JPH0434364Y2 - - Google Patents

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JPH0434364Y2
JPH0434364Y2 JP1985116700U JP11670085U JPH0434364Y2 JP H0434364 Y2 JPH0434364 Y2 JP H0434364Y2 JP 1985116700 U JP1985116700 U JP 1985116700U JP 11670085 U JP11670085 U JP 11670085U JP H0434364 Y2 JPH0434364 Y2 JP H0434364Y2
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sunlight
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JP1985116700U
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JPS6225765U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は冬季既設の窓に取付け、太陽光線の室
内への入射量を増加し、室温の上昇をはかる窓掛
式簡易集熱フードに関する。
[従来の技術] 建物の窓では、窓を通過する日光の入射量は日
光の窓面に対する入射角度に対応して変化し、日
光の入射角度の大きい夏季には日光は室内へ余り
入射せず、室内へ太陽熱の侵入が制限され、日光
の入射角度の小さい冬季には日光は室内の奥まで
入射し、室内へ多くの太陽熱をもたらすという自
然の温度調節作用が行われている。
因みに東京地方を例にとれば、夏至の正午にお
ける日光の入射角度は78度、冬至の正午において
はこれが31度であつて、同面積の窓について、入
射角度が窓面に垂直な時の日光の入射量を最大と
して、夏至における日光の入射量は約その21%、
冬至におけるそれは約86%となる。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来の窓は垂直に設けられているの
が一般であるため、冬至における日光の有効入射
量は前記86%を上まわることはない。
本考案は上記実情に鑑みて創案されたものであ
つて、その目的とするところは、冬季従来の既設
の窓に取付けて日光の有効入射量を増加し、室温
の上昇をはかる窓掛式簡易集熱フードを提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成させるために、本考案の窓掛式
簡易集熱フードは、窓の開口部の前面に装備して
太陽光線の室内への入射量を増加させるようにし
た集熱フードにおいて、太陽の入射角度に対応し
て上方に傾斜した受光面と、垂直な左右側面と、
前記窓の開口部に臨む後面と、底面とを画成する
枠体を形成し、該枠体には、後面の窓の開口面を
除いて軟質透光性シートを張設して集熱フードを
形成してあり、該集熱フードが、該枠体の後面側
に設けられた係着金具と、窓側に設けられた支持
金具とによつて、窓の外方に張り出して着脱自在
に構成したものである。
[作用] 従つて、冬季、枠体に集熱フードを被せ、枠体
のフツクを窓側の支持金具に掛けて当該集熱フー
ドを既設の窓に取付けることにより、当該集熱フ
ードは前面を受光面として太陽の入射角度に対応
して傾斜させてあるため、集熱フードを通過する
冬季の日光の入射量は垂直の窓より増加し、室内
へ多くの太陽熱がもたらされて室温を上昇させる
ことができる。
[実施例] 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本考案実施例の斜視分解図で、図中の
1は既設の窓であつて、引違いのガラス戸2が納
められ、窓上方に霧除け庇3が設けてある。
図中の4は本考案の集熱フードの構造体を形成
する枠体であつて、金属製の杆材、パイプ材等に
より、上面5、前記のように前面を所定角度上方
へ傾斜させ、窓1の大部分の大きさを占める受光
面6、その下方の残部を形成する垂直前面7、窓
1の側縁から突出する左側面8、右側面9、底面
10および後面11を形成する枠材を組立ててな
るものである。後面11を形成する枠は、窓1の
開口と略同形とされ、その垂直部に係着金具とし
てのフツク12が取着されている。このフツク1
2は窓1の左右の縦枠13に取着された支持金具
14に着脱可能に係止される。
枠体4は不要時窓1から取外して収納するのに
便利なように折畳み可能になつている。すなわ
ち、二点鎖線で図示するように、横桟15,1
6,17をこれに係合する一方の側面を形成する
枠から外せば、両側面8,9の枠は内側に回動さ
れ、枠体4は後面11の枠体に添つて平面状に折
畳まれる。
図中の18は集熱フードであつて、前記枠体4
の後面11の枠体を除く各面5,6,7,8,
9,10に対応する上面19、受光面20、垂直
前面21、左側面22、右側面23および底面2
4の外面が透光性のシートで覆われて、枠体4に
被着されるようになつている。この集熱フード1
8には必要ならばフアスナー25によつて、換気
用に開閉可能の開口部26を設けることもでき、
また色彩、模様、飾り等をつけることも任意であ
る。
ここで集熱フード18の受光面6の水平面に対
する傾斜角度は、東京地方の冬至における正午の
入射角度が31度であることから、この入射角度に
垂直な60度程度が適当である。
第2図は前記実施例の枠体4よりやや簡単な枠
体の実施例を示すもので、該枠体27は前記枠体
4と同様金属製の杆材、パイプ材等により、上面
28、受光面29、左側面30、右側面31、底
面32、後面33を形成する枠材を組立ててな
り、前記枠体における垂直前面7を欠いている。
後面33を形成する枠の垂直部にフツク12が取
着されている。この枠体27も、横桟34,3
5,36,37,38をこれに係合する受光面2
9の枠から外せば、枠体27は平面状に折畳まれ
る。これに被着する集熱フードはもちろんこの枠
体27に対応する後面33を除く各面によつて形
成される。
上記構成の本考案の窓掛式簡易集熱フードは、
