JPH09239192A - 物干器 - Google Patents

物干器

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Publication number
JPH09239192A
JPH09239192A JP4922596A JP4922596A JPH09239192A JP H09239192 A JPH09239192 A JP H09239192A JP 4922596 A JP4922596 A JP 4922596A JP 4922596 A JP4922596 A JP 4922596A JP H09239192 A JPH09239192 A JP H09239192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
roof
rod
front sheet
muntins
Prior art date
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Pending
Application number
JP4922596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutomi Takayanagi
一臣 高柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankei Co Ltd
Original Assignee
Sankei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankei Co Ltd filed Critical Sankei Co Ltd
Priority to JP4922596A priority Critical patent/JPH09239192A/ja
Publication of JPH09239192A publication Critical patent/JPH09239192A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根及び側壁を出し入れでき、また、それら
の出し入れを別々に行うことのできる物干器。 【解決手段】 ベランダの柵6に取り付ける縦杆2と、
縦杆2の上端から家屋側に伸びる横杆3からなる支柱1
を左右両側に配し、横杆3に物干竿を支持する支持部4
を下方に垂設し、両支柱1,1の縦杆2及び横杆3の連
結位置にブラケット5をそれぞれ対向して設け、前記両
ブラケット5,5間に巻取軸7,8を並列に軸支して、
一方の巻取軸7に屋根シート10を、他方の巻取軸8に
前面シート11をそれぞれ巻き取り方向に付勢をもたせ
て巻装し、屋根シート10の先部と横杆3の先部及び前
面シート11の先部と縦杆2の下部に、それぞれ着脱自
在に係止する係止具20,21,22,23を設けてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベランダに設置する
物干器に関する。
【0002】
【従来の技術】アパートやマンション等では室内に洗濯
物を干す場所がなく、ベランダに物干竿を支持する支持
具を設置したりしてベランダで洗濯物を干すことが多
い。しかし、屋根のないベランダであれば、雨の日にベ
ランダで洗濯物を干すことができないので、ベランダに
屋根の付いた物干器を設置することがある。そのような
物干器は、雨が洗濯物の前面から吹き込まないように、
屋根と共に、ベランダの柵に沿った垂直な側壁を設けて
あるものが多い。
【0003】従来の物干器の屋根や側壁は、屋根と側壁
が連続した一体的な構成になっているものが多く、ま
た、屋根と側壁の構成部材は通常ビニールシートや樹脂
等の撥水性のものを用いている。また側壁は、雨の吹き
込み防止作用と共に、干してある洗濯物を外から見えな
いようにする目隠し作用ももたせるため、側壁は不透明
な部材を用いることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の物干器は、側壁
に不透明な素材を用いているので、晴れた日には側壁が
日光を遮って洗濯物の乾燥時間を長くしたり、日光照射
による洗濯物の消毒効果を少なくしてしまうことがあっ
た。また、屋根や側壁はベランダの柵に固定して取り付
けてあることが多く、簡単に取り外したりできないもの
であった。
【0005】また、屋根や側壁は通常ビニールシートや
樹脂等の通気性のない素材で構成されているので、物干
器の屋根や側壁がベランダの柵に固定されていると、強
風時に風圧を受けて物干器の縦杆や横杆に強い荷重が掛
かり、破損してしまうことがあった。
【0006】また、ベランダは物干場だけでなく他の用
途にも利用するものであるが、ベランダを他の用途に利
用する場合、ベランダの柵に固定された屋根や側壁が邪
魔になることがあった。
【0007】本発明は、屋根及び側壁を出し入れでき、
また、それらの出し入れを別々に行うことのできる物干
器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベランダの柵
に取り付ける縦杆と、縦杆の上端から家屋側に伸びる横
杆からなる支柱を左右両側に配し、横杆に物干竿を支持
する支持部を下方に垂設し、両支柱の縦杆及び横杆の連
結位置にブラケットをそれぞれ対向して設け、前記両ブ
ラケット間に巻取軸を並列に軸支して、一方の巻取軸に
屋根シートを、他方の巻取軸に前面シートをそれぞれ巻
き取り方向に付勢をもたせて巻装し、屋根シートの先部
と横杆の先部及び前面シートの先部と縦杆の下部に、そ
れぞれ着脱自在に係止する係止具を設けてあることを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の物干器を、図面に基づい
