JPH0434439Y2 - - Google Patents

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JPH0434439Y2
JPH0434439Y2 JP1989101123U JP10112389U JPH0434439Y2 JP H0434439 Y2 JPH0434439 Y2 JP H0434439Y2 JP 1989101123 U JP1989101123 U JP 1989101123U JP 10112389 U JP10112389 U JP 10112389U JP H0434439 Y2 JPH0434439 Y2 JP H0434439Y2
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JP
Japan
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gas
sensor unit
display
sensor
methane
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JP1989101123U
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、地中埋設管からのガス漏れの濃度
分布を表示面上にガス濃度に応じて数段階の諧調
により表示するようにしたガス漏れ探知装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
地中には都市ガス用ガス管が複雑に配管されて
おり、従来はガス漏れ探知器を携帯しながらガス
漏れを探知している。
〔考案が解決しようとする課題〕
このようにガス漏れ探知器を携帯して路面上の
ガス漏れを探知する方式は、ガス漏れ箇所の発見
が困難であり、かつ操作者の肉体的疲労がきわめ
て大きかつた。
この考案は、上述の点にかんがみてなされたも
ので、地中に複雑に配管された都市ガス用ガス管
のガス漏れ箇所を容易かつ正確に探知することが
できるガス漏れ探知装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この考案にかかるガス漏れ探知装置は、地中か
らのガス漏れを探知する検知素子を有するセンサ
ユニツトを複数個直線状に配置したセンサユニツ
ト列と、このセンサユニツト列を探知すべき路面
上にその長さ方向に対し直角方向に移動させる手
段と、センサユニツト列の各センサユニツトの出
力を表示面上にガス濃度に応じた数段階の諧調
で、かつ移動に対応させて二次元的に表示させる
表示器とからなるものである。
〔作用〕
この考案においては、路面に沿つてガス漏れ検
知装置を移動させるとセンサユニツト列がこれに
ついて移動する。ガス漏れがあるとそのガス漏れ
に一番近いセンサから一番大きな出力が出る。こ
のガス漏れ状況は、表示器に二次元的にしかも数
段階の諧調で表示され、一回でガスもれ箇所を知
ることができる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示すガス漏れ探
知装置のブロツク図である。同図において、1は
センサユニツト列で、自動吸引式のセンサユニツ
ト2が一列に配置されている。3は前記センサユ
ニツト2の空気吸引を行なう吸引ポンプであり、
4はセンサスキヤンユニツト、5はタイミングコ
ントロール部、6は中央制御部、7は操作部、8
はCRT等の表示部、9は前記タイミングコント
ロール部5に移動距離、方向等の信号を送る磁気
センサである。次に上記1〜9の各部を詳細に説
明する。
第2図a,bはセンサユニツト列1の詳細を示
す図である。第2図aにおいて、11は車軸伸縮
機構であり、これにより車軸12,13が伸びた
り縮んだりする。車軸12,13の先端にはタイ
ヤ付の車輪14,15が回転自在に取り付けられ
ている。車軸伸縮機構11上には複数の自動吸引
式のセンサユニツト2が1列あるいは数列載置さ
れたセンサ荷台16が設けられており、このセン
サ荷台16も車軸伸縮機構11の作動と連動して
伸縮できる構造となつている。道路幅に応じて車
軸伸縮機構11により、車軸12,13を伸ばし
