JPH0210164Y2 - - Google Patents

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JPH0210164Y2
JPH0210164Y2 JP1984152787U JP15278784U JPH0210164Y2 JP H0210164 Y2 JPH0210164 Y2 JP H0210164Y2 JP 1984152787 U JP1984152787 U JP 1984152787U JP 15278784 U JP15278784 U JP 15278784U JP H0210164 Y2 JPH0210164 Y2 JP H0210164Y2
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JP
Japan
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balcony
pillars
cover member
drawstring
opening
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JP1984152787U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はマンシヨン等における環境を改善する
バルコニー用覆に関する。
〔従来技術〕
一般にマンシヨンにおいては、壁面から水平に
バルコニーが突設されており、バルコニーに面す
る部屋に大形の透明硝子を設けた引戸が設けられ
ている。然しながら上記の構造のものでは次のよ
うな問題点がある。
1 外部から透明な硝子を通して部屋の内部が覗
かれプライバシーが保たれない。
2 直射光が硝子を透過するので夏季に冷房をす
る場合熱効率が低下する。
3 洗濯物をバルコニーに干すので、美感を損ね
るとともに、風が強い日には洗濯物が飛散し、
また雨の日には洗濯物が濡れる。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、外部から部屋の内部が覗かれる虞れ
がなく、また部屋に入射する日光特に西日を遮断
し得、更にバルコニーに干した洗濯物が美感を損
ねる虞れがなく且つ風が吹いたり雨が降つても洗
濯物が汚れたりぬれる虞れのないバルコニー用覆
を提供するにある。
〔考案の要約〕
本考案は、建築物のバルコニーとその直上方の
庇との間に長さ調節可能な2本の支柱部を架設
し、これら2本の支柱部の上端部間及び下端部間
を連結する2本の略水平な連結棒を設け、前記2
本の支柱部及び2本の連結棒で形成される略矩形
の開口部にこれを開閉するように覆部材を架設
し、この覆部材の上端部及び下端部を上下に移動
させる移動部を設け、前記覆部材により前記開口
部を開閉するようにするところに特徴を有する。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。先ず、第1図及び第2図において、1は
建築物たる部屋の壁面で、これに設けられた窓枠
2に硝子3aをはめこんだ引戸3が取着されてい
る。4は部屋1に連続して設けられたバルコニー
で、これの端部に手すり5が設けられている。6
はバルコニー4の直上方に設けられた庇(直上階
のバルコニー)である。7,7′は窓枠2の左端
部及び右端部に対応するように手すり5の内側に
位置しバルコニー4と庇6との間に架設された左
右の支柱部で以下これにつき説明する。8,8′
はフランジ部8a,8′aが庇6の下面部に固定
された上部固定具で、フランジ部8a,8′aに
立設された筒状部8b,8′bに筒状の上部支柱
9,9′の上端部が嵌合されている。10,1
0′は段付状に形成された筒状の接続部材で、こ
れらの筒状の上部小径部10a,10′aが上部
支柱9,9′の下端部に嵌合され接続部材10,
10′の上端面10b,10′bが上部支柱9,
9′の下端面に衝止されており、また筒状の下部
小径部10c,10′cが下部支柱11,11′の
上端部に嵌合され接続部材10,10′の下端面
10d,10′dが調節リング12を介して下部
支柱11,11′の上端面に衝止されている。第
3図において、13,13及び14,14は夫々
上部小径部10a,10′a及び下部小径部10
b,10′bを貫通して内部から外方へ突出され
た係止ピンで、これらはスプリング15,15に
よつて常に外方へ付勢されており、上部支柱9,
9′の下端部に形成された一対の係止孔16,1
6′及び下部支柱11,11′の上端部に形成され
た複数対の係止孔17,17′のうちの1対に係
止されている。18,18′は調整部材で、これ
の上半部18a,18′aには右ねじが形成され
て下部支柱11,11′の下端部に形成されたね
じ部に螺合されており、下半部18b,18′b
