JPH04344303A - 磁気記録再生回路およびヒステリシスコンパレータ制御方法 - Google Patents

磁気記録再生回路およびヒステリシスコンパレータ制御方法

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JPH04344303A
JPH04344303A JP14398691A JP14398691A JPH04344303A JP H04344303 A JPH04344303 A JP H04344303A JP 14398691 A JP14398691 A JP 14398691A JP 14398691 A JP14398691 A JP 14398691A JP H04344303 A JPH04344303 A JP H04344303A
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JP
Japan
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hysteresis comparator
output
magnetic recording
differential amplifier
reproducing circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP14398691A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kamata
鎌田 寛
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハードディスクドラ
イブ等の磁気ディスク装置で使用するのに好適な磁気記
録再生回路およびヒステリシスコンパレータ制御方法に
係り、特に、ACカップリングによって生じるパターン
のACセンターのズレを補正することによって、誤パル
スの検出を防止するためのヒステリシスコンパレータの
スライスレベルの設定を容易にした磁気記録再生回路お
よびヒステリシスコンパレータ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置の磁気記録再生回路は
、磁気ヘッドの出力を増幅する差動アンプ部(またはプ
リアンプ)と、所定の帯域を通過させるフィルタ部と、
該フィルタ部を通過した波形を微分しピークを検出する
ピークディテクタ部と、前記フィルタ部からの出力が所
定スライスレベルを超えたときのみピークパルスを出力
するヒステリシスコンパレータを含むタイミング回路と
から構成されている。
【0003】この磁気記録再生回路では、外部からノイ
ズが侵入すると、ニセのパルスが生じて誤データが発生
されるので、ヒステリシスコンパレータを使用して、フ
ィルタ部の出力がヒステリシス値を超えたときのみ真の
データとして出力する磁気記録再生方式が知られている
【0004】また、プリアンプ部の出力と、ヒステリシ
スコンパレータのスライスレベルの設定値とが電圧に追
従して変化するようにした磁気記録再生回路も、従来か
ら知られている(例えば、特公平2−4069号公報)
。しかし、差動アンプ部やプリアンプ部の出力をコンデ
ンサによってACカップリングする際の問題点について
は、何も開示されていない。
【0005】この発明は、ヒステリシスコンパレータを
使用して、フィルタ部の出力がヒステリシス値を超えた
ときのみ真のデータとして出力する磁気記録再生方式に
おける問題点を解決することを目的としているので、こ
の再生方式について詳しく説明する。
【0006】図2は、従来の磁気記録再生回路の要部構
成の一例を示す機能ブロック図である。図において、1
は磁気ヘッド、2はプリアンプ、3はメインアンプ、4
はフィルタ、5は微分アンプ、6はモノマルチバイブレ
ータ、7はヒステリシスコンパレータ、8はタイミング
フィルタ、C1 〜C4 はコンデンサを示し、また、
S1はフィルタ4の出力、S2は微分アンプ5の出力、
S3はモノマルチバイブレータ6の出力、S4はヒステ
リシスコンパレータ7の出力、S5はタイミングフィル
タ8の出力を示す。
【0007】この図2の再生回路で、微分アンプ5と、
モノマルチバイブレータ6と、ヒステリシスコンパレー
タ7と、タイミングフィルタ8は、所定スライスレベル
を超えたときのみピークパルスを出力するヒステリシス
コンパレータを含むタイミング回路を構成している。
【0008】磁気ヘッド1の出力は、通常、アンプ、す
なわち、プリアンプ2やメインアンプ3によって増幅さ
れ、フィルタ4を介して、微分アンプ5へ入力される。 そして、微分アンプ5によって微分される。磁気ヘッド
1の出力のピークは、微分出力のゼロクロス点に対応し
ており、微分アンプ5の出力S2が、次のモノマルチバ
イブレータ6によりデジタルパルスに変換されて、出力
S3が得られる。
【0009】次の図3は、図2に示した従来の磁気記録
再生回路における信号波形の一例を示す図である。各信
号波形の符号は、図2の符号位置に対応しており、また
、Naはノイズ、Nbはニセパルスを示す。
【0010】この図3に、S1で示すように、フィルタ
4の出力(S1)があるとする。ここで、外部からノイ
ズNaが侵入すると、S3に示すように、モノマルチバ
イブレータ6の出力(S3)に、ニセパルスNbが入っ