既設の窓に設けた支持金具に当該集熱フードの枠
体のフツクを掛け外しすることによつて、冬季に
は容易に既設の窓に集熱フードを取り付けること
ができ、冬季外には取外して折畳み、場所をとる
ことなく収納することができる。
冬季取付けて日光を取入れる時は窓のガラス戸
を開放すれば、集熱フードの前面は冬季の日光の
入射角に対応するように上方へ傾斜させてあるた
め集熱フードを通過する冬季の日光の入射量は、
垂直の窓より有効入射量が増加し、室内へ多くの
太陽熱がもたらされ、室温を上昇させることがで
きる。陽がかげつたとき、あるいは日照のない日
には窓のガラス戸を閉めておくことによつて二重
戸の効果で室温の逃逸を防止することができる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案に係る窓掛式簡易集
熱フードは、窓の開口部の前面に装備して太陽光
線の室内への入射量を増加させるようにした集熱
フードにおいて、太陽の入射角度に対応して上方
に傾斜した受光面と、垂直な左右側面と、前記窓
の開口部に臨む後面と、底面とを画成する枠体を
形成し、該枠体には、後面の窓の開口面を除いて
軟質透光性シートを張設して集熱フードを形成し
てあり、該集熱フードが、該枠体の後面側に設け
られた係着金具と、窓側に設けられた支持金具と
によつて、窓の外方に張り出して着脱自在に構成
したものであり、構造が簡単で、既設の窓へ取付
けるものであるから、素人でも容易に窓に取付け
ることができ、通常の垂直の窓における太陽光の
入射条件を改良し、低廉な設備費で冬季の暖房費
を節約でき、省エネルギーに役立つという実用上
有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の斜視分解図、第2図は
枠体の他の実施例の斜視図である。 1……窓、2……ガラス戸、3……庇、4,2
7……枠、5,19,28……上面、6,20,
29……受光面、7,21……垂直前面、8,2
2,30……左側面、9,23,31……右側
面、10,24,32……底面、11,33……
後面、12……フツク、13……縦枠、14……
支持金具、15,16,17,34,35,3
6,37,38……横桟、18……集熱フード、
25……フアスナー、26……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 窓の開口部の前面に装備して太陽光線の室内
    への入射量を増加させるようにした集熱フード
    において、太陽の入射角度に対応して上方に傾
    斜した受光面と、垂直な左右側面と、前記窓の
    開口部に臨む後面と、底面とを画成する枠体を
    形成し、該枠体には、後面の窓の開口面を除い
    て軟質透光性シートを張設して集熱フードを形
    成してあり、該集熱フードが、該枠体の後面側
    に設けられた係着金具と、窓側に設けられた支
    持金具とによつて、窓の外方に張り出して着脱
    自在に構成してあることを特徴とする窓掛式簡
    易集熱フード。 (2) 集熱フードの前面に張設された透光性シート
    の一部には、フアスナーにより開閉自在の換気
    用開口部を設けたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の窓掛式簡易集熱フー
    ド。 (3) 枠体は突出する側面を後面側に平面状に折畳
    み自在としたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項記載の窓掛式簡易集
    熱フード。
JP1985116700U 1985-07-30 1985-07-30 Expired JPH0434364Y2 (ja)

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JP1985116700U JPH0434364Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JP1985116700U JPH0434364Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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Publication Number Publication Date
JPS6225765U JPS6225765U (ja) 1987-02-17
JPH0434364Y2 true JPH0434364Y2 (ja) 1992-08-17

Family

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337923A (en) * 1976-09-20 1978-04-07 Daburiyuu Retsusuru Jiyosefu Device for utilizing window mounted solar heat
JPS56105249A (en) * 1980-01-23 1981-08-21 Toshio Emoto Thermally insulated house

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148559U (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 アルナ工機株式会社 出窓

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JPS56105249A (en) * 1980-01-23 1981-08-21 Toshio Emoto Thermally insulated house

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Publication number Publication date
JPS6225765U (ja) 1987-02-17

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