JP3088564U - 布団干し用具 - Google Patents

布団干し用具

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JP3088564U JP2002001335U JP2002001335U JP3088564U JP 3088564 U JP3088564 U JP 3088564U JP 2002001335 U JP2002001335 U JP 2002001335U JP 2002001335 U JP2002001335 U JP 2002001335U JP 3088564 U JP3088564 U JP 3088564U
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二三吉 秋山
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二三吉 秋山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルコニーの手摺りや腰窓の手摺りに布団を
架けて干すときに布団全体に日光が当たるようにするこ
とが可能で、不使用時に邪魔にならないように収納可能
な布団干し用具の提供。 【解決手段】 バルコニー又は腰窓用手摺り10に取り
付けられる取り付け部材11と、前記取り付け部材11
の屋内側11aにほぼ水平ないし上向きに取り付けら
れ、基部12aが手摺りの頂縁10aよりやや下に位置
するアーム12とからなる。取り付け部材11に軸を取
り付け、アーム12の基部側に設けられ前記軸を挿通す
ることができかつ軸が挿通された状態で長手方向に摺動
可能な幅の長孔に前記軸を挿通し、不使用時にはアーム
12を垂下させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、バルコニーや窓の手すりに装着して使用する布団干し具に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
布団は就寝時に人間から発散される水分を吸収する。これを乾燥するため集合 住宅(いわゆるマンション)やバルコニー(ベランダともいう)を有する戸建て の家屋では、好天時にバルコニーの手摺りに布団を架けて日光に曝す布団干しが 行われている。腰窓でも手摺りを備えているときにはその手摺りが布団干しに利 用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようにバルコニーの手摺りや腰窓の手摺り(以下両者を単に手摺りという )に布団を架ける方法であってので、手摺りに布団を架けたときに屋外側となる 部分には充分日光が当たるが、屋内側は常に日陰となっていた。このため太陽の 恵みを充分に活かすことができなかった。
【0004】 本願第一の考案は、かかる欠点に鑑みてなされたもので、従来は日陰となって いた部分にもできる限り日光が当たるようにできる布団干し用具を提供するもの である。
【0005】 また、本願第二の考案は、第一の考案の課題に加えて、布団の固定が容易な布 団干し用具を提供するものである。
【0006】 また、本願第三の考案は、第二の考案の課題に加えて、不使用時に障害となる ことのない布団干し用具を提供するものである。
【0007】 また、本願第四の考案は、第三の考案の課題に加えて、季節による太陽高度に 応じてできる限り角度を不使用時に障害となることのない布団干し用具を提供す るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願第一の考案は、バルコニー又は腰窓用手摺り10に取り付けられる取り付 け部材1と、前記取り付け部材11の屋内側11aにほぼ水平ないし上向きに取 り付けられたアーム12とからなる布団干し用具である。
【0009】 本願第二の考案は、第一の考案において、アーム12の基部12aが手摺りの 頂縁10aよりやや下に位置するように構成したものである。
【0010】 本願第三の考案は、第一又は第二の考案において、取り付け部材10が、部材 固定用プレート21、部材固定用プレート21から屋内側に斜め上向きとなって いる頂面板22と頂面板22から垂下する垂下板23とからなり、垂下板23に は軸24を設け、アーム12の基部12a側に設けられ前記軸24を挿通するこ とができかつ軸24が挿通された状態で長手方向に摺動可能な幅の長孔12bに 前記軸24を挿通してなる布団干し用具である。
【0011】 本願第四の考案は、第三の考案において、アーム12に設けた長孔12bの基 部側に軸を位置させて、アーム12を垂下させたときに、アーム12の基部側1 2aと頂面板22の下面22aとが離れるように軸24を位置させてなる布団干 し用具である。