には左ねじが形成されまた、中央部に貫通する挿
通孔18c,18′cが形成されここに調節棒1
9が挿入されている。20,20′はバルコニー
4にフランジ部20a,20′aが固定された下
部固定具で、フランジ部20a,20′aに立設
された筒状部20b,20′bに左ねじが形成さ
れており、これに調整部材18,18′の下半部
18b,18′bが螺合されている。そして調節
棒19を反時計方向に回転させると調整部材1
8,18′も又反時計方向に回転して下部支柱1
1,11′と下部固定具20,20′間を近接させ
て支柱7,7′の長さを短縮させ、調節棒19を
時計方向に回すと下部支柱11,11′と下部固
定具20,20′間を離反させ支柱7,7′の長さ
を伸長させるようになつている。
22は左端の開放部が上部支柱9に取着された
コ字形の軸受板で、これらの間に取着された軸2
3に上部プーリー24,25が回転可能に嵌合さ
れている。26は軸受板22の上部に設けられた
筒状部である。27は右端の開放部が上部支柱
9′に取着されたコ字形の軸受板で、これらの間
に取着された軸28に上部プーリー29,30が
回転可能に嵌合されている。31は軸受板27の
上部に設けられた筒状部である。32は左端の開
放部が下部支柱11に取着されたコ字形の軸受板
で、これらの間に取着された軸33に下部プーリ
ー34,35が回転可能に嵌合されている。36
は軸受板32の下部に設けられた筒状部である。
37は右端の開放部が下部支柱11′に取着され
たコ字形の軸受板で、これらの間に取着された軸
38に下部プーリー39,40が回転可能に嵌合
されている。41は軸受板37の下部に設けられ
た筒状部である。42は両端部が筒状部26,3
1に嵌合されねじ止めにより略水平な状態に固着
された上部連結棒、43は両端部が筒状部36,
41に嵌合され略水平な状態にねじ止めにより固
着された下部連結棒で、これら上部及び下部連結
棒42,43及び2本の支柱部7,7′により開
口部44を形成している。45は開口部44を開
閉するように上部連結棒42、下部連結棒43間
に架設された布製又はビニール製の覆部材で、上
端部45a及び下端部45bに水平に芯部材が挿
入されている。第4図において、46は第1の引
紐でこれは上部プーリ24、下部プーリ34、下
部プーリ39、上部プーリ29に掛け渡された第
1の経路46aと上部プーリ29、下部プーリ4
0、下部プーリ35、上部プーリ24に掛け渡さ
れた第2の経路46bとからなる閉塞状態に掛け
渡されており、支柱7側の第1の経路46a及び
支柱7′側の第2の経路46bに覆部材45の下
端部45bが夫々連結されている。47は第2の
引紐で、これは中央部47aから折返えされ一方
は上部プーリ25を介して端部が覆部材45の上
端部45aの左端に連結され他方は上部プーリ3
0を介して端部が覆部材45の上端部45aの右
端に連結されている。そして、軸受板22、上部
プーリ24,25、軸受板27、上部プーリ2
9,30、軸受板32、下部プーリ34,35、
軸受板37、下部プーリ39,40、第1の引紐
46及び第2の引紐47により移動部48を構成
している。49は覆部材45の両側縁部に夫々取
着された複数個例えば6個のリング部材で、支柱
部7,7′に上下移動可能に嵌合されている。
つぎに上記構成の作用について第4図乃至第8
図を参照して説明する。
(1) 先ず、第5図に示す開口部44が閉塞された
状態から第1の引紐46の支柱7′側の第1の
経路46aを矢印A方向へ移動させると、第1
の引紐46は夫々矢印B,C,D,E,F方向
へ移動されるので、覆部材45の側縁部のリン
グ部材49が支柱7,7′を摺動されながら覆
部材45の下端部45bが上方へ引き上げられ
開口部44の下方が開放される(第6図参照)。
(2) つぎに第5図の状態から第2の引紐47を反
矢印A方向へ移動させると、上部プーリ25及
び30を介して覆部材45の上端部45aが下
降され、リング部材49が支柱7,7′を摺動
しながら覆部材45が下げられ開口部44の上
部が開放される(第7図参照)。
尚、第2の引紐47は支柱7′に設けた留具
(図示せず)にその都度連結固定するようにし
ている。
(3) 而して第1の引紐46及び第2の引紐47を
夫々適宜の長さだけ操作すると覆部材45の下
端部45bが引き上げられまた上端部45aが
下降されて開口部44の上側及び下側が開放さ
れ中間の部分が遮蔽される(第8図参照)。
上記実施例によれば次の効果を得ることができ
る。
1 開口部44を覆部材45により閉塞できるの
で、外部から部屋の内部を覗かれる虞れがな
く、また洗濯物をバルコニーに干した場合には
美感を損ねる虞れがない。
2 覆部材45により日光を遮蔽できるので特に
夏季冷房中の熱効率の向上を図り得る。