たり縮めたりすると共にセンサ荷台16も伸びた
り縮んだりして自動吸引式のセンサユニツト2が
道路幅全域をカバーできる。
タイヤ付の車輪14,15の片方には第2図b
に示すような複数個の磁石片17と2個の磁気セ
ンサ18A,18Bが設けられており、タイヤ付
の車輪14,15の回転数に応じてタイミングコ
ントロール部5にパルスを送る。また、2個の磁
気センサ18A,18Bを装備することにより、
車の前進・後退を判別することが可能である。す
なわち第3図aに示すように前進の場合は磁気セ
ンサ18Aが磁石片17を検知してから、磁気セ
ンサ18Bが磁石片17を検知するのに対して、
後進の場合は第3図bに示すように磁気センサ1
8Bが磁気片17を検知してから磁気センサ18
Aが磁気片17を検知することになる。従って、
磁気センサ18Aあるいは18Bのいずれが先に
磁石片17を検知したかにより前進であるか後進
であるかを判別できる。
第4図は表示器8の表示例を示す図であり、同
図において、水平方向は前記自動吸引式のセンサ
ユニツト2の番号を示し、垂直方向は車の走行距
離を表わし、センサスキヤンユニツト4の1回の
サンプリングにより、水平方向に1列分マークが
ガス濃度に応じて色分けされる。色は濃度の低い
方から白W、水色B、緑G、黄Y、紫V、赤Rの
6段階に分けて表示する。画面の右端に現在のサ
ンプリング地点がカーソルKによりマークされ
る。
第5図は操作部7および表示器8を示す図であ
る。同図において、操作部7には操作パネル19
が設けられており、表示器8にはCRT等の表示
画面20が設けられている。操作パネル19には
鍵付の電源スイツチ21、電源表示ランプ22、
前記表示画面20の輝度調整ボタン23、時刻設
定ボタン24、故障表示ランプ25、パラメータ
設定ボタン26、ガス漏れ警報ランプ27、メタ
ン−非メタン表示切替ボタン28、測定開始ボタ
ン29、測定停止ボタン30、テンキー31等が
設けられている。
第6図a,bは自動吸引式のセンサユニツト2
を示す図で、同図aは正面図、同図bは側面図で
ある。32は自動吸引式のセンサユニツト2の本
体であり、33は吸引パイプ、34は前記吸引ポ
ンプ3へ接続するパイプであり、吸引ポンプ3の
作動により吸引パイプ33から路面上の空気が吸
引され、この空気中にガスが混入しているか否か
を検知してガス漏れを検知する。
都市ガス地中配管からのガス漏れを検知するた
めには、検知したガスが都市ガスであるか、地中
から自然に発生するメタンガスであるかを判別す
る必要がある。このため自動吸引式センサユニツ
ト2にはメタンによく感じるメタン検知素子を有
するものと、メタンには感じない非メタン検知素
子を有するもの2種類となつている。地中から自
然に発生するメタンガスの成分は100%近くが純
粋なメタンであり、都市ガス(例えは13A)
は、メタンガス成分が約90%含まれるが他にエタ
ン、プロパン、ブタン等も約10%含んでおり、非
メタン検知素子はこの非メタン成分にのみ感じ出
力を出す。従って、都市ガスの場合は、両方の検
知素子から出力を得ることができるが、地中の自
然に発生するメタンの場合は非メタン検知素子は
ほとんど出力がない。
以上がこの考案の一実施例をなすガス漏れ検知
装置の構成であるが、次にその動作について説明
する。
まず、測定開始ボタン29を押すと、あらかじ
め設定された走行距離、ガス濃度測定点数等に応
じた検知範囲が表示器8の表示画面20上に表示
される。磁気センサ18Aあるいは18Bからタ
イミングコントロール部5に送られてくる最初の
パルスによりセンサスキヤンユニツト4を介して
自動吸引式のセンサユニツト2のサンプリングを
開始する。すなわち、磁気センサ18Aあるいは
18Bから送られてくるパルスにより中央制御部
6は自動吸引式のセンサユニツ2から送られてく
るガス濃度信号をサンプリングし、その濃度に応
じ、あらかじめ設定された色のマークを表示器8
の表示画面20上に表示する。中央制御部6はマ
イクロコンピユータを用いており、ソフトウエア
処理により磁気センサ18Aおよび18Bから送
られるパルスを一定間隔でまびき、サンプリング
間隔(距離)の変更も行なえる。また、道路の幅
員により自動吸引式のセンサユニツト2の設定点
