JPH01301845A - 溶融亜鉛めっき用合金化炉の操業方法 - Google Patents
溶融亜鉛めっき用合金化炉の操業方法Info
- Publication number
- JPH01301845A JPH01301845A JP63132398A JP13239888A JPH01301845A JP H01301845 A JPH01301845 A JP H01301845A JP 63132398 A JP63132398 A JP 63132398A JP 13239888 A JP13239888 A JP 13239888A JP H01301845 A JPH01301845 A JP H01301845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- dip galvanizing
- hot
- alloying
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005275 alloying Methods 0.000 title claims abstract description 37
- 238000005246 galvanizing Methods 0.000 title claims abstract description 27
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims abstract description 59
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 37
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 37
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 10
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 abstract description 13
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 7
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 abstract 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 abstract 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 abstract 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 10
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 229910001335 Galvanized steel Inorganic materials 0.000 description 5
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000008397 galvanized steel Substances 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 5
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229910001297 Zn alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、溶融亜鉛めっき鋼板の製造工程で使用される
溶融亜鉛めっき用合金化炉とその操業方法に関する。
溶融亜鉛めっき用合金化炉とその操業方法に関する。
溶融亜鉛めっき鋼板には、溶融亜鉛めっき直後の鋼板に
熱処理を施して、そのめっき層の一部あるいは全体をF
e−Zn合金層としたものがある。
熱処理を施して、そのめっき層の一部あるいは全体をF
e−Zn合金層としたものがある。
この合金化処理は、第6図に示されるように、溶融亜鉛
めっき槽1の直上に配設した溶融亜鉛めっき用合金化炉
(以下、単に合金化炉という)2を用いて行われる。
めっき槽1の直上に配設した溶融亜鉛めっき用合金化炉
(以下、単に合金化炉という)2を用いて行われる。
溶融亜鉛が加熱状態で貯えられている溶融亜鉛めっき槽
1に鋼板3が進入し、ジンクロール4で上向きに方向転
換されて引き上げられる。次いで、溶融亜鉛の付着した
その鋼板3を絞り装置5に通して、鋼板面の亜鉛付着量
を調整した後、合金化炉2の炉体の下端側の入り口2A
から炉内に導入する。炉内では複数の直火式バーナ6で
加熱処理して、亜鉛層へ鉄を拡散させる。合金化処理さ
れた鋼板3は、炉体の上端側の出口2Bから炉外に取り
出される。