てしまい、データに誤りが発生する。
【0011】このような誤データの発生を防止するため
に、ヒステリシスコンパレータ7とタイミングフィルタ
8とが設けられている。すなわち、モノマルチバイブレ
ータ6の出力S3と、ヒステリシスコンパレータ7の出
力S4とを、タイミングフィルタ8へ入力させて、フィ
ルタ4の出力S1が、ヒステリシス値を超えたときのみ
、真のデータとして処理し、図3にS5で示すように、
タイミングフィルタ8の出力S5を得るようにしている
【0012】また、図2の磁気記録再生回路では、プリ
アンプ2とメインアンプ3は、それぞれ動作点が異なる
ので、コンデンサC1 〜C4 によってAC結合され
ている。この場合には、その出力がコンデンサC1 〜
C4 を経由することによって、波形のAC(交流波形
成分)センターは、入力される波形の微分値となる。
【0013】図4は、フィルタ4へ入力される信号波形
について、そのACセンターとヒステリシスコンパレー
タ7のスライスレベルとの関係の一例を示す図である。
【0014】フィルタ4の出力S1は、微分アンプ5と
、ヒステリシスコンパレータ7とへ出力される。この図
4に示すように、微分アンプ5やヒステリシスコンパレ
ータ7へ入力される波形は、非対称の波形となる。すな
わち、本来の波形の中心よりも、ACセンターがズレて
しまう。
【0015】ところが、ヒステリシスコンパレータ7は
、この図4に示すACセンターを中心にして動作するの
で、正規のパルス(真のデータ)とグランドノイズレベ
ルとを判別するのが困難になる。
【0016】以上のように、従来の磁気記録再生回路で
は、ACカップリングによって磁気情報パターンにAC
センターのズレが生じるので、真のデータとグランドノ
イズとの判別が困難であり、正確な再生動作が行えない
、という不都合があった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
磁気記録再生回路において生じるこのような不都合を解
決し、簡単な回路手段によって、ACカップリングによ
って生じるACセンターのズレを補正することにより、
正確な再生動作を可能にした磁気記録再生回路およびヒ
ステリシスコンパレータ制御方法を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
磁気ヘッドの出力を増幅する差動アンプ部と、所定の帯
域を通過させるフィルタ部と、該フィルタ部を通過した
波形を微分しピークを検出するピークディテクタ部と、
前記フィルタ部からの出力が所定スライスレベルを超え
たときのみピークパルスを出力するヒステリシスコンパ
レータを含むタイミング回路とを備えた磁気記録再生回
路において、前記差動アンプ部の出力をそれぞれ半波整
流して平滑し、前記ヒステリシスコンパレータの入力に
加算する補正手段を備えた構成である。
【0019】第2に、上記の第1の磁気記録再生回路に
おいて、差動アンプ部の出力を全波整流して平滑し、ヒ
ステリシスコンパレータの一方の入力に加算する補正手
段を備えた構成である。
【0020】第3に、上記の第1または第2の2の磁気
記録再生回路において、差動アンプ部の出力を半波ある
いは全波整流して平滑し、ヒステリシスコンパレータの
入力信号を補正するヒステリシスコンパレータ制御方法
である。
【0021】
【作用】この発明では、差動アンプ部の出力、例えばフ
ィルタ部の出力において、ACカップリングのコンデン
サによってACセンターに生じるズレは、フィルタ部の
出力を半波または全波整流し平滑化して得られる積分値
を、ヒステリシスコンパレータの入力に加算することに
より補正することが可能である、という点に着目し、ピ
ーク波形とノイズレベルとの間にマージン(余裕)を持
たせることによって、正規のパルスとグランドノイズと
が正確に判別できるようにしている。
【0022】
【実施例1】次に、この発明の磁気記録再生回路および
ヒステリシスコンパレータ制御方法について、図面を参
照しながら、その実施例を詳細に説明する。この実施例
は、請求項1と請求項3の発明に対応している。
【0023】図1は、この発明の磁気記録再生回路につ
いて、その要部構成の一実施例を示す機能ブロツク図で
ある。図において、11はフィルタ、12はヒステリシ
スコンパレータ、13aと13bは半波整流回路を構成
するダイオード、14aと14bは積分回路を構成する
抵抗器、15aと15bは同じく積分回路を構成するコ
ンデンサ、16aと16bは加算器を示す。
【0024】この図1に示すように、この発明の磁気記
録再生回路では、従来例として説明した先の図2の再生
回路において、プリアンプ2やメインアンプ3等の差動
アンプの出力を、フィルタ11(図2の4)と、ヒステ
リシスコンパレータ12(図2の7)との間に、それぞ
れ半波整流回路を構成するダイオード13a,13bと
、積分回路を構成する抵抗器14a,14b、およびコ
ンデンサ15a,15bを挿入し、ヒステリシスコンパ
レータ12の各入力に反転加算している。
【0025】このように、半波整流回路と積分回路によ
り、差動アンプの出力を平滑化して得られる積分値を、
ヒステリシスコンパレータ12のそれぞれの入力に加算
することによって、図4で説明したACセンターのズレ
が打消されるように補正される。
【0026】その結果、従来の回路では補正できなかっ
