JPH0434328A - 溶接金属管の気密試験方法 - Google Patents

溶接金属管の気密試験方法

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JPH0434328A
JPH0434328A JP13960390A JP13960390A JPH0434328A JP H0434328 A JPH0434328 A JP H0434328A JP 13960390 A JP13960390 A JP 13960390A JP 13960390 A JP13960390 A JP 13960390A JP H0434328 A JPH0434328 A JP H0434328A
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JP
Japan
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gas
pipe
hood
test
helium gas
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Application number
JP13960390A
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English (en)
Inventor
Zensaku Chano
茶野 善作
Shigeru Matsukuma
松隈 茂
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、溶接金属管の気密試験方法、特に溶接シー
ム部を貫通する微細なピンホール、割れなどの溶接欠陥
を検出する方法に関する。
この発明は、比較的大径のなと゛えば外(I6インチ以
上の溶接鋼管などの気密試験として利用される。
[従来の技術] 溶接金属管であって、内部に気体あるいは液体等の流体
を通すものは、水圧試験の外に、気密試験(空圧試験と
もいう)が実施されるのか普通である。
管長手方向に沿って溶接された金属管の気密試験は、次
のようにして行わわる。
まず、溶接線を上にして低圧ポンプにより管内容積の約
2/3まで水を注入する。ついて、管内容積の残り約1
/3の部分に窒素ガスを導入し、IO〜15kgf/c
n+2程度に加圧する。圧力計か指定試験圧力を指示し
たのち、約10分以上保定する。このように管内を加圧
した状態で管外面溶接シーム部へ石鹸水を塗布し、ピン
ホールなとより漏洩してきた窒素ガス(または空気など
の気体)によって生じる泡の有無を目視て観察し、溶接
シーム部のピンホールなどを検出する。
[発明が解決しようとする課8F 上記従来の気密試験方法では、石鹸水を検出の手段とし
て使用する。したがって、微小なピンホールなどでは、
泡の大きさも小さく、泡が膨むのにも時間がかかるため
、検査者が見落すことがある。また、時間を十分にかけ
て検査する場合には石鹸水が局部的に乾き、ピンホール
などを検出できないこともある。
そこで、この発明は溶接シーム部を貫通する微細なピン
ホール、割れなどの溶接欠陥を短時間かつ高い特度で検
出することができる溶接金属管の気密試験方法を提供し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段] この発明の溶接金属管の気密試験方法は、ヘリウムガス
またはアルゴンガスが添加された試験気体により溶接金
属管内を加圧した状態で金属管外面の溶接シーム部をフ
ードで覆い、フード内を真空ポンプで吸引し、フード内
に漏洩してきたヘリウムガスまたはアルゴンガスをフー
ドと真空ポンプの間に設けたカス検出器により検出する
ヘリウムガスまたはアルゴンガスが添加される気体は、
空気または窒素ガスの何れでもよい。窒素ガスの場合に
は、ボンベに加圧充填された窒素ガスを使用するので、
管内の加圧が簡便となる。
ヘリウムガスまたはアルゴンガスの添加量は、ガス検出
器の感度にもよるが、たとえば試験気体の0.05〜0
.2%程度である。金属管内に試験気体を封入するには
、気体ポンプによりあるいはガスボンベから加圧ガスを
供給する。管内の試験気体の圧力は、ピンホールなどか
らのガス漏洩を早めるために、従来の気密試験と同様に
lθ〜15kgf/cm2程度に加圧することが好まし
い。気体供給時間を短縮するために、試験気体を管内に
供給する前に、従来のように低圧水をあらかじめ封入し
ておくことが望ましい。
金属管外面の溶接シーム部をフードで覆うには、管全長
にわたってまたは一部だけを覆うようにしてもよい。溶
接シームが管軸方向あるいは円周方向に延びるいずれの
管てあっても、この発明は実施可能である。溶接シーム
部はフードでてきるだけ気密に覆うことが望ましい。
フード内を吸引する真空ポンプとしてはロータリーオイ
ルポンプなどで十分であり、拡散ポンプなとの高真空を
うるタイプは必要としない。
ガス検出器は通常のガス検出器が、たとえばアルゴンガ
ス検出器やヘリウムガス検出器などである。
[作用] 溶接シーム部を貫通するピンホールや割れなどの溶接欠
陥があわば、試験気体は管内部がらこれら溶接欠陥を通
ってフード内に漏洩する。ガス検出器はフードと真空ポ
ンプとの間に設けられているので、フード内に漏洩して
きた試験気体はガス検出器を通過し、試験気体中のヘリ
ウムガスまたはアルゴンガスはガス検出器により検出さ
れ、漏洩ガスの存在つまりピンホールなどの溶接欠陥の
存在が検出される。
[実施例] 第1図はこの発明を実施する試験装置の一例を示すもの
て、鋼管気密試験装置の構成図である。
気密試験に供される鋼管は、長平方向に沿って溶接され
たアーク溶接鋼管である。
鋼管気密試験装置は、架台11の一端に可動板12で支
持されたカバー13を、また他端に固定板15で支持さ
れたカバー16を備えている。可動板12は油圧シリン
ダ18のロッド19が連結されている。可動板12およ
びカバー13には逃し管21が接続されており、逃し管
2】の出側に止め弁23および圧力計24が取り付けら
れている。固定板15およびカバー16には給水管26
が接続されており、給水管26に給水タンク27、低圧
ポンプ28および止め弁29が取り付けられている。ま
た、止め弁29の出側で給水管26に枝管31が接続さ
れており、枝管31には窒素力スホンベ32と止め弁3
3、およびヘリウムガス検出器ベ35と止め弁36が取
り付けられている。
溶接鋼管の気密試験は次のようにして行われる。
長手溶接線を上にして上記架台11に鋼管Pを載置し、
管両端をカバー13.16で塞ぐ。このとき、油圧シリ
ンダ18を駆動して管両端にカバー13.16を押し付
け、管内端の気密を保つ。
気密試験での漏洩を検出する前に、水圧試験を実施する
。水圧試験が終了すると、逃し管21から水Wを抜きな
がら窒素ガスと若干のヘリウムガスを管P内に供給する
。管内から管内容量の173相当の水Wが抜かれ、10
〜15kgf/cm2程度の圧力になるまで、窒素ガス
と若干のヘリウムガスGとを供給する。
圧力計24が指定の圧力を支持したのち、2〜3分保定
し安定するのを待って、溶接シーム部Sを全長にわたっ
てフード38で覆う。フード38は溶接シーム部Sより
漏洩してくる窒素ガスおよびヘリウムガスを集める。フ
ード38の中央部の膨らみ39は、窒素より軽いヘリツ
ムガスLをこの部分に集め、ガス検出器42の感度を上
げなくとも検出できるようにしだものである。感度の高
いガス検出器を使用する場合には、中央部の膨らみ39
は必ずしも必要ではない。フード38の下面全周にはゴ
ムバッキングが貼り付けられており、フード38の外部
がらの空気の侵入を防ぐ。
つぎに、フード38の中央部の膨らみ39に接続された
給気管41に設けられた真空ポンプ43を駆動して、フ
ード内を負圧にする。溶接シーム部Sにピンホールなと
の欠陥が存在すると、管P内の窒素ガスとヘリウムガス
がフード38内に漏洩してくる。漏洩してきたヘリウム
ガスは、フード38と吸引ポンプ43の中間に設けたヘ
リウムガス検圧器42で検出される。
管Pからのガスの漏洩が発見されると、ペンシル型のガ
ス検出器で溶接シーム部Sをトレースして、漏洩個所を
正確に検出し、その個所を補修溶接する。ペンシル型ガ
ス検出器は、ガス検出器42の本体の付属器具で、ガス
吸引部が絞られてペンシル先端部の形状をしている。本
体のカス検出器とは切換装置を介して、交互に使用可能
である。
[発明の効果] この発明では、溶接シーム部を貫通するピンホールや割
れなとの溶接欠陥を通って管内からフード内に漏洩して
きた試験気体中のヘリウムカスまたはアルゴンガスを、
ガス検出器により検出するようにしている。したがって
、試験作業は簡単であり、石鹸水の泡を目視で観察する
従来の試験方法に比へて短時間かつ高い精度で溶接欠陥
を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施する試験装置の一例を示すもの
で、鋼管気密試験装置の構成図である。 11・・・架台、13.IP+・・・カバー、18・・
・油圧シリンタ゛、21・・・逃し管、28・・・低圧
ポンプ、32・・・窒素ガスホンベ、35−・・ヘリウ
ムガスポンへ、38・・・フード、42・・・ガス検出
器、43・・・真空ポンプ、G・・・試験気体、し・・
・漏洩ガス、P・・・管、S・・・溶接シーム部、W・
・・水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、両端を密閉した溶接金属管内に試験気体を供給し、
    溶接金属管内を試験気体により加圧して溶接シーム部か
    らの試験気体の漏洩を検出する気密試験において、ヘリ
    ウムガスまたはアルゴンガスが添加された試験気体によ
    り溶接金属管内を加圧した状態で金属管外面の溶接シー
    ム部をフードで覆い、フード内を真空ポンプで吸引し、
    フード内に漏洩してきたヘリウムガスまたはアルゴンガ
    スをフードと真空ポンプの間に設けたガス検出器により
    検出することを特徴とする溶接金属管の気密試験方法。
JP13960390A 1990-05-31 1990-05-31 溶接金属管の気密試験方法 Pending JPH0434328A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20110132A1 (it) * 2011-02-02 2012-08-03 Egidio Noci Dispositivo di rilevazione di fughe di gas, particolarmente per giunture di tubi e simili.
CN103033324A (zh) * 2012-12-14 2013-04-10 中粮包装(昆山)有限公司 钢桶焊缝探测控制装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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ITMI20110132A1 (it) * 2011-02-02 2012-08-03 Egidio Noci Dispositivo di rilevazione di fughe di gas, particolarmente per giunture di tubi e simili.
EP2485030A1 (en) 2011-02-02 2012-08-08 Egidio Noci Device for detetcting gas leaks, particualrly for joints of pipes and the like
CN103033324A (zh) * 2012-12-14 2013-04-10 中粮包装(昆山)有限公司 钢桶焊缝探测控制装置

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