1に鋼板3が進入し、ジンクロール4で上向きに方向転
換されて引き上げられる。次いで、溶融亜鉛の付着した
その鋼板3を絞り装置5に通して、鋼板面の亜鉛付着量
を調整した後、合金化炉2の炉体の下端側の入り口2A
から炉内に導入する。炉内では複数の直火式バーナ6で
加熱処理して、亜鉛層へ鉄を拡散させる。合金化処理さ
れた鋼板3は、炉体の上端側の出口2Bから炉外に取り
出される。
本来耐食性の高い溶融亜鉛めっき鋼板に合金化処理を施
すと、優れた7装性か得られる。
すと、優れた7装性か得られる。
〔発明が解決しようとする課題]
合金化炉としては、長い煙突形の加熱炉が用いられてき
たが、従来のものは炉体人口側と出口側のシールが不十
分であり、炉内の高温ガスのドラフトにより、炉体人口
側から多量の外気が炉内に侵入する。
たが、従来のものは炉体人口側と出口側のシールが不十
分であり、炉内の高温ガスのドラフトにより、炉体人口
側から多量の外気が炉内に侵入する。
そのため、省エネルギーと品質安定の見地から次のよう
な問題点があった。
な問題点があった。
■ 侵入外気を所定の炉内温度まで加熱するのに必要な
熱量は、合金化処理に要する全出熱量の約20%にも及
び、極めて不経済である。
熱量は、合金化処理に要する全出熱量の約20%にも及
び、極めて不経済である。
■ 侵入外気のため炉内の温度上昇が妨げられて、合金
化処理する鋼板の温度(板温)を一定に保つことが難し
く、合金化処理品質が安定しない。
化処理する鋼板の温度(板温)を一定に保つことが難し
く、合金化処理品質が安定しない。
■ 侵入外気の加熱のため、生産性の向上に大きな支障
をきたしている。
をきたしている。
このような合金化炉内への侵入外気により発生する問題
点を解決するために、合金化炉の内壁から中心方向に向
かって突出した仕切り壁であって、溶融亜鉛めっき鋼板
の連続送給方向に沿って少なくとも1以上設けた仕切り
壁によって炉内を少なくとも1以上のブロックに区画し
、該仕切り壁によって制限された長手方向空間内を前記
鋼板が連続走行するように構成した合金化炉が従業され
ている(特開昭60−149759号公報)。
点を解決するために、合金化炉の内壁から中心方向に向
かって突出した仕切り壁であって、溶融亜鉛めっき鋼板
の連続送給方向に沿って少なくとも1以上設けた仕切り
壁によって炉内を少なくとも1以上のブロックに区画し
、該仕切り壁によって制限された長手方向空間内を前記
鋼板が連続走行するように構成した合金化炉が従業され
ている(特開昭60−149759号公報)。
しかしながら、この従来例にあっては、炉内を走行する
鋼板のばたつきにより鋼板に発生する表面傷を考慮する
と、鋼板と仕切り壁の間の距離をあまり小さくすること
はできない。そのため、炉内高温ガスのドラフトを低減
させる効果が小砕くて、相変わらず外気の侵入を阻止す
ることが難しい。このため、炉内温度の維持が阻害され
、結局のところ外気侵入に基づく上記従来の合金化炉の
問題点については未解決のままである。
鋼板のばたつきにより鋼板に発生する表面傷を考慮する
と、鋼板と仕切り壁の間の距離をあまり小さくすること
はできない。そのため、炉内高温ガスのドラフトを低減
させる効果が小砕くて、相変わらず外気の侵入を阻止す
ることが難しい。このため、炉内温度の維持が阻害され
、結局のところ外気侵入に基づく上記従来の合金化炉の
問題点については未解決のままである。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであり、合金化炉の上端側に気体噴出ノズルを設け
、この気体噴出ノズルからの噴出気流で炉内高温ガスの
ドラフトを低減せしめるようにした溶融亜鉛めっき用合
金化炉とその操業方法を提供して、上記問題点を解決す
ることを目的としている。
ものであり、合金化炉の上端側に気体噴出ノズルを設け
、この気体噴出ノズルからの噴出気流で炉内高温ガスの
ドラフトを低減せしめるようにした溶融亜鉛めっき用合
金化炉とその操業方法を提供して、上記問題点を解決す
ることを目的としている。
その目的を達成する本発明の第一は、溶融亜鉛めっき槽
の直上に配設された炉体を有し、溶融亜鉛めっき槽を通
過した鋼板が炉体の下端側から炉内に導入され、加熱さ
れて炉体の上端側から炉外に排出される溶融亜鉛めっき
用合金化炉において、前記炉体の上端側に気体噴出ノズ
ルを設け、該ノズルは炉外に排出される鋼板の表裏両面
側に設けられ、鋼板の板幅方向に平行で且つ下向きに帯
状の気体噴流を形成するノズル口を備えたことを特徴と
する溶融亜鉛めっき用合金化炉である。
の直上に配設された炉体を有し、溶融亜鉛めっき槽を通
過した鋼板が炉体の下端側から炉内に導入され、加熱さ
れて炉体の上端側から炉外に排出される溶融亜鉛めっき
用合金化炉において、前記炉体の上端側に気体噴出ノズ
ルを設け、該ノズルは炉外に排出される鋼板の表裏両面
側に設けられ、鋼板の板幅方向に平行で且つ下向きに帯
状の気体噴流を形成するノズル口を備えたことを特徴と