たACカップリングによるACセンターのズレが、正確
に補正されて、ピーク波形とノイズレベルとの間にマー
ジン(余裕)を持たせることが可能になる。このように
、パターンによるACセンターのズレを補正することに
よって、ヒステリシスコンパレータ12のスライスレベ
ルの設定が容易になり、誤データの発生を確実に防止す
ることができる。
【0027】
【実施例2】次に、この発明の磁気記録再生回路につい
て、他の実施例を詳細に説明する。この実施例は、請求
項2と請求項3の発明に対応している。先の図1の実施
例では、半波整流回路と積分回路からなる補正手段を、
差動アンプ部の出力であるフィルタ11の出力側にそれ
ぞれ付加する場合について説明した。しかし、この補正
手段は、必ずしも、フィルタ11の出力側のそれぞれに
設ける必要はなく、片側だけに設けてもよい。
【0028】すなわち、差動アンプ部の出力であるフィ
ルタ(図1の11)の出力を全波整流し、ヒステリシス
コンパレータ(図1の12)の一方の入力へ加算する。 このように、全波整流回路と積分回路からなる補正手段
を、ヒステリシスコンパレータの片側だけに付加しても
、同様に、ACセンターのズレが補正され、ヒステリシ
スコンパレータのスライスレベルの設定が容易になるの
で、誤データの発生が確実に防止される。したがって、
この実施例によれば、回路構成が一層簡略化されると共
に、コスト面でも有利である。
【0029】以上に詳しく説明したように、この発明で
は、従来の回路で使用されている誤データの発生を防止
するためのヒステリシスコンパレータについて、ACカ
ップリングによって生じる磁気情報パターンのACセン
ターのズレを、半波または全波整流し平滑化して得られ
る積分値を、ヒステリシスコンパレータの入力に加算す
ることにより補正しているので、ピーク波形とノイズレ
ベルの間にマージンを持たせることができ、スライスレ
ベルの設定が容易になる。
【0030】なお、以上の実施例では、フィルタ(図1
の11)とヒステリシスコンパレータ(図1の12)と
の間に、半波または全波整流回路と積分回路とを付加す
る場合について説明したが、磁気ヘッドの出力を増幅す
る差動アンプ部の出力側で、AC結合による波形が出力
される終了位置であれば、任意の位置でよく、必ずしも
、フィルタの後段である必要はない。
【0031】
【発明の効果】この発明では、パターンによるACセン
ターのズレが補正されるので、ヒステリシスコンパレー
タのスライスレベルの設定が容易になり、また、正規の
パルス(真のデータ)とグランドノイズレベルとを確実
に判別することができる(請求項1と請求項3の発明に
対応する効果)。
【0032】また、補正手段を片側のみに設けることに
より、回路が簡略化される(請求項2と請求項3の発明
に対応する効果)、等の多くの優れた効果が奏せられる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の磁気記録再生回路について、その要
部構成の一実施例を示す機能ブロツク図である。
【図2】従来の磁気記録再生回路の要部構成の一例を示
す機能ブロック図である。
【図3】先の図2に示した従来の磁気記録再生回路にお
ける信号波形の一例を示す図である。
【図4】フィルタ4へ入力される信号波形について、そ
のACセンターとヒステリシスコンパレータ7のスライ
スレベルとの関係の一例を示す図である。
【符号の説明】
11  フィルタ 12  ヒステリシスコンパレータ 13aと13b  半波整流回路を構成するダイオード
14aと14b  積分回路を構成する抵抗器15aと
15b  積分回路を構成するコンデンサ16aと16
b  加算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気ヘッドの出力を増幅する差動アン
    プ部と、所定の帯域を通過させるフィルタ部と、該フィ
    ルタ部を通過した波形を微分しピークを検出するピーク
    ディテクタ部と、前記フィルタ部からの出力が所定スラ
    イスレベルを超えたときのみピークパルスを出力するヒ
    ステリシスコンパレータを含むタイミング回路とを備え
    た磁気記録再生回路において、前記差動アンプ部の出力
    をそれぞれ半波整流して平滑し、前記ヒステリシスコン
    パレータの入力に加算する補正手段を備えたことを特徴
    とする磁気記録再生回路。
  2. 【請求項2】  請求項1の磁気記録再生回路において
    、差動アンプ部の出力を全波整流して平滑し、ヒステリ
    シスコンパレータの一方の入力に加算する補正手段を備
    えたことを特徴とする磁気記録再生回路。
  3. 【請求項3】  請求項1または請求項2の磁気記録再
    生回路において、差動アンプ部の出力を半波あるいは全
    波整流して平滑し、ヒステリシスコンパレータの入力信
    号を補正することを特徴とする磁気記録再生回路のヒス
    テリシスコンパレータ制御方法。
JP14398691A 1991-05-20 1991-05-20 磁気記録再生回路およびヒステリシスコンパレータ制御方法 Pending JPH04344303A (ja)

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