JPH04346646A - 溶融亜鉛めっき用合金化炉の炉圧制御方法 - Google Patents

溶融亜鉛めっき用合金化炉の炉圧制御方法

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Publication number
JPH04346646A
JPH04346646A JP11859891A JP11859891A JPH04346646A JP H04346646 A JPH04346646 A JP H04346646A JP 11859891 A JP11859891 A JP 11859891A JP 11859891 A JP11859891 A JP 11859891A JP H04346646 A JPH04346646 A JP H04346646A
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JP
Japan
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furnace
air
amount
alloying
furnace pressure
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Withdrawn
Application number
JP11859891A
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English (en)
Inventor
Yasuo Tomura
寧男 戸村
Yasuhiko Masuno
増野 豈彦
Makoto Arai
新井 信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH04346646A publication Critical patent/JPH04346646A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融亜鉛めっき用合金
化炉の炉圧制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶融亜鉛めっき鋼板のめっき層を鉄−亜
鉛の合金層とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造は、
図3に示すように溶融亜鉛めっき槽1の直上に合金化炉
2を配置しめっき槽より引き上げられた鋼板3を合金化
炉において加熱して亜鉛層に鉄を拡散させることにより
行われる。
【0003】合金化炉としては図3に示すように鉛直方
向に長い煙突形状の加熱炉が用いられており、炉内温度
が炉外の空気温度より高いためドラフトが生じ、炉下端
部の圧力は負圧となり、炉下端部から外気を吸い込んで
いる。炉内に空気が侵入すると炉内温度が低下し十分な
加熱が不可能となる。そこで一般には、図3に示すよう
に、炉内に数台の炉圧計4を設け、そのどれか1つの炉
圧計の指示値が一定値を保つように炉上端部にある排気
ダクトに取付けた炉内圧力調節弁5の開度を調節する炉
圧制御方法によりできるだけ侵入空気を低減させる方法
を取っている。また、特開平1−301845号公報に
開示されているように、炉上端の鋼板排出口の近辺に、
鋼板の板幅方向に平行でかつ下向きの帯状気体噴流を形
成するノズルを鋼板の表面両側に設けることにより、侵
入空気を低減させる方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】炉内の炉圧計を用いて
、その指示値を一定に保つ方法では、炉圧計の指示値が
炉圧計の設置位置により大きく異なるため、たとえその
位置の炉圧を一定にできたとしても鋼板温度にもっとも
影響を与える要因の1つである侵入空気量を把握するこ
とができないために、結果的に炉内温度が低下し、加熱
板温が目標値からはずれてしまうことがあった。
【0005】特開平1−301845号公報に開示され
ているように侵入空気を低減させる方法もあるが、設備
費やランニングコストの面で不利であり、侵入空気量の
把握が不可能であるため侵入空気の影響による加熱板温
はずれを防止するには至っていない。侵入空気量を直接
測定する方法としては、たとえばピトー管による流量測
定があるが、この方法ではピトー管内に亜鉛粉がすぐに
入ってしまいオンラインでの長時間の測定ができないと
いう問題がある。
【0006】本発明はこのような問題を解決した溶融亜
鉛めっき合金化炉の炉圧制御方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は溶融亜鉛めっき
合金化炉の炉下端の鋼板侵入口近くの炉内に酸素濃度測
定装置を設け、その指示値を用いて侵入空気量を求め、
侵入空気量が一定になるように炉圧制御をすることによ
って合金化炉内における加熱板温のばらつきを低減させ
るものである。
【0008】
【作用】本発明によれば酸素濃度測定装置の指示値から
炉内侵入空気量を把握することが可能なので、溶融亜鉛
めっき合金化の炉内温度の外乱の1つである炉下端部か
らの侵入空気量を一定に制御することができる。したが
って加熱板温のばらつきを低減することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の構成を示すブロック図である
。酸素濃度測定装置で検出された酸素濃度は侵入空気量
演算装置8に入力されあらかじめ求めてあった侵入空気
/酸素濃度の関係から侵入空気量を求める。例えば図4
はその一例を示したグラフである。通常は炉圧計4の指
示を用いて炉内圧力調節弁5を操作部とする制御を炉内
圧力制御装置9で行うが本発明ではさらに炉内圧力制御
装置9にて、炉内圧力制御量へ侵入空気量の補正を行う
ことで、侵入空気量を常に一定にする動作をする。
【0010】図2に本発明を実施した場合と、従来の方
法の比較を示す。従来の方法では炉圧計による炉圧制御
のみであったため、炉圧は一定となるが、侵入空気量の
増減が原因である鋼板温度の変化をおさえることができ
なかった。従来の方法の場合、約30℃の減少が生じて
いるが、これは酸素濃度の増加から侵入空気の増加が原
因であることがわかる。
【0011】本発明を実施した場合、同様の侵入空気の
増加があった場合でもその補正を行っているために、鋼
板温度は約10℃の低下におさまっていることがわかる
【0012】
【発明の効果】本発明では酸素濃度測定装置の指示値か
ら侵入空気量を求めることが可能となったので、侵入空
気量が一定になるように炉内圧力を制御できるようにな
った。その結果、侵入空気の増減が原因である鋼板温度
のばらつきを減少させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図である
【図2】本発明の実施例の作動を示す図である。
【図3】炉圧計による炉圧制御を用いた合金化炉の縦断
面図である。
【図4】本発明の酸素濃度と侵入空気量の関係の一例を
示すグラフである。侵入空気量はピトー管を用いて測定
した。
【符号の説明】
1    溶融亜鉛めっき槽            
  2    合金化炉3    鋼板       
                   4    炉
圧計5    炉内圧力調節弁           
     6    煙空7    酸素濃度測定装置
              8    侵入空気量演
算装置 9    炉内圧力制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  溶融亜鉛めっき槽に浸漬して引上げた
    鋼板を下から上方に通板する溶融亜鉛めっき合金化炉の
    下端近くの炉内に酸素濃度測定装置を設け、その酸素濃
    度測定値と炉下端からの侵入空気量との関係をあらかじ
    め求めておき、該関係に基づき合金化炉への侵入空気量
    が一定になるように炉内の圧力を制御することを特徴と
    する溶融亜鉛めっき用合金化炉の炉圧制御方法。
JP11859891A 1991-05-23 1991-05-23 溶融亜鉛めっき用合金化炉の炉圧制御方法 Withdrawn JPH04346646A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06212387A (ja) * 1993-01-12 1994-08-02 Nippon Steel Corp 溶融亜鉛めっき用合金化炉
JP2009149992A (ja) * 2009-01-30 2009-07-09 Jfe Steel Corp 溶融亜鉛めっき用合金化炉

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06212387A (ja) * 1993-01-12 1994-08-02 Nippon Steel Corp 溶融亜鉛めっき用合金化炉
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Effective date: 19980806