する溶融亜鉛めっき用合金化炉である。
また、本発明の第二は、溶融亜鉛めっき槽の直上に配し
た溶融亜鉛めっき用合金化炉の上端側に気体噴出ノズル
を備え、溶融亜鉛めっき槽を通過した鋼板を炉体の下端
側から炉内に導入して加熱処理し、その後炉体の上端側
から炉外に排出する際、鋼板の表裏両面側に前記ノズル
から@仮の板幅方向に平行で且つ下向きに帯状の気体噴
流を噴射し、その気体噴射流量は炉内圧力または炉内雰
囲気ガス中の酸素濃度のいずれかが予め設定した目標値
になるように調節されることを特徴とする溶融亜鉛めっ
き用合金化炉の操業方法である。
た溶融亜鉛めっき用合金化炉の上端側に気体噴出ノズル
を備え、溶融亜鉛めっき槽を通過した鋼板を炉体の下端
側から炉内に導入して加熱処理し、その後炉体の上端側
から炉外に排出する際、鋼板の表裏両面側に前記ノズル
から@仮の板幅方向に平行で且つ下向きに帯状の気体噴
流を噴射し、その気体噴射流量は炉内圧力または炉内雰
囲気ガス中の酸素濃度のいずれかが予め設定した目標値
になるように調節されることを特徴とする溶融亜鉛めっ
き用合金化炉の操業方法である。
〔作用〕
炉体の上端側に設けた気体噴出ノズルから噴射される気
体噴流は、鋼板の板幅方向に平行で且つ下向きに帯状で
あるから、炉体上方に抜けようとする炉内の高温ガスの
流れを抑制し、ドラフトを低減させる。これにより、炉
体入口側から炉内への外気の侵入が阻止される。
体噴流は、鋼板の板幅方向に平行で且つ下向きに帯状で
あるから、炉体上方に抜けようとする炉内の高温ガスの
流れを抑制し、ドラフトを低減させる。これにより、炉
体入口側から炉内への外気の侵入が阻止される。
また、鋼板の炉内通過量(通板量)が一定セずある範囲
で変動する場合ゆ、気体噴出ノズルから噴射される気体
噴流量が一定であると、炉内圧力(炉圧)のある程度の
変動が生じ、その変動に応じて外気が侵入することがあ
る。そこで、炉圧が外気圧より僅かに高めに設定した目
標値になるように、気体噴出ノズルから噴射される気体
噴流量を調節することにより、ドラフトが低減されて外
気の侵入を阻止することができる。
で変動する場合ゆ、気体噴出ノズルから噴射される気体
噴流量が一定であると、炉内圧力(炉圧)のある程度の
変動が生じ、その変動に応じて外気が侵入することがあ
る。そこで、炉圧が外気圧より僅かに高めに設定した目
標値になるように、気体噴出ノズルから噴射される気体
噴流量を調節することにより、ドラフトが低減されて外
気の侵入を阻止することができる。
以下、本発明の実施例を図とともに説明する。
第1図ないし第5図は、本発明の第1の実施例を示すも
のである。なお、従来と同−又は相当部分には同一符号
を付しである。
のである。なお、従来と同−又は相当部分には同一符号
を付しである。
図において、10は気体噴出ノズルであり、合金化炉2
の炉体上端側にある出口2Bのやや上方位置に設けられ
ている。この気体噴出ノズル1゜は2個1対となり、炉
体の出口2Bから炉外に排出される溶融亜鉛めっき鋼板
3の表裏両面側に設けられている。この実施例の各気体
噴出ノズル10は中空円筒形をなし、第2図に示される
ような、軸方向に長いスリット開口部からなるノズル口
11を有している。そのノズル口11は、鋼板3の板幅
方向に平行で且つ下向きに設けてあり、炉体の出口2B
と鋼板3との間の開口をシールするように、帯状の気体
(シールエア)噴流を形成するものである。もっとも、
ノズル口11については、上記のスリットタイプに限定
されるものではない。
の炉体上端側にある出口2Bのやや上方位置に設けられ
ている。この気体噴出ノズル1゜は2個1対となり、炉
体の出口2Bから炉外に排出される溶融亜鉛めっき鋼板
3の表裏両面側に設けられている。この実施例の各気体
噴出ノズル10は中空円筒形をなし、第2図に示される
ような、軸方向に長いスリット開口部からなるノズル口
11を有している。そのノズル口11は、鋼板3の板幅
方向に平行で且つ下向きに設けてあり、炉体の出口2B
と鋼板3との間の開口をシールするように、帯状の気体
(シールエア)噴流を形成するものである。もっとも、
ノズル口11については、上記のスリットタイプに限定
されるものではない。
例えば第3図に示されるように、多数の小孔を軸方向に
配列してなるマルチホールタイプなど、要は帯状の気体
噴流を形成するものであればよい。
配列してなるマルチホールタイプなど、要は帯状の気体
噴流を形成するものであればよい。
上記気体噴出ノズル10は、第4図に矢符号イで示され
る方向にいくらか回動可能に支持され、気体噴流の鋼板
3に対する噴出角度を手動調整することができるように
しである。そして各気体噴出ノズル10は、フレキシブ
ル配管12Aを介して接続された複数のバランス調整弁
12を経てエアヘッダ13に連通されている。複数のバ
ランス調整弁12は、鋼板3の板幅方向に間隔をおいて
配設されており、その開度を手動で調整して、板幅方向