【0012】 本願第一の考案によれば、布団13を手摺り10からアーム12に架けること で、布団13の室内側13aも日陰となることなく日光が当たるようにすること ができる。
【0013】 本願第二の考案によれば、アーム12の基部12aが手摺りの頂縁10aより やや下に位置するようになっているから、架けられた布団が若干凹む。この部分 で紐や布団挟みを利用して布団を容易に固定できる。
【0014】 本願第三の考案によれば、不使用時には、軸24が長孔12bの基部側端に位 置するようにすれば、アーム12は軸24により垂下した状態として収納できる から、障害となることがない。 使用時にはアーム12を軸24を中心として回転させて引き上げ、長孔12b の他端側に軸24がくるように押し込むことで、アーム12を上向きに固定する のである。
【0015】 本願第四の考案によれば、アーム12の基部側12aと頂面板22の下面22 aとの間に余裕があることから、先端12cを引き上げつつ押し込むことができ てアーム12の基部側12aが頂面板22の下面22aに当接する位置によりア ーム12の角度を変えることができ、夏季のように太陽が高いときには水平近く で、冬季のように太陽が低いときには角度を大きくするなど季節に応じた対応も 可能となるものである。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下図面により本考案の実施の形態を説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す側面図(一部断面)であり、バルコニーの手 摺り10に取り付け、布団13をの架けた状態を示す。 取り付け部材11は、布団を支持できる強度を得られるものであればよい。但 し、屋外で日照や風雨に曝されることを考慮するとアルミ合金ダイキャスト、ア ルミ、ステンレスなど腐食に強く、美麗な外観が得られる材料で作製されるのが 好ましい。鉄、強化プラスチックなども好ましい材料として挙げられる。アーム 12も同様である。アーム12は厚み3〜5mm、幅30〜50mm、長さ50 0〜700mm程度とするのが好ましく、幅方向の側縁に布団13の室内側13 aを載置する。 アーム12の先端側には、竿を通すための孔15を設けておくのが好ましい。 本考案の布団干し用具は通常2基を対にして使用されため、幅の広い布団を干す ときには中だるみになるから、孔15に竿(図示せず)を通して使用することで 中だるみを防止することができる。 取り付け部材11の寸法は、アーム12を取り付け、架けられた布団を支える 強度を確保できればよい。取り付けたときの美観、取り付け取外しの作業性を考 慮して決定される。
【0017】 アーム12の基部12aは手摺りの頂縁10aよりやや下に位置するようにさ れると、布団を架けたときに、図示のように若干へこむから固定が楽である。 但し日照は若干犠牲となるから、アーム12の基部12aは手摺りの頂縁10 aより50mm程度下になるようにするのが好ましい。
【0018】 アーム12は水平ないし基部12aが低くなるように上向きとされる。水平で あれば、布団の落下の恐れは少ないが特に冬季のように太陽が低い季節において は日照の面では若干劣ることになる。アーム12の角度を上向きにしすぎると布 団が落下しやすくなるから、30度程度までとするのが好ましい。
【0019】 バルコニーは通常幅(掃き出し窓等屋内からバルコニーへの出入口ないし建物 の壁から手摺りまでの距離)が1m程度であるので、アーム12はは不使用時に は点線で示す位置に収納されるのが好ましい。 図2は、アーム12を収納するための機構の一例を示す断面図であり、(a) はアーム12を収納した状態、(b)はアーム12を引き上げた状態、(c)は アーム12をセットした状態を示す。 この場合、取り付け部材10は、部材固定用プレート21、部材固定用プレー ト21から屋内側に斜め上向きとなっている頂面板22と頂面板22から垂下す る垂下板23とからなる。垂下板23には軸24が取り付けられる。垂下板23 は軸24を保持することから、相対峙するように2枚とし、頂面板22と2枚の 垂下板23,23とで断面が逆U字形を構成するようにするのが好ましい。 取り付け部材10は部材固定用プレート21により後述するような装着具14 を介して手摺りに取り付けられる。許されるならば、部材固定用プレート21に より直接手摺りに取り付けても差し支えない。 アーム12の基部12aには、前記軸24を挿通することができかつ軸24が 挿通された状態で長手方向に摺動可能な幅の長孔12bが形成される。また、ア ーム12の基部12aの縁は図示のように円弧状とする。 アーム12は、使用されないときは、図2(a)に示すように基12aを上に して垂下した状態で収納されている。 使用時には、図2(b)に示す状態になるまで軸24を中心としてアーム12 の先端12cを引き上げるように回転させ、次いで長孔12bの他端に軸24が 来るように滑らせるように落とし込んで図2(c)に示す状態にする。