3 移動部48により覆部材45の上、下端部4
5a,45bを夫々移動できるので、必要に応
じて開口部44を開放して風通しをよくしまた
は日光の入射量を多くすることができる。
4 覆部材45により開口部44を閉塞するの
で、バルコニー4に干した洗濯物が雨が降つて
も濡れることを防止でき、又風が強く吹いても
洗濯物が飛散することを防止できる。
尚、上記実施例においては、接続部材10に調
節リング12を1個嵌合させたが庇6とバルコニ
ー4間の距離が大きい場合には調節リング12の
個数を増加して支柱7,7′の長さを大に調節し、
また庇6とバルコニー4間の距離が小さい場合は
調節リング12を取外して接続部材10を下部支
柱11に衝止させるようにして支柱7,7′の長
さを小に調節してもよく、要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形が可能である。
〔考案の効果〕
本考案は以上の説明から明らかなように、建築
物のバルコニーと庇との間に2本の支柱部を架設
し、これら2本の支柱部の上端部間及び下端部間
を連結する2本の略水平な連結棒を設け、前記2
本の支柱部及び2本の連結棒で形成される略矩形
の開口部にこれを開閉するように覆部材を架設
し、この覆部材の上端部及び下端部を上下に移動
させる移動部を設け、前記覆部材により前記開口
部を開閉するようにしたので、外部から部屋の内
部が覗かれる虞れがなく、また部屋に入射する日
光特に西日を遮断し得、更にバルコニーに干した
洗濯物が美感を損ねる虞れがなく且つ風が吹いた
り雨が降つても洗濯物が汚れたりぬれる虞れのな
いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は第2図
中−線に沿う断面図、第4図は作用説明図、
第5図乃至第8図は覆部材の異なる状態を示す正
面図である。 図中、4はバルコニー、6は庇、7及び7′は
支柱部、42は上部連結棒、43は下部連結棒、
44は開口部、45は覆部材、48は移動部を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建築物のバルコニーとその直上方の庇との間に
    架設された長さ調整可能な2本の支柱部と、これ
    ら2本の支柱部の上端部間及び下端部間を連結す
    る2本の略水平な連結棒と、前記2本の支柱部及
    び2本の連結棒で形成される略矩形の開口部にこ
    れを開閉するように架設された覆部材と、この覆
    部材の下端部を上下に移動させる第1の引紐と、
    前記覆部材の上端部を上下に移動させる第2の引
    紐とを具備してなるバルコニー用覆。
JP1984152787U 1984-10-08 1984-10-08 Expired JPH0210164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984152787U JPH0210164Y2 (ja) 1984-10-08 1984-10-08

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984152787U JPH0210164Y2 (ja) 1984-10-08 1984-10-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6167302U JPS6167302U (ja) 1986-05-08
JPH0210164Y2 true JPH0210164Y2 (ja) 1990-03-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016075041A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 株式会社竹中工務店 構造物

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4735226U (ja) * 1971-05-11 1972-12-19
JPS58177405U (ja) * 1982-05-22 1983-11-28 鞍作 正之 ベランダ用枠組装置

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JP2016075041A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 株式会社竹中工務店 構造物

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JPS6167302U (ja) 1986-05-08

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