及びm板表裏における気体噴出ノズルエ0からの噴出量
を加減できるようにしている。これは、アンバランスな
シールエアの噴出による鋼板3の振動を防止するためで
ある。
る方向にいくらか回動可能に支持され、気体噴流の鋼板
3に対する噴出角度を手動調整することができるように
しである。そして各気体噴出ノズル10は、フレキシブ
ル配管12Aを介して接続された複数のバランス調整弁
12を経てエアヘッダ13に連通されている。複数のバ
ランス調整弁12は、鋼板3の板幅方向に間隔をおいて
配設されており、その開度を手動で調整して、板幅方向
及びm板表裏における気体噴出ノズルエ0からの噴出量
を加減できるようにしている。これは、アンバランスな
シールエアの噴出による鋼板3の振動を防止するためで
ある。
エアヘッダ13は、シールエア用の流量調整弁I4を介
して送給ファン15に接続されている。
して送給ファン15に接続されている。
シールエア用の流量調整弁I4の受信部は、弁開度調節
信号を出力する炉圧調節計16に接続されている。この
炉圧調節計16には、目標炉圧設定器17及び合金化炉
2の入口2A近辺に設置された炉圧測定器18からの信
号が入力され、その偏差信号が流量調整弁14に出力さ
れる。
信号を出力する炉圧調節計16に接続されている。この
炉圧調節計16には、目標炉圧設定器17及び合金化炉
2の入口2A近辺に設置された炉圧測定器18からの信
号が入力され、その偏差信号が流量調整弁14に出力さ
れる。
20は排気ダクトで、排気ダンパ21を備えて合金化炉
2の出口2B近辺の炉壁に設けられており、気体噴出ノ
ズル10を使用しない操業時に、排気ダンパ21を開き
、合金化炉2内の排気を行う。
2の出口2B近辺の炉壁に設けられており、気体噴出ノ
ズル10を使用しない操業時に、排気ダンパ21を開き
、合金化炉2内の排気を行う。
なお、合金化炉2の加熱帯H1(H2は均熱帯である)
における炉壁に設けられた直火式バーナ6は、燃料ガス
流量調節弁22を介して燃料ガス供給源23に燃料ガス
配管24で接続され、更に、燃焼エア流量調節弁25を
介して燃焼エア送給ファン26に燃焼エア配管27で接
続されている。
における炉壁に設けられた直火式バーナ6は、燃料ガス
流量調節弁22を介して燃料ガス供給源23に燃料ガス
配管24で接続され、更に、燃焼エア流量調節弁25を
介して燃焼エア送給ファン26に燃焼エア配管27で接
続されている。
また、30は燃料調節装置、31は合金化炉2の出口2
B近辺の炉壁に設けられた板温計、32は目標板温設定
器である。この燃料調節装置30は、板温計31からの
温度信号及び目標板温設定器32からの板温目標値信号
を入力し、両信号の偏差量に応じた温度制御信号を出力
する温度調節計゛と、この温度制御信号に基づいて燃料
ガス流量調節弁22に燃料ガス流量調節信号を出力する
燃料ガス流量調節器と、この燃料ガス流量調節信号に基
づいて燃料ガスと燃焼エアとの比率(空燃比)を設定し
てガス・エア比信号を出力する燃料ガス・燃焼エア比設
定器と、このガス・エア比信号に基づいて燃焼エア流M
調節弁25に燃焼エア流量調節信号を出力する燃焼エア
流量調節器とで構成されている。
B近辺の炉壁に設けられた板温計、32は目標板温設定
器である。この燃料調節装置30は、板温計31からの
温度信号及び目標板温設定器32からの板温目標値信号
を入力し、両信号の偏差量に応じた温度制御信号を出力
する温度調節計゛と、この温度制御信号に基づいて燃料
ガス流量調節弁22に燃料ガス流量調節信号を出力する
燃料ガス流量調節器と、この燃料ガス流量調節信号に基
づいて燃料ガスと燃焼エアとの比率(空燃比)を設定し
てガス・エア比信号を出力する燃料ガス・燃焼エア比設
定器と、このガス・エア比信号に基づいて燃焼エア流M
調節弁25に燃焼エア流量調節信号を出力する燃焼エア
流量調節器とで構成されている。
次に上記第1実施例の作用を説明する。
合金化炉2の操業条件は以下のとおりに設定した。
通板量:28t/H1板温設定値=550°C1燃料ガ
ス(Cガス)流i: 300Nrrr/H,燃焼エア流
量LQOONm/H1炉圧: 5flHzO(外気圧
基準)、炉内雰囲気ガス中の酸素濃度(以下、排ガス酸
素値という)10%。
ス(Cガス)流i: 300Nrrr/H,燃焼エア流
量LQOONm/H1炉圧: 5flHzO(外気圧
基準)、炉内雰囲気ガス中の酸素濃度(以下、排ガス酸
素値という)10%。
この条件下で、送給ファン15からシールエアを送給し
、気体噴出ノズル10から吐出量20ONrd/Hで噴
出させてエアカーテンを形成して炉出口2Bをエアシー
ルしつつ操業した。
、気体噴出ノズル10から吐出量20ONrd/Hで噴
出させてエアカーテンを形成して炉出口2Bをエアシー
ルしつつ操業した。
その結果、排ガス酸素値は当初の10%から5%に減少
された。一方、炉圧は当初の−5*n HzOから+1
mi+H2oに変化して外気圧に対して正圧となり、炉
入口2Aからの外気の炉内侵入を殆ど阻止することがで
