JPH0434403A - 光ファイバコネクタの反射防止膜形成方法 - Google Patents

光ファイバコネクタの反射防止膜形成方法

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JPH0434403A
JPH0434403A JP14101190A JP14101190A JPH0434403A JP H0434403 A JPH0434403 A JP H0434403A JP 14101190 A JP14101190 A JP 14101190A JP 14101190 A JP14101190 A JP 14101190A JP H0434403 A JPH0434403 A JP H0434403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
film
face
fiber connector
antireflection film
Prior art date
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Pending
Application number
JP14101190A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Hayashi
林 真利子
Hideyuki Hosoya
英行 細谷
Shinji Araki
荒木 真治
Hiroshi Yokosuka
横須賀 洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0434403A publication Critical patent/JPH0434403A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光ファイバコネクタの反射防止膜形成方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
光ファイバコネクタの接続に際して生じる光の接続損失
の要因としては、接続すべき光フアイバ間の軸ずれ、角
度ずれや接続端面の不完全さかあるが、この他に重要な
因子として両端面間の間隙の問題がある。
光フアイバ端面間に間隙がある場合には、光フアイバ端
面から伝播モードが漏れ出すことによる損失と、対向す
る端面同士の間で伝播光がフレネル反射を起こすた杓の
損失とがあるが、このフレネル反射を防止するため従来
、(a)コネクタ端面に屈折率整合剤を塗布する、(b
)PC研磨と称してコネクタ端面を球状に研磨する、(
c)斜め研磨する、などの対策が考えられている。この
うち(a)対策は繰り返し着脱を行う多心コネクタの場
合を除いて効果的であるが、他の対策は多心コネクタに
対して不十分であり、その解決策として本出願人はさき
に整合フィルムを光ファイバコネクタの端面に接着する
技術を提案した。
これは光フアイバコアの屈折率(1,47)に近似した
屈折率を有するよう調整された高分子材料、たとえばフ
ッ化ビニゾリン、UV硬化型フッ素系アクリレート、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体などから作られる厚さ数μ
mから数十μmの薄いシートを端面に貼りつけるもので
ある。
〔発明が解決しようとする課題] 本出願人の散発した上述の整合フィルムの使用は、多心
コネクタの接合において接続損失を減少させる効果が顕
著であるが、実際に光ファイバコネクタの接続端面にこ
の整合フィルムを接着形成する場合はその整合フィルム
の接続側表面の表面粗さが重要な問題となる。なぜなら
ばこのような粗雑な面が対向突き合わされた場合はその
両面間にかなりの間隙が生じることになり、この間隙が
再び大きな接続損失の原因となるからである。
この発明は正にこの課題を解決して、表面の平滑な整合
フィルムを光ファイバコネクタの接続端面に接着形成さ
せる新規な方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上述の課題を解決するた約になされたもので
あって、平滑なガラス面上にシリコン系剤の剥離用表面
被膜を形成してなる加熱基板の上に、光ファイバのコア
の屈折率に近い屈折率を有するホットメルト接着剤を整
合材として配置し、この上に光ファイバコネクタの接続
端面を押圧して前記接続端面上に前記整合材の反射防止
膜を接着させることを特徴とする光ファイバコネクタの
反射防止膜形成方法である。
〔作用〕
平滑なガラス面の表面粗さは接続損失を小さくするに十
分であって、その上に形成された剥離用表面被膜自体の
