表される。
設けると共に、このマグネットMの位置からクラッチ機
構Cの状態を判別するようリードスイッチ、あるいは、
ホール素子等の感磁センサ44をリール本体の側に設け
てあり、その動作は図2のフローチャートに示すように
前記リードスイッチ42,42からの信号によって釣り
糸の繰り出し量が予め設定された値(棚の深度)に達す
ると、電磁ソレノイド37の駆動によりクラッチ機構C
の入り操作を行い(#101ステップ〜#103ステッ
プ)、次に、前記感磁センサ43からの信号に基づいて
クラッチ機構Cの状態を判別し、クラッチ機構Cが入り
状態に切り換わった場合にはこの自動棚停止制御を終了
し(#104,#105ステップ)、又、クラッチ機構
Cが依然切り状態にある場合にはカウンタで予め設定さ
れた回数まで所定のインターバルで電磁ソレノイド37
の駆動を繰返して行い、この駆動によってもクラッチ機
構Cの入り操作が行われない場合には前記アラーム44
を作動させ、「作動不良」の文字を前記液晶ディスプレ
イ38に表示する(#106ステップ〜#109ステッ
プ)。又、このフローチャートに示すように#105ス
テップからの制御の流れを#103ステップに戻す動作
を再駆動手段Tと称し、この制御系の概要は図1のよう
に表される。
【0017】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
例えば、図3に示すように、中間部材33にマグネット
Mを設け、このマグネットMの位置からクラッチ機構C
の状態を判別するよう感磁センサ43を構成して良く、
又、回転制御部をドラグ機構によって構成することで、
ドラグ機構の制動力の設定変更で回転体の自由回転と回
転阻止とを行うよう構成すると共に、このドラグ機構の
制動力の増大を図る電動モータ等のアクチュエータを備
えて本発明を構成する等様々に実施できる。
例えば、図3に示すように、中間部材33にマグネット
Mを設け、このマグネットMの位置からクラッチ機構C
の状態を判別するよう感磁センサ43を構成して良く、
又、回転制御部をドラグ機構によって構成することで、
ドラグ機構の制動力の設定変更で回転体の自由回転と回
転阻止とを行うよう構成すると共に、このドラグ機構の
制動力の増大を図る電動モータ等のアクチュエータを備
えて本発明を構成する等様々に実施できる。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】制御系の概要を表すブロック回路図
【図2】制
御動作のフローチャート
御動作のフローチャート
【図3】切り状態におけるクラッチ操作系の側面図
【図
4】入り状態におけるクラッチ操作系の側面図
4】入り状態におけるクラッチ操作系の側面図
【図5】
感磁センサの配置を表す断面図
感磁センサの配置を表す断面図
【図6】リールの右側部
の断面図
の断面図
【図7】リールの縦断側面図
【図8】リールの全体平面図
2 回転体
9 回転制御部
37 アクチュエータ
38 制御手段
42 計測手段
44 センサ
T 再駆動手段
Claims (1)
- 【請求項1】 回転許容位置に設定することにより釣
り糸巻き取り用の回転体(2)の釣り糸繰り出し方向へ
の自由回転を許し、回転阻止位置に設定することにより
前記回転体(2)の釣り糸繰り出し方向への回転を阻止
するよう回転制御部(9)を構成すると共に、前記回転
体(2)から繰り出された釣り糸の長さを計測する計測
手段(42)、及び、この計測手段(42)で前記回転
体(2)から所定量の釣り糸が繰り出されたことを計測
すると前記回転制御部(9)を回転阻止位置に切り換え
るべくアクチュエータ(37)を駆動する制御手段(3
8)を備えて成る釣り用リールであって、前記回転制御
部(9)が回転許容位置にあることを検出するセンサ(
44)を備え、前記計測手段(42)で前記回転体(2
)から所定量の釣り糸の繰り出しを計測した後、このセ
ンサで前記回転制御部(9)が回転許容位置にあること
を検出すると前記アクチュエータ(37)を再度駆動す
る再駆動手段(T)を備えて成る釣り用リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11819291A JP2958355B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 釣り用リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11819291A JP2958355B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 釣り用リール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04346734A true JPH04346734A (ja) | 1992-12-02 |
JP2958355B2 JP2958355B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=14730442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11819291A Expired - Fee Related JP2958355B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 釣り用リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2958355B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010004821A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Globeride Inc | 魚釣用リール |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP11819291A patent/JP2958355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010004821A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Globeride Inc | 魚釣用リール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2958355B2 (ja) | 1999-10-06 |
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