て説明する。本発明の物干器は、図1のように、左右支
柱1,1と、上部を覆う屋根シート10と、前面を覆う
前面シート11から成っている。
【0010】支柱1は、ベランダの柵6に取り付ける縦
杆2と、縦杆2の上端から家屋側に伸び且つ家屋側に向
かってやや上向きに傾斜する横杆3を一体的に構成した
ものである。そして、両支柱1,1の各縦杆2,2の中
間部と下部に、それぞれベランダの柵6に取り付けるた
めの固定部16を設け、各横杆3の中間部と先端部の左
右対向位置に、内穴の径が物干竿の径より大きい環状の
支持部4を、それぞれ下方に垂設する。
【0011】両支柱1,1の縦杆2と横杆3の連結位置
の外側に、ブラケット5を左右対向して設け、図2のよ
うに、両ブラケット5,5に上巻取軸7と下巻取軸8を
上下並列に軸支し、そして、上巻取軸7に屋根シート1
0を横杆3の先端方向に伸びるように、下巻取軸8に前
面シート11を縦杆2の下方向に伸びるように、それぞ
れ巻装する。そして、両ブラケット5,5間に、上下巻
取軸7,8及び上下巻取軸7,8に巻き取られたシート
10,11を覆う収納ケース12を設け、その収納ケー
ス12に、上下巻取軸7,8に沿って、屋根シート10
及び前面シート11を出し入れする開口溝13,13を
それぞれ設ける。
【0012】上巻取軸7に巻き付ける屋根シート10
は、支柱1,1間の幅と略同幅の撥水性のシートであっ
て、その一端部を上巻取軸7に固着してあり、他端部に
両支柱1,1間の幅より長い係止棒20を取り付けてあ
って、係止棒20の両端が屋根シート10の幅より突出
しており、屋根シート10が上巻取軸7に巻き取られた
ときに、図4のように、係止棒20が開口溝13に引っ
掛かって屋根シート10の巻き取りが止まるように構成
してある。
【0013】下巻取軸8に巻き付ける前面シート11
は、支柱1,1間の幅と略同幅の、通風性の良い不透明
のシートであって、屋根シート10と同様に、一端部を
下巻取軸8に固着し、他端部に両支柱1,1間の幅より
長い係止棒22を取り付けてあって、係止棒22の両端
が前面シート11の幅より突出しており、前面シート1
1が下巻取軸8に巻き取られたときに係止棒22が開口
溝13に引っ掛かって前面シート11の巻き取りが止ま
るように構成してある。また前面シート11は通風性が
良いため、前面シート11を引き伸ばした状態に保持し
たときも洗濯物の乾燥に差し障りがなく、また不透明で
あるため、洗濯物を外部から見えなくする目隠しの効果
をもつ。
【0014】上巻取軸7の内部に、図3のように中軸1
4を設け、中軸14にバネ15を取り付け、バネ15の
一端部を上巻取軸7に、他端部を中軸14に固定し、屋
根シート10を引っ張ると上巻取軸7が回転すると共に
バネ15に付勢力がかかり、屋根シート10を離すとバ
ネ15の付勢力で上巻取軸7が屋根シート10を引っ張
ったときと逆方向に回転し、屋根シート10を巻き取
る。
【0015】また、下巻取軸8も上巻取軸7と同様に構
成してあって、前面シート11を引っ張ると下巻取軸8
が回転すると共にバネ15に付勢力がかかり、前面シー
ト11を離すとバネ15の付勢力で下巻取軸8が前面シ
ート11を引っ張ったときと逆方向に回転し、前面シー
ト11を巻き取る。
【0016】そして、両横杆3,3の先部の上面に、屋
根シート10を引き伸ばした状態に保持する起立片2
1,21を突設する。起立片21は、図4のように、横
杆3から突出した突片の先端が横杆3の先端方向に彎曲
したもので、この起立片21,21に引き伸ばした屋根
シート10の係止棒20の突出した両端を掛け留めて、
屋根シート10の引き伸ばし状態を保持する。
【0017】そして、両縦杆2,2の下部の内側にも、
横杆3と同様に、前面シート11を引き伸ばした状態に
保持する突出片23,23を設ける。突出片23は、縦
杆4から突出した突片の先端が縦杆2の下方向に彎曲し
たもので、この突出片23,23に引き伸ばした前面シ
ート11の係止棒22の突出した両端を掛け留めて、前
面シート11の引き伸ばし状態を保持する。尚、支柱1
の外側に取り付けてある収納ケース12から前面シート
11を引き出して係止棒22の両端を縦杆2の内側の突
出片11に掛け留める場合、係止棒22は左右支柱1,
1間の幅より長いので、前面シート11を引き出す際に
前面シート11を捩るようにして係止棒22を一端ずつ
支柱1,1間の内側に入れる操作が必要である。
【0018】また、本発明の物干器の左右幅を延長する
ために、支柱1を複数本並設し、それぞれの支柱1の間
に屋根シート10及び前面シート11を設けても良い。
【0019】本発明の物干器は、支柱1の縦杆2をベラ
ンダの柵6の内側に接して垂直に立て、固定部16でベ
ランダの柵6の上下横桟に縦杆2の中間部と下部を固定
して、支柱1をベランダの柵6に固定するものである。
【0020】そして、本発明の物干器を使用するとき
は、左右支柱1,1の支持部4,4に物干竿を架け渡
し、その物干竿に洗濯物を掛けて洗濯物を干すものであ
り、洗濯物を干している最中に雨が降り出した時は屋根
シート10の係止棒20を持って屋根シート10を引き
出し、屋根シート10の両端から突出する係止棒20を
横杆3の先部の起立片21に掛け止めて、洗濯物の上に
屋根シート10で屋根をする。また前面から雨が吹き込
まないように、前面シート11の係止棒22を持って前
面シート11を引き出し、前面シート11の両端から突
出する係止棒22を縦杆2の下部の突出片23に掛け止
め、洗濯物の前面を前面シート11で覆う。そして雨が
上がったら、屋根シート10の係止棒20を起立片21
から外すと屋根シート10は上巻取軸7に巻き取られ、
また前面シート11の係止棒22を突出片23から外す
と前面シート11は下巻取軸8に巻き取られるものであ
る。
【0021】尚、本発明の物干器は、屋根シート10の
みを引き出して日除けとして使用したり、前面シート1