数の変更などもあらかじめ設定することも可能で
ある。
中央制御部6のマイクロコンピユータは自動吸
引式のセンサユニツト2に組み込まれた非メタン
検知素子とメタン検知素子の出力より、地中の自
然に発生するメタンガスを除いた濃度分布を表示
器8の表示画面20上に表示する。
あらかじめ設定された走行距離のサンプリング
が終了した時、または測定停止ボタン30が押さ
れた時、サンプリングは終了し、何らの指示があ
るまでその表示画面20上の表示を保持する。
パラメータ設定ボタン26はガス濃度測定に先
立って各種パラメータの設定を行なう時に操作す
る。設定は表示器8の表示画面20上に出される
メツセージにより会話形式で各種パラメータをテ
ンキー31より入力する。
そして、サンプリング走行距離、ガス濃度測定
点数、表示画面20に表示されるマークの色とガ
ス濃度等のパラメータが設定でき、一度設定され
たパラメータは、バツテリバツクアツプされたメ
モリにより電源遮断後も保持される。
もしガス漏れ箇所があれば表示器8の表示画面
20の対応する位置に、たとえば赤マークを中心
にそれを囲んで紫、黄、緑、水色というようなほ
ぼ同心円上の模様が表われる。従って、表示画面
20の水平方向の自動吸引式のセンサユニツト2
の配列番号と垂直方向の車の走行距離からどの地
点にガス漏れがあるかをす早くみつけることがで
きる。
なお、上記実施例において、表示器8には種々
のものが考えられる。たとえはCRTを用いたも
の、あるいは液晶表示器を用いたもの、または多
数のLEDやランプを用いたもの等である。そし
て、表示はガス濃度に応じた色分けにらる階調の
ほか、輝度による階調であつてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案に係るガス漏れ
検知装置は、地中からのガス漏れを探知する検知
素子を有するセンサユニツトを複数個直線状に配
列したセンサユニツト列と、このセンサユニツト
列をその長さ方向と直角方向に移動される手段
と、センサユニツト列の各センサユニツトからの
信号をその濃度に応じて数段階の諧調で濃度表示
する表示器とから構成されるので、ガス漏れ地点
およびガス漏れの状態を二次元的に直視的に把握
でき、しかも適確、迅速に行なうことができる。
したがつて、従来のガス漏れ探知器を携帯して路
面上等を探知するものにくらべて操作者の肉体的
疲労は極度に軽減される極めて優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例をなすガス漏れ検
知装置の概要を示すブロツク図、第2図a,bは
センサユニツト列を示す図および磁気センサ部分
の図、第3図a,bは磁気センサの出力信号を示
すタイムチヤート、第4図は表示画面の表示例を
示す図、第5図は操作部および表示器を示す図、
第6図a,bは自動吸引式のセンサユニツトを示
す図で、同図aは正面図、同図bは側面図であ
る。 図中、1はセンサユニツト列、2は自動吸引式
のセンサユニツト、3は吸引ポンプ、4はセンサ
スキヤンユニツト、5はタイミングコントロール
部、6は中央制御部、7は走査部、8は表示器、
9は磁気センサである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地中からのガス漏れを探知する検知素子を有す
    るセンサユニツトを複数個直線状に配置したセン
    サユニツト列と、このセンサユニツト列を探知す
    べき路面上にその長さ方向に対し直角方向に移動
    させる手段と、前記センサユニツト列の各センサ
    ユニツトの出力を表示面上にガス濃度に応じた数
    段階の諧調で、かつ前記移動に対応させて二次元
    的に表示させる表示器とからなることを特徴とす
    るガス漏れ探知装置。
JP1989101123U 1989-08-31 1989-08-31 Expired JPH0434439Y2 (ja)

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JPH0250654U JPH0250654U (ja) 1990-04-09
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