きた。
された。一方、炉圧は当初の−5*n HzOから+1
mi+H2oに変化して外気圧に対して正圧となり、炉
入口2Aからの外気の炉内侵入を殆ど阻止することがで
きた。
第5図は、エアシールを実施する前とエアシール実施後
の操業における燃料ガス量の消費量の変化を表したもの
で、エアシール実施前に30ONry?/Hであったも
のを、エアシール実施後には、250 N r+? /
)(に低減することができた。
の操業における燃料ガス量の消費量の変化を表したもの
で、エアシール実施前に30ONry?/Hであったも
のを、エアシール実施後には、250 N r+? /
)(に低減することができた。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
この実施例は、第1実施例とは操業条件を異にする場合
である。
である。
すなわち、合金化炉2の通Fi量は、溶融亜鉛めっき工
程以前の工程の影響を受けである程度変動することがあ
り得る。このような通板量の変動がある場合は、気体噴
出ノズル10からのシールエアの噴出量を一定にすると
、炉圧が変動し、その影響で外気の炉内侵入を生じる。
程以前の工程の影響を受けである程度変動することがあ
り得る。このような通板量の変動がある場合は、気体噴
出ノズル10からのシールエアの噴出量を一定にすると
、炉圧が変動し、その影響で外気の炉内侵入を生じる。
その場合の対応としては、まず目標炉圧設定器17に、
目標炉圧を予め設定する。炉圧目標値は外気に対して僅
かに正圧となる値である。そして、この目標値と炉圧測
定器18で測定される炉圧実測値を炉圧調節計16に入
力してシール気体用の流量調整弁14の開度をフィード
バック制御することにより、気体噴出ノズル10から噴
射するシールエアの噴出量を制御し、炉圧を一定に抑え
て炉内への外気侵入を防止する。
目標炉圧を予め設定する。炉圧目標値は外気に対して僅
かに正圧となる値である。そして、この目標値と炉圧測
定器18で測定される炉圧実測値を炉圧調節計16に入
力してシール気体用の流量調整弁14の開度をフィード
バック制御することにより、気体噴出ノズル10から噴
射するシールエアの噴出量を制御し、炉圧を一定に抑え
て炉内への外気侵入を防止する。
例えば、通板量が10〜30t/Hの範囲で変化したと
き、板温設定値:550°C一定とし、燃料ガス(Cガ
ス)流量: 200〜35ONi/H1燃焼エア流量6
50〜105ONrJ/Hの範囲で空燃比制御を行った
。
き、板温設定値:550°C一定とし、燃料ガス(Cガ
ス)流量: 200〜35ONi/H1燃焼エア流量6
50〜105ONrJ/Hの範囲で空燃比制御を行った
。
そのとき、気体噴出ノズル10からのシールエアの吐出
量を一定値20ONn−r/Hとした場合は、炉圧が−
’l w Hz O〜+ 2 BHz Oの範囲で変動
し、そのため炉内侵入外気の量が変化して、排ガス酸素
値が4〜7%の範囲で変動した。
量を一定値20ONn−r/Hとした場合は、炉圧が−
’l w Hz O〜+ 2 BHz Oの範囲で変動
し、そのため炉内侵入外気の量が変化して、排ガス酸素
値が4〜7%の範囲で変動した。
そこで、目標炉圧設定器17に炉圧目標値を設定して+
2璽鳳H,O一定となるようにフィードバック制御した
ところ、気体噴出ノズルIOからのシールエアの噴出量
は200〜40ON%/Hの範囲で制御され、炉圧を+
2m鐙HzO一定に抑えて炉内への外気侵入は殆どなく
なった。また排ガス酸素値は4%一定に保たれた。
2璽鳳H,O一定となるようにフィードバック制御した
ところ、気体噴出ノズルIOからのシールエアの噴出量
は200〜40ON%/Hの範囲で制御され、炉圧を+
2m鐙HzO一定に抑えて炉内への外気侵入は殆どなく
なった。また排ガス酸素値は4%一定に保たれた。
なお、前記実施例では、制御目標値として炉圧を用いた
場合を説明したが、これに限らず、炉内雰囲気ガス中の
酸素濃度すなわち排ガス酸素値を一定に設定して制御す
ることもできる。
場合を説明したが、これに限らず、炉内雰囲気ガス中の
酸素濃度すなわち排ガス酸素値を一定に設定して制御す
ることもできる。
なおまた、前記実施例で、は、気体噴出ノズル1Oから
噴出されるシールエアを常温空気としたが、加熱空気あ
るいは第1図に鎖線で示される配管40を設けて炉内雰
囲気ガスを用いることも可能である。このようにすれば
、めっきされた鋼板の急冷による品質低下や炉温の低下
を防止する上で更に効果的である。
噴出されるシールエアを常温空気としたが、加熱空気あ
るいは第1図に鎖線で示される配管40を設けて炉内雰
囲気ガスを用いることも可能である。このようにすれば
、めっきされた鋼板の急冷による品質低下や炉温の低下
を防止する上で更に効果的である。
(発明の効果)
このように、本発明によれば、合金化炉の出口側を気体
噴流でエアシールするものとしたため、炉外から炉内へ
の侵入空気を殆ど無くすことができて、炉温の上昇も円
