JPH0434526Y2 - - Google Patents

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JPH0434526Y2
JPH0434526Y2 JP15009786U JP15009786U JPH0434526Y2 JP H0434526 Y2 JPH0434526 Y2 JP H0434526Y2 JP 15009786 U JP15009786 U JP 15009786U JP 15009786 U JP15009786 U JP 15009786U JP H0434526 Y2 JPH0434526 Y2 JP H0434526Y2
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housing
shield case
corona discharger
guide
charge line
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JP15009786U
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は静電式複写機のコロナ放電器に関し、
更に詳しくは、静電式複写機において感光ドラム
上に電荷をのせるためにコロナ放電を行うコロナ
放電器、すなわち帯電器(メインチヤージヤー)
の構造に関する。
〔従来の技術〕
PPC複写機等の静電式複写機において、感光
ドラムに帯電させるために用いられるコロナ放電
器は、シールドケース内にタングステンワイヤー
等のチヤージヤー線を張設し、該チヤージヤー線
を感光ドラムの回転軸線に平行にして複写機機体
内に着脱自在に装備される。
第6図は上記のようなコロナ放電器の一例を示
した斜視図である。図示のコロナ放電器1は、断
面略U字形のシールドケース2と、その前部及び
後部のハウジング3及び4内に設けられた図示し
ない固定手段と、前後の該固定手段の間に張設さ
れたチヤージヤー線5とを備えて構成されてい
る。チヤージヤー線5は一般に、図示しない引張
りバネによつてその長手方向に張力を付与され、
又、図示しないガイド部材によりその高さを保持
されている。このような従来のコロナ放電器の組
立てを行う場合の手順について、第7図の分解正
面図を用いて説明する。
先ず、前部ハウジング3にガイド6をガイド調
整ネジ7により組み付け、又、後部ハウジング4
に取付板チヤージヤー端子8をバナナチツプ9に
より組み付ける。前記ガイド6は、後述のチヤー
ジヤー線5に下方から当接し、該チヤージヤー線
5の高さを規制するものである。次いで、上記の
ように組み立てた前部ハウジング3と後部ハウジ
ング4とをシールドケース2に嵌合させる。
次に、チヤージヤー線(タングステンワイヤ)
5の一端に引張りバネ10を連結し、その引張り
バネ10の他端のフツク部を後部ハウジング4の
前記取付板チヤージヤー端子8に引つ掛け、チヤ
ージヤー線5の他端は前部ハウジング3に平ワツ
シャ11とバインドビス12とにより固定する。
最後に前記ハウジング3と後部ハウジング4に、
それぞれ蓋13及び蓋14を嵌合させて、コロナ
放電器1の組立てを完了する。このようにして組
み立てたコロナ放電器1を複写機機体(図示しな
い)内部の所定の位置に組み込み、所要の配線を
行つて使用する。
なお、組込み後、片焼け等によりチヤージヤー
線5の高さ調整を必要とする場合は、ガイド調整
ネジ7によつてガイド6を上下動させて高さ調整
を行う。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記に説明したように、従来のコロナ放電器に
おいては、チヤージヤー線に引つ張りバネにより
張力を付与する構造となつているので、その組立
てに当たつてチヤージヤー線と引つ張りバネとの
結び付け、引つ張りバネの取付板チヤージヤー端
子への引つ掛け等、面倒な作業が必要であるとい
う課題があつた。
また従来のコロナ放電器においては、前部ハウ
ジングにガイドをガイド調整ネジで固定した後で
なければ、シールドケースに前部ハウジングを固
定出来ないという課題もあつた。
第8図aは従来のコロナ放電器の前部ハウジン
グ部分の構造の一例を示した断面図、bはその底
面図であるが、このような構造では、シールドケ
ース2の底面に設けられた孔2aを通じてガイド
調整ネジ7のねじ頭を廻すことにより、シールド
ケースの外部よりガイド7の上下調整を行うこと
ができるようになつている。
しかしこの構造では、前部ハウジング3がシー
ルドケース2に固定された後では、ガイド調整ネ
ジ7のネジ頭がシールドケース2の底板で押さえ
られているので、ネジを廻すことが甚だ難しいと
いう課題があつた。
前記ガイド調整ネジ7のネジ頭がシールドケー
ス2の底板で押さえられている理由をのべる。
前記シールドケース2の底板と前記ハウジング
3との間には、前記調整ガイドのネジ頭が収容で
きる空間がある。この空間をネジ頭の形状に一致
させる必要がある。
この空間をネジ頭の形状に一致させなければ、
即ちネジ頭がシールドケース2の底板で押さえれ
ていなければ、前記チヤージヤー線5に張力を付
与している前記ガイド6がふらつき、このガイド
6がふらつくと、チヤージヤー線5に確実な張力
が付与できないという不都合が生ずる。
上記のように、従来のコロナ放電器の構造では
組立作業上種々の問題点があり、人手による組立
てにも多大の手間を要し、まして今後益々要請さ
れる組立作業の自動化は極めて困難である。
以上のような従来のコロナ放電器の問題点に鑑
み、本考案はこれら従来品の欠点をすべて解消し
て組立作業を容易にし、自動組立てを可能とする
コロナ放電器の構造を提供することを目的とす
る。
〔問題点の解決しようとするための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案のコロナ放
電器は、シールドケースと、このシールドケース
の前部及び後部に設けられた前部ハウジングと後
部ハウジングと、この前部ハウジングと後部ハウ
ジングとの間に張設されたチヤージヤー線とを備
えたコロナ放電器であつて、前記前部ハウジング
及び前記後部ハウジングの少なくとも一方の蓋の
内面に、この蓋を閉じた際に前記チヤージヤー線
をその長手方向に対して略垂直の方向に弾圧する
押圧ガイドが設けられている共に、前記ハウジン
グの底面に他の底面部分よりも凹んだ凹陥部が設
けられ、この凹陥部より垂直にハウジング内に螺
入された螺棒の先端に前記チヤージヤー線の高さ
を調整する高さ調整ガイド部材が装着したもので
ある。
〔作用〕
上記のように構成された本考案のコロナ放電器
においては、ハウジングの蓋を閉じた際に蓋の内
面に設けられた押圧ガイドによつてチヤージヤー
線が垂直方向に自動的に弾圧され、この弾圧力に
よりチヤージヤー線に所要の張力が付与される。
また、ハウジングの底面に設けた凹陥部から垂直
に螺入された螺棒によりガイド部材を上下させる
ので、螺棒のネジ頭はハウジングをシールドケー
スに取り付けた状態で前記凹陥部内で廻され、凹
陥部の深さの範囲内で自由にガイド部材の高さ調
整が行われる。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例について、本考案の
構成ならびに作用をさらに詳細に説明する。第1
図は本考案のコロナ放電器の一実施例を示した全
体正面断面図、第2図はそのハウジング部分の拡
大断面図、第3図は第2図中のA矢視底面図、第
4図は同B矢視側面図、第5図は同C−C線断面
図である。なお、これら第1〜5図中、前記第6
〜8図に示した従来例と同一の、又は対応する部
材については、同一の符号を付して詳細説明を省
略する。
第1図に示されるように、前部ハウジング3と
後部ハウジング4とがシールドケース2に固定さ
れ、チヤージヤー線5の両端がバインドビス1
2,12により前部ハウジング3、後部ハウジン
グ4に固定される。なお、本図においては前記第
7図とは左右(前部、後部のハウジングの位置)
が逆になつている。
第2図に詳細を示したように、前部ハウジング
3の蓋13の内面には、バネ15を介して押圧ガ
イド16が取り付けられている。この構造によつ
て、前部ハウジング3に蓋13を閉めた際に、チ
ヤージヤー線5に上方から当接する、押圧ガイド
16がバネ15に付勢されて垂直方向にチヤージ
ヤー線5を弾圧し、自動的にチヤージヤー線5に
長手方向の張力が付与される。
一方、前部ハウジング3の底面の後方側には、
第2,3,4図に見られるように、他の底面部分
よりも凹んだ凹陥部17が設けられている。この
凹陥部17にはハウジング内部に通じるタツプ孔
18が設けられ、螺棒19が螺入されてその先端
部にチヤージヤー線5に下方から当接する高さ調
整ガイド20が装着されており、螺棒19を回
転、上下動させることによつてチヤージヤー線5
の高さが調整される。この螺棒19の上下動は、
凹陥部17内にあるネジ頭21をシールドケース
2に明けられた孔2a(第1図参照)を通じてド
ライバー等で廻すことにより、凹陥部17の深さ
Hの範囲内で行われる。このように凹陥部17を
設けたことにより、ハウジング3をシールドケー
ス2に取り付けた後に高さ調整ガイド20及び螺
棒19を組み付けることが可能となる。
上記実施例は、チヤージヤー線の押圧部材なら
びに高さ調整部材を前部ハウジング3の側に設け
たものであるが、これら部材は後部ハウジング4
の側に設けることも可能であることはいうまでも
ない。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案のコロ
ナ放電器は、ハウジングの蓋の内面に蓋を閉じた
時にチヤージヤー線をその長手方向に対して垂直
の方向に弾圧する押圧部材を設けたので、従来の
コロナ放電器におけるチヤージヤー線と引つ張り
バネの結び付け、引つ張りバネのフツク部の取付
け板チヤージヤー端子への引つ掛け等の面倒な作
業がなくなり、単にハウジングの蓋を閉蓋するの
みで、簡単にチヤージヤー線に張力を付与するこ
とができる。
またハウジングの底面に凹陥部を設けて螺棒を
螺入し高さ調整ガイド部材を上下調整するように
したので、ハウジングをシールドケースに取り付
けた後に高さ調整ガイド部材の組み付け、調整を
行うことが可能となる。
さらにこれらの構成により、コロナ放電器の本
来の機能を失うことなく、組立作業がきわめて簡
単となり、人手による組付けには勿論のこと、今
後要請される組立作業の自動化にも容易に対応す
ることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコロナ放電器の一実施例を示
した全体正面断面図、第2図はそのハウジング部
分の拡大断面図、第3図は第2図中のA矢視底面
図、第4図は同B矢視側面図、第5図は同C−C
線断面図、第6図は従来のコロナ放電器の一例を
示した斜視図、第7図は従来のコロナ放電器の組
立手順を説明する分解正面図、第8図aは従来の
コロナ放電器の前部ハウジング部分の構造の一例
を示した断面図、bはその底面図である。 1……コロナ放電器、2……シールドケース、
3……前部ハウジング、4……後部ハウジング、
5……チヤージヤー線、12……バインドビス、
13,14……蓋、15……バネ、16……押圧
ガイド、17……凹陥部、19……螺棒、20…
…高さ調整ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シールドケースと、このシールドケースの前部
    及び後部に設けられた前部ハウジングと後部ハウ
    ジングと、この前部ハウジングと後部ハウジング
    との間に張設されたチヤージヤー線とを備えたコ
    ロナ放電器であつて、前記前部ハウジング及び前
    記後部ハウジングの少なくとも一方の蓋の内面
    に、この蓋を閉じた際に前記チヤージヤー線をそ
    の長手方向に対して略垂直の方向に弾圧する押圧
    ガイドが設けられている共に、前記ハウジングの
    底面に他の底面部分よりも凹んだ凹陥部が設けら
    れ、この凹陥部より垂直にハウジング内に螺入さ
    れた螺棒の先端に前記チヤージヤー線の高さを調
    整する高さ調整ガイド部材が装着されていること
    を特徴とするコロナ放電器。
JP15009786U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0434526Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15009786U JPH0434526Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP15009786U JPH0434526Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS6357663U JPS6357663U (ja) 1988-04-18
JPH0434526Y2 true JPH0434526Y2 (ja) 1992-08-17

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