【0020】 図3に、アーム12の角度を変えることができる布団干し用具を示す。 アーム12に設けた長孔12bの基部側に軸を位置させて、アーム12を垂下 させたときに、アーム12の基部側12aと頂面板22の下面22aとが離れる ように軸24を位置させる。 アーム12を収納した状態では図3(a)に示すように、アーム12の基部側 12aと頂面板22の下面22aとが離れている。この状態から、軸24を中心 としてアーム12の先端12cを引き上げるように回転させ、所望の角度になっ たところでアーム12の基部側12aが頂面板22の下面22aの下面に当たる 位置までアーム12を押し込む。架けられた布団及びアーム12の荷重は軸24 及び頂面板22で支えられることになる。 図3(b)は水平、図3(d)は最大角、図3(c)は水平と最大角との中間 の角度にした状態を示している。
【0021】 取り付け部材11は、手摺り10の頂縁10aに跨って装着固定されている補 助具14に取り付けるのが好ましい。取り付け部材11を手摺り10の屋内側に 直接固定することも考えられるが、工具を必要とし、また手摺りの形状によって は直接取り付けができないこともあるから、このように補助具14を介するのが 好ましい。 図4は補助具14の構造の一例を示す斜視図である。 図4に示す補助具14は、固定部材41、腕杆42及びベース部材43からな っており、ベース部材43が屋内側となる。固定部材41は腕杆42に摺動自在 となっおり、手摺りの厚みに応じた位置でねじ44など適宜の手段によって腕杆 42に固定される。 取り付け部材11はベース部材43の取り付け部43aにねじその他の適宜の 固着手段によって取り付け固定される。
【0022】
【考案の効果】
本考案よれば、バルコニー等の手摺りに布団を架けて干すときに、従来は日陰 となって日光が充分に当たらなかった部分にも日光を当てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す断面図であり、(a)
はアーム12を収納した状態、(b)はアーム12を引
き上げた状態、(c)はアーム12をセットした状態を
示す。
【図3】本考案の他の実施例を示す断面図であり、
(a)はアーム12を収納した状態、(b)はアーム1
2を水平にした状態、(c)及び(d)はアーム12を
傾けてセットした状態を示す。
【図4】補助具14の構造の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 取り付け部材 10 手摺り 10a 手摺りの頂縁 11 取り付け部材 11a 取り付け部材屋内側 12 アーム12 12a アームの基部 12b 長孔 21 部材固定用プレート 22 頂面板 23 垂下板 24 軸

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルコニー又は腰窓用手摺りに取り付け
    られる取り付け部材と、前記取り付け部材の屋内側にほ
    ぼ水平ないし上向きに取り付けられたアームとからなる
    布団干し用具。
  2. 【請求項2】 アームの基部が手摺りの頂縁よりやや下
    に位置するように取り付けられてなる請求項1に記載の
    布団干し用具。
  3. 【請求項3】 取り付け部材が、部材固定用プレート、
    部材固定用プレートから屋内側に斜め上向きとなってい
    る頂面板及び頂面から垂下する垂下板とからなり、垂下
    板に軸を設け、アームの基部側に設けられ前記軸を挿通
    することができかつ軸が挿通された状態で長手方向に摺
    動可能な幅の長孔に前記軸を挿通してなる請求項1又は
    2に記載の布団干し用具。
  4. 【請求項4】 アームに設けた長孔の基部側に軸を位置
    させてアームを垂下させたときに、アームの基部側と頂
    面板の下面とが離れるように軸を位置させてなる請求項
    3に記載の布団干し用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5180386B1 (ja) * 2012-03-30 2013-04-10 吉政 玉井 干し具

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