滑となり燃料ガス量を大幅に低減することが可能となっ
た。
噴流でエアシールするものとしたため、炉外から炉内へ
の侵入空気を殆ど無くすことができて、炉温の上昇も円
滑となり燃料ガス量を大幅に低減することが可能となっ
た。
しかも、通板量が変化した場合、その変化に応じて燃焼
制御を行うが、エアシール用の気体量を制御することで
炉圧を一定として外気の侵入を無くすことが可能となる
から、板温を一定に保つことができ、めっき鋼板の品質
を安定させることができると共に、生産圧を向上させる
ことが可能となった。
制御を行うが、エアシール用の気体量を制御することで
炉圧を一定として外気の侵入を無くすことが可能となる
から、板温を一定に保つことができ、めっき鋼板の品質
を安定させることができると共に、生産圧を向上させる
ことが可能となった。
第1図は本発明の装置の一実施例を示す模式図、第2図
と第3図はそれぞれ気体噴出ノズルの態様を示す部分縦
断面回、第4図は気体噴出ノズル部の詳細を説明する模
式斜視図、第5図は本発明の効果を従来と比較して示す
グラフ、第6図は従来の溶融亜鉛めっき用合金化炉の模
式縦断面図である。 1は溶融亜鉛めっき槽、2は合金化炉、3は鋼板、10
は気体噴出ノズル、11はノズル口。
と第3図はそれぞれ気体噴出ノズルの態様を示す部分縦
断面回、第4図は気体噴出ノズル部の詳細を説明する模
式斜視図、第5図は本発明の効果を従来と比較して示す
グラフ、第6図は従来の溶融亜鉛めっき用合金化炉の模
式縦断面図である。 1は溶融亜鉛めっき槽、2は合金化炉、3は鋼板、10
は気体噴出ノズル、11はノズル口。
Claims (2)
- (1)溶融亜鉛めっき槽の直上に配設された炉体を有し
、溶融亜鉛めっき槽を通過した鋼板が炉体の下端側から
炉内に導入され、加熱されて炉体の上端側から炉外に排
出される溶融亜鉛めっき用合金化炉において、 前記炉体の上端側に気体噴出ノズルを設け、該ノズルは
炉外に排出される鋼板の表裏両面側に設けられ、鋼板の
板幅方向に平行で且つ下向きに帯状の気体噴流を形成す
るノズル口を備えたことを特徴とする溶融亜鉛めっき用
合金化炉。 - (2)溶融亜鉛めっき槽の直上に配した溶融亜鉛めっき
用合金化炉の上端側に気体噴出ノズルを備え、溶融亜鉛
めっき槽を通過した鋼板を炉体の下端側から炉内に導入
して加熱処理し、その後炉体の上端側から炉外に排出す
る際、鋼板の表裏両面側に前記ノズルから鋼板の板幅方
向に平行で且つ下向きに帯状の気体噴流を噴射し、その
気体噴射流量は炉内圧力または炉内雰囲気ガス中の酸素
濃度のいずれかが予め設定した目標値になるように調節
されることを特徴とする溶融亜鉛めっき用合金化炉の操
業方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63132398A JPH0663078B2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 溶融亜鉛めっき用合金化炉の操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63132398A JPH0663078B2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 溶融亜鉛めっき用合金化炉の操業方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01301845A true JPH01301845A (ja) | 1989-12-06 |
JPH0663078B2 JPH0663078B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=15080460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63132398A Expired - Fee Related JPH0663078B2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 溶融亜鉛めっき用合金化炉の操業方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663078B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100474816B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2005-03-08 | 주식회사 포스코건설 | 연속용융아연도금라인의 가열로 외기 차단용 노즐장치 및그것을 이용한 외기 차단방법 |