表面粗さもまた十分平滑である。
このた狛これに押しつけられて形成された反射防止膜の
接続側の表面の凹凸を十分微小にすることができる。
〔実施例〕
第1図および第2図についてこの発明の詳細な説明する
この発明は第1図に示すように、光フアイバケーブル2
の接続に用いられる光ファイバコネクタ1の接続端面I
Iに図示のように反射防止膜3を接着形成する形成方法
を提供するものである。
その工程は第2図に示される。まず平滑なガラス面を用
意する。このため最も簡単には普通の平ガラス、たとえ
ば顕微鏡などに用いるスライドガラスを準備する。しか
してこのガラス面にシリコン系剤の剥離用表面被膜41
を形成する。これはそのガラス面に撥水性を持たせて、
後に接触させるホットメルト接着剤と接着しないために
するものであって、具体的方法としてはシリコン系剤の
溶液を塗布(ロールコート)するか、その溶液中に浸漬
して引き上げるかすればよい。
使用するシリコン系剤としてはシリコンの有機化合物が
最適であるが、いわゆるシリコンオイルでもよい。また
この剥離用表面被膜41自体の厚さはガラス面の平滑性
を失なわないために薄い方が好ましいから、シリコン系
剤は適宜の有機溶剤で2〜10倍程度程度釈したものが
好ましい。
加熱基板4の剥離用表面被膜41の上に載せるホットメ
ルト接着剤はそれ自体が整合フィルムとなるものである
から、光フアイバコアの屈折率(1,47)に近似する
よう調整され、かつもちろん前述の剥離用表面被膜41
と親和性のないものがよい。すなわち、既に従来技術の
項で挙げたものの他に、ウレタン系、エポキシ系、ある
いはブタジェン系アクリレート、エチレン・メタクリル
酸共重合体、オレフィン系共重合体などが適当である。
加熱基板4の剥離用表面被膜41の上に載せられて溶解
したホットメルト接着剤に光ファイバコネクタ1の接続
端面11を押し付けると、この接続端面11上に該ホッ
トメルト接着剤の薄いフィルムが接着形成されることに
なるが、これがすなわち反射防止膜3となるものである
。この後光ファイバコネクタ1を引き離せば、このホッ
トメルト接着剤は剥離用表面被膜41の存在ゆえに加熱
基板4の側には接着することなくきれいに剥がすことが
できるのである。
反射防止膜形成以前の8心光ファイバコネクタの接続端
面は、0.1μm程度の凹凸を持つ。
本発明方法の開発以前に剥離用に使用したテフロンシー
トは、凹凸が2μmに達する粗雑な面である。従って、
このテフロンシート使用により本発明と同様手順によっ
て形成された反射防止膜の表面は、平滑にはならず2μ
mにも達する凹凸がある。
これに対して本発明方法に使用する剥離用表面被膜の表
面粗さは全面的に極めて平滑であり、凹凸も1/20μ
m程度の微小なものである。したがってこのような平滑
な表面を剥離用の当て盤として形成される本発明の反射
防止膜の表面粗さももちろん同じ程度の優れた平滑性を
有し、その表面の凹凸は大きくても1/10μm程度に
過ぎない極めて優れた平滑性を持つものであることが実
証されるのである。
〔発明の効果〕
この発明によれば、光ファイバコネクタの接続端面に光
フアイバコアの屈折率に近似した屈折率を有する材料に
よって表面の極約で平滑な反射防止膜を非常に容易に接
着形成できる利点があり、したがって光ファイバコネク
タの接続に際してフレネル反射損失および端面間の間隙
による損失などの接続損失を大幅に軽減させた光ファイ
バコネクタを得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法が形成しようとする反射防止膜を
説明する斜視図、第2図はこの発明方法の工程を説明す
る簡略側面図である。 1・・・光ファイバコネクタ、11・・・接続端面、3
・・・反射防止膜、4・・・加熱基板、41剥離用表面
被膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、平滑なガラス面にシリコン系剤の剥離用表面被膜(
    41)を形成してなる加熱基板(4)の上に、光ファイ
    バのコアの屈折率に近い屈折率を有するホットメルト接
    着剤を整合材として配置し、この上に光ファイバコネク
    タ(1)の接続端面(11)を押圧して前記接続端面上
    に前記整合材の反射防止膜を(3)を接着させることを
    特徴とする光ファイバコネクタの反射防止膜形成方法。
JP14101190A 1990-05-30 1990-05-30 光ファイバコネクタの反射防止膜形成方法 Pending JPH0434403A (ja)

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