1のみを引き出して室内の目隠しとして使用すること等
も可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明の物干器は、物干竿を支持する横
杆の上方に引き出し自在の屋根を設けてあるので、洗濯
物を干している際に雨が降り出してもすぐに屋根を引き
出して洗濯物を覆うことができて洗濯物が濡れず、ま
た、日光が差しているときは屋根をしまって洗濯物に日
光を照射し、洗濯物の乾燥時間短縮効果や紫外線照射に
よる消毒効果を得ることができる。
【0023】また、屋根シートと前面シートを別々に出
し入れできるように構成してあるので、屋根シートだけ
を引き出して日除けにしたり、前面シートだけを引き出
して室内の目隠しにしたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物干器を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線矢視の断面図である。
【図3】巻取軸の構造を示す断面図である。
【図4】屋根シートを巻き取った時の状態及び引き出し
た時の係止状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 縦杆 3 横杆 4 支持部 5 ブラケット 6 ベランダの柵 7 上巻取軸(巻取軸) 8 下巻取軸(巻取軸) 10 屋根シート 11 前面シート 20 屋根シートの係止棒(係止具) 21 起立片(係止具) 22 前面シートの係止棒(係止具) 23 突出片(係止具)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベランダの柵(6)に取り付ける縦杆
    (2)と、縦杆(2)の上端から家屋側に伸びる横杆
    (3)からなる支柱(1)を左右両側に配し、横杆
    (3)に物干竿を支持する支持部(4)を下方に垂設
    し、両支柱(1,1)の縦杆(2)及び横杆(3)の連
    結位置にブラケット(5)をそれぞれ対向して設け、前
    記両ブラケット(5,5)間に巻取軸(7,8)を並列
    に軸支して、一方の巻取軸(7)に屋根シート(10)
    を、他方の巻取軸(8)に前面シート(11)をそれぞ
    れ巻き取り方向に付勢をもたせて巻装し、屋根シート
    (10)の先部と横杆(3)の先部及び前面シート(1
    1)の先部と縦杆(2)の下部に、それぞれ着脱自在に
    係止する係止具(20,21,22,23)を設けてあ
    ることを特徴とする物干器。
JP4922596A 1996-03-06 1996-03-06 物干器 Pending JPH09239192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4922596A JPH09239192A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 物干器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4922596A JPH09239192A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 物干器

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Publication Number Publication Date
JPH09239192A true JPH09239192A (ja) 1997-09-16

Family

ID=12824993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4922596A Pending JPH09239192A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 物干器

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JP (1) JPH09239192A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100707693B1 (ko) * 2004-07-20 2007-04-16 하형준 보조 난간
JP2015124469A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社ニチベイ 屋外用ブラインド
US10557284B2 (en) * 2016-12-16 2020-02-11 Richard J. McMillen, Jr. Fastening a portable shade apparatus to a fence to provide shade
CN112523442A (zh) * 2020-12-04 2021-03-19 张新敬 一种摇转晾晒防雨架

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KR100707693B1 (ko) * 2004-07-20 2007-04-16 하형준 보조 난간
JP2015124469A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社ニチベイ 屋外用ブラインド
US10557284B2 (en) * 2016-12-16 2020-02-11 Richard J. McMillen, Jr. Fastening a portable shade apparatus to a fence to provide shade
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