KR100525907B1 (ko) * | 2001-11-16 | 2005-11-02 | 주식회사 포스코 | 합금화 용융아연도금강판 제조방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61183961U (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-17 |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP63132398A patent/JPH0663078B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61183961U (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-17 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100525907B1 (ko) * | 2001-11-16 | 2005-11-02 | 주식회사 포스코 | 합금화 용융아연도금강판 제조방법 |
KR100474816B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2005-03-08 | 주식회사 포스코건설 | 연속용융아연도금라인의 가열로 외기 차단용 노즐장치 및그것을 이용한 외기 차단방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663078B2 (ja) | 1994-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4181491A (en) | Method and apparatus for heating a furnace chamber | |
KR20140024918A (ko) | 판상 제품을 연속으로 처리하기 위한 장치 및 방법 | |
EP2183535B1 (en) | Furnace configured for use in both the galvannealing and galvanization of a metal strip | |
US4083677A (en) | Method and apparatus for heating a furnace chamber | |
JPH01301845A (ja) | 溶融亜鉛めっき用合金化炉の操業方法 | |
US3322558A (en) | Galvanizing | |
JPH0681093A (ja) | ストリップの溶融金属メッキ設備 | |
JPH05247619A (ja) | 合金化亜鉛めっき鋼板製造用竪型合金化炉 | |
JP5444729B2 (ja) | 溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法および連続溶融亜鉛メッキ装置 | |
KR890005174B1 (ko) | 용융아연도금용 합금화로 및 이를 이용한 합금화 방법 | |
EP0128734A2 (en) | Method for cooling a steel strip in a continuous-annealing furnace | |
JP2698012B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき用合金化炉の操業方法及び合金化炉 | |
JPS5919721Y2 (ja) | 連続溶融鍍金装置 | |
JPH05331611A (ja) | 溶融亜鉛めっき用竪型合金化炉ならびにその操業方法 | |
JPH0448059A (ja) | 溶融亜鉛めっき用合金化炉 | |
JP2907311B2 (ja) | 合金化炉の温度制御方法および装置 | |
JPH05247618A (ja) | 溶融亜鉛めっき合金化炉の操業方法 | |
JPH03104849A (ja) | 溶融金属めっき用合金化炉 | |
JPH0693342A (ja) | ガスジェットチャンバのシール装置 | |
KR200227127Y1 (ko) | 합금화용융아연도금강판제조를위한예열로장치 | |
JP2966652B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき合金化炉の操業方法 | |
JPH05311381A (ja) | 溶融亜鉛めっき用合金化炉の板温制御方法 | |
JPH0448060A (ja) | 溶融亜鉛めっき用合金化炉 | |
JPH03100155A (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼帯の製造方法 | |
JP2005163057A (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置およびその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |